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JPS61262019A - 電界暖和用成形体 - Google Patents

電界暖和用成形体

Info

Publication number
JPS61262019A
JPS61262019A JP10465685A JP10465685A JPS61262019A JP S61262019 A JPS61262019 A JP S61262019A JP 10465685 A JP10465685 A JP 10465685A JP 10465685 A JP10465685 A JP 10465685A JP S61262019 A JPS61262019 A JP S61262019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
conductive member
molded body
field relaxation
high voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10465685A
Other languages
English (en)
Inventor
平澤 正弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP10465685A priority Critical patent/JPS61262019A/ja
Publication of JPS61262019A publication Critical patent/JPS61262019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulators (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、母線、ブスバー等の高電圧導体の支持取付は
部において碍子等絶縁物端部の電界を緩和するために使
用する電界緩和用成形体に関するものである。
[従来の技術] 変電機器等に配設される母線類の高電圧化に併ない、そ
の支持取付部における電界緩和対策が緊要になる。高電
圧になると、導体と絶縁物間の微小間隙あるいは不純物
の付着などによりその付近の電位が極めて高くなり部分
放電による絶縁支持物の劣化・破壊あるいは沿面閃絡等
の事故が発生し易くなる。このめたの対策として、従来
、前記絶縁物の端部への金属シールドの設置又は導体支
持部全体を包囲するシールドソングの設置などが行われ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の方法は、高電圧導体支持部全
体の形状、重量が増大し且つ取扱いが困難になるのみな
らず、絶縁空間を減少させるので変電機器内等容積の限
られた場所での使用には問題があった。又、絶縁物゛が
樹脂製のときには金腐製シールドの埋設部分との熱膨張
の差により界面剥離や亀裂が生じ易い欠点があった。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、以上の欠点を排除すべく為されたもので、高
電圧導体支持部に配置して顕著な電界緩和効果の得られ
る小径で軽傷且つ取扱い性に秀れた簡単な構造の電界緩
和用成形体を提供するもので、前記電界緩和用成形体は
次の構成から成る。
すなわち、円板状に成形された大径の電界緩和用部材に
小径の導電性部材を積層し、又は、前記小径の導電性部
材の外周部に電界緩和用部材を周設折した構成とした。
前記電界緩和用部材は、通常の場合はその中央部に取付
は穴を設けておく。本電界緩和用成形体は、高電圧導体
支持部において絶縁物端面と導体間に、前記導電性部材
が導体と対向するように配置され導体取付は用ボルト等
で加圧固定の上使用される。
[実施例] 本発明の実施例を以下図面に従って説明する。
第1実施例 第1図および第2図は第1実施例の説明図、第3図は第
1実茄例の電界緩和用成形体を高電圧導体支持部へ適用
した状況を示す図である。
図示の如く、電界緩和用成形体は、中央部に取付は用穴
■を設けた円板状パツキンの如く形成されていて、模述
の高抵抗体から成る電界緩和用部材■と、その片面に積
層一体化されたこれより小径の導電性部材■とより構成
されている。前記各部材は、当該電界緩和用成形体が取
付けられる高電圧導体支持部の条件に従った所定の径を
有する。
すなわち、第3図に示すように望ましい電界緩和効果を
得るため導電性部材■は導体■より大径とされ、電界緩
和用部材■は絶縁物11の端面径より大径とされる。電
界緩和用部材■における導電性部材■の径を越える部分
は、その断面厚において先端すなわち外周部方向に漸次
減少するように形成しである。又、先端の断面形状は非
尖状、好ましくは半円形に形成する。以上が第1実施例
の基本構造であるが、電界緩和用成形体■は必ずしも円
板状パツキンの形状に限定されるものでなく形状は任意
でよい。又、絶縁物内部に埋設された取付は金具近傍の
電界緩和を目的として前記導電性部材■を電界緩和用部
材■の両面に積層する構造としてもよい。
次に第1実施例の使用材料と形成方法について説明する
と、電界緩和用部材■にはポリエチレン、エチレンプロ
ピレンゴム等のゴム・プラスチックレジンにカーボンブ
ラックと例えばシリカ、カルシウム、マグネシウム等の
無機充填剤を添加した高抵抗体を使用し、一方、導電性
部材■としては、金属あるいはゴム・プラスチックレジ
ンにカーボンブラックを配合した導電性材料を使用する
。発明者らは、実験により電界緩和用部材■は、1KV
/Nの測定電圧において体積抵抗率か108〜106Ω
〜CIの範囲内にあるのが好ましいこと、1080−C
1未満では電界による発熱の懸念があり、また、10I
2Ω−cmを越えると絶縁体となるので好ましくないこ
とを確認済である。又、導電性部材■は体積抵抗率10
6Ω−cm以下でなければならないことも確認済である
。前記混和物は各々カレンダーロール、プレス等により
シート状に形成された後所定の形状を有するように切断
加工されるが、このようにして製作された電界緩和用部
材■と導電性部材■は、その後金型等を利用して加熱加
圧融着により一体化される。又、予め各部材の形成前に
双方に架橋剤を配合しておき架橋一体化してもよい。以
上のように、本実施例の電界緩和用成形体■は、通常、
電界緩和用部材■と導電性部材■とが予め一体的に成形
されているが、適用すべき高電圧導体支持部における高
電圧導体■および絶縁物11に曲りが全く無く、表面平
滑で、且つ、均一な取付は加圧が得られる場合には必ず
しも予め一体的に形成しておく必要はなく、高電圧導体
支持取付は部への取付は時に両部材を一体化することで
もよい。尚、前記導電性部材■を金属フィルムのごとき
粘着層付薄層、メッキ層、溶融金属吹付層、塗料層など
で構成してもよい。
本実施例の電界緩和用成形体■は、高電圧導体指示部へ
適用するに際しては、第3図のように導電性部材■が高
電圧導体のと対向するように配置固定する。然して、電
界緩和用成形体■の前記導電性部材■は高電圧導体[株
]との接触によりこれとほぼ同電位となり、この結果、
例えば高電圧導体■に曲り等があって導体と導電性部材
0間に微少間隙が生じた場合においても、従来の高電圧
導体支持部において不可避とされた放電発生の懸念が失
くなる。又、前述の如く、本実施例の導電性部材■と電
界緩和部材■は完全に一体化されていて、導電性部材近
傍の電界を著しく緩和するから当該部分周辺の放電発生
電圧を高めることができる。
又、導電性部材■の径を高電圧導体0との接触面径と同
等以上に形成しておくことにより、従来の電界緩和用成
形体■を使用しない高電圧導体支持部の場合において高
電圧導体のエツジ近傍に集中的に発生した高電界が緩和
されて当該エツジ部での放電が抑止される。更に、電界
緩和部材■は、その外周部に向って断面厚が漸次減少す
るように、すなわち、その抵抗値が外周部程連続的に大
きくなるよう形成されているから、電界緩和用成形体■
の先端の電位が低減されて、部分放電開始電圧が向上し
閃絡が防止できる。尚、電界緩和用成形体が弾性体であ
るような材料を選定することにより、高電圧導体[株]
や絶縁物11の変形を吸収して微少間隙の形成を封する
とともに通電時の震動を防止する効果がある。
第2実施例 第4図は、本発明の第2実施例の説明図、第5図は第2
実施例の電界緩和用成形体を高電圧導体支持部へ適用し
た状況を示す図である。
第2実施例は、その中央部分に取付は用穴■を有する導
電性部材■とその外周部と連通して一体的に成形した電
界緩和用部材■とにより構成される。
使用材料は第1実施例の場合と同一である。第2実施例
においては、電界緩和用部材1と導電性部材■とは、金
型の中に成形済の導電性部材■を置きこの周囲に未成形
の電界緩和用部材■用材料を注入する方法、あるいは双
方の部材に予め架橋剤を配合しておいて架橋結合する方
法などによって一体的に形成される。本実施例において
も、第1実施例と同様の効果が得られるが、本実施例の
場合は、特に導電性部材■が電界緩和用部材■中にこれ
と同一平面を形成する状態で埋設されているため、導体
[株]は第1実施例の場合に比して電界緩和用部材■に
近接して配置されることになり、この結果前記導体■の
電界緩和用成形体■との非接触側エツジ付近において秀
れた電界緩和効果を得ることができる。第6図は第2実
施例の電界緩和用成形体に金属、ゴム・プラスチック、
セラミック等の硬度の大きな材質から成る補強材■を埋
設したもので、これにより例えば電界緩和用成形体と高
電圧導体[株]あるいは絶縁物11との接触面が小さい
場合あるいは高温発生時などにも電界緩和用成形体の変
形が生じない。又、第7図は、補強体■が導電性部材■
と一体的に成形されたもので、これにより補強材入り電
界緩和用成形体の製造が極めて容易となる利点がある。
[効 果] 以上説明したように、本発明に基づく電界緩和用成形体
は、導電性部材と電界緩和用部材が一体化された構成で
あるため、高電圧導体支持部に適用したとき極めて顕著
な電界緩和効果が得られる。
又、本発明の電界緩和用成形体は、ゴム・プラスチック
混和物により形成される小形、軽量且つ取扱い性に秀れ
た成形体であるため、変電機器内等狭隘な11i所にお
ける電界緩和対策に使用するのに最適であり、高電圧導
体支持部の耐寒性、騒音防止にも顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1′図、第2図は本発明の第1実施例の説明図、第3
図は第1実施例の高電圧導体支持部への取付は状況説明
図、第4図、第5図はそれぞれ第2実施例および第2実
施例の高電圧導体支持部への取付は状況説明図、第6図
(イ)(ロ)は、第2実施例に補強体を埋設したものの
説明図、第7図は第2実施例に導電性部材と一体的に形
成した補強材を埋設したものの説明図である。 1:電界緩和用部材。 2・・・導電性部材。 3・・・取付は用穴。 4・・・補 強 材。 5・・・電界緩和用成形体。 10・・・導   体。 11・・・絶 縁 物。 12・・・ボ ル ト。 13・・・構 造 物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状の電界緩和用部材に、これより小径の導電
    性部材を積層しあるいは、その一部が露出するように埋
    設せしめ且つその中央部に取付け用穴を設けて成る電界
    緩和用成形体。
  2. (2)電界緩和用部材の断面厚がその先端方向に向って
    漸次減少するように形成した特許請求の範囲第1項記載
    の電界緩和用成形体。
  3. (3)硬度の大きな材料から成る補強体を埋設した特許
    請求の範囲第1項の記載の電界緩和用成形体。
  4. (4)電界緩和用部材が測定電圧1KV/mmに於ける
    体積抵抗率が10^8〜10^1^3Ω−cmの高抵抗
    体より成り、導電性部材が測定電圧1KV/mmに於け
    る体積抵抗率10^6Ω−cm以下の導電体から成る特
    許請求の範囲第1項記載の電界緩和用成形体。
JP10465685A 1985-05-16 1985-05-16 電界暖和用成形体 Pending JPS61262019A (ja)

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JP10465685A JPS61262019A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 電界暖和用成形体

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JP10465685A JPS61262019A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 電界暖和用成形体

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JPS61262019A true JPS61262019A (ja) 1986-11-20

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JP10465685A Pending JPS61262019A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 電界暖和用成形体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4997874A (en) * 1987-03-24 1991-03-05 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Aqueous suspension and preparation method thereof
US5028581A (en) * 1988-08-15 1991-07-02 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Odorless multi-valent metal modified products of salicyclic acid copolymers, production processes thereof, and use thereof as color-developing agents for pressure-sensitive copying paper sheets

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US4997874A (en) * 1987-03-24 1991-03-05 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Aqueous suspension and preparation method thereof
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