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JPS61229526A - 真空成形型 - Google Patents

真空成形型

Info

Publication number
JPS61229526A
JPS61229526A JP60071987A JP7198785A JPS61229526A JP S61229526 A JPS61229526 A JP S61229526A JP 60071987 A JP60071987 A JP 60071987A JP 7198785 A JP7198785 A JP 7198785A JP S61229526 A JPS61229526 A JP S61229526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electroformed shell
layer
shell
synthetic resin
mounting flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60071987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0334454B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Kinugasa
衣笠 敏之
Yoshiki Ishige
石毛 芳樹
Tamio Furuya
民雄 古屋
Yuichi Tsuchimoto
土元 裕一
Shoji Takahashi
昭治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP60071987A priority Critical patent/JPS61229526A/ja
Priority to IN815/MAS/85A priority patent/IN166394B/en
Priority to US06/787,774 priority patent/US4714424A/en
Priority to CA000493229A priority patent/CA1262302A/en
Priority to GB08525739A priority patent/GB2167340B/en
Priority to KR1019850007690A priority patent/KR900000297B1/ko
Priority to BE2/60819A priority patent/BE903474A/nl
Publication of JPS61229526A publication Critical patent/JPS61229526A/ja
Publication of JPH0334454B2 publication Critical patent/JPH0334454B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A丁′発明あ目″的 □ ti)  産業上の利用分野 ゛本発明は、合成樹脂シートを所定の形状に成瘤す゛ム
゛;めに扇いらi真空晟形型社関する。′(2)゛従来
の技′術 本出願人は先″に□、精密模型の表面に電鋳処理を5 
   、 、・ ・ ・)、坂・    ネ  ・施し
てその模型に忠実で通気性を有する電鋳殻を藺゛発己’
tj’ <’mmviM i6’−2669号参照)。
−”n’ia□電゛鋳殻畝それを精密模型から離型しh
後i2’o支持゛赫□に門付けε゛れて成形作i供され
る。
(3)  発明が解決しようとする問題点□゛しかt″
な゛が′ら前記電鋳殻は肉厚が非常に1く低剛性でぷる
゛か′ニ、型合□せ□時、゛成形体の製造時等に□1 一撃力示作用すると、変形し易いという゛問題かある。
またtji讐は端一模型に強く密着しているあで離型作
業が容易でなく、薯の上電鋳工綽で生じた内部応男註工
す離型時において電鋳殻が変形すると゛む−う゛問題も
ある。この変形i車晶用インストルメンドパネルを成形
する電鋳殻のように大型で複雑な成形部を持つものにお
いて生じ易い。
本発明は上記問題を解消し得る前記真空成形型を提供す
ることを目的とする。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は、合成樹脂シートを所定の形状に成形する成形
部の外周に、取付フランジ部を連設した通気性を有する
電鋳殻と;枠本体の下向き開口部を前記成形部により覆
われて該下向き開口部周縁の支持フランジ部を前記取付
フランジ部に重合連結し、また前記枠本体に設けられた
吊持部材により前記成形部を吊持する支持枠と;前記枠
本体内に収容され、前記成形部の背面に一体に接合され
た通気性を有するバックアツプ体と;より構成したこと
を特徴とする。
(2)作 用 型合せ時、成形型の製造時等に電鋳殻の成形部に衝撃力
が作用しても成形部はバックアツプ体により補強されて
いるので変形することはない。また電鋳殻の取付フラン
ジ部は支持枠の支持フランジ部に重合連結されると共に
成形部は吊持部材に吊持されているので、バックアツプ
体の重量により成形部が変形することはない。
ざらに電鋳殻を精密模型から離型する前に、電鋳殻を支
持枠に吊持させることが可能で、これにより離型作業の
容易化および電鋳殻の変形防止が図られる。
(3)実施例 車両用インストルメントパネルを成形するための真空成
形型lは、第1.第2図に示すニッケル製電鋳殻2を、
第5図に示すように支持枠8に支持させ、また支持枠8
内にバックアツプ体19を収容することにより構成され
る。
電鋳殻2は、平面において長方形をなすと共に通気性を
有し、その厚さは0.6〜3W程度である。
その電鋳殻2は合成樹脂シートをインストルメントパネ
ルの形状に成形する凹凸部分を備えた成形部2aと、そ
の外周に連設されて後述する支持枠に取付けられる取付
フランジ部2bとより構成される。電鋳殻2の前面、即
ち第2図において下向きのシート重合面4には第3図に
示すように牛革に忠実な凹凸模様pが形成される。また
第4図に示すよう電鋳殻2にはその厚さ方向に無数の通
気孔5が全体に亘って均一に分布するように形成され、
それら通気孔5は真空吸引孔として用いられる。それら
通気孔5のシート重合面4における開口部5aは縦およ
び横方向に約0.2鰭のピッチで配列しており、それら
の直径は<)、03〜0.05+nである。このように
通気孔5の開口部5aは極めて小径であるため凹凸模様
pを何等損なうことがない。
電鋳殻2の成形部2a背面には、第1図に示す′ように
多数のナツト部材61が成形部2a全体に亘って分散す
るように縦横に配列されてスタンド溶接により溶着され
る。また取付フランジ部2bの背面にも、多数のナンド
部材6□が取付フランジ部2b全体に亘って分散するよ
うにスタッド溶接により溶着される。これらナツト部材
61,62は電鋳殻2を後述する支持枠に吊持するため
に用いられる。
このようにスタッド溶接法を適用すると、多数のナツト
部材61.6tを極薄の電鋳殻2に溶着してもその電鋳
殻2に溶接歪を生じないという利点がある。
取付フランジ部2bの背面には、その全体に繊維強化合
成樹脂体3が接合されている。この繊維強化合成樹脂体
3は強化用繊維とそれに充填複合される熱硬化性合成樹
脂とよりなり、強化用繊維としてはガラス繊維、炭素繊
維、金属繊維等よりなる長繊維またはこれら繊維の1つ
以上を用いて形成される不織布等が該当し、また熱硬化
性合成樹脂としてはエポキシ樹脂等が該当する。
繊維強化合成樹脂体3の作製に当たっては、電鋳殻2の
取付フランジ部2b背面全体に、前記ナツト部材6□を
溶着した後前記繊維を所定の厚さおよび配向を以て配設
し、これに前記熱硬化性合成樹脂液を含浸させてその樹
脂を加熱硬化するもので、この繊維強化合成樹脂体3の
作製と同時にそれは取付フランジ部2bと一体に接合さ
れる。
この繊維強化合成樹脂体3の作製は、電鋳殻2を離型す
る前、即ち電鋳殻2が精密模型M上にあるときに行われ
る。
このように成形部2aの外周に、取付フランジ部2bと
これに接合された繊維強化合成樹脂体3とより高剛性な
複合部7を形成すると、この複合部7により成形部2a
の変形が抑制されるので、電鋳殻2の保形性が良好とな
り、離型時において電鋳工程で生じた内部応力に起因す
る電鋳殻2の変形を防止することができる。
前記電鋳殻2は、第5.第6図に示すように支持枠8に
取付けられて昇降自在な第1可動部9゜を構成し、その
第1可動部91はそれの下方において昇降自在に配設さ
れた第2可動部9冨と共にインストルメントパネルの製
造に供される。
第1可動部91において、支持枠8′は、天壁lOを備
えた平面長方形の箱状をなす枠本体8aと、その枠本体
8aの下向き開口部近傍においてその長・手方向と直交
するように等間隔魁j配設されて両端部を枠本体8a内
面に溶着された複数のアングル形桟材8bと、上端面を
天壁10に、また下端面を各桟材8bに溶着された支持
板8Cとよりなる。
枠本体8aの下向き開口部は電鋳殻2の成形部2aによ
り覆われ、下向き開口部周縁に突設された支持フランジ
部11は電鋳殻2における取付フランジ部・2bの前面
、したがって複合部7における繊維強化合成樹脂体3に
当て板1′2を介して重量され、両フランジ部2b、1
1は枠本体8aの周囲に沿って多数の締付ボルト1 ’
3 Iおよびす′ント14により連結される。この場合
複合部7は優れた変形抵抗性を有するので、締付ボルト
13等により締付1すられても変形することがない、当
て板12の内側において支持フランジ部11と複合部7
間にiよ真空シール材15示介装される。 ′電鋳殻2
の成形部2aに溶着されたナツト部材6Iにおいて第1
図の各横列のナツト部材61は各桟材8bに対向するよ
′う社配設されており1、各ナツト部材6.と各桟材8
b間には筒状スペーサ17、が介装され、桟材8bおよ
び筒状スペーサ17、を貫通する吊持ボルト18.がナ
ツト部材6、に螺着される。筒状スペーサ171は吊持
ポル)181の締付力を所定量に規制して取付フランジ
部2bの変形を防止する機能を有□す′為。
かくして各ナツト部材63、桟材8b養よび吊持ボルト
18.は成形部2aを吊持する吊持部材を構成する。 
       □ □ 枠本体8aの内面には、電鋳殻2の取付フランジ部2b
背面に溶着された各ナツト部材68に対応してアングル
材16が溶着される。各ナツト部材6zと各アングル材
16間には筒状スペーサ172が介装され、アングル材
16iB′よび筒状スペーサ178を貫通する吊持ボル
ト18!がナンド部材6:に螺着される。 □ 支持枠8内には、主として電鋳殻2の成形部2aを補強
するバックアツプ体19が、収容され、電鋳殻2と一体
に接合される。そのバックアツプ体19は、電鋳殻2側
に配設されてステンレス鋼等の耐食性に優れた無数の鋼
球の相隣るもの相互間をエポキシ樹脂等の熱硬化性゛合
成樹脂により部分接合した通気性を有する第1層191
と、その第1層191に積層されて無数のガラス粒子の
相隣るもの相互間を前記同様の熱硬化性合成樹脂により
部分接合した通気性を有する第2層19gとよりなる。
′          ・      −このように電
鋳殻2の背面側にバンクアップ体19を設けても、電鋳
殻2の取付フランジ部2b、したがうて複合部7が支持
枠8の支持フランジ部1′1に重谷連結され、また複合
部7および成形部2aが多1&め吊持ボルトIL、18
gにより各桟材8bおよびアンパル材16に吊持されて
いるので、電&I殻2がバックアツプ体19の重量によ
り垂れ下がって変形するといった問題を生じることがな
い。□ 第1層19.を形成する場合には、電鋳殻2の背面にお
いて天壁10のない枠本体8b内に、第7−に示すよう
に表面に薄い前記熱硬化性合成樹脂よ’J fL 4m
1lfJI Rt @at 440〜50 、If、(
7)1m球20を所定量注入し、その後鋼球20および
樹脂膚凱を50〜・60℃に加熱して樹脂層R+の相隣
る鋼球20間の接点に位置する部位を接合し、各接合点
で囲まれる空隙V1を形成するものである。この空隙■
1により第1層19.に連続気孔が形成される。この鋼
球20相互間の接合時に第1層19.と電鋳殻2間も前
記樹脂層R1により接合される。
また第2層19□を形成する場合には、軽量化のために
凹部19aを形成すべくそれと同形の部材(図示せず)
を枠本体8b内に吊持し、第1層191の上に第8図に
示すように表面に薄い前記・樹脂層R8を有する500
〜600μのガラス粒子21を所定量注入し、その後、
ガラス粒子21および樹脂層Rtを50〜60℃に加熱
して樹脂層R2の相隣るガラス粒子21間の接点に位置
する部位を接合し、各接合点で囲まれる空隙V、を形成
するものである。この空隙v2により第2層19、に連
続気孔が形成される。このガラス粒子21相互間の接合
時に第1層19.と第2層192間も前記樹脂R2によ
りそれぞれ接合される。
支持板8Cには、複数の窓22が形成され、これら窓2
2によりガラス粒子21の注入時その流れが支持板8C
により妨げられないようになっている。
第1層191には、成形部2aを全域に亘り均等に冷却
し得るように冷却管23が蛇行して埋設される。この場
合第1層19.は鋼球20.を主体とするので熱伝導性
が良好であり、したがって成形部2aを効率良く冷却す
ることができる。また冷却管23の蛇行埋設により第1
層191が補強される。
支持枠8内は切換弁24を介して真空ポンプ25Iおよ
びブロア26に接続される。
第2可動部9tは下記のように構成される。
底壁27を備えた平面長方形の支持枠28の上向き開口
部には成形部2aと嵌合関係にある押圧型29が固着さ
れる。その押圧型29の上面には芯材Cを嵌め込むため
の凹部30が形成され、また押圧型29において、成形
部2aと対向する部分にはその部分を貫通するように複
数の真空吸引孔31が形成される。支持枠28内は真空
ポンプ25□に接続される。
インストルメントパネルは合成樹脂シートSと芯材Cと
よりなり、その合成樹脂シートSとしては、ポリ塩化ビ
ニル等よりなるシート単体、またはそのシートを表皮層
とし、これにポリプロピレン発泡シートをクッション層
として貼合わせた積層シートが該当する。
また芯材Cは、ABS樹脂等よりなる板に複数の小径真
空吸引孔32を形成し、この板を押圧型29の凹部30
に合致するように成形したものである。
次に、インストルメントパネルの製造について説明する
芯材Cの表面に接着剤としてホントメルト接着剤を塗布
し、その接着剤を加熱軟化する。
第5図に示すように第1可動部9.を上昇させ、また第
2可動部9□を下降させて電鋳殻2と押圧型29を開き
、その押圧型29の凹部30に前記芯材Cをその接着剤
塗布面を外側に向けて嵌め込み、その各真空吸引孔32
を押圧型29の各真空吸引孔31に合致させる。
表皮層aおよびクッション層すよりなる合成樹脂シート
Sを略180℃に高温加熱して軟化させ、その表皮層a
を上にして合成樹脂シートSを第1および第2可動部9
1.9□間に配設する。
第9図に示すように第1可動部91を下降させ、また第
2可動部9.を上昇させて電鋳殻2と押圧型29間に合
成樹脂シートSを挟着する。合成樹脂シートSは押圧型
29により電鋳殻2の表面に押圧されるので、その表面
に対するなじみ性が良い。
第1可動部91の支持枠8内を切換弁24を介して真空
ポンプ25.に接続し、その真空ポンプ25、により合
成樹脂シートSを真空吸引する。
電鋳殻2の成形部2aは、その全体に亘って無数の微細
通気孔5を有し、また合成樹シートSは成形部2aの表
面に抑圧型29により充分になじませられているので、
そのシートSは成形部2aの表面全体に強く密着し、こ
れによりシートSの表面には凹凸模様pが正確且つ明瞭
に転写され、同時にシートSは成形部2aの形状に成形
される。
成形部2aは冷却管23により冷却されているので、ン
−)Sは直ちに冷却され、凹凸模様pおよび形状の崩れ
が防止される。
第2可動部9!側の真空ポンプ258を作動させて前記
シートSより成形された成形体を押圧型29および芯材
Cの表面に真空吸引すると共に第、1可動部9.の支持
枠8内を切換弁24を介しプロア26側に切り換えて成
形体にブロー圧をかける。
これにより成形体は成形部2aより離型すると共に芯材
Cに密着してそれと−、体に接合される。
成形体は成形部2aに強く密着しているので前記真空吸
引作用およびブロー圧を併用することは、成形体の離型
を促進するために極めて有効な手段である。 。
ブロア26を停止し、また第2可動部9鵞の支持枠28
内を大気に切換え、その後第1可動部9を上、昇させ、
また第2可動部9、雪を下降させて押圧型29よりイン
ストルメントパネルを外す。
このインストルメントパネルの表面には、凹凸模様pが
流れることなく明瞭に付され、また合成樹脂シートSよ
りなる成形体と芯材Cとの接合強度も大きく、耐久性に
優れている。
前記□製造時において、電鋳殻2の成形部2aにはそれ
が押圧型29と嵌合する際衝撃力が作用するが、その成
形部2aは背面側をバックアツプ体19により補強され
ているので成形部2aが変形するようなことはない。
次に第10図の原理図により前記電鋳殻2の製造につい
て説明する。
(a)工程 牛革よりエポキシ樹脂を用いて前記凹凸模*pを有する
精密模型Mを作製する。
伽)工程 精密模型M・の凹凸模様pを有す・る表面に銀鏡処理を
施して銀よりなる薄い導電層Coを形成しミその導電層
COの表面全体に凹凸模様pを現出させる。
(C)′工程 ・     ・    ・      
・]精密模型Mの周囲を絶縁筒体Tで囲み、導電層Co
の表面全体に溶出可能で微細な粒子として直径0.2鶴
の無数のポリスチレン粒子Psを積層して層lを形成し
、その上にガラス粒子をナイロン製の網に入れた浮き上
がり防止体Wを載せて鰻下層のポリスチレン粒子Psを
導電層Coの表−に密着させる。これにより最下層の各
ポリスチレン粒子Psは導電装置Coの表面に点接触状
態で密着する。
(d)工程 前記精密模型Mを電鋳槽Taのニッケルメッキ液So中
に入れて導電層Coを電源Esの(+)極に、また浮き
上がり防止体Wと対向する電極Eを電源Esの(−)極
にそれぞれ接続して精密模型Mに電鋳処理を施す、この
電鋳処理工程中に、析出したニッケルnが導電層Coの
ポリスチレン粒子Psとの密着部を除く導電層Coとポ
リスチレン粒子Ps間および相隣るポリスチレン粒子2
3間の空間を満たし、これにより凹凸模様pを有する電
鋳殻2を得る。この電鋳殻2の厚さは、最上層のポリス
チレン粒子Pgの上部周面が電鋳殻゛2より僅かに露出
する程度となるように前記粒子の層lよりも薄く設定さ
れる。      □上記工程を経て得られた電鋳殻2
を離型、したがって電;鋳殻・2を導電層C’oより剥
離した後、・トルエン、・塩化メチレン等の溶剤中に浸
漬してポリスチレン粒・子Psを電鋳殻2より溶出し、
第4図に示す通気孔5を形・成する。この場合電鋳殻2
め:凹凸模様p゛を有゛する表面および裏面には粒子の
層瀘・の・一部が露出しているので、それら露出部分か
らポリスチレン粒子P$が溶解して開口部5a。
5bが1形成され、また電鋳殻2内部にはポリスチレン
粒子Ps”溶出後の空孔5Cおよび相隣るポリ□・スチ
レシ粒子Ps等の接点であったところに相隣る空孔5C
間を連通ずる連通孔5dが形成される。
これにより表裏両面に極めて小径の開口部5a・。
5bを有する無数の通気孔5を持っ゛た電鋳殻2が得ら
れ為、□  □ 溶出可能な粒子としては、前記ポリスチレン粒子P3の
外にパラフィン粒子、アルミニウム粒子等の使用が可能
であり、パラフィン粒子の場合は加熱により電鋳殻2よ
り溶出し、またアルミニウム粒子の場合は加熱または化
学エツチング処理により電鋳殻2より溶出する。
次に電鋳殻2の離型作業について説明する。
第11図に示すように精密模型M上の電鋳殻2の背面に
多数のナツト部材6+、6gを前記のように溶着する。
また取付フランジ部2bの背面全体に前記のように繊維
強化合成樹脂体3を接合する。
次いで、第12図に示すように天壁10を溶着していな
い支持枠8を電鋳殻2に被せ、前記のように電鋳殻2を
各桟材8bおよび各アングル材16に筒状スペーサ17
+、17gおよび吊持ボルトIL、18gを介して吊持
する。
その後支持枠8を引き上げて電鋳殻2を精密模型Mより
離型する。
この離型時において、複合部7および支持枠8により電
鋳殻2が保形されているので、電鋳工程で生じた内部応
力に起因する電鋳殻2の変形が防止される。
第13図は電鋳殻2の背面に多数の吊持ボルト18、.
1B、をスタッド溶接により溶着し、各ボルト1B、、
is、にナツト331.33□を螺着するようにした変
形例を示す。
C0発明の効果 本発明によれば、電鋳殻の成形部をバックアツプ体によ
り補強したので、型合せ時、成形体の製造時等に成形部
に衝撃力が作用してもその成形部が変形することがない
。また電鋳殻の取付フランジ部を支持枠の支持フランジ
部に重合連結すると共に成形部を吊持部材により吊持し
たので、バックアツプ体の重量により成形部が変形する
ことがない。したがって本発明に係る真空成形型は優れ
た耐久性を有する。
さらに電鋳殻の背面側に支持枠を配設するので、電鋳殻
を精密模型から離型する前にその電鋳殻を支持枠に吊持
させてその支持枠を介し離型作業を行うことが可能とな
り、これにより離型作業を容易に行うと共に電鋳殻を支
持枠により保形して電鋳工程で生じた内部応力に起因す
る電鋳殻の変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電鋳殻の背面図、第2図は第1図■−■線断面
図、第3図は電鋳殻の正面図、第4図は第3図IV−I
V線断面図、第5図はインストルメントパネル製造装置
における製造作業前の縦断面図、第6図は第5図Vl−
Vl線断面図、第7図はバックアツプ体における第1層
の一部の拡大断面図、第8図はバックアツプ体における
第2層の一部の拡大断面図、第9図は前記装置における
製造作業中の縦断面図、第10図は電鋳殻の製造工程説
明図、第11図は電鋳殻と精密模型の関係を示す縦断面
図、第12図は電鋳殻の離型作業を示す縦断面図、第1
3図は電鋳殻の吊持構造の変形例の要部縦断面図である
。 S・・・合成樹脂シート、 2・・・電鋳殻、2a・・・成形部、2b・・・取付フ
ランジ部、8・・・支持枠、8a・・・枠本体、11・
・・支持フランジ部、19・・・バンクアップ体、61
.8b。 18I・・・吊持部材を構成するナツト部材、桟材およ
び吊持ボルト 特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社第4図 
 −゛ 、 ゛ 、5    、    、  ゛ ぴ □  111.°□5い、ソープ □1.−じ、い□ 、    □第8図5− 、ぐ:、・1−。 第3図 □ ・、      パ 5      。 “ 、、・・ ・°・、第7図 1112図 第11図 〜 第13図 手続補正書(自制 昭和 60年12月−4日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂シートを所定の形状に成形する成形部の外周に
    、取付フランジ部を連設した通気性を有する電鋳殻と;
    枠本体の下向き開口部を前記成形部により覆われて該下
    向き開口部周縁の支持フランジ部を前記取付フランジ部
    に重合連結し、また前記枠本体に設けられた吊持部材に
    より前記成形部を吊持する支持枠と;前記枠本体内に収
    容され、前記成形部の背面に一体に接合された通気性を
    有するバックアップ体と;よりなる真空成形型。
JP60071987A 1984-10-18 1985-04-05 真空成形型 Granted JPS61229526A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60071987A JPS61229526A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 真空成形型
IN815/MAS/85A IN166394B (ja) 1984-10-18 1985-10-15
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