JPS6122267B2 - - Google Patents
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- JPS6122267B2 JPS6122267B2 JP55070713A JP7071380A JPS6122267B2 JP S6122267 B2 JPS6122267 B2 JP S6122267B2 JP 55070713 A JP55070713 A JP 55070713A JP 7071380 A JP7071380 A JP 7071380A JP S6122267 B2 JPS6122267 B2 JP S6122267B2
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- JP
- Japan
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- glass
- packing
- glass edge
- dial
- gasket
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B39/00—Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses
- G04B39/02—Sealing crystals or glasses
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/08—Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
- G04B37/084—Complete encasings for wrist or pocket watches without means for hermetic sealing of winding stem or crown
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は時計側、更に具体的には、時計ムーブ
メント及びこれに固定された文字盤を収容できる
タイプの液密時計側であつて、周壁を備えた胴
と、この周壁を取巻いていて、これに取外し可能
に結合されていると共に文字盤及びムーブメント
を適所に保持する為の保持部材を具備したガラス
縁と、ガラス縁に支持された鉱物材料製ガラス
と、ガラス縁と胴周壁との間で圧縮される環状パ
ツキンとから構成された時計側に関するものであ
る。
メント及びこれに固定された文字盤を収容できる
タイプの液密時計側であつて、周壁を備えた胴
と、この周壁を取巻いていて、これに取外し可能
に結合されていると共に文字盤及びムーブメント
を適所に保持する為の保持部材を具備したガラス
縁と、ガラス縁に支持された鉱物材料製ガラス
と、ガラス縁と胴周壁との間で圧縮される環状パ
ツキンとから構成された時計側に関するものであ
る。
現在、液密時計は益々薄型化の傾向を辿りつつ
あるが、これに伴つて必然的に時計側も相互結合
が容易にできる簡単な構成部品で作る必要があ
り、而も液密状態を確実に達成できる部材や諦結
部材を備えていなければならない。その上、これ
等の部材はできるだけコンパクトなものにする必
要がある。
あるが、これに伴つて必然的に時計側も相互結合
が容易にできる簡単な構成部品で作る必要があ
り、而も液密状態を確実に達成できる部材や諦結
部材を備えていなければならない。その上、これ
等の部材はできるだけコンパクトなものにする必
要がある。
一般に、この種の時計側は円形でも非円形でも
よく、また使用するガラスは平面状で且つ鉱物ガ
ラス等の透明鉱物材料、或いはサフアイア等のよ
うな宝石から作る。このガラスをガラス縁に固定
する際は十分な注意を払わなければならず。大抵
の場合、液密状態を達成するのに、平パツキンを
ガラス周囲部と環状壁面との間に挿入して、つま
りガラス縁内にいわゆるスナツプ部を形成してガ
ラスを受容できるようにしている。
よく、また使用するガラスは平面状で且つ鉱物ガ
ラス等の透明鉱物材料、或いはサフアイア等のよ
うな宝石から作る。このガラスをガラス縁に固定
する際は十分な注意を払わなければならず。大抵
の場合、液密状態を達成するのに、平パツキンを
ガラス周囲部と環状壁面との間に挿入して、つま
りガラス縁内にいわゆるスナツプ部を形成してガ
ラスを受容できるようにしている。
現在公開中である日本国の特開昭54―100773号
公報には首記のタイプの時計側、即ち、ガラス縁
が一体形成部材であり且つパツキンが胴周壁の切
下げ部内に配置されている時計側が開示されてい
る。この従来技術の設計を用いると、従来より薄
い時計側を作ることができる。然し、ガラス縁の
剛性低下による限界がある。なぜなら、ガラス縁
の厚さをある限度以上に減らすと、ガラス縁用に
使用される普通の金属でもはや十分な剛性を有す
るという保証がなくなり、而も、いずれにしても
時計の直径は普通のサイズにしておかなければな
らないからである。
公報には首記のタイプの時計側、即ち、ガラス縁
が一体形成部材であり且つパツキンが胴周壁の切
下げ部内に配置されている時計側が開示されてい
る。この従来技術の設計を用いると、従来より薄
い時計側を作ることができる。然し、ガラス縁の
剛性低下による限界がある。なぜなら、ガラス縁
の厚さをある限度以上に減らすと、ガラス縁用に
使用される普通の金属でもはや十分な剛性を有す
るという保証がなくなり、而も、いずれにしても
時計の直径は普通のサイズにしておかなければな
らないからである。
このようなわけで、本発明では、時計側の厚み
を減らし而も構成部材の剛性を殆ど低下させるこ
とのない設計により上記問題を解決した時計側を
提供することを目的としている。
を減らし而も構成部材の剛性を殆ど低下させるこ
とのない設計により上記問題を解決した時計側を
提供することを目的としている。
なお、従来、ガラス縁の下側にパツキン受容用
溝を設けた時計側の設計も提案されている。然
し、これ等は円形の時計側であつて、超薄型を達
成する為のものではない。従つて、これ等の従来
の設計では既出の問題を解決することはできな
い。
溝を設けた時計側の設計も提案されている。然
し、これ等は円形の時計側であつて、超薄型を達
成する為のものではない。従つて、これ等の従来
の設計では既出の問題を解決することはできな
い。
本発明の首記のタイプの時計側では、ガラス縁
をU字形断面形状を有する環状部品として、これ
に内側リム部と、外側リム部と、両リム部で限定
される環溝を具備させ、パツキンをこの環溝内に
収容させ、ガラス縁の外側リム部にガラス縁を胴
に固定する為の部材を具備させ、内側リム部の下
端部で保持部材を形成し、このような構成によつ
て、パツキンが文字盤位置より高い位置に位置付
けられるようにしてある。
をU字形断面形状を有する環状部品として、これ
に内側リム部と、外側リム部と、両リム部で限定
される環溝を具備させ、パツキンをこの環溝内に
収容させ、ガラス縁の外側リム部にガラス縁を胴
に固定する為の部材を具備させ、内側リム部の下
端部で保持部材を形成し、このような構成によつ
て、パツキンが文字盤位置より高い位置に位置付
けられるようにしてある。
例えば、正方形や長方形の時計、隅部の丸い時
計等のような非円形形状の時計に適した本発明の
特に有利な実施例では、ガラス縁を互いに一体的
に固定された2つの部分から構成してある。
計等のような非円形形状の時計に適した本発明の
特に有利な実施例では、ガラス縁を互いに一体的
に固定された2つの部分から構成してある。
さて、本発明の望ましい実施例のうちの幾つか
を、添付図面に関し以下に詳述する。
を、添付図面に関し以下に詳述する。
図示の実施例では総てに、ドーム形胴1が周壁
2を備えた状態で配設されている。3時に相当す
る位置において円筒状の孔3は壁2を通り竜頭の
芯を収容する。壁2には更に、リム部4とスナツ
プ部5が具備されており、このスナツプ部にガラ
ス縁6を掛止するようにしてある。ガラス縁6
は、鉱物ガラス若しくはサフアイア製の平面体で
あるガラス7を、パツキン8を介してガラス縁6
の切下げ部9内に固定することにより支持する。
2を備えた状態で配設されている。3時に相当す
る位置において円筒状の孔3は壁2を通り竜頭の
芯を収容する。壁2には更に、リム部4とスナツ
プ部5が具備されており、このスナツプ部にガラ
ス縁6を掛止するようにしてある。ガラス縁6
は、鉱物ガラス若しくはサフアイア製の平面体で
あるガラス7を、パツキン8を介してガラス縁6
の切下げ部9内に固定することにより支持する。
この時計側は円形でも非円形でもよい。時計バ
ンドを取付ける部材は図示していないが、それ等
は、角状体、環状体、或いは耳状体の形で時計側
の両側に配設し、胴1の壁2かガラス縁6のいず
れかから突設させるとよい。各実施例のガラス縁
6は、上記ガラス7を包囲する上部リム部Aと、
上記ガラスと後述の環状パツキン15,21,2
3,24との間で半径方向に突出する横方向の薄
い部分Bと、該横方向の薄い部分Bから下方へ文
字盤11迄突出する内側リム部13aと、上記横
方向の薄い部分Bから下方へ上記胴1の周壁2の
周りへ突出し且つ上記ガラス縁を上記胴に固定す
る部材を有する外側リム部Cと、を含む環状をな
す。
ンドを取付ける部材は図示していないが、それ等
は、角状体、環状体、或いは耳状体の形で時計側
の両側に配設し、胴1の壁2かガラス縁6のいず
れかから突設させるとよい。各実施例のガラス縁
6は、上記ガラス7を包囲する上部リム部Aと、
上記ガラスと後述の環状パツキン15,21,2
3,24との間で半径方向に突出する横方向の薄
い部分Bと、該横方向の薄い部分Bから下方へ文
字盤11迄突出する内側リム部13aと、上記横
方向の薄い部分Bから下方へ上記胴1の周壁2の
周りへ突出し且つ上記ガラス縁を上記胴に固定す
る部材を有する外側リム部Cと、を含む環状をな
す。
時計側には時計ムーブメント10を収納し、こ
の上方に文字盤11を配設してある。ムーブメン
ト10は、文字盤11の縁部に圧接するガラス縁
6の内側リム部13aによつて胴内の適所に保持
してある。従つて、リム部13aの下側13bで
文字盤11の保持部材を形成している。
の上方に文字盤11を配設してある。ムーブメン
ト10は、文字盤11の縁部に圧接するガラス縁
6の内側リム部13aによつて胴内の適所に保持
してある。従つて、リム部13aの下側13bで
文字盤11の保持部材を形成している。
図示の実施例では、いずれも、ガラス縁6を2
つの部材12及び13で構成してある。外側部材
12は既述のように、時計側の角状体を支持でき
るものであつて、L字形断面形状を有している。
内側部材13もまたL字形断面形状を有し、且つ
高さが文字盤11からガラス7の下側にまで伸び
ている。文字盤11を従つてムーブメント10を
時計側内の適所に保持するのはこの内側部材であ
る。ムーブメント10は、板条片によつて胴1の
周壁2の肩部2aと圧接し続けるようにしてあ
る。
つの部材12及び13で構成してある。外側部材
12は既述のように、時計側の角状体を支持でき
るものであつて、L字形断面形状を有している。
内側部材13もまたL字形断面形状を有し、且つ
高さが文字盤11からガラス7の下側にまで伸び
ている。文字盤11を従つてムーブメント10を
時計側内の適所に保持するのはこの内側部材であ
る。ムーブメント10は、板条片によつて胴1の
周壁2の肩部2aと圧接し続けるようにしてあ
る。
第1実施例では、両部材12と13の結合状態
は、互いに組み合つて逆U字形断面形状を有する
1つの環体を形成し、両リム部Cと13aとの間
隔が、周壁2の上面を形成するリブ14とパツキ
ン15とを収容するのに十分な広さであるように
してある。第1図から判るように、リブ14でパ
ツキン15を包囲してあるが、このパツキンは、
ガラス縁6の内側リム部13aの周囲に被嵌した
Oリングである。リム部13aを下方に張開した
斜面16で限定したことににより、組立用事前処
理作業中パツキン15を係留状態に保持できるよ
うにしてある。
は、互いに組み合つて逆U字形断面形状を有する
1つの環体を形成し、両リム部Cと13aとの間
隔が、周壁2の上面を形成するリブ14とパツキ
ン15とを収容するのに十分な広さであるように
してある。第1図から判るように、リブ14でパ
ツキン15を包囲してあるが、このパツキンは、
ガラス縁6の内側リム部13aの周囲に被嵌した
Oリングである。リム部13aを下方に張開した
斜面16で限定したことににより、組立用事前処
理作業中パツキン15を係留状態に保持できるよ
うにしてある。
製造に際しては、両部材12及び13は、加工
後、ガラス・スナツプ部即ち切下げ部9を内側リ
ム部13aの上部に形成するような状態で結合す
る。結合方法は、セメント結合、ろう付け、半田
付け、或いは点溶接のいずれでもよい。パツキン
15は、組立用事前処理作業中はリム部13aに
取付け、該作業後ガラス縁と共に処理するように
した為、紛失する恐れがない。
後、ガラス・スナツプ部即ち切下げ部9を内側リ
ム部13aの上部に形成するような状態で結合す
る。結合方法は、セメント結合、ろう付け、半田
付け、或いは点溶接のいずれでもよい。パツキン
15は、組立用事前処理作業中はリム部13aに
取付け、該作業後ガラス縁と共に処理するように
した為、紛失する恐れがない。
リブ14は内側方向では、上方に張開した斜状
環面17で限定してあり、この環面は、時計側閉
鎖時パツキン15に圧接される。ガラス縁6はU
字形断面形状である為、その両部材を溶接または
セメント結合によつて結合するだけでも十分な剛
性を有し、而も、断面形状を中空状とした為質量
効果を低減させることができるようになつた。
環面17で限定してあり、この環面は、時計側閉
鎖時パツキン15に圧接される。ガラス縁6はU
字形断面形状である為、その両部材を溶接または
セメント結合によつて結合するだけでも十分な剛
性を有し、而も、断面形状を中空状とした為質量
効果を低減させることができるようになつた。
このようにして、あらゆる形状に適用できると
共に、最近市場に現われた針付薄型電子ムーブメ
ント等のように超薄型時計ムーブメントを収納で
きる側を設計できるようにした。パツキン15を
文字盤11位置とガラス7位置との間の位置に位
置付けたことによつて、竜頭芯用の孔3をリブ1
4のすぐ下に位置付けることができるようになつ
た。リブ14はまた胴1の周壁2を強化するのに
役立ち、またガラス縁6は重量減少にも拘わら
ず、それ自体剛性のあるものとしてあるから、結
果として、信頼度の高い且つ薄型の液密時計を構
成することができるようになつた。厚さ2.5mmの
時計ムーブメントに適した実現可能な薄型化は、
側の全体の厚みが6.4mmを越えない範囲のもので
ある。
共に、最近市場に現われた針付薄型電子ムーブメ
ント等のように超薄型時計ムーブメントを収納で
きる側を設計できるようにした。パツキン15を
文字盤11位置とガラス7位置との間の位置に位
置付けたことによつて、竜頭芯用の孔3をリブ1
4のすぐ下に位置付けることができるようになつ
た。リブ14はまた胴1の周壁2を強化するのに
役立ち、またガラス縁6は重量減少にも拘わら
ず、それ自体剛性のあるものとしてあるから、結
果として、信頼度の高い且つ薄型の液密時計を構
成することができるようになつた。厚さ2.5mmの
時計ムーブメントに適した実現可能な薄型化は、
側の全体の厚みが6.4mmを越えない範囲のもので
ある。
第2の実施例(第2図)について説明すると、
第1の実施例と同じ構成部材を使用しており、ほ
んの幾つかの細部が異なるだけである。つまり、
胴1の壁2にはその上縁部上にリブ18が具備さ
れ、リブの外側表面19は傾斜状であつて且つ上
方に張開している。更に、ガラス縁6では内側部
材13ではなくて外側部材12を加工して斜面2
0を備えさせてあるが、これは下方に張開してい
てパツキン21を圧接するようになつている。従
つて、このパツキンは、側組立に先立つて胴1の
リブ18の周囲に装入するとよい。側組立作業中
は、ガラス縁6の内側リム部13aを文字盤11
に圧接させるようにする。
第1の実施例と同じ構成部材を使用しており、ほ
んの幾つかの細部が異なるだけである。つまり、
胴1の壁2にはその上縁部上にリブ18が具備さ
れ、リブの外側表面19は傾斜状であつて且つ上
方に張開している。更に、ガラス縁6では内側部
材13ではなくて外側部材12を加工して斜面2
0を備えさせてあるが、これは下方に張開してい
てパツキン21を圧接するようになつている。従
つて、このパツキンは、側組立に先立つて胴1の
リブ18の周囲に装入するとよい。側組立作業中
は、ガラス縁6の内側リム部13aを文字盤11
に圧接させるようにする。
この実施例の場合もまた、ガラス縁6は上記部
分A,B,C及び13aからなり、これ等は2つ
の部材12,13から構成され、両部材が上述の
方法のいずれかで互いに固定される。また、内側
部材13の高さで文字盤11とガラス7との間隔
が決まる。
分A,B,C及び13aからなり、これ等は2つ
の部材12,13から構成され、両部材が上述の
方法のいずれかで互いに固定される。また、内側
部材13の高さで文字盤11とガラス7との間隔
が決まる。
パツキン8を使用した為、ガラス7と外側部材
12との間に液密状態を確実に達成できる。更
に、パツキン21によつてガラス縁6と胴1との
間に液密状態を達成できる。従つて、両部材12
と13との間には、必ずしも完全液密結合を形成
する必要はなく、数個所を溶接するだけで十分で
ある。
12との間に液密状態を確実に達成できる。更
に、パツキン21によつてガラス縁6と胴1との
間に液密状態を達成できる。従つて、両部材12
と13との間には、必ずしも完全液密結合を形成
する必要はなく、数個所を溶接するだけで十分で
ある。
以上の2つの実施例では、リム部Cとスナツプ
部5を嵌合させた場合、ガラス縁6は下方に引つ
張られてパツキン15または21を圧縮する。該
ガラス縁6の断面形状の平らな底面はリブ14ま
たは18の上面に圧接する。
部5を嵌合させた場合、ガラス縁6は下方に引つ
張られてパツキン15または21を圧縮する。該
ガラス縁6の断面形状の平らな底面はリブ14ま
たは18の上面に圧接する。
さて、第3図及び第4図の実施例では、胴1の
壁2は、上面が平らな環状面22で限定されてい
る。ガラス縁6は上記部分A,B,C及び13a
からなり、これ等は2つのL字形部材12及び1
3から構成される。両部材は組み合つて逆U字形
断面を形成し、該断面形状の底面は、第3図の場
合は、トロイド状であるのが望ましいパツキン2
3で占められ、第4図の場合は、例えば平パツキ
ン等のようなパツキン24で占められている。
壁2は、上面が平らな環状面22で限定されてい
る。ガラス縁6は上記部分A,B,C及び13a
からなり、これ等は2つのL字形部材12及び1
3から構成される。両部材は組み合つて逆U字形
断面を形成し、該断面形状の底面は、第3図の場
合は、トロイド状であるのが望ましいパツキン2
3で占められ、第4図の場合は、例えば平パツキ
ン等のようなパツキン24で占められている。
第3図では、ガラス縁6の内側溝を、部材13
の円筒面25と、U字形断面形状の底面を形成す
る平面26と、部材12を限定する下方に張開し
ている面27とで限定している。これ等の面2
5,26及び27によつて、パツキン23で完全
に充満された台形状男面形状を有する溝が限定さ
れる。
の円筒面25と、U字形断面形状の底面を形成す
る平面26と、部材12を限定する下方に張開し
ている面27とで限定している。これ等の面2
5,26及び27によつて、パツキン23で完全
に充満された台形状男面形状を有する溝が限定さ
れる。
同様に、第4図では、パツキン24は、平らで
ある点が異なるが、下方張開状リム部13aの面
28と、断面形状の底面を形成する平面29と、
外側部材12の外方側面30とで限定される台形
状断面形状を有する溝の中に完全に収納されてい
る。従つてこの平パツキン24は、ガラス縁6を
胴1のスナツプ部に嵌合した場合、平環状面22
に圧接する。
ある点が異なるが、下方張開状リム部13aの面
28と、断面形状の底面を形成する平面29と、
外側部材12の外方側面30とで限定される台形
状断面形状を有する溝の中に完全に収納されてい
る。従つてこの平パツキン24は、ガラス縁6を
胴1のスナツプ部に嵌合した場合、平環状面22
に圧接する。
後の2つの実施例では、パツキン23または2
4が、壁2の上面を形成する面22に圧接し、こ
の面22はガラス縁6の肩部を支持する。
4が、壁2の上面を形成する面22に圧接し、こ
の面22はガラス縁6の肩部を支持する。
上記の設計を用いると、従来では絶対に得られ
なかつた程に高さを低くすることができる。なぜ
なら、パツキンを文字盤より高に位置に、即ち、
フランジ内に、またはガラス下面とレベルとの間
に配置できるようになつているからである。ガラ
ス縁を構成する2つの部分は非常に高精度に加工
できるものであるから、これ等は、結合後、高品
質構成部材を形成する、つまり、極めて軽量且つ
剛性の高い、而も時計側の液密密閉を確実に達成
できる部材を形成することになる。この構成部材
は、剛性があつて且つ変形に対する抵抗力がある
から、取扱いが非常に簡単であり、その結果部品
の変形に起因する組立拒絶現象の発生を恐れる必
要もなくなつた。
なかつた程に高さを低くすることができる。なぜ
なら、パツキンを文字盤より高に位置に、即ち、
フランジ内に、またはガラス下面とレベルとの間
に配置できるようになつているからである。ガラ
ス縁を構成する2つの部分は非常に高精度に加工
できるものであるから、これ等は、結合後、高品
質構成部材を形成する、つまり、極めて軽量且つ
剛性の高い、而も時計側の液密密閉を確実に達成
できる部材を形成することになる。この構成部材
は、剛性があつて且つ変形に対する抵抗力がある
から、取扱いが非常に簡単であり、その結果部品
の変形に起因する組立拒絶現象の発生を恐れる必
要もなくなつた。
必要とあれば、ガラス縁6は一体形成とするこ
とも可能であるが、現在までのところ、溶接また
はセメント結合による2体成形の形で作ると有利
であることとが明らかである。特に、U字形断面
形状の内方側面は極めて高精度に加工することが
でき、これは優れた液密状態を得る上で役立つこ
とになる。両部分は個別に加工することができ、
加工後、結合することのできるものである。
とも可能であるが、現在までのところ、溶接また
はセメント結合による2体成形の形で作ると有利
であることとが明らかである。特に、U字形断面
形状の内方側面は極めて高精度に加工することが
でき、これは優れた液密状態を得る上で役立つこ
とになる。両部分は個別に加工することができ、
加工後、結合することのできるものである。
上記設計の主な利点は、この設計を用いると、
非円形形状の超薄型時計側を、非常に魅力的な且
つ液密状態の卓抜なものとして製造できるという
ことである。
非円形形状の超薄型時計側を、非常に魅力的な且
つ液密状態の卓抜なものとして製造できるという
ことである。
次に、パツキンをガラス縁の内部に、更に具体
的には第1図及び第4図の実施例の場合のよう
に、該部材の内側リム部の周囲に装入したという
ことが、、取扱い及び保守の観点から考えて重要
な利点である。
的には第1図及び第4図の実施例の場合のよう
に、該部材の内側リム部の周囲に装入したという
ことが、、取扱い及び保守の観点から考えて重要
な利点である。
最後に、溶接またはセメント結合を用いるよう
に設計したことにより、2つの異なる金属から、
剛性のある、高精密加工の、非円形形状のガラス
縁を構成できるという利点がある。
に設計したことにより、2つの異なる金属から、
剛性のある、高精密加工の、非円形形状のガラス
縁を構成できるという利点がある。
第1図及び第2図は竜頭の芯用の孔の中心軸を
通る軸方向部分断面図であつて、夫々、本発明の
時計側の異なる実施例を示し、第3図及び第4図
は竜頭芯孔の中心軸に対しある角度をなして切ら
れた軸方向部分断面図であつて、夫々、更に別の
実施例を示している。 1……胴、2……周壁、4……リム部、5……
スナツプ部、6……ガラス縁、7……ガラス、8
……パツキン、10……時計ムーブメント、11
……レベル、12……外側部材、13……内側部
材、14,18……リブ、15,21,23,2
4……パツキン、22……平環状面、A……上部
リム部、B……ガラス縁の部分、C……外側リム
部、13a……内側リム部。
通る軸方向部分断面図であつて、夫々、本発明の
時計側の異なる実施例を示し、第3図及び第4図
は竜頭芯孔の中心軸に対しある角度をなして切ら
れた軸方向部分断面図であつて、夫々、更に別の
実施例を示している。 1……胴、2……周壁、4……リム部、5……
スナツプ部、6……ガラス縁、7……ガラス、8
……パツキン、10……時計ムーブメント、11
……レベル、12……外側部材、13……内側部
材、14,18……リブ、15,21,23,2
4……パツキン、22……平環状面、A……上部
リム部、B……ガラス縁の部分、C……外側リム
部、13a……内側リム部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 時計ムーブメント及び該ムーブメントに固定
されてそれを覆う文字盤を収納できるタイプの液
密時計側であつて、上記ムーブメントを包囲し、
少なくとも上記文字盤の水準までの高さに突出し
且つ孔3を有する周壁2を備えた胴1と、ガラス
7を固定するガラス縁6と、からなり、 上記ガラス縁が、上記ガラスを包囲する上部リ
ム部Aと、上記ガラス縁と環状パツキン15,2
1,23,24との間で半径方向に突出する横方
向の薄い部分Bと、該横方向の薄い部分Bから下
方へ文字盤まで突出する内側リム部13aと、上
記横方向の薄い部分Bから下方へ上記胴1の周壁
2の周りへ突出し且つ上記ガラス縁を上記胴に固
定する部材を有する外側リム部Cと、を含む環状
をなし、従つて上記ガラス縁が環状溝を伴うU字
形断面形状をなし、該溝内にパツキンが収容さ
れ、該パツキン及び横方向部分が、上記文字盤よ
り高く而も上記ガラスよりも低く位置することを
特徴とする液密時計側。 2 前記ガラスを平板状としたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の時計側。 3 前記周壁に、前記ガラス縁断面部の底面と接
触する上面と、前記パツキンと接触する内方側面
とを有する環状リブを具備させ、該側面を前記ガ
ラスに対し傾斜させたことを特徴とする特許請求
の範囲第2項に記載の時計側。 4 前記リブで前記パツキンを包囲したことと、
前記パツキンに接触する前記内方側面を傾斜させ
ると共に上方に張開させたことと、前記パツキン
を前記内側リム部の周囲に装着させたことと、を
特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の時計
側。 5 前記外側リム部に前記パツキンを圧接する傾
斜状の内面を具備させ且つ該内面を下方に張開さ
せたことと、前記パツキンを前記環状リブの周囲
に装着させたことと、を特徴とする特許請求の範
囲第3項に記載の時計側。 6 前記ガラス縁を、セメント結合、ろう付け、
半田付け、あるいは溶接によつて互いに一体的に
結合される2個のL字形断面材で構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
ずれかに記載の時計側。 7 前記内外両リム部で限定される前記溝を台形
形状のものとすると共に前記パツキンで充満させ
たことと、前記パツキンを前記周壁上面を成す平
面を押圧させるようにしたことと、、該平面を前
記文字盤の上面の所定位置に位置付けたことと、
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の時計
側。 8 前記ガラス縁を、前記外側リム部を前記周壁
の周端部にスナツプ嵌合させる方法によつて前記
胴に結合するようにしたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の時計側。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH504179A CH630770B (fr) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | Boite de montre etanche comprenant un fond et une lunette. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629184A JPS5629184A (en) | 1981-03-23 |
JPS6122267B2 true JPS6122267B2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=4286948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7071380A Granted JPS5629184A (en) | 1979-05-30 | 1980-05-26 | Liquiddtight timepiece case |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4363555A (ja) |
JP (1) | JPS5629184A (ja) |
CH (1) | CH630770B (ja) |
DE (1) | DE3020491C2 (ja) |
GB (1) | GB2051430B (ja) |
HK (1) | HK33185A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH630770B (fr) * | 1979-05-30 | Finger H Fa | Boite de montre etanche comprenant un fond et une lunette. | |
GB2094034B (en) * | 1981-02-20 | 1985-01-30 | Citizen Watch Co Ltd | Structure of watch case |
DE8200427U1 (de) * | 1982-01-12 | 1983-03-24 | Gebrüder Junghans GmbH, 7230 Schramberg | Kleinuhren-Werk |
JPS58160373U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-25 | シチズン時計株式会社 | 防水時計ケ−スの裏蓋構造 |
GB2123330B (en) * | 1982-05-06 | 1986-05-21 | Citizen Watch Co Ltd | Method of making a watchcase |
JPS60100685U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-09 | 株式会社精工舎 | 時計 |
JPH0634037B2 (ja) * | 1990-03-02 | 1994-05-02 | 株式会社精工舎 | 時計の組立方法 |
EP0628895B1 (fr) * | 1993-05-28 | 1995-04-19 | Walca Sa | Montre avec verre ou ensemble verre-lunette rotatif étanche |
EP2360537B1 (fr) * | 2010-02-15 | 2014-04-09 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Procede et dispositif de fixation d'une glace avec contre-lame |
JP6303336B2 (ja) * | 2013-08-29 | 2018-04-04 | カシオ計算機株式会社 | 固定ケース、時計及び外装部材の固定方法 |
CN104049521B (zh) * | 2014-06-25 | 2016-08-31 | 张宝喜 | 一种表 |
WO2020118667A1 (zh) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 淄博环能海臣环保技术服务有限公司 | 设有辊压支撑双胶密封玻璃间隔腔体真空调控保温玻璃板 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH220262A (fr) * | 1938-12-16 | 1942-03-31 | Colomb Henri | Boîte de montre étanche. |
CH241961A (de) * | 1944-10-17 | 1946-04-15 | Werthmueller Albert | Wasserdichtes Uhrgehäuse. |
CH262020A (fr) * | 1945-02-19 | 1949-06-15 | Colomb Henri | Boîte étanche pour mouvements d'horlogerie et appareils de mesure. |
GB701044A (en) * | 1949-12-30 | 1953-12-16 | Rene Droz | Improvements in or relating to the manufacture of watch cases |
CH96763A4 (ja) * | 1963-01-26 | 1964-09-30 | ||
CH570646B5 (ja) * | 1971-06-15 | 1975-12-15 | Bielna Fabrique De Boites Sa | |
CH623976B5 (fr) * | 1977-12-30 | 1982-01-15 | Finger H Fa | Boite de montre etanche. |
CH630770B (fr) * | 1979-05-30 | Finger H Fa | Boite de montre etanche comprenant un fond et une lunette. |
-
1979
- 1979-05-30 CH CH504179A patent/CH630770B/fr unknown
-
1980
- 1980-05-21 US US06/151,826 patent/US4363555A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-05-23 GB GB8017165A patent/GB2051430B/en not_active Expired
- 1980-05-26 JP JP7071380A patent/JPS5629184A/ja active Granted
- 1980-05-29 DE DE3020491A patent/DE3020491C2/de not_active Expired
-
1982
- 1982-07-15 US US06/398,580 patent/US4497583A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-05-02 HK HK331/85A patent/HK33185A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4363555A (en) | 1982-12-14 |
HK33185A (en) | 1985-05-10 |
GB2051430A (en) | 1981-01-14 |
US4497583A (en) | 1985-02-05 |
DE3020491C2 (de) | 1983-01-20 |
GB2051430B (en) | 1983-06-22 |
DE3020491A1 (de) | 1980-12-04 |
JPS5629184A (en) | 1981-03-23 |
CH630770B (fr) | |
CH630770GA3 (ja) | 1982-07-15 |
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