[go: up one dir, main page]

JPS6119674A - 修正流体 - Google Patents

修正流体

Info

Publication number
JPS6119674A
JPS6119674A JP60144415A JP14441585A JPS6119674A JP S6119674 A JPS6119674 A JP S6119674A JP 60144415 A JP60144415 A JP 60144415A JP 14441585 A JP14441585 A JP 14441585A JP S6119674 A JPS6119674 A JP S6119674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
correction fluid
volume
flammable
solvent system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60144415A
Other languages
English (en)
Inventor
レツクス ジエイ ダルゼル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPS6119674A publication Critical patent/JPS6119674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D9/00Chemical paint or ink removers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D10/00Correcting fluids, e.g. fluid media for correction of typographical errors by coating

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1艶史五月 本発明は、シート材料上の表示を隠蔽するために使用さ
れる型の修正流体に関する。
タイプミスを被覆し隠蔽するための修正流体の基本成分
く溶媒、重合体、βよび不透明顔料、特にルチルT i
 02 )は、過去30年間はとんどすべての修正流体
に用いられている。しかしながら、個々の成分は異なり
、しかも性能を向上させるために若干の添加剤も含有さ
れている。例えば、米国特許第3,276.870号明
細書には、メチルエチルケトン、メチルアルコール、ベ
ンゼン、酢酸エチル、好ましくはトルエンのような溶媒
の使用が開示され、しかも米国特許 第4.165,988号明細書には、メチルクロロホル
ムおよびベルクロロエチレンを含む溶媒混合物の使用が
示唆されている。米国特許第3.997. /1.98
号明細書には、ポリ(n−ブチルメタクリレート)、イ
ソブチルメタクリレート:n−ブチルメタクリレート共
重合体、ポリ(イソブチルメタクリレート)、アルキッ
ド、クマロン−インデン樹脂、ポリ(スチレン)樹脂、
ブタジェン−スチレン共重合体、およびビニルエーテル
のような樹脂用溶媒としてフルオロクロロエタンが提案
されている。前記米国特許第3.276.870号明細
書には、樹脂としてセバシン酸とグリコールの反応によ
って形成されたポリエステル、単量体ジエンと反応性オ
レフィンの触媒反応生成物、オレンジセラック、酢酸セ
ルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スヂレン
ーブタジ■ン共重合体、明らかに好ましくはメチルアク
リレート−メチルメタクリレート共重合体が示唆されて
いる。
前記米国特許第3,997.498号明細書の修正流体
は、タイプされた表示のみでなく、複写が顔料着色され
たトーナー樹脂をベースにしている静電再生表示をも隠
蔽するに有効であるといわれる。(この修正流体に存在
する顔料の量は市販修正流体におけるよりも著しく低い
、固形分の15重量%〜35重量%、または多分それよ
り若干低いと言われることは不思議である)。この特許
の開示にもかかわらず、製造業者は現在、各々被覆され
る特別の表示を溶解または汚すのを避けるために種々の
有機または水をベースとする溶媒系を用いた、タイプさ
れた資料用、静電複写用および筆記インキ用の修正流体
の3つの特別の型を提供している。
多くの修正流体は、キャップに取り付けられたアプリケ
ーターはけを有する小瓶で供給される。
不透明顔料は、使用中沈降する傾向があるので−、顔料
の再分散を助長するためにガラスまたは金属混合ビーズ
を含むことが多く、使用者は修正流体の塗布前に瓶を振
どうするように指示されている。
残念なことに、十分な振どうは通例面倒と考えられるの
で、多くの顔料は瓶の底に残る。この条件は、瓶を開け
た時に溶媒が蒸発する傾向があることによって悪化され
、@換溶媒を利用できるが、この―媒は余り使用されな
い。その結果、8瓶の修正流体の多くは廃棄される。な
ぜならば固形物の分散がますます困難になるからである
発明の開示 本発明により、固形分の高百分率通常約40重量%〜7
0重量%を含有し、顔料が代表的にこのような固形分の
全重量の少なくとも半分を構成する修正流体が提供され
る。好ましい修正流体は、以前の修正流体に普通に用い
られるものよりも実質的に一層揮発性でありしかもその
開示が本明細書に参照されている同時出願明細書に開示
されている型のアプリケーターペンに用いるに特に適し
た溶媒系を用いている。本発明の好ましい実施態様にお
いては、流体が可燃性でなく、特別包装の必要性または
米国運輸省の警告ラベル使用の必要条件が除かれる。ま
た好ましい流体は、沈降防止添加剤を含有し、しかも「
軟沈降」の特徴があり、沈降に対して抵抗性であるばか
りでなく再分散が容易になる。
その最も基本的概念において、本発明は、伝統的型の修
正流体に対する改良を含む、すなわち溶媒、溶媒に溶解
された熱可塑性樹脂および不透明顔料を含む改良を特徴
とする。この改良は、25℃において液体であり、かつ
初期および21℃において溶媒系の90重量%を蒸発後
の両者において、23℃で1.410より大でない(好
ましくは1.400より大でなく、一層好ましくは1.
385より大でない)屈折率を有する有機溶媒系を用い
ることを特徴とする。溶媒系は、また低極性および低水
素結合性をも有する。溶媒系の所定の容積の蒸発時間は
エチルエーテルの同等の容積について約2倍〜6倍の長
さである。
本発明の好ましい実施態様においては、溶媒系は、+1
125℃において液体であり、しかも23℃において1
.385より大でない屈折率を有する・不燃性フッ素含
有サブシステム約20容量%〜60容量%(好ましくは
20容恒%〜40容量%)および相当して、(江沸点、
少なくとも90℃、低極性および低水素結合性を有する
可燃性溶媒サブシステム約80容恒%〜40容量%(好
ましくは80容恒%〜60容量%)を含む。不燃性サブ
システムの所定容積についての蒸発時間は、可燃性サブ
シスデムよりも少なく、不燃性サブシステムの時間はエ
チルエーテルの同等の容積について5倍より大であって
はならない(好・ましくは2倍より大であってはならな
い)。現在好ましい溶媒系は、1.1.2−トリクロロ
トリフルオロエタンとヘプタンのブレンドを含む。本発
明の好ましい実施態様において、ベントナイトゲルまた
は同様のオルガノクレーのような従来の沈降防止剤が含
まれる。
ある液体の屈折率は、その溶解度係数と密接な関係があ
るのみでなく、一層正確かつ確実に求めることができる
。これについてはGeorge’「1lipovich
およびGe0r(le V、D、Tiersによる発表
、ジャーナル・オブ・フィジカル・ケミストリー(Jo
urnal of Physical Chemist
ry ) 、63巻、761頁(1959)、脚注4を
参照されたい。
前項に記載の屈折率値は修正流体の樹脂を溶解するが、
ゼログラフ複写の作成に商業的に現在用いられている最
も可溶性トーナー粉末に結合剤どして使用される樹脂を
溶解しない溶媒を特徴づけている。修正流体樹脂の溶解
性は、もち論組成物に可塑剤を含有することによって増
進できる。
低極性および低水素結合性については、また溶媒がトー
ナー粉末樹脂を溶解し、しかも汚れを起こすことができ
ないことに関する。極性E1(30)はDimroth
らノシュリアス・リーヒツヒス・アナレン・デル・ヒエ
ミー(Julius LiebigsAnnalen 
der Chemie) 、661巻、1頁(1963
)の方法に従って測定した場合に33を越えてはならず
、この測定の理論的根拠はE、G、HCRaeらによっ
てジャーナル・オブ・フィジカル・ケミストリーjJo
urnal of PhysicalChemistr
y ) 61巻、562頁(1957)に論じられてい
る。低極性を有する多くの溶媒は、また低水素結合性を
も有し、溶媒系が低水素結合性を有する必要条件から、
しかしながらトーナー樹脂が、別の満足な溶媒系に溶解
しないことは二重に確められる。
詳     な  説  明 本発明は、特記しない限り部がすべて重量による、例示
的であるが非限定的例を参照してここで説明される。
例    1 オルガノ処理ベントナイト粉末[商品名「ベントーン(
Bentone ) J 14の下にNL Chemi
cals/ML Industries 、 Inc、
から入手できる]16、.67部をヘプタン78.33
部に加え、十分に混合し、メタノール4.7部および脱
イオン水0.25部を加え、次いでさらに5分混合を続
けることによって、沈降防止ベントナイトゲルを製造し
た。メタノールおよび脱イオン水は、組み合せて極性活
性剤として働き、ベントディト小板と水素結合を形成し
、粘度を増大し、しかもベントナイトゲルが最終修正流
体組成の顔料の沈降防止を助長する。「ベントーン」1
4は特に望ましいことが分かった。・なぜならばこの「
ベントーン」14は攪拌した場合に多くのベントナイト
製品よりも一層小さいチクソトロピー効果を示すからで
ある。
純度95%ヘプタン(蒸発率3.67)45.51部に
ベントナイトゲル3.9部、イソブチルメタクリレート
重合体[登録商標[アクリ0イド(八cryloid)
 J B −67の下にローム・アンド・ハース・カン
パニーから市販]19.51部およびジオクチルフタレ
ート可塑剤5.07部を加え、溶液が得られるまで攪拌
した。次いで、ルチルT + 02 ’(商品名FOR
−560Jの下にアメリカン・サイアナミツドから入手
できる、平均粒径0.2マイクロメートル)26.01
部を徐々に加え、この間混合を続けた。次いで、組成物
を、24時間ボールミル粉砕し、次に3日間放置した。
その粘度は、60 ppmにおいてスピンドルNo、 
2で10回転後にブルックフィールドLVT粘度計で測
定して0.185Pa、sであることが分かった。この
流体は、タイプライタ−リボン、ボールペンおよびゼロ
グラフィートーナー粉末(多くの溶媒に特に溶解しゃす
いスチレン:n−ブチルメタクリレ−1〜60:40を
ベースとする)によって生じた表示に汚すことなく塗布
できた。
5etaflash■c、osed Te5terによ
って液体の引火点を測定するASTM試験D’3278
−82を用いて、例1の流体は、少なくとも若干の市販
修正流体と共有する特性である可燃性であることが分か
った。この可燃性には、出荷容器上に警告ラベルを載置
する必要があろうが、修正流体は、通常非常に小さい個
別容器で供給されるので危険は最小である。しかしなが
ら、下記の例は、ASTM試験D3278−82によっ
て不燃性と分類されている。
□例   2 例1のイソブチルメタクリレート重合体7.37部に、
例1のベントナイトゲル14.11部、純度95%ヘプ
タン12.18部、ジオクチシフタレ−1〜可塑剤1.
89部およびレシチン湿潤助剤0.60部を加え、重合
体が溶解するまで混合物を攪拌した。次に、例1のルチ
ルT i’ 0239’、 36部を徐々に加え、その
後、1.1.2−t−リクロロトリフルオロエタンし登
録商標名[フレオン(Freon ) J 113の下
にイー・アイ・デュポン・デ・ネモアス・アンド・カン
パニーから入手できる]21.30部およびカーボンブ
ラック/ジオクチルフタレート着色分散液0.03部を
混入した。得られた流体を15時間ボールミル粉砕し、
ケイソウ土つや消し剤[登録商標名[セライト(Cel
ite) Jの下にジョンズ・マンビルから市販13.
16部を加え、さらに1時間ボールミル粉砕を続けた。
固体の重量自分率は54.3%と計算され、TiO2は
固体の72.4%を構成した。流体を3日放置した後、
その粘度が6 OrpmにおいてスピンドルNα2.1
0回転後にブルックフィールドLVT粘度計で測定して
0.232Pa、sであることが分かった。
1分穏かに振どう後、流体の粘度は、0.120Pa、
 sであることが分かった。
この例の修正流体は、容易に塗布され、しかも室温にお
いて約30秒で乾燥され、優秀な隠蔽力、可撓性および
密着性を有する平滑な塗膜を残すことが分かった。この
流体はタイプされた原文、多くのインキから作成された
表′示または静電複写機(ポリエステル、スチレン/ア
クリレート共重合体およびポリオレフィン)に用いられ
る出願人に既知のトーナー樹脂の種類の何れかをもって
作成された複写を汚さなかった。
例2の修正流体の不燃性は、1.1.2−−トリクロロ
トリフルオロエタン溶媒の存在によるものである。この
溶媒の高密度くベブタンの約0.68と比較して約1.
58)もまた修正流体における顔料の沈降を遅延1−る
のに役立つ。
溶媒の揮発性は、重要であることが分、かった。
ハンドブック・オブ・オーガニック・インダストリアル
・ツルベンツ(Handbook of Organi
cIndustrial 5olvents ) 、第
5版、アライアンス・オブ・アメリカン・インシュアラ
ーズ(Alliance of Alll0riCan
 In5LIrerS ) 、イリノイ州、シカゴ所在
(1980)に記載された揮発度    p測定の認め
られた方法は、溶媒の特別の容積が蒸発するに必要な時
間対基準溶媒の同じ容積が蒸発するに要する時間の比で
ある「蒸発率」である。
(換言すれば、一層高い蒸発率は一層低い揮発度を意味
する)。次項は、蒸発率測定の実施に考案された試験操
作を説明する。
21℃および相対湿度50%における本質的に通風のな
い環境において、溶媒の正確に測定されたアリコート(
1001G)を、リングスタンドに取りつけられた水平
のリングクランプ(内径23/8インチまたは約60m
)によって支持された白色20ボンドボンド紙(重量的
33.8g/馴2)の3インチ(76m)向上に均一速
度で注射器から計量分配して、紙の両面を空気にさらす
。面積380mm2(直径22mm)の円の輪郭を紙の
四角の中心に鉛筆で描く。溶媒の滴を円によって囲まれ
た領域内のみの紙の飽和を保つに十分な速度で計量分配
し、蒸発の一定表面積を保った。
湿潤領域は容易に見ることができる。なぜならば湿潤領
域は暗バックグラウンドに対して見た場合、未湿潤白色
紙よりも暗いからであり、円内の領域はコントラストが
全く消失する時に乾燥したと判断される。全溶媒を完全
に蒸発させるに必要な時間は、3個の別々の試験におい
てストップウォッチをもって測定し、平均時間を計算し
た。試験する溶媒の蒸発率を得るために、平均時間を基
準溶媒について求めた蒸発時間によって除す。
基準溶媒としてエチルエーテルを用いて、例1および例
2の溶媒系の蒸発率はそれぞれ3.67および2.8で
あることが分かった。近似範囲2へ・6内の蒸発率はイ
1用であることが分かった。一層低い率は、塗布された
時に修正流体が皮で覆い、しかも最後乾燥フィルムがし
わのよった不規則な外観を有する傾向がある。他方、一
層高い蒸発率は、流体が余り遅く乾燥するので多くの使
用者には許容できない。適当なはけ塗りについては、蒸
発率は4.5を越えないのが好ましい。前記のペンによ
る塗膜[には、蒸発率は、3を越えないのが好ましい。
前記の配合物の多くの変形は、本発明の精神から逸脱す
ることなく行い縛ることが分かる。説明するために、レ
シヂン以外の湿潤または分散助剤を使用でき、均展剤を
含有でき、他の顔料(例えばZnO,CaC0、BaS
O4など)をTie、、の代わりに使用できるかあるい
は共に含有でき、溶媒の割合を変えることができ、溶媒
サブシステムの片方または双方は、2種またはそれ以上
の異なった溶媒を含有してもよく、着色染料または顔料
は、種々の基体に合うように含有でき、かつ他の沈降防
止剤は、修正流体に配合できる。
本発明による修正流体の製造に有効であることが分かっ
た可燃性溶媒としては、ヘプタンの他にイソ−オクタン
、ヘキサメチル−ジシロキサン、2.2.3−トリメチ
ルペンタン、2−メチルヘキサン、3−メチルヘキサン
、2−メチル−3−エチルベンタン、2.3−ジメチル
ヘキサン、2゜4−ジメチルヘキサン、2,5−ジメチ
ルヘキサン、2.3−ジメチルペンタン、2,4−ジメ
チルペンタンおよび3,3−ジメチルペンタンがある。
シクロヘキサンおよびメチルシクロヘキサンのような可
燃性溶媒の屈折率は、非常に高いので、これらの可燃性
溶媒は多くのゼログラフィー表示を溶解および汚す傾向
があるが、しかしながらこれらの溶媒はブレンドの屈折
率が前記特定値を満たすに十分低いという条件で、一層
低屈折率を有する溶媒とブレンドできる。
本発明の好ましい実施態様により、修正流体の製造に有
効であることが分かった不燃性溶媒の中で、前記1,1
.2−トリクロロトリフルオロエタンの他に1.1.1
−トリクロロトリフルオロエタン、1,1−ジクロロデ
カフルオロペンタン、1.2.2−トリクロロペンタフ
ルオロプロパン、1−ブロモペルフルオロ−ヘキサン、
1.1−ジクロロペルフルオロヘキサン、1.−クロロ
ペルフルオロ−ヘプタン、1−クロロペルフルオロオク
タン、1−ブロモペルフルオロヘプタン、2.3−ジク
ロロオクタフルオロブタンおよび2.3−ジクロロヘキ
サ−フルオロ−2−ブテンがある。
可燃性溶媒サブシステムおよび不燃性溶媒サブシステム
のブレンドをベースにした不燃性溶媒系には、現在可燃
性サブシステムは、23℃において1.435より大で
ない屈折率を有するのが好ましく、屈折率が1.410
を越えないのがさらに好ましい。この型の溶媒系をベー
スにする修正流体が、溶媒が蒸発する時に不燃性である
のを確実にするために、可燃性溶媒サブシステムの沸点
は、少なくとも90℃でなければならないことが分かっ
た。可燃性サブシステムが著しく低い沸点を有するなら
ば、可燃性蒸気の濃度は、非常に高くなるので、偶然の
発火が起こりうるであろう。
最も広い用途を有する修正流体には、最も低い屈折率を
有する溶媒が好ましい。
前記のように、熱可塑性、塗膜形成性の室温において本
質的に不粘着性のしかも選ばれた溶媒系に可溶性の任意
の樹脂を用いることができる。従って、例えば、本発明
の修正流体は、適当な溶媒系をもって、アクリレートま
たはメタクリレートエステル[例えば「アクリロイド■
JB−66およびB−671、ポリエステル[例えばセ
バシン酸5モルと1.4−シクロヘキサンジメタツール
4モルおよびポリ(テトラメチレンオキシド)ジオール
9901モルの反応生成物、セバシン酸ジメチル5モル
およびテレフタル酸ジメチル5モルと1.4−シクロヘ
キサンジメタツール9モルおよびポリ(テトラメチレン
オキシド)ジオール9901モルの反応生成物、セバシ
ン酸4モルと1,4−シクロヘキサンジメタツール3モ
ルおよびポリプロピレングリコール400−4251モ
ルの反応生成物、アジピン酸5モルと1.4−シクロヘ
キサンジメタツール3モルおよびポリ(テトラメチレン
オキシド)ジオール9902モルの反応生成物、アゼラ
イン酸10モルと1゜5−ベンタンジオール9モルおよ
びポリ(テトラメチレンオキシド)ジオール9901モ
ルの反応生成物、アジピン酸20モルと1,4−シクロ
ヘキサンジメタツール19モルおよびポリ(テトラメチ
レンオキシド)ジオール2000 1モルの反応生成物
、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸および1.6
−ヘキサンジオールの反応生成物、およびポリエチレン
アゼレート]、セグメント化ポリエステル[例えばセバ
シン酸8モル、オレイン酸二量体2モル、ポリ(テトラ
メチレンオキシド)ジオール9901モル、および1゜
4−シクロヘキサンジメタツール9モルをベースとする
もの、アジピン酸9モル、オレイン酸二量体1モル、お
よび1.5−ベンタンジオール10モルをベースとする
もの、アジピン酸4モル、オレイン酸二量体1モルおよ
び1.5−ベンタンジオール5モルをベースとするもの
、セバシン酸9モル、イタコン酸1モル、1.4−シク
ロヘキサンジメタツール9モルおよびポリ(テトラメチ
レンオキシド)ジオール1モルをベースとするもの]ポ
リビニルエーテル[例えばポリ(オクタデシルビニル)
エーテル、ポリ(ドデシルビニル)エーテルまたはポリ
(2−エチルヘキシル)エーテル]およびポリビニルエ
ステルを混入できる。
前記開示を通じて強調されたように、出来るだけ低い屈
折率を有する溶媒系を用いるのが望ましい。この特性で
有名な低極性の化合物の群は登録商標名[フルオリナー
ト(Fluorinert) Jの下にミネソタ・マイ
ニング・アンド・マニュファクリング・カンパニーによ
って販売されている完全フッ素化有機液体である。屈折
率を括弧内に示b、これらの液体の若干、例えばペルフ
ルオロヘキサン(1,251)、ペルフルオロヘプタン
(1,261)、ペルフルオロオクタン(1,271’
)およびペルフルオロオクタンと環状ペルフルオロオク
チルエーテル(1,271)のブレンドは、本発明の実
施において使用できることが分かった。これらの液体に
可溶性の重合体の中には、ポリ2−N−[(N−エチル
ペルフルオロオクタンスルホンアミド)エチルアクリレ
ート]おにびポリ4−N−[(N−エチルペルフルオロ
オクタンスルホンアミド)ブチルアクリレート]がある
。下記の例は、典型的溶媒およびこの型の重合体を配合
する修正流体を示す。
例    3 ペルフルオロヘプタン67.8部に、ポリ4−? N−[(N−エチルペルフルオロオクタンスルホンアミ
ド)ブチルアクリレート19.6部を加え、溶液が得ら
れるまで攪拌を続けた。高速Cowles型旧5per
satorを用いて、ルチル二酸化チタン(OR−’5
60)22.6部を溶液に分散した。
得られ艶修正流体は不燃性であり、蒸発率わずかに3よ
り小を有し、タイプライタ−リボン、ベンインギおよび
あらゆる既知の型のゼログラフィートーナー粉末によっ
て生成した表示に適用された場合に全く汚さなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)a、25℃において液体であり、 (1)初期および溶媒系の90重量%の蒸発後の両者に
    おいて屈折率1.410またはそ れ以下、 (2)低極性、 (3)低水素結合および (4)蒸発比約2〜6の範囲内、 を有する前記溶媒系、 b、前記溶媒系に溶解された熱可塑性樹脂および c、不透明顔料 を組み合せて含み、タイプライターリボン、筆記インキ
    および融着トーナー粉末によって作成された表示を、す
    べて溶解または汚すことなく、前記表示を隠蔽可能の修
    正流体。 (2)溶媒系は、23℃において屈折率 1.400またはそれ以下を有する、特許請求の範囲第
    1項の修正流体。 (3)溶媒系は、23℃において屈折率 1.385またはそれ以下を有する、特許請求の範囲第
    1項の修正流体。 (4)溶媒系が不燃性であり、しかも a、25℃において液体であり、かつ23℃において1
    .385より大でない屈折率を有する不燃性フッ素含有
    サブシステム約20容量%〜60容量%、および相当し
    て b、低極性、低水素結合性および沸点少なくとも90℃
    を有する可燃性溶媒サブシステム約80容量%〜40容
    量%から本質的になり、前記不燃性溶媒サブシステムの
    所定の容積の蒸発時間は、可燃性溶媒サブシステムの同
    じ容積のものよりも少なく、しかもエチルエーテルの同
    じ容積の約6倍より大きくない、 特許請求の範囲第1項の修正流体。 (5)可燃性溶媒サブシステムが脂肪族炭化水素から本
    質的になる、特許請求の範囲第4項の修正流体。 (6)修正流体100部が、重量基準で a、溶媒系30部〜50部および相当して b、固体70部〜50部(前記固体の個々の成分はイソ
    ブチルメタクリレート重合体約10%〜15%、ジオク
    チルフタレート可塑剤2%〜5%、二酸化チタン50%
    〜70%、ベントナイトゲル20%〜25%、およびレ
    シチン0.5%〜2%を含む) を含有する、特許請求の範囲第4項の修正流体。 (7)沈降防止剤が含有される、特許請求の範囲第4項
    の修正流体。 (8)沈降防止剤がオルガノクレーを含む、特許請求の
    範囲第7項の修正流体。 (9)沈降防止剤がベントナイトゲルである、特許請求
    の範囲第7項の修正流体。 (10)シート材料に適用された表示を隠す修正流体(
    前記流体は溶媒、溶媒に溶解された熱可塑性樹脂および
    不透明顔料を含む)において、溶媒として1,1,2−
    トリクロロトリフルオロエタン約20容量%〜40容量
    %および相当して可燃性脂肪族溶媒約80容量%〜60
    容量%を含む不燃性溶媒系を用い、修正流体はタイプラ
    イターリボン、筆記インキおよび融着トーナー粉末から
    作成された表示を、すべて溶解または汚すことなく、前
    記表示を隠蔽可能であることを特徴とする改良。 (11)a、容量基準で (1)1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン約2
    5%〜35%および相当して (2)ヘプタン約75%〜65%からなる不燃性溶媒系
    、 b、溶媒系に溶解された熱可塑性アクリレートまたはメ
    タクリレート樹脂、 c、前記樹脂用可塑剤、 d、不透明顔料として微粉ルチル二酸化チタンの有効量
    および e、湿潤剤、 を組み合せて含み、沈降に耐えしかも長期放置後におい
    ても容易に再分散される、タイプライターリボン、筆記
    インキおよび融着トーナー粉末によって作成された表示
    を、すべて溶解または汚すことなく前記表示を隠蔽可能
    の修正流体。 (12)溶媒系が完全フッ素化有機液体である、特許請
    求の範囲第1項の修正流体。
JP60144415A 1984-07-02 1985-07-01 修正流体 Pending JPS6119674A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/627,286 US4654081A (en) 1984-07-02 1984-07-02 Nonsmearing correction fluid
US627286 1984-07-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6119674A true JPS6119674A (ja) 1986-01-28

Family

ID=24514025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60144415A Pending JPS6119674A (ja) 1984-07-02 1985-07-01 修正流体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4654081A (ja)
EP (1) EP0170405B1 (ja)
JP (1) JPS6119674A (ja)
KR (1) KR860001162A (ja)
AU (1) AU574185B2 (ja)
BR (1) BR8503089A (ja)
DE (1) DE3564129D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5500455A (en) * 1992-06-17 1996-03-19 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Correction fluid composition containing acrylic resin

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4992502A (en) * 1989-08-14 1991-02-12 The Gillette Company Solid correction compositions
US5024700A (en) * 1989-09-05 1991-06-18 The Ink Company Thixotropic printing ink compositions and methods of preparing same
US5256191A (en) * 1990-10-31 1993-10-26 John Thompson Correction fluid compositions
US5199976A (en) * 1991-06-13 1993-04-06 The Gillette Company Ozone-friendly correction fluid
US5403514A (en) * 1991-10-07 1995-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Solvent composition and water-repellent/oil-repellent composition using the same
US5306755A (en) * 1992-04-09 1994-04-26 The Gillette Company Correction fluid containing a butyl methacrylate copolymer ditridecyl phthalate, a non-halogenated solvent and an opacifying agent
GB9211760D0 (en) * 1992-06-03 1992-07-15 Gillette Co Correction fluids
US5872162A (en) * 1993-06-04 1999-02-16 The Gillette Company Correction fluid for water-fast inks
US5332599A (en) * 1993-07-19 1994-07-26 The Gillette Company Aqueous correction fluid
ZA955550B (en) 1994-07-08 1996-02-16 Gillette Co Aqueous correction fluids
US5922400A (en) * 1997-01-09 1999-07-13 The Gillette Company Correction fluid
US6083618A (en) * 1997-06-25 2000-07-04 The Gillette Company Correction fluids comprising composite polymeric particles
US5993097A (en) * 1997-11-14 1999-11-30 Debaene; David N. Applicator for temporarily masking stains on clothing
AU754146B2 (en) * 1999-01-15 2002-11-07 Bic Corporation Correction tape having dye migration blocking properties
JP2001158869A (ja) * 1999-09-20 2001-06-12 Sakura Color Prod Corp 筆記具用油性インキ
DE602006010883D1 (de) * 2005-08-04 2010-01-14 Sanford Lp Korrekturflüssigkeiten
US10294376B2 (en) * 2008-11-12 2019-05-21 Archer Daniels Midland Company Lecithin and plasticizer compositions and methods
CN102186862B (zh) * 2008-11-12 2017-10-17 阿彻丹尼尔斯米德兰德公司 卵磷脂与增塑剂的组合物及方法
JP2012523479A (ja) 2009-04-07 2012-10-04 センシエント カラーズ エルエルシー 自己分散性粒子並びにその製造方法及び使用方法
US9109126B2 (en) 2013-07-22 2015-08-18 Sanford, L.P. Ink compositions comprising colorant particles containing polymeric particles

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2077874A (en) * 1934-09-07 1937-04-20 Ditto Inc Solvent
US2381753A (en) * 1941-01-03 1945-08-07 Gen Printing Ink Corp Printing ink
US3276870A (en) * 1958-07-10 1966-10-04 Battelle Development Corp Correction process and coating composition therefor
US3481883A (en) * 1967-08-28 1969-12-02 Daikin Ind Ltd Azeotropic composition
US3948668A (en) * 1974-03-15 1976-04-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fluorocarbon-containing printing ink and process for image printing
US3997498A (en) * 1975-07-24 1976-12-14 Xerox Corporation Non-smudge correction fluid
US4165988A (en) * 1977-12-27 1979-08-28 Columbia Ribbon And Carbon Manufacturing Co., Inc. Correction fluid
US4208218A (en) * 1978-03-27 1980-06-17 Nl Industries, Inc. Viscosity increasing additive for non-aqueous fluid systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5500455A (en) * 1992-06-17 1996-03-19 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Correction fluid composition containing acrylic resin

Also Published As

Publication number Publication date
KR860001162A (ko) 1986-02-24
US4654081A (en) 1987-03-31
EP0170405A1 (en) 1986-02-05
DE3564129D1 (en) 1988-09-08
BR8503089A (pt) 1986-03-11
AU574185B2 (en) 1988-06-30
EP0170405B1 (en) 1988-08-03
AU4341385A (en) 1986-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6119674A (ja) 修正流体
US5256191A (en) Correction fluid compositions
US5120359A (en) Erasable ink compositions
US3997498A (en) Non-smudge correction fluid
JPH03237171A (ja) 消去し得る水性インキ組成物
GB2058806A (en) Thermally activated ink composition and transfer ribbon
JP2516608B2 (ja) 感圧性化学記録材のための修正用組成物
JP3133070B2 (ja) オゾン層に悪影響を及ぼさない修正液
JPH06500820A (ja) オゾンにやさしい修正液
IE46898B1 (en) Recording information on surfaces covered with an opaque organic pigment layer
US3825437A (en) Adhesively eradicable transfer medium
JPH01217088A (ja) 消しゴムにより消去し得るインキ組成物
JPH0832845B2 (ja) ボードマーカー用インキ組成物
JP2774891B2 (ja) 修正被覆剤組成物
US10604663B2 (en) Correction fluid
US4833117A (en) Novel correction compositions and process for using same
JPH09503537A (ja) 修正用およびマーキング用材料
JP4870267B2 (ja) 修正液及びこれを用いた修正具
JPH01188576A (ja) ボードマーカー用インキ組成物
JPS621763A (ja) 修正液
JPS5924764A (ja) 修正液
JPH05598A (ja) 固形修正具
JPS5823423B2 (ja) 筆記用軟質組成物
JPS60130662A (ja) 筆記具用インキ
JPH01217089A (ja) 消去性インキ組成物