JPS61226154A - 連続鋳造におけるブレ−クアウト予知方法 - Google Patents
連続鋳造におけるブレ−クアウト予知方法Info
- Publication number
- JPS61226154A JPS61226154A JP6554985A JP6554985A JPS61226154A JP S61226154 A JPS61226154 A JP S61226154A JP 6554985 A JP6554985 A JP 6554985A JP 6554985 A JP6554985 A JP 6554985A JP S61226154 A JPS61226154 A JP S61226154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- breakout
- mold
- continuous casting
- temperature measuring
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、連続鋳造時におけるブレークアウトを予知す
る方法に関する。
る方法に関する。
鋳片の抜熱不足等によって生じるブレークアウトは、操
業率を低下させ、また事故の原因ともなる。したがって
、これを確実に予知する方法が強く望まれている。
業率を低下させ、また事故の原因ともなる。したがって
、これを確実に予知する方法が強く望まれている。
従来の予知法は、モールドの巾方向に熱電対からなる測
温素子を密な間隔で埋込み、そこから得られるモールド
温度が定常水準から低温側への偏倚または高温側への偏
倚をそれぞれ鋳片の表面割れ発生および鋳片の凝固シェ
ルの破断の指揮としてブレークアウトの発生を予知する
ものである。
温素子を密な間隔で埋込み、そこから得られるモールド
温度が定常水準から低温側への偏倚または高温側への偏
倚をそれぞれ鋳片の表面割れ発生および鋳片の凝固シェ
ルの破断の指揮としてブレークアウトの発生を予知する
ものである。
しかしながら、モールドの温度は、鋳込速度が早くなる
と、高くなシ、遅くなれば低くなるので、モールド温度
の上下動(変動)のみで判断するのは、予知法として確
実でない。
と、高くなシ、遅くなれば低くなるので、モールド温度
の上下動(変動)のみで判断するのは、予知法として確
実でない。
そこで、本発明は、正確にブレークアウトを予知できる
方法を提供することを目的としている。
方法を提供することを目的としている。
上記問題点を解決するために、本発明連続鋳造装置のモ
ールド内に設けた複数の測温素子により各測温点のモー
ルド内壁温度を測温し、予め求めておいた各測温点にお
ける温度と鋳込速度の関係により、前記測温した温度か
ら鋳込速度変化による要因を取除いた後、所定の測定点
の温度と全測定点との比を相対温度として求め、この相
対温度が予め設定された上下限値を外れるときブレーク
アウトとして予知することとしている。
ールド内に設けた複数の測温素子により各測温点のモー
ルド内壁温度を測温し、予め求めておいた各測温点にお
ける温度と鋳込速度の関係により、前記測温した温度か
ら鋳込速度変化による要因を取除いた後、所定の測定点
の温度と全測定点との比を相対温度として求め、この相
対温度が予め設定された上下限値を外れるときブレーク
アウトとして予知することとしている。
前述のように、測温温度は鋳込速度によりて変化する。
そこで、鋳込速度変化による要因を取除いた後、「相対
温度」なる概念を持ち込んで、これに基いて予知の判断
基準としている。したがって、鋳込速度変化に左右され
ることなく、適確なブレークアウト予知を行うことがで
きる。
温度」なる概念を持ち込んで、これに基いて予知の判断
基準としている。したがって、鋳込速度変化に左右され
ることなく、適確なブレークアウト予知を行うことがで
きる。
以下本発明をさらに説明する。
本発明においては、第2図に示すよりに、従来法と同じ
くモールド1の内壁にその内壁面1aからたとえば18
5m離間してガイド管2を通した熱電対からなる測温素
子3t−多数埋込む。4は溶鋼、5はフレームである。
くモールド1の内壁にその内壁面1aからたとえば18
5m離間してガイド管2を通した熱電対からなる測温素
子3t−多数埋込む。4は溶鋼、5はフレームである。
一方、第3図は、モールド銅板上端よp250−下位置
における前記測温素子3から得られる温度Tiと、鋳込
速度Viとの関係を示したものである。
における前記測温素子3から得られる温度Tiと、鋳込
速度Viとの関係を示したものである。
したがって、(1)式が成立する。
Ti= a iVi+b i−” (1)ただし、i:
各測温素子の番号 Ti:銅板(モールド内壁)の温度 vc:鋳込速度 al、J :モールドによって決まる各測温素子の定数 これにより、各測温素子の平均温度は、測温素子数をn
伺書へれば、次式によって表わすことができる。
各測温素子の番号 Ti:銅板(モールド内壁)の温度 vc:鋳込速度 al、J :モールドによって決まる各測温素子の定数 これにより、各測温素子の平均温度は、測温素子数をn
伺書へれば、次式によって表わすことができる。
一方、第4図のように、モールドに対する測温素子の位
置が変わっても、鋳込速度による温度の上昇の度合に変
化はない。
置が変わっても、鋳込速度による温度の上昇の度合に変
化はない。
したがって、測温素子の取付は位置の変化による要因b
Xを取シのぞき、測温素子Xにおける温度と全平均温度
との相対温度F(’rx)を求めると、となシ鋳込速度
の影響を取シのそくことができる。
Xを取シのぞき、測温素子Xにおける温度と全平均温度
との相対温度F(’rx)を求めると、となシ鋳込速度
の影響を取シのそくことができる。
そこで、これを用いて、鋳型の各点における相対温度F
(T工)を監視すれば、ブレークアウトの予知を的確に
行うことができる。具体的には、上記(2)式の関係を
用いて、基準値”(’rx)を求める。
(T工)を監視すれば、ブレークアウトの予知を的確に
行うことができる。具体的には、上記(2)式の関係を
用いて、基準値”(’rx)を求める。
次に同様に上記(2)式に生測温データTiを代入しを
常温監視を行い、前記相対温度F(Tx)が基準値FI
<T工)よシ所定の上限値、下限値を超えた場合にブレ
ークアウトの警報を出力する。前記上限値、下限値は実
操業のブレークアウト時のF(T工)の推移より決定す
ればよい。
常温監視を行い、前記相対温度F(Tx)が基準値FI
<T工)よシ所定の上限値、下限値を超えた場合にブレ
ークアウトの警報を出力する。前記上限値、下限値は実
操業のブレークアウト時のF(T工)の推移より決定す
ればよい。
尚、以上の説明では測温点をモールド内壁の垂直方向に
設けた場合について述べたが、その他に水平方向、斜め
方向またはそれらの組合せでも同様の効果を発揮できる
ことは言9までもない。
設けた場合について述べたが、その他に水平方向、斜め
方向またはそれらの組合せでも同様の効果を発揮できる
ことは言9までもない。
第1図に本発明の実施例による相対温度F(’rx)の
変化状況と、ブレークアウトの予知警報出力を示すO 同図横軸は鋳込開始後の時間、縦軸は相対温度および第
3番目の測温素子温度である。また同図中、線(A)t
i基準値F”(T )、! (B) ハ上限値、線(C
’)ハ下限値、線(ロ)は相対温度F(T3) 、線(
ト)は生測温素子温度T5で1、この例では上限値およ
び下限値を基準値F”(Ts)の±30%に設定して行
った。
変化状況と、ブレークアウトの予知警報出力を示すO 同図横軸は鋳込開始後の時間、縦軸は相対温度および第
3番目の測温素子温度である。また同図中、線(A)t
i基準値F”(T )、! (B) ハ上限値、線(C
’)ハ下限値、線(ロ)は相対温度F(T3) 、線(
ト)は生測温素子温度T5で1、この例では上限値およ
び下限値を基準値F”(Ts)の±30%に設定して行
った。
鋳込開始後約450秒までの間、F(T3 ) (7)
値ハ上下限値の範囲におさまっているが、プレークア
ウド直前に下限値以下になっておシ、警報出力の直後に
ブレークアウトが発生している。この図から明らかなよ
うに、本発明に従って、相対温度F(Tx)が所定の上
下限値の範囲を超えた時点で警報出力することにより、
ブレークアウトを正確に予知することができる。
値ハ上下限値の範囲におさまっているが、プレークア
ウド直前に下限値以下になっておシ、警報出力の直後に
ブレークアウトが発生している。この図から明らかなよ
うに、本発明に従って、相対温度F(Tx)が所定の上
下限値の範囲を超えた時点で警報出力することにより、
ブレークアウトを正確に予知することができる。
以上の通シ、本発明によれば、鋳込速度の影響を受ける
ことなく、適確なブレークアウト予知が可能となる。ま
た、予知法として、格別な手段を揮る必要もないから、
実用的でもある。
ことなく、適確なブレークアウト予知が可能となる。ま
た、予知法として、格別な手段を揮る必要もないから、
実用的でもある。
第1図は本発明法に従う予知法の下で行った操業を示す
経時変化図、第2図は測温素子の取付例の断面図、第3
図は鋳込速度と熱電対(モールド内壁)温度との相関図
、第4図はモールド位置の変化による鋳込速度によるモ
ールド温度上昇の度合を示す関係図である。 1・・・モールド、3・・・測温素子。 第3図 栖込遺ノ輝−島) −4図
経時変化図、第2図は測温素子の取付例の断面図、第3
図は鋳込速度と熱電対(モールド内壁)温度との相関図
、第4図はモールド位置の変化による鋳込速度によるモ
ールド温度上昇の度合を示す関係図である。 1・・・モールド、3・・・測温素子。 第3図 栖込遺ノ輝−島) −4図
Claims (1)
- (1)連続鋳造装置のモールド内に設けた複数の測温素
子により各測温点のモールド内壁温度を測温し、予め求
めておいた各測温点における温度と鋳込速度の関係によ
り、前記測温した温度から鋳込速度変化による要因を取
除いた後、所定の測定点の温度と全測定点との比を相対
温度として求め、この相対温度が予め設定された上下限
値を外れるときブレークアウトとして予知することを特
徴とする連続鋳造におけるブレークアウト予知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554985A JPS61226154A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 連続鋳造におけるブレ−クアウト予知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554985A JPS61226154A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 連続鋳造におけるブレ−クアウト予知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226154A true JPS61226154A (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=13290202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6554985A Pending JPS61226154A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 連続鋳造におけるブレ−クアウト予知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226154A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4949777A (en) * | 1987-10-02 | 1990-08-21 | Kawasaki Steel Corp. | Process of and apparatus for continuous casting with detection of possibility of break out |
US5293925A (en) * | 1990-12-26 | 1994-03-15 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Method of and apparatus for withdrawing strand in horizontal continuous casting installation |
JP2013128946A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造における鋳造鋳片の拘束性ブレークアウトの予知方法 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6554985A patent/JPS61226154A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4949777A (en) * | 1987-10-02 | 1990-08-21 | Kawasaki Steel Corp. | Process of and apparatus for continuous casting with detection of possibility of break out |
US5293925A (en) * | 1990-12-26 | 1994-03-15 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Method of and apparatus for withdrawing strand in horizontal continuous casting installation |
JP2013128946A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造における鋳造鋳片の拘束性ブレークアウトの予知方法 |
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