[go: up one dir, main page]

JPS61231210A - 水溶性樹脂綿状体の製造方法 - Google Patents

水溶性樹脂綿状体の製造方法

Info

Publication number
JPS61231210A
JPS61231210A JP60066670A JP6667085A JPS61231210A JP S61231210 A JPS61231210 A JP S61231210A JP 60066670 A JP60066670 A JP 60066670A JP 6667085 A JP6667085 A JP 6667085A JP S61231210 A JPS61231210 A JP S61231210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soluble resin
fibers
flocculent
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60066670A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Fujii
茂夫 藤井
Shoichi Mori
森 省一
Joichi Tabuchi
田渕 丈一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Nenryo Kogyyo KK filed Critical Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority to JP60066670A priority Critical patent/JPS61231210A/ja
Publication of JPS61231210A publication Critical patent/JPS61231210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二 上の 本発明は、水溶性樹脂綿状体の製造方法に関し、更に詳
細には水溶性樹脂の水溶液をブロー紡糸しながら、生成
した繊維を加熱して繊維中の水分を蒸発させ、綿状体を
捕集することからなる水溶性樹脂綿状体の製造方法に関
するものである。
′     び、 へ 水溶性樹脂、例えば可食性で且つ水溶性高分子のプルラ
ンは、食品、食品の包装剤や容器、又食品以外のフィル
ム、繊維接着剤、コーティング、化粧品などに用いられ
ている。しかし、これら水溶性樹脂の綿状体、特に微細
繊維からなる綿状体は、その微細な繊維を得ることが難
しく、製造されていなかった。
本発明は、水溶性樹脂の極細繊維からなる綿状体の製造
方法を提供することを目的とする。
。 占     ため 本発明の要旨は、水溶性樹脂を含む水溶液又は水で可塑
化した溶融液をノズルより押出すとともに高速気流で延
伸して繊維流を形成しながら、該繊維流を加熱して繊維
中の水分を蒸発させ、得られた綿状体を捕集することか
らなる水溶性樹脂綿状体の製造方法である。
本発明において、綿状体とは極細の繊維が交絡してあた
かも綿状になったものをいう、このような綿状体をなす
極細繊維の平均径は、延伸繊維化の条件によるが、一般
に751Lm以下、好ましくは307zm以下、特に1
〜15pmが好ましい。
次に本発明の水溶性樹脂綿状体の製造方法を説明する。
本発明の方法に使用できる水溶性樹脂としては、分子中
に−OH,−CONH2基などを持つ水に可溶な綿状高
分子であって、例えばマルトトリオースがα−1,6グ
リコシド結合により反復結合したプルラン、そしてキサ
ンタンガム、ガーガムなどの水溶性多糖類:ボリビニル
アルコール;ポリアクリルアミド;ポリアクリル酸、ポ
リメタクリル酸、ポリイタコン酸;ポリエチレンオキシ
ド;ポリビニルピロリドン;ポリビニルメチレンエーテ
ル;コラーゲン;ヒドロキシエチレンセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロースなどのヒドロキシアルキルセ
ルロースがあげられる。なお、本発明で用いられる水溶
性樹脂は、その製造法には特に限定はなく、また゛分子
量についても特に制限はないが、綿状体の形成性などか
らみて2〜200万のものが好ましく、より好ましくは
5〜100万のものである。
これらの水溶性樹脂は、必要に応じて2種類以上を混合
して用いることができる。また、必要に応じて可塑剤又
は柔軟剤として水の他にグリセリン、ソルビトール、マ
ルチトール、エチレングリコール、ポリプロピレングリ
コールなどの多価アルコールを添加することができる。
更に、アパタイト、シリカ、炭化けい素、窒化けい素、
ゼオライト、活性炭、アルミナ、希土類などの無機化合
物を1種又は2種以上を添加することができる。
本発明における綿状体の原料である水溶性樹脂は、温度
20〜70℃の水で溶解又は可塑化して原料液とする。
水溶性樹脂の含有率は5〜95重量%が好ましく、より
好ましくは10〜50重量%の範囲である。
原料液である水溶性樹脂を含む水溶液又は水可塑溶融液
は、細孔を有する複数個の溶融体紡糸ノズルを幅方向に
直線に配列したダイスより押出されると同時に該ノズル
廻り圧力100〜2000mmH2O1温度25〜60
℃の気体、例えば空気を吹き付けられ延伸された微細繊
維からなる繊維流を形成する。このときの繊維径は、こ
の気体の圧力(風量)により任意に、例えば30ILm
以下、好ましくはl −15y−mの範囲に調節するこ
とができる。
この微細繊維流は、ダイス下に設けられた加熱装置、例
えば赤外線ヒーター、遠赤外線ヒーター、マイクロ波加
熱機などにより加熱されてram中の水分が蒸発除去さ
れる。繊維中の水分の残存率は10重量%以下で、特に
8重量%以下であることが好ましい、この水分の除去が
不十分であると綿状体にならず、高粘度の液体となり、
微細繊維の綿状体を得ることができない。なお、繊維流
に対する加熱温度は、水溶性樹脂の原料液の押出量、樹
脂の種類、吹き付気体の温度及び圧力(風量)のバラン
スにより選択されるが、通常は80〜120℃の範囲が
好ましい、加熱温度を必要以上に高くすることは、水分
除去とともに分解温度の低い水溶性樹脂、例えばプルラ
ンなどは分解が発生するために好ましくない。
延伸及び水分の除去された微細繊維流は、捕集装置、例
えばネット型の移動ベルトなどの上に又は適当な捕集室
内に交絡して落下し、綿状体を形成する。
次に、本発明の方法で水溶性樹脂綿状体を製造する場合
の一例を添付の図面を用いて以下に説明する。
第1図は、本発明の綿状体を製造する装置の一例を示す
概略側面図である。水溶性樹脂の水溶液又は水で可塑化
された溶融液は、原料供給管lから原料タンク2に供給
される。この原料液は、モーター3により駆動するギア
ーポンプ4で紡糸ノズル5から押出されると同時に紡糸
ノズル廻りに設けられたエアノズル7から多段式ブロア
ー6で供給された高圧の空気が下向きに吹き付けられ、
含水水溶性樹脂am流8を形成する0次に、含水水溶性
樹脂繊維流8は、ネット型捕集ベル)11上に落下捕集
される間に繊維流8と平行して設けられた遠赤外線ヒー
ター9により両面から加熱されて繊維中の水分が蒸発除
去される。延伸及び脱水された水溶性樹脂の繊維流8は
、ネット型捕集ベルト11上に交絡して落下し、綿状体
12として回収される。
11立羞] 本発明の方法によれば、水溶性樹脂から極細繊維の綿状
体を製造することができる。また、得られる綿状体は、
極細繊維からなるために柔軟で肌ざわりのよい風合を持
つものである。又、親木性、吸湿性であり、非帯電性で
あるとともに温水はもちろん冷水にもすみやかに溶解す
るものである。さらに、使用後は水中や地中で自然に分
解するので廃棄物処理の問題がない。
本発明の方法で得られる綿状体は、上記のような特性か
ら、高吸湿性のサニタリー用品、吸着剤などの各種の用
途に用いることができる。
支ム」 以下1本発明の方法を実施例により詳細に説明する。
実施例1゜ 平均分子量20万のプルラン粉末を水に溶解して20重
量%の溶液を調製し、脱気泡を行なった。この溶液を室
温(25℃)で、直径0.3mmの溶融体紡糸ノズル複
数個を幅方向に直線に配列し、エアーノズルギャップ4
 m mφとされるダイスを有した第1図に示すような
装置に供給し、圧力1.4kg/crn”で押出すとと
もにエアーギャップから圧力1000 m m Hz 
Oの空気を吹き付けて繊維流を形成した。この繊維流を
ノズル下30mmに設けられた遠赤外線ヒーター(波長
2〜504m)で繊維流の両側からヒータ一温度400
℃で加熱しつつネット型捕集ベルト上に吹き付けて水分
を蒸発除去し、プルラン綿状体を得た。得られた綿状体
の平均繊維径は4JLmであった。また、温度25℃、
相対湿度100%における吸湿性は、30時間後、12
0時間後及び340時間後でそれぞれ130%、230
%及び640%であった。又、室温の水に瞬時に溶解し
た。
実施例2゜ 平均分子量19万のポリビニルアルコール粉末を水に溶
解して12重量%の溶液を調製し、脱気泡を行なった。
この溶液を室温(25℃)で、実施例1で用いた装置に
供給し、圧力2.0kg/crn’で押出すとともにエ
アギャップから1200mmH2Oの空気を吹き付けて
繊維流を形成した。この繊維流をノズル下30mmに設
けた遠赤外線ヒーター(波長2〜50gm)で繊!l流
の両側からヒータ一温度450℃で加熱してネット型捕
集ベルト上に吹き付けて水分を蒸発除去したポリビニル
アルコール綿状体を得た。得られた綿状体の平均繊維径
は8gmであった。
実施例3゜ 平均分子量20万のプルラン粉末を水に溶解して20重
量%の溶液を調製し、この溶液にアパタイト粉末(粒子
径50〜300ス)30重量%と分散剤としての合成ポ
リカルボン酸塩0.18重量%とを混合し、その脱気泡
を行なった。この溶液を室温(25℃)で、実施例1で
用いた装置に供給し、圧力2.1kg/crr+″で押
出すとともにエアーギャップから圧力960mmH2O
の空気を吹き付けて繊維流を形成した。この繊維流をノ
ズル下20mmに設けた遠赤外線ヒーター(波長2〜5
0ILm)で繊維流の両側からヒータ一温度500℃で
加熱してネット型捕集ベルト上に吹き付けて水分を蒸発
除去し、アパタイトを含むプルラン綿状体を得た。得ら
れた綿状体の平均繊維径は12ILmであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の綿状体を製造する装置の一例を示す
概略側面図である。 2:原料タンク 5:紡糸ノズル 7:エアーノズル 8:含水水溶性樹脂繊維流 9:赤外線ヒーター 10:脱水水溶性樹脂繊維流 11:ネット型捕集ベルト 12:水溶性樹脂綿状体 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)水溶性樹脂を含む水溶液又は水で可塑化した溶融液
    をノズルより押出すと同時に高速気流で延伸繊維化しな
    がら、該繊維を加熱して繊維中の水分を蒸発させて綿状
    体を捕集することを特徴とする水溶性樹脂綿状体の製造
    方法。 2)水溶性樹脂を含む水溶液又は水可塑溶融液が5〜9
    5重量%の水溶性樹脂を含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3)延伸繊維化が水溶液又は水可塑溶融液をノズルより
    押出すとともに該ノズル廻りより圧力100〜2000
    mmH_2O、温度20〜60℃の気体を吹き付けるこ
    とによつて行なわれることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 4)繊維の加熱は繊維中の水分の残存率が10重量%以
    下となるのに十分な温度及び時間にわたつて行われるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5)水溶性樹脂が分子中に−OH、−COOH、−CO
    NH_2基などを含み且つ2〜200万の分子量を有す
    る水に可溶な綿状高分子であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜4項のいずれかの項に記載の方法。 6)水溶性樹脂が水溶性多糖類であることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 7)水溶性多糖類がプルランであることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8)水溶性樹脂がポリビニルアルコールであることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。
JP60066670A 1985-04-01 1985-04-01 水溶性樹脂綿状体の製造方法 Pending JPS61231210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60066670A JPS61231210A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 水溶性樹脂綿状体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60066670A JPS61231210A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 水溶性樹脂綿状体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61231210A true JPS61231210A (ja) 1986-10-15

Family

ID=13322570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60066670A Pending JPS61231210A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 水溶性樹脂綿状体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61231210A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010533248A (ja) * 2007-07-11 2010-10-21 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 赤外溶剤ストリッピング法
JP2015028227A (ja) * 2012-10-22 2015-02-12 株式会社リメディオ 乾式紡糸装置、不織布製造装置、および紡糸方法
JP2020502383A (ja) * 2016-12-21 2020-01-23 グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト 繊維及び不織布を溶液ブロースピニングで製造するための方法及びその方法により製造される不織布
JP2021511449A (ja) * 2018-01-26 2021-05-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company 製造物品を作製するためのプロセス
US12129594B2 (en) 2017-01-27 2024-10-29 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
US12139847B2 (en) 2017-01-27 2024-11-12 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles and product-shipping assemblies for containing the same
US12157970B2 (en) 2017-01-27 2024-12-03 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
US12234428B2 (en) 2013-09-06 2025-02-25 The Procter & Gamble Company Pouches comprising water-soluble fibrous wall materials and methods for making same

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010533248A (ja) * 2007-07-11 2010-10-21 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 赤外溶剤ストリッピング法
JP2015028227A (ja) * 2012-10-22 2015-02-12 株式会社リメディオ 乾式紡糸装置、不織布製造装置、および紡糸方法
US12234428B2 (en) 2013-09-06 2025-02-25 The Procter & Gamble Company Pouches comprising water-soluble fibrous wall materials and methods for making same
JP2020502383A (ja) * 2016-12-21 2020-01-23 グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト 繊維及び不織布を溶液ブロースピニングで製造するための方法及びその方法により製造される不織布
US12129594B2 (en) 2017-01-27 2024-10-29 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
US12139847B2 (en) 2017-01-27 2024-11-12 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles and product-shipping assemblies for containing the same
US12157970B2 (en) 2017-01-27 2024-12-03 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
JP2021511449A (ja) * 2018-01-26 2021-05-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company 製造物品を作製するためのプロセス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5041252A (en) Nonwoven fabric of water-soluble resin fibers
KR100261855B1 (ko) 생분해성 필터재료 및 이의 제조방법.
FI63786C (fi) Framstaellningsfoerfarande foer vattenbestaendiga staerkelsefibrer som innehaoller 55 - 100 vikt-% amylopektin
US3501419A (en) Cellulose microspherical product
US4659617A (en) Fibrous apatite and method for producing the same
JPH0655849B2 (ja) 延伸微孔性物質
US4562110A (en) Process for the production of alginate fibre material and products made therefrom
JPS61231210A (ja) 水溶性樹脂綿状体の製造方法
JPS62156348A (ja) プルラン不織布
JPS6248688B2 (ja)
CN86101963A (zh) 连续圆柱形产品局部液体添加剂涂敷系统
JPH0214019A (ja) 繊維状成形物及びその製造方法
US3399069A (en) Spray dried polymeric alcohol xanthates
DK171907B1 (da) Fremgangsmåde til fremstilling af et opskummet filtreringsmateriale
US5154864A (en) Process of producing biodegradable sheet formed of cellulose and chitosan
AU676435B2 (en) Improvements relating to tobacco smoke filtration material
JPH01126249A (ja) 合成アパタイト成形物及びその製造方法
JPS61231255A (ja) プルラン綿状体
JPH0325539B2 (ja)
JPS6175861A (ja) プルラン不織布
US6165401A (en) Process for the production of cellulosic moulded bodies
GB2103993A (en) Production of alginate fibres
JPS62156349A (ja) プルラン綿状体
CA2258122A1 (en) Method for producing cellulosed formed parts
JPH01221506A (ja) 繊維状成形物