JPS61192668A - 記録紙搬送路開放機構 - Google Patents
記録紙搬送路開放機構Info
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- JPS61192668A JPS61192668A JP60030492A JP3049285A JPS61192668A JP S61192668 A JPS61192668 A JP S61192668A JP 60030492 A JP60030492 A JP 60030492A JP 3049285 A JP3049285 A JP 3049285A JP S61192668 A JPS61192668 A JP S61192668A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野〕
この発明は、複写機、プリンター等の画像記録装置にお
ける記録紙搬送路開放機構に関する。
ける記録紙搬送路開放機構に関する。
複写機、プリンター等の画像記録装置においては、記録
紙収納部より記録紙を画像形成部に向けて供給し、該画
像形成部を通過させて搬送し、排紙部で装置外へ排出す
るまでの記録紙通過経路が必要である。この記録紙通過
経路中においては紙詰まり(ジャム)が発生しないよう
な構成が望まれているが、現在の技術レベルでは、この
ジャム発生は不可避の現象である。したがってジャムが
発生した場合、いかにジャム紙を容易に除去できるよう
に構成するかが、大きな技術的な課題の一つとなってい
る。ジャムは、給紙部、転写画像形成部、転写前搬送部
、転写後産送部、定着部、排紙部等のそれぞれの部位に
おける記録紙通過経路で発生する可能性がある。ジャム
紙は、上記各部位の中のジャム発生部位のみの記録紙経
路をそれぞれ単独で開放できるように構成しても除去す
ることができる。しかし、高速画像記録装置においては
、装置内の記録紙通過経路を同時に複数の記録紙が走行
するように構成されることが多く、一旦ジャムが発生す
ると複数の部位の記録紙経路に記録紙が停止する。した
がって、ジャム紙や残留紙を能率的に除去するためには
、1度の操作で多くの部位の記録紙経路が同時に開放で
きるように構成することが望ましい。
紙収納部より記録紙を画像形成部に向けて供給し、該画
像形成部を通過させて搬送し、排紙部で装置外へ排出す
るまでの記録紙通過経路が必要である。この記録紙通過
経路中においては紙詰まり(ジャム)が発生しないよう
な構成が望まれているが、現在の技術レベルでは、この
ジャム発生は不可避の現象である。したがってジャムが
発生した場合、いかにジャム紙を容易に除去できるよう
に構成するかが、大きな技術的な課題の一つとなってい
る。ジャムは、給紙部、転写画像形成部、転写前搬送部
、転写後産送部、定着部、排紙部等のそれぞれの部位に
おける記録紙通過経路で発生する可能性がある。ジャム
紙は、上記各部位の中のジャム発生部位のみの記録紙経
路をそれぞれ単独で開放できるように構成しても除去す
ることができる。しかし、高速画像記録装置においては
、装置内の記録紙通過経路を同時に複数の記録紙が走行
するように構成されることが多く、一旦ジャムが発生す
ると複数の部位の記録紙経路に記録紙が停止する。した
がって、ジャム紙や残留紙を能率的に除去するためには
、1度の操作で多くの部位の記録紙経路が同時に開放で
きるように構成することが望ましい。
従来、例えば特開昭54−121135号公報には、第
6図に示すように、記録紙通過経路60の一方側に配置
されている転写部619分離部62.及び転写後産送部
63を一体構成体64として、前記記録紙通過経路60
を境にして像担持体65から一体的に離間できるように
構成し、転写部611分離部62又は転写後産送部63
のいずれの位置に記録紙が保留されても、同一構成体の
移動により除去できるようにする方式が開示されている
。
6図に示すように、記録紙通過経路60の一方側に配置
されている転写部619分離部62.及び転写後産送部
63を一体構成体64として、前記記録紙通過経路60
を境にして像担持体65から一体的に離間できるように
構成し、転写部611分離部62又は転写後産送部63
のいずれの位置に記録紙が保留されても、同一構成体の
移動により除去できるようにする方式が開示されている
。
先に述べたように高速画像記録装置においては、例えば
転写部にジャムが発生すると、転写後産送部や定着部ば
かりでなく、給紙部や転写前搬送部にも記録紙が停止す
ることが多く、前記従来例の如く分離部や転写後産送路
ばかりでなく、転写部の開放と共に給紙部や転写前搬送
部も開放する必要がある。ところが、一般に画像記録装
置においては、給紙部や転写前搬送部には紙ガイドや搬
送ローラー等が入り組んでおり、特に給紙部を複数個有
している装置ではなお一層複雑な構成を備えているため
、転写部と同時に、これらの給紙部や転写前搬送部の記
録紙経路を開放させることはきわめて困難であった。
転写部にジャムが発生すると、転写後産送部や定着部ば
かりでなく、給紙部や転写前搬送部にも記録紙が停止す
ることが多く、前記従来例の如く分離部や転写後産送路
ばかりでなく、転写部の開放と共に給紙部や転写前搬送
部も開放する必要がある。ところが、一般に画像記録装
置においては、給紙部や転写前搬送部には紙ガイドや搬
送ローラー等が入り組んでおり、特に給紙部を複数個有
している装置ではなお一層複雑な構成を備えているため
、転写部と同時に、これらの給紙部や転写前搬送部の記
録紙経路を開放させることはきわめて困難であった。
本発明は、従来の記録紙搬送路開放機構における上記問
題点を解決すべくなされたもので、転写部の開放と連動
して、給紙部および、又は転写前搬送路を開放し、ジャ
ム紙や残留記録紙を容易に除去できるようにした記録紙
搬送路開放機構を提供することを目的とするものである
。
題点を解決すべくなされたもので、転写部の開放と連動
して、給紙部および、又は転写前搬送路を開放し、ジャ
ム紙や残留記録紙を容易に除去できるようにした記録紙
搬送路開放機構を提供することを目的とするものである
。
本発明は、転写部材を像担持体に対する所定の転写動作
位置に配置する操作と、その所定転写動作位置から転写
部材を退避させて転写部を開放する操作とを行う切換操
作手段を備え、該切換操作手段には更に、中間部が軸支
されているアーム部材の一端をリンクを介して連結し、
このアーム部材の他端には、給紙部から転写部へ記録紙
を案内するガイド部材を連結して記録紙搬送路開放機構
を構成するものである。
位置に配置する操作と、その所定転写動作位置から転写
部材を退避させて転写部を開放する操作とを行う切換操
作手段を備え、該切換操作手段には更に、中間部が軸支
されているアーム部材の一端をリンクを介して連結し、
このアーム部材の他端には、給紙部から転写部へ記録紙
を案内するガイド部材を連結して記録紙搬送路開放機構
を構成するものである。
そして、前記切換操作手段の操作により前記転写部材の
開放動作と同時に、リンク及びアーム部材を介してガイ
ド部材の開放動作を行わせるもので、これにより転写部
及び給紙部の別個の開放操作を必要とせず、ジャム紙又
は残留紙の除去の容易化を計るものである。
開放動作と同時に、リンク及びアーム部材を介してガイ
ド部材の開放動作を行わせるもので、これにより転写部
及び給紙部の別個の開放操作を必要とせず、ジャム紙又
は残留紙の除去の容易化を計るものである。
以下、本発明の実施例について説明する。第1図は、本
発明に係る記録紙搬送路開放機構の一実施例の平面図で
ある。まず転写部の構成について説明する0図において
、lはトナー像が形成される像担持体であり、2は転写
ローラーで、前記像担持体1に対し圧接又は離隔するよ
うに構成され、導電性を有するバイアスローラーあるい
は絶縁性の硬質圧力ローラーで形成されており、像担持
体1への圧接時には、その圧接線を通過する記録紙に像
担持体l上のトナー像を転写させるものである。この転
写ローラー2は、その転写ローラー軸3を介して、転写
アーム4に回転可能に支持されており、転写アーム4は
その一端部4aにおいてピボット軸5に回動可能に支持
されている。また、転写アーム4の他端部4bには貫通
孔4cが形成されている。
発明に係る記録紙搬送路開放機構の一実施例の平面図で
ある。まず転写部の構成について説明する0図において
、lはトナー像が形成される像担持体であり、2は転写
ローラーで、前記像担持体1に対し圧接又は離隔するよ
うに構成され、導電性を有するバイアスローラーあるい
は絶縁性の硬質圧力ローラーで形成されており、像担持
体1への圧接時には、その圧接線を通過する記録紙に像
担持体l上のトナー像を転写させるものである。この転
写ローラー2は、その転写ローラー軸3を介して、転写
アーム4に回転可能に支持されており、転写アーム4は
その一端部4aにおいてピボット軸5に回動可能に支持
されている。また、転写アーム4の他端部4bには貫通
孔4cが形成されている。
6は転写アーム4に沿って配設された該アーム4の駆動
用のバーで、該駆動バー6の一端部6aは前記ピボット
軸5、又はその近傍に設けた支軸に回動可能に支持され
ており、駆動バー6の他端部近傍6bは幅広に形成され
、貫通孔6cが設けられている。そして駆動バー6の貫
通孔6c及び転写アーム4の貫通孔4cにはポルト7を
貫通し、その先端側にはプリロードユニット8を貫通さ
せ、先端に螺着したナツト7′でプリロードユニット8
を係止し、駆動バー6、転写アーム4及びプリロードユ
ニット8を一体的に連結している。プリロードユニット
とは、プリロード機構付の加圧ばねを用いたもので、加
圧ばねの所定圧縮ばね圧(例えば200kg)を出すた
めには、ばねを所定距離(例えば10 龍)圧縮する必
要がある場合に、ばねを所定距離に近い(例えば9m)
圧縮した状態で保持できるようなユニットを予め形成し
ておき、加圧動作時には更に僅かな距離(例えば1龍)
だけ圧縮すれば、所定の圧縮ばね圧(例えば200kg
)を出せるようにしておくものである。
用のバーで、該駆動バー6の一端部6aは前記ピボット
軸5、又はその近傍に設けた支軸に回動可能に支持され
ており、駆動バー6の他端部近傍6bは幅広に形成され
、貫通孔6cが設けられている。そして駆動バー6の貫
通孔6c及び転写アーム4の貫通孔4cにはポルト7を
貫通し、その先端側にはプリロードユニット8を貫通さ
せ、先端に螺着したナツト7′でプリロードユニット8
を係止し、駆動バー6、転写アーム4及びプリロードユ
ニット8を一体的に連結している。プリロードユニット
とは、プリロード機構付の加圧ばねを用いたもので、加
圧ばねの所定圧縮ばね圧(例えば200kg)を出すた
めには、ばねを所定距離(例えば10 龍)圧縮する必
要がある場合に、ばねを所定距離に近い(例えば9m)
圧縮した状態で保持できるようなユニットを予め形成し
ておき、加圧動作時には更に僅かな距離(例えば1龍)
だけ圧縮すれば、所定の圧縮ばね圧(例えば200kg
)を出せるようにしておくものである。
駆動バー6の他端部6bの下面には、転写ローラー2を
像担持体lに接離する動作を発生する偏心カム9が当接
するように配設されている。偏心カム9のカム軸lOに
はカム軸レバー11の一端とハンドル12とが固定され
ており、ハンドル12の回動により偏心カム9とレバー
11とが一体的に回動するように構成されている。
像担持体lに接離する動作を発生する偏心カム9が当接
するように配設されている。偏心カム9のカム軸lOに
はカム軸レバー11の一端とハンドル12とが固定され
ており、ハンドル12の回動により偏心カム9とレバー
11とが一体的に回動するように構成されている。
次に転写前搬送路と給紙部における記録紙通過経路の構
成について説明する。15は上側給紙機構(図示せず)
から給紙された記録紙を案内する入口上部ガイドであり
、ガイド上板15′とこれと所定間隔をおいて一体的に
構成されたガイド下板15′とで構成されている。16
は下側給紙機構(図示せず)から給紙された記録紙を案
内する入口下部ガイドである。そして、これらの両ガイ
ド15.16は、一端が合流するように配設されていて
、合流部近傍にはそれぞれ連結部17及び基部18がそ
れぞれ一体的に形成されている。
成について説明する。15は上側給紙機構(図示せず)
から給紙された記録紙を案内する入口上部ガイドであり
、ガイド上板15′とこれと所定間隔をおいて一体的に
構成されたガイド下板15′とで構成されている。16
は下側給紙機構(図示せず)から給紙された記録紙を案
内する入口下部ガイドである。そして、これらの両ガイ
ド15.16は、一端が合流するように配設されていて
、合流部近傍にはそれぞれ連結部17及び基部18がそ
れぞれ一体的に形成されている。
連結部17には転写部近傍まで記録紙を案内するための
中間上ガイド板19が取付けられていて、該上ガイド板
19と前記入口上部ガイド15とは実質的に一体的に構
成され、上側ガイド体20を形成している。また前記連
結部17には上側搬送ローラー21が回転可能に軸支さ
れており、その端部にはピン22が固設されている。
中間上ガイド板19が取付けられていて、該上ガイド板
19と前記入口上部ガイド15とは実質的に一体的に構
成され、上側ガイド体20を形成している。また前記連
結部17には上側搬送ローラー21が回転可能に軸支さ
れており、その端部にはピン22が固設されている。
前記中間上ガイド板19の転写側端部には支持部23が
一体的に突出形成されており、該支持部23にはピン2
4によって、支軸25を中心に回動するリンク26が回
動可能に連結されている。更に前記支持部23には、前
記中間上ガイド仮19と協働する中間下ガイド板27が
、ピン28によって回動可能に軸着され、且つピン28
に巻着したばね29によって中間上ガイド板19と一定
間隔を保持するように付勢されている。
一体的に突出形成されており、該支持部23にはピン2
4によって、支軸25を中心に回動するリンク26が回
動可能に連結されている。更に前記支持部23には、前
記中間上ガイド仮19と協働する中間下ガイド板27が
、ピン28によって回動可能に軸着され、且つピン28
に巻着したばね29によって中間上ガイド板19と一定
間隔を保持するように付勢されている。
一方、前記入口下部ガイド16の基部18には、前記上
側搬送ローラー21と圧接して協働する下側搬送ローラ
ー30が回動可能に軸支されており、且つ該ローラー3
0のローラー軸30aは本体側板(図示せず)に支持さ
れていて、前記基部1日は該ローラー軸30aを中心に
回動自在に軸支されるようになっている。
側搬送ローラー21と圧接して協働する下側搬送ローラ
ー30が回動可能に軸支されており、且つ該ローラー3
0のローラー軸30aは本体側板(図示せず)に支持さ
れていて、前記基部1日は該ローラー軸30aを中心に
回動自在に軸支されるようになっている。
また基部18の上端には、前記中間下ガイド板27の先
端部下面に当接する当接部31が形成されている。そし
て、記録紙通過経路が記録紙搬送可能な状態においては
、入口上部ガイド15と、これと一体に構成されている
中間上ガイド板19とからなる上側ガイド体20は、リ
ンク26を介して支軸25で支持され、上側搬送ローラ
ー21が下側搬送ローラー30に当接した状態になって
おり、また中間上ガイド板19に所定間隔を保って保持
されている中間下ガイド板27の先端下面に、入口下部
ガイド16の基部18に形成した当接部31が当接して
、該入口下部ガイド16は所定位置に配置されるように
構成されている。
端部下面に当接する当接部31が形成されている。そし
て、記録紙通過経路が記録紙搬送可能な状態においては
、入口上部ガイド15と、これと一体に構成されている
中間上ガイド板19とからなる上側ガイド体20は、リ
ンク26を介して支軸25で支持され、上側搬送ローラ
ー21が下側搬送ローラー30に当接した状態になって
おり、また中間上ガイド板19に所定間隔を保って保持
されている中間下ガイド板27の先端下面に、入口下部
ガイド16の基部18に形成した当接部31が当接して
、該入口下部ガイド16は所定位置に配置されるように
構成されている。
32は一端をへ字形に折曲し、他端をV字形に折曲した
アームで、該アーム32は、その中間部において支軸3
3に回動可能に軸支されている。そして該アーム32の
へ字形折曲部32′には長孔34が形成されていて、該
長孔34には前記上側ガイド体20の連結部17に固設
したピン22が摺動可能に挿入されている。また、アー
ム32のV字形折曲部32″にはピン35が設けられて
おり、該ピン35にはリンク36の一端が回動可能に連
結され、該リンク36の他端は、ピン37によって前記
レバー11と回動可能に連結されている。アーム32の
V字形折曲部32″の端部にはピン38が取付けられて
おり、該ピン38にはトグルばね39の一端が懸架され
、該トグルばね39の他端は、アーム32に対してピン
38と反対側に固定されたピン40に懸架されている。
アームで、該アーム32は、その中間部において支軸3
3に回動可能に軸支されている。そして該アーム32の
へ字形折曲部32′には長孔34が形成されていて、該
長孔34には前記上側ガイド体20の連結部17に固設
したピン22が摺動可能に挿入されている。また、アー
ム32のV字形折曲部32″にはピン35が設けられて
おり、該ピン35にはリンク36の一端が回動可能に連
結され、該リンク36の他端は、ピン37によって前記
レバー11と回動可能に連結されている。アーム32の
V字形折曲部32″の端部にはピン38が取付けられて
おり、該ピン38にはトグルばね39の一端が懸架され
、該トグルばね39の他端は、アーム32に対してピン
38と反対側に固定されたピン40に懸架されている。
次にこのように構成された記録紙搬送路開放機構の動作
に2いて説明する。第1図は、偏心カム9の径大カム面
が駆動バー6の下面に接触していて、転写ローラー2が
像担持体lに圧接され、且つ入口上部ガイド15.入口
下部ガイド16.中間上。
に2いて説明する。第1図は、偏心カム9の径大カム面
が駆動バー6の下面に接触していて、転写ローラー2が
像担持体lに圧接され、且つ入口上部ガイド15.入口
下部ガイド16.中間上。
下ガイド板19.27からなる記録紙通過経路は記録紙
の搬送可能な状態を示している。第2図は、各構成部材
が矢印方向に回動又は変移した結果、転写ローラー2の
圧接が解除され、且つ上記記録紙経路も開放された状態
を示している。
の搬送可能な状態を示している。第2図は、各構成部材
が矢印方向に回動又は変移した結果、転写ローラー2の
圧接が解除され、且つ上記記録紙経路も開放された状態
を示している。
まず転写ローラー2の圧接解除操作について説明する。
ハンドル12を、第2図に示した矢印方向に回動すると
、偏心カム9が回転して駆動バー6がピボット軸5を中
心にして回動して、その一端6bが下がる。駆動バー6
が下がると、該バー6によって引き上げられていたボル
ト7も下がる。
、偏心カム9が回転して駆動バー6がピボット軸5を中
心にして回動して、その一端6bが下がる。駆動バー6
が下がると、該バー6によって引き上げられていたボル
ト7も下がる。
それにより、プリロードユニット8の中に配設されてい
る加圧ばね(図示せず)が弛緩するが、この加圧ばねは
前述のように、僅かな所定量しか弛緩できないように構
成されているから、その弛緩可能距離以上にボルト7が
下がると、転写アーム4も下がることになる。したがっ
て、転写アーム4に支持されている転写ローラー2も下
降し、像担持体lとの圧接が解除される。
る加圧ばね(図示せず)が弛緩するが、この加圧ばねは
前述のように、僅かな所定量しか弛緩できないように構
成されているから、その弛緩可能距離以上にボルト7が
下がると、転写アーム4も下がることになる。したがっ
て、転写アーム4に支持されている転写ローラー2も下
降し、像担持体lとの圧接が解除される。
次に上側ガイド体20の動作について説明する。
ハンドル12の先の矢印方向への回転により、偏心カム
9と同時にレバー11も回動してリンク36を引き下げ
る。リンク36が引き下げられると、これに連結されて
いるアーム32のV字状折曲部32#が引き下げられる
ので、アーム32全体がその支軸33を中心にして反時
計方向に回動する。したがって1、:[7−ム32の回
動動作により、アーム32のく字状折曲部32′に設け
られている長孔34が、上側ガイド体20の連結部17
に固設したピン22を持ち上げることになり、上側ガイ
ド体20は、図において、右方向へ変移しようとする。
9と同時にレバー11も回動してリンク36を引き下げ
る。リンク36が引き下げられると、これに連結されて
いるアーム32のV字状折曲部32#が引き下げられる
ので、アーム32全体がその支軸33を中心にして反時
計方向に回動する。したがって1、:[7−ム32の回
動動作により、アーム32のく字状折曲部32′に設け
られている長孔34が、上側ガイド体20の連結部17
に固設したピン22を持ち上げることになり、上側ガイ
ド体20は、図において、右方向へ変移しようとする。
この変移力を受けると、上側ガイド体20の支持部23
は、支軸25を中心にして回動するリンク26を引張り
ながら変移する。
は、支軸25を中心にして回動するリンク26を引張り
ながら変移する。
一方、トグルばね39はアーム32の変移前には、アー
ム32に対する作用線が支軸33よりも右側にあるため
、アーム32を時計方向に回動する方向、すなわち上側
ガイド体20を下方に付勢しているが、リンク36によ
るアーム32の回動によって、アーム32に対する作用
線が支軸33よりも左側に移動するため、アーム32を
反時計方向に回動する方向に、すなわち上側ガイド体2
0を上方に付勢する0以上のような各部材の回動又は変
移により、上側ガイド体20が開放される。
ム32に対する作用線が支軸33よりも右側にあるため
、アーム32を時計方向に回動する方向、すなわち上側
ガイド体20を下方に付勢しているが、リンク36によ
るアーム32の回動によって、アーム32に対する作用
線が支軸33よりも左側に移動するため、アーム32を
反時計方向に回動する方向に、すなわち上側ガイド体2
0を上方に付勢する0以上のような各部材の回動又は変
移により、上側ガイド体20が開放される。
次に入口下部ガイド16の開放動作について説明する。
上側ガイド体20が上方に変移すると、上側ガイド体2
0の支持部23に軸着されている中間下ガイド板27も
、第2図に示すように一緒に上方に変移する。この中間
下ガイド板27の変移により、入口下部ガイド16の当
接部31は当接係止する対象を失うことになる。この際
、本実施例においては、入口下部ガイド16の先端部を
、その回転軸たる下搬送ローラー軸30aに対して当接
部31側よりも重く形成しているので、入口下部ガイド
16は自重で右回転して、その先端部を下方に下げる。
0の支持部23に軸着されている中間下ガイド板27も
、第2図に示すように一緒に上方に変移する。この中間
下ガイド板27の変移により、入口下部ガイド16の当
接部31は当接係止する対象を失うことになる。この際
、本実施例においては、入口下部ガイド16の先端部を
、その回転軸たる下搬送ローラー軸30aに対して当接
部31側よりも重く形成しているので、入口下部ガイド
16は自重で右回転して、その先端部を下方に下げる。
以上のようにして一度のハンドル操作のみで、転写部及
び給紙部における記録紙経路を連動して開放することが
でき、それにより第2図に示すような空間St、Stが
形成されるので、空間S2から手を挿入して、転写部に
おけるジャム紙や残留紙を容易に除去でき、また中間上
ガイド板19゜下ガイド板27間を含む給紙部における
記録紙経路内に残留する記録紙あるいはジャム紙も、空
間S。
び給紙部における記録紙経路を連動して開放することが
でき、それにより第2図に示すような空間St、Stが
形成されるので、空間S2から手を挿入して、転写部に
おけるジャム紙や残留紙を容易に除去でき、また中間上
ガイド板19゜下ガイド板27間を含む給紙部における
記録紙経路内に残留する記録紙あるいはジャム紙も、空
間S。
から容易に除去できる。
ジャム紙又は残留紙の除去後に、再び動作状態に戻すに
は、まず転写ローラー2を圧接すべくハンドル12を時
計方向に回動する。この操作により偏心カム9が回動し
、前述の開放動作とは逆の動作で、転写ローラー2が像
担持体1へ圧接させられると共に、リンク36.アーム
32を介して上側ガイド体20が所定位置まで下降して
くる。この下降動作の途中で、中間下ガイド仮27の先
端下面部が、入口下部ガイド16の支持板18に設けた
当接部31に当接してこれを押し下げ、上側ガイド体2
0が所定位置に到達すると同時に、入口下部ガイド16
は所定位置に設定される。
は、まず転写ローラー2を圧接すべくハンドル12を時
計方向に回動する。この操作により偏心カム9が回動し
、前述の開放動作とは逆の動作で、転写ローラー2が像
担持体1へ圧接させられると共に、リンク36.アーム
32を介して上側ガイド体20が所定位置まで下降して
くる。この下降動作の途中で、中間下ガイド仮27の先
端下面部が、入口下部ガイド16の支持板18に設けた
当接部31に当接してこれを押し下げ、上側ガイド体2
0が所定位置に到達すると同時に、入口下部ガイド16
は所定位置に設定される。
このように−回のハンドル操作により、転写ローラー2
の圧接動作と連動して、上側ガイド体20が所定位置へ
移動し、この移動動作に連動して入口下部ガイド16も
所定位置に復帰するので、転写部の復帰操作のみを行な
い、上側ガイド体2oや人口下部ガイド16の復帰操作
を忘れるなどの不具合は生じない。
の圧接動作と連動して、上側ガイド体20が所定位置へ
移動し、この移動動作に連動して入口下部ガイド16も
所定位置に復帰するので、転写部の復帰操作のみを行な
い、上側ガイド体2oや人口下部ガイド16の復帰操作
を忘れるなどの不具合は生じない。
第3図は、記録紙が中間上ガイド仮19と下ガイド板2
7との間に残留した場合に、より一層これを除去しやす
くするための操作態様を示している。
7との間に残留した場合に、より一層これを除去しやす
くするための操作態様を示している。
すなわち、第2図に関する説明から明らかなように、上
側ガイド体20が上方に開放されたとき、中間下ガイド
板27も上ガイド板19と共に上方へ変移するが、下ガ
イド板27は上ガイド板19の支持部23にビン2日を
支軸として回動可能に軸着されているので、ピン28に
巻着したばね29に抗して、下ガイド板27の先端の自
由端部を指で押し下げると、容易に上ガイド板19と下
ガイド板27間が開放されて、この両ガイド板19.2
7間に残留している記録紙を更に容易に除去することが
できる6残留記録紙の除去後、指を離すと、ばね29に
より下ガイド板27は自動的に所定位置に復帰する。
側ガイド体20が上方に開放されたとき、中間下ガイド
板27も上ガイド板19と共に上方へ変移するが、下ガ
イド板27は上ガイド板19の支持部23にビン2日を
支軸として回動可能に軸着されているので、ピン28に
巻着したばね29に抗して、下ガイド板27の先端の自
由端部を指で押し下げると、容易に上ガイド板19と下
ガイド板27間が開放されて、この両ガイド板19.2
7間に残留している記録紙を更に容易に除去することが
できる6残留記録紙の除去後、指を離すと、ばね29に
より下ガイド板27は自動的に所定位置に復帰する。
上記第1の実施例においては、転写部の開放動作に連動
して、入口上部ガイド15を含む上側ガイド体20が上
方へ回動し、入口下部ガイド16が下方に回動して記録
紙経路を開放するようになっている。そして、この場合
、入口上部ガイド15を構成する上部ガイド上板15’
と上部ガイド下板15″とは一体的に連結されていて、
一体となって上方へ回動されるように構成されている。
して、入口上部ガイド15を含む上側ガイド体20が上
方へ回動し、入口下部ガイド16が下方に回動して記録
紙経路を開放するようになっている。そして、この場合
、入口上部ガイド15を構成する上部ガイド上板15’
と上部ガイド下板15″とは一体的に連結されていて、
一体となって上方へ回動されるように構成されている。
この実施例の構成においては、記録紙が入口下部ガイド
16上に残留している場合は、その残留紙の除去は極め
て容易であることは当然であるが、記録紙が上部ガイド
上板15′と上部ガイド下板15′間に残留していても
容易に除去することはできる。しかし、このガイド上板
15′とガイド下板15″間の残留紙の除去を一層容易
にするためには、上部ガイド上板15′と上部ガイド下
板15“間が開放されることがより望ましい。
16上に残留している場合は、その残留紙の除去は極め
て容易であることは当然であるが、記録紙が上部ガイド
上板15′と上部ガイド下板15′間に残留していても
容易に除去することはできる。しかし、このガイド上板
15′とガイド下板15″間の残留紙の除去を一層容易
にするためには、上部ガイド上板15′と上部ガイド下
板15“間が開放されることがより望ましい。
すなわち、入口下部ガイド16上に残留紙がある場合に
は、上記実施例と同様に、入口上部ガイド下板15#は
上部ガイド上板15′と共に上方へ変移し、上部ガイド
上板15′と上部ガイド下板151間に残留紙がある場
合には、上部ガイド下板15’はそのままの位置を保持
し、上部ガイド上板15′のみが上方へ変移するように
構成することが望まれ第4図^、田)は、このような目
的を実現するための構成を備えた本発明の第2の実施例
の要部平面図及びその一部切欠斜視図である。両図に示
すように、上部ガイド上板15′の記録紙走行範囲外の
側縁の下面には、下向きの切起こしにより2つの支持部
41.42が形成され、各支持部41.42にはそれぞ
れピン43.44が上部ガイド上板15’と平行に且つ
咳上板15′より突出する方向に固設されている。一方
、上部ガイド下板15″には、上部ガイド上板15′の
前記支持部41.42に対応する位置の中間位置におい
て、記録紙走行範囲外の側縁下面に下向きの切起こしに
より支持部45が形成され、また記録紙走行範囲内の下
面に下向きの切起こしにより支持部46が形成されてい
る。
は、上記実施例と同様に、入口上部ガイド下板15#は
上部ガイド上板15′と共に上方へ変移し、上部ガイド
上板15′と上部ガイド下板151間に残留紙がある場
合には、上部ガイド下板15’はそのままの位置を保持
し、上部ガイド上板15′のみが上方へ変移するように
構成することが望まれ第4図^、田)は、このような目
的を実現するための構成を備えた本発明の第2の実施例
の要部平面図及びその一部切欠斜視図である。両図に示
すように、上部ガイド上板15′の記録紙走行範囲外の
側縁の下面には、下向きの切起こしにより2つの支持部
41.42が形成され、各支持部41.42にはそれぞ
れピン43.44が上部ガイド上板15’と平行に且つ
咳上板15′より突出する方向に固設されている。一方
、上部ガイド下板15″には、上部ガイド上板15′の
前記支持部41.42に対応する位置の中間位置におい
て、記録紙走行範囲外の側縁下面に下向きの切起こしに
より支持部45が形成され、また記録紙走行範囲内の下
面に下向きの切起こしにより支持部46が形成されてい
る。
そして、ガイド上板15#に設けた両支持部45゜46
には、ロッド47が連通して回転自在に装着されている
。ロッド47の一端には、はぼ直角に曲げられたアクチ
ュエーター48を形成しており、該アクチュエーター4
8は上部ガイド下板15″の記録紙走行範囲内に開けら
れた開口49から、走行する記録紙と干渉するように突
出されている。また、ロフト47の他端には、係止用ロ
ッド50がロッド47とほぼ直角に、且つ鉛直方向に固
設されている。係止用ロッド50の上端は、上部ガイド
上板15′の支持部41に設けたピン43の上方で、該
ピン43の方向に折り曲げ、下向きに傾斜させてフック
51を形成している。係止用ロッド50の下端には重り
52が装着されており、アクチュエーター48に記録紙
が接触しないときには、係止用ロッド50は鉛直状態を
保ち、フック51がピン43に係合できるようにその上
方に位置するようになっている。この重り52の重さは
、記録紙がアクチュエーター48に接触したときに、そ
の接触圧によって係止用ロッド50が容易に回転できる
ような重さに調整されている。
には、ロッド47が連通して回転自在に装着されている
。ロッド47の一端には、はぼ直角に曲げられたアクチ
ュエーター48を形成しており、該アクチュエーター4
8は上部ガイド下板15″の記録紙走行範囲内に開けら
れた開口49から、走行する記録紙と干渉するように突
出されている。また、ロフト47の他端には、係止用ロ
ッド50がロッド47とほぼ直角に、且つ鉛直方向に固
設されている。係止用ロッド50の上端は、上部ガイド
上板15′の支持部41に設けたピン43の上方で、該
ピン43の方向に折り曲げ、下向きに傾斜させてフック
51を形成している。係止用ロッド50の下端には重り
52が装着されており、アクチュエーター48に記録紙
が接触しないときには、係止用ロッド50は鉛直状態を
保ち、フック51がピン43に係合できるようにその上
方に位置するようになっている。この重り52の重さは
、記録紙がアクチュエーター48に接触したときに、そ
の接触圧によって係止用ロッド50が容易に回転できる
ような重さに調整されている。
また、上部ガイド下板15′の側縁には、上部ガイド上
板15’の支持部42に設けたピン44に当接する位置
に、突起53が切起こしにより形成されている。更に上
部ガイド下板15′と、これと一体的に形成された、入
口下部ガイド16と協働する下部ガイド上板16′は、
それぞれ本体側板(図示せず)に固設された支持ピン5
4.55によって所定動作位置に支持されるように構成
されている。
板15’の支持部42に設けたピン44に当接する位置
に、突起53が切起こしにより形成されている。更に上
部ガイド下板15′と、これと一体的に形成された、入
口下部ガイド16と協働する下部ガイド上板16′は、
それぞれ本体側板(図示せず)に固設された支持ピン5
4.55によって所定動作位置に支持されるように構成
されている。
次に、このように構成されている上部ガイド上板15′
及び上部ガイド下板15#の動作について説明する。第
5図^は、上部ガイド上板15′と上部ガイド下Fi、
15“間に記録紙が存在しない状態を示している。この
場合には、係止用ロッド50は重り52の作用により鉛
直方向に位置しているので、その先端に設けたフ、り5
1は上部ガイド上坂15″の支持部41に設けたピン4
3の上方に位置する。したがって、第1実施例において
説明したと同様に、偏心カムのハンドルの操作によって
、上部ガイド上板15′が上方に変移する時に、前記ピ
ン43がフック5Iに係合するので、上部ガイド下板1
5′も上部ガイド上板15’と共に変移する。この際、
上部ガイド下板15’及び下部ガイド上板16’は、そ
れぞれ支持ピン54及び支持ピン55から離れるが、ピ
ン43を支点として第5図への矢印方向のモーメントが
生ずるように構成しておけば、上部ガイド下板15″の
突起53が上部ガイド上板15′のピン44に当接して
いるので、上部ガイド下板15“は上部ガイド上板15
’と一体的に上方へ変移される。
及び上部ガイド下板15#の動作について説明する。第
5図^は、上部ガイド上板15′と上部ガイド下Fi、
15“間に記録紙が存在しない状態を示している。この
場合には、係止用ロッド50は重り52の作用により鉛
直方向に位置しているので、その先端に設けたフ、り5
1は上部ガイド上坂15″の支持部41に設けたピン4
3の上方に位置する。したがって、第1実施例において
説明したと同様に、偏心カムのハンドルの操作によって
、上部ガイド上板15′が上方に変移する時に、前記ピ
ン43がフック5Iに係合するので、上部ガイド下板1
5′も上部ガイド上板15’と共に変移する。この際、
上部ガイド下板15’及び下部ガイド上板16’は、そ
れぞれ支持ピン54及び支持ピン55から離れるが、ピ
ン43を支点として第5図への矢印方向のモーメントが
生ずるように構成しておけば、上部ガイド下板15″の
突起53が上部ガイド上板15′のピン44に当接して
いるので、上部ガイド下板15“は上部ガイド上板15
’と一体的に上方へ変移される。
第5図[Blは、上部ガイド上板15’と上部ガイド下
板15#間に記録紙Sが存在する状態を示す。この場合
には、記録紙Sが上部ガイド下板15″の開口49より
突出させているアクチュエーター48に接触しており、
この接触圧によってアクチュエーター48が押し下げら
れるのでロッド47を矢印方向に回動する。この回動動
作により係止用ロッド50のフック51はピン43の上
方から退避する。したがって、この状態で偏心カムのハ
ンドルを操作して開放動作を行うと、上部ガイド上板1
5′が上方に変移する際に、フック51はどン43と係
合しないので、上部ガイド上板15′のみが変移し、ま
た突起53もピン44との係合が外れるため、上部ガイ
ド上板15’と上部ガイド下板15#の間が開放される
。したがって、上部ガイド下板15′上に残留した記録
紙Sを容易に除去することができる。
板15#間に記録紙Sが存在する状態を示す。この場合
には、記録紙Sが上部ガイド下板15″の開口49より
突出させているアクチュエーター48に接触しており、
この接触圧によってアクチュエーター48が押し下げら
れるのでロッド47を矢印方向に回動する。この回動動
作により係止用ロッド50のフック51はピン43の上
方から退避する。したがって、この状態で偏心カムのハ
ンドルを操作して開放動作を行うと、上部ガイド上板1
5′が上方に変移する際に、フック51はどン43と係
合しないので、上部ガイド上板15′のみが変移し、ま
た突起53もピン44との係合が外れるため、上部ガイ
ド上板15’と上部ガイド下板15#の間が開放される
。したがって、上部ガイド下板15′上に残留した記録
紙Sを容易に除去することができる。
そして、記録紙Sを除去すると、アクチュエーター48
への圧接力が解除されて、係止用ロフト50は鉛直状態
に復帰する。再び偏心カムのハンドルを回動して復帰操
作を行うと、上部ガイド上板15′は所定位置に復帰す
るように下降してくる。このときピン43はフック51
の上面に当接するが、フック51の上面は下向きに傾斜
しているので、フック51を回動させつつその上面を滑
動してフック51の下方に落ち込み、フック51はピン
43の上方に配置され、それぞれ所定の位置に復帰する
。
への圧接力が解除されて、係止用ロフト50は鉛直状態
に復帰する。再び偏心カムのハンドルを回動して復帰操
作を行うと、上部ガイド上板15′は所定位置に復帰す
るように下降してくる。このときピン43はフック51
の上面に当接するが、フック51の上面は下向きに傾斜
しているので、フック51を回動させつつその上面を滑
動してフック51の下方に落ち込み、フック51はピン
43の上方に配置され、それぞれ所定の位置に復帰する
。
以上のように、この実施例では、M単な構成で、残留紙
の存在位置に応じて、転写部の開放動作に連動して、最
も好ましい記録紙経路を開放することができるので、残
留紙の除去操作が一層容易になる。
の存在位置に応じて、転写部の開放動作に連動して、最
も好ましい記録紙経路を開放することができるので、残
留紙の除去操作が一層容易になる。
上記各実施例では、転写方式としては転写ローラーを使
用するローラー転写方式、及び給紙方式としては2つの
給紙機構を有する方式を備えたものについて説明したが
、本発明は、これ以外の方式、すなわち転写方式として
はコロナ転写方式、及び給紙方式としては単給紙機構あ
るいは3つ以上の給紙機構を有する方式を用いたものに
も、適用することができるものである。
用するローラー転写方式、及び給紙方式としては2つの
給紙機構を有する方式を備えたものについて説明したが
、本発明は、これ以外の方式、すなわち転写方式として
はコロナ転写方式、及び給紙方式としては単給紙機構あ
るいは3つ以上の給紙機構を有する方式を用いたものに
も、適用することができるものである。
以上実施例に基づき説明したように、本発明は、転写部
材を像担持体に対する所定位置に進退させる切換操作手
段と、この切換操作手段にリンクを介して連結され切換
操作されるアーム部材と、このアーム部材に連結した記
録紙を案内するガイド部材とを備え、切換操作手段の切
換動作により転写部の開放と同時に、ガイド部材の開放
動作を行うように構成したので、簡単な構成で、転写部
材の開放操作とガイド部材の開放操作とを連動して行う
ことができ、それぞれの開放操作を別個に行う必要がな
く、ジャム紙又は残留紙の除去作業を、短時間できわめ
で容易に行うことができる。また、転写部材の復帰操作
に連動してガイド部材の復帰操作が行われるので、部分
的な復帰忘れを生ずるおそれを完全に阻止することがで
きる。
材を像担持体に対する所定位置に進退させる切換操作手
段と、この切換操作手段にリンクを介して連結され切換
操作されるアーム部材と、このアーム部材に連結した記
録紙を案内するガイド部材とを備え、切換操作手段の切
換動作により転写部の開放と同時に、ガイド部材の開放
動作を行うように構成したので、簡単な構成で、転写部
材の開放操作とガイド部材の開放操作とを連動して行う
ことができ、それぞれの開放操作を別個に行う必要がな
く、ジャム紙又は残留紙の除去作業を、短時間できわめ
で容易に行うことができる。また、転写部材の復帰操作
に連動してガイド部材の復帰操作が行われるので、部分
的な復帰忘れを生ずるおそれを完全に阻止することがで
きる。
第1図は、本発明に係る記録紙搬送路開放機構の一実施
例を示す環路線図、第2図は、その開放状態を示す環路
線図、第3図は、第1図に示した開放機構における転写
前搬送路の開放操作態様を示す図、第4図^は、本発明
の第2実施例の要部を示す概略平面図、第4図FB+は
、その斜視図、第5図へ、 (1111は、第2実施例
において残留紙の有無による係止用ロッドの動作C,様
を示す平面図、第6図は、従来の記録紙搬送路開放機構
を示す概略平面図である。 図において、lは像担持体、2は転写ローラー、4は転
写アーム、6は駆動バー、7はボルト、8はプリロード
ユニット、9は偏心カム、11はレバー、12はハンド
ル、15は入口上部ガイド、16は入口下部ガイド、1
7は連結部、18は基部、19は中間上ガイド板、20
は上側ガイド体、21は上側搬送ローラー、22はビン
、26はリンク、27は中間下ガイド板、30は下側搬
送ローラー、32はアーム、33は支軸、34は長孔、
36はリンク、39はばね、41.42は支持部、43
.44はビン、45.46は支持部、47はロッド、4
8はアクチュエーター、50は係止用ロッド、51はフ
ック、52は重りを示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第1図 7′ 廟6因 東4図 (A) (B) 第5図 (A)
例を示す環路線図、第2図は、その開放状態を示す環路
線図、第3図は、第1図に示した開放機構における転写
前搬送路の開放操作態様を示す図、第4図^は、本発明
の第2実施例の要部を示す概略平面図、第4図FB+は
、その斜視図、第5図へ、 (1111は、第2実施例
において残留紙の有無による係止用ロッドの動作C,様
を示す平面図、第6図は、従来の記録紙搬送路開放機構
を示す概略平面図である。 図において、lは像担持体、2は転写ローラー、4は転
写アーム、6は駆動バー、7はボルト、8はプリロード
ユニット、9は偏心カム、11はレバー、12はハンド
ル、15は入口上部ガイド、16は入口下部ガイド、1
7は連結部、18は基部、19は中間上ガイド板、20
は上側ガイド体、21は上側搬送ローラー、22はビン
、26はリンク、27は中間下ガイド板、30は下側搬
送ローラー、32はアーム、33は支軸、34は長孔、
36はリンク、39はばね、41.42は支持部、43
.44はビン、45.46は支持部、47はロッド、4
8はアクチュエーター、50は係止用ロッド、51はフ
ック、52は重りを示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第1図 7′ 廟6因 東4図 (A) (B) 第5図 (A)
Claims (1)
- 転写部材を像担持体に対する所定転写動作位置に配置す
る操作と該所定転写動作位置から転写部材を退避させて
転写部を開放する操作とを行なう切換操作手段と、中間
部が軸支され一端を前記切換操作手段にリンクを介して
連結したアーム部材と、該アーム部材の他端に連結され
た、給紙部から転写部へ記録紙を案内するガイド部材と
からなり、前記転写部材の開放操作に連動してガイド部
材を開放操作するように構成したことを特徴とする記録
紙搬送路開放機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030492A JPH06104515B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 記録紙搬送路開放機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030492A JPH06104515B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 記録紙搬送路開放機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192668A true JPS61192668A (ja) | 1986-08-27 |
JPH06104515B2 JPH06104515B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=12305331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60030492A Expired - Lifetime JPH06104515B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 記録紙搬送路開放機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104515B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249938U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | ||
JP2007151355A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Nippon Seiki Co Ltd | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ |
US20120155931A1 (en) * | 2010-12-20 | 2012-06-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing device and image forming apparatus using the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238225A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-24 | Ricoh Co Ltd | Sheet transport device |
JPS5519936U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-07 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60030492A patent/JPH06104515B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238225A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-24 | Ricoh Co Ltd | Sheet transport device |
JPS5519936U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-07 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249938U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | ||
JP2007151355A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Nippon Seiki Co Ltd | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ |
US20120155931A1 (en) * | 2010-12-20 | 2012-06-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing device and image forming apparatus using the same |
US8583018B2 (en) * | 2010-12-20 | 2013-11-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing device and image forming apparatus using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06104515B2 (ja) | 1994-12-21 |
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