JPS61196494A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に係り、特に磁気ディスク、
磁気ヘッド及びアクチュエータを一体的に密閉し、空気
中の塵埃を除去する磁気ディスク装置に関する。

〔発明の背景〕

磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを磁気ディスク上にお
いて空気の粘性流により数ミクロンのオーダーで浮上さ
せ、この状態で磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向に
シーク動作を行なうため空気中に塵埃があると、磁気デ
ィスクと磁気ヘッドとの間に塵埃が侵入してヘッドクラ
ン１等の事故を招（ものである。

特に磁気ヘッドを直線的に移動させる所謂リニア型アク
チュエータを備える磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを
支持するキャリッジを直線移動させるための車輪が案内
レール上を移動するため、車輪とレールとの摩耗及び磁
気、ヘッドと磁気ディスクの摺動によって塵埃が発生し
、前記ゞノドクラツシ二等が発生する可能性がある。

従来の磁気ディスク装置においては、例えば特開昭５５
−１０１１７２号公報（０１１Ｂ２５１０４　）　Ｋ示
される様な、磁気ヘッド、磁気ディスク及びアクチュエ
ータを収納するシェラウド内にエアーフィルターを設け
てシュラウド内の塵埃を除去するものがある。しかしな
がらこの様な磁気ディスク装置は、アクチュエータ及び
摺動によって発生した塵埃が磁気ディスクを含む空間を
通過した後にエアーフィルターによって捕捉されるため
、前記磁気ヘッドと磁気ディスク間の微少間隔に侵入し
、前記へノドクラッシ１等を根本的に解決することがで
きないものである。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、磁気ディスクの存在する空間に、アク
チュエータ等から発生する塵埃が侵入しない磁気ディス
ク装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

従来の磁気ディスク装置では、ディスクの存在する空間
と、アクチュエータ等の存在する空間は仕切られておら
ず、アクチュエータのベアリングやガイドから発生する
塵埃が、円板の面に付着し、ヘッドとディスクの安定な
浮動に有害な作用を及ぼす。

ディスクの入っている空間をアクチュエータから完全に
隔離するのは、磁気ヘッドを複数のディスクの間に挿入
しなくてはならないことと、これを高速で運動させねば
ならぬことから、容易に実現できない。

また、ディスクとヘッドが接触する時に塵埃が発生する
が、この塵埃も除去される必要がある。

本発明では、これらの問題を解決するため、ディスクの
存在する空間と、それ以外の部分との間をただ２つの穴
で連絡し、−万のは空気の出口とし他方の穴は空気の入
口とし、空気の入口側（ディスクへの）にフィルタを設
けることにより【有害な塵埃を除去するものである。ま
た、これらの空気をディスク収納空間からアクチュエー
タ収納空間に案内するためめスポイラを設ける。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図により説明する。

本実施例による磁気ディスク装置は、敷板のディスク１
が同一軸上に重ねられ、回転させられ、ディスク１０間
には、スポイラ２がほぼ半径方向に設けられている。デ
ィスク１とスポイラ２は隔壁３によって、リニア形キャ
リッジ４やアクチュエータ５と分離されている。隔壁３
には２つの穴６及び７があけられている。穴６はスポイ
ラの直近で、スポイラ２の上流側にあけられ、もう１つ
の穴７は、スポイラの直近で下流側にあけられている。

穴７にはエアフィルタ８が取付けられている。穴６は磁
気へラドアーム９の挿入穴を兼ねている。ディスク１が
図で時計方向に回転すると、スポイラ２があるため空気
は穴６から円板部の外へ流れ出し、穴７のフィルタ８を
通ってディスク収納の空間へ流入する。空気の逆流を防
ぐため穴６はへラドアームがやっと通過できる程度に狭
くしである。

このような構造によって、空気はヘッドアームの半径方
向の位置にかかわらず、穴６から流出し、はとんど逆流
することはない。従って、ディスク１とヘッドが接触す
ることによって発生した塵埃はディスク収納空間の外へ
流れ出してしまう。またディスク収納空間に流入する空
気は、フィルタ８によって濾過されるので、ディスク収
納空間には常に清浄な空気が供給される。アクチュエー
タ収納空間で発生する塵埃も、ヘッドアーム９の周囲か
ら、ディスク収納空間へ侵入することなく、フィルタ８
によって捕えられる。

このようにして、円板部を常に清浄に保つことができる
。

また本実施例によれば磁気ディスク装置の組立の途中工
程において、ディスク収納部は、組立抜穴７をふさぐこ
とによって、容易に外気と遮断することが出来るので、
不必要にａ埃にさらされる可能性が小さい。

第２図は本発明の他の実施例を示す図である。

基本構造は第１図の実施例と類似しているが、スポイラ
２０の向きを空気が流れやすい向き圧している他、隔壁
３に設けた穴６．７に筒状の流路３ａを設け、空気がス
ムーズに流れるようにしている。

〔発明の効果〕

本発明によればディスク収納空間に、アクチ晶エータ収
納空間から発生する塵埃が侵入することを容易に防ぐこ
とが出来、またディスク及びヘッドによって発生する塵
埃をも容易に除去することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による磁気ディスク装置の
断面を示す図である。 第２図は、本発明の他の実施例による磁気ディスク装置
の断面を示す図である。 訃・・・・・磁気ディスク、２及び２０・・・・・・ス
ポイラ、３・・・・・・隔壁、４・・・・・・キャリッ
ジ、５・・・・・・アクチ為エータ、６・・・・・・穴
、７・・・・・・穴、８・・・・・・エアフィルタ、９
・・・ヘッドアーム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スピンドルにより回転駆動される磁気ディスクと、該磁
   気ディスク上のデータの記録及び再生を行なう磁気ヘッ
   ドと、該磁気ヘッドを磁気ディスク上でシーク動作を行
   なうアクチュエータと、該磁気ディスク、磁気ヘッド及
   びアクチュエータを囲うシュラウドを備える磁気ディス
   ク装置において、 該磁気ディスク及び磁気ヘッドを含む第１の空間とアク
   チュエータを含む第２の空間とを区分すると共に、該ア
   クチュエータが第１の空間に侵入する第１の穴と、該第
   ２の空間と第１の空間とを連結する第２穴とを有する区
   壁と、該区壁の第２の穴に設けられ、第２の空間から第
   １の空間へ流入する気体中の塵埃を除去するフィルター
   とを備えることを特徴とする磁気ディスク装置。