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JPS61241307A - 残留モノマ−含量の少ないアクリルポリオ−ル - Google Patents

残留モノマ−含量の少ないアクリルポリオ−ル

Info

Publication number
JPS61241307A
JPS61241307A JP61076443A JP7644386A JPS61241307A JP S61241307 A JPS61241307 A JP S61241307A JP 61076443 A JP61076443 A JP 61076443A JP 7644386 A JP7644386 A JP 7644386A JP S61241307 A JPS61241307 A JP S61241307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic polyol
monomer
molecular weight
item
ethylenically unsaturated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61076443A
Other languages
English (en)
Inventor
リチャード・アール・レスラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Henkel Corp
Original Assignee
Henkel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Henkel Corp filed Critical Henkel Corp
Publication of JPS61241307A publication Critical patent/JPS61241307A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/62Polymers of compounds having carbon-to-carbon double bonds
    • C08G18/6216Polymers of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids or of derivatives thereof
    • C08G18/622Polymers of esters of alpha-beta ethylenically unsaturated carboxylic acids
    • C08G18/6225Polymers of esters of acrylic or methacrylic acid
    • C08G18/6229Polymers of hydroxy groups containing esters of acrylic or methacrylic acid with aliphatic polyalcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/62Polymers of compounds having carbon-to-carbon double bonds
    • C08G18/6204Polymers of olefins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/20Esters of polyhydric alcohols or phenols, e.g. 2-hydroxyethyl (meth)acrylate or glycerol mono-(meth)acrylate

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、残留モノマー含量が少ないアクリルポリオー
ルに関する。さらに詳しくは、本発明は分子量分布が狭
く、ヒドロキシ官能性(hydroxy −funct
ional)アクリレートモノマーと電子供与性基を有
するエチレン系(ethylenically)不飽和
モノマーよりなるモノマーから調製されるアクリレート
コポリマーに関する。本発明は、またそのようなアクリ
ルポリオールの調製法、その使用方法およびそれから調
製される塗膜に関する。
従来技術 シュミットC8chn+1dt)およびタフト(Tar
t)のカナダ特許第856.347号は、揮発性溶媒に
溶かしたアクリルモノマーと他のコモノマーを大気圧以
上に加圧した反応容器中で重合すると、固体含量が高く
、低い粘度を有したアクリルポリマーを得ることができ
ると開示する。
しかし、その方法で調製したアクリレートポリマーは、
普通1%程のあるいはそれ以上の残留未反応モノマーを
含有する。残留未反応上ツマ−がそのように高い濃度で
あると、生成物の毒性の可能性、出発原料の浪費や、そ
れから調製した塗膜の特性への悪影響等の多くの理由で
望ましくない。
発明の構成 本発明は、ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーおよ
び電子供与性基を含有するエチレン系不飽和モノマーよ
り成るモノマーから調製した分子量分布の狭い、そして
残留モノマー含量が少ないアクリルポリオールに関する
。本発明はまた、電子供与性基を有するエチレン系不飽
和モノマーが生成アクリルポリオールの残留モノマー含
量を少なくするのに十分な量存在し、該エチレン系不飽
和モノマーの存在下でのヒドロキシ官能性アクリレート
モノマーの高圧重合より成る高圧方法に関する。
本発明はまた、ウレタン触媒の存在下、支持体の表面で
、上記したアクリレートポリオールとポリイソシアネー
ト化合物とを反応させることよりなるウレタン塗膜の調
製方法、および上記アクリルポリオールとポリイソシア
ネートとの反応生成物よりなり塗膜に関する。
本発明のアクリルポリオールは、少なくとも1つのヒド
ロキシ官能性アクリレートモノマーおよび少なくとも1
つの電子供与性基を有するエチレン系不飽和モノマーを
含有するエチレン系(etby−1enic)モノマー
の混合物を付加重合することによって調製される。
ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーとしては、例え
ば、4−ヒドロキシブチルメタクリレートはもちろん2
−ニトロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキ
シイソプロピルアクリレート、ヒドロキシイソプロピル
メタクリレートおよびこれらのモノマーの商業的に入手
可能な混合物が適している。アクリルポリオールを調製
するコポリマーの混合物は、また他のヒドロキシルのな
い(hydroxy l−r ree) コモノマーを
含有していてもよい。ヒドロキシルのないエチレン系不
飽和モノマーとしては、例えばエチルアクリレ−ト、ブ
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレートおよびブ
チルメタクリレートのようなアルキルアクリレートおよ
びメタクリレートが適している。これらのヒドロキシル
のないアクリレートモノマーは、電子供与性基を含有し
ておらず、それゆえ、最終のアクリルポリオールの残留
モノマーの含量を少なくするのに有益ではないが、ガラ
ス転移温度のようなポリマーの他の特性に影響を与える
のに有益である。
電子供与性基を有するエチレン系不飽和モノマーとして
は、例えば、芳香族基が置換基を有さない(unsub
stituted)か、電子供与性置換基を有するもの
、たとえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エンおよびp−メトキシスチレンなどのビニル芳香族化
合物が適している。電子供与性基を有するエチレン系不
飽和モノマーの他の例としては、ビニルアセテートおよ
びビニルプロピオネートのようなビニルエステル、およ
びメチルビニルエーテルおよびエチルビニルエーテルの
ようなビニルエーテルが適している。
本発明のアクリルポリオールの調製に使用する上記モノ
マーの相対的割合は、最終的に得られる塗膜に望む特性
および実際に選択したモノマーの種類に依存してかなり
変化させてもよい。それゆえ、一般に適用できる範囲の
価を述べることは困難であるが、アクリルポリオールの
中で最も興味のある特性は、ヒドロキシル価とガラス転
移温度であることに気付くべきである。モノマーのヒド
ロキシル価は、ヒドロキシ官能性アクリレートモノマー
のパーセンテージおよび種類を変化させて調整し、一方
アクリルポリオールのガラス転移温度は、トータルのモ
ノマー混合物(mix、)に大きく依存する。それゆえ
、アクリルポリオールに所望のヒドロキシル価を作り出
すヒドロキシ官能性アクリレートモノマーの濃度を選択
し、そして残留モノマー含量を所望の濃度まで低下させ
るのに必要な電子供与性基を有するエチレン系不飽和モ
ノマーの量を実験的に決定し、そして次に適当なヒドロ
キシ官能性のない(non−hydroxy(unct
ional)アクリレートモノマーを選択してガラス転
移温度を調整することが望ましい。アクリルポリオール
を普通に入手可能なポリイソシアネート材料と硬化させ
て保護塗膜を製造するときは、約26%のヒドロキシエ
チルメタクリレート、約20%から約50%のスチレン
および残りが所望のガラス転移温度を得るために選ばれ
た相対的な割合にあるブチルアクリレートとメチルメタ
クリレートの混合物であるモノマー混合物が特に好まし
いことが判明した。
本発明のアクリルポリオールの調製に有用な重合反応は
、アクリルポリオールを通常調製する溶媒の沸点を越え
る温度で行なわれるラジカル重合である。溶媒は2−エ
トキシエチルアセテート、および2−エトキシエチルア
セテートとキシレンの混合物が適している。溶媒はメチ
ルn−アミルケトンが好ましい。一般にモノマーを約1
40℃と220℃の間の温度で溶液中で重合する。この
温度は、通常使用する溶媒の大気中での沸点以上である
ので、反応を高圧、すなわち100psiを越える高圧
に耐えることのできる密封反応器中で行なう。一般に反
応を約60から約70psiに加圧した反応器中で行な
う。ラジカル開始剤の種類と量は臨界的でなく、一般的
に反応が行なわれる温度に依存する。ラジカル開始剤と
しては、例えば有機過酸および過酸エステルおよびアゾ
ビスニトリル、たとえば2.2°−アゾビス(2−メチ
ルプロパンニトリル)が適している。ラジカル開始剤は
、トータルの反応混合物の重量に基づいて約1から約3
重量パーセントの濃度で一般的に使用されるt−ブチル
パーベンゾエートが特に好ましい。
本発明のアクリルポリオールは、商業的に入手可能なア
クリルポリオールに比べ低分子量であり、分子量分布が
狭いということが利点の1つである。
一般に、重量平均分子量は、約6,400以下、より好
ましくは約5,000以下、最も好ましくは約2400
と3900の間であり、数平均分子量は、約2700以
下、より好ましくは約2600以下、最も好ましく約1
100と約2100の間である。分子量分布は、重量平
均分子量を数平均分子量で割ったものとして定義される
が、一般に2.3以下、より好ましくは2.0以下、最
も好ましくは1.8以下である。
重合反応時間は、上記した分子量を有するアクリルポリ
オールを得るのに必要な温度およびラジカル開始剤の濃
度に関連して調整する。上述した条件下で、電子供与性
基を有するエチレン系不飽和モノマーの適当量を使用す
ることにより、残留モノマー含量が一般に、トータルの
モノマー装入量の重量に基づいて約6,25%に等しい
かあるいはそれより少ないアクリルポリオールが得られ
る。本発明の方法により、残留モノマーの含量が約0.
75%まで低減できた。
残留モノマーの濃度は可能な限り低いことが望ましいが
、スチレンのような電子供与性基を有するエチレン系モ
ノマーの量を増やして得たアクリルポリオールはポリイ
ソシアネート材料と支持体上で硬化すると、紫外線に長
時間さらすと黄変しやすいものとなる。本発明のアクリ
ルポリオールを、塗膜の黄変が認識できない装飾塗膜、
たとえば深く着色した塗膜あるいは、黄変が気にならな
い保全塗膜に使用する場合、本発明に従い残留モノマー
含量を最少にすることが最も望ましい。
本発明のアクリルポリオール組成物は、少なくとも1つ
の有機ポリイソシアネート化合物あるいはプレポリマー
と反応させるのが特に有用である。
有機ポリイソシアネート化合物は、エチレンジイソシア
ネート、トリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、プロピレン−1,2−ジイソシア
ネート、エチリデンジイソシアネート、シクロペンチシ
ン−1,3−ジイソシアネート、1.2−1l、3−1
および1.4−シクロヘキシレンジイソシアネート、1
.3−および1.4−フェニレンジイソシアネート、ポ
リメチレンポリフェニレン−イソシアネート、2,4−
および2.6−トリレンジイソシアネート、1゜3−お
よび1.4−キシリレンジイソシアネート、ビス(4−
イソシアナートフェニル)メタン、4゜4゛−ジフェニ
ルプロパンジイソシアネート、ビス(2−イソシアナー
トエチル)カーボネート、1゜8−ジイソシアナート−
p−メンタン、1−メチル−2,4−ジイソシアナート
−シクロヘキサン、クロロフェニレンジイソシアネート
、ナフタレン−1,5−ジイソシアネートトリフェニル
メタン−4,4°、4”−トリイソシアネート、イソプ
ロピルベンゼン−α−4−ジイソシアネー)−15,6
−ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン(hept
 −2−ene)ジイソシアネート、5.6−ジイツシ
アナートープチルビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−
エン、および類似のポリイソシアネートが適している。
本発明においては、ベバ(VEBA)から入手可能なト
リメチレンヘキサメチルジイソシアネート、ヘプタデシ
ル(C17)ジイソシアネート、ミネアポリス(M 1
nneapol is)、ミネソタ(M 1nneso
ta)のヘンケル・コーポレーション(Henkel 
Corporation)から入手可能なディーディー
アイ(D D I )1410゜脂肪族C−36ジイソ
シアネートおよびアップジョン(Upjohn)から入
手可能なパピ(P A P I )135のようなポリ
メチレンポリフェニルイソシアネートもまた有用である
。アライド・ケミカル(AlliedChemical
)から入手可能なトリレンジイソシアネート、ベバから
入手可能なイソホロンジイソシアネートは特に有用であ
る。組成物を硬化させ塗膜を形成する際、ポリイソシア
ネートプレポリマー(prepolymers)あるい
は、モベイ(Mobay)から入手可能な脂肪族トリイ
ソシアネート、デスモデュア(Desmodur)Nの
ような有機ポリイソシアネートの付加物も使用できる。
デスモデュアNはさらに詳しくは、後に定義するように
、191gのイソシアネート当量を有する、ヘキサメチ
レンジイソシアネートの3モルと水1モルから形成され
るトリーイソシアネートビウレットとして定義される。
ポリイソシアネートの他の付加物あるいはプレポリマー
としては、モベイのZ4370およびモベイのモンデュ
ア(Mondur) CBがあり、それらはそれぞれイ
ソホロンジイソシアネートのイソシアヌレートプレポリ
マーおよびトルエンジイソシアネートのトリメチロール
プロパンプレポリマ−である。
本発明のウレタン形成組成物を形成するのに使用される
アクリルポリオールに対するポリイソシアネートの特定
の比は組成物の使用したい用途によって変化する。ウレ
タン形成組成物を硬化して塗膜を形成する場合、その比
は、アクリルポリオールの有する各ヒドロキシ官能基が
、ポリイソシアネート化合物あるいはプレポリマーのイ
ソシアネート官能価と化学量論的にl=1当量比で反応
するとしてそのように反応するような比を選択する。し
かし、ヒドロキシル−イソシアネートは等量を基本とす
るが、ウレタン生成物を形成するポリイソシアネートの
約80%〜120%、好ましくは約95%〜105%を
使用して塗膜を形成することは可能である。
ある一定のアクリルポリオールとを混合して一定の混合
物を得るのに必要なポリイソシアネートの量を決定する
ために、ポリオールあるいはポリイソシアネートのそれ
ぞれのヒドロキシ当量あるいはイソシアネート当量を、
それぞれの官能基のlグラム当量を含有する物質のダラ
ム重量として決める。さらに詳しくは、ある一定のポリ
オールの当量数を決定するために、ヒドロキシル価をま
ず既知の方法により決定し、そして試料の■ダラムのヒ
ドロキシル含量に対する水酸化カリウムのミリグラム当
量で報告する。ヒドロキシル当量を決定する計算は次の
式によって与えられる。
[式中、56.tooは水酸化カリウムのミリグラム当
量である。] ポリオール中のヒドロキシル基の重量パーセントがわか
っていると、ヒドロキシル当量を次のように決定しても
よい。
[式中、17はヒドロキシル基の当量であり、重量パー
セントOHはヒドロキシル基であるポリオールのパーセ
ントである。コ ポリイソシアネート中のイソシアネート官能基の重量パ
ーセントがわかっていると、同様にイソシアネート当量
を決定することができる。その式を下に示す。ここで4
2はイソシアネート官能基の分子量であり、重量パーセ
ントNGOはイソシアネート官能基から構成されるポリ
イソシアネートのNGOの割合である。
所望であれば反応を促進させるため種々のウレタン触媒
を使用してもよい。そのようなウレタン触媒の例として
は、他の分野で認識されているウレタン触媒と同様にト
リエチレンジアミン、モルホリン、N−エチル−モルホ
リン、ジメチルピペラジン、トリエチルアミン、N、N
、N’、N’−テトラメチルブタン−1,3−ジアミン
、ジブチルスズ(dibutyltin)ジラウレート
、第1スズオクトエート、第1スズラウレート、ジオク
チルスズ(dioctyltin)ジアセテート、鉛オ
ドクェート、第1スズオレエート、第1スズターレート
(tallate)、ジブチルスズオキシド、およびヘ
キサブチルジスズ(hexabutylditin)を
挙げることができる。ウレタン触媒の典型的な濃度はウ
レタン結合成分の約o、o o t〜5重量%である。
アクリルポリオールは、アクリルポリオールをポリイソ
シアネートと混合し、それを所望の塗膜厚になるまで支
持体の表面に塗るだけで塗料に使用することができる。
塗料混合物には所望の厚さを達成する方法であればいか
なる方法、たとえばブラシ、ナイフ、スプレー等を適用
してもよいが、工業的規模で適用しようとするとたいて
いの場合、エアースプレーが好ましい。塗料混合物の粘
度を低下させて、一定の基質へエアースプレーの適用を
容易にするため、塗料混合物に揮発性有機溶媒を添加し
てもよい。しかし、本発明の塗料混合物には、はとんど
溶媒を必要としない。もし必要としてもわずかしか必要
でないということが本発明の有利な点の1つである。
アクリルポリオールのヒドロキシル基とポリイソシアネ
ートのイソシアネート基との反応を促進し、それによっ
て塗料の硬化を加速させるために塗料混合物にジブチル
スズラウレートのようなつレタン触媒を添加することも
できる。生成塗膜の特性に変化をつけるために、コポリ
オール類、たとえばグリセロールあるいはポリオールの
複合物、および顔料、たとえば二酸化チタンのような他
の添加剤を添加することもできる。
K嵐鯉 次の実施例は本発明の代表的アクリルポリオールの調製
およびそれから調製されるウレタン塗膜の調製を示す。
実施例1〜15 アクリルポリオールの調製 ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーとして2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート(HEMA)あるいは2−
ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)、電子供与性
基を有するエチレン系不飽和モノマーとしてスチレン(
STY)、n−ブチルアクリレート(NBA)およびメ
チルメタクリレート(MMA)のモノマーを次に示す表
に示した量を混合して、プレミックスを形成することに
より、次に示す実施例のアクリルポリオールを調製した
該プレミックスにはまたt−ブチルベンゾエートを重合
触媒としてモノマー100部につき3.8部の量を含有
させた。モノマー70重量部に対して30重量部の量の
メチルn−アミルケトン溶媒を加圧重合反応容器に装入
した。反応容器を乾燥窒素で3回フラッシュしくflu
shd)、密封した。次に反応容器を180℃に加熱し
、約60〜70psiに加圧し、180℃士約2℃の温
度で維持した。
そしてプレミックスを105分以上かけて一定の速度で
反応容器に添加した。さらに2時間の間、反応容器およ
びその内容物を180℃に保持した。
反応容器を125℃に冷却しそしてガス抜きを行ない大
気圧に戻した。反応容器を還流温度、約135℃に加熱
し、さらに後触媒として、モノマー100重量部につき
t−ブチルパーベンゾエートの0.38重量部を添加し
た。反応容器およびその内容物を1部2時間還流温度で
維持した。反応容器およびその内容物を40℃に冷却し
て、溶媒としてメチルn−アミルケトンに溶解した所望
のアクリルポリオールの有用な溶液を得た。該溶液を分
析して粘度、残留モノマー含量およびアクリ、ルボリオ
ールの重量平均分子量と数平均分子量を決定した。その
分析結果を次の表Iに示す。
各アクリルポリオールのガラス転移温度を次の式により
、モノマーのそれぞれのホモポリマーのガラス転移温度
から見積もった: [式中、WaSWbおよびWc等はそれぞれ重量分率で
あり、TgaS’rgb、 Tgc等はそれぞれ各モノ
マーのホモポリマーのガラス転移温度(0K)である。
] 凌 8 ・ p 凌 ′ ・p 表■(続き) MMA          29     29S T
 Y          29     29N B 
A          16     16HEMA 
        −26 HEA          26 先−L %固形分       6g、3   66.1残留モ
ノ? −(vt、%)   1.5    3.25粘
度(ボイズ)(25℃)    9.7    1.7
My            3900    150
0Mn            1800    11
00Mz            8400    2
400My/Mn         2.16    
1.47*反応器温度を210℃まで上げてその温度で
維持した。
実施例16〜24 実施例1〜15までのアクリルポリオールの代表的実施
例に次の様に着色ウレタン塗料組成物に配合した。
実施例16〜23においては、表■に示したアクリルポ
リオールの801gを、R−980としてデュポン(D
 uP ont)から入手可能な二酸化チタン顔料の5
31.09g、ビーワイケ−(BYK)から入手可能な
アンチ−テーラ(ANTI−TERRA)Uの7.97
g、イーストマン(E astman)から人手可能な
キャブ(CAB)551.01の7.97g1メチルn
−アミルケトンの100gおよびメチルエチルの110
.16gとを混合した。該混合物を粉砕して、粉砕物を
N、9.7粉末度にした。該粉砕混合物にモベイ(Mo
bay)からデスモデュア(D esmodur) N
 75として人手可能なイソシアネートプレポリマーの
198gを添加した。生成ペイントを混合してボンデラ
イト(Bonderite) l 000加ニスチール
パネルにエアースプレー塗布した。塗膜を検査前最低I
O日間周囲温度で硬化した。塗料特性を表■に示した。
上述の塗料配合物から調製した塗膜は、表■に示したよ
うなフィルムビルド(f’i1m  build)、A
STM  D  3363−74に定義される鉛筆硬度
およびASTM  D  2794−74に定義される
衝撃柔軟性、フォワード(forvard)およびリバ
ース(reverse)を有していた。
また、被覆パネルを24時間斑点試験を行ない、種々の
酸、塩基および有機溶媒に対する化学的耐久性を検討し
た。次の記号は、以下のことを意味する。
N、E、:  効果なし 5LOG:  光沢をわずかに損失するB   : ふ
くれを生じた SL  : わずか ABS  :  吸収された S   : 軟化した 24時間斑点試験での溶媒は、40%水酸化ナトリウム
、10%塩酸水溶液、10%酢酸水溶液、キシレン、商
業的に入手可能な無鉛ガソリンおよびトリクロロエチレ
ンを使用した。(斑点試験時間は、トリクロロエチレン
に対しては、5分に短縮した。)化学的耐久性試験の結
果を表■に示す。
パネルをASTM  G−53−77に従ってQ。
U、V、加速耐候試験を行なった。暴露時間の総時間数
に対して60/20’での光沢をASTME−313−
73に従って測定した塗膜の黄変に対するb値とともに
表■に示した。
表■に示した結果より、アクリルポリオールのスチレン
金員が増加すると、塗膜は紫外線暴露で黄変する傾向が
みられるが塗膜の光沢には重大な影響をおよぼさない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒドロキシ官能性アクリレートおよびアクリルポリ
    オールの残留モノマー含量を低減するのに十分な量の電
    子供与基を有するエチレン系不飽和モノマーを含むコモ
    ノマーの混合物の付加重合生成物よりなる、分子量分布
    の狭いアクリルポリオール。 2、アクリルポリオールの分子量分布が、数平均分子量
    に対する重量平均分子量の比で約2.3以下であるよう
    な第1項記載のアクリルポリオール。 3、残留モノマー含量がモノマーの4.4重量パーセン
    ト以下である第1項記載のアクリルポリオール。 4、電子供与性基を有するエチレン系不飽和モノマーが
    、アクリルポリオールを調製するモノマー混合物中に、
    該モノマー混合物の約15重量パーセント以上の量存在
    する第1項記載のアクリルポリオール。 5、電子供与性基を有するエチレン系不飽和モノマーが
    、芳香族基が置換基を有さないかあるいは電子供与性基
    を有するビニル芳香族化合物の群から選ばれる第1項記
    載のアクリルポリオール。 6、ビニル芳香族化合物がスチレンである第5項のアク
    リルポリオール。 7、ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーが2−ヒド
    ロキシエチルメタクリレートあるいは2−ヒドロキシエ
    チルアクリレートである第1項記載のアクリルポリオー
    ル。 8、ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーが2−ヒド
    ロキシエチルアクリレートあるいは2−ヒドロキシエチ
    ルメタクリレートであり、電子供与性基を有するエチレ
    ン系不飽和モノマーがアクリルポリオールの残留モノマ
    ー含量をモノマーの約4.4重量パーセント以下に減少
    させるのに十分な量で存在するスチレンであり、アクリ
    ルポリオールの分子量分布が数平均分子量に対する重量
    平均分子量の比で約2.3以下であるような第1項記載
    のアクリルポリオール。 9、ヒドロキシ官能性アクリレートモノマーおよびアク
    リルポリオールの残留モノマー含量を低減するのに充分
    な量の電子供与性基を有するエチレン系不飽和モノマー
    よりなるコモノマーの混合物を、分子量分布の狭いアク
    リルポリオールを生じるのに十分な温度で反応させるこ
    とよりなるアクリルポリオールの調製方法。 10、重合を、約160℃より低い大気沸点を有する有
    機溶媒の存在下行ない、反応容器を加圧して反応媒質を
    液体状態に維持する第9項記載の方法。 11、第1項記載のアクリルポリオールを支持体表面で
    ポリイソシアネートと反応させ塗膜を形成することより
    なる第1項記載のアクリルポリオールの使用方法。 12、第11項の方法により調製されるウレタン塗膜。
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