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JPS6121088A - 新規抗癌抗生物質k−802−4及びその製造法 - Google Patents

新規抗癌抗生物質k−802−4及びその製造法

Info

Publication number
JPS6121088A
JPS6121088A JP59143841A JP14384184A JPS6121088A JP S6121088 A JPS6121088 A JP S6121088A JP 59143841 A JP59143841 A JP 59143841A JP 14384184 A JP14384184 A JP 14384184A JP S6121088 A JPS6121088 A JP S6121088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibiotic
methanol
absorption spectrum
anticancer antibiotic
properties
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59143841A
Other languages
English (en)
Inventor
Isoko Haneda
羽田 イソ子
Yukimasa Iwamoto
行正 岩本
Hiroaki Motoki
宏昭 本木
Akira Ito
伊藤 彬
Yasuo Koyama
康夫 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAYAKU KK
Original Assignee
KAYAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAYAKU KK filed Critical KAYAKU KK
Priority to JP59143841A priority Critical patent/JPS6121088A/ja
Publication of JPS6121088A publication Critical patent/JPS6121088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な抗癌抗生物質に−802−4及びその製
造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、微生物が生産する糧々の抗生物質が知られている
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は医療用として有用な新規抗生物質を得ることを
目的とする。
〔問題を解決するだめの手段〕
本発明者は天然に存する多くの微生物が産生ずる物質に
ついて研究を行っていたところ、特定の微生物が新規抗
癌抗生物質に−802−4を産生することを見出し、本
発明を完成した。
本発明の抗癌抗生物質(以下、単に「抗生物質」という
) K−802−4を生産する菌株(以下、「K−80
2−4株」という)は次のような菌学的性状を有する。
(1)形態 栄養菌糸は合成培地および天然培地ともに良く発達し、
単純分岐するが分断することはない。
気菌糸は比較的長く伸長し単純分岐する。胞子柄は直線
状ないしゆるやかに屈曲しておシ、20個以上の胞子の
連鎖が認められる。胞子の大きさは0.5〜0.6 X
 1. O〜1.4μであり、その形は楕円形で、胞子
の表面は平滑である。
胞子のり、輪生板、鞭毛胞子などは認められ力いが、気
菌糸のからみ合ったこぶ様の結び目板体が認められる。
(2)各種培地における生育状態 イー・ビー・シャーリングら(Int、 J、 5ys
t。
Bacteriol、、 16巻、313頁、 196
6年)の方法に従い、28℃、7〜14日培養後の生育
状態を以下に示す。
(3)生理的性質 ■メラニン色素の形成 トリプトン・イーストプロス 陽性 ペプトン・イースト・鉄寒天 疑かわしいチロシン寒天
       陽性 ■チロシナーゼ        陽性 ■硝酸塩の還元        陰性 ■ゼラチンの液化       陽性 ■デンプンの加水分解     陽性 ■セルロースの分解      陰性 ■脱脂乳の凝固、ペプトン化 凝   固             陽性ペプトン化
        陽性 ■生育温度   15〜40℃ ■生育pH4,5〜8.5 (4)炭素源の利用性(プリドハム・ゴドリーブ寒天培
地、l5P−9) D−グルコース、L−アラビノース、シュークロース、
D−キシロース、イノントール、D−マンニトール、D
−7ラクトース、L−ラムノース、ラフィノース、D−
ガラクトース、を良く利用する。
サリシンをやや利用する。
(5)細胞壁構成成分 LL−ジアミノピメリン酸およびグリシンを有する。
以上、本菌株の性質を要約すれば、 ■ 基底菌糸に分断は認められない。
■ 気菌糸は単純分岐して直線状又はゆるやかに屈曲し
、輪生枝はない。胞子は20個以上の連鎖となシ、胞子
のう、鞭毛胞子などは認められない。
■ 細胞壁組成はLL−ジアミノピメリン酸とグイセス
属に属する。
更に本菌株に類似する菌をニス・ニー・ワックスマンの
ザ・アクチノミセーテス第2巻(S、A。
Waksman :The Actinomycete
s Vol、 1. ) 、イー・ビー・シャーリング
とデー・ゴツトリープのISPの記載(E、B、Shi
riing and D、Gattlieb ; In
t、 J。
5yst、 Bacteriol、、 18.69〜1
89.279〜392 ; 19゜391〜512.聾
、265〜394)およびバーシーズ・マニュアル・オ
プ・デターミネイティブ・バクテリオロジー(Berg
ey’s manual of Determinat
iveBacteriology )第8版(1976
)より検索すると、本菌株は灰色系列に属し、胞子柄は
ワックス・フレキシビリス(&ctus flexib
ilis)でメラニン色素を形成し、胞子表面は平滑で
あることを参酌すると類似する菌としては、ストレプト
マイセス・カカオイ・サブスペシーズ・アソエンシス(
Stre−ptomyces cacaoi 5ubs
p、 asoensis )、ストレプトマイセス・グ
リセオルビギノサス(Streptomycesgri
seorubiginosua )が挙げられる。
しかしながら、ストレプトマイセス・カカオイ・サブス
ペシーズ・アソエンシスは、その原記載CAgr、 B
iol、 Chem、、 29.848 (1965)
  )によれば、胞子柄の形がオープンスパイラルであ
ること、アラビノース、キシロースをわずかにしか利用
しないこと、チロシン寒天培地では気菌糸を形成しない
が普通寒天培地では気菌糸を形成すること、硝酸塩の還
元能が陽性であること等の点で本菌株と相違する。
つぎにストレプトマイセス・グリセオルビギノサスIF
O13047(ISP5469)株と本菌株の比較実験
を行ったところ、気菌糸の色系列、胞子柄の形などの形
態的性状、糖の利用性および生理的諸性質などにおいて
両菌株は良く一致した。また、両菌株で、気菌糸のから
み合ったこぶ様の結び目様体(Int、 J、 5ys
t、 Bacteriol、す、 437. (196
9))がイースト麦芽宍天、オートミール寒天、グリセ
ロールアスパラギン寒天培地上で認められた。しかし、
可溶性色素の生成に関して両菌株を比較する・−ゴ\ と、本゛菌株はオートミール寒天、スターチ無機塩寒天
培地上で色素を生成しないのに対し、IF013047
株はこれらの培地上で各々うすいピンクおよび明るい茶
灰色の色素を生成せず、また本菌株はグリセロールアス
パラギン寒天、シュークロース硝酸塩寒天培地上で各々
明るい茶色および赤茶色の色素を生成したが、IFo 
13047株ではいずれの培地においても色素の生成は
認められない点で相違した。
紙上の如く、本菌株は赤色ないし茶色系統の可溶性色素
を生成し、形態的性状および生理的諸性質においてIF
o 13047株と近似するが、寒天培地上での可溶性
色素生成能において相違する。そこで、本発明者は本菌
株をストレプトマイセス・グリセオルビギノサスに属す
るものと同定し、ストレプトマイセス・グリセオルビギ
ノサス(Stre−ptomyces griseor
ubiginosus ) K−802−4と命名して
、工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第71
91号(FERM P−7191)として寄託した。
本発明の抗生物質に−802−4は上記菌株を栄養源含
有培地に接種し、20〜40℃で好気的に2〜5日間培
養することにより製造される。抗生物質に−802−4
生産株としては上記に−802−4株はもとよシ、その
人工変異株あるいは自然変異株であっても抗生物質に−
802−4株を生産する能力を有するものであれば、す
べて本発明に使゛用することができる。
抗生物質に−802−4生産菌株の培養には通常の放線
菌の培養法が用いられる。栄養培地としては、資化しう
−る炭素源、窒素源、無機物などを適当に含有する限シ
、合成培地、半合戒壇又は天然培地のいずれをも使用で
きる。
炭素源としては、例えばグルコース、シェークロース、
フラクトース、キシロース、ガラクトース、でん粉、グ
リセリン、糖蜜等が単独または組合せて用いられる。更
に菌の資化性によっては炭化水素、アルコール類、有機
酸等も使用し得る。
窒素源としては、無機若しくは有機窒素化合物、例えば
ペプトン、乾燥酵母、硫酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、硝酸アンモニウム、カザミノ酸等、および例えば
肉エキス、大豆粉、綿実粉、コーンステイープリカー等
の天然物を単独または組合せて用いることができる。無
機物としては例えば塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、
塩化カリウム、リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、
硫酸第一鉄等を単独または組合せて用いることができる
培養物からの抗生物質に−802−4の単離は、後記実
施例2〜4に示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考
慮して種々の方法を単独で、又は適宜組合せることによ
って行なわれる。
すなわち、培養物から抗生物質に−802−4を採取す
るには、培養物を遠心分離又は濾過等によって菌体と培
養F液に分別した後、菌体および培養F液から通常の分
離手段によシ抗生物質に−802−4を分離・精製する
好ましい分離・精製法としては、例えば次の方法が挙げ
られる。まず、菌体からはアセトン、メタノール等の有
機溶媒で抽出することにより、また培養P液からはn−
ブタノール、酢酸エチル、クロロホルム等の水と混和し
ない有機溶媒に抽出するか、アンバーライトXAD−1
1、ダイアイオンHP−2、活性炭などの担体に吸着さ
せ70%メタノールで溶出させることによシ粗物質を得
る。
次いでこの組物質を通常脂溶性物質の精製に使用する方
法、例えば抽出液を濃縮した後、゛シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー、オクタデシルシラン処理シリカゲル
カラムクロマトグラフィー等に付すことにより単離する
以上の如くして得られた抗生物質に−802−4は次の
ような理化学的性質を有する。
く理化学的性質〉 ■元素分析値 C+59.0〜59.2チ 1(:4.3〜4.5チ N: 0チ ■分子量 372 (FD−MAS8による) ■分子式 %式% ■紫外線吸収スペクトル(メタノール溶液)第1図 ■赤外線吸収スペクトル(KBr法) 第2図 ■溶解性 メタノール、エタノール、アセトンに可溶。
クロロホルム、酢酸エステル、水にやや溶は難い。ベン
ゼン、ヘキサン、石油エーテルに不溶。
■呈色反応 硫酸銅、ホルムアルデヒド−〇−ジニトロベンゼンに陽
性。ニンヒドリン、モーリッシュ、フェーリング試薬に
陰性。
■物質の色及び性状 黄橙色結晶 0熱安定性(水溶液) 以下衆白 鋲止の如き理化的性質を有する本発明抗生物質に類似の
抗生物質としては、フレノリシンB(荷分H58−14
439号)、デオキシフレノリシン(米国特許第345
2051号)、カラ7アンジン(J。
Antibiotics、 21.454. (196
8))、O8−4742(特公昭58−42760号)
、およびライマイクン(特公昭39−14496号)が
挙げられる。
しかし、フレノリシンB1カラファンジンは赤外吸収ス
ペクトルの1770crn−’ に5員環ラクトンの吸
収が存在するが、本発明抗生物質ではこれに対応する吸
収はなく、1720crn−’ のカルボニル吸収を有
する。また、フレノリシンB1デオキシフレノリシンB
1カラ7アンジン、ライマイシンは紫外線吸収スペクト
ルにおいて、本発明抗生物質に吸収のある3 10 n
mの吸収帯が見られない。更にまた、O8−4H42は
分子量が878〜952、かつ、旋光度〔α):+xo
4 であり本発明抗生物質とは相違する。以上の理由か
ら、抗生物質に−802−4は新規抗生物質であると判
断した。
〔作用〕
抗生物質に−802−4は次のような生物学的性質を有
する。
く生物学的性質〉 (1)  急性毒性 ■ ICR系マウス(体重23〜28f!、雄性、1群
5匹)に抗生物質に−802−4を生理食塩水に溶解さ
せたものを尾静脈内又は腹腔内に1回投与し、投与後2
週間にわたシ一般状態および生死を観察した。また、L
D、、をProbit法によって算出した。結果を第1
表起示す。
以下余白 第1表 試験の結果、静脈内投与の場合特記すべき中毒症状はみ
られず、腹腔内投与では24時間後に軽度の立毛がみら
れた。死亡例は静脈内投与では24時間以内、腹腔内投
与では24〜48時間にみられた。
■ ウィスター系ラット(体重160〜180z1雄性
、1群5匹)に抗生物質に−802−4を生理食塩水に
溶解させたものを尾静脈内に1回投与し、投与後2週間
にわたり一般状態および生死を観察した。また、LDv
をProbit法によって算出した。結果を第2表に示
す。
第2表 試験の結果、投与後特記すべき中毒症状はみられず、死
亡例は24時間以内にみられた。
(2)  抗菌作用 抗生物質に−802−4の各種微生物に対する最小発育
阻止濃度(MIC)を第3表に示す。
以下余白 第3表 (3)抗腫瘍作用 抗生物質に−802−4のマウスエールリッヒ(Ehr
lich)  腹水癌に対する治療効果を下記方法によ
り試験した。結果を第゛4表に示す。なお表中の延命率
は次式によシ求めた。
試験方法: lXl0’個の腫瘍細胞をICRマウス(雄性)の腹腔
内に移植し、24時間後より抗生物質に−802−4を
1日1回計1o回腹腔内に投与した。
第3表 〔発明の効果〕 これらの結果から明らか外ように抗生物質に−802−
4はダラム陽性菌およびダラム陰性菌に対し抗菌力を有
している。また、マウスエールリッヒ腹水癌に対し治療
効果を示す。これらの抗菌活性および抗腫瘍活性からみ
て抗生物質に−802−4は医療用の抗生物質として有
用な物質である。
〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 グルコース3チ、ペア’ l−ン0.5%、肉エキス0
.5チ、塩化ナトリウム0.5 % 、炭酸カルミウム
0,2チから成る培地(pf(7,0)70−を500
R1容坂ロフラスコに分注滅菌後、これにストレプトマ
イセス・グリセオルビギノサスに−802−4株の斜面
培地よシ1白金耳を接種し、28℃、24時間振盪培養
を行った。この培養物を同上培地200−を含む1!容
坂ロフラスコに1.5d移植し、28℃、24時間振盪
培養を行った。
この種培養物を、グルコース3チ、ペプトン0,5チカ
ザミノ酸0.2 n、リン酸二カリウム0.1チ、塩化
カリウム0.05%、硫酸マグネシウム0.05チ、硫
酸第一鉄o、ooi*、炭酸カルシウム0.2チ(pH
6,6)から成る培地200Jl?を含むステンレスタ
ンクに2に接種し、28℃で、毎分100にの無菌空気
を送り70時間通気攪拌培養を行った。
この培養液中にはに−802−4物質が120 mc7
/vLl含まれていた。
実施例2 実施例1で得られた培養液をケイソウ土を助剤としてフ
ィルタープレスで濾過し、 K−802−4物質を含有
する培養炉液180乃を得た。
この培養ν液を、塩酸でpH4,5に修正し、アンバー
ライトXAD−■ 20nを充填しだカラムを通過させ
て吸着させた。吸着後、40Aの水で水洗し、70チメ
タノールで溶出して活性区分を集めて減圧下に濃縮乾固
し、次いで酢酸エチル、アセトンに順次溶解して不溶物
を除去した。このようにして得られた抽出液を減圧濃縮
してに−802−4物質を含んだ褐色油状物質26fP
を得た。
実施例3 実施例1で得られた培養物をケイソウ土を助剤としてフ
ィルタープレスで濾過し、菌体とf液に分離する。菌体
にメタノール404を加え30分攪拌した後、ブ7ナー
ロートで沖過し、メタノール層を採取する。戸液は抽出
タンクに戻し、酢酸エチル7(lを加え30分攪拌した
後1夜靜置した後、酢酸エチル層を分取する。菌体から
のメタノール抽出液と酢酸エチル層を合わせて減圧下に
濃縮乾固し褐色油状物質30pを得た。
実施例4 実施例2で得られた褐色油状物質5?をシリカゲルカラ
ム(メルク社、キーセルゲル60 、6002)にかけ
、クロロホルム:メタノール(10+1)で展開した。
ニジエリシア・コリ(E 、 Co11)NIHJを試
験菌として各7ラクシヨン(lQml)を検定し、活性
区分を集めて減圧乾固した後、再び同上のシリカゲルカ
ラム(400g−)’にかけ、クロロホルム:メタノー
ル(50:1〜10 : 2)で展開して活性区分を濃
縮して針状結晶を得た。
この結晶をクロロホルムより再結晶して黄橙色針状結晶
を得た。区量は420!n9であった。
実施例5 実施例3で得られた褐色油状物質5デを30チメタノー
ルにとかし、これを同じ30チメタノールで平衡化した
オクタデシルシラン処理シリカゲル100rnl(富士
ゲル社製シリカゲル0DS−Qa )に添加し、同じ溶
媒で展開して10dずつ分画した。各分画フラクション
を410 nmの可視吸収と、ニジエリシア・コリNI
 HJによる抗菌活性をチェックし、活性区分を集めて
減圧濃縮し粗結晶を得た。この結晶をイソプロパツール
を用いて再結晶し、黄橙色柱状結晶510mgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗生物質に−802−4の紫外線吸収スペクト
ル、第2図は同物質の赤外線吸収スペクトルを示す図面
である。 以上 %       第1図 イ 帽 珊 冊 手続補正書(自発) 昭和59年8月16日 特許庁長官志賀  学 殿       適1 事件の
表示 昭和59年 特  許 願第143841  号2 発
明の名称 新規抗癌抗生物質に−802−4及びその製造法r3.
  補正をする者 事件との関係   出願人 住 所 東京都豊島区南池袋1丁目24査5号名 称 
株式会社 科薬抗生物質研究次代表者 持 塚   淘 4代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、 補正の内容 (1)  明細書中、第5頁、下から第2行「トリプト
ン」とあるを 「トリプトン」と訂正する。 (2)同、第6頁第15行 「イノシトール」とあるを 「イノシトール」と訂正する。 (3) 同、第9頁第13行 「生成せず、」とあるを 「生成し、」と訂正する。 t4)  同、第16頁第1行 [08−4H42Jとあるを [O8−47424と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の理化学的性質を有する新規抗癌抗生物質K−8
    02−4。 (1)元素分析値 C:59.0〜59.2% H: 4.3〜 4.5% N: 0% (2)分子量 372(FD−MASSによる) (3)分子式 C_1_8_〜_1_9H_1_6_〜_1_7O_8
    _〜_9(4)比旋光度 〔α〕^2^5_D−100°(c=1メタノール)(
    5)融点 220〜230℃(分解) (6)紫外線吸収スペクトル(メタノール溶液)第1図 (7)赤外線吸収スペクトル(KBr法) 第2図 (8)溶解性 メタノール、エタノール、アセトンに可溶。 クロロホルム、酢酸エステル、水にやや溶 け難い。ベンゼン、ヘキサン、石油エーテ ルに不溶。 (9)呈色反応 硫酸銅、ホルムアルデヒド−o−ジニトロ ベンゼンに陽性。ニンヒドリン、モーリツ シユ、フェーリング試薬に陰性。 (10)物質の色及び性状 黄橙色結晶 2、ストレプトミセス属に属し、抗癌抗生物質に−80
    2−4を生産する菌株を培地に好気的に培養し、培地中
    又は菌体中にK−802−4を蓄積せしめ、これを採取
    することを特徴とする抗癌抗生物質K−802−4の製
    造法。
JP59143841A 1984-07-11 1984-07-11 新規抗癌抗生物質k−802−4及びその製造法 Pending JPS6121088A (ja)

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