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JPS6118246Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6118246Y2
JPS6118246Y2 JP12713580U JP12713580U JPS6118246Y2 JP S6118246 Y2 JPS6118246 Y2 JP S6118246Y2 JP 12713580 U JP12713580 U JP 12713580U JP 12713580 U JP12713580 U JP 12713580U JP S6118246 Y2 JPS6118246 Y2 JP S6118246Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
members
intermediate member
hook
locking
locking hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12713580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5749903U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12713580U priority Critical patent/JPS6118246Y2/ja
Publication of JPS5749903U publication Critical patent/JPS5749903U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6118246Y2 publication Critical patent/JPS6118246Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は互いに位置規制されて固定自在な二部
材と、この両部材間に介装させる中間部材とから
なる合計三部材をガタ付きなくしかも相互に位置
調整をしながら固定するようにした、三部材相互
間の固定機構に関する。
「従来技術」 従来より二部材を固定するために係止孔とフツ
クを用いる方法や装置は数多くあつた。例えば実
開昭51−87171号,実開昭53−113969号等はその
一例である。
しかし、いずれも簡便に両者が固定されるこ
と、又はガタ付きや不用意な抜け落ち等といつた
事故がないようにすること等を技術課題として開
発されたものばかりで、三部材を取り付ける場合
に起つてくる相互の位置関係の調整という技術課
題はまつたく想起されていない。
従来、三部材を位置規制しながら固定する場合
には、両面チープや接着剤を使用してとりあえず
二部材を固定し、それから第3部材を位置規制し
ながら組み立て本格的に固定する方法が採られて
いる。以下、これを具体例をもつて説明する。
第1図は、相互に位置規制をしながら固定され
る三部材の具体例として、ニードル(デジタル)
止レベルメータ装置を示したものである。
この例示された三部材装置を従来は次のような
方法で組み立て固定されていた。即ち、従来、こ
の装置を組み立てるには、組み立て前の工程にお
いて、中間部材1を他方の部材3の裏面に固定す
るには、両面テープや接着剤等を用いて他方の部
材3の窓穴4から露呈するように該部材3の裏面
に固定しておくのである。そして、組み立ての際
には、レベルメータ本体5が中間部材1の窓枠2
から突出するよう、中間部材1と、テープレコー
ダの本体に固定された部材6とを介在して該部材
3に固定するものである。
「本考案が解決すべき問題点」 しかし、上述したように、従来の固定機構では
組み立て前に両面テープや接着剤で中間部材を固
定するという面倒な工程が必要となるだけでな
く、修理、交換が困難乃至不可能となるうえ、先
に固定した二部材と後で固定しようとする第三部
材との位置規制がむずかしい。例えば、わずかで
も位置規制がずれてしまうと螺子穴がずれるなど
して固着そのものができなくなつてしまうことが
あるし、円滑に固着作業を行なうためには、はじ
めの二部材の固着を高精度な精密さをもつて行な
うことを要請されるなど、難かしい技術であつ
た。
本考案は上記のような欠点を解決すべく、相互
に位置規制された二部材のうちの一方部材に、中
間部材を平面的に調整移動が可能なように仮着出
来る構成とし、他方の部材を位置規制しながら固
着するとき、仮着してある中間部材の位置を適正
に微調整しながら固着する三部材相互間の固着機
構を提供するのが目的である。
「問題点を解決すべき手段」 本考案は相互に位置規制を受けて固定自在な2
個の部材と、この両部材間に介装される中間部材
とからなる三部材において、前記二部材の一方に
係止孔を穿設しておき、中間部材には支脚の先端
に係止段部を形成してなるフツクを、当該フツク
が係止孔に挿入したうえでその係止爪が前記係止
孔の端縁に係脱自在に係止出来るように突設して
おく。
また、当該中間部材には、フツクが係止孔に係
止したとき一方の部材を押圧して当該フツクが係
止孔の端縁に付勢力をもつて係止されるように形
成されてバネ部を配設しておく。
そして、中間部材をそのフツクを用いて一方の
部材の係止孔に係止することにより仮着するが、
このときフツクによる端縁への係止状態が外れな
い範囲で平面方向に微調整用移動が可能な状態に
仮着しておく。
そのうえ、一方の部材に対して位置関係の規制
された他方部材を取り付けるのであるが、そのと
き、一方の部材に仮着された中間部材の位置が他
方部材の規制位置に適合するよう微調整移動され
ながら最適な位置に介装された本格的に固定され
るようにしたことを特徴とする三部材相互間の固
定機構である。
「実施例」 以下、本考案を図面の実施例によつて説明する
と、第1図は本考案に係る固定機構の実施例とし
てニードル(デジタル)式レベルメータ装置を示
す分解斜視図で、第2図は同装置における中間部
材の裏面から視た斜視図である。第1図の構成に
ついては大略したので、以下、本考案に係る部分
及び記述しなかつた部分について説明する。
先ず、中間部材1には、その裏面の両端近傍に
おいて、左右方向に弾性力を有するフツク7a,
7bを突設するものであり、8a,8bは該フツ
ク7a,7bの係止爪である。このフツク7a,
7bは2個に限定されることのないこと勿論であ
り、中間部材1と一体的に形成しても、別体のフ
ツク7a,7bを中間部材1に固着するようにし
てもよい。
9は中間部材1の周縁から、その裏面方向に突
出した一定巾の周壁であり、10は該周壁9の周
縁を示す。而して、周壁9における上部周壁9a
の周縁10には、所定巾だけ該周縁10より低い
段周縁10aとなつている。又、この段周縁10
a間の上部周壁9aの中央には、段周縁10aに
沿つて長孔11を形成することによつて、該長孔
11と、段周縁10aとの間に、段周縁10a方
向に弾性力を有するバネ部12が形成されてい
る。13は上記バネ部12の中央にあつて、段周
縁10aから突出した突起であるが、この突起1
3の先端は、周壁9の周縁10より極く僅かに突
出させてある。尚、上記のバネ部12は1個に限
定されることなく、又、下部周壁9bその他の周
壁9に形成してもよく、更には、該バネ部12は
上述の条件を満たせば、他の手段を用いてもよ
い。図中、14はレベル調整部品15の回転軸1
5aが挿通する孔である。
一方、本体に固定されている部材6には、前記
中間部材1のフツク7a,7bと対応する位置
に、該フツク7a,7bが係脱自在なる係止孔1
6a,16bが開設されている。17は中間部材
1の孔14と対応する位置に開口した孔を示す。
又、外装パネルである他方の部材3には、上記
中間部材1の孔14と対応する位置に、大径な円
孔18が開口されており、19は前記レベル調整
部品15の回転軸15aに挿入固定される調整用
ツマミである。
次に、上記実施例部品の組立てについて説明す
る。
先ず、中間部材1のフツク7a,7bを、部材
6の係止孔16a,16bに挿入し、その端縁に
フツク7a,7bの係止爪8a,8b係止させ
る。これによつて、中間部材1は部材6に仮着さ
れる。このとき中間部材1に設けたバネ部12の
突起13が部材6の前面に当接する。ここで、上
記部材6の前面のうちで、バネ部12の突起13
が当接する部分6aは他の前面より少し前方に突
設してあるので、バネ部12は、その弾性力に抗
して後退し、従つて、その復元力により中間部材
1を部材6の前面より離反するように付勢する結
果、部材6に対する中間部材1のガタ付きが吸収
されることになる。
また、中間部材1のフツク7a,7bを部材6
の係止孔16a,16b端縁に係止するさい、当
然係止孔16a,16bはフツク7a,7bの係
止爪8a,8bを挿通する大きさになつているの
で、係止爪8a,8bより細成されている支脚部
分においては必然的に余白が出来ており、平面方
向には小さな緩みが生じてくる。即ち、このとき
フツク7a,7bによる端縁への係止状態は係止
爪8a,8bが外れない範囲で緩みの分だけ平面
方向に微調整用移動が可能な状態に仮着されてい
る。
尚、省略したが、中間部材1を部材6に仮着す
る際には、レベルメータ本体5を両部材1,6の
間に介装すること勿論である。
次いで、中間部材1を仮着した部材6は、中間
部材1の窓枠2が外装パネルである他方の部材3
の窓穴4から露呈するように合せたうえ、中間部
材1の位置が他方部材3の位置規制に適合するよ
う微調整移動させながら介装固定すれば組立は完
了する。
尚、部材6から中間部材1を取り外す場合に
は、中間部材1を弾性力に抗して少し開き、それ
から強く引き抜けば、フツク7a,7bが係止孔
16a,16bから離脱し、両部材1と6は離れ
る。
「効果」 本考案は叙上のように、相互に位置規制を受け
て固定自在な2個の部材3,6と、この両部材間
に介装される中間部材1とからなり、前記部材の
一方に係止孔を開設しておき、中間部材1には、
支脚の先端に係止爪を形成してなるフツクを突設
するが、そのフツクは係止孔に挿入したとき係止
爪が係止孔の端縁に係止出来るように配設してお
く。
従つて、一方部材と中間部材との係止作業はフ
ツクを係止孔にその係止爪が端縁に係止されるま
で、挿入する行為だけで良く、非常に簡単で作業
能率も良い。また、この係止状態は係止爪と端縁
とが係合しているだけなので、フツクを開いたう
え、強く引つ張るなどの行為により簡単に外すこ
とも出来る。従つて、中間部材の修理や取り換え
などにも便利である。
しかも、当該中間部材には、フツクが係止孔に
係止したとき一方の部材を押圧して当該フツクが
係止孔の端縁に付勢力をもつて係止されるように
形成されたバネ部が配設されているので、中間部
材は平時ガタ付きのない状態に係止されている。
更にまた、中間部材をそのフツクを用いて一方
の部材の係止孔に係止することにより仮着する
が、このときフツクによる係止状態が外れない範
囲で平面方向に微調整用移動が可能な状態に仮着
してあるので、一方の部材に対して位置関係の規
制された他方部材を取り付けるとき、一方の部材
に仮着された中間部材の位置が他方部材の規制位
置に適合するよう微調整移動されながら介装固定
することが出来る。従つて、本考案に係る固定機
構を用いて三部材を互いにその位置関係を規制し
ながら、固定したいと思る場合には、介装される
中間部材を微調整移動の出来るように仮着されて
いるので、適正位置への修正や適合が容易とな
り、組立作業の大幅な簡便化と、作業能率の向上
を図ることができることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る固定機構を適用した一実
施例のデジタル式レベルメータ装置の分解斜視図
で、第2図は同装置における中間部材の裏面から
視た斜視図である。 1……中間部材、3,6……部材、7a,7b
……フツク、16a,16b……係止孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互に位置規制を受けて固定自在な2個の部材
    と、この両部材間に介装される中間部材とからな
    り、 前記部材の一方に係止孔を開設しておき、 中間部材には、支脚の先端に係止爪を形成して
    なるフツクを突設するが、そのフツクは係止孔に
    挿入したとき係止爪が係止孔の端縁に係止出来る
    ように配設しておくとともに、 当該中間部材には、フツクが係止孔に係止した
    とき一方の部材を押圧して当該フツクが係止孔の
    端縁に付勢力をもつて係止されるように形成され
    たバネ部を配設しておき、 中間部材を一方の部材にフツクと係止孔を用い
    て係止するが、このときの係止状態はフツクが係
    止孔から外れない範囲で平面方向に微調整用移動
    が可能なるよう仮着し、 一方の部材に対して位置関係の規制された他方
    部材を取り付けるとき、一方の部材に仮着された
    中間部材の位置が他方部材の規制位置に適合する
    よう微調整移動して適正位置に介装固定されるよ
    うにしたことを特徴とする三部材相互間の固定機
    構。
JP12713580U 1980-09-05 1980-09-05 Expired JPS6118246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12713580U JPS6118246Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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JP12713580U JPS6118246Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS5749903U JPS5749903U (ja) 1982-03-20
JPS6118246Y2 true JPS6118246Y2 (ja) 1986-06-03

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JP12713580U Expired JPS6118246Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

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JPS5749903U (ja) 1982-03-20

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