JPS61256170A - 誘導加熱装置付き冷蔵冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、誘導加熱装置と冷凍サイクルによる冷却装
置とを複合化した調理器とし７て使用する装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第４図および第５図は従来の調理器を示す外観図と断面
図であり、■は調理器ケーシング、２は調理面となるセ
ラミックブレ・・−ト、３はこのプレート２の下方に配
置された誘導加熱コイルである。

４は誘導加熱量をコントロールするつまみである。

上記の調理器は例えば実公昭５７−８２０９５号公報に
同類の構成が示されており、また他の複合例として実公
昭５３−２８５５０号公報による組合せ式電磁調理器で
は通常の冷、蔵本の上に誘導加熱装置を組合せたもので
ある。ところで、誘導加熱装置はセラミックプレート２
上に置かハだ鉄製の鍋等の被誘導体が誘導加熱コイル３
によシ加熱し調理するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の調理器は以上のよ゛うに構成されているので、加
熱のみの調理しかできなかった。また、複合化されたも
のとして高周波誘導加熱装置と一体化したものも加熱に
よる調理を主体としたものである。そこで、加熱および
冷却を同一調理器で行なえるようにできればバラエティ
に富んだ調理が可能になると考えられる。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、例えば誘導加熱によシ調理し、食べる時に冷
却して食べた方が美味しくなるものに使用し、このため
一つのプレート上で加熱と冷却を同時に行ない、−万で
加熱調理を行なうと共に、サラダやビール等を冷やして
食べることのできる装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る誘導加熱装置付き冷蔵冷却装置は、誘導
加熱コイルと冷凍サイクルを有する第１の冷却器を不誘
導体のプレート下面に並設し、かつ冷凍サイクルを共用
する食品冷蔵用の第２の冷却器を加熱コイルおよび第１
の冷却器と断熱材を介して配置したものである。

〔作用〕

この発明における誘導加熱装置付き冷蔵冷却装置は、一
つのプレート上で誘導加熱調理と、冷却とが同時に行な
えるホットプレートとコールド７’レートの機能をもつ
と共に、食品の冷蔵保存も可能となる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１１は調理器のケーシング、１２は調理台
となる不誘導体のセラミックプレート、１３はこのプレ
ート１２の下方に配設した誘導加熱コイル、１４はこの
コイル１３に並設した第１の冷却器で、１５は冷却器１
４の冷媒の通る配管である。１６は上記加熱コイル１３
および冷却器１４と断熱材１７を介して設けた冷蔵庫と
なる第２の冷却器であり、その上に製氷皿１８が載せで
ある。１９は冷蔵庫の扉、２０は冷蔵庫内の棚である。

第２図は調理器の外観図で、２１は誘導加熱コイル１３
によるセラミックプレート１２のホットプレート、２２
は第１の冷却器１４によるセラミックプレート１２のコ
ールドプレートで；ｂｎ、ｚ３は誘導加熱量をコントロ
ールするつまみ、２４は冷却温度をコントロールするつ
まみである。

第３図は調理器の構成を示す詳細図で、誘導加熱コイル
１３は制御部２５によシ誘導電流量の調整が行なわれ、
誘導加熱量がつまみ２３（第２図）によシコントロール
される。第１の冷却器１４は冷蔵庫用の第２の冷却器１
６と並列にして冷媒の低圧側配管を圧縮機２６に接続し
、また、凝縮器２７、セラミックプレート冷却切替弁２
８と膨張弁キャピラリ２９を通υ冷凍サイクルが形成さ
れる。ファン３０は凝縮器２７の熱変換用で、風は送風
スリット３１（第２図）よシ排気される。さらに、第２
の冷却器１６には膨張弁キャピラリ２９と並列にキャピ
ラリ３２が配管されている。

次に動作について説明する。誘導加熱コイル１３は誘導
磁束３３によシブレート１２上に置せり鉄「　　　製の
鍋３４を加熱して調理が行なえる。一方、第１の冷却器
１４は圧縮機２６の運転中で切替弁２８が開放して冷却
され、セラミックプレート１２ｔ−熱伝導によシ冷却す
る。例えば、鍋３４をホットプレート２１で加熱調理し
、その後、鍋３４をコールドプレート２２上に移しかえ
て冷やすことができる。例えば鳥肉を加熱して煮たらと
でサラダとして冷やして食べる料理に好適である。また
、加熱コイル１３と第１の冷却器１４を同時に動作させ
た場合、鍋３４は加熱されるがセラミックブレー）１２
のコールドプレート２２は冷却器１４によシ冷やされる
ので、その上に置いた他の食べ　　　□物、たとえばガ
ラス容器や誘導効率の低いアルミ容器等に盛付けられた
サラダ、くだ物あるいはビールを冷やすことができる。

さらに、両冷却器１４゜１６が圧縮機２６を共用して一
体化しているので冷蔵庫内の棚２０に保管した食べ物の
出し入れが容易となる。

なお、第１の冷却器１４に接続されている切替弁２８は
コールドプレート２２上の近くに温度コントロール用の
センナを設けて温度検知し、冷却温度コントロールのつ
まみ２４との設定値とこれらの比較出力によシ切替弁２
８の開閉を制御する。

これによシ、冷蔵庫内とは全く別の温度制御をコールド
プレート２２に行なうことができる。また、コールドプ
レート２２の温度センサの入力、りまみ２４の入力信号
を加熱コイル１３の制御部２５に入力し、加熱コイルの
電流制御と同一的にマイコン等で制御処理しその出力と
して切替弁２８を電磁ソレノイド弁等として開閉制御す
れば、装置全体がコンパクトになる。さらにホットプレ
ート２１、コールドプレート２２と冷蔵庫が一体化され
ているのでレストランや家庭でのワゴン形調理器として
使用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、誘導加熱による
加熱調理と、同一プレート上での冷却による調理、さら
に冷蔵庫への冷却保存が共用できるようにしたので、加
熱と冷却調理が同一プレートで実現できバラエティに富
んだ調理が可能となる。マタ、コールドプレートと冷蔵
庫の冷凍システムが兼用でき低コストな装置となる。さ
らに、装置全体が小形化されてワゴン車による移動が可
能となる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す誘導加熱装置付き冷
蔵冷却装置の断面図、第２図は外観斜視図、第３図は装
置の構成図、第４図および第５図は従来の調理器の外観
斜視図と断面図である。 １２・・・セラミックプレート、１３・・・誘導加熱コ
イル、１４・・・第１の冷却器、１Ｇ・−・第２の冷却
器（冷蔵庫）、１７・・・断熱材、２１・・・ホットプ
レート、２２・・・コールドプレート、２５・・・制御
部、２６・・・圧縮機、２７・・・凝縮器、２８・・・
切替弁。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示すＯ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）誘導加熱コイルと冷凍サイクルを有する第１の冷
   却器を不誘導体のプレート下面に並設し、上記冷凍サイ
   クルを共用する食品冷蔵用の第２の冷却器を加熱コイル
   および第１の冷却器と断熱材を介してケーシング内に一
   体化したことを特徴とする誘導加熱装置付き冷蔵冷却装
   置。
2. （２）第１、２の冷却器は同一圧縮機、凝縮器を共有し
   、第１の冷却器の冷媒開閉手段を独立させたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の誘導加熱装置付き冷
   蔵冷却装置。