JPS61207227A - 車両用油圧式変速機のクラツチ制御装置 - Google Patents
車両用油圧式変速機のクラツチ制御装置Info
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- JPS61207227A JPS61207227A JP4877485A JP4877485A JPS61207227A JP S61207227 A JPS61207227 A JP S61207227A JP 4877485 A JP4877485 A JP 4877485A JP 4877485 A JP4877485 A JP 4877485A JP S61207227 A JPS61207227 A JP S61207227A
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- hydraulic
- control device
- engine
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A6発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、入力軸に連なる油圧ポンプと出力軸に連なる
油圧モータとの間に形成された油圧閉回路に、前記油圧
ポンプの吸入および吐出口間の短絡路が接続され、該短
絡路にはそれを開閉するためのクラッチ弁が配設され、
該クラッチ弁の作動を司る駆動装置には、前記クラッチ
弁を開き方向に駆動するためのスロットル開度に比例し
た制御力を発揮する第1制御装置と、前記クラッチ弁を
閉じ方向に駆動するためのエンジン回転数に比例した制
御力を発揮する第2制御装置とが連結される車両用油圧
式変速機のクラッチ制御装置に関する。
油圧モータとの間に形成された油圧閉回路に、前記油圧
ポンプの吸入および吐出口間の短絡路が接続され、該短
絡路にはそれを開閉するためのクラッチ弁が配設され、
該クラッチ弁の作動を司る駆動装置には、前記クラッチ
弁を開き方向に駆動するためのスロットル開度に比例し
た制御力を発揮する第1制御装置と、前記クラッチ弁を
閉じ方向に駆動するためのエンジン回転数に比例した制
御力を発揮する第2制御装置とが連結される車両用油圧
式変速機のクラッチ制御装置に関する。
(2)従来の技術
従来、かかるクラッチ制御装置は、特開昭56−957
22号公報などで知られている。
22号公報などで知られている。
(3)発明が解決しようとする問題点
上記従来のクラッチ制御装置では、第12図に示すよう
に、短絡路の開度がクラッチ弁の作動量にほぼ比例して
いる。
に、短絡路の開度がクラッチ弁の作動量にほぼ比例して
いる。
ところで、車両発進時にエンジンの出力の増加に伴うエ
ンジン回転数の必要以上の上昇いわゆる吹き上りを防止
するためには、エンジンのアイドリング回転時に、エン
ジンの初期負荷が適切となるように、短絡路の開度、す
なわちクラッチ弁の開度を設定する必要がある。ところ
が、アクセルペダルを急激に踏込んで車両を発進させる
ときには、アクセルペダルの踏込み量に応じたスロット
ル開度の増加信号は第1制御装置に速やかに入力される
が、スロットル弁の開弁に伴うエンジン回転数の上昇は
わずかに時間遅れがあるので、エンジン回転数の増加信
号はわずかに遅延して第2制御装置に入力される。した
がって、瞬間的には、第1制御装置の制御力により駆動
装置はクラッチ弁を開き方向に駆動し、第12図に示し
たような開度特性では短絡路の開度が大となる。この結
果、エンジンの負荷が小さくなり過ぎてエンジン回転数
が必要以上に増大する。しかも、それに引続いて大きな
エンジン回転数信号が第2制御装置に入力されることに
より、クラッチ弁が急激に閉じ方向に作動してしまうの
で、半クラツチ状態が得られず、円滑な発進が阻害され
ることがある。
ンジン回転数の必要以上の上昇いわゆる吹き上りを防止
するためには、エンジンのアイドリング回転時に、エン
ジンの初期負荷が適切となるように、短絡路の開度、す
なわちクラッチ弁の開度を設定する必要がある。ところ
が、アクセルペダルを急激に踏込んで車両を発進させる
ときには、アクセルペダルの踏込み量に応じたスロット
ル開度の増加信号は第1制御装置に速やかに入力される
が、スロットル弁の開弁に伴うエンジン回転数の上昇は
わずかに時間遅れがあるので、エンジン回転数の増加信
号はわずかに遅延して第2制御装置に入力される。した
がって、瞬間的には、第1制御装置の制御力により駆動
装置はクラッチ弁を開き方向に駆動し、第12図に示し
たような開度特性では短絡路の開度が大となる。この結
果、エンジンの負荷が小さくなり過ぎてエンジン回転数
が必要以上に増大する。しかも、それに引続いて大きな
エンジン回転数信号が第2制御装置に入力されることに
より、クラッチ弁が急激に閉じ方向に作動してしまうの
で、半クラツチ状態が得られず、円滑な発進が阻害され
ることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ス
ロットル弁の急激な開弁操作時にエンジ機のクラッチ制
御装置を提供することを目的とする。
ロットル弁の急激な開弁操作時にエンジ機のクラッチ制
御装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成
(1)問題点を解決するための手段
本発明によれば、クラッチ弁は、エンジンのアイドリン
グ状態に対応する開度位置から開弁方向に一定の範囲内
で短絡路の開度な一定値に保つぺ〈構成される。
グ状態に対応する開度位置から開弁方向に一定の範囲内
で短絡路の開度な一定値に保つぺ〈構成される。
(2)作 用
スロットル弁を急激に開弁したときに、スロットル開度
の増加に伴ってクラッチ弁が開き方向に作動しても、一
定の範囲で短絡路の開度はアイドリング状態に保たれ、
したがってエンジン回転数が必要以上に上昇することが
回避される。
の増加に伴ってクラッチ弁が開き方向に作動しても、一
定の範囲で短絡路の開度はアイドリング状態に保たれ、
したがってエンジン回転数が必要以上に上昇することが
回避される。
(3)実施例
以下、図面により本発明の実施例について説明り駆動さ
れる入力s1を有する定吐出量型油圧ポンプ2と、車輪
Wを駆動する出力軸3を有ししかも前記油圧ポンプ2と
同一軸線上に配設される可変容量型油圧モータ4とから
構成される。油圧ポンプ2および油圧モータ4は油圧閉
回路5によって相互に接続されており、該油圧閉回路5
には油圧ポンプ2の吸入および吐出間の短絡路6が接続
され、この短絡路6にクラッチ弁CVが設けられる。ま
た、入力軸1により駆動される補給ポンプ10の吐出口
が逆上弁8.9を介して油圧閉口路5に接続され、油タ
ンク12から汲み上げられる作動油が不足分を補充すべ
く油圧閉回路5に供給される。さらに補給ポンプ10の
吸入および吐出口間にはリリーフ弁11が設けられる。
れる入力s1を有する定吐出量型油圧ポンプ2と、車輪
Wを駆動する出力軸3を有ししかも前記油圧ポンプ2と
同一軸線上に配設される可変容量型油圧モータ4とから
構成される。油圧ポンプ2および油圧モータ4は油圧閉
回路5によって相互に接続されており、該油圧閉回路5
には油圧ポンプ2の吸入および吐出間の短絡路6が接続
され、この短絡路6にクラッチ弁CVが設けられる。ま
た、入力軸1により駆動される補給ポンプ10の吐出口
が逆上弁8.9を介して油圧閉口路5に接続され、油タ
ンク12から汲み上げられる作動油が不足分を補充すべ
く油圧閉回路5に供給される。さらに補給ポンプ10の
吸入および吐出口間にはリリーフ弁11が設けられる。
第2図を併せて参照して、クラッチ弁CVは、駆動装置
としてのサーボモータ15によって駆動されるものであ
り、このサーボモータ15には、クラッチ弁CVを開き
方向に駆動するためのスロットル開度に比例した制御力
を発揮する第1制御装置16と、クラッチ弁CVを閉じ
方向に駆動するためエンジン回転数に比例した制御力を
発揮する第2制御装置17とが連結される。
としてのサーボモータ15によって駆動されるものであ
り、このサーボモータ15には、クラッチ弁CVを開き
方向に駆動するためのスロットル開度に比例した制御力
を発揮する第1制御装置16と、クラッチ弁CVを閉じ
方向に駆動するためエンジン回転数に比例した制御力を
発揮する第2制御装置17とが連結される。
クラッチ弁CVは、変速機Tの機枠18を貫通
。
。
して配設される固定軸19と、該固定軸19内に回動可
能に嵌挿される回動軸20とにより構成される。固定軸
19の外端は、キー21によって機枠18に結合され、
固定軸19の内端には分配環22が偏心して取付けられ
る。この分配環22により、モータシリンダ23の内壁
と分配盤24とによって画成された室25が、油圧ポン
プ2の吐出側に連通ずる高圧室25αと、油圧ポンプ2
の吸入側に連通する低圧室25bとに区画される。
能に嵌挿される回動軸20とにより構成される。固定軸
19の外端は、キー21によって機枠18に結合され、
固定軸19の内端には分配環22が偏心して取付けられ
る。この分配環22により、モータシリンダ23の内壁
と分配盤24とによって画成された室25が、油圧ポン
プ2の吐出側に連通ずる高圧室25αと、油圧ポンプ2
の吸入側に連通する低圧室25bとに区画される。
回動軸20は、固定軸19の貫通孔26に回動可能に嵌
挿されており、この回動軸20の中間部は軸受27によ
って機枠18に抜止め的に支承され、回動軸20の内端
には高圧室25に臨む穴28が穿設される。
挿されており、この回動軸20の中間部は軸受27によ
って機枠18に抜止め的に支承され、回動軸20の内端
には高圧室25に臨む穴28が穿設される。
第3図を併せて参照して、回動軸20には周方向に隣接
して対をなす弁孔29.30が回動軸20の軸線に関し
て対称な位置で前記穴28の最深部に通じるようにして
2組設けられる。一方、固定軸19には、回動軸20の
所定の回動位置で前記弁孔29,30に合致する一対の
短絡孔31が一直径線上に穿設され、これらの短絡孔3
1の外端は低圧室25bに連通ずる。
して対をなす弁孔29.30が回動軸20の軸線に関し
て対称な位置で前記穴28の最深部に通じるようにして
2組設けられる。一方、固定軸19には、回動軸20の
所定の回動位置で前記弁孔29,30に合致する一対の
短絡孔31が一直径線上に穿設され、これらの短絡孔3
1の外端は低圧室25bに連通ずる。
第4図において、短絡孔31は、固定軸19の周方向に
わずかに長い第1矩形部31αと、固定軸19の軸方向
に長い第2矩形部31hとがL字状に連結されて成り、
一方の弁孔29は第1矩形部31αに対応した矩形状に
形成され、他方の弁孔30は第2矩形部31bに対応し
た矩形状に形成される。しかも両弁孔29.3Gの相対
位置は、クラッチオフ時には、第4図(α)へ@線で示
すように一方の弁孔29の略半分と他方の弁孔30の全
部とが短絡孔31に合致し、クラッチオンの過程におい
て回動軸20の回動に応じて第4図(b)、(C)、(
d)で示すように他方の弁孔30が短絡孔31から外れ
ていき、次いで一方の弁孔29が第4図(=)で示すよ
うに短絡孔31から外れて、全閉状態となるように定め
られる。
わずかに長い第1矩形部31αと、固定軸19の軸方向
に長い第2矩形部31hとがL字状に連結されて成り、
一方の弁孔29は第1矩形部31αに対応した矩形状に
形成され、他方の弁孔30は第2矩形部31bに対応し
た矩形状に形成される。しかも両弁孔29.3Gの相対
位置は、クラッチオフ時には、第4図(α)へ@線で示
すように一方の弁孔29の略半分と他方の弁孔30の全
部とが短絡孔31に合致し、クラッチオンの過程におい
て回動軸20の回動に応じて第4図(b)、(C)、(
d)で示すように他方の弁孔30が短絡孔31から外れ
ていき、次いで一方の弁孔29が第4図(=)で示すよ
うに短絡孔31から外れて、全閉状態となるように定め
られる。
すなわち、第4図(A)から第4園内に至るまでは、弁
孔29が短絡孔31に合致しており、この間のクラッチ
弁CVの開度すなわち短絡路6の開度は一定に保たれる
。しかも、第4図(C)がエンジンのアイドリング状態
に対応するものであり、その前後に一定の範囲で短絡路
6の開度が一定に保たれる。
孔29が短絡孔31に合致しており、この間のクラッチ
弁CVの開度すなわち短絡路6の開度は一定に保たれる
。しかも、第4図(C)がエンジンのアイドリング状態
に対応するものであり、その前後に一定の範囲で短絡路
6の開度が一定に保たれる。
このようなりラッチ弁CVの開度特性を示すと第5図の
ようになる。この第5図において、クラッチ弁CVの作
動量すなわち回動軸20の回動角θ1.θ2.θ3.θ
4は全閉状態からの回動量を示すものであり、第4図(
h)、(c)、(d)、(e)にそれぞれ対応する、こ
の第5図から明らかなように、クラッチ弁CVは、エン
ジンのアイドリング状態に対応する作動位置から閉弁方
向に一定範囲L1だけ開度が一定であり、また開弁方向
に一定範囲L2だげ開度が一定である。
ようになる。この第5図において、クラッチ弁CVの作
動量すなわち回動軸20の回動角θ1.θ2.θ3.θ
4は全閉状態からの回動量を示すものであり、第4図(
h)、(c)、(d)、(e)にそれぞれ対応する、こ
の第5図から明らかなように、クラッチ弁CVは、エン
ジンのアイドリング状態に対応する作動位置から閉弁方
向に一定範囲L1だけ開度が一定であり、また開弁方向
に一定範囲L2だげ開度が一定である。
再び第2図において、回動軸20の外端には、サーボモ
ータ15が連結される。このサーボモータ15は、固定
のサーボシリンダ32と、該サーボシリンダ32内を上
部油室33αおよび下部油室33hに区画する有底円筒
状サーボピストン34と、前記上部油室33cLおよび
下部油室33b間の連通、遮断ならびに下部油室336
への作動油の供給制御を司るパイロット弁PVとより成
る。
ータ15が連結される。このサーボモータ15は、固定
のサーボシリンダ32と、該サーボシリンダ32内を上
部油室33αおよび下部油室33hに区画する有底円筒
状サーボピストン34と、前記上部油室33cLおよび
下部油室33b間の連通、遮断ならびに下部油室336
への作動油の供給制御を司るパイロット弁PVとより成
る。
サーボシリンダ32の中間部には、油圧供給ポート35
が形成され、この油圧供給ボート35はサーボシリンダ
32内においてサーボピストン34の外周の一部を囲ん
で形成された油室36に連通される。また、サーボピス
トン34には、下部油室33hに連通して上方に延びる
連通路37が穿設されており、この連通路37の上端に
通じる第1弁孔38がサーボピストン34の内面に臨ん
で穿設され、連通路37の中間部を油室36に連通可能
な第2弁孔39がサーボピストン34の一直径線に沿っ
て穿設される。パイロット弁P〆は、前記第1および第
2弁孔38,39と、各弁孔38゜39を上下動に応じ
て開閉すべくサーボピストン34に摺合された有底円筒
状弁体40とから成り、弁体40の下端局面を囲んでサ
ーボピストン34の下部に設げられた油室41は連通ポ
ート42を介して油室36に連通する。さらにサーボシ
リンダ32の上部には上部油室33αに通じる排出ポー
ト43が穿設される。
が形成され、この油圧供給ボート35はサーボシリンダ
32内においてサーボピストン34の外周の一部を囲ん
で形成された油室36に連通される。また、サーボピス
トン34には、下部油室33hに連通して上方に延びる
連通路37が穿設されており、この連通路37の上端に
通じる第1弁孔38がサーボピストン34の内面に臨ん
で穿設され、連通路37の中間部を油室36に連通可能
な第2弁孔39がサーボピストン34の一直径線に沿っ
て穿設される。パイロット弁P〆は、前記第1および第
2弁孔38,39と、各弁孔38゜39を上下動に応じ
て開閉すべくサーボピストン34に摺合された有底円筒
状弁体40とから成り、弁体40の下端局面を囲んでサ
ーボピストン34の下部に設げられた油室41は連通ポ
ート42を介して油室36に連通する。さらにサーボシ
リンダ32の上部には上部油室33αに通じる排出ポー
ト43が穿設される。
サーボピストン34の下端には、クラッチ弁CVにおけ
る回動軸20の外端に固着された作動レバー44がリン
ク45を介して連結される。
る回動軸20の外端に固着された作動レバー44がリン
ク45を介して連結される。
パイロット弁pVの弁体40には、第1制御装置16が
連結される。第1制御装置16は、サーボシリンダ32
の上端壁に摺動可能に支承されたガイドロッド46と、
そのガイドロッド46の中間7ランジ部46aおよび弁
体40の底部間に介在させた伝達ばね4Tと、エンジン
Eのスロットル弁(図示せず)に連動してガイドロッド
46を押下げる回転カム48とから成る。
連結される。第1制御装置16は、サーボシリンダ32
の上端壁に摺動可能に支承されたガイドロッド46と、
そのガイドロッド46の中間7ランジ部46aおよび弁
体40の底部間に介在させた伝達ばね4Tと、エンジン
Eのスロットル弁(図示せず)に連動してガイドロッド
46を押下げる回転カム48とから成る。
ガイドロッド46の上端には、手動によって強制的にク
ラッチオフ状態を得るための操作レバー49が連結され
る。
ラッチオフ状態を得るための操作レバー49が連結され
る。
再び第1図において、第2制御装置1Tは、たとえば入
力軸1の回転数、したがってエンジン回転数に比例した
出力油圧を発生する油圧ガバナであり、この第2制御装
置17は逆止弁51を備える連通路52を介してサーボ
モータ15の供給ポート35に接続される。
力軸1の回転数、したがってエンジン回転数に比例した
出力油圧を発生する油圧ガバナであり、この第2制御装
置17は逆止弁51を備える連通路52を介してサーボ
モータ15の供給ポート35に接続される。
第2制御装置17とサーボモータ15との連通路52に
は、逆止弁51より下流において補給ポンプ10の吐出
口が切換弁53を介して連結される。しかも、補給ポン
プ10の吐出油圧PLと、第2制御装置17の出力油圧
pgとはPL>Pgとなるように設定される。
は、逆止弁51より下流において補給ポンプ10の吐出
口が切換弁53を介して連結される。しかも、補給ポン
プ10の吐出油圧PLと、第2制御装置17の出力油圧
pgとはPL>Pgとなるように設定される。
切換弁53には、出力軸3の回転数に比例した出力油圧
を発生して、一定車速以上で切換弁53を切換える油圧
ガバナ54が連結される。
を発生して、一定車速以上で切換弁53を切換える油圧
ガバナ54が連結される。
切換弁53は、油圧ガバナ54と連通する第1供給ポー
ト55、補給ポンプ10の吐出口に連通ずる第2供給ボ
ート56および連通路52にオリフィス57を介して連
通する排出ポート58を有する弁面59と、その弁面5
9内に摺動可能に嵌挿されたピストン形弁体60と、そ
の弁体60を1!2供給ボート56および排出ボート5
8間の連通な遮断する方向に付勢するばね61とから構
成される。したがって、切換9P53は、供給ボート3
5に第2制御装置ILの出力油圧を供給すべく第2供給
ポート56および排出ボート58間を遮断する第1位置
と、供給ボート35に補給ポンプ10の出力油圧を供給
すべく第2供給ボート56および排出ボート58間を連
通ずる第2位置との間で切換可能である。また弁面59
にはドレン用ボート62が設けられる。
ト55、補給ポンプ10の吐出口に連通ずる第2供給ボ
ート56および連通路52にオリフィス57を介して連
通する排出ポート58を有する弁面59と、その弁面5
9内に摺動可能に嵌挿されたピストン形弁体60と、そ
の弁体60を1!2供給ボート56および排出ボート5
8間の連通な遮断する方向に付勢するばね61とから構
成される。したがって、切換9P53は、供給ボート3
5に第2制御装置ILの出力油圧を供給すべく第2供給
ポート56および排出ボート58間を遮断する第1位置
と、供給ボート35に補給ポンプ10の出力油圧を供給
すべく第2供給ボート56および排出ボート58間を連
通ずる第2位置との間で切換可能である。また弁面59
にはドレン用ボート62が設けられる。
力油圧はrOJであり、サーボピストン34は第2図で
示すように最下動位置にある。またパイロット弁pVの
弁体40は伝達ばね47のばね力に。
示すように最下動位置にある。またパイロット弁pVの
弁体40は伝達ばね47のばね力に。
よって下動し、その下端は油室41の底部に当接してい
る。したがって、クラッチ弁CVの弁孔29゜30は、
第4図(α)で示すように短絡孔31に合致しており、
短終路6は全開すなわちクラッチオフ状態となっている
。したがってエンジンEに抵抗されることなく車両の手
押しが可能となる。
る。したがって、クラッチ弁CVの弁孔29゜30は、
第4図(α)で示すように短絡孔31に合致しており、
短終路6は全開すなわちクラッチオフ状態となっている
。したがってエンジンEに抵抗されることなく車両の手
押しが可能となる。
エンジンEを始動すると、第2制御装置17の出力油圧
PIが発生し、その出力油圧pgがサーボモータ15の
供給ボート35、油室36および連通ボート42を経て
油室41に作用し、弁体40を上動させる。これにより
、第1弁孔38が閉じ、第2弁孔39が開いて、下部油
室336に油圧が作用してサーボピストン34が上動し
、クラッチ弁CVの回動軸20が閉弁方向に回動する。
PIが発生し、その出力油圧pgがサーボモータ15の
供給ボート35、油室36および連通ボート42を経て
油室41に作用し、弁体40を上動させる。これにより
、第1弁孔38が閉じ、第2弁孔39が開いて、下部油
室336に油圧が作用してサーボピストン34が上動し
、クラッチ弁CVの回動軸20が閉弁方向に回動する。
この際、エンジン4のフィトリング時には、回動軸20
は全開状態から角度θ2だけ回動し、弁孔29.30と
短絡孔31との位置関係は第4図(clで示すようにな
る。すなわち、弁孔29のみが短絡孔31に合致した状
態となり、有効通路断面積が絞られ、短絡路6の開度は
第5図のBと々る。
は全開状態から角度θ2だけ回動し、弁孔29.30と
短絡孔31との位置関係は第4図(clで示すようにな
る。すなわち、弁孔29のみが短絡孔31に合致した状
態となり、有効通路断面積が絞られ、短絡路6の開度は
第5図のBと々る。
したがってエンジンEに対して適度な初期負荷が与えら
れ、エンジン回転数の必要以上の上昇が防止される。
れ、エンジン回転数の必要以上の上昇が防止される。
しかもこのアイドリング時には、油室41の油圧と伝達
ばね4Tリセット荷重とがバランスして弁体40の上動
が一定量に制限されるので、サーボピストン34の上動
により第2弁孔39が閉じられ、第4図(C)の状態が
持続する。
ばね4Tリセット荷重とがバランスして弁体40の上動
が一定量に制限されるので、サーボピストン34の上動
により第2弁孔39が閉じられ、第4図(C)の状態が
持続する。
また、エンジンEの寒冷始動時において暖機のためにア
イドリング回転数をわずかに上昇させた場合には、エン
ジン回転数の上昇に伴ってサーボピストン34がわずか
に上動し、回動軸20の回動角が03となって、第4図
(d)で示す状態となる。
イドリング回転数をわずかに上昇させた場合には、エン
ジン回転数の上昇に伴ってサーボピストン34がわずか
に上動し、回動軸20の回動角が03となって、第4図
(d)で示す状態となる。
しかしこの場合にも、短絡路6の開度はBであり、エン
ジンEに比較的軽い負荷が与えられ、エンジンEの暖機
な促進することができる。そして暖機が終了すると、通
常のアイドリング回転数に戻り、第4図(C)の状態と
なる。
ジンEに比較的軽い負荷が与えられ、エンジンEの暖機
な促進することができる。そして暖機が終了すると、通
常のアイドリング回転数に戻り、第4図(C)の状態と
なる。
次にスロットル弁を開いてエンジン回転数を上昇させる
と、回転カム48の回転により調整された伝達ばね4T
のセット荷重に打ち勝ってパイロット弁PVの弁体40
がさらに上動し、第2弁孔39が再び開かれる。これに
応じてサーボピストン34がさらに上動し、クラッチ弁
CVの回動軸20は、第4図(d)の状態を経て第4図
(−)の状態となる。したがつ又、短絡路6の開度が徐
々に小さくなって終には全閉し、油圧ポンプ2による油
圧モーター4の駆動が開始される。
と、回転カム48の回転により調整された伝達ばね4T
のセット荷重に打ち勝ってパイロット弁PVの弁体40
がさらに上動し、第2弁孔39が再び開かれる。これに
応じてサーボピストン34がさらに上動し、クラッチ弁
CVの回動軸20は、第4図(d)の状態を経て第4図
(−)の状態となる。したがつ又、短絡路6の開度が徐
々に小さくなって終には全閉し、油圧ポンプ2による油
圧モーター4の駆動が開始される。
スロットル弁を急激に開いた場合には、スロットル開度
の増加信号は速やかに第1制御装置1Bに伝わり、回転
カム48が回転する。これに対し、エンジン回転数の反
応はわずかに時間遅れを生じ、エンジン回転数の増加信
号すなわち第2制御装置17の油圧上昇は遅れる。した
がって瞬間的に回転カム48のみが回転し、伝達ばね4
7のセット荷重が増大する。この増大したセット荷重と
油室41の油圧とがバランスするまで弁体40が下動し
、クラッチ弁CVの回動軸20は開き方向に回動せしめ
られる。これにより、弁孔29,3Gと短絡孔31との
相対位置は第4図(h)で示す状態となる。
の増加信号は速やかに第1制御装置1Bに伝わり、回転
カム48が回転する。これに対し、エンジン回転数の反
応はわずかに時間遅れを生じ、エンジン回転数の増加信
号すなわち第2制御装置17の油圧上昇は遅れる。した
がって瞬間的に回転カム48のみが回転し、伝達ばね4
7のセット荷重が増大する。この増大したセット荷重と
油室41の油圧とがバランスするまで弁体40が下動し
、クラッチ弁CVの回動軸20は開き方向に回動せしめ
られる。これにより、弁孔29,3Gと短絡孔31との
相対位置は第4図(h)で示す状態となる。
しかるに、第4図(b)で示すように回動角が01であ
る状態では、第5図で示すように短絡孔31の開度はB
のままであり、アイドリング時と同等の初期負荷がエン
ジンEに与えられるので、発進時にエンジン回転数が必
要以上に上昇することはない。
る状態では、第5図で示すように短絡孔31の開度はB
のままであり、アイドリング時と同等の初期負荷がエン
ジンEに与えられるので、発進時にエンジン回転数が必
要以上に上昇することはない。
ところで、回動軸20の回動角01の設定は、急激な全
開加速をも満足するように、アイドリング状態からスロ
ットル弁を全開まで急激に開いたときのクラッチ弁作動
量に対応して定めることが望ましい。
開加速をも満足するように、アイドリング状態からスロ
ットル弁を全開まで急激に開いたときのクラッチ弁作動
量に対応して定めることが望ましい。
上述のような回動軸20の開き方向への回動に引き続い
て、エンジン回転数の増加による第2制御装置17の出
力油圧P!が油室41に供給され、伝達ばね47のセッ
ト荷重に打ち勝って弁体40が上動すると、第2弁孔3
9が開くのに応じてサーボピストン34が上動する。こ
れにより回動軸20が適切な速度で閉じ方向に回動して
第4図(e)の状態に至り、充分な半クラツチ状態が得
られ、車両は円滑に発進する。
て、エンジン回転数の増加による第2制御装置17の出
力油圧P!が油室41に供給され、伝達ばね47のセッ
ト荷重に打ち勝って弁体40が上動すると、第2弁孔3
9が開くのに応じてサーボピストン34が上動する。こ
れにより回動軸20が適切な速度で閉じ方向に回動して
第4図(e)の状態に至り、充分な半クラツチ状態が得
られ、車両は円滑に発進する。
発進した車両の車速か一定値以上となると、油圧ガバナ
54の出力油圧により、切換弁53が切換わり、補給ポ
ンプ10の出力油圧ptが連通路5゛2に作用する。こ
れにより、供給ボート35の油圧は前記油圧ptまで急
速に上昇し、このときサーボピストン340段部34α
はサーボシリンダ32の段部32αに当接した状態のま
ま停止している。これにより、クラッチ弁CVはクラッ
チオン状態を持続する。
54の出力油圧により、切換弁53が切換わり、補給ポ
ンプ10の出力油圧ptが連通路5゛2に作用する。こ
れにより、供給ボート35の油圧は前記油圧ptまで急
速に上昇し、このときサーボピストン340段部34α
はサーボシリンダ32の段部32αに当接した状態のま
ま停止している。これにより、クラッチ弁CVはクラッ
チオン状態を持続する。
車両の停止時には車速か一定値未満になると、切換弁5
3が切換わり、供給ボート35に第2制御装置1Tの出
力油圧Plが作用するようになる。
3が切換わり、供給ボート35に第2制御装置1Tの出
力油圧Plが作用するようになる。
これによりパイロット弁pVの弁体40が伝達ばね47
のばね力によって下動し、上部油室33αおよび下部油
室33b間が連通し、下部油室33bの作動油は排出ポ
ート43から流出する。また前記油圧P!はサーボピス
トン34の9部34 h ニ作用して、サーボピストン
34が下動し、クラッチ弁CVがクラッチオフの方向に
作動する。
のばね力によって下動し、上部油室33αおよび下部油
室33b間が連通し、下部油室33bの作動油は排出ポ
ート43から流出する。また前記油圧P!はサーボピス
トン34の9部34 h ニ作用して、サーボピストン
34が下動し、クラッチ弁CVがクラッチオフの方向に
作動する。
本発明の他の実施例として、回動軸20に短絡孔31を
設け、固定軸19に弁孔29,30を設けても、前述の
実施例と同様の作用、効果が得られる。
設け、固定軸19に弁孔29,30を設けても、前述の
実施例と同様の作用、効果が得られる。
第6図および第7図は本発明の他の実施例を示すもので
あり、固定軸19には短絡孔65が穿設され、回動軸2
0には弁孔66とその弁孔66に順次連なる導油溝67
.68.69とが設けられる。短絡孔65は固定軸19
の軸線方向に長い矩形状に形成されており、弁孔66も
その短絡孔65とほぼ同一形状に形成される。また導油
孔67゜68’ 、 69は回動軸20の外周面に設け
られたものであり、回動軸20の閉弁方向への回動に応
じて順次に短絡孔65に臨むようにして、弁孔66の長
手方向端部から回動軸20の周方向に連なって設けられ
る。しかも、導油溝67は回動軸20の軸線方向および
周方向に沿う長さを比較的小さくすると−ともに深さを
比較的浅くして設けられ、導油溝68は前記軸線方向お
よび周方向に沿う長さならびに深さを導油溝67よりも
大として形成され、導油溝69は回動軸2oの軸線方向
に沿う長さおよび深さを導油溝68から離反するにつれ
て次第に小さくするように形成される。
あり、固定軸19には短絡孔65が穿設され、回動軸2
0には弁孔66とその弁孔66に順次連なる導油溝67
.68.69とが設けられる。短絡孔65は固定軸19
の軸線方向に長い矩形状に形成されており、弁孔66も
その短絡孔65とほぼ同一形状に形成される。また導油
孔67゜68’ 、 69は回動軸20の外周面に設け
られたものであり、回動軸20の閉弁方向への回動に応
じて順次に短絡孔65に臨むようにして、弁孔66の長
手方向端部から回動軸20の周方向に連なって設けられ
る。しかも、導油溝67は回動軸20の軸線方向および
周方向に沿う長さを比較的小さくすると−ともに深さを
比較的浅くして設けられ、導油溝68は前記軸線方向お
よび周方向に沿う長さならびに深さを導油溝67よりも
大として形成され、導油溝69は回動軸2oの軸線方向
に沿う長さおよび深さを導油溝68から離反するにつれ
て次第に小さくするように形成される。
このような構造によれば、第7図(α)で示すように弁
孔66と短絡孔65とが合致した状態ではクラッチオフ
状態が得られる。また第6図(b)、(C)、(d)の
ように導油溝67の一部が短絡孔65に合致した状態で
は、導油溝6Tで絞られた作動油が導油溝68から短絡
孔65へと流通し、流通量が一定である。すなわち、前
述の第5図で示した作動角#1からσ3の間に対応する
ものであり、短絡路6の開度は一定Bとなる。特に第7
図(c)がエンジンのアイドリング状態に対応するもの
であり、その前後に一定の範囲で短絡路6の開度が一定
Bとなる。さらに、第7図(cL)から第7図(11に
移行する間においては、回動軸20の閉弁方向への回動
に応じて、作動油流通量が導油溝69で徐々に絞られて
減少し、第7図(d)の状態でクラッチオンとなる。
孔66と短絡孔65とが合致した状態ではクラッチオフ
状態が得られる。また第6図(b)、(C)、(d)の
ように導油溝67の一部が短絡孔65に合致した状態で
は、導油溝6Tで絞られた作動油が導油溝68から短絡
孔65へと流通し、流通量が一定である。すなわち、前
述の第5図で示した作動角#1からσ3の間に対応する
ものであり、短絡路6の開度は一定Bとなる。特に第7
図(c)がエンジンのアイドリング状態に対応するもの
であり、その前後に一定の範囲で短絡路6の開度が一定
Bとなる。さらに、第7図(cL)から第7図(11に
移行する間においては、回動軸20の閉弁方向への回動
に応じて、作動油流通量が導油溝69で徐々に絞られて
減少し、第7図(d)の状態でクラッチオンとなる。
この実施例によっても、前述の実施例の第5図と同様な
開度特性を得ることができる。
開度特性を得ることができる。
また、固定軸19に弁孔66および導油溝67゜68.
69を設け、回動軸20に短絡孔65を設けてもよい。
69を設け、回動軸20に短絡孔65を設けてもよい。
第8図、第9図および@10図は本発明のさらに他の実
施例を示すものであり、第1図〜第5図の実施例におけ
る弁孔29に連なる導油溝TOが回動軸20の外周面に
設けられる。この導油溝70は第6図および第7図の実
施例の導油溝69と同様の形状を有するものであり、回
動軸20の閉弁方向への回動に応じて作動油の流通を徐
々に絞っていくものである。
施例を示すものであり、第1図〜第5図の実施例におけ
る弁孔29に連なる導油溝TOが回動軸20の外周面に
設けられる。この導油溝70は第6図および第7図の実
施例の導油溝69と同様の形状を有するものであり、回
動軸20の閉弁方向への回動に応じて作動油の流通を徐
々に絞っていくものである。
このようにすれば、第9図(α)のクラッチオフの状態
から!9図<h>のアイドリング状態を経て第9図(C
)のクラッチオンの状態へと移行するが、第9図(b)
から第9図(C)へと移行する間に弁孔29が短絡孔3
1から外れるρに応じて作動油の流通が徐々に絞られ、
第10図の区間Mでの短絡路6の開度の変化が滑らかと
なる。
から!9図<h>のアイドリング状態を経て第9図(C
)のクラッチオンの状態へと移行するが、第9図(b)
から第9図(C)へと移行する間に弁孔29が短絡孔3
1から外れるρに応じて作動油の流通が徐々に絞られ、
第10図の区間Mでの短絡路6の開度の変化が滑らかと
なる。
導油溝TOの位置は図示の位置に限らず、弁孔29.3
0の前後に必要に応じて必要な数だけ設けることができ
る。また導油溝TOを短絡孔31の前後に連なって固定
軸19の内面に設けてもよ(′−0 以上の実施例では、クラッチ弁CVを固定軸19内で回
動軸20を回動する構成としたが、固定軸19内で軸を
その軸方向に往復移動させるようにしたものでもよい。
0の前後に必要に応じて必要な数だけ設けることができ
る。また導油溝TOを短絡孔31の前後に連なって固定
軸19の内面に設けてもよ(′−0 以上の実施例では、クラッチ弁CVを固定軸19内で回
動軸20を回動する構成としたが、固定軸19内で軸を
その軸方向に往復移動させるようにしたものでもよい。
また、油圧ポンプ2を定吐出量型とし、油圧モータ4を
可変容量型としたが、本発明は、油圧ポンプ2を可変容
量型とし、油圧モータ4を定吐出量型とした車両用油圧
式変速機に関しても実施され得るものである。
可変容量型としたが、本発明は、油圧ポンプ2を可変容
量型とし、油圧モータ4を定吐出量型とした車両用油圧
式変速機に関しても実施され得るものである。
すなわち、そのような変速機において、ポンプ傾角とポ
ンプ吐出量(または車速)との理想線図は第11図(α
)のようになるが、ポンプ吐出量がβ」となる中立帯が
一点となるのを避けるために、第11図(b)で示すよ
うに±α0の区間で「0」となる中立帯を確保すべく、
バイパス弁を一般的に設ける。これによりポンプ吐出量
が「Vl」と増加するのはバイパス弁のオン・オフに依
存し、車両はバイパス弁のオン・オフにより発進する。
ンプ吐出量(または車速)との理想線図は第11図(α
)のようになるが、ポンプ吐出量がβ」となる中立帯が
一点となるのを避けるために、第11図(b)で示すよ
うに±α0の区間で「0」となる中立帯を確保すべく、
バイパス弁を一般的に設ける。これによりポンプ吐出量
が「Vl」と増加するのはバイパス弁のオン・オフに依
存し、車両はバイパス弁のオン・オフにより発進する。
しかも発進時のポンプ吐出量の階段状の変化によるショ
ックを前止するために、第11図IC罠示すように、バ
イパス弁を「±α0」以降徐々に絞ることによって滑ら
かな発進を得るものである。
ックを前止するために、第11図IC罠示すように、バ
イパス弁を「±α0」以降徐々に絞ることによって滑ら
かな発進を得るものである。
したがつ【、バイパス弁を発進に利用する技術は明らか
に本発明の適用範囲であり、可変容量型油圧ポンプと定
吐出量型油圧モータとの組合せによる車両用油圧変速機
につい℃も本発明を適用することができる。
に本発明の適用範囲であり、可変容量型油圧ポンプと定
吐出量型油圧モータとの組合せによる車両用油圧変速機
につい℃も本発明を適用することができる。
さらに、本発明は第1および第2制御装置の制御力を発
揮する油圧制御装置を設け、その油圧制御装置によって
駆動装置の作動を制御するようにしたものにも適用する
ことができる。
揮する油圧制御装置を設け、その油圧制御装置によって
駆動装置の作動を制御するようにしたものにも適用する
ことができる。
C6発明の効果
以上のように本発明によれば、クラッチ弁はエンジンの
アイドリング状態に対応する作動位置から開弁方向に一
定の範囲内で短絡路の開度な一定値に保つべく構成され
るので、スロットル弁の急激な開弁操作によっても短絡
路の開度増大を防止して、エンジンの初期負荷を適切に
維持することができ、ニンジン回転数の必要以上の上昇
を防止して車両の滑らかな発進を得ることができる。
アイドリング状態に対応する作動位置から開弁方向に一
定の範囲内で短絡路の開度な一定値に保つべく構成され
るので、スロットル弁の急激な開弁操作によっても短絡
路の開度増大を防止して、エンジンの初期負荷を適切に
維持することができ、ニンジン回転数の必要以上の上昇
を防止して車両の滑らかな発進を得ることができる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は油圧式変速機およびクラッチ制御装置の油圧回
路図、第2図はクラッチ制御装置の縦断面図、第3図は
第2図の■−m線拡線断大断面図4図はクラッチ弁にお
ける固定軸の短絡孔と回動軸の弁孔との位置関係を順に
示す説明図、第5図は開度特性を示すグラフ、第6図お
よび第7図は本発明の他の実施例を示すものであり、第
6図は第3図に対応したクラッチ弁の要部縦断面図、第
7図はクラッチ弁における固定軸の短絡孔と回動軸の弁
孔および導油溝との位置関係を順に示す説明図、第8図
〜第1O図は本発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、第8図はクラッチ弁の要部縦断面図、第9図はクラ
ッチ弁における固定軸の短絡孔と回動軸の弁孔および導
油溝との位置関係を示す説明図、第10図は開度特性を
示すグラフ、第11図は本発明を可変容量型油圧ボンダ
と定吐出量型油圧モータとを組合せた油圧式変速機にも
適用し得ることを説明するためのグラフ、第12図は従
来の開度特性を示すグラフである。 1・・・入力軸、2・・・油圧ポンプ、3・・・出力軸
、4・・・油圧モータ、5・・・油圧閉回路、6・・・
短絡路、15・・・駆動装置としてのサーボモータ、1
6・・・第1制御装置、IT・・・第2制御装置、CV
・・・クラッチ弁第1図 第3図 第4図 (CI) 〜 第5図 第6図 第8図 l 第9図 カ′−“ 第 幻 r−ノ 第10図 第12図 第11図 (c) (a)(
b) 手続補正書(自船 昭和60年12月−2日
第1図は油圧式変速機およびクラッチ制御装置の油圧回
路図、第2図はクラッチ制御装置の縦断面図、第3図は
第2図の■−m線拡線断大断面図4図はクラッチ弁にお
ける固定軸の短絡孔と回動軸の弁孔との位置関係を順に
示す説明図、第5図は開度特性を示すグラフ、第6図お
よび第7図は本発明の他の実施例を示すものであり、第
6図は第3図に対応したクラッチ弁の要部縦断面図、第
7図はクラッチ弁における固定軸の短絡孔と回動軸の弁
孔および導油溝との位置関係を順に示す説明図、第8図
〜第1O図は本発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、第8図はクラッチ弁の要部縦断面図、第9図はクラ
ッチ弁における固定軸の短絡孔と回動軸の弁孔および導
油溝との位置関係を示す説明図、第10図は開度特性を
示すグラフ、第11図は本発明を可変容量型油圧ボンダ
と定吐出量型油圧モータとを組合せた油圧式変速機にも
適用し得ることを説明するためのグラフ、第12図は従
来の開度特性を示すグラフである。 1・・・入力軸、2・・・油圧ポンプ、3・・・出力軸
、4・・・油圧モータ、5・・・油圧閉回路、6・・・
短絡路、15・・・駆動装置としてのサーボモータ、1
6・・・第1制御装置、IT・・・第2制御装置、CV
・・・クラッチ弁第1図 第3図 第4図 (CI) 〜 第5図 第6図 第8図 l 第9図 カ′−“ 第 幻 r−ノ 第10図 第12図 第11図 (c) (a)(
b) 手続補正書(自船 昭和60年12月−2日
Claims (1)
- 入力軸に連なる油圧ポンプと出力軸に連なる油圧モータ
との間に形成された油圧閉回路に、前記油圧ポンプの吸
入および吐出口間の短絡路が接続され、該短絡路にはそ
れを開閉するためのクラッチ弁が配設され、該クラッチ
弁の作動を司る駆動装置には、前記クラッチ弁を開き方
向に駆動するためのスロットル開度に比例した制御力を
発揮する第1制御装置と、前記クラッチ弁を閉じ方向に
駆動するためのエンジン回転数に比例した制御力を発揮
する第2制御装置とが連結される車両用油圧式変速機の
クラッチ制御装置において、前記クラッチ弁は、エンジ
ンのアイドリング状態に対応する作動位置から開弁方向
に一定の範囲内で短絡路の開度を一定値に保つべく構成
されることを特徴とする車両用油圧式変速機のクラッチ
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877485A JPS61207227A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用油圧式変速機のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877485A JPS61207227A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用油圧式変速機のクラツチ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61207227A true JPS61207227A (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=12812611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4877485A Pending JPS61207227A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | 車両用油圧式変速機のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61207227A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396369U (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-22 | ||
JPS6435168A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Honda Motor Co Ltd | Control device for vehicle continuously variable transmission |
JPS6478937A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Honda Motor Co Ltd | Control method for creep of vehicle |
US5325670A (en) * | 1989-02-10 | 1994-07-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Clutch control device for transmission |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP4877485A patent/JPS61207227A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6435168A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Honda Motor Co Ltd | Control device for vehicle continuously variable transmission |
JPS6478937A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Honda Motor Co Ltd | Control method for creep of vehicle |
US5325670A (en) * | 1989-02-10 | 1994-07-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Clutch control device for transmission |
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