JPS61209286A - 撥水撥油剤 - Google Patents
撥水撥油剤Info
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- JPS61209286A JPS61209286A JP4964885A JP4964885A JPS61209286A JP S61209286 A JPS61209286 A JP S61209286A JP 4964885 A JP4964885 A JP 4964885A JP 4964885 A JP4964885 A JP 4964885A JP S61209286 A JPS61209286 A JP S61209286A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- oil repellent
- vinyl monomer
- weight
- oil
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、洗濯およびドライクリーニングに対しすぐれ
た耐久性を有する撥水撥油剤に関するものである。
た耐久性を有する撥水撥油剤に関するものである。
本発明の撥水撥油剤は、繊維織物、ガラス、紙。
木材、皮革9毛皮2石綿、練瓦、セメント、金属および
その酸化物、窯業製品、プラスチック、塗装面等の撥水
撥油に用いることができ、又、防汚剤。
その酸化物、窯業製品、プラスチック、塗装面等の撥水
撥油に用いることができ、又、防汚剤。
保護剤としても利用できる。
ポリフルオロアルキル基を含有するビニル型共重合体か
らなる撥水撥油剤は公知である。
らなる撥水撥油剤は公知である。
たとえば、特公昭50−3798号公報に示すように、
洗濯およびドライクリーニングに対する耐久性を向上さ
せるため、ポリフルオロアルキル基含有ビニル型単量体
とヒドロキシアルキルアクリレートまたはメタクリレー
トとの共重合体を撥水撥油剤成分とすることも公知であ
る。
洗濯およびドライクリーニングに対する耐久性を向上さ
せるため、ポリフルオロアルキル基含有ビニル型単量体
とヒドロキシアルキルアクリレートまたはメタクリレー
トとの共重合体を撥水撥油剤成分とすることも公知であ
る。
また、ポリフルオロアルキル基含有ビニル型単量体とN
−メチロールアクリルアミドまたはメタクリルアミド、
グリシジルアクリレートまたはメタクリレートとの共重
合体も、耐久性を向上させるために撥水撥油剤成分とし
て用いられている。
−メチロールアクリルアミドまたはメタクリルアミド、
グリシジルアクリレートまたはメタクリレートとの共重
合体も、耐久性を向上させるために撥水撥油剤成分とし
て用いられている。
しかし、これらの撥水撥油剤成分では、高温または高温
高圧処理が必要であり、耐久性の向上がなお不充分であ
ったり、被処理物の風合いを損なうことが多い。
高圧処理が必要であり、耐久性の向上がなお不充分であ
ったり、被処理物の風合いを損なうことが多い。
本発明の目的は、従来の撥水撥油剤がもつ、上記問題点
を解消することにある。
を解消することにある。
〔問題点を解決するための手段)
本発明者らは、種々研究の結果、ポリフルオロアルキル
基含有ビニル型単量体とアルコキシシリル基含有ビニル
型単量体及び必要に応じてその他のビニル型単量体を特
定の割合でランダム共重合させることによって、常温処
理が可能の撥水撥油性および耐久性にすぐnた撥水撥油
剤が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
たものである。
基含有ビニル型単量体とアルコキシシリル基含有ビニル
型単量体及び必要に応じてその他のビニル型単量体を特
定の割合でランダム共重合させることによって、常温処
理が可能の撥水撥油性および耐久性にすぐnた撥水撥油
剤が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
たものである。
すなわち本発明の撥水撥油剤は
A ポリフルオロアルキル基含有ビニル型単量体を25
〜97重量% B アルコキシシリル基含有ビニル型単量体を3〜75
重量% C前記A成分およびB成分の何れとも共重合性を有する
その他のビニル型単量体を0〜72重量% の割合で構成単位として含有するランダム共重合体から
なるものである。
〜97重量% B アルコキシシリル基含有ビニル型単量体を3〜75
重量% C前記A成分およびB成分の何れとも共重合性を有する
その他のビニル型単量体を0〜72重量% の割合で構成単位として含有するランダム共重合体から
なるものである。
本発明において用いられるA成分としてのポリフルオロ
アルキル基含有ビニル型単量体としては、従来から公知
のものを含め種々の化合物、たとえば CF3 (CF2)6O(20COローCH2CF a
(CF 2)5 (a(2)20COCH=CH2C
F 3 (CF 2)6 (CH2)20COCH=
CH2CF 3 (CF 2)7 (CH2)20CO
CH= CH2CF3 (CF2)8 (CH2)20
COCH=CH2CF3 (CF2)7SO2N(C3
H7) (CH2) 20COCH=CH2CF3 (
CF2)7SO2N (C3H7) (CH2)20C
OC(CH3) =CH2などの炭素数3〜15のパー
フルオロアルキル基を含むアクリレートまたはメタクリ
レートがあげられる。
アルキル基含有ビニル型単量体としては、従来から公知
のものを含め種々の化合物、たとえば CF3 (CF2)6O(20COローCH2CF a
(CF 2)5 (a(2)20COCH=CH2C
F 3 (CF 2)6 (CH2)20COCH=
CH2CF 3 (CF 2)7 (CH2)20CO
CH= CH2CF3 (CF2)8 (CH2)20
COCH=CH2CF3 (CF2)7SO2N(C3
H7) (CH2) 20COCH=CH2CF3 (
CF2)7SO2N (C3H7) (CH2)20C
OC(CH3) =CH2などの炭素数3〜15のパー
フルオロアルキル基を含むアクリレートまたはメタクリ
レートがあげられる。
これらのA成分は、25〜97重量%、好ましくは25
〜90重量%の共重合割合で用いられる。
〜90重量%の共重合割合で用いられる。
共重合割合が25重量%未満の場合は、良好な撥水撥油
性が得られず、97重量%を超える場合は、被処理物を
こ対する接着性や耐久性が劣る。
性が得られず、97重量%を超える場合は、被処理物を
こ対する接着性や耐久性が劣る。
本発明において用いられる前記B成分としてのアルコキ
シシリル基含有ビニル型単量体としては、従来からシラ
ンカップリング剤として公知のものを含め種々の化合物
、たとえば CH2= Q(S i ()CH3)3CH2=CH8
i (CH3)()CH3)2CH2= CH31(D
C2H5)3 CH2=CHCH2Si □C2H3)3CHz=C(
CH3)COO(CHz)asi 0CH3)3CH2
=C(CH3)Cα)(CH2)3si (CH3)
□CHa) 2CH2=CHCH2Si(CH2)3
Si (OCH3)3などがあげられる。
シシリル基含有ビニル型単量体としては、従来からシラ
ンカップリング剤として公知のものを含め種々の化合物
、たとえば CH2= Q(S i ()CH3)3CH2=CH8
i (CH3)()CH3)2CH2= CH31(D
C2H5)3 CH2=CHCH2Si □C2H3)3CHz=C(
CH3)COO(CHz)asi 0CH3)3CH2
=C(CH3)Cα)(CH2)3si (CH3)
□CHa) 2CH2=CHCH2Si(CH2)3
Si (OCH3)3などがあげられる。
これらのB成分は、3〜75重量%、好ましくは3〜5
0重量%の共重合割合で用いられる。
0重量%の共重合割合で用いられる。
共重合割合が3重量%未満の場合は耐久性が劣り、75
重量%を超える場合は撥水撥油性がおとる。
重量%を超える場合は撥水撥油性がおとる。
本発明において用いられる前記C成分、即ちA成分およ
びB成分の何れとも共重合性を有するその他のビニル型
単量体としては、たとえば、メチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタク
リレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタク
リレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
ートなどのアクリル酸又はメタクリル酸のエステル類。
びB成分の何れとも共重合性を有するその他のビニル型
単量体としては、たとえば、メチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタク
リレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタク
リレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
ートなどのアクリル酸又はメタクリル酸のエステル類。
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル7クリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートなどのア
クリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステ
ル類。マレイン酸、フマル酸などの二塩基酸のジアルキ
ルエステル類。さらには酢酸ビニル、塩化ビニル、スチ
レン、アクリロニトリル、メタクリレートリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−メチロールメタクリルアミドなどがあげら
れる。これらのC成分はA成分およびB成分の共重合割
合に応じ、0〜72重量%の共重合割合で用いられる。
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル7クリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートなどのア
クリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステ
ル類。マレイン酸、フマル酸などの二塩基酸のジアルキ
ルエステル類。さらには酢酸ビニル、塩化ビニル、スチ
レン、アクリロニトリル、メタクリレートリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−メチロールメタクリルアミドなどがあげら
れる。これらのC成分はA成分およびB成分の共重合割
合に応じ、0〜72重量%の共重合割合で用いられる。
共重合割合が72重量%を超える場合は撥水撥油性、耐
久性が劣る。
久性が劣る。
また本発明の撥水撥油剤には、アルコキシシリル基を加
水分解して共重合体を三次元架橋させるための触媒を必
要に応じて添加することができる。
水分解して共重合体を三次元架橋させるための触媒を必
要に応じて添加することができる。
そのような触媒としては、たとえばブチルアミン、エチ
レンジアミン、トリエチルアミン、イミダゾールなどの
塩基性化合物。ジブチルスズジラウレート、ジブチルス
ズジアセテート、ジブチルスズオキシドなどの44スズ
化合物。p−)ルエンスルホン酸、リン酸などの酸性化
合物などがあげられる。これらの触媒の使用量は、ラン
ダム共重合体(固形分)に対し0.01〜20重量%が
適当である。
レンジアミン、トリエチルアミン、イミダゾールなどの
塩基性化合物。ジブチルスズジラウレート、ジブチルス
ズジアセテート、ジブチルスズオキシドなどの44スズ
化合物。p−)ルエンスルホン酸、リン酸などの酸性化
合物などがあげられる。これらの触媒の使用量は、ラン
ダム共重合体(固形分)に対し0.01〜20重量%が
適当である。
本発明におけるランダム共重合体を得るには、溶液重合
、塊状重合または懸濁重合などの公知のいずれの方法も
採用できるが、特に溶液重合法が好ましい。
、塊状重合または懸濁重合などの公知のいずれの方法も
採用できるが、特に溶液重合法が好ましい。
溶液重合法においては、有機溶剤にA成分およびB成分
、若しくはA成分、B成分に更にC成分を加えた混合物
を溶解したのちに、ラジカル発生剤を加え、50〜15
0℃で3時間共重合させることによって、ランダム共重
合体が得られる。
、若しくはA成分、B成分に更にC成分を加えた混合物
を溶解したのちに、ラジカル発生剤を加え、50〜15
0℃で3時間共重合させることによって、ランダム共重
合体が得られる。
重合に用いる有機溶剤としては、特に限定されるもので
はないが、例えばトルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素系溶剤、ミネラルスピリット、ソルベントナフサな
どの脂肪族炭化水素系溶剤O酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル系溶剤Oメチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン系溶剤。エチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテルなどのニーfル系
溶剤oイソプロピルアルコール、ブチルアルコールなど
のアルコール系溶剤などがあげられる。
はないが、例えばトルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素系溶剤、ミネラルスピリット、ソルベントナフサな
どの脂肪族炭化水素系溶剤O酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル系溶剤Oメチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン系溶剤。エチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテルなどのニーfル系
溶剤oイソプロピルアルコール、ブチルアルコールなど
のアルコール系溶剤などがあげられる。
ラジカル発生剤としてはビニル型単量体の重合に通常用
いられるものであれば、どのようなものであっても用い
られるが、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、ジ−
t−ブチルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、t
−ブチルペルベンゾエート、t−ブチルペルオクトエー
ト、クメンヒドロペルオキシドなどがあげられる。得ら
れたランダム共重合体は常法に従い溶剤溶液型またはエ
アゾール型の形態の撥水撥油剤に調製される。
いられるものであれば、どのようなものであっても用い
られるが、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、ジ−
t−ブチルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、t
−ブチルペルベンゾエート、t−ブチルペルオクトエー
ト、クメンヒドロペルオキシドなどがあげられる。得ら
れたランダム共重合体は常法に従い溶剤溶液型またはエ
アゾール型の形態の撥水撥油剤に調製される。
すなわち、溶剤溶液型の場合は、共重合体を溶剤で固形
分濃度で0.05〜5重量%に稀釈し、必要に応じ触媒
、防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、香料などを添加して溶
剤溶液とする。
分濃度で0.05〜5重量%に稀釈し、必要に応じ触媒
、防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、香料などを添加して溶
剤溶液とする。
またエアゾール型の場合は、前記のように溶剤溶液とし
たものを容器に入れ、フロン、ジメチルエーテル、液体
プロパンガス、炭酸ガスなどの噴射剤を充填する。そし
て、撥水撥油剤を被処理物品に塗布したり、噴射するか
または被処理物品を撥水撥油剤に浸漬したのち、常温で
1日間風乾することによって撥水撥油処理ができる。
たものを容器に入れ、フロン、ジメチルエーテル、液体
プロパンガス、炭酸ガスなどの噴射剤を充填する。そし
て、撥水撥油剤を被処理物品に塗布したり、噴射するか
または被処理物品を撥水撥油剤に浸漬したのち、常温で
1日間風乾することによって撥水撥油処理ができる。
本発明の撥水撥油剤が常温で1日間風乾するだけですぐ
れた耐久性を示す理由は、被処理物表面においてアルコ
キシシリル基を含む共重合体が、大気中の湿分の作用に
よって加水分解し、三次元架橋しながら被処理物に固着
するために、洗濯。
れた耐久性を示す理由は、被処理物表面においてアルコ
キシシリル基を含む共重合体が、大気中の湿分の作用に
よって加水分解し、三次元架橋しながら被処理物に固着
するために、洗濯。
ドライクリーニングなどによっては撥水撥油剤が容易に
脱離しないからであると推定される。
脱離しないからであると推定される。
つぎに、実施例、比較例をあげて本発明をさらに詳細に
説明する。例中、部は重量部1%は重量%で“ある。
説明する。例中、部は重量部1%は重量%で“ある。
実施例1〜7
攪拌機、冷却管、温度計および窒素ガス導入管を備えた
反応器に、第1表に示した配合にもとづき、溶剤として
メチルエチルケトンを仕込み、窒素ガスを吹き込みなが
ら昇温しで80℃とした。
反応器に、第1表に示した配合にもとづき、溶剤として
メチルエチルケトンを仕込み、窒素ガスを吹き込みなが
ら昇温しで80℃とした。
ついで第1表に示した配合にもとづき溶剤としてのトル
エン、A成分、B成分、C成分および重合開始剤の混合
物を3時間かけて滴下し、80℃で8時間反応させて固
形分50%のランダム共重合体溶液を得た。
エン、A成分、B成分、C成分および重合開始剤の混合
物を3時間かけて滴下し、80℃で8時間反応させて固
形分50%のランダム共重合体溶液を得た。
得られたランダム共重合体溶液をジクロロメタン:メチ
ルアルコール=70 : 30 (容ft比)の混合溶
剤で稀釈して、固形分0.1%の撥水撥油剤を得た・。
ルアルコール=70 : 30 (容ft比)の混合溶
剤で稀釈して、固形分0.1%の撥水撥油剤を得た・。
得られた撥水撥油剤に木綿35%、ボリエステル繊維6
5%からなる15×15c1rLの大きさの混紡織物を
1分間浸漬したのち、ロールで絞り、25℃で1日間風
乾して試験布を得た。得られた試験布について撥水性、
撥油性、耐洗濯性。
5%からなる15×15c1rLの大きさの混紡織物を
1分間浸漬したのち、ロールで絞り、25℃で1日間風
乾して試験布を得た。得られた試験布について撥水性、
撥油性、耐洗濯性。
耐ドライクリーニング性について試験を行った。
その結果を第2表に示す。
実施例8〜10
実施例1〜7と同様にして、第1表に示した配合にもと
づき固形分50%のランダム共重合体溶液を得たのち、
固形分0.1%の撥水撥油剤を得た。
づき固形分50%のランダム共重合体溶液を得たのち、
固形分0.1%の撥水撥油剤を得た。
得られた撥水撥油剤に、ジブチルスズジラウレートを固
形分0,02%になるように添加したのちに、実施例1
〜7と同様の混紡織物を1分間浸漬し、実施例1〜7と
同様な操作をして試験布を得た。
形分0,02%になるように添加したのちに、実施例1
〜7と同様の混紡織物を1分間浸漬し、実施例1〜7と
同様な操作をして試験布を得た。
得られた試験布について実施例1〜7と同様の試験を行
った結果を第2表に示す。
った結果を第2表に示す。
比較例1〜4
実施例1〜7と同様にして、第1表に示した配合にもと
づき、固形分50%のランダム共重合体溶液を得たのち
、固形分0.1%の撥水撥油剤を得た0 得られた撥水撥油剤に、実施例1〜7と同様の混紡織物
を1分間浸漬したのち、ロールで絞り、80℃で3分間
予備乾燥をしたのち、170℃で3分間熱処理をして、
試験布を得た。
づき、固形分50%のランダム共重合体溶液を得たのち
、固形分0.1%の撥水撥油剤を得た0 得られた撥水撥油剤に、実施例1〜7と同様の混紡織物
を1分間浸漬したのち、ロールで絞り、80℃で3分間
予備乾燥をしたのち、170℃で3分間熱処理をして、
試験布を得た。
得られた試験布について、実施例1〜7と同様の試験を
行った。その結果を第2表に示す。
行った。その結果を第2表に示す。
以 下 余 白
第 2 表
次に上記各実施例、比較例に記載の処理をして得られた
試験布について行った第2表に記載した各性状の試験方
法について述べる。
試験布について行った第2表に記載した各性状の試験方
法について述べる。
試験法
1、撥水性
JIS L−1092のスプレー法による試験布の状態
を、第3表に示した撥水性煮をもって示した。
を、第3表に示した撥水性煮をもって示した。
表から明らかな通り撥水性屋が大きい程撥水性が良好な
ことを示す。
ことを示す。
第 3 表
2、撥油性
下記第4表に示した試験溶液を表面張力の低い試験溶液
から順次試験布に1滴(約0.0:111り滴下する。
から順次試験布に1滴(約0.0:111り滴下する。
そして、その液滴を3分間保持したときの試験溶液にあ
らかじめ付しておいた番号をもって撥油性屋として表わ
した。ただし試験溶液としての流動パラフィンの液滴を
3分間保持しなかったときは、撥油性屋はOとする。従
って撥油性屋が大きい程撥油性がすぐれていることにな
る。
らかじめ付しておいた番号をもって撥油性屋として表わ
した。ただし試験溶液としての流動パラフィンの液滴を
3分間保持しなかったときは、撥油性屋はOとする。従
って撥油性屋が大きい程撥油性がすぐれていることにな
る。
3、耐洗濯性
試験布を洗剤(日本油脂株式会社製、商品名バリZ)0
.3%を含む水201(20℃)で家庭用電気洗濯機を
用いて10分間洗濯し、20分間すすぎ、脱水したのち
、80℃で3分間乾燥する工程を5回繰り返して行う。
.3%を含む水201(20℃)で家庭用電気洗濯機を
用いて10分間洗濯し、20分間すすぎ、脱水したのち
、80℃で3分間乾燥する工程を5回繰り返して行う。
ついで上記処理をした試験布について、撥水性撥油性を
試験した。
試験した。
4、耐ドライクリーニング性
11のフラスコにオレイン酸カリウム0.2%を含ムパ
ークロロエチレン11(20℃)を入れたのち試験布を
入れる。1時間攪拌したのち風乾し、80℃で3分間乾
燥する工程を3回繰り返して行う。ついで、上記の処理
をした試験布について、撥水性、撥油性を試験した。
ークロロエチレン11(20℃)を入れたのち試験布を
入れる。1時間攪拌したのち風乾し、80℃で3分間乾
燥する工程を3回繰り返して行う。ついで、上記の処理
をした試験布について、撥水性、撥油性を試験した。
以上詳細に述べた通り本発明の撥水撥油剤は、被処理物
品へ塗布し、常温□で1日間風乾するだけですぐれた耐
久性を有する撥水撥油・処理ができ、実施例の第2表の
記載から明らかなように、本発明により得られた実施例
1〜10の撥水撥油剤は比較例1〜4に記載したアルコ
キシシリル基含有ビニル型単量体を含有しない場合に比
べて、耐洗濯性、耐ドライクリーニング性にすぐれたも
のである。しかも本発明の撥水撥油剤に用いられるラン
ダム共重合体は有機溶剤への良好な溶解性を有するため
、撥水撥油剤の濃度を調整することによって、被処理物
の風合いを損なうことなく、耐洗濯性、耐ドライクリー
ニング性にすぐれた撥水撥油処理ができる。
品へ塗布し、常温□で1日間風乾するだけですぐれた耐
久性を有する撥水撥油・処理ができ、実施例の第2表の
記載から明らかなように、本発明により得られた実施例
1〜10の撥水撥油剤は比較例1〜4に記載したアルコ
キシシリル基含有ビニル型単量体を含有しない場合に比
べて、耐洗濯性、耐ドライクリーニング性にすぐれたも
のである。しかも本発明の撥水撥油剤に用いられるラン
ダム共重合体は有機溶剤への良好な溶解性を有するため
、撥水撥油剤の濃度を調整することによって、被処理物
の風合いを損なうことなく、耐洗濯性、耐ドライクリー
ニング性にすぐれた撥水撥油処理ができる。
特許出願人 日本油脂株式会社
代理人弁理士 大 野 克 躬
〃 大 野 令 子犬 野 柳
之輔
之輔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 A ポリフルオロアルキル基含有ビニル型単量体を25
〜97重量% B アルコキシシリル基含有ビニル型単量体を3〜75
重量% C 前記A成分及びB成分の何れとも共重合性を有する
その他のビニル型単量体を0〜72重量% の割合で構成単位として含有するランダム共重合体から
なることを特徴とする撥水撥油剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4964885A JPS61209286A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 撥水撥油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4964885A JPS61209286A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 撥水撥油剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209286A true JPS61209286A (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=12837017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4964885A Pending JPS61209286A (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 撥水撥油剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61209286A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354410A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-08 | Kao Corp | フツ素含有ビニル共重合体の製造方法 |
US4933406A (en) * | 1988-09-12 | 1990-06-12 | Nippon Oil And Fats Co., Ltd. | Contact lens article made of silicon- and fluorine-containing resin |
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1985
- 1985-03-13 JP JP4964885A patent/JPS61209286A/ja active Pending
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