JPS61240514A - 架空送電線用避雷碍子装置 - Google Patents
架空送電線用避雷碍子装置Info
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- JPS61240514A JPS61240514A JP8176685A JP8176685A JPS61240514A JP S61240514 A JPS61240514 A JP S61240514A JP 8176685 A JP8176685 A JP 8176685A JP 8176685 A JP8176685 A JP 8176685A JP S61240514 A JPS61240514 A JP S61240514A
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- Japan
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- lightning arrester
- insulator
- power transmission
- transmission line
- yoke
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は架空送電線用避雷碍子装置に関し、さらに詳し
くは左右両側に送電線吊下用の吊架碍子を備え、両吊架
碍子間に避雷碍子を装設した架空送電線用避雷碍子装置
に関するものである。
くは左右両側に送電線吊下用の吊架碍子を備え、両吊架
碍子間に避雷碍子を装設した架空送電線用避雷碍子装置
に関するものである。
(従来の技術)
一般に、鉄塔上には落雷に起因する異常高電圧を避雷碍
子により速やかに大地へ放電し、地絡事故の発生を防止
し、系統の信頼度向上を目的とする架空送電線用避雷碍
子装置が使用されている。
子により速やかに大地へ放電し、地絡事故の発生を防止
し、系統の信頼度向上を目的とする架空送電線用避雷碍
子装置が使用されている。
この従来例として、第6図に示すように、鉄塔1に碍子
取付金具85を介して碍子連86を吊下するとともに、
同碍子連86の下端部にクランプ87を介して電線30
を支持し、又、上部のキヤ・ノブ金具88には支持金具
89を介して避雷碍子90を斜状に片持ち支持し、同避
雷碍子90の下端に止着したアーキングホーン91と、
前記碍子連86の下端部のキャップ金具92に止着した
アーキングホーン93とを対向させたものがあった。
取付金具85を介して碍子連86を吊下するとともに、
同碍子連86の下端部にクランプ87を介して電線30
を支持し、又、上部のキヤ・ノブ金具88には支持金具
89を介して避雷碍子90を斜状に片持ち支持し、同避
雷碍子90の下端に止着したアーキングホーン91と、
前記碍子連86の下端部のキャップ金具92に止着した
アーキングホーン93とを対向させたものがあった。
一方、従来第7図に示すように、鉄塔1の先端部に碍子
連86を吊下し、同碍子連86の下端部に支持した電線
30と鉄塔1との間には、避雷碍子94を斜状に架設し
、気中間隙熱の方式、つまり発変電所の避雷器に僚た方
式のものがあった。
連86を吊下し、同碍子連86の下端部に支持した電線
30と鉄塔1との間には、避雷碍子94を斜状に架設し
、気中間隙熱の方式、つまり発変電所の避雷器に僚た方
式のものがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、第6図に示す前者の従来装置は、避雷碍子は
吊架碍子に対して偏位して装着されているので同碍子中
心軸に対して対称とならず、このため架設時に安定した
形状を保ち難く取付作業に手間を要していた。
吊架碍子に対して偏位して装着されているので同碍子中
心軸に対して対称とならず、このため架設時に安定した
形状を保ち難く取付作業に手間を要していた。
このような構成でなる避雷碍子装置においては、避雷要
素の放電耐量が小さく、耐汚損度レベルが低く避雷碍子
が吊架碍子に比べ相対的に小型軽量である場合は、吊架
碍子に直接取付けされた避雷碍子単体が碍子装置全体の
挙動に及ぼす影響は無視し得るものであった。しかしな
がら、適用範囲が拡大するにつれて放電耐量の増加、安
全対策の実施や耐汚損特性の向上要求てどから避雷碍子
が大型化するにつれ、この装柱方法の欠点が無視し得な
くなった。
素の放電耐量が小さく、耐汚損度レベルが低く避雷碍子
が吊架碍子に比べ相対的に小型軽量である場合は、吊架
碍子に直接取付けされた避雷碍子単体が碍子装置全体の
挙動に及ぼす影響は無視し得るものであった。しかしな
がら、適用範囲が拡大するにつれて放電耐量の増加、安
全対策の実施や耐汚損特性の向上要求てどから避雷碍子
が大型化するにつれ、この装柱方法の欠点が無視し得な
くなった。
すなわち、無風時の静的なバランス、あるいは強風下に
おける線路方向や同直角方向横振れ時の異常な振動によ
るクリアランス不足、吊架碍子の端部金具に避雷碍子の
自重弁と振動による慣性力による曲げ荷重が加わること
による強度不足、避雷碍子の絶縁強度と気中間隙長を確
保する上で避雷碍子を水平に近い状態で取付けることに
よる線下幅の拡大等である。
おける線路方向や同直角方向横振れ時の異常な振動によ
るクリアランス不足、吊架碍子の端部金具に避雷碍子の
自重弁と振動による慣性力による曲げ荷重が加わること
による強度不足、避雷碍子の絶縁強度と気中間隙長を確
保する上で避雷碍子を水平に近い状態で取付けることに
よる線下幅の拡大等である。
第7図に示す従来装置は無風時、無振動時には避雷碍子
の分担荷重は自重のみであるが、電線が強風あるいは着
氷雪落下その他で振動するような場合、電線に発生する
水平方向荷重を避雷碍子が大半を負担する形となってし
まい避雷碍子に吊架碍子並みの強度と信頼性が要求され
、このため大型化し重量が格段に増加するという問題が
あった。
の分担荷重は自重のみであるが、電線が強風あるいは着
氷雪落下その他で振動するような場合、電線に発生する
水平方向荷重を避雷碍子が大半を負担する形となってし
まい避雷碍子に吊架碍子並みの強度と信頼性が要求され
、このため大型化し重量が格段に増加するという問題が
あった。
また、鉄塔アームもこの荷重に耐えるため特殊な構造と
する必要があった。更に、電線を吊架碍子と避雷碍子と
2点で支持し、しかも垂直方向荷重を水平方向荷重を分
担して負担する構造であることから特殊なりランプを必
要とし構造が複雑で信頼性、価格面で問題があった。
する必要があった。更に、電線を吊架碍子と避雷碍子と
2点で支持し、しかも垂直方向荷重を水平方向荷重を分
担して負担する構造であることから特殊なりランプを必
要とし構造が複雑で信頼性、価格面で問題があった。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記問題点を解決するため、鉄塔に対し、吊下
金具を介して連結ヨークを回動可焼に連結するとともに
、同連結ヨークの両端部に左右一対の吊架碍子の上端部
をそれぞれ回動可能に連結し、両吊架碍子の下端部間に
は間隔保持部材を架設して、前記両吊架碍子をほぼ逆V
字伏になし、前記両吊架碍子の下端部には、送電線を二
点で支持し、さらに前記連結ヨーク又は前記間隔保持部
材の中央には避雷碍子の上部又は下部の少なくとも一方
を取着し、同避雷碍子を左右方向の移動不能になし、前
記連結ヨーク、吊架碍子、間隔保持部材及び避雷碍子を
、前記連結コークの回動中心を通る垂線に関して左右対
称状に配置するという手段を採っている。
金具を介して連結ヨークを回動可焼に連結するとともに
、同連結ヨークの両端部に左右一対の吊架碍子の上端部
をそれぞれ回動可能に連結し、両吊架碍子の下端部間に
は間隔保持部材を架設して、前記両吊架碍子をほぼ逆V
字伏になし、前記両吊架碍子の下端部には、送電線を二
点で支持し、さらに前記連結ヨーク又は前記間隔保持部
材の中央には避雷碍子の上部又は下部の少なくとも一方
を取着し、同避雷碍子を左右方向の移動不能になし、前
記連結ヨーク、吊架碍子、間隔保持部材及び避雷碍子を
、前記連結コークの回動中心を通る垂線に関して左右対
称状に配置するという手段を採っている。
(作用)
本発明は避雷碍子装置全体が連結ヨークの回動中心を通
る垂線に関して左右対称であり、しかも送電線が二点で
把持されているため、装置全体が安定化し、送電線に風
圧等による外力が作用しても吊架碍子荷重のアンバラン
スの助長が抑制されるとともに、吊架碍子の衝突も生じ
難くなる。両吊架碍子のうちいずれか一方の吊架碍子が
離断した場合、この離断した吊架碍子は中心に位置する
避雷碍子に衝突する。このとき離断した吊架碍子の回動
力はほぼその自重によるもののみとなり、従って1h突
によるショックも小さく避雷碍子の破損が防止される。
る垂線に関して左右対称であり、しかも送電線が二点で
把持されているため、装置全体が安定化し、送電線に風
圧等による外力が作用しても吊架碍子荷重のアンバラン
スの助長が抑制されるとともに、吊架碍子の衝突も生じ
難くなる。両吊架碍子のうちいずれか一方の吊架碍子が
離断した場合、この離断した吊架碍子は中心に位置する
避雷碍子に衝突する。このとき離断した吊架碍子の回動
力はほぼその自重によるもののみとなり、従って1h突
によるショックも小さく避雷碍子の破損が防止される。
この結果正常の吊架碍子に離断した吊架碍子が激突する
こともなく、従って正常の吊架碍子の離断が防止される
ことから、送電線の地上落下もなく異常時においても高
い信頼性を確保することが出来る。
こともなく、従って正常の吊架碍子の離断が防止される
ことから、送電線の地上落下もなく異常時においても高
い信頼性を確保することが出来る。
(実施例)
以下、本発明を具体化した第1実施例を第1図〜第4図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第2図に示すように、鉄塔1には正面はぼU字状をなす
吊下金具2がボルト3により固定され、同吊下金具2に
は側面はぼ逆U字状をなす別の吊下金具4が左右(線路
)方向及び前後(線路方向と直交する)方向の回動可能
に掛止され、同吊下金具4の下端部間には連結ピン5に
より連結ヨーク6が左右方向の回動可能に吊下されてい
る。
吊下金具2がボルト3により固定され、同吊下金具2に
は側面はぼ逆U字状をなす別の吊下金具4が左右(線路
)方向及び前後(線路方向と直交する)方向の回動可能
に掛止され、同吊下金具4の下端部間には連結ピン5に
より連結ヨーク6が左右方向の回動可能に吊下されてい
る。
この実施例の架空送電線用避雷碍子装置は概略的にみて
、前記連結コーク6の左右両端に支持され、かつ同一構
造に形成した吊架碍子としての一対の懸垂碍子連7,7
と、同懸垂碍子連7,7の下端部間に架設された間隔保
持ロッド22と、前記連結ヨーク6の中心部に吊下固定
された避雷碍子33と、前記間隔保持ロッド22の両端
部において送電線30を二点で支持するための左右一対
のクランプ28.28とにより構成されている。
、前記連結コーク6の左右両端に支持され、かつ同一構
造に形成した吊架碍子としての一対の懸垂碍子連7,7
と、同懸垂碍子連7,7の下端部間に架設された間隔保
持ロッド22と、前記連結ヨーク6の中心部に吊下固定
された避雷碍子33と、前記間隔保持ロッド22の両端
部において送電線30を二点で支持するための左右一対
のクランプ28.28とにより構成されている。
そこで、次に前記両愁垂碍子連7,7について説明する
と、前記連結ヨーク6の左右両端部には連結ピン8によ
り第1連結リンク9が左右方向の回動可能に連結され、
同リンク9には連結ピン10により第2連結リンク]1
が前後方向の回動可能に連結されている。又、同第2連
結リンク11には連結ピン12により第3連結リンク1
3が左右方向の回動可能に連結されている。さらに、同
第3連結リンク13の下端部には連結ピン14を介して
、碍子を多数直列に連結して構成した碍子連15の上端
部が左右方向の回動可能に連結されている。前記碍子連
15の下端部には第4連結リンク16が左右方向の回動
可能に連結され、同リンク16には連結ピン17により
連結プレート18が左右方向の回動可能に連結され、同
連結プレート18と前記第3連結リンク13には課電側
及び接地側のアーキングホーン19,20がボルト21
により片持固定されている。
と、前記連結ヨーク6の左右両端部には連結ピン8によ
り第1連結リンク9が左右方向の回動可能に連結され、
同リンク9には連結ピン10により第2連結リンク]1
が前後方向の回動可能に連結されている。又、同第2連
結リンク11には連結ピン12により第3連結リンク1
3が左右方向の回動可能に連結されている。さらに、同
第3連結リンク13の下端部には連結ピン14を介して
、碍子を多数直列に連結して構成した碍子連15の上端
部が左右方向の回動可能に連結されている。前記碍子連
15の下端部には第4連結リンク16が左右方向の回動
可能に連結され、同リンク16には連結ピン17により
連結プレート18が左右方向の回動可能に連結され、同
連結プレート18と前記第3連結リンク13には課電側
及び接地側のアーキングホーン19,20がボルト21
により片持固定されている。
前記両懸垂碍子連7.7の下端部に位置する一対の連結
プレー)18.18の間には間隔保持ロッド22が連結
ピン23により架設され、同間隔保持ロッド22の中央
部には、課電側放電電極24がナツト25により上下位
置調節可能に取着されている。
プレー)18.18の間には間隔保持ロッド22が連結
ピン23により架設され、同間隔保持ロッド22の中央
部には、課電側放電電極24がナツト25により上下位
置調節可能に取着されている。
前記放電電極24は前記間隔保持ロット22に対し上下
位置調節可能にナツト25により止着される左右一対の
側面逆U字状をなす金具24aと、両全具24a間に架
設した金具24bとにより構成されている。このように
、この実施例では放電電極24と避雷碍子接地側放電電
極52の相対運動に対して間隙長G1を一定に保つため
、放電電極24は線路方向にもある長さを有し、同直角
方向にも幅を有するよう構成する方が好ましい。
位置調節可能にナツト25により止着される左右一対の
側面逆U字状をなす金具24aと、両全具24a間に架
設した金具24bとにより構成されている。このように
、この実施例では放電電極24と避雷碍子接地側放電電
極52の相対運動に対して間隙長G1を一定に保つため
、放電電極24は線路方向にもある長さを有し、同直角
方向にも幅を有するよう構成する方が好ましい。
連結ピン23と連結プレート18の連結は放電電極24
の位置を正確にするためガタのないように行うのが好ま
しい。
の位置を正確にするためガタのないように行うのが好ま
しい。
前記両懸垂碍子連7,7は第2図から明らかなように全
体として略逆V字状に装着されている。
体として略逆V字状に装着されている。
又、前記連結ヨーク6、両懸垂碍子連7.7及び間隔保
持ロッド22は、前記連結ピン5を通る垂線H−Hに関
して左右対称に、かつ全体として略台形状に形成されて
いる。
持ロッド22は、前記連結ピン5を通る垂線H−Hに関
して左右対称に、かつ全体として略台形状に形成されて
いる。
前記一対の連結プレー)18.18には第5連結リンク
26が連結ピン27により左右方向の回動可能に連結さ
れ、両リンク26.26にはそれぞれクランプ28.2
8が連結ピン29.29により回動可能に連結され、両
クランプ28.28により送電線3oが三箇所において
把持されている。なお、送電線30にはアーマ−ロッド
31゜31が被覆され、クランプ28と送電線3oはナ
ツト32により相対移動不能に締着されている。
26が連結ピン27により左右方向の回動可能に連結さ
れ、両リンク26.26にはそれぞれクランプ28.2
8が連結ピン29.29により回動可能に連結され、両
クランプ28.28により送電線3oが三箇所において
把持されている。なお、送電線30にはアーマ−ロッド
31゜31が被覆され、クランプ28と送電線3oはナ
ツト32により相対移動不能に締着されている。
次に、前記連結ヨーク6に装着された避雷碍子33につ
いて説明する。
いて説明する。
連結ヨーク6の左右両側部には、それぞれ固定取付板3
4.34がボルト35により垂下固定され、再固定取付
板34.34の下端部間には避雷碍子33が具備する吊
耳41がボルト36により締付固定されている。この避
雷碍子33は前記連結ピン5を通る垂線H−,H上に位
置している。
4.34がボルト35により垂下固定され、再固定取付
板34.34の下端部間には避雷碍子33が具備する吊
耳41がボルト36により締付固定されている。この避
雷碍子33は前記連結ピン5を通る垂線H−,H上に位
置している。
次に、第3,4図により前記避雷碍子33の構成を説明
する。
する。
磁器製の碍管37の上端外周面及び下端外周面には円筒
状のフランジ金具38.39がセメンチング40により
嵌合固定されている。上部のフランジ金具38の外周面
には前記固定取付板34゜34に対してボルト36によ
り取付けられる吊耳41.41が互いに180度をおい
て一体に形成されている。
状のフランジ金具38.39がセメンチング40により
嵌合固定されている。上部のフランジ金具38の外周面
には前記固定取付板34゜34に対してボルト36によ
り取付けられる吊耳41.41が互いに180度をおい
て一体に形成されている。
前記碍管37及びフランジ金具38.39の端面には、
端子板4.2.43が複数(この実施例では8本である
が、1本のみ図示する)のボルト44により固定されて
いる。碍管37の端面と端子板42.43との間にはそ
れぞれシール部材45゜45が介装されている。
端子板4.2.43が複数(この実施例では8本である
が、1本のみ図示する)のボルト44により固定されて
いる。碍管37の端面と端子板42.43との間にはそ
れぞれシール部材45゜45が介装されている。
前記端子板4.2,4.3には碍管37内の空間と大気
側とを連通ずる放圧通路4.2a、43aが透設されて
いる。そして、端子板42.43の端面には前記放圧通
路4.28.43aを覆うように破裂板46.46が当
接され、同破裂板46.46の表面には押圧リング47
.47が当接され、前記ボルト44により固定されてい
る。端子板42゜43の端面と破裂板46,4.6との
間には、それぞれシール部材48,49が同心状に2箇
所に介在され、こうして碍管37内の空間は密閉状態に
保持されている。
側とを連通ずる放圧通路4.2a、43aが透設されて
いる。そして、端子板42.43の端面には前記放圧通
路4.28.43aを覆うように破裂板46.46が当
接され、同破裂板46.46の表面には押圧リング47
.47が当接され、前記ボルト44により固定されてい
る。端子板42゜43の端面と破裂板46,4.6との
間には、それぞれシール部材48,49が同心状に2箇
所に介在され、こうして碍管37内の空間は密閉状態に
保持されている。
前記端子板42..1.3の端面には前記押圧リング4
7.47の外周近傍を囲繞するようにそれぞれ放圧路形
成カバー50.50の開口縁が当接され、同カバー50
.50は複数のボルト51により端子板42.43に固
定されている。同カバー50.50の外側には互いに接
近する方向へ傾斜して対応するように放圧口50a、5
0aが形成されている。
7.47の外周近傍を囲繞するようにそれぞれ放圧路形
成カバー50.50の開口縁が当接され、同カバー50
.50は複数のボルト51により端子板42.43に固
定されている。同カバー50.50の外側には互いに接
近する方向へ傾斜して対応するように放圧口50a、5
0aが形成されている。
前記下部の放圧路形成カバー50の下面中央には、前記
課電側の放電電極24と一定の間隙をもって対向する接
地側の放電電極52が下方に突設され、両放電電極24
.52の放電間隙をG1、前記アークキングホーン19
,20の放電間隙G2とすると、Glxl、3<G2の
ように設定し、放電間隙Gl側において常に放電が行わ
れるようにしている。
課電側の放電電極24と一定の間隙をもって対向する接
地側の放電電極52が下方に突設され、両放電電極24
.52の放電間隙をG1、前記アークキングホーン19
,20の放電間隙G2とすると、Glxl、3<G2の
ように設定し、放電間隙Gl側において常に放電が行わ
れるようにしている。
放電電極52は前述の相対変位に対して放電間隙G1を
一定に保つため、線路直角方向に吊下金具2と4の連結
点を中心とする円弧上とし、ある幅を持たせる方が好ま
しい。
一定に保つため、線路直角方向に吊下金具2と4の連結
点を中心とする円弧上とし、ある幅を持たせる方が好ま
しい。
一方、前記フランジ金具38.39の外周面には第3,
4図に示すようにアーキングリング腕部53a、53a
が取り付けられ、その端部には碍管37を余裕をもって
取り巻くように略円環状のアーキングリング53.53
が水平に片持支持され、その一部は第2図に示すように
前記放圧口50a、’50aと対応する位置において切
欠かれている。前記下側のアーキングリング53と碍子
連15の上端部に位置するキャンプ金具15aの下端と
の間隙を03とすると、Glxl、3<G3のように設
定し、放電間隙G1において常に放電が行われるように
している。
4図に示すようにアーキングリング腕部53a、53a
が取り付けられ、その端部には碍管37を余裕をもって
取り巻くように略円環状のアーキングリング53.53
が水平に片持支持され、その一部は第2図に示すように
前記放圧口50a、’50aと対応する位置において切
欠かれている。前記下側のアーキングリング53と碍子
連15の上端部に位置するキャンプ金具15aの下端と
の間隙を03とすると、Glxl、3<G3のように設
定し、放電間隙G1において常に放電が行われるように
している。
次に、碍管37の内部避雷構造について説明すると、碍
管37内には機械的強度に優れた強化プラスチック(F
RP)等の材料よりなる耐張絶縁筒54が収容され、
同絶縁筒54の上下両端外周部には内側のフランジ金具
55.’55が接着剤56により気密性をもって嵌合固
定されている。
管37内には機械的強度に優れた強化プラスチック(F
RP)等の材料よりなる耐張絶縁筒54が収容され、
同絶縁筒54の上下両端外周部には内側のフランジ金具
55.’55が接着剤56により気密性をもって嵌合固
定されている。
両フランジ金具55.55の端面と前記端子板42.4
3との間には取付筒57.58が介在され、複数のボル
ト59.60により固定されている。そして、上部の取
付筒57を前記ボルト59により前記端子板42に締付
固定し、前記耐張絶縁筒54を所定位置に吊下保持して
いる。
3との間には取付筒57.58が介在され、複数のボル
ト59.60により固定されている。そして、上部の取
付筒57を前記ボルト59により前記端子板42に締付
固定し、前記耐張絶縁筒54を所定位置に吊下保持して
いる。
一方、前記フランジ金具55.55の蓋部には放圧通路
55a、55aが透設され、同通路55a、55aを密
閉するように、同フランジ金具55.55と取付筒57
.58との間には、破裂板61.61が介在されている
。フランジ金具55゜55と破裂板61.61の間及び
破裂板61.61と取付筒57,58の間には、シール
部材62゜62がそれぞれ介在されている。又、端子板
42と取付筒57との間にもシール部材63が介在され
ている。
55a、55aが透設され、同通路55a、55aを密
閉するように、同フランジ金具55.55と取付筒57
.58との間には、破裂板61.61が介在されている
。フランジ金具55゜55と破裂板61.61の間及び
破裂板61.61と取付筒57,58の間には、シール
部材62゜62がそれぞれ介在されている。又、端子板
42と取付筒57との間にもシール部材63が介在され
ている。
前記下部の取付筒58の下端面には係合凹所58aが形
成され、ここに端子板43の上面に突設した係合突部4
3bが上下方向の相対移動可能に嵌入され、碍管37と
耐張絶縁筒54の熱膨張の違いによる上下方向の相対移
動を吸収して、耐張絶縁筒54の破損を防止するように
している。又、前記係合凹所58aと係合突部43bと
の間にはシール部材64が介在されている。さらに、前
記端子板43には脱落防止ボルト65が前記取付筒58
を貫通してフランジ金具55に螺合され、碍管37と耐
張絶縁筒54の相対移動を許容するとともに、碍管37
が破壊されたとき同碍管37の落下を防止するようにし
ている。
成され、ここに端子板43の上面に突設した係合突部4
3bが上下方向の相対移動可能に嵌入され、碍管37と
耐張絶縁筒54の熱膨張の違いによる上下方向の相対移
動を吸収して、耐張絶縁筒54の破損を防止するように
している。又、前記係合凹所58aと係合突部43bと
の間にはシール部材64が介在されている。さらに、前
記端子板43には脱落防止ボルト65が前記取付筒58
を貫通してフランジ金具55に螺合され、碍管37と耐
張絶縁筒54の相対移動を許容するとともに、碍管37
が破壊されたとき同碍管37の落下を防止するようにし
ている。
また、前記端子板43の上面に七ま凹所4.3 Cが形
成され、同凹所4.3 Cにシャント83を有するバネ
84が収容され、その上端が取付筒58の下面に押圧さ
れ、電気的な導通が計られている。
成され、同凹所4.3 Cにシャント83を有するバネ
84が収容され、その上端が取付筒58の下面に押圧さ
れ、電気的な導通が計られている。
前記耐張絶縁筒54内には酸化亜鉛を主体とした電圧電
流特性が非直線性の材料よりなる避雷素子67が収容さ
れている。同避雷素子67は上下両端に当接された接触
金具68.68に円環状の締付部材69.69を係合さ
せ、この締付部材にFRPにより形成された締付棒70
を挿通してナツト71により複数個積層されている。
流特性が非直線性の材料よりなる避雷素子67が収容さ
れている。同避雷素子67は上下両端に当接された接触
金具68.68に円環状の締付部材69.69を係合さ
せ、この締付部材にFRPにより形成された締付棒70
を挿通してナツト71により複数個積層されている。
フランジ金具55の凹所55bと接触金具68との間に
は第3図に示すように素子67を押圧し、素子相互の接
触を良好ならしめ、また、外的衝撃によって素子相互の
変位を防止するためのシャント83を有するバネ84が
収容されている。
は第3図に示すように素子67を押圧し、素子相互の接
触を良好ならしめ、また、外的衝撃によって素子相互の
変位を防止するためのシャント83を有するバネ84が
収容されている。
次に、前記のように構成した架空送電線用避雷碍子装置
について、その作用を説明する。
について、その作用を説明する。
今、架空送電線に予期しない大規模雷撃による異常電圧
が印加されると、この電圧はクランプ28、第5連結リ
ンク26、連結プレート18、間隔保持ロッド22及び
課電側の放電電極24を経て、接地側の放電電極52へ
放電される。そして、避雷碍子33内を通過した後、フ
ランジ金具38の吊耳41、固定取付板34、連結ヨー
ク6、吊下金具4,2を経て鉄塔1へ流れ接地される。
が印加されると、この電圧はクランプ28、第5連結リ
ンク26、連結プレート18、間隔保持ロッド22及び
課電側の放電電極24を経て、接地側の放電電極52へ
放電される。そして、避雷碍子33内を通過した後、フ
ランジ金具38の吊耳41、固定取付板34、連結ヨー
ク6、吊下金具4,2を経て鉄塔1へ流れ接地される。
極めて特異な状態として前記異常電圧が前記避雷碍子3
3の避雷素子67に流れて、同素子67が破壊された電
気的導通状態においては、異常放電して超高温のアーク
が発生する。このため、耐張絶縁筒54内の圧力が上昇
し、このため破裂板61.46が順次破裂して端子板4
2,4.3の放圧通路42a、43aから超高温のアー
クが放圧路形成カバー50.50内に流れ、さらに放圧
口50a、50aから外部へ放出され、このアークは上
下一対のアーキングリング53.53に移行する。
3の避雷素子67に流れて、同素子67が破壊された電
気的導通状態においては、異常放電して超高温のアーク
が発生する。このため、耐張絶縁筒54内の圧力が上昇
し、このため破裂板61.46が順次破裂して端子板4
2,4.3の放圧通路42a、43aから超高温のアー
クが放圧路形成カバー50.50内に流れ、さらに放圧
口50a、50aから外部へ放出され、このアークは上
下一対のアーキングリング53.53に移行する。
絶縁筒54の作用によって碍管37には内圧力が作用せ
ず、また、アーキングリング53、放圧口50aとの連
成作用によって超高温のアークは碍管から遠ざけられ、
その破損が防止される。
ず、また、アーキングリング53、放圧口50aとの連
成作用によって超高温のアークは碍管から遠ざけられ、
その破損が防止される。
さて、本発明実施例においては、鉄塔1に回動可能に吊
下された連結ヨーク6に対して、懸垂碍子連7.7を略
逆V字状に取着するとともに、同懸垂碍子連7.7の下
端部間に間隔保持ロッド22を架設固定し、同ロッド2
2の両端部にて送電線30を三箇所で把持し、さらに前
記連結ヨーク6の中央部には避雷碍子33の上端部を固
定し、連結ヨーク6の回動中心、つまり連結ピン5を通
る垂線H−Hに関して、前記各部材を左右対称状に構成
したので、風等により送電線30に線路方向の揺れが作
用しても碍子連荷重のアンバランスの助長が抑制される
とともに、避雷碍子に異常な応力が生じることもない。
下された連結ヨーク6に対して、懸垂碍子連7.7を略
逆V字状に取着するとともに、同懸垂碍子連7.7の下
端部間に間隔保持ロッド22を架設固定し、同ロッド2
2の両端部にて送電線30を三箇所で把持し、さらに前
記連結ヨーク6の中央部には避雷碍子33の上端部を固
定し、連結ヨーク6の回動中心、つまり連結ピン5を通
る垂線H−Hに関して、前記各部材を左右対称状に構成
したので、風等により送電線30に線路方向の揺れが作
用しても碍子連荷重のアンバランスの助長が抑制される
とともに、避雷碍子に異常な応力が生じることもない。
しかも線路方向と直交する方向に揺れる場合においても
異常な動きが防止され、装柱状態が安定化する。
異常な動きが防止され、装柱状態が安定化する。
又、一対の懸垂碍子連7,7のいずれか一方が万一離断
したときには、一方のクランプ28が送電線30の自重
により下方へ移動されるが、その量はそれほど大きくな
く、しかも他方のクランプ28も元位置から余り偏位し
ないので、離断した方の懸垂碍子連7はその自重のみに
よる作用で連結ビン8を中心に避雷碍子33側へ回動さ
れる。
したときには、一方のクランプ28が送電線30の自重
により下方へ移動されるが、その量はそれほど大きくな
く、しかも他方のクランプ28も元位置から余り偏位し
ないので、離断した方の懸垂碍子連7はその自重のみに
よる作用で連結ビン8を中心に避雷碍子33側へ回動さ
れる。
しかし、この回動力は弱く、避雷碍子33への衝突によ
るショックは少なく、避雷碍子33が破壊されることが
ない。この結果離断された懸垂碍子連7が避雷碍子33
に衝突して同避雷碍子を多少損傷することはあっても、
正常の懸垂碍子連7の破壊を確実に防止して、送電線3
0の地上落下を防止することができる。
るショックは少なく、避雷碍子33が破壊されることが
ない。この結果離断された懸垂碍子連7が避雷碍子33
に衝突して同避雷碍子を多少損傷することはあっても、
正常の懸垂碍子連7の破壊を確実に防止して、送電線3
0の地上落下を防止することができる。
次に、本発明の第2実施例を第5図に基づいて説明する
。
。
この第2実施例は前記第1実施例と比較して、避雷碍子
33の下端部を、間隔保持ロッド22との間に放電間隙
を設けないで電気的に接続してお1日 リ、これに付随して連結ヨーク6及び間隔保持ロッド2
2に対する避雷碍子33の取付は構造が相違するのみで
、その他の構成は第1実施例と同様である。
33の下端部を、間隔保持ロッド22との間に放電間隙
を設けないで電気的に接続してお1日 リ、これに付随して連結ヨーク6及び間隔保持ロッド2
2に対する避雷碍子33の取付は構造が相違するのみで
、その他の構成は第1実施例と同様である。
そこで、この相違する部分のみについて説明すると、連
結ヨーク6の左右両側部にはピン72により連結リンク
73.73が左右方向の回動可能に支持され、同リンク
73.73の下端部にはフランジ金具38に一体に上方
へ突出形成した吊耳74.74の上端部をピン75.7
5により前後方向の回動可能に連結している。
結ヨーク6の左右両側部にはピン72により連結リンク
73.73が左右方向の回動可能に支持され、同リンク
73.73の下端部にはフランジ金具38に一体に上方
へ突出形成した吊耳74.74の上端部をピン75.7
5により前後方向の回動可能に連結している。
一方、前記間隔保持ロッド22の中央部上側には取付板
76が一体に形成され、同取付板と前記下部のフランジ
金具39に設けた吊耳77.77との間には、連結リン
ク78.78及び連結リンク79.79がピン80によ
り連結されている。
76が一体に形成され、同取付板と前記下部のフランジ
金具39に設けた吊耳77.77との間には、連結リン
ク78.78及び連結リンク79.79がピン80によ
り連結されている。
又、取付板76と放圧路形成カバー50との間にはノイ
ズ防止用のリード線81が接続され、ロッド22と避雷
碍子33を電気的に接続している。
ズ防止用のリード線81が接続され、ロッド22と避雷
碍子33を電気的に接続している。
なお、間隔保持ロッド22の下側には板状をなす補強リ
ブ82が一体に形成されている。
ブ82が一体に形成されている。
この第2実施例は間隔保持ロッド22の中央と連結ヨー
ク6とが避雷碍子33により連結されているので、避雷
碍子装置全体がより安定化するのみならず、懸垂碍子連
7.7のいずれか一方が離断されたとき、クランプ28
の偏位量を第1実施例よりも減少して正常な懸垂碍子連
7へのショックをより緩和することができるとともに、
離断した懸垂碍子連7の回動をより少なくして避雷碍子
33への影響を可及的に少なくすることができる。
ク6とが避雷碍子33により連結されているので、避雷
碍子装置全体がより安定化するのみならず、懸垂碍子連
7.7のいずれか一方が離断されたとき、クランプ28
の偏位量を第1実施例よりも減少して正常な懸垂碍子連
7へのショックをより緩和することができるとともに、
離断した懸垂碍子連7の回動をより少なくして避雷碍子
33への影響を可及的に少なくすることができる。
その他の作用及び効果は第1実施例と同様である。
なお、本発明は次のような実施例で具体化することもで
きる。
きる。
(1)第1実施例において、避雷碍子33を左右方向の
回動不能に、かつ前後方向に回動可能に装着すること。
回動不能に、かつ前後方向に回動可能に装着すること。
このとき、放圧路形成カバー50の接地側放電電極52
を側面円弧状に形成して放電間隙G1を常に一定に保持
するのが望ましい。
を側面円弧状に形成して放電間隙G1を常に一定に保持
するのが望ましい。
(2)例えば破裂板61あるいは放圧路形成カバー50
.50を省略したタイプの避雷碍子等、任意の避雷碍子
を使用すること。
.50を省略したタイプの避雷碍子等、任意の避雷碍子
を使用すること。
(3)懸垂碍子連15に代えて、長幹碍子(図示路)を
一つ又は複数個使用すること。 1(4)前記第2実
施例では避雷碍子33と間隔保持ロッド22との間に放
電間隙がないため、避雷素子67の劣化状況を監視する
必要がある。このために□、避雷碍子33の上部と連結
ヨーク6との間を絶縁しておき、避雷碍子33の上部か
らリード線(図示路)により測定器(又は劣化表示装置
、動作表示装置、いずれも図示路)への配線を行ない接
地すること。なお、測定器は連結ヨーク6に固定し、入
力側端子をフランジ金具38に出力側端子をヨーク6に
接続し、構成すればよい。第1実施例の放電間隙を有す
るものにおいては、前記測定器に代えて動作表示装置を
使用する。
一つ又は複数個使用すること。 1(4)前記第2実
施例では避雷碍子33と間隔保持ロッド22との間に放
電間隙がないため、避雷素子67の劣化状況を監視する
必要がある。このために□、避雷碍子33の上部と連結
ヨーク6との間を絶縁しておき、避雷碍子33の上部か
らリード線(図示路)により測定器(又は劣化表示装置
、動作表示装置、いずれも図示路)への配線を行ない接
地すること。なお、測定器は連結ヨーク6に固定し、入
力側端子をフランジ金具38に出力側端子をヨーク6に
接続し、構成すればよい。第1実施例の放電間隙を有す
るものにおいては、前記測定器に代えて動作表示装置を
使用する。
発明の効果
以上詳述したように、本発明は次のような効果がある。
(1)ii’雷碍子が大型化しても避雷碍子装置全体の
静的なバランスが保たれ架設が容易となる。
静的なバランスが保たれ架設が容易となる。
(2)強風下に横振れ時においても吊架碍子荷重のアン
バランスを抑制出来、吊架碍子の衝突もなく機械的信頼
度が増すとともに、経済的な設計が可能となる。
バランスを抑制出来、吊架碍子の衝突もなく機械的信頼
度が増すとともに、経済的な設計が可能となる。
(3)強風下の横振れ時においてもギャップ長を一定に
確保出来ることから、この方式では避雷特性を一定に保
つことができ、信頼性の向上を図ることが出来る。
確保出来ることから、この方式では避雷特性を一定に保
つことができ、信頼性の向上を図ることが出来る。
(4)碍子装置が吊下点に対して対称であることから、
強風下においても、異常な振動をすることがなく、この
ため避雷碍子に過大な応力が発生しない。
強風下においても、異常な振動をすることがなく、この
ため避雷碍子に過大な応力が発生しない。
(5)また、吊下碍子には塔体側と課電側ヨークの作用
によって碍子軸方向の引張荷重しか加わらないことから
、機械的強度の確保も容易であり、信頼性を向上させる
ことができる。
によって碍子軸方向の引張荷重しか加わらないことから
、機械的強度の確保も容易であり、信頼性を向上させる
ことができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す送電線用避雷碍子装
置の装柱状態の雌体斜視図、第2図は避雷碍子装置を拡
大して示す正面図、第3図は第2図のA−A線拡大半断
面図、第4図は第2図のB−B線拡大半断面図、第5図
は本発明の第2実施例を示す正面図、第6.7図はそれ
ぞれ従来例を示す正面図である。 6・・・連結ヨーク、7・・・(懸垂碍子連、22・・
・間隔保持ロンド、26・・・第5連結リンク、33・
・・避雷碍子、垂線H−H0
置の装柱状態の雌体斜視図、第2図は避雷碍子装置を拡
大して示す正面図、第3図は第2図のA−A線拡大半断
面図、第4図は第2図のB−B線拡大半断面図、第5図
は本発明の第2実施例を示す正面図、第6.7図はそれ
ぞれ従来例を示す正面図である。 6・・・連結ヨーク、7・・・(懸垂碍子連、22・・
・間隔保持ロンド、26・・・第5連結リンク、33・
・・避雷碍子、垂線H−H0
Claims (1)
- 1、鉄塔に対し、吊下金具を介して連結ヨークを回動可
能に連結するとともに、同連結ヨークの両端部に左右一
対の吊架碍子の上端部をそれぞれ回動可能に連結し、両
吊架碍子の下端部間には間隔保持部材を架設して、前記
両吊架碍子をほぼ逆V字状になし、前記両吊架碍子の下
端部には、送電線を二点で支持し、さらに前記連結ヨー
ク又は前記間隔保持部材の中央には避雷碍子の上部又は
下部の少なくとも一方を取着し、同避雷碍子を左右方向
の移動不能になし、前記連結ヨーク、吊架碍子、間隔保
持部材及び避雷碍子を、前記連結ヨークの回動中心を通
る垂線に関して左右対称状に配置したことを特徴とする
架空送電線用避雷碍子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176685A JPH0724167B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 架空送電線用避雷碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176685A JPH0724167B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 架空送電線用避雷碍子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240514A true JPS61240514A (ja) | 1986-10-25 |
JPH0724167B2 JPH0724167B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=13755579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8176685A Expired - Lifetime JPH0724167B2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 架空送電線用避雷碍子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724167B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5141273A (en) * | 1989-10-11 | 1992-08-25 | The Budd Company | Molded composite bumper |
JP2003037924A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-07 | Asahi Tec Corp | 逆v吊2連懸垂装置 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8176685A patent/JPH0724167B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5141273A (en) * | 1989-10-11 | 1992-08-25 | The Budd Company | Molded composite bumper |
JP2003037924A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-07 | Asahi Tec Corp | 逆v吊2連懸垂装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724167B2 (ja) | 1995-03-15 |
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