JPS61254803A - 磁性体材料の隙間測定方法 - Google Patents
磁性体材料の隙間測定方法Info
- Publication number
- JPS61254803A JPS61254803A JP9726385A JP9726385A JPS61254803A JP S61254803 A JPS61254803 A JP S61254803A JP 9726385 A JP9726385 A JP 9726385A JP 9726385 A JP9726385 A JP 9726385A JP S61254803 A JPS61254803 A JP S61254803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- clearance
- magnetic flux
- product
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 22
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、磁性体材料の隙間測定方法に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
ところで、プレス製品の品質を向上させるためには、プ
レス型が高精度であることは当然の要求であり、このた
め型合わせ時にはプレス製品の型との隙間を計測し、こ
れが一定であるか否かのチェックを行なっている。従来
より、この隙間を測定する場合、簡易な方法としては、
隙間ゲージを使用したり、あるいはプレス製品と型とを
まとめて厚さ測定し、ここから両者の板厚弁を引くこと
で隙間を算出するようなことが行なわれる。
レス型が高精度であることは当然の要求であり、このた
め型合わせ時にはプレス製品の型との隙間を計測し、こ
れが一定であるか否かのチェックを行なっている。従来
より、この隙間を測定する場合、簡易な方法としては、
隙間ゲージを使用したり、あるいはプレス製品と型とを
まとめて厚さ測定し、ここから両者の板厚弁を引くこと
で隙間を算出するようなことが行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、いずれの方法も測定が煩しく、また大きなプレ
ス製品の中央部のように、隙間ゲージが容易には差し込
めない箇所では、測定を一層困難なものとしており、こ
ういった場合のため0、プレス製品の上方からでも隙間
測定が可能な方法の開発が強く望まれていた。
ス製品の中央部のように、隙間ゲージが容易には差し込
めない箇所では、測定を一層困難なものとしており、こ
ういった場合のため0、プレス製品の上方からでも隙間
測定が可能な方法の開発が強く望まれていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、この要望に応えんとするものであり、具体的
には次のようにして測定することとした。
には次のようにして測定することとした。
すなわち、直流磁場発生手段を備え前記両磁性体材料の
うち片側の磁性体材料を含んで形成された磁気回路によ
り、この磁性体材料を飽和磁化しておき、このもとで前
記磁気回路の一部に巻き付けられた1次側のコイルに対
し交流電流を流して他方の磁性体材料に交流磁束を通し
、この磁束によって2次側のコイルに誘導される電圧を
測定することとしたのである。
うち片側の磁性体材料を含んで形成された磁気回路によ
り、この磁性体材料を飽和磁化しておき、このもとで前
記磁気回路の一部に巻き付けられた1次側のコイルに対
し交流電流を流して他方の磁性体材料に交流磁束を通し
、この磁束によって2次側のコイルに誘導される電圧を
測定することとしたのである。
(作用)
したがって、本発明は隙間の大小に応じて変化する磁束
lを2次コイルにより電圧値として検出し、これに基い
て隙間測定を行なうものである。
lを2次コイルにより電圧値として検出し、これに基い
て隙間測定を行なうものである。
しかし、測定にあたり、いきなり交流磁束を発生させた
のでは、この磁束が隙間を越えて他方の磁性体材料内を
通ることができないため、測定に先立ってまず直流磁場
発生手段によって一方の磁性体材料を飽和磁化しておき
、これを非磁性材と同様な状態にしておくことによって
、磁束が広範囲に分布するようにしたのである。
のでは、この磁束が隙間を越えて他方の磁性体材料内を
通ることができないため、測定に先立ってまず直流磁場
発生手段によって一方の磁性体材料を飽和磁化しておき
、これを非磁性材と同様な状態にしておくことによって
、磁束が広範囲に分布するようにしたのである。
(実施例)
以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、この発明の測定方法を実現するための装置の
第1実施例を示す説明図であり、プレス型1とプレス品
2とは微小な間隔をおいて対向している。そして、この
隙間Sを測定するにあたり、永久磁石3の両端に固着さ
れた磁芯4,5の端面をプレス品2にそれぞれ接触させ
る。こうすることによって、永久磁石3、磁芯4,5お
よびプレス品2による磁気回路Cが形成され、プレス品
2内を通過する磁束Z1によってプレス品2が飽和磁化
する。
第1実施例を示す説明図であり、プレス型1とプレス品
2とは微小な間隔をおいて対向している。そして、この
隙間Sを測定するにあたり、永久磁石3の両端に固着さ
れた磁芯4,5の端面をプレス品2にそれぞれ接触させ
る。こうすることによって、永久磁石3、磁芯4,5お
よびプレス品2による磁気回路Cが形成され、プレス品
2内を通過する磁束Z1によってプレス品2が飽和磁化
する。
ところで、磁性材料(プレス品2)を磁化する場合、磁
界の強さくH)と磁束密度(B)との関係は、第2図に
示すような磁化曲線になることがよく知られている。こ
こで、上記のようにプレス品2が飽和磁化された場合と
いうのは、図中Aで示される領域である。いま、この領
域における透磁率μを考えると、透磁率μは μ=ΔB/ΔH で表され、またこの領域における磁束密度の増分ΔBは
、 ΔB−〇 であるため、透磁率μqQとなる。
界の強さくH)と磁束密度(B)との関係は、第2図に
示すような磁化曲線になることがよく知られている。こ
こで、上記のようにプレス品2が飽和磁化された場合と
いうのは、図中Aで示される領域である。いま、この領
域における透磁率μを考えると、透磁率μは μ=ΔB/ΔH で表され、またこの領域における磁束密度の増分ΔBは
、 ΔB−〇 であるため、透磁率μqQとなる。
つまり、飽和磁化することによって、プレス品2は非磁
性材料と同様の性質を示すことになる。
性材料と同様の性質を示すことになる。
この状態で、発信器6の交流信号を増幅器7を介して増
幅し、片側の磁芯4に巻き付けられた1次コイル8に印
加すると、これによる交流磁束z2が発生する。そして
、この交流磁束z2はプレス品2が飽和し、あたかも非
磁性材となっていることから、隙間Sを越えてプレス型
1内を通り、2次側コイル9内に所定電圧を誘導する。
幅し、片側の磁芯4に巻き付けられた1次コイル8に印
加すると、これによる交流磁束z2が発生する。そして
、この交流磁束z2はプレス品2が飽和し、あたかも非
磁性材となっていることから、隙間Sを越えてプレス型
1内を通り、2次側コイル9内に所定電圧を誘導する。
ここで、1次コイル8に一定電流を流した時に発生する
磁束の強さは、隙間Sの大ぎさによって変り、隙間Sが
大きくなる程、磁気抵抗の増加によって小さくなり、も
って2次側コイル9に生じる電流は小さくなる。そして
、2次側コイル9により検出された出力値は増幅器10
にて増幅された後、補正器11を介してメータ12にて
隙間寸法として表示される。但し、この補正器10はプ
レス品2の板厚、材質が変ったとき等の補正用に使用さ
れるものである。
磁束の強さは、隙間Sの大ぎさによって変り、隙間Sが
大きくなる程、磁気抵抗の増加によって小さくなり、も
って2次側コイル9に生じる電流は小さくなる。そして
、2次側コイル9により検出された出力値は増幅器10
にて増幅された後、補正器11を介してメータ12にて
隙間寸法として表示される。但し、この補正器10はプ
レス品2の板厚、材質が変ったとき等の補正用に使用さ
れるものである。
このように、本例によれば、プレス品2の上方からも隙
間測定を行なうことができるため、こういった測定作業
を複数箇所について行なうことにより、プレス品2とプ
、レス型1との間隔の測定が広範囲に亘って容易かつ正
確になされ、もってプレス型の型精度の向上に寄与する
。
間測定を行なうことができるため、こういった測定作業
を複数箇所について行なうことにより、プレス品2とプ
、レス型1との間隔の測定が広範囲に亘って容易かつ正
確になされ、もってプレス型の型精度の向上に寄与する
。
第3図は本発明の第2実施例を示すものであり、第2実
施例で永久磁石3を縦向きにして配置するとともに、そ
の一方側磁極の端面をプレス品2に突き当て、ざらにこ
の永久磁石3に直接コイル8゜9を巻き付けたものであ
る。
施例で永久磁石3を縦向きにして配置するとともに、そ
の一方側磁極の端面をプレス品2に突き当て、ざらにこ
の永久磁石3に直接コイル8゜9を巻き付けたものであ
る。
なお、他の構成は第1実施例とほぼ同様であり、もって
第1実施例とほぼ同様の作用効果を発揮することができ
る。
第1実施例とほぼ同様の作用効果を発揮することができ
る。
第4図は本発明の第3実施例を示すものであり、第3実
施例では第1.第2実施例で使用されていた永久磁石3
に代えて、直流電源13にて励磁される電磁石となした
ものである。他の構成は、第1実施例とほぼ同様であり
、もってほぼ同様の作用効果を発揮することができる。
施例では第1.第2実施例で使用されていた永久磁石3
に代えて、直流電源13にて励磁される電磁石となした
ものである。他の構成は、第1実施例とほぼ同様であり
、もってほぼ同様の作用効果を発揮することができる。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、隙間測定に先だ
って、一方の磁性材料を直流磁束にて予め飽和磁化して
おくことにより、計測用交流磁束が隙間を越えて他方の
磁性材料内を通過することができるようにした。こうし
て、磁性材料の上方から隙間測定が可能となるため、従
来測定困難であった箇所でも、容易に測定することがで
きる。
って、一方の磁性材料を直流磁束にて予め飽和磁化して
おくことにより、計測用交流磁束が隙間を越えて他方の
磁性材料内を通過することができるようにした。こうし
て、磁性材料の上方から隙間測定が可能となるため、従
来測定困難であった箇所でも、容易に測定することがで
きる。
第1図は、本発明方法を実現するための装置の第1実施
例を示す説明図、第2図は磁界の強さと磁束密度との関
係を示す特性 図、第3図は本発明の第2実施例を示す説明図、第4図
は同第3実施例を示す説明図である。 1・・・プレス型 2・・・プレス品 3・・・永久磁石 C・・・磁気回路 Zl・・・直流磁束 Z2・・・交流磁束 第 81!1 第↓図
例を示す説明図、第2図は磁界の強さと磁束密度との関
係を示す特性 図、第3図は本発明の第2実施例を示す説明図、第4図
は同第3実施例を示す説明図である。 1・・・プレス型 2・・・プレス品 3・・・永久磁石 C・・・磁気回路 Zl・・・直流磁束 Z2・・・交流磁束 第 81!1 第↓図
Claims (1)
- 一対の磁性体材料間の隙間を測定するための方法であつ
て、直流磁場発生手段を備え前記両磁性体材料のうち片
側の磁性体材料を含んで形成された磁気回路により、こ
の磁性体材料を飽和磁化しておき、このもとで前記磁気
回路の一部に巻き付けられた1次側のコイルに対し交流
電流を流して他方の磁性体材料に交流磁束を通し、この
磁束によつて2次側のコイルに誘導される電圧を測定す
ることを特徴とする磁性体材料の隙間測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726385A JPS61254803A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 磁性体材料の隙間測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9726385A JPS61254803A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 磁性体材料の隙間測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254803A true JPS61254803A (ja) | 1986-11-12 |
Family
ID=14187652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9726385A Pending JPS61254803A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 磁性体材料の隙間測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454202A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Toyota Motor Corp | Gap measuring method of magnetic materials |
US5682097A (en) * | 1996-01-31 | 1997-10-28 | Eastman Kodak Company | Electromagnetic actuator with movable coil and position sensor for drive coil |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181644A (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Jiseisokenshutsuki |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9726385A patent/JPS61254803A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181644A (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Jiseisokenshutsuki |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454202A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Toyota Motor Corp | Gap measuring method of magnetic materials |
US5682097A (en) * | 1996-01-31 | 1997-10-28 | Eastman Kodak Company | Electromagnetic actuator with movable coil and position sensor for drive coil |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4891992A (en) | Torque detecting apparatus | |
US2226275A (en) | Magnetic thickness gauge | |
US4553095A (en) | Eddy current thickness gauge with constant magnetic bias | |
US3798537A (en) | Method and apparatus for measuring stresses in ferromagnetic material | |
US5565773A (en) | Arrangement of excitation and detection heads for detecting the magnetic properties of an object | |
US3742357A (en) | Noncontact electric apparatus for magnetically measuring strains | |
JPS6352345B2 (ja) | ||
GB1082758A (en) | A device for determining caliper of non-magnetic sheet material | |
Tumański | Modern methods of electrical steel testing—A review | |
US4331919A (en) | Apparatus for magnetic testing ferromagnetic sheet or strip material using rectangular coils | |
JPS61254803A (ja) | 磁性体材料の隙間測定方法 | |
JPH06294850A (ja) | 微弱磁気測定方法及びその装置並びにそれを用いた非破壊検査方法 | |
GB2031155A (en) | Isotropic magnetising system | |
US5122743A (en) | Apparatus and method of non-destructively testing ferromagnetic materials including flux density measurement and ambient field cancellation | |
US2098064A (en) | Magnetic testing device | |
JPH08193980A (ja) | 磁気探傷法及び、磁気探傷装置 | |
JP2580614B2 (ja) | 磁性体材料間の隙間測定装置及び隙間測定方法 | |
JPS62229038A (ja) | 応力測定装置 | |
JP3618425B2 (ja) | 磁気センサ | |
US3345559A (en) | Method of measuring the thickness of magnetic metal plates by measuring the variation of magnetic potential difference across said plates | |
JPH02311776A (ja) | 鋼材の磁気特性測定装置及び方法 | |
RU1826050C (ru) | Способ контрол ферромагнитных изделий | |
JPS62276454A (ja) | 強磁性体の異物の検出方法 | |
JPS57187651A (en) | Flaw detection of cast iron tube | |
JPH0481081U (ja) |