JPS61229805A - 歯科用修復材料 - Google Patents
歯科用修復材料Info
- Publication number
- JPS61229805A JPS61229805A JP60071477A JP7147785A JPS61229805A JP S61229805 A JPS61229805 A JP S61229805A JP 60071477 A JP60071477 A JP 60071477A JP 7147785 A JP7147785 A JP 7147785A JP S61229805 A JPS61229805 A JP S61229805A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- tin
- meth
- acrylate
- polymer particles
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- Dental Preparations (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、貴金属製鋳造体を歯牙または他の各種材質(
貴金属、卑金属、セラミック、有機高分子材料等)の歯
科補綴物に接着させるために、被着面が表面処理された
貴金属製鋳造体からなる歯科用修復材料に関する。
貴金属、卑金属、セラミック、有機高分子材料等)の歯
科補綴物に接着させるために、被着面が表面処理された
貴金属製鋳造体からなる歯科用修復材料に関する。
(従来の技術)
インレー、クラウン、ブリッジなどの貴金属製鋳造体は
、今日歯科治療の補綴修復に広く使われている。歯科治
療において、貴金属製鋳造体は歯牙または他の各種材質
の補綴物に固定される必要がるシ、そのため固定方法に
ついては種々検討されている。なかでも、近年歯牙と金
属の双方によく接着する接着性レジンが開発されたこと
から、接着剤による接着固定法が注目されている0接着
固定法においては、貴金属製鋳造体の被着面処理が重要
でメジ、これによシ補綴修復物の機能期間が左右される
。さきに、本発明者らは、かかる被着面処理として、貴
金属製鋳造体にスズ電析層を設け、その上に接着剤を塗
布す8ることか有効であることを報告している(補綴誌
28巻、1023〜1033頁、1984年)。しかし
ながら、その後の検討によシ、接着強度およびその長期
耐水性の点でなお不十分でメジ、その改良が望まれてい
る。
、今日歯科治療の補綴修復に広く使われている。歯科治
療において、貴金属製鋳造体は歯牙または他の各種材質
の補綴物に固定される必要がるシ、そのため固定方法に
ついては種々検討されている。なかでも、近年歯牙と金
属の双方によく接着する接着性レジンが開発されたこと
から、接着剤による接着固定法が注目されている0接着
固定法においては、貴金属製鋳造体の被着面処理が重要
でメジ、これによシ補綴修復物の機能期間が左右される
。さきに、本発明者らは、かかる被着面処理として、貴
金属製鋳造体にスズ電析層を設け、その上に接着剤を塗
布す8ることか有効であることを報告している(補綴誌
28巻、1023〜1033頁、1984年)。しかし
ながら、その後の検討によシ、接着強度およびその長期
耐水性の点でなお不十分でメジ、その改良が望まれてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
し念がって1本発明が解決しようとする問題点は、貴金
属製鋳造体と歯牙または他の各種材質の歯科補綴物との
接着面を長期にわたって維持出来るように接着強さと接
着の耐久性を向上させることである。
属製鋳造体と歯牙または他の各種材質の歯科補綴物との
接着面を長期にわたって維持出来るように接着強さと接
着の耐久性を向上させることである。
(問題点を解決するための手段)
かかる問題点は、貴金属製鋳造体の被着面にボリマー粒
子を含有するスズメッキ層を設けることKよシ解決され
る。
子を含有するスズメッキ層を設けることKよシ解決され
る。
本発明において貴金属製鋳造体の貴金属とは金、銀、白
金、パラジワム等の貴金属が単独で純金属の状態にある
かまたは各貴金属成分の合計が60重量%以上含有する
合金の状態にあるものをいい、本発明において鋳造体は
かかる貴金属を材料として、歯科治療を目的として鋳造
され、患者の口腔内に装着されるすべての鋳造物を包含
する。具体的な鋳造体としては、インレー、オンレー、
クラウン、ブリッジ、クラスプ、スプリント、支台歯、
等が挙げられる。これらの鋳造体はメッキを行う
前に埋没材、手あか等の汚れを充分に清掃除去しておく
ことが望ましく、そうでないとメッキ層がはがれる恐れ
がある。清掃法としては、ブラッシング、サンドプラス
ティング、パフ研磨、酸洗浄、超音波洗浄、電解研磨、
電解脱脂等が用いられる。
金、パラジワム等の貴金属が単独で純金属の状態にある
かまたは各貴金属成分の合計が60重量%以上含有する
合金の状態にあるものをいい、本発明において鋳造体は
かかる貴金属を材料として、歯科治療を目的として鋳造
され、患者の口腔内に装着されるすべての鋳造物を包含
する。具体的な鋳造体としては、インレー、オンレー、
クラウン、ブリッジ、クラスプ、スプリント、支台歯、
等が挙げられる。これらの鋳造体はメッキを行う
前に埋没材、手あか等の汚れを充分に清掃除去しておく
ことが望ましく、そうでないとメッキ層がはがれる恐れ
がある。清掃法としては、ブラッシング、サンドプラス
ティング、パフ研磨、酸洗浄、超音波洗浄、電解研磨、
電解脱脂等が用いられる。
なお、メッキが施される貴金属製鋳造体の表面に凹凸を
形成した方が、メッキ後の表面にも凹凸が残ル、接着強
度の点で有利となるので、この点で荒い研磨材を用いて
被清面をサンドブラストすることが望ましい。
形成した方が、メッキ後の表面にも凹凸が残ル、接着強
度の点で有利となるので、この点で荒い研磨材を用いて
被清面をサンドブラストすることが望ましい。
本発明の特徴とするところは、前述の貴金属製鋳造体の
被着面にポリマー粒子含有スズメッキ層を形成する点に
ある。かかるメッキ層を形成する方法としては、通常電
析法が用いられ、従来から市販されている貴金属製鋳造
体にスズを電析する歯科用電析装置(クラエース、日本
アビオニクス製)に以下に述べるようなポリマー粒子を
添加した電析液を入れて電析処理することによカ行なう
ことができる。本発明では鋳造体の被着面のみを部分的
にメッキするのが好ましいので、メッキする必要のない
貴金属表面は、マスキング材でマスクして電析・処理を
行なうのが望ましい。なお、メッキ層の厚さは0.02
〜10μmの範囲にあることが望ましく、通常1〜2μ
mである。
被着面にポリマー粒子含有スズメッキ層を形成する点に
ある。かかるメッキ層を形成する方法としては、通常電
析法が用いられ、従来から市販されている貴金属製鋳造
体にスズを電析する歯科用電析装置(クラエース、日本
アビオニクス製)に以下に述べるようなポリマー粒子を
添加した電析液を入れて電析処理することによカ行なう
ことができる。本発明では鋳造体の被着面のみを部分的
にメッキするのが好ましいので、メッキする必要のない
貴金属表面は、マスキング材でマスクして電析・処理を
行なうのが望ましい。なお、メッキ層の厚さは0.02
〜10μmの範囲にあることが望ましく、通常1〜2μ
mである。
電析液に添加されるポリマーとしては、ポリ塩化ビニル
、ポリスチレン、ポリオレフィン等の種々のポリマーが
使用可能であるが、なかでも、メッキ層上に塗布される
接着剤のモノマーが通常(メタ)アクリレート系である
ことから、メッキ層に含有されているポリマーも(メタ
)アクリレート系のポリマーであることが、接着剤層と
の親和性の点で好ましい。かかる(メタ)アクリレート
系のポリマーは、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ/グ
リコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)
アクリレ−)、2.2’−ビxcp−Cr−メタクリロ
キシ−β−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕プロパン
(Big−GM^)、ビスフェノールAジ(メタ)アク
リレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレ
−)、2.2−ビス(4′−メタクリロキシ ェトキタ
フェ二ル)グロス/、1.2−ビス(3−メタクリロキ
シ−2−ヒドロキシプロポキシ)ブタン、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラ(メタ)アクリレート、特公昭51−36
960号、特開昭56−152408号等に開示されて
いるウレタン(メタ)アクリレートモノマー等のモノマ
ーが単独で、または2種以上組み合わされて重合される
ことによって得られる。
、ポリスチレン、ポリオレフィン等の種々のポリマーが
使用可能であるが、なかでも、メッキ層上に塗布される
接着剤のモノマーが通常(メタ)アクリレート系である
ことから、メッキ層に含有されているポリマーも(メタ
)アクリレート系のポリマーであることが、接着剤層と
の親和性の点で好ましい。かかる(メタ)アクリレート
系のポリマーは、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ/グ
リコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)
アクリレ−)、2.2’−ビxcp−Cr−メタクリロ
キシ−β−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕プロパン
(Big−GM^)、ビスフェノールAジ(メタ)アク
リレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリレ
−)、2.2−ビス(4′−メタクリロキシ ェトキタ
フェ二ル)グロス/、1.2−ビス(3−メタクリロキ
シ−2−ヒドロキシプロポキシ)ブタン、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラ(メタ)アクリレート、特公昭51−36
960号、特開昭56−152408号等に開示されて
いるウレタン(メタ)アクリレートモノマー等のモノマ
ーが単独で、または2種以上組み合わされて重合される
ことによって得られる。
これらのポリマーは粒子状で用いられるが、粒径として
はメッキ層の厚さが前述のように通常1〜2μmでるる
ことから、これ以下であることが好ましい。粒子形状と
しては、特に制約はないが通常球状である。かかるポリ
マー粒子は常法により乳化重合、懸濁重合することによ
シ得られる。
はメッキ層の厚さが前述のように通常1〜2μmでるる
ことから、これ以下であることが好ましい。粒子形状と
しては、特に制約はないが通常球状である。かかるポリ
マー粒子は常法により乳化重合、懸濁重合することによ
シ得られる。
スズと共にポリマー粒子を資金lAa鋳造体表面に電着
させるためには、上記のポリマー粒子をカチオン系界面
活性剤によシ表面処理しておく必要がある。表面処理法
としては、カチオン系界面活性剤のアルコール溶液中に
ポリマーを浸漬することにより行なわれる0かかる処理
によって、ポリマー粒子はカチオンに帯電されるが、表
面処理の代わルに、あらかじめカチオン性の基を導入し
たポリマーを用いてもよい。
させるためには、上記のポリマー粒子をカチオン系界面
活性剤によシ表面処理しておく必要がある。表面処理法
としては、カチオン系界面活性剤のアルコール溶液中に
ポリマーを浸漬することにより行なわれる0かかる処理
によって、ポリマー粒子はカチオンに帯電されるが、表
面処理の代わルに、あらかじめカチオン性の基を導入し
たポリマーを用いてもよい。
前述のようにして調製括れ次ポリマー粒子が通常の電析
液(硫酸第1スズ含有)に添加されるが、電析液に対す
るポリマーの添加量としては通常1〜10重量−の範囲
で適宜選ばれる。
液(硫酸第1スズ含有)に添加されるが、電析液に対す
るポリマーの添加量としては通常1〜10重量−の範囲
で適宜選ばれる。
以上のようにして被着面にポリマー粒子含有スズメッキ
層が形成された貴金属鋳造体からなる本発明の歯科用修
復材料には接着剤が塗布゛され、さらにその面に歯牙ま
たは種々の材質からなる補綴物(ポーセレン、コンポジ
ットレジン硬化物、卑金属鋳造体、スズがメッキされた
別の貴金属鋳造体等)が固定される。本発明の歯科用修
復材料の被着面に塗布される接着剤としては、近年開発
さを有する重合性モノマーを含む接着剤が好ましい0か
かる酸性基を有する七ツマ−の具体例および接着剤組成
の詳細は、特開昭52−113089号、特開昭58−
21607号、特開昭54−11149号、特開昭57
−151607号等に開示されているが、上記のような
酸性基を有するモノマーは通常下記の如き(メタ)アク
リレート系のモノマーが用いられている。
層が形成された貴金属鋳造体からなる本発明の歯科用修
復材料には接着剤が塗布゛され、さらにその面に歯牙ま
たは種々の材質からなる補綴物(ポーセレン、コンポジ
ットレジン硬化物、卑金属鋳造体、スズがメッキされた
別の貴金属鋳造体等)が固定される。本発明の歯科用修
復材料の被着面に塗布される接着剤としては、近年開発
さを有する重合性モノマーを含む接着剤が好ましい0か
かる酸性基を有する七ツマ−の具体例および接着剤組成
の詳細は、特開昭52−113089号、特開昭58−
21607号、特開昭54−11149号、特開昭57
−151607号等に開示されているが、上記のような
酸性基を有するモノマーは通常下記の如き(メタ)アク
リレート系のモノマーが用いられている。
0PO(OH)*
これらの酸性基を有するモノマーに、希釈剤として共重
合性の(メタ)アクリレート系の七ツマ−〔エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ネオベンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、Big −GMA等〕が
加えられ、さらに開始剤、必要に応じてフィラー等が加
えられて接着剤組成物が形成され、これが本発明の歯科
用修復材料に塗布される。そして、前述のようにさらに
その上に歯牙、他の補綴物が重ねられ、接着剤の硬化が
行われて、歯牙修復が完了する。
合性の(メタ)アクリレート系の七ツマ−〔エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ネオベンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、Big −GMA等〕が
加えられ、さらに開始剤、必要に応じてフィラー等が加
えられて接着剤組成物が形成され、これが本発明の歯科
用修復材料に塗布される。そして、前述のようにさらに
その上に歯牙、他の補綴物が重ねられ、接着剤の硬化が
行われて、歯牙修復が完了する。
(作用)
貴金属製鋳造体として、従来の被着面がスズメッキされ
た貴金属製鋳造体ではなく、被着面にポリマー粒子含有
スズメッキ層が形成され九貴金属製鋳造体を用いること
によシ、接着力および接着耐久性が顕著に向上する。こ
のような効果が発現するのは、メッキ層内のポリマー粒
子が、塗布される接着剤に対して親和性を有しているた
め、接着剤の貴金属被着面へのぬれが向上することおよ
びポリマー粒子の存在によ〕被着面に形成される微細な
凹凸による投錨効果に起因するものと考えられるが、詳
細は明らかでない。
た貴金属製鋳造体ではなく、被着面にポリマー粒子含有
スズメッキ層が形成され九貴金属製鋳造体を用いること
によシ、接着力および接着耐久性が顕著に向上する。こ
のような効果が発現するのは、メッキ層内のポリマー粒
子が、塗布される接着剤に対して親和性を有しているた
め、接着剤の貴金属被着面へのぬれが向上することおよ
びポリマー粒子の存在によ〕被着面に形成される微細な
凹凸による投錨効果に起因するものと考えられるが、詳
細は明らかでない。
(効果)
貴金属製鋳造体の被着面に、ポリマー粒子を含有するス
ズメッキ場が形成された本発明の歯科用修復材料は、接
着剤を介して歯牙または他の補綴物に強く接着固定され
る。このため、鋳造体の脱落等がなく、長期にわなって
機能するので、本発明の歯科用修復材料は歯科治療にお
いて極めて有効である。
ズメッキ場が形成された本発明の歯科用修復材料は、接
着剤を介して歯牙または他の補綴物に強く接着固定され
る。このため、鋳造体の脱落等がなく、長期にわなって
機能するので、本発明の歯科用修復材料は歯科治療にお
いて極めて有効である。
(実施例)
ポリメチルメタクリレート(以下、PolyMMAと略
記)、ポリ−2,2ビス(4′−メタクリロキシ エト
キシ フェニル)プロパン(以下、PolyBMEPP
と略記)の2種類のポリマーを作成し、それぞれスズ電
析液に添加した。各々のスズ電析液を用いて、金合金表
面にポリマー粒子含有メッキ層を形成させた。実験条件
の詳細、下記の通シ1)ポリマーの作製 ■ polyMMA :高木らの方法(高分子合成の実
験方法、149〜150頁、1972年、化学同人刊)
を参考にしてメチルメタクリレ−トラ乳化型合し、重合
後水洗乾燥し、球状の形状をした粒径0.1〜0.2μ
のポリマー粉末を作製し念。
記)、ポリ−2,2ビス(4′−メタクリロキシ エト
キシ フェニル)プロパン(以下、PolyBMEPP
と略記)の2種類のポリマーを作成し、それぞれスズ電
析液に添加した。各々のスズ電析液を用いて、金合金表
面にポリマー粒子含有メッキ層を形成させた。実験条件
の詳細、下記の通シ1)ポリマーの作製 ■ polyMMA :高木らの方法(高分子合成の実
験方法、149〜150頁、1972年、化学同人刊)
を参考にしてメチルメタクリレ−トラ乳化型合し、重合
後水洗乾燥し、球状の形状をした粒径0.1〜0.2μ
のポリマー粉末を作製し念。
■ Po1y BMEPP :銘木らの方法(*科材料
・器械、2巻5号564〜570頁、 1983年)K
準じて、2,2ビス(4′−メタクリロキシ エトキシ
フェニル)プロパンを懸濁重合し、球状の形状をした
粒径0.3〜2.0μmのポリツー粉末を作製した。
・器械、2巻5号564〜570頁、 1983年)K
準じて、2,2ビス(4′−メタクリロキシ エトキシ
フェニル)プロパンを懸濁重合し、球状の形状をした
粒径0.3〜2.0μmのポリツー粉末を作製した。
■ 得られたポリマーの表面処理:ステアリルトリメチ
ルアンモニタムクロライド(コータミ/、花王石鹸製)
9.2.9をn−プロピルアルコール21.6IiK溶
解した溶液に上記で作製し念ポリマー各々2Iを懸濁さ
せ、2.5時間がきまぜ友後、吸引濾過によシポリマー
を採取し虎。
ルアンモニタムクロライド(コータミ/、花王石鹸製)
9.2.9をn−プロピルアルコール21.6IiK溶
解した溶液に上記で作製し念ポリマー各々2Iを懸濁さ
せ、2.5時間がきまぜ友後、吸引濾過によシポリマー
を採取し虎。
It) ポリマー含有電析液の調整
1)で表面処理されたポリマー粉末をそれぞれ硫酸第1
スズ含有電析液(Sn−1001日本アビオニクス展)
に5重量%添加した。
スズ含有電析液(Sn−1001日本アビオニクス展)
に5重量%添加した。
111)貴金属試験片の作製
貴金属試験片は直径7 xs 、厚さ2Mの金合金タイ
プ■(松風#)をステンレス5US304に半田付けし
、貴金属被着面が長軸に垂直な平面になるようにエメリ
ーベーパ#600まで研磨し作製し九〇 iV) 電析処理方法 上記のポリマー含有電析液をそれぞれスズ電析処理装置
(゛クラエース、日本アビオニクス製)に入れ、電圧4
V、電流200mAの条件下で60秒間111)の貴金
属被着面にメッキを行った。また、比較のために1ポリ
マー粉末が添加されていない、硫酸第1スズ含有電析液
を用いて同様にして電析を行なって試験片を作成した。
プ■(松風#)をステンレス5US304に半田付けし
、貴金属被着面が長軸に垂直な平面になるようにエメリ
ーベーパ#600まで研磨し作製し九〇 iV) 電析処理方法 上記のポリマー含有電析液をそれぞれスズ電析処理装置
(゛クラエース、日本アビオニクス製)に入れ、電圧4
V、電流200mAの条件下で60秒間111)の貴金
属被着面にメッキを行った。また、比較のために1ポリ
マー粉末が添加されていない、硫酸第1スズ含有電析液
を用いて同様にして電析を行なって試験片を作成した。
以上のようにして電析処理がなされた黄金属製鋳造体の
表面を矩査電子顕微fil(倍率10000倍)で観察
した結果、次のようでめつ念。
表面を矩査電子顕微fil(倍率10000倍)で観察
した結果、次のようでめつ念。
0 ポリマー粉末を含有しないスズ電析液で電析し次場
合 0.2〜0.3μm8!度の大きさの多角形状のスズ結
、 晶粒が均一に貴金属表面に電着していることが観
察された。
合 0.2〜0.3μm8!度の大きさの多角形状のスズ結
、 晶粒が均一に貴金属表面に電着していることが観
察された。
o PolyMMA粉末を含有するスズ電析液で電析
した場合 表面に均一な0.2〜o、ama度の多角形状のスズ結
晶粒の他、このスズ結晶とほぼ同機度の粒径の球状ポリ
マーの混在がうかがえるが、両者の大きさが近似してい
る之め、判別は困難でめった。
した場合 表面に均一な0.2〜o、ama度の多角形状のスズ結
晶粒の他、このスズ結晶とほぼ同機度の粒径の球状ポリ
マーの混在がうかがえるが、両者の大きさが近似してい
る之め、判別は困難でめった。
o PolyBMEPP粉末を含有するスズ電析液で
電析した場合 Po1y B ME P P粉末の粒径が0.5〜1.
0 μnとPolyMMAに比し大きい之め、スズ結晶
との区別が容易で、貴金属表面のスズ結晶間隙にポリマ
ー粒子が散在しているのが観察された。
電析した場合 Po1y B ME P P粉末の粒径が0.5〜1.
0 μnとPolyMMAに比し大きい之め、スズ結晶
との区別が容易で、貴金属表面のスズ結晶間隙にポリマ
ー粒子が散在しているのが観察された。
以上から明らかなように、ポリマー粉末含有スズ電析液
を用いて電析を行なうことによ)、貴金属表面にポリマ
ー粒子含有メッキ層が形成された。
を用いて電析を行なうことによ)、貴金属表面にポリマ
ー粒子含有メッキ層が形成された。
つざに、以上のようにして電析処理がなされ九貴金属試
験片を用いて下記のように接着テストを実施し、接着強
度を測定した。
験片を用いて下記のように接着テストを実施し、接着強
度を測定した。
イ) 接着剤
スーパーボンドC&B(サンメディカル社製、接着性成
分として4−メタクリロキシエチル トリメリット酸無
水物を含有)とバナビアEX(クラレ製、接着性成分と
してリン酸エステル系モノマーを含有)の2種を用いた
。
分として4−メタクリロキシエチル トリメリット酸無
水物を含有)とバナビアEX(クラレ製、接着性成分と
してリン酸エステル系モノマーを含有)の2種を用いた
。
口)接着試験片の作製
電析処理がなされ念貴金属試験片の表面に上記の接着剤
の練和したものを盛)上げ、ついで50μm AhOs
ブラスティングしたステンレスSUS 304円柱棒と
付き合わせ接着した。
の練和したものを盛)上げ、ついで50μm AhOs
ブラスティングしたステンレスSUS 304円柱棒と
付き合わせ接着した。
ハ) 接着強さの測定
接着試験片を37℃%24時間t&は70”C130日
間水中浸漬した後、インストロン型万能試験機(島津裏
作所製オートグラフDO8−2000)により、引張速
度21g1 / minで接着強さを測定し念0 金合金タイプ■にスーパーボンドC&Bf:塗布した場
合の接着強さを測定し北結果を第1表に示す0 第 1 表 スズ層(ポリマー粒子含有せず) 2
02この結果から、被着面にポリマー粒子含有スズメッ
キ層が形成され北貴金属製鋳造体の方が明らかに接着性
の点で優れていることがわかる。
間水中浸漬した後、インストロン型万能試験機(島津裏
作所製オートグラフDO8−2000)により、引張速
度21g1 / minで接着強さを測定し念0 金合金タイプ■にスーパーボンドC&Bf:塗布した場
合の接着強さを測定し北結果を第1表に示す0 第 1 表 スズ層(ポリマー粒子含有せず) 2
02この結果から、被着面にポリマー粒子含有スズメッ
キ層が形成され北貴金属製鋳造体の方が明らかに接着性
の点で優れていることがわかる。
次に、金合金タイプ■にパナビアEXを塗布し念場合の
接着強さを測定し友結果を第2表に示す。
接着強さを測定し友結果を第2表に示す。
第 2 表
スズ層(ポリマー粒子含有せず) 304
296第2表から明らかなように、被着
面にポリマー粒子含有スズメッキ層が形成された貴金属
製鋳造体の方が明らかに接着性がすぐれ、しかも長期に
わたって高い接着力が維持されるということは驚くべき
ことである。
296第2表から明らかなように、被着
面にポリマー粒子含有スズメッキ層が形成された貴金属
製鋳造体の方が明らかに接着性がすぐれ、しかも長期に
わたって高い接着力が維持されるということは驚くべき
ことである。
Claims (1)
- 貴金属製鋳造体の被着面に、ポリマー粒子を含有するス
ズメツキ層が形成された歯科用修復材料。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60071477A JPS61229805A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 歯科用修復材料 |
US06/948,360 US4764117A (en) | 1985-04-03 | 1986-01-24 | Restorative dental material and method of restoring teeth using same |
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-
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- 1985-04-03 JP JP60071477A patent/JPS61229805A/ja active Granted
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