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JPS6125543Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6125543Y2
JPS6125543Y2 JP10676880U JP10676880U JPS6125543Y2 JP S6125543 Y2 JPS6125543 Y2 JP S6125543Y2 JP 10676880 U JP10676880 U JP 10676880U JP 10676880 U JP10676880 U JP 10676880U JP S6125543 Y2 JPS6125543 Y2 JP S6125543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
hood
plate
reinforcing
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10676880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5612730U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10676880U priority Critical patent/JPS6125543Y2/ja
Publication of JPS5612730U publication Critical patent/JPS5612730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6125543Y2 publication Critical patent/JPS6125543Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として調理場等に用いられる組立
式換気(排気)用フードに関するものである。
従来家庭の台所等の換気扇部分に取付けられる
フードは殆んど換気扇取付部分の諸条件に応じて
個別に適宜寸法及び形状に製作して取付けられて
いた。フードが個別に、即ち特注品として作られ
るのは換気扇の大きさやその取付部分の部屋の内
側の形状又はその周辺の他の機器の存否等によつ
て形状寸法が異るためで、そのためにフード自体
の製造コストも高くしかも取付も専門技術者によ
らなければならない等の不便さがあつた。また取
付場所の構造やサイズの違いにある程度対応でき
るいわゆるフリーサイズ形式のものもあつたが、
各部の折畳むためのヒンジや寸法調整用移動代及
び移動用ガイド部分を必要とし、構造も複雑化す
るとともにコストも高くなるという欠点をもつて
いた。
この考案はこれらの問題を解消する組立式の換
気用フードを提供せんとするもので、特に一定の
汎用性を有するフードの多量生産を可能にし、取
扱い及び取付等が比較的簡単で低コストのものを
得ることを目的としている。
以下図示する実施態様につき詳細に説明する
と、第1図は本考案のフードの組立状態を示す斜
視図で、下部開口部から煙等を吸引し、後部開口
部より換気扇取付窓を介して排気を行う構造であ
る。
第2図は上記フードの主な構成部品の概要を示
す分解斜視図で、殆んどの部品はステンレス薄鋼
板よりなつている。1はチヤンネル状断面をなす
長方形又は正方形の升状の取付フレームで、第3
図及び第4図に示されるように、壁2の内側にお
いて、換気扇取付窓3の周囲を一定のスペースを
残して囲むように、フード取付に先立ち、予め締
着される。4は換気扇である。5は取付フレーム
1の下辺上面(内面)に係止されるとともに、後
述する側板9,10の下端の補強縁9c,10c
と連結される補助フレームで、組立て時には側板
9,10側に先に取付け固定される。
6,7,8はフード本体の天井部及び前壁を構
成する上板と斜板及び前板で、第3図に示すよう
に互に隣接端が重なり合うように重ね代7a,8
aが斜板7及び前板8の各上端に設けられてい
る。また、上板6、斜板7及び前板8の各側端に
は次に述べる左右の側板9,10と重なり合うた
めの重ね代6b,7b,8bが折曲げ形成され天
井部、前壁及び両側板の各重ね代部分はタツピン
グビス等でビス止めされて第1図のように組立て
られる。
両側板9,10及び前板8は第1図のように組
立てられてその下端はコ字形の開口端をなしてい
るが、該各板の下端は図示するように内側に向つ
てL字形あるいはチヤンネル状に折曲げられて補
強縁9c,10c,8cを形成しており、両側板
9,10の補強縁9c,10cの後端はさらに前
述した補強フレーム5のチヤンネル状補強縁5c
の両端と連結され、フード本体の下端開口縁は補
強縁5c,8c,9c,10cによつて升状の補
強縁により強化された構造となつている。
11は上記補強縁9c及び10cと5cの端部
即ちコーナー部を連結するためのL字形の連結金
具で、チヤンネル状の補強縁9c及び10cと5
cが略直角に連結しているそのコーナーの底面に
沿つて挿入され、しかも補強縁9c及び10c又
は5cのいずれか一方の側にはスポツト溶着等に
より固着されており、他方は差込みにより組立て
た後にビス止め等により固着する構造となつてい
る。このような連結金具はフード本体の開口部前
端のコーナー(補強9c,10c及び8cとの連
結部)においても同様に使用する。
12,12は取付フレーム1の枠の内側におい
て上下方向に架設するように着脱自在に取付けら
れる隠し板で、これを取付けることにより、フー
ド本体を取付ける際に換気扇取付窓3のまわりに
おけるフレーム1の左右両辺との間の壁面露出部
分を覆うことができ、フード本体の中心と取付窓
3の中心がどうしても一致させられない条件下で
の取付に際しては、第4図想像線で示すように隠
し板12,12をいずれか片方に寄せて取り付
け、窓とフードの中心のずれを調整することもで
きる。
第8図は上記隠し板12の1例を示す斜視図で
あるが、特にこのような形状のものに限られるも
のではなく、例えば壁2の露出部分を有効に覆い
得るよう各種の形状のものを組合わせることも可
能である。また隠し板12は次に述べるフード本
体取付作業に先立つて取付けることもあるいはフ
ード本体取付後にビス止め等によつて取付けるこ
とも可能である。
次に予め壁面に固着されたフレーム1に対して
フード本体を取付けるための構造及び方法につい
て説明すると、フード本体の後端、即ち上板6及
び側板9,10の後端はフレーム1に外嵌するよ
うに取付けられるが、各板6,9,10の後端内
面には第2図、第3図、第4図に示されるように
フレーム1の上辺及び両側辺の前面に当接するよ
うにアングル状断面の取付金具6d,9d,10
dが固着されており、フレーム1に外嵌したフー
ド本体は該取付金具6d,9d,10dを介して
フレーム1に締着されるビスにより固着される。
第9図はフレーム1にフード本体を取付ける際
の係止状態を示す部分断面斜視図で、上記取付金
具9d,10dをフレーム1の前面及び側に沿わ
せてスライドさせながら順次下降させ、上板6の
取付金具6dのビス孔はU字形の切欠部6eとし
て、この中に既にねじ込んであるタツピングビス
13を収容せしめることにより、フード本体をビ
ス13で一旦吊持させておき、後に他の部分をビ
ス止めして固定する。この方法によれば1人で十
分取付ることができる。
この考案は以上の如く構成される結果次のよう
な具体的効果を奏するものである。
(1) フード全体がいずれも重ね合わせの簡単な単
純形状の部品からなるためにプレス加工等によ
る大量生産が可能で、コスト的にも従来の特注
品と比して著しい低減になるほか、重ね合わせ
てもかさばりがなくしかも変形のおそれが少い
ために従来変形防止及びスペース確保の困難性
から多くの困難を伴つていた在庫管理及び大量
搬送も極めて容易になる。
(2) フードの上下方向の寸法を一定量とれば、取
付フレーム、フード天井部及び前板の左右方向
の寸法を数種類揃えることにより、側板は常に
同一の規格として数種類の規格のフードを揃え
ることができ、フード自体に汎用性をもたせる
ことも可能である。同様に通常の換気扇窓より
フレームの幅及び高さを大きくとつておけば既
述のように隠し板の取付け方の工夫をすること
もでき単一規格のフードでも一定の汎用性をも
たせることができ、しかもその構造も簡単で製
造コストも著しく低減できる。
(3) 単純な部品から構成され、取付技術も簡単な
ので取付、取外しに専門技術者を必要とせず、
店頭販売用商品としても好適で、何よりも従来
のように現場の諸条件調査(寸法取り等)のた
めに専門技術者が予め時間を費して足を運んだ
り、またそれに基いて個々に設計したりしなけ
ればならない不便さが解消され、経済効果も画
期的なものである。
(4) フード下端開口部に連結用コーナー金具を使
用しているので、フード全体の強度も従来の溶
着製造品に対して決して劣らないものが得ら
れ、組立作業とともに分解及び保守も容易であ
る。
(5) 取付取外し及び分解再組立が簡単で、単位部
品が単純形状からなるので、一般に汚れのひど
いフード自体を取外して分解掃除及び再取付け
することが容易に行えるとともに、換気扇の掃
除も従来品に比して非常に簡単に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フードの1例を示す組立状態斜
視図、第2図は同じく分解斜視図、第3図はフー
ドの取付状態を示す側面中央断面図、第4図は同
じく水平部分断面図、第5図は第3図A−A断面
図、第6図は補助フレームの端部形状を示す拡大
斜視図、第7図はフード下端のコーナー部及びそ
の連結金具を示す一部底面図、第8図は隠し板の
1例を示す斜視図、第9図はフレームとフード本
体の固定作業の一手順及び構造を示す一部断面斜
視図である。 1:取付フレーム、2:壁、3:換気扇取付
窓、4:換気扇、5:補助フレーム、5c:補強
縁、6:上板、6b:重ね代、6d:取付金具、
6e:切欠き、7:斜板、7a:重ね代、7b:
重ね代、8:前板、8a:重ね代、8b:重ね
代、8c:補強縁、9,10:側板、9c,10
c:補強縁、9d,10d:取付金具、11:連
結金具、12:隠し板、13:タツピングビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 換気扇取付窓3を囲むように予め壁面に取付け
    られ、その左右いずれか一方又は双方の側に寄せ
    て所望幅の隠し板12を上下方向に着脱自在に取
    付けてなる升状のフレーム1と、該フレーム1に
    締着固定されるフード本体の天井部を構成する上
    板6と、上記フード本体の前壁又は側壁を構成
    し、且つその下端縁にフード開口端をなす内向き
    にチヤンネル状をなす補強縁8c,9c,10c
    を互に隣接端において他と連結されるように各形
    成した前板8、両側板9,10と、該両側板9,
    10の補強縁9cと10cの後端部と連結される
    補強縁5cを有し且つ前記フレーム1の下辺に係
    止される補助フレーム5とを組立及び分解が自在
    な如く設けるとともに前記補強縁5c,8c,9
    c,10cの各コーナの連結部を、各補強縁の端
    部にL字形の連結金具11を挿入し、該連結金具
    11の一端を要隣接するいずれかの補強縁に予め
    溶着して他端を他の補強縁に差し込み固定する構
    造とした組立式換気用フード。
JP10676880U 1980-07-28 1980-07-28 Expired JPS6125543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10676880U JPS6125543Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10676880U JPS6125543Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612730U JPS5612730U (ja) 1981-02-03
JPS6125543Y2 true JPS6125543Y2 (ja) 1986-08-01

Family

ID=29339408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10676880U Expired JPS6125543Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

Country Status (1)

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JP (1) JPS6125543Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168411U (ja) * 1984-10-12 1986-05-10
JPH02123019U (ja) * 1989-03-17 1990-10-09
JP5118676B2 (ja) * 2009-09-14 2013-01-16 サンタ株式会社 厨房用組み立てフード

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5612730U (ja) 1981-02-03

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