JPS61241475A - 水素吸蔵合金を利用したポンプ装置及び該装置を取付けたタイヤホイ−ル - Google Patents
水素吸蔵合金を利用したポンプ装置及び該装置を取付けたタイヤホイ−ルInfo
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- JPS61241475A JPS61241475A JP8194885A JP8194885A JPS61241475A JP S61241475 A JPS61241475 A JP S61241475A JP 8194885 A JP8194885 A JP 8194885A JP 8194885 A JP8194885 A JP 8194885A JP S61241475 A JPS61241475 A JP S61241475A
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Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、水素吸蔵合金に吸蔵される水素の平衡解離圧
の変化を利用して駆動する容積型往復ポンプ装置及び該
装置を取付けたタイヤホイールに関するものである。
の変化を利用して駆動する容積型往復ポンプ装置及び該
装置を取付けたタイヤホイールに関するものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点)従来の
容積型往復ポンプは、電動モータや空気・油圧、あるい
はその他の動力源から得られる駆動力によりポンプ作用
をする構成のものであった。
容積型往復ポンプは、電動モータや空気・油圧、あるい
はその他の動力源から得られる駆動力によりポンプ作用
をする構成のものであった。
従って従来ポンプは、構造が複雑であるとともに比較的
大型で一般的に高価なものであるため、その用途、設置
場所等が制限されるという問題がある。
大型で一般的に高価なものであるため、その用途、設置
場所等が制限されるという問題がある。
一方、自動車等にもちいられるタイヤでその空気圧が不
足している、またはパンク時等のタイヤ交換においてス
ペアタイヤの空気圧が不足している等の場合に、自動車
に空気ポンプが設置されていると便利であるが、従来の
ポンプは前述した様に構造も複雑で一般に高価なものと
なってしまう。
足している、またはパンク時等のタイヤ交換においてス
ペアタイヤの空気圧が不足している等の場合に、自動車
に空気ポンプが設置されていると便利であるが、従来の
ポンプは前述した様に構造も複雑で一般に高価なものと
なってしまう。
またタイヤ内に空気を供給する目的のみに、ユーザーは
電動ポンプ、コンプレッサ等は必要でなく、むしろ手動
ポンプのような小量の高圧空気を間欠的に発生するポン
プで事足りると思われる。
電動ポンプ、コンプレッサ等は必要でなく、むしろ手動
ポンプのような小量の高圧空気を間欠的に発生するポン
プで事足りると思われる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされるものでその目的は
、簡略な機構で、高圧の作動流体を間欠的に発生し、し
かも小型・軽量のポンプを提供することにある。また、
このポンプを取付けたタイヤホイールを提供することに
ある。
、簡略な機構で、高圧の作動流体を間欠的に発生し、し
かも小型・軽量のポンプを提供することにある。また、
このポンプを取付けたタイヤホイールを提供することに
ある。
(問題点を解決しようとするための手段)本願の第1の
発明は、耐水素性を有する容器と、該容器を該1室と第
2室に分離し、分離された前記第1室と第2室の圧力差
に応じて可動して両室の容積比を変更できる隔離手段と
、該隔離手段を可動させることにより前記第1室に作動
流体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出通路と、前記第
2室の内部に設けられる水素吸蔵合金と、該水素吸蔵合
金を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱を断続させ
る制御手段とを具備することを特徴とする。
発明は、耐水素性を有する容器と、該容器を該1室と第
2室に分離し、分離された前記第1室と第2室の圧力差
に応じて可動して両室の容積比を変更できる隔離手段と
、該隔離手段を可動させることにより前記第1室に作動
流体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出通路と、前記第
2室の内部に設けられる水素吸蔵合金と、該水素吸蔵合
金を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱を断続させ
る制御手段とを具備することを特徴とする。
本願の第2の発明は、耐水素性を有する容器と、該容器
を第1室と第2室に分離し、分離された前記第1室と第
2室の圧力差に応じて可動して両室の容積比を変更でき
る隔離手段と、該隔離手段を可動させることにより前記
第1室内に作動流体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出
通路と、前記第2室の内部に設けられる水素吸蔵合金と
、該水素吸蔵合金を加熱する加熱手段と、該加熱手段の
加熱を断続させる制御手段とを具備する水素吸蔵合金を
利用したポンプ装置の前記容器が、前記タイヤホイール
のタイヤ側に収納固定され、前記第1室は前記吸入通路
からタイヤ外部の空気を吸入し、前記吐出通路からタイ
ヤ内部に空気を吐出することを特徴とする。
を第1室と第2室に分離し、分離された前記第1室と第
2室の圧力差に応じて可動して両室の容積比を変更でき
る隔離手段と、該隔離手段を可動させることにより前記
第1室内に作動流体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出
通路と、前記第2室の内部に設けられる水素吸蔵合金と
、該水素吸蔵合金を加熱する加熱手段と、該加熱手段の
加熱を断続させる制御手段とを具備する水素吸蔵合金を
利用したポンプ装置の前記容器が、前記タイヤホイール
のタイヤ側に収納固定され、前記第1室は前記吸入通路
からタイヤ外部の空気を吸入し、前記吐出通路からタイ
ヤ内部に空気を吐出することを特徴とする。
(実施例)
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1実施例の断面図である。
容器1は耐水素性及び耐圧性を有する材料、例えばステ
ンレス製の円筒容器で、この容器10の底部にはLaN
i、等の金属水素化合物いわゆる水素吸蔵合金11が収
納されている。合金11は、活性化されて粉末状態とな
った時に飛散しないようにフィルタ部材12によって固
定されている。
ンレス製の円筒容器で、この容器10の底部にはLaN
i、等の金属水素化合物いわゆる水素吸蔵合金11が収
納されている。合金11は、活性化されて粉末状態とな
った時に飛散しないようにフィルタ部材12によって固
定されている。
容器10と溶接接合されたフタ13には、ベローズ14
の一端が全周接合されて、ベローズ14によって容器1
0内はポンプ作動室となる第1室15と合金11を収納
する第2室16の2つの室に分離される。第2室16は
容器10とベローズ14によって区画形成されて完全に
気密状態である。
の一端が全周接合されて、ベローズ14によって容器1
0内はポンプ作動室となる第1室15と合金11を収納
する第2室16の2つの室に分離される。第2室16は
容器10とベローズ14によって区画形成されて完全に
気密状態である。
ベローズ14の他端に設けられるプレート17と前記フ
タ13との間には、リターンスプリング18が圧縮され
た状態で組み込まれており、このスプリング18はベロ
ーズ14を伸長する方向にプレート17を付勢している
。またプレート17はベローズ14が伸長した時に容器
1と当接するストッパでもある。
タ13との間には、リターンスプリング18が圧縮され
た状態で組み込まれており、このスプリング18はベロ
ーズ14を伸長する方向にプレート17を付勢している
。またプレート17はベローズ14が伸長した時に容器
1と当接するストッパでもある。
フタ13には第1室15内に作動流体、例えば空気を吸
入する吸入通路19と吸入側リード弁20と、作動流体
を第1室15から吐出する吐出通路21・吐出配管2と
吐出側逆止弁23が設けられている。
入する吸入通路19と吸入側リード弁20と、作動流体
を第1室15から吐出する吐出通路21・吐出配管2と
吐出側逆止弁23が設けられている。
水素吸蔵合金11の収納される容器10の突出部10a
の外周には、加熱手段である線状のシースヒータ24が
複数回巻き付けて装着されている。
の外周には、加熱手段である線状のシースヒータ24が
複数回巻き付けて装着されている。
24は、スイッチ25を介してバッテリ26に接続され
ている。
ている。
ベローズIの材質は吸入・吐出される作動流体によって
選択されるもので、作動流体が空気の場合はプラスチッ
ク材料を利用し、作動流体が水、薬品等の場合は流体が
接触する部分に耐蝕性・耐薬品性を持たせるためにポリ
エチレン等のものを利用すると良い。
選択されるもので、作動流体が空気の場合はプラスチッ
ク材料を利用し、作動流体が水、薬品等の場合は流体が
接触する部分に耐蝕性・耐薬品性を持たせるためにポリ
エチレン等のものを利用すると良い。
また吸入側リード弁20、吐出側逆止弁23は、流体の
流れを制御する方向制御弁、例えばチェック弁、リード
弁等の弁であってもよい。またベローズ14の代りに、
ダイヤフラム、ピストン等によって容器10内を第1室
と第2室に分離してもよいことは言うまでもない。
流れを制御する方向制御弁、例えばチェック弁、リード
弁等の弁であってもよい。またベローズ14の代りに、
ダイヤフラム、ピストン等によって容器10内を第1室
と第2室に分離してもよいことは言うまでもない。
次に作動を説明する。
いまスイッチ25を閉じて、ヒータ24に通電するとヒ
ータ24が発熱し、水素吸蔵合金11は加熱される。水
素吸蔵合金11の温度が上がると、それまで合金11中
に蓄積されていた水素ガスが放出され、第2室16の水
素圧力が上昇する。従って、スプリング18に抗してベ
ローズ14は圧縮され、ベローズ14内部の第1室15
の圧力が一定以上になると吐出側チェック弁23が開き
、ベローズ14の内部の作動流体、例えば空気吐出通路
21.吐出配管22を経て吐出される。
ータ24が発熱し、水素吸蔵合金11は加熱される。水
素吸蔵合金11の温度が上がると、それまで合金11中
に蓄積されていた水素ガスが放出され、第2室16の水
素圧力が上昇する。従って、スプリング18に抗してベ
ローズ14は圧縮され、ベローズ14内部の第1室15
の圧力が一定以上になると吐出側チェック弁23が開き
、ベローズ14の内部の作動流体、例えば空気吐出通路
21.吐出配管22を経て吐出される。
次にスイッチ25を開いて、ヒータ24への通電を停止
すると、水素吸蔵合金11の温度が低下し、放出されて
いた水素ガスは、水素吸蔵合金11と反応し、第2室1
6の水素圧が低下する。従って圧縮されていたベローズ
2はスプリング18によって伸長し、ベローズ14内部
の第1室15の圧力が大気圧以下になると、吸入側リー
ド弁2Oが開き、吸入通路19より大気が導入される。
すると、水素吸蔵合金11の温度が低下し、放出されて
いた水素ガスは、水素吸蔵合金11と反応し、第2室1
6の水素圧が低下する。従って圧縮されていたベローズ
2はスプリング18によって伸長し、ベローズ14内部
の第1室15の圧力が大気圧以下になると、吸入側リー
ド弁2Oが開き、吸入通路19より大気が導入される。
そして、再びヒータ24に通電すれば、導入された大気
が、吐出側逆止弁23を経て排出されるということで、
ヒータ24の0N−OFFによりポンプ作用を行わせる
ことができる。
が、吐出側逆止弁23を経て排出されるということで、
ヒータ24の0N−OFFによりポンプ作用を行わせる
ことができる。
スイッチ25の0N−OFFを行なわせるのに、タイマ
等で自動的に行なわせてもよいし、リミットスイッチe
tc、を用いて、ベローズの動きと連動させることも可
能である。
等で自動的に行なわせてもよいし、リミットスイッチe
tc、を用いて、ベローズの動きと連動させることも可
能である。
また、冷却手段として本実施例の場合、自然冷却である
が、ファン等による強制冷却であってもよい。さらに、
第2図に示すごとく、加熱手段であるヒータ24のかわ
りに熱電素子30、いわゆるペルチェ素子を用い、電流
の流れる方向を反転させることにより、加熱、冷却を繰
り返すことも考えられる。尚、第2図のベローズ14は
合金製のベローズであって、ベローズ自体が伸長する作
用をもっている。
が、ファン等による強制冷却であってもよい。さらに、
第2図に示すごとく、加熱手段であるヒータ24のかわ
りに熱電素子30、いわゆるペルチェ素子を用い、電流
の流れる方向を反転させることにより、加熱、冷却を繰
り返すことも考えられる。尚、第2図のベローズ14は
合金製のベローズであって、ベローズ自体が伸長する作
用をもっている。
また、第3図においては、ケース10とは別に水素吸蔵
合金11およびヒータ4を収納する小型のケース31を
設け、ケース10およびケース31を、パイプ32でつ
なぎ、水素ガスの移動を可能となるようにした。これは
、水素吸蔵合金を加熱・冷却する際に、被加熱・冷却部
の熱容量を小さくすることよる熱効率の向上および反応
速度の向上を狙ったものである。
合金11およびヒータ4を収納する小型のケース31を
設け、ケース10およびケース31を、パイプ32でつ
なぎ、水素ガスの移動を可能となるようにした。これは
、水素吸蔵合金を加熱・冷却する際に、被加熱・冷却部
の熱容量を小さくすることよる熱効率の向上および反応
速度の向上を狙ったものである。
次に、第4図〜第6図にて、本発明の応用例について説
明する。
明する。
第4図においては、本発明のポンプ装置の容器10がタ
イヤチューブ40の内部に収納されて、タイヤホイール
41の上に溶接あるいはボルト締め等で固定されており
、いわゆる空気ポンプ付タイヤとなっている。但し、吸
入側通路19は、パイプ42、吸入側チェック弁43を
経てタイヤチューブ40の外部の外気に連通している。
イヤチューブ40の内部に収納されて、タイヤホイール
41の上に溶接あるいはボルト締め等で固定されており
、いわゆる空気ポンプ付タイヤとなっている。但し、吸
入側通路19は、パイプ42、吸入側チェック弁43を
経てタイヤチューブ40の外部の外気に連通している。
通常タイヤチューブ40の空気圧不足の時には、図示せ
ぬ手動の空気ポンプ、あるいはコンプレッサにより、チ
ェック弁43→パイプ42→ベローズ14の内部→第1
室15→チェック弁23→タイヤチューブ40の内部4
4の経路でタイヤチューブ40内に空気を加圧供給する
ことができるが、上記コンプレッサ等のない場合におい
ても、ヒータ24への通電と0N−OFFするだけで上
述したポンプ作動によりタイヤチューブ40内に空気の
加圧供給が可能となる。
ぬ手動の空気ポンプ、あるいはコンプレッサにより、チ
ェック弁43→パイプ42→ベローズ14の内部→第1
室15→チェック弁23→タイヤチューブ40の内部4
4の経路でタイヤチューブ40内に空気を加圧供給する
ことができるが、上記コンプレッサ等のない場合におい
ても、ヒータ24への通電と0N−OFFするだけで上
述したポンプ作動によりタイヤチューブ40内に空気の
加圧供給が可能となる。
また、第5図は第4図における空気ポンプ付タイヤにお
いて、車軸45に受けたスプリング46aと車体の一部
に固定されたブラシ46bを介してヒータ24への通電
を行なうようにするものである。これは走行中において
もタイヤチューブ40への空気の加圧供給を可能とする
もので、タイヤの空気圧を自動的に制御する場合のアク
チュエータとして応用した例である。
いて、車軸45に受けたスプリング46aと車体の一部
に固定されたブラシ46bを介してヒータ24への通電
を行なうようにするものである。これは走行中において
もタイヤチューブ40への空気の加圧供給を可能とする
もので、タイヤの空気圧を自動的に制御する場合のアク
チュエータとして応用した例である。
さらに、第6図においては、車軸45上に水素吸蔵合金
11を収納した環状ケース31を設置し、運転中エンジ
ンの排気ガスの熱によって加圧できるように構成した例
と示す。
11を収納した環状ケース31を設置し、運転中エンジ
ンの排気ガスの熱によって加圧できるように構成した例
と示す。
ここに排気ガス導入ポンプ47は図示しないエンジンの
排気管につながっており、バルブ48を開くと、排気ガ
スが導かれ、車軸45のケース31付近に当たり、水素
吸蔵合金11は加熱される。
排気管につながっており、バルブ48を開くと、排気ガ
スが導かれ、車軸45のケース31付近に当たり、水素
吸蔵合金11は加熱される。
なお、この例に示すように加熱手段としては、ヒータに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
尚、上述した様に本発明のポンプ装置をタイヤに取付け
て空気ポンプとし利用する場合において、下記に述べる
手段によってタイヤチューブ40内の空気圧不足を検出
し、ポンプ装置の駆動制御を行ってもよい。
て空気ポンプとし利用する場合において、下記に述べる
手段によってタイヤチューブ40内の空気圧不足を検出
し、ポンプ装置の駆動制御を行ってもよい。
第1には、タイヤチューブ40.又はタイヤホイール4
1に公知の圧力センサを設けてタイチューブ40内の空
気圧を直接測定し、その圧力センサの出力に基づいてポ
ンプ装置の駆動を制御する。
1に公知の圧力センサを設けてタイチューブ40内の空
気圧を直接測定し、その圧力センサの出力に基づいてポ
ンプ装置の駆動を制御する。
このとき、圧力センサの出力は、車両のスリップリング
を介して、又は、タイヤに設けられる発信機と車体に搭
載される受信機との組合せ等によって、車体に装着され
るコントローラに送出される。
を介して、又は、タイヤに設けられる発信機と車体に搭
載される受信機との組合せ等によって、車体に装着され
るコントローラに送出される。
第2は、タイヤチューブ40内の空気圧が不足するとタ
イヤチューブ40の温度が上昇する現象を利用し、タイ
ヤの温度をその付近に装着させた非接触温度センサ、例
えば赤外線温度計によって検出して車体のコントローラ
に送出する。
イヤチューブ40の温度が上昇する現象を利用し、タイ
ヤの温度をその付近に装着させた非接触温度センサ、例
えば赤外線温度計によって検出して車体のコントローラ
に送出する。
上述の第1.第2等のセンサによって検出された検出値
が所定値よりも低い又は高いことを判定し、ポンプ装置
を自動的に駆動する。またその検出値を他のタイヤと比
較し例えば乗用車であれば4個のタイヤの検出値と比較
し、タイヤの空気圧不足を判定したものに対してはポン
プ装置を駆動することも可能である。
が所定値よりも低い又は高いことを判定し、ポンプ装置
を自動的に駆動する。またその検出値を他のタイヤと比
較し例えば乗用車であれば4個のタイヤの検出値と比較
し、タイヤの空気圧不足を判定したものに対してはポン
プ装置を駆動することも可能である。
(発明の効果)
以上述べた様に、本発明は水素吸蔵合金に吸蔵される水
素の平衡解離圧の変化を利用してポンプ装置を駆動する
構成としたので、従来の電動モータ等によって駆動され
るポンプと比較して、極めて簡略な構造で、且つ小型・
軽量なポンプ装置にすることができる。また、小型・軽
量であるが故に幅広い用途に適用することができ、タイ
ヤホイール等の比較的設置場所の制限されるものにも、
適用することができるという極めて優れた効果を有する
。
素の平衡解離圧の変化を利用してポンプ装置を駆動する
構成としたので、従来の電動モータ等によって駆動され
るポンプと比較して、極めて簡略な構造で、且つ小型・
軽量なポンプ装置にすることができる。また、小型・軽
量であるが故に幅広い用途に適用することができ、タイ
ヤホイール等の比較的設置場所の制限されるものにも、
適用することができるという極めて優れた効果を有する
。
第1図は本発明の一実施例を示す水素吸蔵合金利用のポ
ンプ装置の断面図、第2図、第3図は本発明の他の実施
例のポンプ装置を示す断面図、第4図はポンプ装置を取
付けたタイヤホイールの一実施例を示す断面図、第5図
は第4図に示したタイヤホイールの取付は状態を示す模
式断面図、第6図はポンプ装置を取付けたタイヤホイー
ルの他の実施例を示す模式断面図である。 10・・・容器、11・・・水素吸蔵合金、12・・・
フィルタ、13・・・フタ、14・・・τローズ、15
・・・第1室、16・・・第2室、17・・・プレート
、18・・・スプリング、19・・・吸入通路、20・
・・吸入側リード弁、21・・・吐出通路、22・・・
吐出配管、23・・・吐出側逆止弁、24・・・シース
ヒータ、25・・・スイッチ、26・・・バッテリ、3
0・・・熱電素子、31・・・ケース、32・・・パイ
プ、40・・・タイヤチューブ、41・・・タイヤホイ
ール、42・・・パイプ、43・・・吸入側チェック弁
、44・・・タイヤチューブの内部、45・・・車軸、
46a・・・スリップリング、46b・・・ブラシ、4
7・・・排気ガス導入パイプ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図 第3図 第 5 図 第6図
ンプ装置の断面図、第2図、第3図は本発明の他の実施
例のポンプ装置を示す断面図、第4図はポンプ装置を取
付けたタイヤホイールの一実施例を示す断面図、第5図
は第4図に示したタイヤホイールの取付は状態を示す模
式断面図、第6図はポンプ装置を取付けたタイヤホイー
ルの他の実施例を示す模式断面図である。 10・・・容器、11・・・水素吸蔵合金、12・・・
フィルタ、13・・・フタ、14・・・τローズ、15
・・・第1室、16・・・第2室、17・・・プレート
、18・・・スプリング、19・・・吸入通路、20・
・・吸入側リード弁、21・・・吐出通路、22・・・
吐出配管、23・・・吐出側逆止弁、24・・・シース
ヒータ、25・・・スイッチ、26・・・バッテリ、3
0・・・熱電素子、31・・・ケース、32・・・パイ
プ、40・・・タイヤチューブ、41・・・タイヤホイ
ール、42・・・パイプ、43・・・吸入側チェック弁
、44・・・タイヤチューブの内部、45・・・車軸、
46a・・・スリップリング、46b・・・ブラシ、4
7・・・排気ガス導入パイプ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第2図 第3図 第 5 図 第6図
Claims (4)
- (1)耐水素性を有する容器と、該容器を該1室と第2
室に分離し、分離された前記第1室と第2室の圧力差に
応じて可動して両室の容積比を変更できる隔離手段と、
該隔離手段を可動させることにより前記第1室に作動流
体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出通路と、前記第2
室の内部に設けられる水素吸蔵合金と、該水素吸蔵合金
を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱を断続させる
制御手段とを具備することを特徴とする水素吸蔵合金を
利用したポンプ装置。 - (2)前記水素吸蔵合金は、前記第2室と連通するケー
ス内に設けられている特許請求の範囲第1項記載の水素
吸蔵合金を利用したポンプ装置。 - (3)前記隔離手段は、ベローズである特許請求の範囲
第1項記載の水素吸蔵合金を利用したポンプ装置。 - (4)耐水素性を有する容器と、該容器を第1室と第2
室に分離し、分離された前記第1室と第2室の圧力差に
応じて可動して両室の容積比を変更できる隔離手段と、
該隔離手段を可動させることにより前記第1室内に作動
流体を吸入・吐出する吸入通路及び吐出通路と、前記第
2室の内部に設けられる水素吸蔵合金と、該水素吸蔵合
金を加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱を断続させ
る制御手段とを具備する水素吸蔵合金を利用したポンプ
装置の 前記容器が、前記タイヤホイールのタイヤ側に収納固定
され、前記第1室は前記吸入通路からタイヤ外部の空気
を吸入し、前記吐出通路からタイヤ内部に空気を吐出す
ることを特徴とする水素吸蔵合金を利用したポンプ装置
を取付けたタイヤホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194885A JPS61241475A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 水素吸蔵合金を利用したポンプ装置及び該装置を取付けたタイヤホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194885A JPS61241475A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 水素吸蔵合金を利用したポンプ装置及び該装置を取付けたタイヤホイ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241475A true JPS61241475A (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=13760719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8194885A Pending JPS61241475A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 水素吸蔵合金を利用したポンプ装置及び該装置を取付けたタイヤホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891027A (ja) * | 1995-10-03 | 1996-04-09 | Hitachi Ltd | 自動車運転支援装置 |
JP2006224864A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toyota Motor Corp | ランフラットタイヤ |
JP2013511257A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-03-28 | アーバン エンバイロメント エンジニアリング コーポレーション リミテッド | 車両用発電装置 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8194885A patent/JPS61241475A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0891027A (ja) * | 1995-10-03 | 1996-04-09 | Hitachi Ltd | 自動車運転支援装置 |
JP2006224864A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Toyota Motor Corp | ランフラットタイヤ |
JP2013511257A (ja) * | 2009-11-17 | 2013-03-28 | アーバン エンバイロメント エンジニアリング コーポレーション リミテッド | 車両用発電装置 |
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