JPS61181956A - マルチイオン感応性電界効果型トランジスタの製造方法 - Google Patents
マルチイオン感応性電界効果型トランジスタの製造方法Info
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- JPS61181956A JPS61181956A JP60021749A JP2174985A JPS61181956A JP S61181956 A JPS61181956 A JP S61181956A JP 60021749 A JP60021749 A JP 60021749A JP 2174985 A JP2174985 A JP 2174985A JP S61181956 A JPS61181956 A JP S61181956A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
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- G01N27/414—Ion-sensitive or chemical field-effect transistors, i.e. ISFETS or CHEMFETS
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は溶液中のイオン濃度を測定するマルチイオン感
応性電界効果型トランジスタ(以下l5FETと略す)
に係る。
応性電界効果型トランジスタ(以下l5FETと略す)
に係る。
最近、同一基板上に複数のゲート絶縁領域を形成したマ
ルチT 5FETが開発されている(例えばW、H,K
o等、Proceding of theIntern
ational Meeting on Che
mical 5ensors。
ルチT 5FETが開発されている(例えばW、H,K
o等、Proceding of theIntern
ational Meeting on Che
mical 5ensors。
p496. Kodansha L TD、 Toky
o (1983)) 、これらのマルチl5FETにお
いては、下地FETは自身のMO8構造により夫々電気
的に絶縁分離されているため、特定下地FETの電気特
性変化が他の下地FET特性に影響を及ぼすことはない
。
o (1983)) 、これらのマルチl5FETにお
いては、下地FETは自身のMO8構造により夫々電気
的に絶縁分離されているため、特定下地FETの電気特
性変化が他の下地FET特性に影響を及ぼすことはない
。
然し、これら複数個のl5FETゲート絶縁膜上にイオ
ン感応膜が連続して全面に形成されている場合には、特
定l5FETゲート領域上のイオン感応膜の特性変化に
より残りのl5FET特性が影響を受け、1ケのl5F
ETの劣化により残り全てのI 5FETの正常動作が
妨げられる。この現象はイオン感応膜に有機イオン感応
膜を用いた場合、無機感応膜に比べて顕著に見られる現
象である。これを防ぐには、個々のl5FETゲート絶
縁膜上にイオン感応膜を分離形成すれば良い。
ン感応膜が連続して全面に形成されている場合には、特
定l5FETゲート領域上のイオン感応膜の特性変化に
より残りのl5FET特性が影響を受け、1ケのl5F
ETの劣化により残り全てのI 5FETの正常動作が
妨げられる。この現象はイオン感応膜に有機イオン感応
膜を用いた場合、無機感応膜に比べて顕著に見られる現
象である。これを防ぐには、個々のl5FETゲート絶
縁膜上にイオン感応膜を分離形成すれば良い。
従来、有機イオン感応膜の形成には、膜母材、イオン感
応物などを溶媒に溶解したキャスト液をl5FETゲー
ト絶縁領域上に滴下乾燥したイオン感応膜を形成するキ
ャスティング法が用いられている。このキャスティング
法により、マルチl5FETのイオン感応膜を個々のI
5FETゲート絶縁領域上に分離形成する場合、キャ
スト液の流延により隣接イオン感応膜が接触、混合し、
1つのl5FETの性能変化が、他のl5FET性能に
影響を与えるという欠点があった。
応物などを溶媒に溶解したキャスト液をl5FETゲー
ト絶縁領域上に滴下乾燥したイオン感応膜を形成するキ
ャスティング法が用いられている。このキャスティング
法により、マルチl5FETのイオン感応膜を個々のI
5FETゲート絶縁領域上に分離形成する場合、キャ
スト液の流延により隣接イオン感応膜が接触、混合し、
1つのl5FETの性能変化が、他のl5FET性能に
影響を与えるという欠点があった。
本発明は、複数のゲート絶縁膜上イオン感応膜が分離形
成され、特定のイオン感応膜の劣化が他のl5FETの
性能変化をひきおこさないマルチl5FETを提供する
ことにある。
成され、特定のイオン感応膜の劣化が他のl5FETの
性能変化をひきおこさないマルチl5FETを提供する
ことにある。
上記目的を達成するために本発明では、同一基板上に複
数のゲート絶縁領域を形成し、該ゲート絶縁領域上にイ
オン感応膜を形成するマルチl5FETにおいて、膜母
材、イオン感応物質。
数のゲート絶縁領域を形成し、該ゲート絶縁領域上にイ
オン感応膜を形成するマルチl5FETにおいて、膜母
材、イオン感応物質。
溶媒および粘度調整用不活性無機材料よりなるペースト
を、所定の開ロバターンが形成された治具を介してゲー
ト絶縁領域上に塗布することにより、複数のゲート絶縁
膜上イオン感応膜を分離形成するようにした。
を、所定の開ロバターンが形成された治具を介してゲー
ト絶縁領域上に塗布することにより、複数のゲート絶縁
膜上イオン感応膜を分離形成するようにした。
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は、本発明によるイオン感応膜が分離形成された
マルチl5FETの一実施例の平面図である。2nn+
角のシリコンチップ1を用い、ソース領域7,8,9,
10,11とドレイン領域7′。
マルチl5FETの一実施例の平面図である。2nn+
角のシリコンチップ1を用い、ソース領域7,8,9,
10,11とドレイン領域7′。
8’ 、9’ 、10’ 、11’ではさみ込まれる5
ケのゲート絶縁領域上に5ケの同種のイオン感応膜12
,13.14,15.16を分離形成している。本実施
例ではイオン感応膜12,13゜14.15.16に同
一組成を持つに+イオン感応膜を同時に塗布した。以下
塗布工程について述べる。まず膜母材ポリ塩化ビニル2
40w+g、可塑剤ジオクチルアジペート540mg、
イオン感応物質としてニュートラルキャリヤ型の抗生物
質パリノマイシン50mgを溶媒シクロヘキサノン2m
Qに溶解したイオン感応膜組成物を調製した。
ケのゲート絶縁領域上に5ケの同種のイオン感応膜12
,13.14,15.16を分離形成している。本実施
例ではイオン感応膜12,13゜14.15.16に同
一組成を持つに+イオン感応膜を同時に塗布した。以下
塗布工程について述べる。まず膜母材ポリ塩化ビニル2
40w+g、可塑剤ジオクチルアジペート540mg、
イオン感応物質としてニュートラルキャリヤ型の抗生物
質パリノマイシン50mgを溶媒シクロヘキサノン2m
Qに溶解したイオン感応膜組成物を調製した。
次に粘度調整用無機材料として超微粒子状無水シリカ(
商品名アエロジル)250mgを先に調製したイオン感
応膜組成物に添加、混合してイオン感応ペーストを調製
した。次に第1図イオン感応膜12,13,14,15
,16・に対応する一辺200μ濡の矩形状間ロバター
ンを5ケ有するステンレス網製スクリーンを治具として
、先のイオン感応ペーストをシリコンチップ1上ゲート
絶縁領域上に印刷、塗布乾燥してイオン感応膜12゜1
3.14,15.16を分離形成した。本実施例では乳
剤厚20μW、メツシュ数165のスクリーンを使用し
た。このためゲート絶縁領域上に形成されたに+イオン
感応膜の厚みは約10μ巾程度である。K++イオン感
応膜厚みとしては5μIl〜200μmの範囲であれば
良い。5μm未満の場合にはイオン感応膜の劣化が短期
間におこる。
商品名アエロジル)250mgを先に調製したイオン感
応膜組成物に添加、混合してイオン感応ペーストを調製
した。次に第1図イオン感応膜12,13,14,15
,16・に対応する一辺200μ濡の矩形状間ロバター
ンを5ケ有するステンレス網製スクリーンを治具として
、先のイオン感応ペーストをシリコンチップ1上ゲート
絶縁領域上に印刷、塗布乾燥してイオン感応膜12゜1
3.14,15.16を分離形成した。本実施例では乳
剤厚20μW、メツシュ数165のスクリーンを使用し
た。このためゲート絶縁領域上に形成されたに+イオン
感応膜の厚みは約10μ巾程度である。K++イオン感
応膜厚みとしては5μIl〜200μmの範囲であれば
良い。5μm未満の場合にはイオン感応膜の劣化が短期
間におこる。
また200μmを越えるとイオン感応膜の劣化に関して
は問題が無いが、応答速度が長くなるという欠点がある
。また本実施例ではイオン感応膜中超微粒子状無水シリ
カ(商品名アエロジル)濃度が23%になるように添加
したが、添加量としてはイオン感応膜中濃度で5%〜5
0%の範囲であれば問題はない。5%未満の添加量では
イオン感応ペーストの粘度が低く印刷後ペーストが流延
し、イオン感応膜の分離形成が困難となる。また50%
を越える添加量では塗布膜中でイオンチャネルが有効に
形成されずイオン応答を示さないという問題が生じる。
は問題が無いが、応答速度が長くなるという欠点がある
。また本実施例ではイオン感応膜中超微粒子状無水シリ
カ(商品名アエロジル)濃度が23%になるように添加
したが、添加量としてはイオン感応膜中濃度で5%〜5
0%の範囲であれば問題はない。5%未満の添加量では
イオン感応ペーストの粘度が低く印刷後ペーストが流延
し、イオン感応膜の分離形成が困難となる。また50%
を越える添加量では塗布膜中でイオンチャネルが有効に
形成されずイオン応答を示さないという問題が生じる。
さて、本実施例によるマルチI 5FETはに十感応性
であるため、標準KCQ溶液並びにダブルジャンクショ
ン型参照電極を用いてイオン応答性を調べた。KCQ濃
度範囲10−1moQ/Q〜10−5mo127PIで
、夫々のl5FETに対してスロープ感度59mV/d
ecadeが得られた。このスロープ感度はネルンスト
の理論感度と一致しており、イオン感応膜に超微粒子状
無水シリカを混合しても適正な濃度範囲にあればイオン
応答に全く支障を生じないことがわかった。
であるため、標準KCQ溶液並びにダブルジャンクショ
ン型参照電極を用いてイオン応答性を調べた。KCQ濃
度範囲10−1moQ/Q〜10−5mo127PIで
、夫々のl5FETに対してスロープ感度59mV/d
ecadeが得られた。このスロープ感度はネルンスト
の理論感度と一致しており、イオン感応膜に超微粒子状
無水シリカを混合しても適正な濃度範囲にあればイオン
応答に全く支障を生じないことがわかった。
次にイオン交換体をイオン感応物質とするCQ−感応性
マルチl5FETを第1図の構成に従って形成した。膜
母材ポリ塩化ビニル240mgv可塑剤ノルマルテトラ
デシルアルコール70mg、イオン感応物質としてイオ
ン交換形の4級アンモニウム塩メチルトリドデシルアン
モニウムクロライド120mg、溶媒シクロへキサノン
2IlIQよりなるイオン感応膜組成物に超微粒子状無
水シリカ(商品名アエロジル)100mgを添加、混合
したイオン感応ペーストを用いてCQ−感応マルチTS
FETを前記に十感応マルチl5FETと同様な方法に
より形成した。本実施例によるCU−感応マルチI S
FETはCQ−イオン濃度範囲10″″’ moQ/
Q 〜10−4moQ/Qで夫々のl5FETに対し
て52mV/decadeのスロープ感度が得られた。
マルチl5FETを第1図の構成に従って形成した。膜
母材ポリ塩化ビニル240mgv可塑剤ノルマルテトラ
デシルアルコール70mg、イオン感応物質としてイオ
ン交換形の4級アンモニウム塩メチルトリドデシルアン
モニウムクロライド120mg、溶媒シクロへキサノン
2IlIQよりなるイオン感応膜組成物に超微粒子状無
水シリカ(商品名アエロジル)100mgを添加、混合
したイオン感応ペーストを用いてCQ−感応マルチTS
FETを前記に十感応マルチl5FETと同様な方法に
より形成した。本実施例によるCU−感応マルチI S
FETはCQ−イオン濃度範囲10″″’ moQ/
Q 〜10−4moQ/Qで夫々のl5FETに対し
て52mV/decadeのスロープ感度が得られた。
本実施例ではイオン感応膜中超微粒子状無水シリカ(商
品名アエロジル)濃度が19%になるように添加したが
、添加量としては前記に十感応マルチl5FETと同様
に5%〜50%の範囲であれば問題はない。その理由も
前記に+感応マルチl5FETの場合と同様である。本
実施例のCQ−イオン感応膜の厚みは前記実施例でのに
+イオン感応膜と同様に10μm程度ある。CQ−イオ
ン感応膜の厚みとしては5μm〜200μmの範囲であ
れば良い。この理由は前記に+イオン感応膜の場合と同
一である。
品名アエロジル)濃度が19%になるように添加したが
、添加量としては前記に十感応マルチl5FETと同様
に5%〜50%の範囲であれば問題はない。その理由も
前記に+感応マルチl5FETの場合と同様である。本
実施例のCQ−イオン感応膜の厚みは前記実施例でのに
+イオン感応膜と同様に10μm程度ある。CQ−イオ
ン感応膜の厚みとしては5μm〜200μmの範囲であ
れば良い。この理由は前記に+イオン感応膜の場合と同
一である。
以上2つの実施例においては膜母材にポリ塩化ビニル、
粘度調整用不活性無機材料に超微粒子状無水シリカを使
用したが、これに代わり、膜母材としてポリビニルブチ
ラール等のビニル系樹脂やポリシロキサンを、粘度調整
用不活性無機材料に超微粒子状無水酸化アルミニウムや
超微粒子状無水酸化チタンを用いても何んら支障はない
。
粘度調整用不活性無機材料に超微粒子状無水シリカを使
用したが、これに代わり、膜母材としてポリビニルブチ
ラール等のビニル系樹脂やポリシロキサンを、粘度調整
用不活性無機材料に超微粒子状無水酸化アルミニウムや
超微粒子状無水酸化チタンを用いても何んら支障はない
。
第2図は本発明によるイオン感応膜が分離形成されたマ
ルチl5FETの他の一実施例の平面図である。2na
X1.6mm角のシリコンチップ2゜を用い、ソース領
域25,26,27とドレイン領域25’ 、26’
、27’ではさみ込まれる3ケのゲート絶縁領域上に3
ケの異種のイオン感応膜29,30.31を分離形成し
ている。本実施例ではゲート絶縁膜にSi3N4を使用
しているため、ソース領域28とドレイン領域28′で
形成されるl5FETはpH感応性IS’FETとして
利用できる。
ルチl5FETの他の一実施例の平面図である。2na
X1.6mm角のシリコンチップ2゜を用い、ソース領
域25,26,27とドレイン領域25’ 、26’
、27’ではさみ込まれる3ケのゲート絶縁領域上に3
ケの異種のイオン感応膜29,30.31を分離形成し
ている。本実施例ではゲート絶縁膜にSi3N4を使用
しているため、ソース領域28とドレイン領域28′で
形成されるl5FETはpH感応性IS’FETとして
利用できる。
イオン感応膜29,30.31はそれぞれN+。
K”、 C12−感応膜である6 K”t CQ−各イ
オン感応膜は前記実施例で使用したK”、CQ−各イオ
ン感応ペーストを使用し形成した。一方、Na+イオン
感応膜は膜母材ポリ塩化ビニル240mg、可塑剤ジオ
クチルアジペート540mg、Na+イオン感応物とし
てニュートラルキャリヤ型天然化合物モニンシン60m
gを溶媒シクロへキサノン2mΩに容解したイオン感応
膜組成物に超微粒子状無水シリカ(商品名アエロジル)
250tagを添加、混合したNa+イオン感応ペース
トを用いて形成した。次に具体的な感応膜形成法につい
て述べる。第2図イオン感応膜29に対応する一辺20
0μ閣の矩形状開ロバターンを1ケ有する同一ステンレ
ススクリーンを3枚準備し、まずその1枚を用いてイオ
ン感応膜29位置にNa+イオン感応ペーストを塗布乾
燥してNa+イオン感応膜29を形成した。次に他の1
枚のスクリーンを用いて感応膜30位置にに+イオン感
応ペーストを塗布乾燥してに+イオン感応膜30を形成
した。最後に、残り1枚のスクリーンを用いて感応膜3
1位置に6℃−イオン感応ペーストを塗布乾燥してcI
2−イオン感応膜31を形成した。
オン感応膜は前記実施例で使用したK”、CQ−各イオ
ン感応ペーストを使用し形成した。一方、Na+イオン
感応膜は膜母材ポリ塩化ビニル240mg、可塑剤ジオ
クチルアジペート540mg、Na+イオン感応物とし
てニュートラルキャリヤ型天然化合物モニンシン60m
gを溶媒シクロへキサノン2mΩに容解したイオン感応
膜組成物に超微粒子状無水シリカ(商品名アエロジル)
250tagを添加、混合したNa+イオン感応ペース
トを用いて形成した。次に具体的な感応膜形成法につい
て述べる。第2図イオン感応膜29に対応する一辺20
0μ閣の矩形状開ロバターンを1ケ有する同一ステンレ
ススクリーンを3枚準備し、まずその1枚を用いてイオ
ン感応膜29位置にNa+イオン感応ペーストを塗布乾
燥してNa+イオン感応膜29を形成した。次に他の1
枚のスクリーンを用いて感応膜30位置にに+イオン感
応ペーストを塗布乾燥してに+イオン感応膜30を形成
した。最後に、残り1枚のスクリーンを用いて感応膜3
1位置に6℃−イオン感応ペーストを塗布乾燥してcI
2−イオン感応膜31を形成した。
以上の工程では3枚の同一スクリーンを用意し。
感応ペースト種類毎に使い分けたが、これは感応ぺ一文
トの混合汚染を防止するためである。以上の工程により
ワンチップ内にNa”、K”、C1−。
トの混合汚染を防止するためである。以上の工程により
ワンチップ内にNa”、K”、C1−。
pH各イオン感応l5FETを形成することが出来た。
次にこれらのl5FETのイオン応答性について調べた
。K”、CQ″″用I 5FETについては前記実施例
と同様なイオン応答性が得られた。
。K”、CQ″″用I 5FETについては前記実施例
と同様なイオン応答性が得られた。
一方、Na”、pH各I 5FETについてはそれぞれ
52mV/pNa”、54mV/pHのスロープ感度が
得られた。
52mV/pNa”、54mV/pHのスロープ感度が
得られた。
次に前記実施例によるワンチップ内にP HtNa+、
K”、CQ−各イオン感応l5FETが形成されたマル
チl5FETチツプのpH感応l5FETゲート絶縁領
域上にイオン不感応性ポリパラキシリレン薄膜を形成し
たマルチl5FETを構成した。ポリパラキシリレン薄
膜の分離形成は、−辺200μmの矩形状間ロバターン
を1ケ有するメタルマスクを用い、ポリパラキシリレン
の熱分解再重合反応により行った。すなわち、pH感応
l5FETゲート絶縁領域上に先のメタルマスク開口部
を重ね合わせ、高真空中でポリパラキシリレンを熱分解
し、pH感応l5FETゲート上で再重合させることに
よりポリパラキシリレン薄膜を形成した。膜厚が10μ
mになるように熱分解再重合反応の時間を制御した。ポ
リパラキシリレンが最表面に形成されたl5FETはイ
オン不感応性であるため参照電極として利用できる。本
実施例で形成したポリパラキシリレン被覆l5FETを
参照電極として他のNa”、K”、CQ−各イオン感応
l5FETのイオン応答を調べると、前記実施例と同様
なスロープ感度が得られた。
K”、CQ−各イオン感応l5FETが形成されたマル
チl5FETチツプのpH感応l5FETゲート絶縁領
域上にイオン不感応性ポリパラキシリレン薄膜を形成し
たマルチl5FETを構成した。ポリパラキシリレン薄
膜の分離形成は、−辺200μmの矩形状間ロバターン
を1ケ有するメタルマスクを用い、ポリパラキシリレン
の熱分解再重合反応により行った。すなわち、pH感応
l5FETゲート絶縁領域上に先のメタルマスク開口部
を重ね合わせ、高真空中でポリパラキシリレンを熱分解
し、pH感応l5FETゲート上で再重合させることに
よりポリパラキシリレン薄膜を形成した。膜厚が10μ
mになるように熱分解再重合反応の時間を制御した。ポ
リパラキシリレンが最表面に形成されたl5FETはイ
オン不感応性であるため参照電極として利用できる。本
実施例で形成したポリパラキシリレン被覆l5FETを
参照電極として他のNa”、K”、CQ−各イオン感応
l5FETのイオン応答を調べると、前記実施例と同様
なスロープ感度が得られた。
以上述べた4つの実施例でのマルチI S FETでは
、第1図または第2図にあるように、棒状下地FETの
ゲート絶縁膜上に矩形状イオン感応膜またはイオン不感
応膜を形成したが、各ゲート絶縁膜上をイオン感応膜ま
たはイオン不感応膜が完全に被い、かつ分離しているな
らばその形状はいかなるものでもよい。またイオン感応
膜の塗布に際しては所定間ロバターンが形成されたステ
ンレス製スクリーンを冶具として使用したが、これに代
わり開ロバターンが形成されたメタルマスクなどの治具
を用いても何んら支障はない。またワンチップ内に形成
されるl5FETの個数も、以上述べた4つの実施例に
ある5ケあるいは4ケに限らず任意の個数であってもよ
いことは言うまでもない。
、第1図または第2図にあるように、棒状下地FETの
ゲート絶縁膜上に矩形状イオン感応膜またはイオン不感
応膜を形成したが、各ゲート絶縁膜上をイオン感応膜ま
たはイオン不感応膜が完全に被い、かつ分離しているな
らばその形状はいかなるものでもよい。またイオン感応
膜の塗布に際しては所定間ロバターンが形成されたステ
ンレス製スクリーンを冶具として使用したが、これに代
わり開ロバターンが形成されたメタルマスクなどの治具
を用いても何んら支障はない。またワンチップ内に形成
されるl5FETの個数も、以上述べた4つの実施例に
ある5ケあるいは4ケに限らず任意の個数であってもよ
いことは言うまでもない。
また、不活性無機材料は粘度調整用であるから、2種以
上のものを混合して用いてもなんらさしつかえない。
上のものを混合して用いてもなんらさしつかえない。
上記のように本発明によるマルチl5FETは、膜母材
、イオン感応物質、溶媒および粘度調整用不活性無機材
料よりなるイオン感応ペーストを、所定のパターンが形
成されたスクリーンを介してゲート絶縁領域上に印刷塗
布することにより、複数のゲート絶縁膜上イオン感応膜
が分離形成されるため、特定のイオン感応膜の劣化が他
のl5FETの性能に影響を与えない効果がある。
、イオン感応物質、溶媒および粘度調整用不活性無機材
料よりなるイオン感応ペーストを、所定のパターンが形
成されたスクリーンを介してゲート絶縁領域上に印刷塗
布することにより、複数のゲート絶縁膜上イオン感応膜
が分離形成されるため、特定のイオン感応膜の劣化が他
のl5FETの性能に影響を与えない効果がある。
第1図は同種のイオン感応膜が分離形成されたマルチl
5FETの一実施例の平面図、第2図は異種のイオン感
応膜が分離形成されたマルチI 5FETの一実施例の
平面図である。 1・・・シリコンチップ、2,3,4,5,6・・・ソ
ース電極、7,8t 9.to、 1t・・・ソース
領域。 2’ 、3’ 、4’ 、5’ 、6’・・・ドレイン
電極。 7’、8’、9’、10’、11’ ・・・ドレイン領
域、12,13,14,15.16・・・イオン感応膜
、20・・・シリコンチップ、 21.22,23,24・・・ソース電極、25.26
,27,28・・・ソース領域、” 21’ 、22
’ 、23’ 、24’・・・ドレイン電極。 25’ 、26’ 、27’ 、28’ ・・・ドレイ
ン領域。 2オ′ 手 続 補 正 書 (方式)%式% 事件の表示 昭和60年 特 許 願 第21749 号発
明 の 名 称 マルチイオン感応性電界効果型?
メクスタ代 理 人 居所〒100 東京都千代田区丸の内−丁目5番
1号株式会社 日 立 製 作 所 内 補正の内容 11本願明細書第3頁2〜4行のrW、H,K。 等・・・・・・(1983))Jを「ダブリュー・エッ
チ・コラ(W、H,Ko)等、プロシーディングMee
t、ing on Chemical 5ens
ors)、 4 9 6 頁(P、496)、講談社
(Kodansha LTD)+東京(Tokyo)
(1983) ) Jと補正する。
5FETの一実施例の平面図、第2図は異種のイオン感
応膜が分離形成されたマルチI 5FETの一実施例の
平面図である。 1・・・シリコンチップ、2,3,4,5,6・・・ソ
ース電極、7,8t 9.to、 1t・・・ソース
領域。 2’ 、3’ 、4’ 、5’ 、6’・・・ドレイン
電極。 7’、8’、9’、10’、11’ ・・・ドレイン領
域、12,13,14,15.16・・・イオン感応膜
、20・・・シリコンチップ、 21.22,23,24・・・ソース電極、25.26
,27,28・・・ソース領域、” 21’ 、22
’ 、23’ 、24’・・・ドレイン電極。 25’ 、26’ 、27’ 、28’ ・・・ドレイ
ン領域。 2オ′ 手 続 補 正 書 (方式)%式% 事件の表示 昭和60年 特 許 願 第21749 号発
明 の 名 称 マルチイオン感応性電界効果型?
メクスタ代 理 人 居所〒100 東京都千代田区丸の内−丁目5番
1号株式会社 日 立 製 作 所 内 補正の内容 11本願明細書第3頁2〜4行のrW、H,K。 等・・・・・・(1983))Jを「ダブリュー・エッ
チ・コラ(W、H,Ko)等、プロシーディングMee
t、ing on Chemical 5ens
ors)、 4 9 6 頁(P、496)、講談社
(Kodansha LTD)+東京(Tokyo)
(1983) ) Jと補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、同一基板上に複数のゲート絶縁領域を有し、該ゲー
ト絶縁領域上にイオン感応膜を有するマルチイオン感応
性電界効果型トランジスタにおいて、イオン感応膜が膜
母材、イオン感応物質、不活性無機材料よりなり、各イ
オン感応膜が分離されていることを特徴とするマルチイ
オン感応性電界効果型トランジスタ。 2、上記ゲート絶縁領域の少なくとも1つの領域上に、
イオンに感応しない膜を有することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のマルチイオン感応性電界効果型ト
ランジスタ。 3、上記膜母材がビニル系樹脂である特許請求の範囲第
1項記載のマルチイオン感応性電界効果型トランジスタ
。 4、上記イオン感応物質がニュートラルキャリヤ型感応
物質である特許請求の範囲第1項記載のマルチイオン感
応性電界効果型トランジスタ。 5、上記不活性無機材料が、無水シリカ、無水酸化アル
ミニウム及び無水酸化チタンからなる群から選ばれた少
なくとも1種の材料の超微粒子である特許請求の範囲第
1項記載のマルチイオン感応性電界効果型トランジスタ
。 6、上記イオン感応膜の厚みが5〜200μmの範囲で
ある特許請求の範囲第1項記載のマルチイオン感応性電
界効果型トランジスタ。 7、上記不活性無機材料が、イオン感応膜の5〜50重
量%である特許請求の範囲第1項又は第5項記載のマル
チイオン感応性電界効果型トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60021749A JPS61181956A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | マルチイオン感応性電界効果型トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60021749A JPS61181956A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | マルチイオン感応性電界効果型トランジスタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61181956A true JPS61181956A (ja) | 1986-08-14 |
JPH0544986B2 JPH0544986B2 (ja) | 1993-07-07 |
Family
ID=12063711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60021749A Granted JPS61181956A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | マルチイオン感応性電界効果型トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61181956A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198676A (ja) * | 1993-11-12 | 1995-08-01 | E I Du Pont De Nemours & Co | ヒュームドシリカを含有するアニオン選択電極 |
JP2005513501A (ja) * | 2001-12-21 | 2005-05-12 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 検体の高感度検出のために特別に構成されたゲート電極を有するfetセンサー |
JP2010133927A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Korea Electronics Telecommun | トランジスタ構造のバイオセンサー及びその製造方法 |
JP2022509971A (ja) * | 2018-11-28 | 2022-01-25 | ルクセンブルク・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー・(エルアイエスティ) | イオン感応性電界効果トランジスタ |
WO2024181340A1 (ja) * | 2023-03-02 | 2024-09-06 | 株式会社村田製作所 | センサ及び検出方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5219478A (en) * | 1975-08-04 | 1977-02-14 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Apparatus for cooling waste gas from dust incinerating furnaces |
JPS5730603U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-18 |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP60021749A patent/JPS61181956A/ja active Granted
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JP4768226B2 (ja) * | 2001-12-21 | 2011-09-07 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 検体の高感度検出のために特別に構成されたゲート電極を有するfetセンサー |
JP2010133927A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Korea Electronics Telecommun | トランジスタ構造のバイオセンサー及びその製造方法 |
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WO2024181340A1 (ja) * | 2023-03-02 | 2024-09-06 | 株式会社村田製作所 | センサ及び検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544986B2 (ja) | 1993-07-07 |
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