JPS61200908A - 糖質輸液 - Google Patents
糖質輸液Info
- Publication number
- JPS61200908A JPS61200908A JP4108685A JP4108685A JPS61200908A JP S61200908 A JPS61200908 A JP S61200908A JP 4108685 A JP4108685 A JP 4108685A JP 4108685 A JP4108685 A JP 4108685A JP S61200908 A JPS61200908 A JP S61200908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucide
- trehalulose
- infusion
- fructose
- transfusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な糖質輸液に関し、更に詳細にはトレハル
ロースを含有する糖質輸液に関するものである。
ロースを含有する糖質輸液に関するものである。
糖質輸液としては従来よシグルコース、フルクトース、
ソルビトール、キシリトール、マルトース等が用いられ
ている。マルトースを除くこれらの糖質は単糖類でTo
シ、二糖類に比べて同じ重量の配合量で約2倍の浸透圧
をもつことからも投与速度及び投与濃度も制約される。
ソルビトール、キシリトール、マルトース等が用いられ
ている。マルトースを除くこれらの糖質は単糖類でTo
シ、二糖類に比べて同じ重量の配合量で約2倍の浸透圧
をもつことからも投与速度及び投与濃度も制約される。
現在グルコースが、生理的栄養輸液剤として最も広く用
いられている。又、特に糖尿病患者では高血糖を惹起す
るため、フルクトースあるいはキシリトールが用いられ
ている。しかしこれらの糖質の投与によ)低リン血症や
高脂血症々どが生ずることが知られている。
いられている。又、特に糖尿病患者では高血糖を惹起す
るため、フルクトースあるいはキシリトールが用いられ
ている。しかしこれらの糖質の投与によ)低リン血症や
高脂血症々どが生ずることが知られている。
本発明者らはこの点に鑑み栄養輸液としてトレハルロー
スを含有する糖質輸液がグルコースのみならず、グルコ
ースよシ効率的に利用されるフルクトースも徐々に供給
するという優れた性質を有することを見い出し、本発明
を完成するに至った。このトレハルロースはグルコース
及びフルクトース61分子が結合した二糖類である。
スを含有する糖質輸液がグルコースのみならず、グルコ
ースよシ効率的に利用されるフルクトースも徐々に供給
するという優れた性質を有することを見い出し、本発明
を完成するに至った。このトレハルロースはグルコース
及びフルクトース61分子が結合した二糖類である。
したがって本発明の対象はトレハルロースを含有する糖
質輸液にある、該輸液は糖質として) レバ/l/ C
I−ス単独又11こレトグルコース、フルクトース、マ
ルトース等との混合物の形で使用するととが出来る。こ
の際輸液中の糖質濃度範囲は5〜25%(W/V%)で
あるのが好ましい。
質輸液にある、該輸液は糖質として) レバ/l/ C
I−ス単独又11こレトグルコース、フルクトース、マ
ルトース等との混合物の形で使用するととが出来る。こ
の際輸液中の糖質濃度範囲は5〜25%(W/V%)で
あるのが好ましい。
本発明において使用されうるトレハルロースはグルコー
スとIフルクトースがα−1・1結合した二糖類である
。
スとIフルクトースがα−1・1結合した二糖類である
。
トレハルロースは蔗糖又はパラチノースにプロタミノバ
クタ−ルブラム菌等が生成する酵素、グルコシルトラン
スフェラーゼを作用させ、生成物溶液をイオン交換樹脂
で脱塩し、次いでクロマトグラフィーによシ分離して得
られる。
クタ−ルブラム菌等が生成する酵素、グルコシルトラン
スフェラーゼを作用させ、生成物溶液をイオン交換樹脂
で脱塩し、次いでクロマトグラフィーによシ分離して得
られる。
トレハルロースは経口摂取した場合、小腸で加水分解さ
れ、吸水される。また非経口的に投与された場合組織中
でグルコースとフルク) −スに加水分解され吸収利用
される。
れ、吸水される。また非経口的に投与された場合組織中
でグルコースとフルク) −スに加水分解され吸収利用
される。
トレハルロースはマルトースと同じ二糖類であシ、その
浸透圧はグルコース等の単糖類の4であるので、単糖類
の2倍の濃度で使用小米んマルトースは分解してグルコ
ースのみを供給fる(DK対しトレハルロースはグルコ
ース及ヒフルクトースを同時に供給する、従ってトレハ
ルロース輸液投与による血糖値の上昇はマルトースの場
合に比べて〆緩やかで持続的であシ、グルコース程イン
スリンに左右されないので、耐糖能の低下している患者
に対する治療輸液として有利に使用することができる。
浸透圧はグルコース等の単糖類の4であるので、単糖類
の2倍の濃度で使用小米んマルトースは分解してグルコ
ースのみを供給fる(DK対しトレハルロースはグルコ
ース及ヒフルクトースを同時に供給する、従ってトレハ
ルロース輸液投与による血糖値の上昇はマルトースの場
合に比べて〆緩やかで持続的であシ、グルコース程イン
スリンに左右されないので、耐糖能の低下している患者
に対する治療輸液として有利に使用することができる。
次に本発明に係る輸液剤の実施例、試験例を示して本発
明をさらに具体的に説明する。
明をさらに具体的に説明する。
実施例
トレハルロース2.0ICgを注射用蒸留水に撹拌下向
−に溶解し全体を101とする。ついでこの溶液ヲメン
プランフィルターによりテ遇して不溶物を除去したのち
、容量20m1の容器に分注し密栓する。ついでこの液
を110℃で30分間滅菌し20に(W/Vに)の糖質
輸液が得られる。
−に溶解し全体を101とする。ついでこの溶液ヲメン
プランフィルターによりテ遇して不溶物を除去したのち
、容量20m1の容器に分注し密栓する。ついでこの液
を110℃で30分間滅菌し20に(W/Vに)の糖質
輸液が得られる。
試験例
雄のウスターラットを2群に分け、第1群は正常ラット
、第2群はストレプトシトシン30W/に9を注射した
糖尿病ラットよシなる各群のラットに実施例1で調整し
た糖質輸液を0.59/峠体重尾部静脈から注入した。
、第2群はストレプトシトシン30W/に9を注射した
糖尿病ラットよシなる各群のラットに実施例1で調整し
た糖質輸液を0.59/峠体重尾部静脈から注入した。
次いで輸液注入前と注入30分後に頚静脈から血液を採
取し血液中グルコース濃度及びインスリン濃度を測定し
た。
取し血液中グルコース濃度及びインスリン濃度を測定し
た。
病ラット群で共に組織中で加水分解され、利用されて、
血糖値及びインスリン濃度を上昇させていることを示し
ている。
血糖値及びインスリン濃度を上昇させていることを示し
ている。
本試験例において本発明の糖質輸液によると思われる障
害及び毒性的兆候はみとめられなかった。
害及び毒性的兆候はみとめられなかった。
第1a図及び第1b図はトレハルロースを正常及びスト
レプトシトシン糖尿病ラットに静脈注射した際の血中グ
ルコース及びインスリン濃度の変化を示す。
レプトシトシン糖尿病ラットに静脈注射した際の血中グ
ルコース及びインスリン濃度の変化を示す。
Claims (2)
- (1)糖質輸液に於て該輸液が糖質としてトレハルロー
ス=1−0−2−Dグルコピラノシド−D−フルクトー
スを含有することを特徴とする糖質輸液。 - (2)糖質輸液に於て糖質濃度範囲が5〜25%(w/
v%)であることよりなる特許請求の範囲第1項記載の
糖質輸液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108685A JPS61200908A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 糖質輸液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108685A JPS61200908A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 糖質輸液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200908A true JPS61200908A (ja) | 1986-09-05 |
Family
ID=12598659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4108685A Pending JPS61200908A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 糖質輸液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61200908A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5286479A (en) * | 1991-12-10 | 1994-02-15 | The Dow Chemical Company | Oral compositions for suppressing mouth odors |
US5300289A (en) * | 1991-12-10 | 1994-04-05 | The Dow Chemical Company | Phytate antimicrobial compositions in oral care products |
US6308614B1 (en) | 1999-05-26 | 2001-10-30 | Howa Machinery, Ltd. | Actuator device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59219232A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | Terumo Corp | 糖質輸液 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP4108685A patent/JPS61200908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59219232A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | Terumo Corp | 糖質輸液 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5286479A (en) * | 1991-12-10 | 1994-02-15 | The Dow Chemical Company | Oral compositions for suppressing mouth odors |
US5300289A (en) * | 1991-12-10 | 1994-04-05 | The Dow Chemical Company | Phytate antimicrobial compositions in oral care products |
US6308614B1 (en) | 1999-05-26 | 2001-10-30 | Howa Machinery, Ltd. | Actuator device |
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