JPS61200999A - アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステル - Google Patents
アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステルInfo
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- JPS61200999A JPS61200999A JP60042440A JP4244085A JPS61200999A JP S61200999 A JPS61200999 A JP S61200999A JP 60042440 A JP60042440 A JP 60042440A JP 4244085 A JP4244085 A JP 4244085A JP S61200999 A JPS61200999 A JP S61200999A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Seasonings (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規なアスパルチルアラニンの2−ビナニルま
たはフェンチルエステル、更に詳細には、次の一般式(
I) %式% (式中、Rは2−ビナニル基またはフェンチル基を示す
) で表わされる優れた甘味特性を有するLまたはDL−ア
スパルチル−D−またはDL−アラニンの2−ビナニル
またはフェンチルエステルに関する。
たはフェンチルエステル、更に詳細には、次の一般式(
I) %式% (式中、Rは2−ビナニル基またはフェンチル基を示す
) で表わされる優れた甘味特性を有するLまたはDL−ア
スパルチル−D−またはDL−アラニンの2−ビナニル
またはフェンチルエステルに関する。
蔗糖は良好な甘味料として最も広く用いられ、このほか
、果塘、異性化糖、ブドウ糖の如き糖類、ンルヒトール
、マンニトールの如キ糖アルコール類、グリチルリチン
、ステビオサイドの如き天然甘味物質、サッカリンナト
リウム、サッカリンナトリウム、アスパルテームの如き
人工甘味物質が甘味料として用いられている。
、果塘、異性化糖、ブドウ糖の如き糖類、ンルヒトール
、マンニトールの如キ糖アルコール類、グリチルリチン
、ステビオサイドの如き天然甘味物質、サッカリンナト
リウム、サッカリンナトリウム、アスパルテームの如き
人工甘味物質が甘味料として用いられている。
近年、カロリー摂取過多を主因とする肥満及び糖尿病、
心臓病、高血圧症、腎臓病等の患者が増大しつつあり、
これら患者のため、また健康保全の喪めに低カロリー性
甘味料が求められ、多くの試みがなされ、且つまた商品
としても市場に登場してきている。しかしながら、人工
甘味料は毒性の問題から使用禁止あるいは使用規制を受
けており、また天然甘味料は甘味の質及び後味等に欠点
を有すると共に、高価で6D、満足されうるものがない
。
心臓病、高血圧症、腎臓病等の患者が増大しつつあり、
これら患者のため、また健康保全の喪めに低カロリー性
甘味料が求められ、多くの試みがなされ、且つまた商品
としても市場に登場してきている。しかしながら、人工
甘味料は毒性の問題から使用禁止あるいは使用規制を受
けており、また天然甘味料は甘味の質及び後味等に欠点
を有すると共に、高価で6D、満足されうるものがない
。
a近、L−アスパルチル−L−7エニルアラニンメチル
エステル(以下APMと称す)が使用許可され、人工甘
味料の主流になシっつある。
エステル(以下APMと称す)が使用許可され、人工甘
味料の主流になシっつある。
また、Mazurら(J、 Med、 Chem、 V
ol、 16 、 Na11.1284〜1287(I
973年)〕は、〕L−アスパルチルーD−アラニの誘
導体、即ち炭素数1〜7のアルコールとのエステル類に
ついて多くの報萱をしているが、これらエステル類の甘
味度は蔗糖の200倍どまシであった。
ol、 16 、 Na11.1284〜1287(I
973年)〕は、〕L−アスパルチルーD−アラニの誘
導体、即ち炭素数1〜7のアルコールとのエステル類に
ついて多くの報萱をしているが、これらエステル類の甘
味度は蔗糖の200倍どまシであった。
このようなAPMで代表されるジペプチド類は、「化学
総説」、蝿14,85〜128(I976);有吉、
J、Med、Chem、、 24 、572= 58
3(I981) ; IWAMURA 、 Chemi
cal 5ensesand Flavor 、4(
2)t 1 4 1〜1 52 (I979);A
、 Van der He1jden等に500種以上
のものが報告されて、いるが、その甘味度をみると蔗糖
の500倍以上あるものは惚めて少い。甘味度のほかそ
の安定性についてみるに、これらジペプチド類はエステ
ルであり、しかも炭素数7以下の一級アルコールとのエ
ステルがそのほとんどであるため不安定である。すなわ
ち、これらは次式に示すごとく、水浴液中で加水分解ま
たはアスパラギン酸残基のアミン基と脱アルコール反応
をおこして酸アミド結合を作り、ジケトピペラジン誘導
体へ変化、移行して、甘味が消失または変質してしまう
ことが多い。
総説」、蝿14,85〜128(I976);有吉、
J、Med、Chem、、 24 、572= 58
3(I981) ; IWAMURA 、 Chemi
cal 5ensesand Flavor 、4(
2)t 1 4 1〜1 52 (I979);A
、 Van der He1jden等に500種以上
のものが報告されて、いるが、その甘味度をみると蔗糖
の500倍以上あるものは惚めて少い。甘味度のほかそ
の安定性についてみるに、これらジペプチド類はエステ
ルであり、しかも炭素数7以下の一級アルコールとのエ
ステルがそのほとんどであるため不安定である。すなわ
ち、これらは次式に示すごとく、水浴液中で加水分解ま
たはアスパラギン酸残基のアミン基と脱アルコール反応
をおこして酸アミド結合を作り、ジケトピペラジン誘導
体へ変化、移行して、甘味が消失または変質してしまう
ことが多い。
このように、水溶液中での加水分解またはジケトピペラ
ジン誘導体への変質は、甘味料としては致命的な欠陥で
あるといえる。
ジン誘導体への変質は、甘味料としては致命的な欠陥で
あるといえる。
現在報告されているジペプチドエステル類のうち、最も
甘味度の高い化合物は藤野らによって〔特公昭52−3
4622号、特開昭49−30566号、 Chem、
Pharm、 Bull、24(9) 、 2112
(I976)3報告されたL−アスパルチル−DL−7
ミノマロン酸メチルフエンチルジエステルであり、その
甘味度は蔗糖の20.000倍以上あるといわれている
。しかし、これはア之ツマロン酸エステルを分子内に含
むため、水溶液中で、たとえば80℃、pH4における
安定性は第1図にみられる如(APMよシも劣っている
。
甘味度の高い化合物は藤野らによって〔特公昭52−3
4622号、特開昭49−30566号、 Chem、
Pharm、 Bull、24(9) 、 2112
(I976)3報告されたL−アスパルチル−DL−7
ミノマロン酸メチルフエンチルジエステルであり、その
甘味度は蔗糖の20.000倍以上あるといわれている
。しかし、これはア之ツマロン酸エステルを分子内に含
むため、水溶液中で、たとえば80℃、pH4における
安定性は第1図にみられる如(APMよシも劣っている
。
一方、甘味度が高く、且つ安定性の良い化合物を得るべ
く、例えば、Mlyoshiら(: Bull、 Ch
em。
く、例えば、Mlyoshiら(: Bull、 Ch
em。
Soc、Jap、51 、1433=1440(I97
8))によって%L−アスパルチルーアミノアルカノー
ルのエステルについての検討が行われているが、安定性
は良くなっても、甘味度は蔗糖の200倍程度である。
8))によって%L−アスパルチルーアミノアルカノー
ルのエステルについての検討が行われているが、安定性
は良くなっても、甘味度は蔗糖の200倍程度である。
このように、未だ満足すべき甘味化合物は見出されてい
ない。
ない。
従って、本発明の目的は、甘味の質が蔗糖に類似し、甘
味度が高く、低カロリーで、しかも水溶液中で安定なジ
ペプチド甘味化合物を提供することにある。
味度が高く、低カロリーで、しかも水溶液中で安定なジ
ペプチド甘味化合物を提供することにある。
L−7スパルテルーD−アラニンノエステル類の甘味度
を文献よりみると、メチルエステルは蔗糖の約25倍、
エチルエステルは約80倍、n−プロピルエステルは1
25〜170倍、インプロピルエステルは70〜125
倍、n−フfルエステルは10〜50倍、ペンチルエス
テルは約6倍と記されている。そこで本発明者らは環状
エステルを試作し、その甘味度について調べたところ、
シクロヘキシルエステルは約70倍、ボルニルエステル
は50〜100倍、フェンチルエステルは約600倍、
2−ビナニルエステルは約860倍、ジシクロペンチル
エステルは甘味を感じない即ちO借という結果を得た。
を文献よりみると、メチルエステルは蔗糖の約25倍、
エチルエステルは約80倍、n−プロピルエステルは1
25〜170倍、インプロピルエステルは70〜125
倍、n−フfルエステルは10〜50倍、ペンチルエス
テルは約6倍と記されている。そこで本発明者らは環状
エステルを試作し、その甘味度について調べたところ、
シクロヘキシルエステルは約70倍、ボルニルエステル
は50〜100倍、フェンチルエステルは約600倍、
2−ビナニルエステルは約860倍、ジシクロペンチル
エステルは甘味を感じない即ちO借という結果を得た。
これらをみるに、エステルの炭素数、側鎖、項の構造な
どには何ら規則性を見出すへことができない。
どには何ら規則性を見出すへことができない。
L−7スパルチルアミノ酸7エンチルエステルにおいて
、このアミノ酸を種々変化せしめた結果その甘味度を対
比してみるにL−アスパルテルークリシンーフエンテル
エステルは160〜250倍、L−アスパルチル−D−
アスパラギン酸−β−メチル−a−7工ンチルエステル
h約to倍、L−アスパルチル−D−7’ロリン−フェ
ンチルエステルU0倍、L−アスパルチル−D−バリン
−フェンチルエステルは約250倍であった。また、L
−アスパルチルアミノ酸−2−ビナニルエステルにおい
ても同様に本発明のし一アスパルチルー〇−7ラニンー
2−ビナニルエステルの甘味度が蔗糖の約860倍ある
に対しL−アスパルチル−クリシン−2−ビナニルエス
テルは35〜50倍しかなかった。
、このアミノ酸を種々変化せしめた結果その甘味度を対
比してみるにL−アスパルテルークリシンーフエンテル
エステルは160〜250倍、L−アスパルチル−D−
アスパラギン酸−β−メチル−a−7工ンチルエステル
h約to倍、L−アスパルチル−D−7’ロリン−フェ
ンチルエステルU0倍、L−アスパルチル−D−バリン
−フェンチルエステルは約250倍であった。また、L
−アスパルチルアミノ酸−2−ビナニルエステルにおい
ても同様に本発明のし一アスパルチルー〇−7ラニンー
2−ビナニルエステルの甘味度が蔗糖の約860倍ある
に対しL−アスパルチル−クリシン−2−ビナニルエス
テルは35〜50倍しかなかった。
L−アスパルチルアミノマロン酸メチルの環状アルコー
ルエステルは一般に甘味度は高い傾向を示すが、3−カ
ラニルエステルの如く甘味を示さないものもある。即ち
、L−アスパルチルアミノマロン酸メチルフエンチルジ
エステルハ約2500倍、同一2−カラニルジエステル
は約500倍、同一3−カラニルジエステルは0倍、同
カルボメンチルジエステルは約830倍、同一2−ビナ
ニルジエステルは約10.000倍、同一ボルニルジエ
ステルは約2500倍であった。
ルエステルは一般に甘味度は高い傾向を示すが、3−カ
ラニルエステルの如く甘味を示さないものもある。即ち
、L−アスパルチルアミノマロン酸メチルフエンチルジ
エステルハ約2500倍、同一2−カラニルジエステル
は約500倍、同一3−カラニルジエステルは0倍、同
カルボメンチルジエステルは約830倍、同一2−ビナ
ニルジエステルは約10.000倍、同一ボルニルジエ
ステルは約2500倍であった。
斯かる実情において、本発明者は上記問題点を解決せん
と、ジペプチドエステルにおいて、各穐ジペプチドとエ
ステルを構成するアルコールの組合せについて鋭意研究
を行った結果、ジペプチドとしてLfiたはDL−アス
パルチル−DまたはDL−アラニンを、また当該アルコ
ールとして次で表わされる2−ビナノール(ff)また
は7エンテルアルコール(It)を選択して得られるm
式で表わされる本発明化合物が、蔗糖の600倍以上の
甘味度を有し、甘味の質も蔗糖のそれと極めて酷似して
おり、しかも水溶液中で極めて安定であることを見出し
、本発明を完成した。
と、ジペプチドエステルにおいて、各穐ジペプチドとエ
ステルを構成するアルコールの組合せについて鋭意研究
を行った結果、ジペプチドとしてLfiたはDL−アス
パルチル−DまたはDL−アラニンを、また当該アルコ
ールとして次で表わされる2−ビナノール(ff)また
は7エンテルアルコール(It)を選択して得られるm
式で表わされる本発明化合物が、蔗糖の600倍以上の
甘味度を有し、甘味の質も蔗糖のそれと極めて酷似して
おり、しかも水溶液中で極めて安定であることを見出し
、本発明を完成した。
従って、本発明は甘味物質として優れた特性を有する新
規なLまたはDL−アスパルチル−Dまlj:DL−ア
ラニンの2−ビナニルまたはフェンチルエステルを提供
するものである。
規なLまたはDL−アスパルチル−Dまlj:DL−ア
ラニンの2−ビナニルまたはフェンチルエステルを提供
するものである。
本発明化合物(I)は、自体公知の方法mによって製造
される。たとえば、アスパラギン酸のアミン基をカルボ
ベンゾキシ基、p−メトキシカルボベンゾキシ基、第3
ブチルオキシカルボニル基またはホルミル基などで保護
し、β−カルボキシル基をベンジルエステルまたはt−
ブチルエステルとして保護し、次の様な方法でアラニン
のエステルまたはその酸付加塩を当量の塩基の存在下に
縮合させることにより得られる。縮合方法としては、 ■ N 、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミドの
如きカルボジイミド類、カルボニルジイミダゾールの如
きカルボニルイミダゾール誘導体あるいは、1−プロピ
ルイソニトリルの如きインニトリル類を用いる方法、 ■ アスパラギン酸のα−カルボキシル基を更にp−二
トロフェノール、ペンタクロロフェノール、N−ヒドロ
キシコハク酸イミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボキシイミド、クロルアセトニトリ
ルなどで活性化されたエステルとして反応に供する活性
エステル法、 (3) クロルギ酸エチル、クロルギ酸インブチル、
ピバロイルクロリドなどを用いる混合酸無水物法等が適
用される。また、先のカルボベンゾキシ基、p−メトキ
シカルボベンゾキシ基、第3ブチルオキシカルボニル基
などでアミノ基を保護したN−保護アスパラギン酸無水
物ともう一方のアラニンエステルとを直接縮合する方法
によっても縮合することができる。これらの場合。
される。たとえば、アスパラギン酸のアミン基をカルボ
ベンゾキシ基、p−メトキシカルボベンゾキシ基、第3
ブチルオキシカルボニル基またはホルミル基などで保護
し、β−カルボキシル基をベンジルエステルまたはt−
ブチルエステルとして保護し、次の様な方法でアラニン
のエステルまたはその酸付加塩を当量の塩基の存在下に
縮合させることにより得られる。縮合方法としては、 ■ N 、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミドの
如きカルボジイミド類、カルボニルジイミダゾールの如
きカルボニルイミダゾール誘導体あるいは、1−プロピ
ルイソニトリルの如きインニトリル類を用いる方法、 ■ アスパラギン酸のα−カルボキシル基を更にp−二
トロフェノール、ペンタクロロフェノール、N−ヒドロ
キシコハク酸イミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボキシイミド、クロルアセトニトリ
ルなどで活性化されたエステルとして反応に供する活性
エステル法、 (3) クロルギ酸エチル、クロルギ酸インブチル、
ピバロイルクロリドなどを用いる混合酸無水物法等が適
用される。また、先のカルボベンゾキシ基、p−メトキ
シカルボベンゾキシ基、第3ブチルオキシカルボニル基
などでアミノ基を保護したN−保護アスパラギン酸無水
物ともう一方のアラニンエステルとを直接縮合する方法
によっても縮合することができる。これらの場合。
N−保膿基は生成したペプチドエステルからパラジウム
炭素触媒による接触還元または、鉱酸と処理することに
より容易に除去することができる。
炭素触媒による接触還元または、鉱酸と処理することに
より容易に除去することができる。
貼<シて得られる本発明のLまたはDL−アスパルチル
−DまたはDL−アラニンの2−ビナニルまたにフェン
チルエステルは何れも蔗糖に類似した甘味質を有し、多
くの人工甘味料にみられるが如き苦味、嫌味、後味の悪
さなどの不快感も殆んど感じさせない。フェンチルエス
テルの水に対する溶解性は必ずしも良くないが、2−ビ
ナニルエステルはすぐれた溶解性を有している。特に本
発明化合物の特長は、酸性水溶液中での安定性が優れて
おり、かつ熱安定性もよい点であり、ジペプチド系甘味
物質の多くが酵素に対する安定性を欠くに対し、本発明
化合物はこれらの心配も殆んど生じない。
−DまたはDL−アラニンの2−ビナニルまたにフェン
チルエステルは何れも蔗糖に類似した甘味質を有し、多
くの人工甘味料にみられるが如き苦味、嫌味、後味の悪
さなどの不快感も殆んど感じさせない。フェンチルエス
テルの水に対する溶解性は必ずしも良くないが、2−ビ
ナニルエステルはすぐれた溶解性を有している。特に本
発明化合物の特長は、酸性水溶液中での安定性が優れて
おり、かつ熱安定性もよい点であり、ジペプチド系甘味
物質の多くが酵素に対する安定性を欠くに対し、本発明
化合物はこれらの心配も殆んど生じない。
本発明化合物は、一般に甘味料が添加使用される各種の
食品、飲料、歯みがき、たばこ、化粧品などに形状を問
わず広く用いられる。たとえば果汁、ジュース、サイダ
ーなどを含む清涼飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料類、なら
びにこれらの粉末飲料類、清酒、合成酒、果実酒、みり
んなどの酒類、アイスクリーム、シャーベットなどの冷
菓類、シロップ漬果実類、味噌、圧油、ソース、食酢、
ドレッシング、マヨネーズ、ケチャツプなどの調味料類
、米菓、パン、洋菓子、ビスケット、クラッカーなどの
菓子類、チョコレート、チューインガム、ゼリー、羊か
ん、ジャム、マーマレード、調整粉乳、各棟佃煮、缶詰
耕、農産壷内珍味類、ベーコン、ハム、ノーセージなど
の食肉製品、蒲鉾、竹輪などの魚肉練製品、複合甘味料
、複合調味料、口紅、経口医薬品などがあげられる。
食品、飲料、歯みがき、たばこ、化粧品などに形状を問
わず広く用いられる。たとえば果汁、ジュース、サイダ
ーなどを含む清涼飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料類、なら
びにこれらの粉末飲料類、清酒、合成酒、果実酒、みり
んなどの酒類、アイスクリーム、シャーベットなどの冷
菓類、シロップ漬果実類、味噌、圧油、ソース、食酢、
ドレッシング、マヨネーズ、ケチャツプなどの調味料類
、米菓、パン、洋菓子、ビスケット、クラッカーなどの
菓子類、チョコレート、チューインガム、ゼリー、羊か
ん、ジャム、マーマレード、調整粉乳、各棟佃煮、缶詰
耕、農産壷内珍味類、ベーコン、ハム、ノーセージなど
の食肉製品、蒲鉾、竹輪などの魚肉練製品、複合甘味料
、複合調味料、口紅、経口医薬品などがあげられる。
本発明化合物は粉末状のま\、あるいは適当な溶媒を用
いて溶液状とするなど適宜の手段を用いて使用すること
ができ、添加量は使用する本発明化合物により、その使
用目的、対象、添加手段、併用する甘味料、調味料の種
類や量などにょシ適宜選択すればよい。
いて溶液状とするなど適宜の手段を用いて使用すること
ができ、添加量は使用する本発明化合物により、その使
用目的、対象、添加手段、併用する甘味料、調味料の種
類や量などにょシ適宜選択すればよい。
仄に実験例、実施例ならびに使用例をもって本発明の詳
細な説明する。
細な説明する。
実験例1゜
下記ジペプチドエステル類を水にて溶解、希釈して、熟
練したフレーバーリスト5名をパネラ−として、極限法
にて閾値を求めた。尚、対照としてグラニユー糖を用い
た。その結果を第1表に示す。
練したフレーバーリスト5名をパネラ−として、極限法
にて閾値を求めた。尚、対照としてグラニユー糖を用い
た。その結果を第1表に示す。
第1表
実験例2゜
本発明化合物のし一7スパルチルーD−アラニン−2−
ビナニルエステル(AAP)、L−アスパルチル−D−
アラニン−フェンチルエステル(AAF)及び比較化合
物としてのL−アスパルチル−DL−アミノマロン酸メ
チル−フェンチルジエステル アラニン−メチルエステル(AAM)、L−7スパルテ
ルーDL−アミノマロン酸メチル−2−ビナニルジエス
テル(AMP)及びAPMを0.1Mリン酸緩衝液(
pH 4 )中で80℃にて保存し、その残存率を液体
クロマトグラフィーで測定して、その安定性を比較した
。その結果は第1図のとおりであり、本発明化合物は比
較化合物に比較し安定性において優れていた。
ビナニルエステル(AAP)、L−アスパルチル−D−
アラニン−フェンチルエステル(AAF)及び比較化合
物としてのL−アスパルチル−DL−アミノマロン酸メ
チル−フェンチルジエステル アラニン−メチルエステル(AAM)、L−7スパルテ
ルーDL−アミノマロン酸メチル−2−ビナニルジエス
テル(AMP)及びAPMを0.1Mリン酸緩衝液(
pH 4 )中で80℃にて保存し、その残存率を液体
クロマトグラフィーで測定して、その安定性を比較した
。その結果は第1図のとおりであり、本発明化合物は比
較化合物に比較し安定性において優れていた。
実施例1。
(+) カルボベンゾキシ−D−アラニン−2−ビナ
ニルエステルの合成: カルボベンゾキシーDーアラニン4.46Fを乾燥エチ
ルエーテル50m/にとかし、0〜5℃で攪拌下、五塩
化リン4.6tを加え、30分間攪拌後室iKもどして
、更に30分間攪拌して酸クロリド溶液を調製しておく
。
ニルエステルの合成: カルボベンゾキシーDーアラニン4.46Fを乾燥エチ
ルエーテル50m/にとかし、0〜5℃で攪拌下、五塩
化リン4.6tを加え、30分間攪拌後室iKもどして
、更に30分間攪拌して酸クロリド溶液を調製しておく
。
別にビナニルアルコール15.4Fをピリジン30−1
乾燥エチルエーテル20dの混液にとかし、0〜5℃に
氷冷し、攪拌下先の酸クロリド溶液を1時間を要して滴
下する。その後、室温にもどし、1時間攪拌反応した後
、生成したピリジン塩酸塩を戸別した。戸液は10%ク
エン酸水で洗い、次いで5%重薯水で洗い、更に食塩水
で洗い、無水芒硝で脱?した後、40℃以下で減圧、濃
縮し、残渣シリカゲルクロマトグラフィーで精製、油状
のカルボベンゾキシ−D−アラニン−2−ビナニルエス
テル2.6F(収率3 e、 2 % )を得た。
乾燥エチルエーテル20dの混液にとかし、0〜5℃に
氷冷し、攪拌下先の酸クロリド溶液を1時間を要して滴
下する。その後、室温にもどし、1時間攪拌反応した後
、生成したピリジン塩酸塩を戸別した。戸液は10%ク
エン酸水で洗い、次いで5%重薯水で洗い、更に食塩水
で洗い、無水芒硝で脱?した後、40℃以下で減圧、濃
縮し、残渣シリカゲルクロマトグラフィーで精製、油状
のカルボベンゾキシ−D−アラニン−2−ビナニルエス
テル2.6F(収率3 e、 2 % )を得た。
(II) カルボベンゾキシ−β−ベンジル−L−ア
スパルチル−D−アラニン−2−ビナニルエステルの合
成: カルボベンゾキシ−ローアラニン−2−ビナニルエステ
ル0.65 f tメタノール30mに溶解し、パラジ
ウム黒0.2fを入れ、常圧下、30℃で5時間接触還
元を行った。その後触媒を戸別し、40℃以下で溶媒を
減圧下に留去した。残渣にベンゼン50mを加え、減圧
留去し、残存水分を除去したる後ジオキサン5ゴを加え
溶解し、アミン溶液を、A製した。別に、カルボベンゾ
キシ−L−アスパラギン酸−β−ベンジルエステル0.
65ftジオキサン10−に熔かし、N−ノーイドクキ
シー5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド0
.37 fを加えて氷冷し、攪拌下ジシクロへキシルカ
ルボジイミド0.42 Fを加える。室温にもどし、4
時間攪拌を続け、生成したジシクロヘキシル尿素を戸別
した。このP液を先に調製したアミン溶液を氷冷し、攪
拌しつつこの中に加え、その後室温にもどし一夜攪拌、
反応せしめた。溶媒を35℃で減圧濃縮し、残渣を酢酸
エチル50−に溶かし、10%クエン酸水、5%重曹水
、飽和食塩水で順次2回づつ洗い、無水で硝で脱水乾燥
し、35℃で減圧濃縮した後、シリカゲルクロマトグラ
フィーで精製し、油状のカルボベンゾキシ−β−ベンジ
ル−L−アスパルチル−D−アラニンー2−ビナニルエ
ステル0.94 P(収率92.1%)を得た。
スパルチル−D−アラニン−2−ビナニルエステルの合
成: カルボベンゾキシ−ローアラニン−2−ビナニルエステ
ル0.65 f tメタノール30mに溶解し、パラジ
ウム黒0.2fを入れ、常圧下、30℃で5時間接触還
元を行った。その後触媒を戸別し、40℃以下で溶媒を
減圧下に留去した。残渣にベンゼン50mを加え、減圧
留去し、残存水分を除去したる後ジオキサン5ゴを加え
溶解し、アミン溶液を、A製した。別に、カルボベンゾ
キシ−L−アスパラギン酸−β−ベンジルエステル0.
65ftジオキサン10−に熔かし、N−ノーイドクキ
シー5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド0
.37 fを加えて氷冷し、攪拌下ジシクロへキシルカ
ルボジイミド0.42 Fを加える。室温にもどし、4
時間攪拌を続け、生成したジシクロヘキシル尿素を戸別
した。このP液を先に調製したアミン溶液を氷冷し、攪
拌しつつこの中に加え、その後室温にもどし一夜攪拌、
反応せしめた。溶媒を35℃で減圧濃縮し、残渣を酢酸
エチル50−に溶かし、10%クエン酸水、5%重曹水
、飽和食塩水で順次2回づつ洗い、無水で硝で脱水乾燥
し、35℃で減圧濃縮した後、シリカゲルクロマトグラ
フィーで精製し、油状のカルボベンゾキシ−β−ベンジ
ル−L−アスパルチル−D−アラニンー2−ビナニルエ
ステル0.94 P(収率92.1%)を得た。
(至) L−アスパルチル−D−アラニン−2−ビナニ
ルエステルの合成: カルボベンゾキシ−β−ベンジル−L−アスtNllル
チルーD−アラニン−2−ヒナニルエステル1.12を
メタノール5ONtKlかし、パラジウム黒0.42を
加え、常圧で35℃、5時間接触還元する。その後、触
媒を戸別し、p液は減圧濃縮し、残渣にベンゼン50−
を加え、減圧留去して、残存水分を除去した。
ルエステルの合成: カルボベンゾキシ−β−ベンジル−L−アスtNllル
チルーD−アラニン−2−ヒナニルエステル1.12を
メタノール5ONtKlかし、パラジウム黒0.42を
加え、常圧で35℃、5時間接触還元する。その後、触
媒を戸別し、p液は減圧濃縮し、残渣にベンゼン50−
を加え、減圧留去して、残存水分を除去した。
この残渣にn−ヘキサンを適量加え軽く攪拌すると粉末
が分離生成してくる。これを戸別、乾燥して、L−アス
パルチル−〇−アラニンー2−ビナニルエステル0.5
6 F (収率84.5%)を得た。氷晶は無色の粉末
であり、融点は115〜118℃であった。機器分析値
は以下の通りである。質量分析の結果は第2図に示した
。
が分離生成してくる。これを戸別、乾燥して、L−アス
パルチル−〇−アラニンー2−ビナニルエステル0.5
6 F (収率84.5%)を得た。氷晶は無色の粉末
であり、融点は115〜118℃であった。機器分析値
は以下の通りである。質量分析の結果は第2図に示した
。
薄層クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:
酢酸=8:2:0.5) ニンヒドリン発色にて Rf=0.36NMR(CDs
OD)δppm : 0.80(3H,S) 1.04(3H,s) 1.07(3H,s) 1.45 (3H、d 、 J =7.2Hz )実施
例2゜ (I) カルボベンゾキシ−D−アラニン−フェンチ
ルエステルの合成: 2−ヒーj−ニルアルコールに代え、7エンテルアルコ
ール15.4 tを用いるほかは実施例1(I)と同様
に行い、油状のカルボベンゾキシ−D−7ラニンーフエ
ンチルエステル5.321C収率74.1チ)を得た。
酢酸=8:2:0.5) ニンヒドリン発色にて Rf=0.36NMR(CDs
OD)δppm : 0.80(3H,S) 1.04(3H,s) 1.07(3H,s) 1.45 (3H、d 、 J =7.2Hz )実施
例2゜ (I) カルボベンゾキシ−D−アラニン−フェンチ
ルエステルの合成: 2−ヒーj−ニルアルコールに代え、7エンテルアルコ
ール15.4 tを用いるほかは実施例1(I)と同様
に行い、油状のカルボベンゾキシ−D−7ラニンーフエ
ンチルエステル5.321C収率74.1チ)を得た。
(il) カルボベンゾキシ−β−ペンシル−L−7
スパルチルーD−アラニン−フェンチルエステルの合成
: カルボベンゾキシ−ローアラニン−2−ビナニルエステ
ルに代え、カルボベンゾキシ−o−yラーン−フェンチ
ルエステル0.65 fを用いるほかは実施例1 (I
I)と同様に行い、油状のカルボベンゾキシ−β−ベン
ジル−L−アスノ々ルチルー〇−アラニンーフェンチル
エステル0.95 t (収率93.2%)を得た。
スパルチルーD−アラニン−フェンチルエステルの合成
: カルボベンゾキシ−ローアラニン−2−ビナニルエステ
ルに代え、カルボベンゾキシ−o−yラーン−フェンチ
ルエステル0.65 fを用いるほかは実施例1 (I
I)と同様に行い、油状のカルボベンゾキシ−β−ベン
ジル−L−アスノ々ルチルー〇−アラニンーフェンチル
エステル0.95 t (収率93.2%)を得た。
OiOL−アスパルチル−D−アラニン−フェンチルエ
ステルの合成: カルボベンゾキシ−β−ベンジル−L−7スパルテルー
D−アラニン−2−ヒーニルエステルに代え、カルボベ
ンゾキシ−β−ベンジル−L−アスノ寸ルチルーD−7
ラニンー7エンチルエステル1.12を用いるほかは、
実施例1θIDと同様に行い、無色粉末状のL−アスパ
ルチル−〇−アラニンー7エンチルエステル0.58
f (収率91.9%)を得た。水晶をメタノール−エ
ーテル混液より再結晶したものの融点は139〜142
℃であった。機器分析値は以下の通りである。質量分析
の結果は第3図に示した。
ステルの合成: カルボベンゾキシ−β−ベンジル−L−7スパルテルー
D−アラニン−2−ヒーニルエステルに代え、カルボベ
ンゾキシ−β−ベンジル−L−アスノ寸ルチルーD−7
ラニンー7エンチルエステル1.12を用いるほかは、
実施例1θIDと同様に行い、無色粉末状のL−アスパ
ルチル−〇−アラニンー7エンチルエステル0.58
f (収率91.9%)を得た。水晶をメタノール−エ
ーテル混液より再結晶したものの融点は139〜142
℃であった。機器分析値は以下の通りである。質量分析
の結果は第3図に示した。
薄層クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:
酢酸=8:2:0.5) ニンヒドリン発色にて R4=0.4ONMR(CD3
0D )δppm : 0.80(3H,S) 1.05(3H,S) 1.10(3H,s) 1.45 (3H、d 、 J=7.2Hz )〔使用
例〕 使用に便ならしめるため、実施例1及び2のジペプチド
各12をブドー楯992によく混合し、1%濃度の粉末
試料とし、これを用いた。使用例中の添加量はこの1%
濃度品の量である。
酢酸=8:2:0.5) ニンヒドリン発色にて R4=0.4ONMR(CD3
0D )δppm : 0.80(3H,S) 1.05(3H,S) 1.10(3H,s) 1.45 (3H、d 、 J=7.2Hz )〔使用
例〕 使用に便ならしめるため、実施例1及び2のジペプチド
各12をブドー楯992によく混合し、1%濃度の粉末
試料とし、これを用いた。使用例中の添加量はこの1%
濃度品の量である。
使用例1
市販のティーバッグ(紅茶)1袋を150 mlの熱湯
に1分間ふりながら浸した後、ティーバッグを取り出し
、これに実施例1の甘味料1.5tを加え溶かした後、
飲用に供した。本紅茶はされやかな甘味を示し、美味で
あった。
に1分間ふりながら浸した後、ティーバッグを取り出し
、これに実施例1の甘味料1.5tを加え溶かした後、
飲用に供した。本紅茶はされやかな甘味を示し、美味で
あった。
使用例2 果汁飲料
濃縮オレンジ果汁(Brix50°) 25 を実
施例2の甘味料 2.8tンルビツト
120 ?クエン酸
22オレンジエツセンス
1.52食用色素 適量 水 120
ゴ以上の処方にて果汁飲料を作り、瞬間殺菌を行った
後、飲用に供した。甘味の質は砂糖に似て良好であった
。
施例2の甘味料 2.8tンルビツト
120 ?クエン酸
22オレンジエツセンス
1.52食用色素 適量 水 120
ゴ以上の処方にて果汁飲料を作り、瞬間殺菌を行った
後、飲用に供した。甘味の質は砂糖に似て良好であった
。
使用例3 シャーベット
実施例1の甘味料 30F
粉末水飴 2102
安定剤 3?
カラメル 適 量
コーラフレーバー 1を
水 適量
1、OOOf
上記処方に従い配合物をフリーザーにかけ、シャーベッ
トを作った。
トを作った。
上白糖を用いた通常のシャーベットと呈味的に遜色のな
いものであった。
いものであった。
使用例4 練歯磨
リン酸水素カルシウム 500重量部カルボキシ
メチルセルローズ 10 ンジウムラウリルサル7エート 20グリセリン
250 実施例2の甘味料 1.5ツースペース
ト7レーノ<−7,5 水 適 量1.
000 上記処方に従い諸成分をブレングー中で混和して練歯磨
を作った。練歯磨として使用したところ、苦味のない、
されやかな甘味を感じさせ良好な結果を得た。
メチルセルローズ 10 ンジウムラウリルサル7エート 20グリセリン
250 実施例2の甘味料 1.5ツースペース
ト7レーノ<−7,5 水 適 量1.
000 上記処方に従い諸成分をブレングー中で混和して練歯磨
を作った。練歯磨として使用したところ、苦味のない、
されやかな甘味を感じさせ良好な結果を得た。
本発明は新規なり又はDL−アスパルチル−DまたはD
L−アラニンの−2−ビナニルまたは一7エンテルエス
テルを提供するものであり、甘味の質が蔗糖に類似し、
甘味度も高く、水溶液中で安定でろるので、甘味料とし
て利用面で制限されることなく、広い分野で使用できる
ものである。
L−アラニンの−2−ビナニルまたは一7エンテルエス
テルを提供するものであり、甘味の質が蔗糖に類似し、
甘味度も高く、水溶液中で安定でろるので、甘味料とし
て利用面で制限されることなく、広い分野で使用できる
ものである。
第1図は本発明化合物の水溶液中における安定性を示す
図であり、第2図はL−7スバルテル−D−yラーン−
2−ビナニルエステルのマススペクトル、第3図はL−
7スパルチルーD−アラニン−7エンテルエステルのマ
ススペクトルでアル。 以上
図であり、第2図はL−7スバルテル−D−yラーン−
2−ビナニルエステルのマススペクトル、第3図はL−
7スパルチルーD−アラニン−7エンテルエステルのマ
ススペクトルでアル。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは2−ピナニル基またはフェンチル基を示す
) で表わされるLまたはDL−アスパルチル−DまたはD
L−アラニンの2−ピナニルまたはフェンチルエステル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042440A JPS61200999A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042440A JPS61200999A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200999A true JPS61200999A (ja) | 1986-09-05 |
Family
ID=12636129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60042440A Pending JPS61200999A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | アスパルチルアラニンの2−ピナニルまたはフエンチルエステル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200999A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383097A (ja) * | 1985-04-15 | 1988-04-13 | ジエネラル フ−ヅ コ−ポレ−シヨン | L−アミノジカルボン酸エステル |
US4766246A (en) * | 1986-08-19 | 1988-08-23 | General Foods Corporation | L-aminodicarboxylic acid esters |
US4781927A (en) * | 1985-04-15 | 1988-11-01 | General Foods Corporation | Sweetening with l-aminodicarboxylic acid esters |
US4788332A (en) * | 1987-08-05 | 1988-11-29 | General Foods Corporation | L-aminodicarboxylic acid esters |
US4822635A (en) * | 1985-04-15 | 1989-04-18 | General Foods Corporation | Sweetening with L-aminodicarboxylic acid esters |
US4849541A (en) * | 1987-11-13 | 1989-07-18 | General Foods Corporation | Process for the preparation of N-L-aminodicarboxylic acid esters and new compositions used in the preparation thereof |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP60042440A patent/JPS61200999A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383097A (ja) * | 1985-04-15 | 1988-04-13 | ジエネラル フ−ヅ コ−ポレ−シヨン | L−アミノジカルボン酸エステル |
US4781927A (en) * | 1985-04-15 | 1988-11-01 | General Foods Corporation | Sweetening with l-aminodicarboxylic acid esters |
US4822635A (en) * | 1985-04-15 | 1989-04-18 | General Foods Corporation | Sweetening with L-aminodicarboxylic acid esters |
US4766246A (en) * | 1986-08-19 | 1988-08-23 | General Foods Corporation | L-aminodicarboxylic acid esters |
US4788332A (en) * | 1987-08-05 | 1988-11-29 | General Foods Corporation | L-aminodicarboxylic acid esters |
US4849541A (en) * | 1987-11-13 | 1989-07-18 | General Foods Corporation | Process for the preparation of N-L-aminodicarboxylic acid esters and new compositions used in the preparation thereof |
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