JPS61244510A - プラスチツクレンズ注形型 - Google Patents
プラスチツクレンズ注形型Info
- Publication number
- JPS61244510A JPS61244510A JP8702085A JP8702085A JPS61244510A JP S61244510 A JPS61244510 A JP S61244510A JP 8702085 A JP8702085 A JP 8702085A JP 8702085 A JP8702085 A JP 8702085A JP S61244510 A JPS61244510 A JP S61244510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame gasket
- gasket
- outer frame
- inner frame
- plastic lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラスチックレンズ例えば眼鏡用レンズ又は
光学レンズを成形するためのプラスチックレンズ成形用
型に関する。
光学レンズを成形するためのプラスチックレンズ成形用
型に関する。
本発明は、プラスチックレンズ注形型において、環状ガ
スケットを剛性材よりなりかつ上型嵌合部分と下型嵌合
部分が支持棒により固定されている外枠ガスケットと該
外枠ガスケットに内側から嵌合しかつ弾性材からなる内
枠ガスケットにすることにより、高品質、高性能のプラ
スチックレンズが得られるようにしたものである。
スケットを剛性材よりなりかつ上型嵌合部分と下型嵌合
部分が支持棒により固定されている外枠ガスケットと該
外枠ガスケットに内側から嵌合しかつ弾性材からなる内
枠ガスケットにすることにより、高品質、高性能のプラ
スチックレンズが得られるようにしたものである。
近年、光学機器用レンズあるいは眼鏡レンズとしてプラ
スチックレンズの需要が高まってきている。その理由と
して、プラスチックレンズは、極めて優れた耐衝撃性及
び透明性を有しかつ軽量であり、その他の光学的特性も
良好であること等があげられる。また、プラスチックレ
ンズはガラスレンズと異なり、染色が可能であるため、
ファッションサングラスとして流行しており、これもプ
ラスチックレンズの使用機会の増加に拍車をかけている
。この様なプラスチックレンズは、ポリカーボネートや
ポリメタアクリレート類などの光学用に適しだ熱可塑性
樹脂を射出成形あるいは圧縮成形により製造されるか、
又は注型成形によって製造されている。
スチックレンズの需要が高まってきている。その理由と
して、プラスチックレンズは、極めて優れた耐衝撃性及
び透明性を有しかつ軽量であり、その他の光学的特性も
良好であること等があげられる。また、プラスチックレ
ンズはガラスレンズと異なり、染色が可能であるため、
ファッションサングラスとして流行しており、これもプ
ラスチックレンズの使用機会の増加に拍車をかけている
。この様なプラスチックレンズは、ポリカーボネートや
ポリメタアクリレート類などの光学用に適しだ熱可塑性
樹脂を射出成形あるいは圧縮成形により製造されるか、
又は注型成形によって製造されている。
プラスチックレンズの注型成形は、通常ガラスで作られ
た1対の上型及び下型と柔軟性材料からなるガスケット
とにより作られるキャビティ(空間)にモノマー、その
他重合開始剤等のプラスチック原料を充填し、バネクラ
ンプ等により上型と下型な挾持し、加熱等によりプラス
チック原料な重合硬化させてプラスチックレンズを成形
する方法である。
た1対の上型及び下型と柔軟性材料からなるガスケット
とにより作られるキャビティ(空間)にモノマー、その
他重合開始剤等のプラスチック原料を充填し、バネクラ
ンプ等により上型と下型な挾持し、加熱等によりプラス
チック原料な重合硬化させてプラスチックレンズを成形
する方法である。
この様なプラスチックレンズの注型成形におけるレンズ
製造において最大の問題点はガスケットにあることが良
く知られている。ガスケットは、重合反応の際グラスチ
ック原料の体積収縮につれて、上型及び下型がレンズの
厚さ方向に接近できるものでなげればならない。また、
グラスチック原料がガスケットの壁面から早期に分離す
ると、レンズの歪、クラック、その他の損傷を発生する
恐れがあるため、成形中グラスチック原料が適度に付着
している必要がある。この様なことを考慮して、特開昭
56−27327号ではプラスチックレンズの注型成形
用ガスケットとして1脚部が半径方向内側に向いて上f
のガラス型にはさまれたほぼT型の断面形状のワンピー
スの環状ガスケットであって、体積収縮に対応できるよ
うにガスケットの外側中央に外周部から脚部へかけて半
径方向内側に向いたスロットが刻設されているガスケッ
トを提案している。
製造において最大の問題点はガスケットにあることが良
く知られている。ガスケットは、重合反応の際グラスチ
ック原料の体積収縮につれて、上型及び下型がレンズの
厚さ方向に接近できるものでなげればならない。また、
グラスチック原料がガスケットの壁面から早期に分離す
ると、レンズの歪、クラック、その他の損傷を発生する
恐れがあるため、成形中グラスチック原料が適度に付着
している必要がある。この様なことを考慮して、特開昭
56−27327号ではプラスチックレンズの注型成形
用ガスケットとして1脚部が半径方向内側に向いて上f
のガラス型にはさまれたほぼT型の断面形状のワンピー
スの環状ガスケットであって、体積収縮に対応できるよ
うにガスケットの外側中央に外周部から脚部へかけて半
径方向内側に向いたスロットが刻設されているガスケッ
トを提案している。
また、ガスケットの満たすべき条件として成形されたプ
ラスチックレンズが光軸のずれを生じないような構造を
持つことが挙げられる。すなわち重合反応時グラスチッ
ク原料の収縮に伴い上型と下〜は接近運動をするが、通
常収縮は型の内部で均一に起こらず不均一に収縮するた
め、重合硬化が完了した時点では上型とT型がずれた変
形なしてしまう。このため成形されたプラスチックレン
ズは光学仕上面の光軸のずれが生じやすいという欠点が
あった。プラスチックレンズの注型成形では、眼鏡用レ
ンズのように厚さに長手バラツキがありまた上下曲面の
光軸に多少のずれがあっても眼で容易に調節できる範囲
内で実用上支障のないプラスチックレンズの成形はでき
るが、カメラやグロジエクタ等の光学機器に使用される
ような高精度のプラスチックレンズは到底望めないため
、成形プラスチックレンズの光軸のずれを防止する目的
で、特開昭59−9!5526、特開昭59−9352
7、特開昭59−106936では剛性材よりなる外枠
ガスケットを使用したプラスチックレンズ注形型が提案
されている。
ラスチックレンズが光軸のずれを生じないような構造を
持つことが挙げられる。すなわち重合反応時グラスチッ
ク原料の収縮に伴い上型と下〜は接近運動をするが、通
常収縮は型の内部で均一に起こらず不均一に収縮するた
め、重合硬化が完了した時点では上型とT型がずれた変
形なしてしまう。このため成形されたプラスチックレン
ズは光学仕上面の光軸のずれが生じやすいという欠点が
あった。プラスチックレンズの注型成形では、眼鏡用レ
ンズのように厚さに長手バラツキがありまた上下曲面の
光軸に多少のずれがあっても眼で容易に調節できる範囲
内で実用上支障のないプラスチックレンズの成形はでき
るが、カメラやグロジエクタ等の光学機器に使用される
ような高精度のプラスチックレンズは到底望めないため
、成形プラスチックレンズの光軸のずれを防止する目的
で、特開昭59−9!5526、特開昭59−9352
7、特開昭59−106936では剛性材よりなる外枠
ガスケットを使用したプラスチックレンズ注形型が提案
されている。
〔発明が解決しようとする問題点及び目的〕しかしなが
ら、特開昭59−93326.%開昭59−93327
、特開昭59−10693Sでは内枠ガスケットを外枠
ガスケットにはめ込み密着させた構造になっているため
、重合反応時内枠ガスケットおよび原料上ツマ−の熱膨
張により原料モノマーが漏れやすいという問題点を有し
ている。また、重合反応時グラスチック原料の収縮に伴
い上型と下−私一″ 型は接近運動をするためそれに応じてガスケットも収縮
する必要があるが、内枠ガスケットは外枠ガスケットに
密着しているため、上型と下型の接近運動の際に生じる
内枠ガスケットの歪すなわち応力は緩和されに<<1重
合反応中にガラス型と成形レンズがはがれやすいという
問題点をも有している。
ら、特開昭59−93326.%開昭59−93327
、特開昭59−10693Sでは内枠ガスケットを外枠
ガスケットにはめ込み密着させた構造になっているため
、重合反応時内枠ガスケットおよび原料上ツマ−の熱膨
張により原料モノマーが漏れやすいという問題点を有し
ている。また、重合反応時グラスチック原料の収縮に伴
い上型と下−私一″ 型は接近運動をするためそれに応じてガスケットも収縮
する必要があるが、内枠ガスケットは外枠ガスケットに
密着しているため、上型と下型の接近運動の際に生じる
内枠ガスケットの歪すなわち応力は緩和されに<<1重
合反応中にガラス型と成形レンズがはがれやすいという
問題点をも有している。
本発明は以上の問題点を解決するもので、その目的とす
るところは、光学機器にも使用することのできる高精度
のプラスチックレンズを高歩留で得られるようにしたプ
ラスチックレンズ注形型を提供することにある。
るところは、光学機器にも使用することのできる高精度
のプラスチックレンズを高歩留で得られるようにしたプ
ラスチックレンズ注形型を提供することにある。
本発明のプラスチックレンズ注形型はプラスチックレン
ズの一方のレンズ面を形成するためのレンズ面形成用上
型と、上記プラスチックレンズの他方のレンズ面を形成
するためのレンズ面形成用下型と、上型及び下型間にキ
ャビティを形成するための環状ガスケットとからなるグ
ラスチックレ性材からなりかつ旧型嵌合部分と下型嵌合
部分が数本の支持棒により固定されている外枠ガスケッ
トと、該外枠ガスケットに内1則から嵌合しかつ弾性材
からなる内枠ガスケットからなることを特徴とする。
ズの一方のレンズ面を形成するためのレンズ面形成用上
型と、上記プラスチックレンズの他方のレンズ面を形成
するためのレンズ面形成用下型と、上型及び下型間にキ
ャビティを形成するための環状ガスケットとからなるグ
ラスチックレ性材からなりかつ旧型嵌合部分と下型嵌合
部分が数本の支持棒により固定されている外枠ガスケッ
トと、該外枠ガスケットに内1則から嵌合しかつ弾性材
からなる内枠ガスケットからなることを特徴とする。
〔作用〕 ′
上記のように、本発明では弾性材よりなる内枠ガスケッ
トの外側全体を剛性材よりなる外枠ガスケットで密着固
定しないため、原料モノマーが熱膨張をしても内枠ガス
ケットが外側へ伸張することにより原料モノマーの流出
を防止することができる。また、重合反応時原料七ツマ
−の体積収縮により起きる上型と下型の接近運動によっ
て生じる内枠ガスケットの歪すなわち応力を内枠ガスケ
ットの横方向の動きが自由になるため緩和することがで
きるためガラス型と成形プラスチックレンズのはがれは
防止できるのである。
トの外側全体を剛性材よりなる外枠ガスケットで密着固
定しないため、原料モノマーが熱膨張をしても内枠ガス
ケットが外側へ伸張することにより原料モノマーの流出
を防止することができる。また、重合反応時原料七ツマ
−の体積収縮により起きる上型と下型の接近運動によっ
て生じる内枠ガスケットの歪すなわち応力を内枠ガスケ
ットの横方向の動きが自由になるため緩和することがで
きるためガラス型と成形プラスチックレンズのはがれは
防止できるのである。
以下、本発明の詳細を実施例に基づいて説明する。本発
明によるプラスチックレンズ注形型ヲ示寝J・− す第1図において、当該注形型は、通常ガラスで作られ
かつレンズ例えばメニスカス形凹レンズの光学仕上面1
及び2が形成された1対の上型3及び下型4を備え、上
下のガラス型3及び4け、両型の間にキャビティ5を形
成すべく後記する外枠ガスケット6と内枠ガスクツドア
によって図示のように一定距離して支持されている。
明によるプラスチックレンズ注形型ヲ示寝J・− す第1図において、当該注形型は、通常ガラスで作られ
かつレンズ例えばメニスカス形凹レンズの光学仕上面1
及び2が形成された1対の上型3及び下型4を備え、上
下のガラス型3及び4け、両型の間にキャビティ5を形
成すべく後記する外枠ガスケット6と内枠ガスクツドア
によって図示のように一定距離して支持されている。
当該注形型に使用された外枠ガスケット6は上下のガラ
ス型に嵌合しており、−上下嵌合部が4本の支持棒8に
より支持、固定された形状を有している。該外枠ガスケ
ット6の内側に内枠ガスケット7が嵌合している。内枠
ガスケット7は、図示のように脚部が半径方向内側に向
いてほぼT型の断面形状の環状ガスケットであり、上下
部と外側部の一部が外枠ガスケット乙の上下部と支持棒
8の内側に内接している。
ス型に嵌合しており、−上下嵌合部が4本の支持棒8に
より支持、固定された形状を有している。該外枠ガスケ
ット6の内側に内枠ガスケット7が嵌合している。内枠
ガスケット7は、図示のように脚部が半径方向内側に向
いてほぼT型の断面形状の環状ガスケットであり、上下
部と外側部の一部が外枠ガスケット乙の上下部と支持棒
8の内側に内接している。
外枠ガスケット6は適当な剛性材料、例えばステンレス
材、アルミ材、スチール材等で作られ、内枠ガスケット
7は適当な弾性材料、例えば軟質酸ビニル共重合体等の
組成物をそれぞれ単独あるいはブレンドされて作られる
。
材、アルミ材、スチール材等で作られ、内枠ガスケット
7は適当な弾性材料、例えば軟質酸ビニル共重合体等の
組成物をそれぞれ単独あるいはブレンドされて作られる
。
第1図に示した第1実施例の外枠ガスケットは4本の支
持棒8を有する。本発明のプラスチックレンズ注形型に
おいて、該注形型を構成する外枠ガスケットの支持棒の
数は特に限定しないが、外枠ガスケットに内接する内枠
ガスケットの内接面積が内枠ガスケットの外側面積の8
0俤を超えると、原料モノマーの体積収縮の際上型と下
型の接近運動によって起こる内枠ガスケットの歪が緩和
されにくくなり本発明の効果は得られなくなる。
持棒8を有する。本発明のプラスチックレンズ注形型に
おいて、該注形型を構成する外枠ガスケットの支持棒の
数は特に限定しないが、外枠ガスケットに内接する内枠
ガスケットの内接面積が内枠ガスケットの外側面積の8
0俤を超えると、原料モノマーの体積収縮の際上型と下
型の接近運動によって起こる内枠ガスケットの歪が緩和
されにくくなり本発明の効果は得られなくなる。
当該プラスチックレンズ注形型の組み立て方を説明する
と、第2図において、まず弾性材料で作られている内枠
ガスケット7を、剛性材で作られている外枠ガスケット
6に対し、内枠ガスケットの外端部71をその弾性を利
用し外枠ガスケット内接面6mにはめこんで内側から嵌
合する。次にこの二重構造のガスケットに対し上下のガ
ラス型3及び4を外枠ガスケット内にはめ合せ、各型の
及び7 C’に着座させることにより注形型は組み立て
られる。組み立てられた注形型は上下のガラス型3及び
4を挾持するバネクランプ9等により定位置に保持され
る。
と、第2図において、まず弾性材料で作られている内枠
ガスケット7を、剛性材で作られている外枠ガスケット
6に対し、内枠ガスケットの外端部71をその弾性を利
用し外枠ガスケット内接面6mにはめこんで内側から嵌
合する。次にこの二重構造のガスケットに対し上下のガ
ラス型3及び4を外枠ガスケット内にはめ合せ、各型の
及び7 C’に着座させることにより注形型は組み立て
られる。組み立てられた注形型は上下のガラス型3及び
4を挾持するバネクランプ9等により定位置に保持され
る。
組み立てられた注形型にあっては第1図に示すように、
内枠ガスケットの内接面10が上型及び下型の光学仕上
面1及び2と共働して密閉したキャビティ5を形成する
。密閉したキャビティ5には、モノマー等のプラスチッ
ク原料(例えばジエチレングリコールヒスアリルカーボ
ネート)と重合開始剤(例えばジイソプロピルパーオキ
とジカーボネート)の混合液体を注射器等により注入し
、熱及び紫外線等によりプラスチック原料を重合させる
とプラスチックレンズが形成される。
内枠ガスケットの内接面10が上型及び下型の光学仕上
面1及び2と共働して密閉したキャビティ5を形成する
。密閉したキャビティ5には、モノマー等のプラスチッ
ク原料(例えばジエチレングリコールヒスアリルカーボ
ネート)と重合開始剤(例えばジイソプロピルパーオキ
とジカーボネート)の混合液体を注射器等により注入し
、熱及び紫外線等によりプラスチック原料を重合させる
とプラスチックレンズが形成される。
実施例では、本発明をメニスカス形凹レンズを例にとっ
て説明したが、これに限らず他の種類のレンズ、例えば
平凹レンズ、両凹レンズ、平凸レンズ、両凸レンズ、メ
ニスカス形凸レンズ等も成形することができる。
て説明したが、これに限らず他の種類のレンズ、例えば
平凹レンズ、両凹レンズ、平凸レンズ、両凸レンズ、メ
ニスカス形凸レンズ等も成形することができる。
以上説明したように、本発明は、剛性材からなり上型及
び下型に嵌合する部分が数本の支持棒により固定されて
いる外枠ガヌケットと、該外枠ガスケットに内側から嵌
合しかつ弾性材よりなる内枠ガスケットとの二重構造か
らなる環状ガスケットを備えたので、高精度が要ボされ
る光学機器用レンズとして充分使用できる高精度プラス
チックレンズを得ることができる。特に、本発明では弾
性材よりなる内枠ガスケットの外側全体を剛性材よりな
る外枠ガスケットで密着固定しないため、原料モノマー
が重合反応時熱膨張をしても内枠ガスケットが外側へ伸
張することにより原料モノマーの流出を防止することが
できる。また、重合反応時原料七ツマ−の体積収縮によ
り起きる上型と下型の接近運動によって生じる内枠ガス
ケットの歪すなわち応力を内枠ガスケットの横方向の動
きが自由になるため緩和することができ、ガラス型と成
形プラスチックレンズのはがれは防止できる。
び下型に嵌合する部分が数本の支持棒により固定されて
いる外枠ガヌケットと、該外枠ガスケットに内側から嵌
合しかつ弾性材よりなる内枠ガスケットとの二重構造か
らなる環状ガスケットを備えたので、高精度が要ボされ
る光学機器用レンズとして充分使用できる高精度プラス
チックレンズを得ることができる。特に、本発明では弾
性材よりなる内枠ガスケットの外側全体を剛性材よりな
る外枠ガスケットで密着固定しないため、原料モノマー
が重合反応時熱膨張をしても内枠ガスケットが外側へ伸
張することにより原料モノマーの流出を防止することが
できる。また、重合反応時原料七ツマ−の体積収縮によ
り起きる上型と下型の接近運動によって生じる内枠ガス
ケットの歪すなわち応力を内枠ガスケットの横方向の動
きが自由になるため緩和することができ、ガラス型と成
形プラスチックレンズのはがれは防止できる。
したがって以上の効果により、従来のガスケツ’−11
− トを使用した注形型よりも、プラスチックレンズの成形
に関し明らかに歩留りの向上と品質の改善をするという
効果が得られる。
− トを使用した注形型よりも、プラスチックレンズの成形
に関し明らかに歩留りの向上と品質の改善をするという
効果が得られる。
第1図は本発明によるグラスチック注形型を示す断面図
、第2図は第1図に示す注形型の構成図第6図(、)は
外枠ガスケットの上面図、第3図(b)は外枠ガスケッ
トの断面図である。 なお、第1図は第6図(、)における外枠ガスケットの
A’−A断面のプラスチックレンズ注形型の断面を示す
。 1及び2・・・光学仕上面 3・・・上型4・・・下型
5・・・キャビティ6・・・外枠ガスケ
ット 7・・・内枠ガスケット8・・・支持棒
9・・・バネフラング10・・・内壁面。 以上
、第2図は第1図に示す注形型の構成図第6図(、)は
外枠ガスケットの上面図、第3図(b)は外枠ガスケッ
トの断面図である。 なお、第1図は第6図(、)における外枠ガスケットの
A’−A断面のプラスチックレンズ注形型の断面を示す
。 1及び2・・・光学仕上面 3・・・上型4・・・下型
5・・・キャビティ6・・・外枠ガスケ
ット 7・・・内枠ガスケット8・・・支持棒
9・・・バネフラング10・・・内壁面。 以上
Claims (1)
- プラスチックレンズの一方のレンズ面を形成するための
レンズ面形成用上型と、上記プラスチックレンズの他方
のレンズ面を形成するためのレンズ面形成用下型と、上
型及び下型間にキャビティを形成するための環状ガスケ
ットとからなるプラスチックレンズ注形型において、前
記環状ガスケットが、剛性材からなりかつ上型嵌合部分
と下型嵌合部分が数本の支持棒により固定されている外
枠ガスケットと、該外枠ガスケットに内側から嵌合しか
つ弾性材からなる内枠ガスケットからなることを特徴と
するプラスチックレンズ注形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8702085A JPS61244510A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | プラスチツクレンズ注形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8702085A JPS61244510A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | プラスチツクレンズ注形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61244510A true JPS61244510A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13903274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8702085A Pending JPS61244510A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | プラスチツクレンズ注形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61244510A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120324A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Seiko Epson Corp | プラスチックレンズの製造方法 |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP8702085A patent/JPS61244510A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120324A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Seiko Epson Corp | プラスチックレンズの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4208364A (en) | Process for the production of contact lenses | |
US4121896A (en) | Apparatus for the production of contact lenses | |
JP3370327B2 (ja) | レンズの成形方法および装置 | |
JP3309856B2 (ja) | コンタクトレンズの製造方法 | |
MX9206001A (es) | Metodo y aparato para fabricar lentes usando revestimientos delgados. | |
US3846013A (en) | Light-polarizing element | |
US4227673A (en) | Gasket for casting lenses | |
JPH03502908A (ja) | 使い捨て光学モールドの製造方法及びその装置 | |
JPS61244510A (ja) | プラスチツクレンズ注形型 | |
JPS61235113A (ja) | 複合プラスチツクの製造方法 | |
JPS59106936A (ja) | プラスチツクレンズ注形型 | |
JPS58187315A (ja) | プラスチツクレンズ成形用金型 | |
JPS61272112A (ja) | プラスチツクレンズ注形型 | |
JPS6362373B2 (ja) | ||
JPS5993327A (ja) | プラスチツクレンズ注形型 | |
JPS58224724A (ja) | プラスチツクレンズ成形用型 | |
JPH0531738A (ja) | プラスチツクレンズとその製造方法 | |
JPS61100420A (ja) | プラスチツクレンズの製造方法 | |
JPS5993326A (ja) | プラスチツクレンズ注形型 | |
CA2223302C (en) | Apparatus and method for moulding contact lenses | |
JPS58166024A (ja) | プラスチツクレンズ成形用金型 | |
JPS5834293B2 (ja) | ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウ | |
JPH09300371A (ja) | 光学素子の成形型 | |
JPS59143617A (ja) | プラスチツクレンズの注型成形法とその装置 | |
JP5748597B2 (ja) | プラスチックレンズの製造方法 |