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JPS61203123A - ポリエステルポリ(メタ)アクリレ−ト混合物及びこれを含有する組成物 - Google Patents

ポリエステルポリ(メタ)アクリレ−ト混合物及びこれを含有する組成物

Info

Publication number
JPS61203123A
JPS61203123A JP60041847A JP4184785A JPS61203123A JP S61203123 A JPS61203123 A JP S61203123A JP 60041847 A JP60041847 A JP 60041847A JP 4184785 A JP4184785 A JP 4184785A JP S61203123 A JPS61203123 A JP S61203123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
acid
reaction
meth
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60041847A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yokoshima
実 横島
Tetsuo Okubo
大久保 哲男
Shigeto Katayama
片山 成人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP60041847A priority Critical patent/JPS61203123A/ja
Publication of JPS61203123A publication Critical patent/JPS61203123A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱、紫外線、放射線、ラジカル開始剤の存在
下で容易に硬化し、又、不飽和基含有化合物類と共重合
し5る新規なポリエステルに関するものである。
(従来の技術) 従来より、紫外線硬化型印刷インキ、塗料及び成型材料
等の成分として多価アルコールと多価カルボン酸と(メ
タ)アクリル酸の3種の成分を、硫酸などの脱水エステ
ル化反応触媒の存在下忙、一段または多段でエステル化
することによって合成されるポリエステルポリ(メタ)
アクリレートが使用されており、これらは硬化速度が速
く、臭気が少ない等の特徴を有している。
(発明が解決しようとすざ′問題点) これらのポリエステルポリ(メタコアクリレート類は、
一般に粘度が高く、そのため使用上不便な場合が多い。
例えば、塗料や成型材料へ応用する場合を例にとれば、
ポリエステルポリ(メタ)アクリレートの計量、容器へ
の移し換えなどの取扱い作業、顔料や各種添加剤、充て
ん剤などの配合作業、被塗装物に対する作業性に不便で
あって、ある場合にはこれらの作業性の問題から実用上
使用に耐えないこととなる場合もある。これらの欠点を
改良するために、ポリエステルポリ(メタ)アクリレー
ト類をポリオールポリ(メタ)アクリレートで希釈する
方法が提案(特開昭49−120981 )されている
。この方法は、粘度は低くなり、使用上便利になってい
るが、希釈剤としてのポリオールポリ(メタ)アクリレ
ートを多量に添加しなければならず、ポリエステルポリ
(メタ)アクリレート類のもつ特性が失われるという欠
点を有している。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、紫外線又は電子線等により容易に硬化する印
刷インキ、塗料及び成型材料等の成分として有用な、粘
度が比較的に低粘度で、したがって希釈剤を使用しなく
ても取り扱いが容易で硬化性の良好な新規なポリエステ
ルポリ(メタ)アクリレート混合物及びこれを含有する
組成物を提供することにある。
すなわち、本発明は、多価アルコールで2価カルボン酸
又はその酸無水物をエステル化することによって得られ
る反応生成物(a)とエプシロンカプロラクトンとを反
応することによって得られる付加縮合物(b)と(メタ
)アクリル酸とを反応することによって得られる混合物
よりなることを特徴とするポリエステルポリ(メタ)ア
クリレート混合物(C)、及びこの混合物を含有するこ
とを特徴とする印刷インキ、塗料又は成型材料用組成物
に関する。このポリエステルポリ(メタンアクリレート
混合物は、多価アルコールで2価カルボン酸又はその酸
無水物をエステル化することによって得られる反応生成
物(a)とエプシロンカプロラクトンの付加縮合物(b
)とアクリル酸またはメタクリル酸との反応により製造
することが出来る。この反応については、下記において
更に詳細建述べる。
反応生成物(a)の↓造原料としての多価アルコールと
しては、脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族に属する
もの、ならびに該多価アルコールの1種以上が脱水縮合
した構造のエーテル結合を分子内に持つ多価アルコール
等が使用される。
具体的には、例えば、ネオペンチルグリコール、1、6
−ヘキサンジオール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、水素化ビスフェノールA1シクロヘキサン−1
,4−ジメタツール、ポリエチレングリコール、ビスフ
ェノールAジオキシプロビルエーテル、グリセリントリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、トリス(
2−ヒドロキシエチル)インシアヌレート、ペンタエリ
スリトール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリ
スリトール、その他、多価アルコール類が使用できる。
また次に、2価カルボン酸又はその酸無水物としては、
例えば、以下のものが使用される。フタル酸、イソフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
ハイミック酸、エンド酸、テトラクロルフタル酸、メチ
ルへキサヒドロフタル酸、コハク酸、アジピン酸、マレ
イン酸、チオジグリコール酸その他2価カルボン酸及び
、上記の各2価カルボン酸の無水物。多価アルコールと
2価カルボン酸又はその酸無水物とのエステル化反応は
好ましくは、100℃〜300℃、特に好ましくは、1
50〜250℃の温度において、仕込み反応物間の反応
が完結するのに十分な時間にわたって行う。所定の生成
水量の水が留出したならば反応を終了する。反応に仕込
む多価アルコールの量は2価カルボン酸又はその酸無水
物の仕込量1モル当り約1.1〜2.0モルとするのが
好ましく、特に1.5〜2.0モルが好ましい。酸化副
反応を最小化するために、該反応は、窒素等の不活性ガ
ス雰囲気下において行うことが好ましい。反応の終りに
半って、該多価アルコールと2価カルボン酸又はその酸
無水物とのエステル化物の生成物をそのまま次の反応に
利用することができる。
反応生成物(a)とエプシロンカプロラクトンとの縮合
物(b)の製造。
多価アルコールと2価カルボン酸又はその酸無水物との
エステル化による反応生成物(aJとエプシロンカプロ
ラクトンの反応中において触媒的有効量の触媒を使用す
ることが好ましく、その使用量はカプロラクトンの重量
を基準にして0.001〜1.0重量%が好ましく特に
0.01〜0、2重量%が好ましい。有用な触媒はこの
分野において公知のものであり、それら有用な触媒の例
として、テトライソプロピルチタネート。
テトラブチルチタネート等の有機チタン化合物。
塩化第1すす、テトラオクチルすず、ジラウリルすずオ
キサイド、ジ−n−ブチルすずジクロライド等のすず化
合物などを挙げることができる。反応生成物(a)とエ
プシロンカプロラクトンの反応は好ましくは50°C〜
300℃、特に好ましくは130〜200℃の温度にお
いて、仕込み反応物間の反応が完結するのに十分な時間
・にわたって行う。反応に仕込むエプシロンカグロラク
トルの量は1反応生成物(a)のOH基当量あたり好ま
しくは約0.1〜360モルまたはそれ以上、特に好ま
しくは0.25〜2.0モルである。
酸化副反応を最小化するために、該反応は窒素等の不活
性ガス雰囲気下において行うことが好ましい。反応の終
りに当って、該反応生成物(a)とエプシロンカプロラ
クトンとの縮合物の混合物からなる生成物(b)を次の
反応にそのまま利用することができる。
ポリエステルポリ(メタ)アクリレート混合物(C)の
製造 ポリエステルポリ(メタ)アクリレート混合物(C)は
、反応生成物(a)とエプシロンカプロラクトンとの縮
合物(b)とアクリル酸もしくはメタクリル酸またはそ
れらの混合物との反応により製造される。
アクリル酸またはメタクリル酸の使用量は、仕込んだ反
応生成物(a)とエプシロンカプロラクトンとの縮合物
(b)のOH基当量あたり好ましくは0.5〜2.0モ
ルまたはそれ以上、特に好ましくは、1.0〜1.5モ
ルである。該反応は、アクリル二重結合の重合を最小化
または遅延させるために重合防止剤の存在下に行うこと
が好ましい上記重合防止剤は周知であり、それらは反応
液の0.01〜5重量%の濃度で使用するのが好ましい
。それら重合防止剤の例として、ハイドロキノン、p−
メトキシフェノール、メチル・ハイドロキノン、2.4
−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、フェノチアジ
ン、N−ニトロソジフェニルアミン、銅塩等が挙げられ
る。該反応は、一般的に好ましくは約50〜130℃、
特に好ましくは、65℃〜90℃の温度においてポリエ
ステルポリ(メタ)アクリレート混合物(C)を生成す
るためのアクリル酸またはメタクリル酸により反応生成
物(a)とエプシロンカプロラクトンの縮合物(b)の
エステル化を確実に完結させるのに十分な時間にわたっ
て行う。この時間はバッチの規模、それぞれの反応物及
び触媒及び採用される反応条件により変動する。またエ
ステル化触媒を、使用されるアクリル酸またはメタクリ
ル酸に対して好ましくはO,1〜15モル%、特に好ま
しくは1〜6モル%の濃度で存在させる。任意の公知の
エステル化触媒を使用することができる。これらの例と
して、p −トルエンスルホン酸、メタスルホン酸、リ
ン酸、硫酸などを挙げることができる。ヘキサン、シク
ロヘキサン、ベンゼン、トルエンノヨウナ不活性溶剤を
存在させてこのエステル化反応中に生成した水分の除去
を助けることが望ましい。
このポリエステルポリ(メタンアクリレート混合物(C
)は、印刷インキ、塗料及び成型材料等の成分として有
用であり、それらは、放射線又は紫外線により、または
、熱的手段により硬化させることができる。
本発明の混合物を印刷インキ用に用いる場合本発明の混
合物は希釈剤又はプレポリマーとして用いることができ
る。本発明の混合物に、必要により他の重合性化合物を
加え、顔料、その他添加剤及び必要により重合開始剤を
添加することにより、紫外線、電子線等により硬化する
印刷インキ用組成物として使用し5る。この組成物にお
いて、好ましくは顔料を15〜30%、重合開始剤を0
〜10%、本発明の混合物を30〜85%用いるとよい
本発明の混合物を塗料用に用いる場合、例えばプラスチ
ック等の表面コーティングの場合には本発明の混合物に
必要により他の重合性化合物を加え、更に必要により重
合開始剤と他の添加剤を加えることにより、紫外線、電
子線、熱等により硬化する塗料用組成物として使用しう
る。この組成物において、本発明の混合物を40〜10
0%、重合開始剤を0〜IO%(但し溶剤を除いて)用
いるとよい。
本発明の混合物を成型材料用に用いる場合、本発明の混
合物をそのまま、又は更に他の重合性化合物と併用して
、これに必要により重合開始剤を加え紫外線、電子線、
熱等により硬化しうる成型材料用組成物として使用しう
る。この組成物において1本発明の混合物を40〜10
0%、重合開始剤を0〜10%用いるとよい。
他の重合性化合物としては5例えば、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ポリエチレンクリコールジアクリレー)、
1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、もしくは不
飽和基含有樹脂、例えば不飽和ポリエステル、ポリエス
テルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート等の樹脂等が挙げられる。
重合開始剤としては、公知の種々の重合開始剤が使用で
きる。例えば紫外線硬化用の重合開始剤としては、例え
ば、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル等のベンゾインアルキルエーテル12.2−ジ
ェトキシアセトフェノン、4−フェノキシ−2,2−ジ
クロロアセトフェノン等のアセトフェノン系、2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4′−イソプロ
ピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン等
のプロピオフェノン系、ベンジルジメチルケタール、1
−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン及び2−エ
チルアントラキノン、2−クロルアントキノン等のアン
トラキノン系、2−クロルチオキサントン。
2.4−ジメチルチオキサントンなどのチオキサントン
系光増感剤などがあげられる。又、熱硬化用の重合開始
剤としては、例えば、過酸化ベンゾイル、メチルエチル
ケトンパーオキサイド、ジクロヘキサノンパーオキサイ
ド、クメンハイドロパーオキサイド、ジターシャリブチ
ルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド等の有機過酸化物があげられる。
(実施例) 代表的な実施態様において、(メタ)アクリル酸、多価
アルコールと2価カルボン酸又はその酸無水物をエステ
ル化することによって得られる反応生成物(a)とエプ
シロンカプロラクトンの縮合物(b)、触媒、溶剤1重
合防止剤を反応器に仕込む。この混合物をエステル化が
実質上完結するまで加熱し、次いで、慣用の方法により
ポリエステルポリ(メタ)アクリレート混合物(C)を
回収する。下記多価アルコールと2価カルボン酸又はそ
の酸無水物をエステル化することによって得られる反応
生成物(a)とエプシロンカプロラクトンの縮合物(b
)の合成例及び実施例により更に本発明を説明する。下
記において部とあるのは、特に指定しない限り重量部を
表わす。
反応生成物(a)とエプシロンカプロラクトンの縮合物
の合成例 合成例1゜ 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器を備えた1ぶ反
応器に、無水コハク酸200.14部(2モル)、トリ
メチロールプロパン536.7部(4モル)を仕込み、
窒素中で150〜200℃に加熱し、留出水が36部に
なるまで反応させた。得られたエステル化物(a−1)
は、淡黄色液体、水酸基価639.6、酸価0.61で
あった。次にこのエスチル化物(a−1) 350.4
部、と−カプロラクトン(ダイセル化学工業■、商品名
、プラクセルM)] ] 4部、テトライソプロピルチ
タネート0.06部を、12反応器に仕込み、窒素中で
150〜160℃に加熱し、未反応のε−カプロラクト
ンが1重量%以下になるまで反応させた。得られた縮合
物(b−1)は、淡黄色液体、水酸基価483.2、酸
価1.7であった。分子量測定の結果、該無水コハク酸
とトリメチロールプロパンの□エステル化物(a−1)
とε−カプロラクトンの縮合物(b−1)は1分子中に
ε−カプロラクトン平均約1個の付加量を有することが
示された。
合成例2゜ 合成例】と同一の反応器忙テトラヒドロ無水フタル酸3
04.2部(2モル)、ネオペンチルグリコール347
.2部(3,3モル]を仕込み、合成例1と同様に反応
し、留出水が36部になるまで反応させた。得られたエ
ステル化物(a−2)は、淡黄色液体、水酸基価243
.0、酸価2.5であった。
次にこのエステル化物(a −2) 461.s部、ε
−カプロラクトン33o、6’tA、塩化第一スス0.
03部を12反応器に仕込み、窒素中で120〜130
℃に加熱し、未反応のε−カプロラクトンが1重量%以
下になるまで反応させた。得られた縮合物(b−2)は
、淡黄色液体、水酸基価141.5、酸価4゜5であっ
た。分子量の測定の結果、該テトラヒドロ無水フタル酸
とネオペンチルグリコールのエステル化物(a−2)と
ε−カプロラクトンの縮合物(b−2)は1分子中にε
−カプロラクトン平均約2.9個の付加量を有すること
が示された。
合成例3゜ 合成例1と同一の反応器にヘキサヒドロ無水フタル酸3
08.2部(2モル)、ペンタエリスリトール2フ2.
3部(4モル)を仕込み、合成例1と同様に反応し、留
出水が36部になるまで反応させた。得られたエステル
化物(a−3)は、淡黄色固体、水酸基価825、酸価
0.2であった。次にこのエステル化物(a  3)4
08部、ε−カプロラクトン342部、塩化第一すず0
.03部を1!反応器に仕込み、合成例1と同様に加熱
・反応を行った。得られた縮合物(b−3)は、淡黄色
液体、水酸基価448.7.酸化2.1であった。分子
量の測定の結果、該ヘキサヒドロ無水フタル酸とペンタ
エリスリトールのエステル化物(a−3)とε−カプロ
ラクトンの縮合物(b−3)は、分子中にε−カプロラ
クトン平均約3個の付加量を有することが示された。
合成例4゜ 合成例1と同一の反応器にアジピン酸292.3部(2
モル)、1.6−ヘキサンジオール472部(4モル)
を仕込み、合成例1と同様に反応し、留出水が72部に
なるまで反応させた。得られたエステル化物(a−4)
は、淡黄色液体、水酸基価323.9.酸価1.2であ
った。次にこのエステル化物(a−4) 346.2部
、ε−カプロラクトン171部、塩化第一すず0.02
部を1!反応器忙仕込み、合成例1と同様に加熱・反応
を行りた。
得られた縮合物(b−4)は、淡黄色液体、水酸基価2
16.7.酸価2.9であった。分子量の測定の結果、
該アジピン酸と1.6−ヘキサンジオールのエステル化
物(a−4)とε−カプロラクトンの縮合物(b−4)
は1分子中に6−カプロラクトン平均的1.5個の付加
量を有することが示された。
合成例5゜ 合成例1と同一の反応器にヘキサヒドロ無水フルル酸1
54.1部(1モル)、ジトリメチロールプロパン50
0.7部(2モル)を仕込み、合成例1と同様に反応し
、留出水が18部になるまで反応させた。得られたエス
テル化物(a−5)は。
淡黄色液体、水酸基価529.酸価2.2であった。
次にこのエステル化物(a−5) 318.4部、ε−
カプロラクトン285部、塩化第一すず0.03部を1
!反応器に仕込み、合成例1と同様に加熱。
反応を行った。得られた縮合物(b−5)は、淡黄色液
体、水酸基価2’ 78.8、酸価4.3であった。
分子量の測定の結果、該ヘキサヒドロ無水フタル酸とジ
トリメチロールプロパンのエステル化物(a−5)とε
−カプロラクトンの縮合物(b−5)は、分子中にε−
カプロラクトン平均約5個の付加量を有することが示さ
れた。
合成例6゜ 合成例1と同一の反応器にテトラヒドロ無水フタルr1
1304.2 部(2モル)、トリメチロールプロパ7
536.7部(4モル)を仕込み1合成例1と同様に反
応し、留出水が36部になるまで反応させた。得られた
エステル化物(a−6)は、淡黄色液体、水酸基価55
7.9、酸価1.7であった。
次にこのエステル化物(a−6) 201.2部、ε−
カブロラクトン399部、塩化第−スス0.04部を1
に反応器に仕込み、合成例1と同様に加熱、反応を行っ
た。得られた縮合物(b−6)は、淡黄色液体、水酸基
価186.9、酸価2.6であった。
分子量の測定の結果、該テトラヒドロ無水フタル酸とト
リメチロールプロパンのエステル化物(a−6)とε−
カプロラクトンの縮合物(b−6)は、分子中にε−カ
プロラクトン平均7個の付加量を有することが示された
実施例1゜ 攪拌機、温度調節装置、温度計、凝縮器及び分離器を備
えた21反応器に、前記合成例1で得た縮合物(b−1
)400蔀(水酸基価483.2)、アクリル酸297
.9部、硫酸9.8部、ハイドロキノン3.0部、ベン
ゼン320部、シクロヘキサン80部を仕込み、加熱し
、生成水は溶剤と共に蒸留し、凝縮させ分離器で水のみ
系外に取り除き、溶剤は反応器に戻す。水が62部生成
した時点で冷却した。反応温度は78〜83℃であった
。反応混合物をベンゼン800部及びシクロヘキサン2
00部に溶解し20%NaOH水溶液で中和した後、2
0%Na C1水溶液300部で3回洗浄する。
溶剤を減圧留去して液体(ポリエステルポリアクリレー
ト混合物)452部を得た。このものは、下記の性質を
有する。
比   重 (25℃)    1.146粘   度
 (25℃)   3000   cps酸   価 
        0.05    mgKOH/g屈折
率(20℃)  1.4818 元素分析値  C(%)  H代) 60.09  6.80 得られた生成物の高分解能核磁気共鳴(NMR)による
吸収周波数の測定を行った結果を下記に示す。
%   吸収周波数(Hz) 1     11713.1 2     11658.0 3     11649.2 4     11627.2 5     11243.8 6     11212.9 7      8884.0 8      8857、5 9      8837、7 10     8701、I II      8683.5 12     8663.6 13     5268.3 14     5235.2 15     5204.4 隘   吸収周波数(Hz) 16    4519、] 17    4364.9 18    4347.2 19    4338.4 20    4329.6 2]      43]8.6 22    4307.6 23    4195.2 24    2873.2 25    2809.3 26    2765.2 27    2760.8 28    2359.8 29    2298、] 30     1952.2 3]      1914.7 32    1725.2 33     1656.9 34     1562.2 隘   吸収周波数(Hz ) 35    1507.8 36    1504.9 37     500.2 38       0.0 猶、上記測定には、基準物質としてテトラメチルシラン
を用いH”、C”−Hのカップリングさせた測定をして
最終的に013のDカップルの同定結果を示した(以下
の実施例においても同様)。上記吸収のうち、I’h1
3.14.15は溶媒の吸収のピーク位置を示す。
実施例2゜ 実施例】と同一の反応器に、前記合成例2で得た縮合物
(b−2)400部(水酸基価141.5ン、メタクリ
ル酸104.1 部−1)  )ルエンスルホン酸7部
、ハイドロキノン2部、ベンゼン320部、シクロヘキ
サン80部を仕込み、生成水が18.2部になるまで実
施例1と同様に反応を行った。反応温度は82〜86℃
であった。反応混合物を、ベンゼン720部、シクロヘ
キサン180部に溶解し、20%NaOH水溶液で中和
した後、2部%Na Cl水溶液300部で3回洗浄す
る。溶剤を減圧留去して淡黄色の液体(ポリエステルポ
リメタクリレート混合物)360部を得た。このものは
下記の性質を有する。
比   重 (256C,)    1.148粘  
 度 (25℃)   3800   cps酸   
価         0.01     mgKOH/
g屈折率(20℃)  1.4830 元素分析値  C(%)   H(%ン63.81  
   8.01 NMRによる測定結果 遅   吸収周波数(Hz ) 1    11805.7 2    11737.3 3    11721.9 4    11702.1 5    11323.1 6    11303.3 7     9234.3 隘   吸収周波数(Hz) 8     8496.2 9     8474、2 10    8456.5 11    5266.1 12    5235.2 13    5202.2 14    4693.2 15    4671.1 16    4358.3 17    4336.2 18    2782.9 19    2685.9 20    2357.6 2]     235]、0 22    2306.9 23    1916.9 24    1B92.7 25    1753.9 26    1731.8 隘   吸収周波数(Hz) 27    1727.4 28    1661.3 29    147]、 9 30    1238.3 310.0 上記吸収のうち、N11l、12.13は溶媒の吸収ピ
ーク位置を示す。
実施例3゜ 実施例1と同一の反応器に、前記合成例3で得た縮合物
(b−3)400部(水酸基価448.7)、アクリル
酸276.5部、p−トルエンスルホン酸22部、フェ
ノチアジン3部、ベンゼン480部。
シクロヘキサン120部を仕込み、生成水が57.5部
になるまで実施例】と同様に反応を行った。反応温度は
、78〜82℃であった。反応混合物をベンゼン960
部、シクロヘキサン240部に溶解し、20%NaOH
水溶液で中和した後、20%Na C1水溶液300部
で3回洗浄する。溶剤を減圧留去して淡黄色の液体(ポ
リエステルポリアクリレート混合物)458部を得た。
このものは下記の性質を有する。
比   重 (25℃)    1.162粘   度
 (25℃)   11700  cps酸   価 
        0.04     mgKOH/g屈
折率(20℃)  1.4900 元素分析値  C(%)   H(%)60.27  
   6.92 NMRによる測定結果 克   吸収周波数(Hz) 1    11792.4 2    11744.0 3    11697.7 4    11246.0 5    11197.5 6     8919.2 7     8842.1 8     8696、7 9     8637.2 10    5266.1 隆   吸収周波数(Hz ) 11     5235.2 12    5202.2 13    4351.7 14    4347.2 15    4331.8 16    4226.1 17    3018.6 18    2846.8 19    2304.7 20    2287.1 21     1950.0 22    .1912.5 23    1720.8 24    1696.6 25    1659.1 26    1650.3 27       0.0 上記吸収のうち、Na1O,11,12は溶媒の吸収ピ
ーク位置を示す。
実施例4゜ 実施例1と同一の反応器K、前記合成例4で得た縮合物
(b−4)400部(水酸基価216.7)。
アクリル酸133.7部、p−)ルエンスルホン酸11
部、ハイドロキノン3部、ベンゼン480部、シクロヘ
キサン120部を仕込み、生成水が27.8部になるま
で実施例1と同様に反応を行った。反応終了後1反応器
合物をベンゼン720部、シクロヘキサン180部に溶
解し、20%Na OH水溶液で中和した後、20%N
a C1水溶液300部で3回洗浄する。溶剤を減圧留
去して淡黄色の液体(ポリエ、ステルポリアクリレート
混合物)410部を得た。このものは、下記の性質を有
する。
比   重 (25℃)    1.082粘   度
 (25℃)   750    cps酸   価 
        0.06    mgKOH/g屈折
率(20℃)  1.4690 元素分析値  C(%)   H(%)63.29  
8.5O NMRによる測定結果 歯   吸収周波数(Hz) 1    11737.3 2    11726.3 3    1’1243.8 4     8831.1 5     8703、3 6     5270.5 7     5237.4 8     5206.6 9     4356、1 10    4349.5 II      4345,0 12    2306.9 13    229]、5 14    1930.2 15    1916.9 16    173]、8 17    1727.4 18    1663.5 19    1650.3 20       0.0 上記吸収のうち、I’1kL6.7.8 は溶媒の吸収
ピーク位置を示す。
実施例5゜ 実施例1と同一の反応器に、前記合成例5で得た縮合物
(b−5)400部(水酸基価278.8)。
アクリル酸171.9部、p−)ルエンスルホン酸14
部、ハイドロキノン3部、ベンゼン480部、シクロヘ
キサン120部を仕込み、生成水が35.8部になるま
で実施例1と同様に反応を行った。反応終了後、反応混
合物をベンゼン720部、シクロヘキサン180部に溶
解し、20%NaOH水溶液で中和した後、20%Na
C1水溶液300部で3回洗浄する。溶剤は減圧留去し
て淡黄色の液体(ポリエステルポリアクリレート混合物
)430部を得た。このものは、下記の性質を有する。
比   重 (25℃)    1.114粘   度
 (25℃)   6300   cps酸   価 
        0.05    mgKOH/g屈折
率(20℃)  1.4837 元素分析値  C(%)   H(%)62.65  
  7.98 NMRの測定結果 隘   吸収周波数(Hz) 1    11739.6 2    11715.3 3    11243.8 4    11217.4 5     8859.7 5     8837、7 7     8696、7 8     8674、7 9     5266、1 10    5233.0 11    5202.2 12    4803.3 13    4358.3 14    4349.5 15    4334.0 16    3014.2 17    290B、4 18    2899.6 隘   吸収周波数(Hz) 19    2875.4 20     2824.7 21     2815.9 22    2304.7 23    2298.1 24    2183.5 25     1956.6 26     1912.5 27     1723.0 28     1703.2 29     1670.2 30     1659.1 31     1606.3 32    1557.8 33     1524.7 34     502.4 35       0.0 上記吸収のうち、l’&L9,10.11は溶媒の吸収
ピーク位置を示す。
実施例6゜ 実施例1と同一の反応器に、前記合成例6で得た縮合物
(b−6)400部(水酸基価186.9)。
アクリル酸11 s、z部、 p  )ルエンスルホン
酸9.5部、ハイドロキノン3部、ベンゼン480部、
シクロヘキサン120部を仕込み、生成水が24部にな
るまで実施例1と同様に反応を行った。反応終了後、反
応混合物をベンゼン640部、シクロヘキサン160部
に溶解し、20%Na OH水溶液で中和した後、20
%Na C1水溶液300部で3回洗浄する。溶剤は減
圧留去して淡黄色の液体(ポリエステルポリアクリレー
ト混合物)404部を得た。このものは、下記の性質を
有する。
比   重 (25℃)    1.105粘   度
 (25℃)   2700   CpS酸   価 
        0.03    mgKOH/g屈折
率(20℃)  1.4835 元素分析値  C(%)   H(%)62.31  
 7.93 NMRKよる測定結果 遅   吸収周波数(Hz ) 1    11737,3 2    11708.7 3    11686.7 4    11243.8 5     8884.0 6     8833.3 7     8701、1 8     8663、6 9     8469、8 10     8452.1 11     5268.3 12     5235.2 13     5204.4 14    4349.5 15    4336.2 16     4303.2” 17     2765.2 18    2685.9 19     2304.7 %   吸収周波数(Hz ) 20    2295.9 21     1916.9 22    1725.2 23    1661.3 24    1656.9 25    1555.6 26     498、0 27       0.0 上記吸収のうち、N11ll、12.13は溶媒の吸収
ピーク位置を示す。
実施例7゜ 前記に記載された合成例の手順にしたがって、分子中に
平均2個のε−カプロラクトンの付加量を有するヘキサ
ヒドロ無水フタル酸1モルとトリメチロールプロパン2
モルのエステル化物トε−カプロラクトンの縮合物を合
成し、この縮合物を実施例1と同一の反応器に400部
(水酸基価354.7)、アクリル酸218.7部、p
−)ルエンスルホン酸18部、ノ1イドロキノ73部、
ベンゼン480部、シクロヘキサン120部を仕込み生
成水が45.5部になるまで実施例1と同様に反応を行
った。反応終了後、反応混合物を、ベンゼン800部、
シクロヘキサン200部に溶解し、20%NaOH水溶
液で中和した後、20%Na C1水溶液300部で3
回洗浄する。溶剤は、減圧留去して淡黄色の液体(ポリ
エステルポリアクリレート混合物)429部を得た。こ
のものは、下記の性質を有する。
比   重 (25℃)    1.136粘   度
 (25°C)   j1600  cps酸   価
         0.3      mgKOH/g
屈折率(20℃)  1.4880 元素分析値  C(%)   H(%)62.23  
   7.52 NMRによる測定結果 隘   吸収周波数(Hz) 1    11803.4 2    11737.3 3    11717.5 隘   吸収周波数(Hz) 4    11710.9 5    11243.8 6    11212.9 7     8884、0 8     8879、6 9     8835、5 10    8701.1 11    8663.6 12    5266.1 13    5235.2 14    5202.2 15    4347.2 16    4334.0 17    4318.6 18    3018.6 19    2877.6 20    2771.8 21    2765.2 22    2758.6 %   吸収周波数(Hz ) 23    2306.9 24    2298.1 25    1956.6 26    1914.7 27    1775.9 28    1725.2 29    1703.2 30    1661.3 31     1656.9 32    1606.3 33     1562.2 34     500.2 35       0.0 上記吸収のうち、I’!h12,13,14は溶媒の吸
収ピーク位置を示す。
実施例8゜ 前記に記載された合成例の手順にしたがって、分子中に
平均4個のε−カプロラクトンの付加量を有するテトラ
ヒドロ無水フタル酸1モルとジトリメチロールプロパン
2モルの゛エステル化物トε−カプロラクトンの縮合物
を合成し、この縮合物を実施例1と同一の反応器に40
0部(水酸基価308.3)、アクリル酸1゛90部、
I)−)ルエンスルホン酸15 部、ハイドロキノン3
部、ベンゼン480部、シクロヘキサン120部を仕込
み、生成水が39.6部になるまで実施例1と同様に反
応を行った。反応終了後、反応混合物をベンゼン800
部、シクロヘキサン200部に溶解し、20%Na O
H水溶液で中和した後、20%NaC1水溶液300部
で3回洗浄する。溶剤は、減圧留去して淡黄色の液体(
ポリエステルポリアクリレート混合物)420部を得た
。このものは、下記の性質を有する。
比   重 (25℃)     1.126粘   
度 (25℃)    7800   CpS酸   
価          0.02    mgKOH/
g屈折率(20℃)  1.4862 元素分析値  C(%)   H(%)62.78  
   7.82 NMRによる測定結果 集   吸収周波数(Hz) 1    11741.8 2    11717.5 3    11246.0 4    11217.4 5     8864.2 6     8839、9 7     8698、9 8    8674.7 9     8474、2 10    5263.8 11    5233.0 12    5200.0 13    4801.1 14    4349.5 15    4336.2 16    2824.7 17    2818.1 18    2811.5 隘   吸収周波数(Hz) 19    2767.4 20    2681.5 21    2304.7 22    2298.1 23    1914.7 24     1725.2 25    1659.1 26    1557.8 27     502.4 28       0.0 上記吸収のうち、N11I0.11.12は溶媒の吸収
ピーク位置を示す。
実施例9゜ 前記に記載された合成例の手順にしたがって、分子中に
平均3個のε−カプロラクトンの付加量を有する無水コ
ハク酸1モルとジトリメチロールプロパン2モルのエス
テル化物とε−カプロラクトンの縮合物を合成し、この
縮合物を実施例1と同一の反応器に400部(水酸基価
363.8)。
アクリル酸224.4部−p−トルエンスルホン酸17
部、ハイドロキノン3.5部、ベンゼン640部、シク
ロヘキサン160部を仕込み、生成水が46.7部にな
るまで実施例1と同様に反応を行った。反応終了後、反
応混合物をベンゼン720部。
シクロヘキサン180部に溶解し、20%NaOH水溶
液で中和した後、20%NaC1水溶液300部で3回
洗浄する。溶剤は、減圧留去して淡黄色の液体(ポリエ
ステルポリアクリレート混合物)435部を得た。この
ものは、下記の性質を有する。
比   重 (25℃)     1.132粘   
度 (25°G)    4800   cps酸  
 価          0.04    mgKOH
/g屈折率(20℃)  1.4810 元素分析値  C(%)   H(%)61.53  
 7゜73 NMR,による測定結果 隘   吸収周波数(Hz) 1    11739.6 2    11715.3 3    11631.6 4    11243.8 5    11217.4 6     8859、7 7     8835.5 8     8701、1 9     8679、1 10    5266.1 11    5235.2 12    5202.2 13    4807.8 14    4362.7 15    4349.5 16    4336.2 17    291.0.7 18    2826.9 19    2820.3 克   吸収周波数(Hz) 20    2306.9 21     2300.3 22     1954.4 23     1914.7 24     1725.2 25     1661.3 26     1562.2 27     504、6 28       0.0 上記吸収のうち、隘10.11.12は、溶媒の吸収ピ
ーク位置を示す。
比較例1゜ 攪拌機、温度調整装置、温度計、凝縮器を備えた12反
応器に、テトラヒドロ無水フタル酸304.2部(2モ
ル)、トリメチロールプロパン536.7部(4モル)
を仕込み、窒素中で150〜200℃に加熱し、留出水
が36部になるまで反応させ、エステル化物を得た。次
に実施例1と同一の反応器に、得られたエステル化物4
00部(水酸基価557.9 ) 、アクリル酸343
.8部。
p−)ルエンスルホン酸2’を部、ハイドロキノン4部
、ベンゼン480部、シクロヘキサン120部を仕込み
、生成水が71.5部になるまで実施例1と同様に反応
を行った。反応終了後、反応混合物をベンゼンto4o
s、シクロヘキサン260部忙溶解し、20%Na O
H水溶液で中和した後、20%NaCl水溶液300部
で3回洗浄する。溶剤は、減圧留去して、淡黄色の粘度
70000 cps(25℃)の粘稠液体522部を得
た。
比較例2゜ 比較例1と同一の反応器忙ヘキサヒドロ無水フタル酸3
08.2部(2モル)、トリメチロールプロパン536
.7部(4モル)を仕込み、比較例1と同様に反応し、
留、出水が36部になるまで反応させエステル化物を得
た。次に実施例1と同一の反応器に得られたエステル化
物400部(水酸基価554.5)、アクリル酸342
部、I)−)ルエンスルホン酸211S、ハイドロキノ
ン3.5部、ベンゼン480部、シクロヘキサン120
部を仕込み、生成水が71.2部になるまで実施例1と
同様に反応を行った。反応終了後1反応混合物をベンゼ
ン1040部、シクロヘキサン260部に溶解し、20
%Na OH水溶液で中和し、20%Na(j水溶液3
00部で3回洗浄する。溶剤は、減圧留去して、淡黄色
の粘度110000 cps (25℃)の粘稠液体4
90部を得た。
応用例1〜9.比較応用例1,2 実施例1〜9で得られたポリエステルポリ(メタ)アク
リレート混合物に、増感剤としてイルガキュアー184
(チバガイギー社展)をそれぞれ5重量%添加したもの
を鋼板にロールコータ−で膜厚25μ塗布した後、高圧
水銀灯(東芝社農、2藺]により紫外線硬化させた。比
較応用例として、比較例1.2で得たポリエステルポリ
アクリレートのみでは、粘度が高すぎて塗布できないた
めトリメチロールプロパントリアクリレート40部に各
々ポリエステルポリアクリレート60部溶解し、それぞ
れイルガキューア−184を5重量%添加し、同様に塗
布し、硬化した。
表1中、硬化時間は、指触乾燥するまでの秒数で表わし
た。粘度は、実施例1〜9.比較例1.2で得た化合物
について測定した値。
表     1 (発明の効果] 本発明のポリエステルポリ(メタ)アクリレート混合物
は、印刷インキ、塗料及び成型材料等の成分として有用
で、本発明の化合物を用いた場合、粘度が比較的低粘度
のため、なり扱いが容易で、便利で、希釈剤を使用しな
くても配合でき、硬化性は良好である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多価アルコールで2価カルボン酸又はその酸無水物
    をエステル化することによって得られる反応生成物(a
    )とエプシロンカプロラクトンとを反応することによっ
    て得られる付加縮合物(b)と(メタ)アクリル酸とを
    反応することによって得られる混合物よりなることを特
    徴とするポリエステルポリ(メタ)アクリレート混合物
    。 2 多価アルコールで2価カルボン酸又はその酸無水物
    をエステル化することによって得られる反応生成物(a
    )とエプシロンカプロラクトンとを反応することによっ
    て得られる付加縮合物(b)と(メタ)アクリル酸とを
    反応することによって得られるポリエステルポリ(メタ
    )アクリレート混合物を含有することを特徴とする印刷
    インキ、塗料又は成型材料用組成物。
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Cited By (2)

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