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JPS6124759Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6124759Y2
JPS6124759Y2 JP1981044904U JP4490481U JPS6124759Y2 JP S6124759 Y2 JPS6124759 Y2 JP S6124759Y2 JP 1981044904 U JP1981044904 U JP 1981044904U JP 4490481 U JP4490481 U JP 4490481U JP S6124759 Y2 JPS6124759 Y2 JP S6124759Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
opening
case cover
wall
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981044904U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57156678U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981044904U priority Critical patent/JPS6124759Y2/ja
Publication of JPS57156678U publication Critical patent/JPS57156678U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6124759Y2 publication Critical patent/JPS6124759Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等における歯車変速機、特
に、ミツシヨンケースの立壁に設けた開口の周囲
にあつて該立壁からミツシヨンケース外に向けて
突出するループ状のフランジ部に、ケースカバー
を液密的に組付けてなり、前記ミツシヨンケース
とケースカバーによつて前記開口を通して前記ミ
ツシヨンケース内に連通する室が形成されるよう
にした歯車変速機に最適に実施し得るエアブリー
ザに関する。
本考案の目的は、上記した歯車変速機の基本構
成を有効に活用した構造簡単なエアブリーザを提
供することにある。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図及び第2図は自動車用歯車変速機
を部分的に示していて、ミツシヨンケース10の
立壁10aには、円形の開口10bが設けられる
とともに、開口10bの周囲にあつて第1図示左
方(ミツシヨンケース10外)に向けて突出する
ループ状のフランジ部10cが一体的に形成され
ている。またフランジ部10cにはケースカバー
11が液密的に組付けられていて、開口10bを
通してミツシヨンケース10内に連通する室R0
が形成されており、ケースカバー11にはシフト
レバーシヤフト12が回動及び軸方向へ移動可能
に組付けられている。シフトレバーシヤフト12
は、図示しないシフトレバーのシフト操作により
回動されかつシフトレバーのセレクト操作により
軸方向へ移動されるものであり、その外周にはス
ライデイングレバー13が一体的に組付けられ、
またスプリングシート14が係脱可能に係合して
いる。スライデイングレバー13は、開口10b
を通してミツシヨンケース10内に延びて三個の
のシフトヘツド15,16,17と選択的に係合
するレバー13aを一体的に有するとともに、ケ
ースカバー11に組付けたリバースレストリクト
ピン21、コイルスプリング22、スロツテツド
ピン23とによつてリバースミスシフト防止装置
20を構成する突起部13bを一体的に有してい
る。スプリングシート14は、下端をケースカバ
ー11に係止してなるスプリング18により上方
へ付勢されていて、図示位置にてシフトレバーシ
ヤフト12の段部12aとケースカバー11のボ
ス部11a及び段部11bに係合してシフトレバ
ーシヤフト12を図示位置に位置決している。な
お、上記したシフトヘツド15は1−2速用のシ
フトヘツドであり、シフトヘツド16は3−4速
用のシフトヘツドであり、シフトヘツド17は5
速−リバース用のシフトヘツドである。
しかして、本実施例においては、ミツシヨンケ
ース10における立壁10aのケースカバー11
側に、開口10bの第2図図示左方側上方に隣接
して延在する円弧状部分10d1と、これに連続し
てフランジ部10cの上壁10c1に至る直線部分
10d2、及び円弧状部分10d1に連続してフラン
ジ部10cの側壁10c2に至る直線部分10d3
らなるリブ10dが一体的に形成されていて、こ
のリブ10dとフランジ部10cの上方偶角部と
立壁10aとケースカバー11によりリブ10d
の頂面とケースカバー11の内壁面間に形成され
る隙間を通して室R0に連通する空間R1が形成
されている。またフランジ部10cにおける上壁
10c1の空間R1に対応する部位に、空間R1に
連通する縦孔10eが穿設され、この縦孔10e
にブリーザプラグ19が嵌着されていて空間R1
がブリーザプラグ19を通して大気に連通してい
る。これにより、ミツシヨンケース10内を大気
に連通させるエアブリーザが構成されている。
このように構成した本実施例においては、動力
伝達時、すなわち車両走行中、ミツシヨンケース
10内の潤滑油がミツシヨンケース内の回転部材
により撹拌され勢いよく飛散しても、その飛散し
た潤滑油はミツシヨンケース10の立壁10aに
よつてケースカバー11内への流入を抑えられ、
またミツシヨンケース10の開口10bを通して
ケースカバー11内へ飛散して流入した潤滑油の
内、空間R1に向けて飛散する潤滑油の飛沫はリ
ブ10dによつて止められて空間R1内に向けて
流れる空気から分離され、空間R1内への流入が
的確に阻止される。したがつて、当該エアブリー
ザによれば、潤滑油の歯車変速機外(外部)への
流出を確実に防止しつつ、ミツシヨンケース10
内を大気圧とすることができる。
ところで、当該エアブリーザは、立壁10aに
リブ10dを一体的に形成して空間R1を形成す
るとともに、空間R1に連通する縦孔10eをフ
ランジ部10cに穿設し、この縦孔10eにブリ
ーザプラグ19を嵌着して構成したものであり、
歯車変速機におけるミツシヨンケース10の立壁
10a、開口10b、フランジ部10c(基本構
成)を有効に活用したものであるため、構造が簡
単であり安価に実施することができる。
なお、本考案は、上記実施例に限らず、ミツシ
ヨンケースの立壁に設けた開口の周囲にあつて該
立壁からミツシヨンケース外に向けて突出するル
ープ状のフランジ部に、ケースカバーを液密的に
組付けてなり、前記ミツシヨンケースとケースカ
バーによつて前記開口を通して前記ミツシヨンケ
ース内に連通する室が形成されるようにした種々
の歯車変速機に同様に、又は適宜変更して実施し
得るものである。
要するに、本考案においては、上記した型式の
歯車変速機において、前記ミツシヨンケースのケ
ースカバー側に前記開口の上方に隣接して延在す
る部分とこれに連続して前記フランジ部の上壁及
び側壁に至る部分からなるリブを一体的に形成し
て、このリブと前記フランジ部の上方偶角部と前
記立壁と前記ケースカバーにより前記リブの頂面
と前記ケースカバーの内壁面間に形成される隙間
を通して前記室に連通する空間を形成するととも
に、前記フランジ部における上壁の前記空間に対
応する部位に縦孔を設けてこの縦孔にブリーザプ
ラグを嵌着し、前記開口、前記室、前記空間及び
前記ブリーザプラグを通して前記ミツシヨンケー
ス内を大気に連通させたことに特徴がある。この
ため、ミツシヨンケース内の潤滑油がミツシヨン
ケース内の回転部材により撹拌され勢いよく飛散
しても、その飛散した潤滑油はミツシヨンケース
の立壁によつてケースカバー内への流入を抑えら
れ、またミツシヨンケースの開口を通してケース
カバー内へ飛散して流入した潤滑油の内、空間に
向けて飛散する潤滑油は飛沫はリブによつて止め
られて空間内に向けて流れる空気から分離され、
空間内への流入が的確に阻止される。したがつ
て、当該エアブリーザによれば、潤滑油の歯車変
速機外(外部)への流出を確実に防止しつつ、ミ
ツシヨンケース内を大気圧とすることができる。
また、当該エアブリーザは、ミツシヨンケースの
立壁、開口、フランジ部等基本構成を有効に活用
したものであるため、構造が簡単で安価に実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施してなる歯車変速機の部
分縦断面図、第2図は第1図の−線に沿う縦
断面図である。 符号の説明、10……ミツシヨンケース、10
a……立壁、10b……開口、10c……フラン
ジ部、10d……リブ、10e……縦孔、11…
…ケースカバー、19……ブリーザプラグ、R0
……室、R1……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケースの立壁に設けた開口の周囲に
    あつて該立壁からミツシヨンケース外に向けて突
    出するループ状のフランジ部に、ケースカバーを
    液密的に組付けてなり、前記ミツシヨンケースと
    ケースカバーによつて前記開口を通して前記ミツ
    シヨンケース内に連通する室が形成されるように
    した歯車変速機において、前記ミツシヨンケース
    のケースカバー側に前記開口の上方に隣接して延
    在する部分とこれに連続して前記フランジ部の上
    壁及び側壁に至る部分からなるリブを一体的に形
    成して、このリブと前記フランジ部の上方偶角部
    と前記立壁と前記ケースカバーにより前記リブの
    頂面と前記ケースカバーの内壁面間に形成される
    隙間を通して前記室に連通する空間を形成すると
    ともに、前記フランジ部における上壁の前記空間
    に対応する部位に縦孔を設けてこの縦孔にブリー
    ザプラグを嵌着し、前記開口、前記室、前記空間
    及び前記ブリーザプラグを通して前記ミツシヨン
    ケース内の大気に連通させてなるエアブリーザ。
JP1981044904U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6124759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981044904U JPS6124759Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981044904U JPS6124759Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57156678U JPS57156678U (ja) 1982-10-01
JPS6124759Y2 true JPS6124759Y2 (ja) 1986-07-25

Family

ID=29841821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981044904U Expired JPS6124759Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3706779B2 (ja) * 1999-10-18 2005-10-19 本田技研工業株式会社 トランスミッションのブリーザ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218788Y2 (ja) * 1979-05-04 1987-05-14

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Publication number Publication date
JPS57156678U (ja) 1982-10-01

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