JPS61256706A - ソレノイド防塵カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はソレノイド防塵カバーに係り、特に内燃機関制
御用装置に好適なソレノイド防塵カバーに関する。

〔発明の背景〕

内燃機関制御用装置、例えばデイゼル機関の燃料カット
に用いられるソレノイドは周知のようにトラック、建設
機械、農耕機等に広く用いられている。しかしながら使
用環境が非常に厳しく、厘埃、泥水、水滴から保護する
必要がありほとんどの製品は米国特許第４４０７５１７
号にあるようにソレノイドとプランジャとの間を気密的
に覆う防塵ゴムカバーを備えている。

上記特許の機構ではゴムカバー内の容積変化を少なくシ
、かつ空気量を移動しやすくするためゴムカバーの側壁
の肉厚を薄くしているが、プランジャの移動時にゴムカ
バーに変形応力が局部的に〜かがシやすく、局部的にゴ
ムカバーが劣化するこ、メが考えられ、耐久性の点で不
安があった。

一方蛇原タイブの防塵カバーも考えられるが、容積変化
が太さいため、カバーの一部に空気が出入りする通気孔
を設ける必要があり次。この通気孔はプランジャの作動
中に油や塵埃を吸引することになシ軸やシールを汚す原
因となり好しくなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は１強靭構造で容積変化の少ないソレノイ
ド防塵カバーを提供するにある。

〔発明の概要〕 本発明は、密封されたゴムカバーの端面をひだ付の多角
形状とし、セット時から動作時に移行した際ひだの谷線
を外性方向に樹出させ、容積の移動を外径方向のみで行
うようにし次ものである。

〔発明の実施例〕

第１図〜第３図において、ソレノイドｌは鉄製の円筒状
ソレノイドカバー２と、該カバー２の一端に加締固定さ
れ、断面Ｔ字状の円状ボス３と、ポビン５に巻装される
励磁コイル６と、前記ボス３と継鉄４間に嵌合固定され
、ボビン５の内径部と係合する黄銅製のチューブ７とか
らなる固定部と、前記チューブに摺動自在に挿入される
プランジャ８とから構成されている。

前記プランジャ８とソレノイドカバー２間に固設される
防塵カバー９は外形が略六角筒でネオプレンゴム等によ
って二段形成され、一端９Ａはプランジャ８の外周溝８
Ａに嵌合され、他端９Ｂはソレノイドカバー２に形成さ
れた外周溝２ＡＫ嵌合固着されている。又プランジャ側
端面は第２図。

第３図から解るように多角錐に形成されそれぞれ中心部
に向って伸びたＬ１長さの稜線９Ｃと、各各隣接する稜
線間を按分し、長さり、の谷線９Ｄを備えておシ、この
谷線の外径点Ｐは前記隣接する稜線先端間を結ぶ線上よ
シ内側にある。又稜線先端と谷線の先端を結ぶ辺のなす
角度θ１は略９０度に設定してあシ、稜Ｓは他の部分よ
シ薄いをもって形成されている。更、に軸方向に平行に
形成された外径部は第１図に示すように断面Ｖ字状くび
られておシ、その底部は継鉄のほぼ中はどまで達してい
る。そして前記同様総ての面の境界は薄い蝶番構造とな
っていて軸方向に圧縮力が働らいた時屈出しやすい構造
となっている。

上記構成において、電磁フィル６が励磁されるとプラン
ジャ８がＰ方向に吸引される。すると−＃９Ａをプラン
ジャ８に固設された防塵カバー９は軸方向に圧縮される
。すると蝶番となる稜線９Ｃおよび谷線９Ｄが自在であ
るため端面が平担となると共に高さｔ（約２０　ｗｍ　
）が０となシ各々稜線および谷線のなす仮想角度θｌ、
θ２もＯとなる。

この時谷線９Ｄの長さＬ２は上面からみた（第３図）場
合、見掛上Ｐ点からＰ′点に外径が拡がる。すなわちＬ
３分丈広がることにな夛、よって元の形状よ、９）−タ
ル的に体積が増加する。

このように防塵カバーの端面が、プランジャーの伸縮に
応じて平担になつ７１山形になったり単純な形状変化だ
けであるため、プランジャーが伸びに時と縮んだ時の防
塵カバーの容積を簡単に同じにできる。従ってカバーに
孔を開けて大気圧にする必要がなく、完全に外気から遮
断でき、防塵性、防滴性の高い防塵カバーが提供できる
。

又、防塵カバーは軸方向に部分されて多段形状となって
いるため圧縮力が働らくと上、下から谷線外径点Ｐの移
動が始まクスムーズに平担なると共に比較的小さい力で
Ｐ点の拡がシが生じ応答性がよくなる。

その上、防塵カバーの形状変化は稜線、谷線の形成する
蝶番構造によシ、わずかに軸方向に開閉させるだけであ
るため局部的変形抵抗が小さく強靭構造とすることがで
きる。

第４図は他の実施例を示すもので、前記実施例のくびれ
をなくシ念もので基本的構成は全く同様である。前例に
対し、変形面が軸方向に一面であるため多少の変形抵抗
があるが同様の効果が期待できる。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば５強靭構造で容積変化の少ないソレ
ノイド防塵カバーが容易に提供される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はソレノイ
ドの半縦断面図、第２図は防塵カバーの斜視図、第３図
は防塵カバーの平面図、第４図は他の実施例におけるソ
レノイド防塵カバーの斜視図である。 ■・・・ソレノイド、２・・・ソレノイドカバー、８・
・・プランジャ、９・・・防塵カバー、９Ｃ・・・稜線
、９Ｄ・・・谷線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ソレノイドと、該ソレノイドに摺動自在に嵌挿され
   たプランジャとの間に気密的に保持固定され、かつ外径
   方向に形状が変化する弾性体から形成された防塵カバー
   において、中心部を前記プランジャ外周に固設し、同心
   円上に等間隔に配分された点と中心点を結んで、かつ外
   方向に向つて傾斜するように形成した稜線と、各々隣り
   合う稜線間を按分した点と前記中心点を結んで形成し、
   かつ外方向に向つて傾斜させると共に外径点を前記各々
   稜線間を結んだ線上より内側に形成した谷線とを備えた
   端面と、該端面の外径形状にそつて一体に形成される筒
   部と、該筒部の端部と一体に形成され、他端をソレノイ
   ドに固設した弾性体からなる袋体で形成されていること
   を特徴としたソレノイド防塵カバー。 ２、特許請求の範囲第１項記載において、筒部は軸方向
   の中間部を断面Ｖ字状にくびらせていることを特徴とし
   たソレノイド防塵カバー。 ３、特許請求の範囲第１項又は第１項記載において、稜
   線は他の袋体面より剛固にしてあることを特徴としたソ
   レノイド防塵カバー。 ４、特許請求の範囲第２項又は第３項記載においてＶ字
   状の底部は筒部のほぼ中間点まで伸びていることを特徴
   としたソレノイド防塵カバー。