JPS61252722A - 残差エコ−除去方法 - Google Patents
残差エコ−除去方法Info
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- JPS61252722A JPS61252722A JP61076853A JP7685386A JPS61252722A JP S61252722 A JPS61252722 A JP S61252722A JP 61076853 A JP61076853 A JP 61076853A JP 7685386 A JP7685386 A JP 7685386A JP S61252722 A JPS61252722 A JP S61252722A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は伝送技術に関し、さらに詳しくいえば、音声伝
送ネットワークにおけるエコーキャンセラに関するもの
である。
送ネットワークにおけるエコーキャンセラに関するもの
である。
B、従来技術およびその問題点
電話通信は、普通、双方向性の2線式回線および一対の
単方向性2線式回線を介して行われている。これら2つ
のタイプの回線の接合はハイブリッド回路によりなされ
る。ハイブリッド回路は。
単方向性2線式回線を介して行われている。これら2つ
のタイプの回線の接合はハイブリッド回路によりなされ
る。ハイブリッド回路は。
平均化されたラインインピーダンスで平衡にされている
ので、2つの単方向性経路を互いに完全に分離すること
はできず、したがってエコー信号が発生する。呼出しが
局地的な場合は、これらのエコーが会話を妨害すること
はない。しかしながら、4線式経路において遅延がある
場合(たとえば衛星通信やディジタルエンコーディング
の場合)は。
ので、2つの単方向性経路を互いに完全に分離すること
はできず、したがってエコー信号が発生する。呼出しが
局地的な場合は、これらのエコーが会話を妨害すること
はない。しかしながら、4線式経路において遅延がある
場合(たとえば衛星通信やディジタルエンコーディング
の場合)は。
音声の質を向上させるためエコーをキャンセルする必要
がある。
がある。
普通、一方の単方向経路の信号を解析してエコー信号の
レプリカを動的に再生しこれを他方の単方向経路の未処
理の信号から減することによってエコーをキャンセルす
る。一般的に、エコーの伝わる距離が大きくなる程、信
号を解析すべき期間も長くなる。ハイブリッド伝達関数
を近似する場合、有限インパルス応答(F I R)デ
ィジタルフィルタを用いることが多い。これは上記エコ
ーレプリカを合成するのに役立つ。このフィルタの各係
数は、傾斜法を用いて、受信信号とエコーをキャンセル
した後の送信信号との相関を決定するように適合された
ものである。エコー経路は時間的にいうと32ミリ秒の
長さになることがあるので、この場合フィルタの遅延線
はサンプリングレートを8キロヘルツと仮定すれば25
6個のタップを有する必要がある。したがってエコーキ
ャンセラを実現するには、強力な処理能力が必要である
。
レプリカを動的に再生しこれを他方の単方向経路の未処
理の信号から減することによってエコーをキャンセルす
る。一般的に、エコーの伝わる距離が大きくなる程、信
号を解析すべき期間も長くなる。ハイブリッド伝達関数
を近似する場合、有限インパルス応答(F I R)デ
ィジタルフィルタを用いることが多い。これは上記エコ
ーレプリカを合成するのに役立つ。このフィルタの各係
数は、傾斜法を用いて、受信信号とエコーをキャンセル
した後の送信信号との相関を決定するように適合された
ものである。エコー経路は時間的にいうと32ミリ秒の
長さになることがあるので、この場合フィルタの遅延線
はサンプリングレートを8キロヘルツと仮定すれば25
6個のタップを有する必要がある。したがってエコーキ
ャンセラを実現するには、強力な処理能力が必要である
。
実際には、再生されるレプリカは幾つかの理由からエコ
ーそれ自体の近似でしかないのが普通である。たとえば
、無限に長いディジタルフィルタを用いたとしても、フ
ィルタの精度はその係数の符号化の精度と密接に関係す
る。有限の長さを有するフィルタを使うのは一般的には
経済的な理由による。これを使うと、エコーとその再生
レプリカとの差は大きくなる。後で述べるように、FI
Rは要求される計算量を限定しそれをフィルタリング手
段の最も重要な部分に割り当てるため一様な遅延と協働
する場合もある。
ーそれ自体の近似でしかないのが普通である。たとえば
、無限に長いディジタルフィルタを用いたとしても、フ
ィルタの精度はその係数の符号化の精度と密接に関係す
る。有限の長さを有するフィルタを使うのは一般的には
経済的な理由による。これを使うと、エコーとその再生
レプリカとの差は大きくなる。後で述べるように、FI
Rは要求される計算量を限定しそれをフィルタリング手
段の最も重要な部分に割り当てるため一様な遅延と協働
する場合もある。
一般的に、エコー経路は一様な遅延とその後に続く短イ
ンパルス応答で近似することができるということが、1
983年6月30日付のヨーロッパ特許出願第8343
00238号に開示されて今る。この一様な遅延が決ま
れば、ハイブリッドインパルス応答は16個ないし48
個のタップを有する短いFIRフィルタで近似すること
ができ、これによりエコーをキャンセルするのに必要な
処理量が大幅に減る。一様な遅延を正確に決定する
゛場合には、高速始動プロシージャが用いられる。
ンパルス応答で近似することができるということが、1
983年6月30日付のヨーロッパ特許出願第8343
00238号に開示されて今る。この一様な遅延が決ま
れば、ハイブリッドインパルス応答は16個ないし48
個のタップを有する短いFIRフィルタで近似すること
ができ、これによりエコーをキャンセルするのに必要な
処理量が大幅に減る。一様な遅延を正確に決定する
゛場合には、高速始動プロシージャが用いられる。
これはトレーニングシーケンスに基づくものである。そ
の結果、一様な遅延が求められてエコーキャンセラフィ
ルタの係数が通話のはじめに初期設定される。この初期
設定は200ミリ秒より短い時間でなされる。その後、
残りの通話の間にハイブリッドの平衡化の急激な変化が
おきないようその間、標準的な傾斜更新手法が用いられ
る。実際、短いFIRフルイタを使えば処理量は少なく
なるけれともその反面、残差エコーが生ずる。多くの場
合、この残差エコーは音響的には容認できるものである
が、エコーパケットの伝送がネットワークにおいてトラ
フィックおよびフリーズアウト(freeze −ou
t)の確率を大きくする限りは、耐えられないことが多
い。
の結果、一様な遅延が求められてエコーキャンセラフィ
ルタの係数が通話のはじめに初期設定される。この初期
設定は200ミリ秒より短い時間でなされる。その後、
残りの通話の間にハイブリッドの平衡化の急激な変化が
おきないようその間、標準的な傾斜更新手法が用いられ
る。実際、短いFIRフルイタを使えば処理量は少なく
なるけれともその反面、残差エコーが生ずる。多くの場
合、この残差エコーは音響的には容認できるものである
が、エコーパケットの伝送がネットワークにおいてトラ
フィックおよびフリーズアウト(freeze −ou
t)の確率を大きくする限りは、耐えられないことが多
い。
したがって本発明の目的はこの残差エコーを除去するこ
とにある。
とにある。
C0問題点を解決するための手段
この目的を達成するため、ディジタルフィルタを用いて
エコー信号のレプリカを生成し該エコー信号を相殺する
ような伝送システムにおいて残差エコー信号を除去する
本発明の方法は、受信信号のエネルギおよび送信信号の
エネルギを測定してこれら両エネルギが所定の関係を満
たす場合に送信信号の伝送を停止するようにしたことを
特徴とするものである。
エコー信号のレプリカを生成し該エコー信号を相殺する
ような伝送システムにおいて残差エコー信号を除去する
本発明の方法は、受信信号のエネルギおよび送信信号の
エネルギを測定してこれら両エネルギが所定の関係を満
たす場合に送信信号の伝送を停止するようにしたことを
特徴とするものである。
以下、本発明の作用を実施例と共に説明する。
D、実施例
はじめに本発明の基づ〈実施例の概要を説明する。実施
例は、エコー信号のレプリカをフィルタで生成しこれを
エコー信号から減することにより該エコー信号を部分的
にキャンセル(相殺)するような伝送システムにおいて
残差エコー信号を除去しようとするものである。実施例
によれば、受信信号のエネルギおよび送信信号のエネル
ギを測定しこれら両エネルギの比と所定のしきい値とを
比較して切換情報を生成し、該切換情報に基づいてエコ
ー経路の切換を制御する。上記しきい値は。
例は、エコー信号のレプリカをフィルタで生成しこれを
エコー信号から減することにより該エコー信号を部分的
にキャンセル(相殺)するような伝送システムにおいて
残差エコー信号を除去しようとするものである。実施例
によれば、受信信号のエネルギおよび送信信号のエネル
ギを測定しこれら両エネルギの比と所定のしきい値とを
比較して切換情報を生成し、該切換情報に基づいてエコ
ー経路の切換を制御する。上記しきい値は。
エコーレプリカの生成を考慮せずに、たとえばエコー経
路のインパルス応答によって供給される情報で決定され
る。以下1図面を参照しながら本実施例を説明する。
路のインパルス応答によって供給される情報で決定され
る。以下1図面を参照しながら本実施例を説明する。
第4図は2−4線式回線におけるエコーキャンセラの実
際例を示す図である。前述の如く、このmtt、一様な
遅延りに接続された短いエコーキャンセラフィルタGを
用いることに基づいている。
際例を示す図である。前述の如く、このmtt、一様な
遅延りに接続された短いエコーキャンセラフィルタGを
用いることに基づいている。
第4図は、電話機(近端電話機)Tlと電話機T2(遠
端電話機)を接続する音声伝送ネットワークを部分的に
示すものである。T1とT2との間の経路は、一部は2
線式双方向性回線L1を介す、 るもので、一部は
ハイブリッド回路Hを間に有する4線式回線(すなわち
単方向性回線L2およびL3)を介するものである。さ
らに、このネットワークはアナログおよびディジタル伝
送の両方の技術を使用している。たとえばアナログ伝送
は両端の回路(すなわち、T1とプロセッサ10との間
の回路およびT2とプロセッサ20との間の回路)で遂
行される。これらプロセッサ間のリンクは、パケット伝
送技術を用いて伝送が行われるようなディジタルリンク
である。A/D変換およびD/A変換は通常の技術を用
いて2つのプロセッサの内部で遂行される。エコーキャ
ンセルのオペレーションもこれらのプロセッサ内で遂行
される。
端電話機)を接続する音声伝送ネットワークを部分的に
示すものである。T1とT2との間の経路は、一部は2
線式双方向性回線L1を介す、 るもので、一部は
ハイブリッド回路Hを間に有する4線式回線(すなわち
単方向性回線L2およびL3)を介するものである。さ
らに、このネットワークはアナログおよびディジタル伝
送の両方の技術を使用している。たとえばアナログ伝送
は両端の回路(すなわち、T1とプロセッサ10との間
の回路およびT2とプロセッサ20との間の回路)で遂
行される。これらプロセッサ間のリンクは、パケット伝
送技術を用いて伝送が行われるようなディジタルリンク
である。A/D変換およびD/A変換は通常の技術を用
いて2つのプロセッサの内部で遂行される。エコーキャ
ンセルのオペレーションもこれらのプロセッサ内で遂行
される。
エコーフィルタはハイブリッド回路Hを介してA点から
B点へ至る経路のチャネルを再現して算定されたエコー
信号をT1で発生された近端信号から減する線形フィル
タである。このフィルタのタップは傾斜法によって更新
される。
B点へ至る経路のチャネルを再現して算定されたエコー
信号をT1で発生された近端信号から減する線形フィル
タである。このフィルタのタップは傾斜法によって更新
される。
応答がゼロから十分に離れるには、普通、2ないし6ミ
リ秒かかる(すなわち16個ないし48個のタップに相
当する;ただしサンプリングレートを8キロヘルツと仮
定した)。エコーキャンセラからハイブリッド回路へ至
る伝送経路には遅延があるので、インパルス応答の非ゼ
ロ領域は時間軸の原点からは始まらず遅れている。した
がって端部経路のチャネルを再現するエコーキャンセラ
は、短いフィルタGを従えた純粋な遅延りである。
リ秒かかる(すなわち16個ないし48個のタップに相
当する;ただしサンプリングレートを8キロヘルツと仮
定した)。エコーキャンセラからハイブリッド回路へ至
る伝送経路には遅延があるので、インパルス応答の非ゼ
ロ領域は時間軸の原点からは始まらず遅れている。した
がって端部経路のチャネルを再現するエコーキャンセラ
は、短いフィルタGを従えた純粋な遅延りである。
エコーキャンセラに入ってく遠端話者の信号をXout
(n)で表わし、出ていく残差エコー信号をXin
(n)で表わすと、 Xin = Xout * (H−G D) (
1)となるここで傘はたたみ込み演算、Hはハイブリッ
ド回路のインパルス応答、GDはDだけ遅延されたエコ
ー信号のインパルス応答をそれぞれ表わすものとする。
(n)で表わし、出ていく残差エコー信号をXin
(n)で表わすと、 Xin = Xout * (H−G D) (
1)となるここで傘はたたみ込み演算、Hはハイブリッ
ド回路のインパルス応答、GDはDだけ遅延されたエコ
ー信号のインパルス応答をそれぞれ表わすものとする。
第2図は、時間表現を3つの部分(Hl、G、およびH
2)に分割したハイブリッドインパルス応答を表わす図
である。Gは、初期設定完了後実際にエコーキャンセラ
で補償される近似されたインパルス応答である。Hlは
、一様な遅延りで近似されるインパルス応答である。(
H1+H2)は無視されるインパルス応答である。換言
すれば。
2)に分割したハイブリッドインパルス応答を表わす図
である。Gは、初期設定完了後実際にエコーキャンセラ
で補償される近似されたインパルス応答である。Hlは
、一様な遅延りで近似されるインパルス応答である。(
H1+H2)は無視されるインパルス応答である。換言
すれば。
ハイブリッドインパルス応答のうちエコーキャンセラで
補償されない部分である。
補償されない部分である。
一様な遅延りを正確に決める場合、前掲のヨーロッパ特
許出願の如く高速始動プロシージャはトレーニングシー
ケンスを使用することに基づいている。一様な遅延りが
求められて通話のはじめにエコーキャンセラフィルタG
の係数Pが初期設定される。しかしながらこの不完全な
キャンセルの結果として残るのは、エコー信号の一部が
遠端側に再送されるということである。このエコー信号
は、実際には、遠端信号Xout(n)とインパルス応
答とのたたみ込み演算の結果である。上記不完全なキャ
ンセルを図式的に表わすと第3図のようになる0図から
れかるように(H1+H2)は一様な遅延を間に含んで
おり、この遅延は再現フィルタGと同じ長さである。
許出願の如く高速始動プロシージャはトレーニングシー
ケンスを使用することに基づいている。一様な遅延りが
求められて通話のはじめにエコーキャンセラフィルタG
の係数Pが初期設定される。しかしながらこの不完全な
キャンセルの結果として残るのは、エコー信号の一部が
遠端側に再送されるということである。このエコー信号
は、実際には、遠端信号Xout(n)とインパルス応
答とのたたみ込み演算の結果である。上記不完全なキャ
ンセルを図式的に表わすと第3図のようになる0図から
れかるように(H1+H2)は一様な遅延を間に含んで
おり、この遅延は再現フィルタGと同じ長さである。
Hl2(n)を、n番目のサンプリング瞬間における残
差がH(n)のH1部分およびH2部分に対応するよう
な(すなわち、H12=H1+H2)残差ハイブリッド
インパルス応答を表わすものとすると、残差エコー信号
は次の式で与えられる。
差がH(n)のH1部分およびH2部分に対応するよう
な(すなわち、H12=H1+H2)残差ハイブリッド
インパルス応答を表わすものとすると、残差エコー信号
は次の式で与えられる。
Xin = Xout 傘H12(2)本実施例に
よれば、残差エコー信号のレベルを求めて伝送の前に近
端信号の最適クリッピングを適用して、偶発的で局在的
な音声についての音声クリッピングをすることなくこの
エコーを除去することができる。
よれば、残差エコー信号のレベルを求めて伝送の前に近
端信号の最適クリッピングを適用して、偶発的で局在的
な音声についての音声クリッピングをすることなくこの
エコーを除去することができる。
第4図は本発明に基づくシステムの実施例を示す図であ
る。
る。
エコーキャンセラは基本的には以下のように動作する。
D/A変換部の入力のところの遠端信号Xout(n)
は遅延線21を介してエコーキャンセラ22へ送られる
。タップの初期設定および更新は前述の傾斜更新法に基
づいて装置23で行われる。算定されたエコー信号Ti
n (n) 、すなわちエコーレプリカのn番目の標本
は、装置24において信号Yin(n)から減ぜられる
。Yin(n)はA/D変換部から出力されるディジタ
ル信号である。
は遅延線21を介してエコーキャンセラ22へ送られる
。タップの初期設定および更新は前述の傾斜更新法に基
づいて装置23で行われる。算定されたエコー信号Ti
n (n) 、すなわちエコーレプリカのn番目の標本
は、装置24において信号Yin(n)から減ぜられる
。Yin(n)はA/D変換部から出力されるディジタ
ル信号である。
本発明の概念は、この例でいうと、装置25.26.2
7.および28に具体化されている。第1のエネルギ情
報である遠端信号Xout(n−D)のエネルギが、装
置(エネルギ測定装置)25で2IOミリ秒のサンプリ
ングブロックごとに計算され、Eout(k)のシーケ
ンスが生成される。ただしkはサンプリングブロックの
インデックスである。
7.および28に具体化されている。第1のエネルギ情
報である遠端信号Xout(n−D)のエネルギが、装
置(エネルギ測定装置)25で2IOミリ秒のサンプリ
ングブロックごとに計算され、Eout(k)のシーケ
ンスが生成される。ただしkはサンプリングブロックの
インデックスである。
Eout = Σ X”out (n−D)
(3)n=1 この総和オペレーションはパケットの長さNにわたるも
ので、この例ではN=160 (1ブロツクは20ミリ
秒)である。
(3)n=1 この総和オペレーションはパケットの長さNにわたるも
ので、この例ではN=160 (1ブロツクは20ミリ
秒)である。
第2のエネルギ情報、すなわちエコーキャンセル後の近
端信号X1n(n)のエネルギ情報置(エネルギ測定装
置)26で20ミリ秒のブロックごとに計算され、Ei
n(k)のシーケンスが生成される。
端信号X1n(n)のエネルギ情報置(エネルギ測定装
置)26で20ミリ秒のブロックごとに計算され、Ei
n(k)のシーケンスが生成される。
Ein= Σ X”in (n) (4
)n=1 第4図に示すように、偶発的に発生し得る近端話者の信
号をZin(n)とすると、信号Yin(n)はZin
(n)とエコー信号H嘲Xout(n)との和に等しい
。
)n=1 第4図に示すように、偶発的に発生し得る近端話者の信
号をZin(n)とすると、信号Yin(n)はZin
(n)とエコー信号H嘲Xout(n)との和に等しい
。
Yin(n)=Zin(n)+(H*Xout(n−D
)) (5)エコーキャンセラはこの最後の関係式
の右辺の第2項を近似するものであるから、エコーキャ
ンセル後の信号は次のように書ける。
)) (5)エコーキャンセラはこの最後の関係式
の右辺の第2項を近似するものであるから、エコーキャ
ンセル後の信号は次のように書ける。
X1n(n)=Yin(n) −Tin(n)
(6)ただしTin(n)はエコー信号の近似である。
(6)ただしTin(n)はエコー信号の近似である。
ここで、
Tin(n)=G傘Xout(n−D) (7
)であるぷら、(5)、(6)、(7)より、X1n(
n )=(H12傘Xout(n−D))+Zin(n
) (8)したがってエコーキャンセル後の信号X1
n(n)は残差エコー信号と信号Zin(n)との和に
等しい。
)であるぷら、(5)、(6)、(7)より、X1n(
n )=(H12傘Xout(n−D))+Zin(n
) (8)したがってエコーキャンセル後の信号X1
n(n)は残差エコー信号と信号Zin(n)との和に
等しい。
ここで式(8)の各項のエネルギを計算する。
近端話者および遠端話者に対応する信号Zin(n)お
よびXout(n)は相関がないから、残差エコーのエ
ネルギをER1近端信号Zin(n)のエネルギをSP
として次のような関係が成立する。
よびXout(n)は相関がないから、残差エコーのエ
ネルギをER1近端信号Zin(n)のエネルギをSP
として次のような関係が成立する。
Ein=ER+SP (9)ER
=Σ (H12傘Xout)” (n −D ) (1
0)n=1 sp=Σ Zin”(n) (11)
n=1 ここで式(10)は次のように書ける。
=Σ (H12傘Xout)” (n −D ) (1
0)n=1 sp=Σ Zin”(n) (11)
n=1 ここで式(10)は次のように書ける。
(i)HI3またはE outが平坦なスペクトラムを
有する場合: E R=Eout−HR(12) ただし、 n=1 1=D tp (it)HI3またはE outが平坦なスペクトラム
を有しない場合: E R<Eout−MHR(12)’ ただし、 ここでTはサンプリングの周期である。
有する場合: E R=Eout−HR(12) ただし、 n=1 1=D tp (it)HI3またはE outが平坦なスペクトラム
を有しない場合: E R<Eout−MHR(12)’ ただし、 ここでTはサンプリングの周期である。
MHRはHI3のパワースペクトラムの最大値を表わす
、HI3のスペクトラムが平坦な場合はMHR=HRと
なることに留意されたい。したがってもしER>Eou
t−MHRなら、ERは純粋なエコーではなく近端話者
信号を含むこととなる。
、HI3のスペクトラムが平坦な場合はMHR=HRと
なることに留意されたい。したがってもしER>Eou
t−MHRなら、ERは純粋なエコーではなく近端話者
信号を含むこととなる。
D、P、およびMは一様な遅延、エコーキャンセラの次
数、および実際のハイブリッドフィルタの次数をそれぞ
れ表わす。実用的には、Mは20ミリ秒より小さいもの
である。前掲のヨーロッパ特許出願の如く、エコーキャ
ンセラの動作中はH(i)の値は、装置23(エコーキ
ャンセラ初期設定および適応装置)によってフィルタの
係数値と同じようにして導出される。
数、および実際のハイブリッドフィルタの次数をそれぞ
れ表わす。実用的には、Mは20ミリ秒より小さいもの
である。前掲のヨーロッパ特許出願の如く、エコーキャ
ンセラの動作中はH(i)の値は、装置23(エコーキ
ャンセラ初期設定および適応装置)によってフィルタの
係数値と同じようにして導出される。
ここで現パケットが純粋にエコーパケット(これは伝送
すべきものでない)であるか、または近端話者信号を含
むものであるかを装置(残差エコークリッピング装置)
27で判断することができる。第1の場合、Ein=E
RはほぼEout−HRに等しい。第2の場合、Ein
=ER+SPはEout−HRよりもずっと大きい。こ
の判断は以下の原則に基づいてなされる。:すなわちこ
のパケットが伝送されるのは、THRESH=α・HR
(αは安全係数)として、 E in/ E out> T HRE S H(14
)のときだけである。ここで安全係数αは、処理量、傾
斜に関する不完全な収束、およびエコー経路のチャネル
(エンコーダ・テコーダ間等)に関する非直線性を最小
にするためHRによるMHRの近似を考慮したものであ
る6本実施例ではα=6dBとした。
すべきものでない)であるか、または近端話者信号を含
むものであるかを装置(残差エコークリッピング装置)
27で判断することができる。第1の場合、Ein=E
RはほぼEout−HRに等しい。第2の場合、Ein
=ER+SPはEout−HRよりもずっと大きい。こ
の判断は以下の原則に基づいてなされる。:すなわちこ
のパケットが伝送されるのは、THRESH=α・HR
(αは安全係数)として、 E in/ E out> T HRE S H(14
)のときだけである。ここで安全係数αは、処理量、傾
斜に関する不完全な収束、およびエコー経路のチャネル
(エンコーダ・テコーダ間等)に関する非直線性を最小
にするためHRによるMHRの近似を考慮したものであ
る6本実施例ではα=6dBとした。
実用的には、この残差エコークリツピングオペーレヨン
は、E in/ E outと所定のしきい値レベルと
を比較してE in / E outがそのしきい値よ
り小さいときは残差エコーフラグをたてることによって
遂行される。すなわち、このフラグ(フラグビット)に
基づいて切換装置28が、対象とするパケットの全体を
ネットワーク上に伝送し又はその伝送を停止する。
は、E in/ E outと所定のしきい値レベルと
を比較してE in / E outがそのしきい値よ
り小さいときは残差エコーフラグをたてることによって
遂行される。すなわち、このフラグ(フラグビット)に
基づいて切換装置28が、対象とするパケットの全体を
ネットワーク上に伝送し又はその伝送を停止する。
会話の際中にエコー経路の特性が変わることもある。た
とえば利得PGA2をプログラムすることのできる増幅
器(第5図参照)がA/D変換部の前に挿入され、その
利得が会話の際中に更新されたときは、これに応じて残
差エコークリッピングのしきい値が必ず更新される。利
得PGA2は局所的に決まり、その入力信号がA/D変
換部と整合する振幅を有するものとなることが保証され
る。利得−PGA1は、遠隔地で導出される利得PGA
2を補償するため、近端受信側で導出される負の利得で
ある。
とえば利得PGA2をプログラムすることのできる増幅
器(第5図参照)がA/D変換部の前に挿入され、その
利得が会話の際中に更新されたときは、これに応じて残
差エコークリッピングのしきい値が必ず更新される。利
得PGA2は局所的に決まり、その入力信号がA/D変
換部と整合する振幅を有するものとなることが保証され
る。利得−PGA1は、遠隔地で導出される利得PGA
2を補償するため、近端受信側で導出される負の利得で
ある。
エコー経路の利得は次の積に等しい。
(Hの利得)・P G A 1・P G A 2
(15)そして、 THRESH=α@HR =α・ (HR/GE)・GE =β ・ GE ただしG (i)は傾斜法によって更新されるものであ
る。
(15)そして、 THRESH=α@HR =α・ (HR/GE)・GE =β ・ GE ただしG (i)は傾斜法によって更新されるものであ
る。
HRがGEに比例すれば、βは初期設定の際に計算され
た一定値であり、THRESHはGEに比例する。この
プロセスの計算上の複雑さは音声のコーディング自体と
比べれば無視できるものであることに留意されたい。か
くしてこのプロセスは、一様な遅延を持った短いフィル
タによるハイブリッドインパルス応答の近似によって生
成される残差エコー信号を除去することができる。残差
エコーの除去は、遠端話者のいかなるパケットをも節減
することなくしかも高精度で行われる。
た一定値であり、THRESHはGEに比例する。この
プロセスの計算上の複雑さは音声のコーディング自体と
比べれば無視できるものであることに留意されたい。か
くしてこのプロセスは、一様な遅延を持った短いフィル
タによるハイブリッドインパルス応答の近似によって生
成される残差エコー信号を除去することができる。残差
エコーの除去は、遠端話者のいかなるパケットをも節減
することなくしかも高精度で行われる。
以上を要約すると次のようになる。本発明に基づくプロ
セスによれば、エコーキャンセラに起因する残差エコー
は可聴音のフリツピングをすることなく完全に除去され
、さらにエコーパケットによるネットワークの停滞を防
ぐこともできる。しかも、Gに関していうとそれほどの
タップ数を必要とせずに(実用的には2ミリ秒のインパ
ルス応答で十分である)エコーを完全に除去できるので
、処理の負荷は大幅に減る。これまでの説明では特別な
状況、すなわち、エコーのレプリカが生成されるような
状況において、一様な遅延を有するFIRフィルタを適
用した場合を取り扱ったが、本発明は残差信号(2次的
なエコーを含む)が関係するようないかなるタイプのエ
コーキャンセラにも適用することができる。たとえば、
本発明は、ビット数の制限されたフィルタの係数をディ
ジタル化するときに生ずる量子化ノイズに起因する残差
エコーにも適用できる。
セスによれば、エコーキャンセラに起因する残差エコー
は可聴音のフリツピングをすることなく完全に除去され
、さらにエコーパケットによるネットワークの停滞を防
ぐこともできる。しかも、Gに関していうとそれほどの
タップ数を必要とせずに(実用的には2ミリ秒のインパ
ルス応答で十分である)エコーを完全に除去できるので
、処理の負荷は大幅に減る。これまでの説明では特別な
状況、すなわち、エコーのレプリカが生成されるような
状況において、一様な遅延を有するFIRフィルタを適
用した場合を取り扱ったが、本発明は残差信号(2次的
なエコーを含む)が関係するようないかなるタイプのエ
コーキャンセラにも適用することができる。たとえば、
本発明は、ビット数の制限されたフィルタの係数をディ
ジタル化するときに生ずる量子化ノイズに起因する残差
エコーにも適用できる。
E0発明の詳細
な説明したように本発明によれば、受信信号のエネルギ
および送信信号のエネルギを測定しこれら両エネルギの
関係に基づき送信信号の伝送を停止することにより残差
エコー信号を除去することができる。
および送信信号のエネルギを測定しこれら両エネルギの
関係に基づき送信信号の伝送を停止することにより残差
エコー信号を除去することができる。
第1図は本発明の詳細な説明に供する図、第2図はハイ
ブリッド回路のインパルス応答を説明する図、第3図は
残差インパルス応答を説明する図、第4図は本発明を適
用することのできるエコーキャンセラを含む伝送システ
ムを示す図、第5図はエコー経路の動特性を説明する図
である。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人 弁理士 頓 宮 孝 −(外1名) ′lL戒例 第1図 ハイブリッド回路のイシパ)レス応答 第2図 残差インパルス応答 第8図 イ云送システム 第4図
ブリッド回路のインパルス応答を説明する図、第3図は
残差インパルス応答を説明する図、第4図は本発明を適
用することのできるエコーキャンセラを含む伝送システ
ムを示す図、第5図はエコー経路の動特性を説明する図
である。 出願人 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人 弁理士 頓 宮 孝 −(外1名) ′lL戒例 第1図 ハイブリッド回路のイシパ)レス応答 第2図 残差インパルス応答 第8図 イ云送システム 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ディジタルフィルタを用いてエコー信号のレプリカを生
成し該エコー信号を相殺するような伝送システムにおい
て残差エコー信号を除去する方法であって、 (a)受信信号のエネルギを測定するステップと、(b
)送信信号のエネルギを測定するステップと、(c)上
記受信信号のエネルギと上記送信信号のエネルギとが所
定の関係を満たす場合に送信信号の伝送を停止するステ
ップと、 を有することを特徴とする残差エコー除去方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP85430015A EP0199879B1 (en) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | A process and system for improving echo cancellation within a transmission network |
EP85430015.9 | 1985-04-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252722A true JPS61252722A (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=8194576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61076853A Pending JPS61252722A (ja) | 1985-04-30 | 1986-04-04 | 残差エコ−除去方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4751730A (ja) |
EP (1) | EP0199879B1 (ja) |
JP (1) | JPS61252722A (ja) |
DE (1) | DE3576772D1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0650829B2 (ja) * | 1986-09-16 | 1994-06-29 | 日本電気株式会社 | エコ−キヤンセラ方式モデム |
US5477535A (en) * | 1991-11-04 | 1995-12-19 | Nokia Telecommunications Oy | Method of preventing a divergence of an adaptive echo canceller in a noisy signal environment |
FI935834L (fi) * | 1993-12-23 | 1995-06-24 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä kaikukohtaan sovittautumiseksi kaiunpoistajassa |
US5587998A (en) * | 1995-03-03 | 1996-12-24 | At&T | Method and apparatus for reducing residual far-end echo in voice communication networks |
US5751964A (en) * | 1995-09-12 | 1998-05-12 | International Business Machines Corporation | System and method for automatic determination of thresholds in network management |
US5675644A (en) * | 1995-09-26 | 1997-10-07 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for canceling echo accounting for delay variations |
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SE511073C2 (sv) | 1997-09-10 | 1999-08-02 | Ericsson Telefon Ab L M | Sätt och anordning för ekoestimering och undertryckning i telefonsystem |
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JP3576430B2 (ja) * | 1999-09-01 | 2004-10-13 | 沖電気工業株式会社 | 自動利得制御器 |
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US8041757B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-10-18 | Netlogic Microsystems, Inc. | Low power and low complexity adaptive self-linearization |
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CN101321201B (zh) * | 2007-06-06 | 2011-03-16 | 联芯科技有限公司 | 回声消除装置、通信终端及确定回声时延的方法 |
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IL70046A0 (en) * | 1983-10-25 | 1984-01-31 | Israel Electronics Corp | Echo eliminator |
-
1985
- 1985-04-30 DE DE8585430015T patent/DE3576772D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-04-30 EP EP85430015A patent/EP0199879B1/en not_active Expired
-
1986
- 1986-04-04 JP JP61076853A patent/JPS61252722A/ja active Pending
- 1986-04-28 US US06/856,265 patent/US4751730A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548910A (en) * | 1977-06-22 | 1979-01-23 | Nec Corp | Echo erasing unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0199879A1 (en) | 1986-11-05 |
DE3576772D1 (de) | 1990-04-26 |
EP0199879B1 (en) | 1990-03-21 |
US4751730A (en) | 1988-06-14 |
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