JPS61197856A - シ−ルリング - Google Patents
シ−ルリングInfo
- Publication number
- JPS61197856A JPS61197856A JP60034433A JP3443385A JPS61197856A JP S61197856 A JPS61197856 A JP S61197856A JP 60034433 A JP60034433 A JP 60034433A JP 3443385 A JP3443385 A JP 3443385A JP S61197856 A JPS61197856 A JP S61197856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- groove
- cylinder
- lubricant
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/324—Arrangements for lubrication or cooling of the sealing itself
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は流体の漏れを防止するシールリングに関する。
例えばシリンダ内の油または空気などの流体の圧力変化
によシ、シリンダに挿入されたピストンが移動する際、
シリンダとピストンとの間にはここから流体が漏れない
ようにシール手段が施こしである。油圧機器などにおい
ては主にゴム製のパツキンが用いられ、内燃機関ではピ
ストンリングが用いられている。流体が漏れるとピスト
ンに伝わる運動エネルギが低下し、効率悪化の原因とな
るためこれらのシールは非常に重要である。
によシ、シリンダに挿入されたピストンが移動する際、
シリンダとピストンとの間にはここから流体が漏れない
ようにシール手段が施こしである。油圧機器などにおい
ては主にゴム製のパツキンが用いられ、内燃機関ではピ
ストンリングが用いられている。流体が漏れるとピスト
ンに伝わる運動エネルギが低下し、効率悪化の原因とな
るためこれらのシールは非常に重要である。
上記のシールはピストン外周あるいはシリンダ内壁を摺
動するため、通常、潤滑材を用いて摩擦・摩耗を極力防
止している。しかしながら、特殊環境下においては潤滑
剤を使用しにくい場合もある。例えばHe液化冷凍機に
塔載されるHe膨張エンジンのピストンシールがある。
動するため、通常、潤滑材を用いて摩擦・摩耗を極力防
止している。しかしながら、特殊環境下においては潤滑
剤を使用しにくい場合もある。例えばHe液化冷凍機に
塔載されるHe膨張エンジンのピストンシールがある。
従来、第6図に示すようにこのシールIは樹脂性材料が
用いられ、ビストノa3にOリング(13を介してシリ
ンダa4に接触するように装着されていた。このとき、
潤滑材は使用されず、シールαυは乾燥雰囲気中で往
−復摺動する。これは、シリンダ(141内に流入する
Heガスが極低温下にあるため、潤滑材が侵入すると凍
結してしまう恐れがあること、冷凍機の機能上Heガス
内に潤滑材が混入することが好ましくないためである。
用いられ、ビストノa3にOリング(13を介してシリ
ンダa4に接触するように装着されていた。このとき、
潤滑材は使用されず、シールαυは乾燥雰囲気中で往
−復摺動する。これは、シリンダ(141内に流入する
Heガスが極低温下にあるため、潤滑材が侵入すると凍
結してしまう恐れがあること、冷凍機の機能上Heガス
内に潤滑材が混入することが好ましくないためである。
このように、膨張エンジンでは乾燥雰囲気中でシールを
摺動させているが、この場合、ピストンとシリンダとの
間の密封性を保持するため、0リングにある程度締めじ
ろを与えている。このためシールの摺動抵抗がかなり大
きくなり、いかにシールが樹脂性材料という固体潤滑材
を用いても摩耗が速く、機能劣化をきたしていた。さら
に、摩擦力が大きいため、摩擦熱の発生が大きく冷凍シ
ステムそのものに悪影響を及ぼして−た〇〔発明の目的
〕 本発明は上記の点に着目してなされたもので、シールリ
ングの摺動抵抗を軽減させ耐久性の向上をはかるととも
に良好な密封性能を有するシールリングを提供すること
にある。
摺動させているが、この場合、ピストンとシリンダとの
間の密封性を保持するため、0リングにある程度締めじ
ろを与えている。このためシールの摺動抵抗がかなり大
きくなり、いかにシールが樹脂性材料という固体潤滑材
を用いても摩耗が速く、機能劣化をきたしていた。さら
に、摩擦力が大きいため、摩擦熱の発生が大きく冷凍シ
ステムそのものに悪影響を及ぼして−た〇〔発明の目的
〕 本発明は上記の点に着目してなされたもので、シールリ
ングの摺動抵抗を軽減させ耐久性の向上をはかるととも
に良好な密封性能を有するシールリングを提供すること
にある。
本発明は、シリンダとピストンのような静止部と可動部
との間に装着されるシールリングの摺動部に溝を設け、
この溝に潤滑材を充てんしたことを特徴とするシールリ
ングである。このことよりこのシールリングの摺動状態
は、溝に充てんされた潤滑材の薄膜により密封性を良好
に保持したものとなる0なお、潤滑材はシールリングの
溝内に封入された状態となっているため、シールリング
からの流出は非常に少なくなる。
との間に装着されるシールリングの摺動部に溝を設け、
この溝に潤滑材を充てんしたことを特徴とするシールリ
ングである。このことよりこのシールリングの摺動状態
は、溝に充てんされた潤滑材の薄膜により密封性を良好
に保持したものとなる0なお、潤滑材はシールリングの
溝内に封入された状態となっているため、シールリング
からの流出は非常に少なくなる。
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第1図ない
し第3図はそれぞれ本実施例を示すものである。シール
リング(1)の摺動部(2)には周方向に沿って溝(3
)が刻設されている。ざらに、この溝(3)には潤滑剤
としてグリス(4)が充てんされ、0リング(5)を介
してピストン(6)に固定することによってピストン(
6)とシリンダ(7)との間に装着されている。
し第3図はそれぞれ本実施例を示すものである。シール
リング(1)の摺動部(2)には周方向に沿って溝(3
)が刻設されている。ざらに、この溝(3)には潤滑剤
としてグリス(4)が充てんされ、0リング(5)を介
してピストン(6)に固定することによってピストン(
6)とシリンダ(7)との間に装着されている。
このとき、0リング(5)には締めしるが与えられ、シ
ールリング(1)をシリンダ内壁f8) K押圧するよ
うになっている。
ールリング(1)をシリンダ内壁f8) K押圧するよ
うになっている。
このような状態でピストン(5)が軸方向に移動すると
、シールリング(1)はシリンダ内壁(8)を摺動する
が、このとき、溝(3)に充てんされたグリス(4)に
よって摺動部(2)とシリンダ内壁(8)との間にはグ
リスの薄膜が□形成されグリス潤滑が行なわれる0この
ため、シールリング(1)の摺動抵抗は乾燥潤滑のとき
よシも大きく軽減される。よって、摩耗が小さくなシ耐
久性が向上する。また、薄膜が形成されるため、摺動部
(2)とシリンダ内壁(8)に部分的に生じるすき間が
なくなり、密封性も向上する。なお、このシールリング
(1)をHe冷凍機の膨張エンジンに用いた場合、発熱
も小さくなるので、低温部分への熱侵入を少なくするこ
とができる◇さらに、溝(3)とシリンダ内壁(8)と
によってグリス(4)は封入された状態になっているた
め、グリス(4)がシールリング(1)の外部への流出
が極力小さく抑えられる。よって、グリス(4)が低温
部に侵入し凍結してしまう恐れもない。
、シールリング(1)はシリンダ内壁(8)を摺動する
が、このとき、溝(3)に充てんされたグリス(4)に
よって摺動部(2)とシリンダ内壁(8)との間にはグ
リスの薄膜が□形成されグリス潤滑が行なわれる0この
ため、シールリング(1)の摺動抵抗は乾燥潤滑のとき
よシも大きく軽減される。よって、摩耗が小さくなシ耐
久性が向上する。また、薄膜が形成されるため、摺動部
(2)とシリンダ内壁(8)に部分的に生じるすき間が
なくなり、密封性も向上する。なお、このシールリング
(1)をHe冷凍機の膨張エンジンに用いた場合、発熱
も小さくなるので、低温部分への熱侵入を少なくするこ
とができる◇さらに、溝(3)とシリンダ内壁(8)と
によってグリス(4)は封入された状態になっているた
め、グリス(4)がシールリング(1)の外部への流出
が極力小さく抑えられる。よって、グリス(4)が低温
部に侵入し凍結してしまう恐れもない。
上記の実施例ではシールリングをピストンすなわち可動
体側に固定し外径摺動の場合を説明したが、シリンダす
なわち静止体側に固定し内径摺動用として用いてもよい
。溝は一本のみならず、2本あるいはそれ以上あっても
よい。また、可動体が軸方向に直線的に移動する場合だ
けでなく、回転運動する場合にも使用することができる
。この場合は第4図に示すように、摺動部(2)にくぼ
み状の溝(3)を周方向に多数設け、このTh (3)
にグリス(4)を充てんすると効果的である。また、第
5図に示すように、溝(3)を設けるためにシールリン
グを上部(1a)と下部(1b)の2段構造にしてもよ
い。 □なお、実施例ではHe冷凍機の膨張エンジ
ンに使用した場合について説明したが、これに限定され
ることなく他の機器にも使用できるのは言うまでもない
。
体側に固定し外径摺動の場合を説明したが、シリンダす
なわち静止体側に固定し内径摺動用として用いてもよい
。溝は一本のみならず、2本あるいはそれ以上あっても
よい。また、可動体が軸方向に直線的に移動する場合だ
けでなく、回転運動する場合にも使用することができる
。この場合は第4図に示すように、摺動部(2)にくぼ
み状の溝(3)を周方向に多数設け、このTh (3)
にグリス(4)を充てんすると効果的である。また、第
5図に示すように、溝(3)を設けるためにシールリン
グを上部(1a)と下部(1b)の2段構造にしてもよ
い。 □なお、実施例ではHe冷凍機の膨張エンジ
ンに使用した場合について説明したが、これに限定され
ることなく他の機器にも使用できるのは言うまでもない
。
第1図は実施例を示す斜視図、第2図は実施例を示す一
部断面図、第3図は実施例の要部を示す断面図、第4図
は第2の実施例を示す斜視図、第5図は第3の実施例を
示す斜視図、第6図は従来例を示す断面図である。 1・・・シールリング、2・・・摺動部、3・・・溝、
4・・・グリス。 第 1 図 第 4 図 第5図 第6図 n
部断面図、第3図は実施例の要部を示す断面図、第4図
は第2の実施例を示す斜視図、第5図は第3の実施例を
示す斜視図、第6図は従来例を示す断面図である。 1・・・シールリング、2・・・摺動部、3・・・溝、
4・・・グリス。 第 1 図 第 4 図 第5図 第6図 n
Claims (3)
- (1) 静止体と可動体との間に装着され、この間から
の流体の漏れを防止するシールリングにおいてシールリ
ングの摺動部に溝を設け、この溝に潤滑材を充てんした
ことを特徴とするシールリング。 - (2) 潤滑材はグリスであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項請求のシールリング。 - (3) 溝は一体のシールリングに刻設されたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のシールリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034433A JPS61197856A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | シ−ルリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034433A JPS61197856A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | シ−ルリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197856A true JPS61197856A (ja) | 1986-09-02 |
Family
ID=12414085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60034433A Pending JPS61197856A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | シ−ルリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61197856A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432360U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-16 | ||
JPH0440128U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-06 | ||
JPH0440126U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-06 | ||
JP2008507671A (ja) * | 2004-07-22 | 2008-03-13 | ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト | 軸方向端部に潤滑剤貯蔵部を備えるシーリングベローズ及び組立て/据付け方法 |
JP2023124526A (ja) * | 2022-02-25 | 2023-09-06 | 株式会社東海理機 | 軸シール部材及びシール構造 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP60034433A patent/JPS61197856A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432360U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-16 | ||
JPH0440128U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-06 | ||
JPH0440126U (ja) * | 1990-08-01 | 1992-04-06 | ||
JP2008507671A (ja) * | 2004-07-22 | 2008-03-13 | ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト | 軸方向端部に潤滑剤貯蔵部を備えるシーリングベローズ及び組立て/据付け方法 |
JP2023124526A (ja) * | 2022-02-25 | 2023-09-06 | 株式会社東海理機 | 軸シール部材及びシール構造 |
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