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JPS61190777A - 磁気バブルメモリデバイス - Google Patents

磁気バブルメモリデバイス

Info

Publication number
JPS61190777A
JPS61190777A JP60030167A JP3016785A JPS61190777A JP S61190777 A JPS61190777 A JP S61190777A JP 60030167 A JP60030167 A JP 60030167A JP 3016785 A JP3016785 A JP 3016785A JP S61190777 A JPS61190777 A JP S61190777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bubble
transfer
permalloy
ion implantation
transfer path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60030167A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sato
良夫 佐藤
Makoto Ohashi
誠 大橋
Tsutomu Miyashita
勉 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60030167A priority Critical patent/JPS61190777A/ja
Publication of JPS61190777A publication Critical patent/JPS61190777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕・ 本発明は電子計算装置あるいはその端末機等の記憶装置
として用いられる磁気バブルメモリデバイスに関する。
〔従来の技術〕
磁気バブルメモリデバイスは磁気バブルが磁界により一
軸異方性を有する磁性薄膜内を自由に動かすことができ
ることを利用したものであって、第4図に示す如く、磁
性ガーネ7)等の薄膜にパーマロイ薄膜又はイオン注入
法によって形成されたバブル転送路をもつ素子1と、バ
ブルを転送路に沿って駆動するための回転磁界を発生す
る直交した2個のコイル2及び3と、バブルを安定に保
持するためのバイアス磁界発生用の磁石4及び5とシー
ルドケース6等により構成されている。
このような磁気バブルメモリデバイスにおいて、バブル
転送路の作成方法としてイオン注入法とパーマロイ薄膜
成形法とがあるがパーマロイ薄膜成形法はそのホトリソ
グラフィの寸法精度に限度があり、記憶密度が高まるに
つれ微少パターンの作成可能なイオン注入法が用いられ
ることが多くなってきた。しかし、いわゆるメジャール
ーブーマイナーループ構成の転送路全体をイオン注入法
で作成した場合、そのトランスファ、レプリケート等の
ファンクションゲートの動作マージン(使用可能な駆動
磁界の作動領域)はパーマロイバブルデバイスの場合よ
りも小さいという欠点がある。
そこでバブル転送路をイオン注入法で形成し、ゲート類
のみをパーマロイで形成した混成型のバブルデバイスが
開発されている。
イオン注入転送パターン(マイナループ)からパーマロ
イ転送パターン(ゲート)へのバブルの転送を行うため
に両パターンの接続部においてイオン注入転送パターン
層とパーマロイ転送パターン層とは層の厚さ方向に見て
一部重複せしめられる(実際は層が互いに異なるので両
パターン自体が直接的にオーバラップしている訳ではな
い)。
イオン注入転送路内を転送されてきたバブルは上記重複
接続部においてパーマロイ転送路へ乗り移ることになる
(勿論、バブル自身は磁気バブル結晶内にありパーマロ
イ転送パターン層内へ移る訳ではない)。このとき、イ
オン注入転送路によるバブルのトラップ力(捕捉力)が
大きすぎるとパーマロイ転送路への転送が失敗するし、
逆にトラップ力が小さすぎるとバブルはイオン注入転送
路の上記重複接続部で安定的に捕捉されないために当該
重複接続部を通過してしまい同様にパーマロイ転送路へ
の転送が失敗するという問題があった。
つまり、イオン注入転送路からパーマロイ転送路へのバ
ブルの転送を確実に行うためにはトラップ力の大きさが
極めて重要な役割を果たし、そしてこのトラップ力の大
きさはイオン注入転送路の接続部の形状に左右されまた
駆動磁界の動作マージンに影響を及ぼす。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の如き問題に鑑み、イオン注入転送パター
ンとパーマロイ転送パターンとを有する混成型の磁気バ
ブルメモリデバイスにおいて、両パターンの接続部にお
いて如何にして確実にイオン注入転送路からパーマロイ
転送路へのバブルの転送を行うかということを解決課題
とするものであり、それによりバブルのトラップ力を最
適な大きさとすることにより駆動磁界の動作マージンを
良好、即ち拡大せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の如き課題を実現するために本発明によれば、イオ
ン注入転送パターンとパーマロイ転送パターンとを具備
する混成型の磁気バブルメモリデバイスにおいて、イオ
ン注入転送パターンとパーマロイ転送パターンとの接続
部におけるイオン注入パターンにはバブルの移動方向に
おいて入口開口部が当該バブル径の略l〜2倍、深さが
少くともバブル径よりも大きい略1個のバブルがすっぽ
り入り込む大きさの略■字形ないしはU字形のイオン注
入領域突出部が形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい実施例につき詳細に説マイナル
ープ構成の磁気バブルメモリの一例を示すもので、これ
は情報の読取りや書き込み等の操作を遂行するメジャー
ループ7ともっばら情報を貯える場所としてのマイナル
ーブ8からできている。
マイナルーブ8はメジャーループ7上の1ビツトおきに
接続されており、情報もメジャーループ上1ビツトおき
に並ぶ。
例えば、情報(111)は、磁気バブルの(有。
無、有、無、有、無)という配置に対応する。作用につ
いて簡単に説明すれば次の通りである。
i)書き込み 各マイナループ内の古い情報を、各マイナルーブの出口
(図の*印の所)に転送し、さらにトランスファゲート
(T)でいっせいにメジャーループに転送する。メジャ
ーループに出た古い情報をアナイアレータ−(A)で消
しながら、ジエネレータゲー) (G)で新しい情報を
書き込む。
新しく書き込んだ情報が各マイナループ入口(図の◎印
の所)に来た時、トランスファゲート(T)でいっせい
に各マイナルーブヘ転送する。
この時、古い情報があった所にはいるようタイミングを
制御する。
ii )読み出し 読み出したい情報を各マイナルーブの出口(図の*印の
所)に転送し、さらにトランスファゲート(T)でいっ
せいにメジャーループに転送する。
メジャーループに出た情報は、リプリケータゲート(R
)で複製し、ディテクタ(D)で検出する。
メジャーループ内の情報はトランスファゲート(T)で
再びマイナループ内のもとの場所に格納される。
メジャーマイナループ構成の磁気バブルメモリにはブロ
ックリプリケータトランスファ方式、プロ・7クリブリ
ケ一タスワツプ方式等種々あるが本発明はこのような方
式の磁気バブルメモリに対しても通用できるものである
上述の如き構造において本発明は特にイオン注入法で形
成したマイナルーブ8とパーマロイで形成したゲート(
例えばトランスファゲート)との接続部Xの構造に係る
ものである。
第1図は本発明に係る磁気バブルメモリデバイスの上記
X部(第5図)の拡大平面図を示すものである。
本発明の一実施例によればイオン注入転送路11(マイ
ナルーブ)とパーマロイ転送路13 (ゲート)の接続
点において所定パターン(例えばつづら折り)のイオン
注入転送路を形成するイオン注入層15にはパーマロイ
転送路13に向って突出する三角形EFGの形状をした
突出部17が形成される。
突出部17はパーマロイ転送路13と平面図で見て一部
重複するが実際には第2図に示す如く層が異なるので直
接的にオーバラップしている訳ではない。イオン注入転
送路11の外縁に地って転送されてきた磁気バブル20
は駆動磁界を制御することによりイオン注入転送路11
とパーマロイ転送路13との接続部でパーマロイ転送路
13に滲り、今度はイオン注入層15内で例えばハーフ
ディスク形のパーマロイ転送路(パターン)13の輪郭
内縁に沿って移動する。
突出部17はカスプを形成する頂点Fの内部領域で磁気
バブル20をしっかりとトラップし、かつ駆動磁界の方
向が制御された時にこのカスプから容易に出てパーマロ
イ転送路13に沿って動き得るようにすることが最大の
眼目である。即ち、突出部17の大きさ及び形状が適切
でないとトラップ力が弱すぎたりあるいは強すぎたりす
る。トラップ力か弱すぎると磁気バブル20はカスプに
完全的に捕捉されず点Hを通り越して矢印X側に進んで
しまう。また反対にトラップ力が強すぎるとパーマロイ
転送路13に移ることができない。
いずれにしろ転送は失敗する。
本願発明者は突出部17の形状を第1図に示す如き略逆
V字形あるいは略逆U字形にし、その入口開口部EHは
バブル径dφの1〜2倍、EHの中点Kから頂点Fまで
の深さQはバブル径dφの1〜3.5倍であるときが最
適であることを確認した。すなわち、三角形EFHは少
くとも1個の磁気バブルがすっぽり入り込む大きさであ
る。好ましくは辺EFはパーマロイの辺ZWに略平行で
その適間隔は略dφに等しい。上述の如く磁気バブル2
0はイオン注入転送路11内にあってはその外縁に沿っ
て動き、またパーマロイ転送路13内にあってはその内
縁に沿って動くので、EFとZWの間隔をバブル径に略
等しくするということは、バブル20が両辺EF、ZW
間にぴったり収まることを意味する。この場合のトラッ
プ力は弱すぎもせず強すぎもせず最適である。頂点Fは
多少の丸みを帯びていても、即ち、突出部17が逆U形
であっても効果上全く差異のないことが確認されている
尚、第2図は第1図にu−n線断面を示すもので、磁気
バブル結晶15にイオン注入法によって、非イオン注入
領域のマイナーループ(転送路)11が形成され、その
上にスペーサ21.19を介してハーフディスク状のパ
ーマロイパターン13が形成される。
本発明による接続部におけるバブルを駆動、転送するの
に必要なバイアス磁界と駆動磁界の動作マージンと珊来
技術の動作マージンとの比較実験結果が第3図に示され
る。尚、バブル結晶15は本発明、従来技術共にYSm
LuCaGetGで作成しバブル径dφは1μ潮であっ
た。またイオン注入量はNe?とHzとを200/Ne
/2E14(Ne”。
200KeV 、  2X10”1ons/ cm” 
) 、60/H!/2E16 (Hz ’ 、  60
KeV 、  2X 10’Jons/cm”)の条件
で2重に注入した。
尚、ここで言う従来技術とは第1図における突出部17
がなく、イオン転送路11の延長線が点Eから点1■に
真っすぐ直接的に延びているものである。
第3図から明らかな様に本発明では駆動磁界の動作マー
ジン領域は低駆動側に拡がり、従って小さな駆動力でよ
いことが理解される。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の磁気バブルメモリデバ
イスは、イオン注入パターンとパーマロイパターンとを
合成した磁気バブルメモリデバイスにおいて、両パター
ン間の転送部におけるイオン注入パターンの形状及び大
きさを特定することにより磁気バブルのトラップ力を転
送失敗を住しない範囲で最適とし、それによりバイアス
磁界に対する駆動磁界の動作マージンを拡大することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る磁気バブルメモリデバイスのパー
マロイパターンとイオン注入パターンとの接続部の構造
を示す平面断面図、第2図は第1図のn−n線断面図、
第3図は本発明の効果を示すバイアス磁界−駆動磁界特
性線図、第4図は磁気バブルメモリデバイスの外観を示
す図解的断面図、第5図はイオン注入転送パターンとパ
ーマロイ転送パターンとを具備する混成型の磁気バブル
メモリデバイスのメジトツイナルーブ構造の一例を示す
図解的平面図。 !!・・・イオン注入転送路、13・・・パーマロイ転
送路、17・・・突出部、20・・・バブル。 弗1図 $3図 三角波駆動磁界(Oe) 第4図 (従来技術) 第5図 :パーマロイパターンによる転送路 :導体パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イオン注入転送パターンとこれとは異なる層に形成した
    パーマロイ転送パターンとを具備する混成型のバブルメ
    モリ素子を有し、イオン転送路からパーマロイ転送路へ
    バブルを転送する接続部においてイオン注入転送パター
    ンとパーマロイ転送パターンとは層の厚さ方向に見て部
    分的に重複している磁気バブルメモリデバイスにおいて
    、上記接続部におけるイオン注入パターンにはバブルの
    移動方向において入口開口部が当該バブル径の略1〜2
    倍、深さが少くともバブル径の略1〜3.5倍で、少く
    とも1個のバブルがすっぽり入り込む大きさの略V字形
    ないしはU字形のイオン注入領域突出部が形成されるこ
    とを特徴とする磁気バブルメモリデバイス。
JP60030167A 1985-02-20 1985-02-20 磁気バブルメモリデバイス Pending JPS61190777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60030167A JPS61190777A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 磁気バブルメモリデバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60030167A JPS61190777A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 磁気バブルメモリデバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61190777A true JPS61190777A (ja) 1986-08-25

Family

ID=12296193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60030167A Pending JPS61190777A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 磁気バブルメモリデバイス

Country Status (1)

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JP (1) JPS61190777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4732825A (en) * 1985-12-10 1988-03-22 Seiko Electronic Components Ltd. Flat cell
US4799012A (en) * 1987-02-02 1989-01-17 Kabushiki Kaishi Toshiba Magnetic resonance imaging system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4732825A (en) * 1985-12-10 1988-03-22 Seiko Electronic Components Ltd. Flat cell
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