JPS6124000A - 漏出液体処理方法 - Google Patents
漏出液体処理方法Info
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は漏出しだ液体を処理する方法に係り、特に放
射性汚水や、油等の処理を行うのに効果的な方法に関す
る。
射性汚水や、油等の処理を行うのに効果的な方法に関す
る。
〈従来の技術及びその問題点〉
所定の容器や配管系から漏出した液体を除去するために
は、通常は布等の繊維利料や、スポンジ等の多孔質の材
料を用いて液体を吸収する等の方法や、モツプ等を用い
て側溝等の排水(液)路に流し込む等の方法が採用され
ている。これらの方法はいづれも人が漏出した液体を直
接取り扱うため、液体が毒性を有していたり、または原
子力発電所の循環水等の如く放射性物質を含有するもの
である場合には作業は非常に危険なものとなる。
は、通常は布等の繊維利料や、スポンジ等の多孔質の材
料を用いて液体を吸収する等の方法や、モツプ等を用い
て側溝等の排水(液)路に流し込む等の方法が採用され
ている。これらの方法はいづれも人が漏出した液体を直
接取り扱うため、液体が毒性を有していたり、または原
子力発電所の循環水等の如く放射性物質を含有するもの
である場合には作業は非常に危険なものとなる。
この点につき、放射性物質に汚染きれた水(以下単に「
汚染水」と称する)を取り扱う場合を例に説明する。
汚染水」と称する)を取り扱う場合を例に説明する。
原子力発電所においては、系内の事故は周外の環境に対
してきわめて大きな影響を与えるため何重にも安全対策
が施されているが、汚染水の漏出事故を絶無とすること
は不可能に近い。まにこの様な状況下で発生する漏出事
故は当然のことながら不測のものであり、事故に対する
対策をあらかじめ具体的に立てておける性質のものでも
ない。
してきわめて大きな影響を与えるため何重にも安全対策
が施されているが、汚染水の漏出事故を絶無とすること
は不可能に近い。まにこの様な状況下で発生する漏出事
故は当然のことながら不測のものであり、事故に対する
対策をあらかじめ具体的に立てておける性質のものでも
ない。
従って事故が発生したならば、その状況に対応して処理
せざるを得す、人手による処理が必要となる。
せざるを得す、人手による処理が必要となる。
汚染水の漏出があったならば、その汚染水の漏出を最少
限に止めること、及び汚染水による汚染の進行を阻止す
ることが最も重要である。すなわち、可能な限り早く汚
染水の漏出を停止すると共に、漏出した水の回収を行う
ことである。従来は、防護衣を着用した作業員がプラス
チックシート等により汚染水の発生部を中心として密閉
して、他に放射性物質が流出するのを防止すると共に、
漏出水を回収する方法が実施されている。小量、の漏出
の場合には雑巾等により(2)収するが、防護衣には直
接汚染水が付着するため、防護衣を脱衣する場合に被曝
する虞れがあり作業はかなり危険である。寸だ汚染水自
体は液体状態を保持した寸まであるので移送中にこぼす
等して再汚染の虞れもある。さらに蒸発等により、汚染
物質が大気中に放散される虞れもある。
限に止めること、及び汚染水による汚染の進行を阻止す
ることが最も重要である。すなわち、可能な限り早く汚
染水の漏出を停止すると共に、漏出した水の回収を行う
ことである。従来は、防護衣を着用した作業員がプラス
チックシート等により汚染水の発生部を中心として密閉
して、他に放射性物質が流出するのを防止すると共に、
漏出水を回収する方法が実施されている。小量、の漏出
の場合には雑巾等により(2)収するが、防護衣には直
接汚染水が付着するため、防護衣を脱衣する場合に被曝
する虞れがあり作業はかなり危険である。寸だ汚染水自
体は液体状態を保持した寸まであるので移送中にこぼす
等して再汚染の虞れもある。さらに蒸発等により、汚染
物質が大気中に放散される虞れもある。
以上の如く、一旦漏出事故が生じると以後は人手により
漏出水を直接取り扱う作業が中心となり、非常に危険で
あると共に、作業に長時間を要するため汚染を拡大させ
てしまう虞れもある。
漏出水を直接取り扱う作業が中心となり、非常に危険で
あると共に、作業に長時間を要するため汚染を拡大させ
てしまう虞れもある。
なお、放射性物質による汚染水の外、各種化学プラント
における薬品の漏出1石油プラント、火力発電所等にお
ける石油の漏出等の場合にも程度の差はあるが上述した
様な問題がある。
における薬品の漏出1石油プラント、火力発電所等にお
ける石油の漏出等の場合にも程度の差はあるが上述した
様な問題がある。
〈問題点を解決するだめの手段〉
この発明は上述した従来方法の問題点に鑑み構成したも
のであり、漏出しだ液体を非流動化させて汚染源の拡大
を防止し、かつ回収を容易にする方法である。
のであり、漏出しだ液体を非流動化させて汚染源の拡大
を防止し、かつ回収を容易にする方法である。
〈手段の概要〉
要するにこの発明は漏出液体に対して液体を非流動化さ
せる物質を散布し、要すればこれと同時または先立って
界面活性効果を有する薬剤等を漏出液体に供給して前記
物質と漏出液体との親和性を良好にする方法である。
せる物質を散布し、要すればこれと同時または先立って
界面活性効果を有する薬剤等を漏出液体に供給して前記
物質と漏出液体との親和性を良好にする方法である。
〈実施例〉
以下この発明の実施例につき説明する。なお漏出液とし
て、汚染水を例に説明する。
て、汚染水を例に説明する。
・−汚染水が漏出したならば直ちにその漏出を最少限で
止めるよう作業を行い、漏出が停止したならばこの漏出
水に対して高吸水剤を散布する。高吸水剤は共通の特徴
として水と接触することにより瞬時に吸水、膨潤して水
金体をゲル化するものであって、その吸水性は約800
〜1000倍、つ捷り17の高吸水剤で800〜100
0 t の水分を吸収することができる。また一旦吸
水すると多少圧力がかかつても離水しないという特徴も
ある。また高吸水剤としては、デンプン系、セルロース
系、合成ポリマー系の三種に分類され、セルロース系は
、繊維であり、他は粉状物である。但しこの場合、散布
した高吸水剤と漏出水とが一部混和しない場合もある。
止めるよう作業を行い、漏出が停止したならばこの漏出
水に対して高吸水剤を散布する。高吸水剤は共通の特徴
として水と接触することにより瞬時に吸水、膨潤して水
金体をゲル化するものであって、その吸水性は約800
〜1000倍、つ捷り17の高吸水剤で800〜100
0 t の水分を吸収することができる。また一旦吸
水すると多少圧力がかかつても離水しないという特徴も
ある。また高吸水剤としては、デンプン系、セルロース
系、合成ポリマー系の三種に分類され、セルロース系は
、繊維であり、他は粉状物である。但しこの場合、散布
した高吸水剤と漏出水とが一部混和しない場合もある。
従って、高吸水剤散布と同時または散布前に漏出汚染水
に対して界面活性効果を有する薬剤(特に液体のものが
好ましい)を投入する。
に対して界面活性効果を有する薬剤(特に液体のものが
好ましい)を投入する。
これにより散布された高吸水剤は汚染水ときわめて短時
間で混和し汚染水をゲル化させる。
間で混和し汚染水をゲル化させる。
ざらにこの場合、例えば壁面等、滑らかでない不規則な
表面に汚染水が付着している場合にはこの部分でゲル化
させるとかえって後の除去作業が困難となったり除去が
不完全となったりする虞れがあるので、この場合には最
初に除染剤のみを噴射して汚染水を床面等の処理し易い
部分に流し落し、しかる後にゲル化させる。
表面に汚染水が付着している場合にはこの部分でゲル化
させるとかえって後の除去作業が困難となったり除去が
不完全となったりする虞れがあるので、この場合には最
初に除染剤のみを噴射して汚染水を床面等の処理し易い
部分に流し落し、しかる後にゲル化させる。
寸だ陽イオン性汚染除去の有効な方法としてクエン酸、
エチレンジアミン四酢酸、(EDTA)のような錯化剤
、キレート剤、または金属イオン封鎖剤を使用する。錯
化剤を例に説明すると、錯化剤の稀薄溶液は金属と安定
な錯体を形成するが、この錯体は溶液中でも非常に安定
である。従って陽イオン性汚染の場合には前記界面活性
効果を有する薬剤と同時または別個に、かつ高吸水剤散
布と同時または別個に、錯化剤、キレート剤、金属イオ
ン封鎖剤等を汚染水に供給するとよい。
エチレンジアミン四酢酸、(EDTA)のような錯化剤
、キレート剤、または金属イオン封鎖剤を使用する。錯
化剤を例に説明すると、錯化剤の稀薄溶液は金属と安定
な錯体を形成するが、この錯体は溶液中でも非常に安定
である。従って陽イオン性汚染の場合には前記界面活性
効果を有する薬剤と同時または別個に、かつ高吸水剤散
布と同時または別個に、錯化剤、キレート剤、金属イオ
ン封鎖剤等を汚染水に供給するとよい。
なお、この場合、上記薬剤に加えて、きらに電気絶縁材
(液体または粉体)を散布すれば漏出水またはそのゲル
状物は絶縁体重たは少くとも不良導体となるので漏出液
体による漏電を防止することができる。
(液体または粉体)を散布すれば漏出水またはそのゲル
状物は絶縁体重たは少くとも不良導体となるので漏出液
体による漏電を防止することができる。
汚染水の回収作業は一回に限定する必要はなく、ゲル状
物を一回回収したならばさらにこれに続いて洗浄を行い
、この洗浄液をざらにゲル化烙せて回収する。この作業
を何回か繰り返すととにより汚染水を完全に除去する。
物を一回回収したならばさらにこれに続いて洗浄を行い
、この洗浄液をざらにゲル化烙せて回収する。この作業
を何回か繰り返すととにより汚染水を完全に除去する。
第1図はこの発明に係る方法を実施するための装置を示
す。図中符号1は移動用台車であり、電源2により作動
するモータ3により自走し、かつリモートコントロール
により操舵可能に構成しである。符号4は高吸水剤5を
貯留した貯槽であり、貯槽下部には多孔板6が配置しで
ある。7は噴射媒体を有するボンベであり、図示の場合
には噴射媒体として002を供給するよう構成しである
。8はCO2供給管であってその先端部は貯槽4内のノ
ズル9近傍に開口している。ノズル9基部7i1常時は
金楓等の薄膜(rupture disk ) 10に
より閉止されており、Co2噴射時にはその噴射力によ
り破断されるようになっている。符号24は前述の錯化
剤、キンレート剤まだは金属イオン封鎖剤等の放射性物
質を保持する能力を有する薬剤(以下「保持剤」と称す
る)を貯留しであるタンクであって25はこのタンクと
Co2供給管とを接続する保持剤供給管路、26は同管
路に設けた保持剤混入用ベンチュリである。
す。図中符号1は移動用台車であり、電源2により作動
するモータ3により自走し、かつリモートコントロール
により操舵可能に構成しである。符号4は高吸水剤5を
貯留した貯槽であり、貯槽下部には多孔板6が配置しで
ある。7は噴射媒体を有するボンベであり、図示の場合
には噴射媒体として002を供給するよう構成しである
。8はCO2供給管であってその先端部は貯槽4内のノ
ズル9近傍に開口している。ノズル9基部7i1常時は
金楓等の薄膜(rupture disk ) 10に
より閉止されており、Co2噴射時にはその噴射力によ
り破断されるようになっている。符号24は前述の錯化
剤、キンレート剤まだは金属イオン封鎖剤等の放射性物
質を保持する能力を有する薬剤(以下「保持剤」と称す
る)を貯留しであるタンクであって25はこのタンクと
Co2供給管とを接続する保持剤供給管路、26は同管
路に設けた保持剤混入用ベンチュリである。
次に符号11は除染剤が貯留しであるタンク、12はこ
の除染剤タンクとCo2供給管8とを結ぶ除染剤供給管
、14はベンチュリーである。
の除染剤タンクとCo2供給管8とを結ぶ除染剤供給管
、14はベンチュリーである。
以上この装置を用いた漏出液の処理方法を示す。
なお、漏出液は放射性物質を含有する汚染水とする。汚
染水の漏出があったならば、直ちに漏出を停止させる作
業を行い、漏出した汚染水の回収を行う。この場合装置
全体はリモートコントロールされる台車1により漏出現
場へ自走する。運転員はこの装置を安全な場所から制御
するが、この場合、テレビカメラ1γにより周囲を確認
し、なから走行する。なお、以下に説明する作業も全て
遠隔操作で行い運転員の安全を確保する。装置本体が漏
出現場に到着したならばテレビカメラ17で漏出状態を
確認する。運転員は漏出水の種類、漏出場所等により除
染剤(洗浄剤)と保持剤の噴射時期を、高吸水剤と同時
とするか、高吸水剤散布以前とするかを判断する。
染水の漏出があったならば、直ちに漏出を停止させる作
業を行い、漏出した汚染水の回収を行う。この場合装置
全体はリモートコントロールされる台車1により漏出現
場へ自走する。運転員はこの装置を安全な場所から制御
するが、この場合、テレビカメラ1γにより周囲を確認
し、なから走行する。なお、以下に説明する作業も全て
遠隔操作で行い運転員の安全を確保する。装置本体が漏
出現場に到着したならばテレビカメラ17で漏出状態を
確認する。運転員は漏出水の種類、漏出場所等により除
染剤(洗浄剤)と保持剤の噴射時期を、高吸水剤と同時
とするか、高吸水剤散布以前とするかを判断する。
先ず、高吸水剤と同時に噴射供給する場合を例に説明す
る。弁18及び弁27を開として除染剤及び保持剤の供
給が可能となった状態において弁19゜29を開として
散布媒体たるCo2の噴射を行う。
る。弁18及び弁27を開として除染剤及び保持剤の供
給が可能となった状態において弁19゜29を開として
散布媒体たるCo2の噴射を行う。
Co2のうち一部は別のCo2供給支管20.減圧弁2
8を経て多孔板6の下部の空気室21に流入し、多孔板
6の小孔を介して高吸水剤層に流入し、同層を流動化き
せる。一方Co2供給管8から供給されたC02、保持
剤及び除染剤はノズル8aから薄板10に向って噴射し
、この薄板10を破砕すると共に流動化した高吸水剤5
をノズル9を介して漏出水に向って噴射する。この場合
、運転員は噴射状態をテレビカメラでモニターすると共
に、ノズル駆動装備23によりノズル9の噴射方向を調
節し、漏出水に対して万遍なく高吸水剤を散布する。
8を経て多孔板6の下部の空気室21に流入し、多孔板
6の小孔を介して高吸水剤層に流入し、同層を流動化き
せる。一方Co2供給管8から供給されたC02、保持
剤及び除染剤はノズル8aから薄板10に向って噴射し
、この薄板10を破砕すると共に流動化した高吸水剤5
をノズル9を介して漏出水に向って噴射する。この場合
、運転員は噴射状態をテレビカメラでモニターすると共
に、ノズル駆動装備23によりノズル9の噴射方向を調
節し、漏出水に対して万遍なく高吸水剤を散布する。
次に高吸水剤の散布前に保持剤、除染剤を散布する場合
には弁i8,27開の状態で、弁19.30開、弁29
閉としてノズル31からCo2により保持剤、除染剤を
漏出水に向って噴射、散布する。
には弁i8,27開の状態で、弁19.30開、弁29
閉としてノズル31からCo2により保持剤、除染剤を
漏出水に向って噴射、散布する。
以上の手段を施すことにより漏出水と高吸水剤層はきわ
めて短時間で混合し、漏出水はゲル状に固化する。以後
ゲル化した漏出水を回収する。この様にゲル化はせるこ
とにより汚染水の流失を防止でき、かつ放射性物質の環
境への放散を最小限に押えることができる。また移送中
に漏出水をこぼす等の虞れがなく、取り扱いが容易で安
全である。
めて短時間で混合し、漏出水はゲル状に固化する。以後
ゲル化した漏出水を回収する。この様にゲル化はせるこ
とにより汚染水の流失を防止でき、かつ放射性物質の環
境への放散を最小限に押えることができる。また移送中
に漏出水をこぼす等の虞れがなく、取り扱いが容易で安
全である。
以上、汚染水を処理する場合を例に説明しだが、これに
限るものではなく、化学プラントから漏出した薬品、石
油プラントから漏出した油等の処理についても有効に利
用することができる。また火災が発生した場合でも消化
後、残った液体を回収する等に利用できる。
限るものではなく、化学プラントから漏出した薬品、石
油プラントから漏出した油等の処理についても有効に利
用することができる。また火災が発生した場合でも消化
後、残った液体を回収する等に利用できる。
く効果〉
この発明を実施することにより、汚染水、各種薬剤、油
等の漏出液体の拡散を最少限に押えることができ、かつ
回収も容易かつ安全に行うことができる。
等の漏出液体の拡散を最少限に押えることができ、かつ
回収も容易かつ安全に行うことができる。
第】図はこの発明に係る方法を実施するだめの高吸収剤
散布装置の詳細図である。 5・・・高吸水剤、7・・・Co2ガスボンベ、 11
・・・・除染剤タンク、24・・・保持剤タンク。
散布装置の詳細図である。 5・・・高吸水剤、7・・・Co2ガスボンベ、 11
・・・・除染剤タンク、24・・・保持剤タンク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、漏出した液体を回収処理する方法において、漏出液
体に対して高吸水剤を散布し、漏出液体をゲル状にする
ことを特徴とする漏出液体処理方法。 2 前記高吸水剤の外に、界面活性効果を有する薬剤及
びまたは放射性物質を保持する保持剤を散布することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の漏出液体処理方
法。 3、高吸水剤の散布に先立つて漏出液体に対して界面活
性効果を有する薬剤、及びまたは保持剤を散布すること
を特徴とする特許請求の範囲第20項記載の漏出液体処
理方法。 4 前記各薬剤に加えて電気の絶縁材を散布し漏出液体
による漏電を防止することを特徴とする特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいづれかに記載の漏出液体処理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14331384A JPS6124000A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 漏出液体処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14331384A JPS6124000A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 漏出液体処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124000A true JPS6124000A (ja) | 1986-02-01 |
Family
ID=15335864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14331384A Pending JPS6124000A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 漏出液体処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0768191A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-14 | Sanritsu Kikai Shoji Kk | 圧扁機 |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP14331384A patent/JPS6124000A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0768191A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-14 | Sanritsu Kikai Shoji Kk | 圧扁機 |
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