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JPS61177547A - ル−ル処理方式 - Google Patents

ル−ル処理方式

Info

Publication number
JPS61177547A
JPS61177547A JP60019447A JP1944785A JPS61177547A JP S61177547 A JPS61177547 A JP S61177547A JP 60019447 A JP60019447 A JP 60019447A JP 1944785 A JP1944785 A JP 1944785A JP S61177547 A JPS61177547 A JP S61177547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rule
condition
rules
section
internal code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60019447A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Fujii
藤井 みち子
Norihisa Komoda
薦田 憲久
Tsutomu Tashiro
勤 田代
Kuniaki Matsumoto
松本 邦顕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60019447A priority Critical patent/JPS61177547A/ja
Publication of JPS61177547A publication Critical patent/JPS61177547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ルール処理方式に関し、特に各設備の状態を
取込み、IF−THENルールで記述された制御論理に
従って条件判定を行い、制御指令を各設備に発行するよ
うな条件判別型の設備群制御や、ルールで記述された生
産計画論理に従って、与えられた注文データと生産計画
等に適するルール型処理方式に関する。
〔発明の背景〕
F A (F actory A utowation
)システムにおいては、製造する品物の量の変化、あル
いは製品自体の変化に伴う製造プロセス設備群の変化を
、簡単かつ迅速に行えることが望ましい。
そのため、従来より各設備の状態を計算機に取込み、制
御論理に従って条件判定を行い、制御指令を各設備に発
行する方法が用いられていた。
上記のような条件判別型のシステムでは1条件を判別し
て最終結論を決定するための制御論理を。
アセンブラ等の汎用言語を用いてプログラミングし、制
御計算機によりこれを実行する方法が採られていた。し
かし、この方法では、プログラムの作成、変更に時間が
かかり、さらに専門のプログラマが必要である。このた
め、自動化工場等における設備構成の変更、生産におけ
る重点評価項目の変更等に際し、プログラムを理解でき
なかったり、変更することが困難であったりしている。
そこで、本発明者等は、論理の理解、変更が容易な「設
備群制御方式」(特願昭58−79341号明細書参照
)を提案した。上記先願の方式は、論理をI F−TH
EN(条件−結論・動作)のルール形式に記述するので
、プログラムを容易に作成することができ、かつ論理の
理解や変更性にも優れでいる。IF−THENルールを
F A (FactoryAuto■ation)シス
テムに適用したルール型システムが開発され、自動倉庫
システム等として製品化されている。
この方式では、ルールの条件、結論、動作、対象の状態
を表わす文字列を、コード化して扱うことにより、ルー
ル処理の高速化を図っている。しかし、制御指令決定時
、その時々の対象の状態に応じて逐次ルールを組合せて
制御指令を得ているため、汎用言語によるプログラムに
比べて処理時間がかかる。すなわち、制御対象の判定す
べき状態が数10程度であれば実用上付等問題はないが
、数100を越える状態数を取扱う生産計画や倉庫の欄
を決定する際には、処理時間が問題となってくる。
第3図は、上記先願の方式の機能構成図であり、第4図
は第5図のルール運用部の処理フローチャートである。
第3図のおいて、11はルール記憶部、12はルール運
用部、13は状態記憶部である。IF−THENルール
による制御指令の決定は、あるルールの結論を、さらに
別のルールの条件判定に用いるという動作を順次繰返し
て、最終的にTHEN部に動作(制御指令)の記述され
たルールの条件が満足され、制御指令が決定されるとい
う原理で行われる。
具体的には、第3図に示すように、ルールを記憶しであ
るルール記憶部11から1つづつルールを取り出し、対
象の状態を記憶しである状態記憶部13に対し、IF部
の条件判定を行い1条件が満足されれば、THEN部の
結論を状態記憶部13に新たに追加する。すなわち、ル
ール運用部12は、第4図に示すように、ルール記憶部
11のルールを先頭から順に1つづつ取り出しくボック
ス21)、そのIF部の条件と状態記憶部13の内容を
比較し、条件が満足されるかを判定する(ボックス22
)0条件が満足されなければ、次のルールを取り出して
処理を続行する。満足されれば、そのルールのTHEN
部の内容を新たに状態記憶部13に追加しくボックス2
3)、次のルールの処理に移る(ボックス24)、ルー
ル記憶部11の全ルールについて、上記の処理を終了し
た後、これらの処理で状態記憶部13に新たに内容を追
加したルールが存在しなくなった場合に、すべての処理
が完了する(ボックス25)、そうでないときには、新
たにIF部の条件が満足されるルールの存在する可能性
があるので、ルール記憶部11の先頭のルールから再び
同一処理を繰り返す、上記の方式では、ルールがどのよ
うな順序でルール記憶部11に格納されていても、IF
−THENルールにもとづいて制御指令決定を行うこと
ができるが、その反面法のような問題がある。
(a)ルール記憶部11に格納されている全てのルール
について処理を行うため、あるルールの条件が満足され
た場合、もはや条件が満足されないことが明らかなルー
ルについても条件判定処理が行われることになり、無駄
な条件判定が多数行われる。(b)あるルールの条件が
満足された場合、そのルールの結論を条件として持つル
ールは、前記ルールの条件判定により状態が限定された
にもかかわらず、全ての状態について無駄な条件判定が
行われる。
これらの理由によって、第3図の方式では、処理時間が
増加するため、高速の制御応答が要求される対象の条件
判別制御には用いることができないという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような欠点を改善し、断片的に配
列されるが、可読性と変更容易性に優れたルールによる
論理記述を、多量の状態数を取扱う必要のある対象にも
十分に適用できるルール処理方式を提供することにある
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため1本発明のルール処理方式は、
対象に対する条件と結論からなるルールを格納するルー
ル記憶手段、対象の状態とルールで推論された状態を格
納する状態記憶手段、および上記ルール記憶手段と状態
記憶手段から読出された条件を比較照合し、条件が満足
されたルールの結論を上記状態記憶手段に格納するルー
ル運用手段を有し、対象に対する制御指令を決定するル
ール処理方式において、複数のルールの結論が他のルー
ルの条件として使用されているルールに対し、先に判定
したルールの結論にもとづき他のルールの条件で比較照
合すべき状態を限定して、条件判定を行うことに特徴が
ある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により説明する。
第5図は、本発明の動作原理を説明する図であり、ルー
ルの一部分を示している。
第5図(a)において、 No、 1〜No、 3のル
ールは、各々IF部、THEN部をコード化し、1゜2
.3・・・・等の数字で表わして、その後にパラメータ
部をルールに記述された順にパ〈”、′〉′で囲んで示
したものである。第5図(a)のNo、2のルールは、
No、1およびN013のTHEN部をそれぞれIF部
に持っている。すなわち、No、1のルールにおけるI
F部の条件判定を実行した結果と、No、3のルールに
おけるIF部の条件判定を実行した結果とに基づいて、
No、2のルールではIF部の条件判定を実行し、TH
EN部を決定する。第5図(a)におけるルール間の関
係、つまり1つのルールが他のルールで使用される利用
関係を図示すると、第5図(b)に示すようになる。第
5図(b)において、Oは1つのIF部、またはTHE
N部を示し、その中に記された数字はコード化された文
字列の番号を示す。また1口は1つのルールを示し、そ
の中に記された数字はルール番号である。そして、ルー
ルは、矢印の元の文字列コードを持つ条件部と、矢印の
先の文字列コードを持つ結論部より成る。
第5図(a)のように、ある複数のルールの結論が、他
のルールの条件部として使用され、条件部において、そ
れぞれ共通なパラメータ値を持つルールを実行した場合
、2番目以降のIF部を結論としてTHEN部に持つル
ールの条件判定において有効な状態(すなわち、結果と
して残る状態)は。
先に実行したIF部を結論としてTHEN部に持つルー
ルの実行結果において共通なパラメータに対応する状態
に限定される。第5図(a)のNo、1〜No、3のル
ールの場合、No、2のルールの2番目のIF部を結論
としてTHEN部に持つNo、3のルールの条件判定の
際に有効な状態は、No、 2の1番目の条件部で共通
な1番目と2番目のパラメータの状態に限定される。つ
まり、パラメータ“W″の状態は1文字列コード3の1
番目の状態であり、パラメータ“′X”の状態は、文字
列コード3の2番目の状態にそれぞれ限定され、それ以
外の状態を判定することは、処理速度とメモリ量の無駄
である。
そこで、本発明においては、変数の共通性に基づいて、
下記の基準により限定条件を追加した新しいルールを記
憶しておく。
(1)ある複数のルールの結論を条件部に持つルールに
おいて、複数の条件部に共通なパラメータを1つでも持
つ場合、2番目以降の条件部を結論に持つルールの限定
条件を付加する。
(11)上記(i)を満足するルールにおいて、ある複
数のルールR,,R2、・・・・・・Rnの結論1cy
t2.・・・・・・tnを条件部に持つルールのそれぞ
れのIF部を11+  12t”・・’fnとし、ll
+12.・・・・・・iylのパラメータで共通なパラ
メータをPl+P2m・・・・pmとすると、ルールR
nに付加する限定条件tRn(n>2)とは文字列コー
ド1n−rで、パラメータは、fHのPLtP2v・・
・・・・pmに対応するtnのパラメータである。
共通パラメータ以外は、どのような状態でもよい。
(ii+ )上記の(1)、(i+)を満足する限定条
件の判定順序は、常に最初とする。
第6図(a)は、第5図(a)のルールに対して。
以上の基準にもとづいて決定された限定条件を追加した
ルールを示す図である。
第6図(a)においては、No、2とNo、3のルール
の位置が入れ換り、No、2の条件部の先頭に。
“I F(3’ <W> <X> <*>)”の条件部
が追加される。ただし、″X″は任意の状態を示すパラ
メータである。
第6図(b)は、第6図(a)に示すルールの適用順序
を表わす図であって、記号の意味は第5図(b)で説明
した通りである。
第7図は、第5図(a)、第6図(a)の各ルールの対
象となる状態の組み合せを示す図である。
第7図(a)は1文字列コード1の状態のパラメータ値
の組み合せ、同じく(b)は文字列コード2の状態のパ
ラメータ値の組み合せ、(C)、(d)。
(a)はそれぞれ文字列コード6.7.8の状態のパラ
メータ値の組み合せを示す図である0本実施例では、前
記先願の方式のように、状態の条件判定に限定条件を考
慮せず、逐次ルールを実行するので、次のように処理が
行われる。第5図(a)のルールにおいて、No、1の
ルールを実行すると、条件判定(AND条件を満足する
変数の組み合せを生成する)により、第8図(a)に示
す結果が得られる。すなわち、第7図(a)と(b)の
数値表において、共通のパラメータ値があればAND条
件をとって他のパラメータ値とともに表に記述すると、
第8図(a)のように5組の組み合せができる。
第511(a)のNo、2のルールについては、文字列
コード4つまり2番目のIF部の状態が第7図にないた
め実行できない0次に、第5図(a)のNo。
3のルールにおいて、1番目と2番目のIF部の状態の
条件判定を、9X10=90回実行し、第8図(b)に
示す結果が得られた。また、第8図(b)の結果と3番
目のIF部・の状態との条件判定を12X7=84回実
行し、第8図(c)に示す結果が得られる。ここで、文
字列コード4の状態が得られたので、第5図におけるN
o、2のルールのIF部の状態の条件判定を行う、すな
わち、No。
2のルールの1番目と2番目のIF部の状態の条件の判
定を、5X11=55回実行し、第8図(d)で示す結
果を得る。これによって、No、2ルールのTHEN部
の結果が得られたことになる。
つまり、先願の方式では、第8図(d)の結果を得るた
めに、全部で229回の条件判定を実行する必要がある
一方、本実施例では、第6図(a)のルールにおいて、
No、1のルールを実行すると、従来方式と同じような
条件判定により、第8図(a)に示す結果を得る6次に
、第6図(a)のNo、2のルールにおいて、1番目と
2番目のIF部の状態判定を、5X9=45回実行して
、第8図(e)結果を得る。
また、第8図(e)の結果と3番目のIF部の状態との
条件判定を、4X10=40回実行し、第8図(f)の
結果を得る。さらに、第8図(f)の結果と4番目のI
F部の状態との条件判定を、2X7=14回実行し、第
8図(g)の結果を得る。最後に、No、3のルールの
1番目と2番目のIF部の条件判定を、5X2=10回
実行し、第8図(h)の結果を得る。これは、第8@(
d)の結果と全く同じ内容である。結局、本実施例では
、第8図(h)の結果を得るために、109回の条件判
定を実行する必要がある。したがって、本実施例によれ
ば1条件判定の実行回数が、従来の方式に比べて約17
2となり、高速な処理を実行できる。
第11!Iは1本発明の一実施例を示すルール処理装置
の全体ブロック図である。
ルール処理装置は、解析部600と、記憶部601と、
制御部602と、設備群603と、状態信号線604と
、指令信号線605とから構成される。解析部600は
、記述されたI F−THENルールを内部コード化し
、さらに本発明による高速処理を行うための情報を生成
し、記憶部601に書込む部分であって、先願の方式に
付加される部分である。
本発明においては、対象に対する条件と結論からなるル
ールを格納するルール記憶部、対象の状態を記憶する状
態記憶部等を含む記憶部601、および状態記憶部から
読み出された条件とルール記憶部の条件とを比較し、条
件が満足されたルールの結論を状態記憶部に格納するル
ール運用部を含み、対象に対して制御指令を決定する制
御部602を設けるルール処理システムにおいて、複数
のルールの結論が他のルールの条件として使用されてい
るルールの場合、先に判定したルールの結論にもとづき
、他のルールの条件部で比較照合すべき状態を限定し、
多量の状態量を取扱う対象にルール型システムを適用す
る場合の処理を高速化する。そのために、先ず、あらか
じめ1つのルールの結論がどのルールの条件で使用され
ているかという利用性、およびパラメータの共通性を解
析し、中間結論に相当する仮想的なIF部を決定し。
そのIF部を付加したルールをルール記憶部に記憶して
おく。また、ルール運用部は、ルール記憶部から取り出
したルールに従って、選択的に状態の条件判定処理を行
うことにより、高速化を行う。
第2図は、第1図における解析部の動作フローチャート
である。
I F−THENルールの内部コード化については、前
記の先願明細書に記載されているので、詳細説明を省略
し、ルールはコード化されているものとする。
解析部600は、先ず、内部コード化されたルールを指
示するポインタnを初期化しくボックス801)、 n
番目のル−JしRnにおけるTHEN部の文字列コード
Cnは、他のルールのIF部として存在するか否かを調
べる(ボックス802)。
ここで、存在しない場合には、ルールRnが最後のルー
ルか否かを調べ(ボックス808)、最後のルールであ
れば処理を終了し、そうでなければポインタnを更新し
くボックス809)、ボックス802の判定を行う。こ
れに対して1文字列コードCDがあるm番目のルールR
mにおいて、IF部のに番目に存在しているとき、k>
1であるか否かを調べる(ボックス803)、k>1で
なければ、つまり1番目のIFである場合、Rnが最後
のルールか否かを調べる(ボックス80B)、k>1で
あれば、ルールRmの条件部に共通なパラメータが存在
するか否か調べ(ボックス804)、存在しなければR
nが最後のルールか否かを調べる(ボックス808)、
共通なパラメータPl、・・・・pQが存在する場合に
は、ルールRmの(k−1)番目のIF部の文字列コー
ドCk−,で、そのパラメータを共通パラメータP1e
・・・・PQに対応する値を持つIF部を、I F−T
HENルール情報記憶部608のルールRnにおける条
件部として先頭に追加する(ボックス805)、次に、
Ck−1をTHEN部の文字列コードに持つルールのI
F−THENルール情報記憶部608中にある条件満足
時処理ルール位置の値にnをセットする(ボックス80
6)、  同じように、ルールRnの条件満足時処理ル
ール位置の値にmをセットする(ボックス807)、 
 そして、ボックス808の判定を行う。
第1図において、記憶部601は、さらに複数の情報記
憶部、すなわち、入出力信号−内部コード対応情報記憶
部606、IF−THENルール起動情報記憶部607
.IF−THENルール情報記憶部608.内部コード
情報記憶部609゜および手続情報記憶部610の各エ
リアを有しており、これらのエリアには、解析部600
で内部コード化されたI F−THENルール、外部信
号と内部コードの対応表等のデータも記憶される。
制御部602は、記憶部601に格納されている情報に
もとづき、設備群603の状態を示す状態信号を信号線
604を介して取込み、制御線605を介して決定した
制御指令を送信する。
第9図は、第1図における入出力信号−内部コード対応
情報記憶部606の詳細説明図であって。
(a)は入力信号と内部コード、(b)は内部コードと
出力信号の各対応テーブルである。
この記憶部606は、第1図の状態信号線604.指令
信号線605等の外部信号と、内部処理の間のインタフ
ェースのための情報を格納しておく部分である。
第9図(a)に示す入力信号−内部コード対応テーブル
71は、状態信号線604の信号を、制御部602で取
扱う内部コードに変換するための情報を格納しておくテ
ーブルである。このテーブル71は、状態信号線604
のエントリ・アドレスを格納する状態信号線エントリ・
エリア、その信号線604に信号が発生した場合に対応
する設備状態を表す内部コードを格納しておく数値コー
ドを格納しておく数値コード・エリア、およびパラメー
タ部分エリアから構成されている。制御部602は、こ
のテーブル71のデータにもとづき各状態信号線604
をアクセスし、信号が発生していれば対応する内部コー
ドを作成する。作成された内部コードは、内部コード情
報記憶部609内に格納される。ここで、状態信号線6
04の信号がオンオフの2値情報の場合、制御部602
は、テーブル71に格納されている内部コードをそのま
まの形で取り出し、内部コードを作成したことにする。
例えば、第9図(a)のアドレスBの内部コードがその
場合を示している。状態信号線604の情報が、バーコ
ードの読取り情報等の数値情報の場合には、テーブルに
格納されている内部コードのパラメータ部分で変数(w
、X、Y、Z等)が指定されているものに、その情報を
値として書込んだ内部コードを作成する。
例えば、第9図(a)のアドレスAの内部コードがその
場合を示している。すなわち、状態信号線アドレスAに
数値情報34が発生している場合。
制御部602は、内部コード”L<34>”を作成する
。内部コード゛’1<34>”は、例えば自動化工場の
ワーク供給ラインの先頭のワークNo、 34のワーク
が発生したことを示している。
次に、第9図(b)において、内部コード−出力信号対
応テーブル72は、制御部602の決定した制御指令を
表す内部コードに基づいて、設備群603に指令信号線
605を介して制御信号を発信するための情報を格納し
ておくテーブルである。
なお、制御指令を表す内部コードは、内部コード情報記
憶部609内に格納されている。
テーブル72は、制御指令を表す内部コードを格納する
数値コード・エリア、パラメータ部分エリア、およびそ
の制御指令を発信すべき指令信号線605のエントリ・
エリアから構成されている。
制御部602は、決定した制御指令を表す内部コードと
、このテーブル72に格納されている内部コードとを比
較し、一致した内部コードに対応する指令信号線605
に対し、信号を発生する。その場合、このテーブル72
に格納されている内部コードにおいて、パラメータ部分
に変数(W、X。
Y、z等)が指定されてないときには、対応する信号線
アドレス上にオンオフの2億信号を出力する。2値信号
を出力する場合として1例えば第9図(b)のアドレス
Dがある。また、変数の指定がある場合には、決定され
た制御指令を表す内部コードが’9 <1> <34>
 <1>”であるときには。
信号線アドレスC上に値34,1がこの順序で出力され
る。内部コード”9 <1> <34> <1>“の意
味は、例えば、自動化工場の搬送台車1にワークNo、
 34のワークをステーション1に搬送することを指示
する制御指令である。
第10図は、第1図のIF−THENルール起動情報記
憶部607の詳細説明図であり、(a)はルール群起動
条件テーブル、(b)は使用ルール群番号格納エリアを
示す。
この記憶部607は、発生した設備群の状態に応じて起
動すべき一連のルールを指定する情報を格納しておく部
分である。ここで、″起動すべき”とは、′制御部60
2が制御指令を決定する際に使用すべき”という意味で
ある6例えば、自動化工場の制御において、ワーク供給
ラインの先頭にワークが発生した際には、ワークを作業
ステーションに割付けるためのルール群を起動し、台車
への搬送指令1作業ステーションへの作業指令を決定す
る。
また、ある作業ステーションで作業が完了した場合には
、製品を払出すためのルール群を起動し、台車への製品
払出し指令を決定する。ルール群起動条件テーブル81
は、前述のように、発生する設備群603の各状態ごと
に対応する起動すべきルール群を指定するための情報を
格納しておくテーブルである。このテーブル81は1発
生を監視すべき設備状態に対応する状態信号線604の
エントリ・アドレスを格納する状態信号線エントリ・エ
リア、その信号線604に信号が発生した際に、起動す
べきルール群の番号を指定する起動ルール群番号エリア
から構成される。使用ルール群番号格納エリア82は、
制御部602が制御指令決定に用いるべきルール群番号
を記憶しておくエリアである。制御部602は、ルール
群起動条件テーブル81のデータに基づき、各状態信号
線604をポーリングしており、信号が発生した場合、
その信号線604に対応する起動ルール群番号を。
使用ルール群番号格納エリア82に記憶し、次の処理に
移る。
第11図は、第1図のI F−THENルール情報記憶
部608の詳細説明図であり、(a)はルール群ディレ
クトリ、(b)はルール・テーブルを示す。
この記憶部608は、制御論理を記述したIF−THE
Nルールに関する情報を格納しておく部分である。IF
−THENルールは、内部コード化して扱われる。この
記憶部608には、内部コード化したI F−THEN
ルールを格納する。ルールは、ワークを作業ステーショ
ンに割付けるためのルール群、製品を払出すためのルー
ル群等、各ルール群ごとに区別して格納される。
ルール群ディレクトリ91は、IF−THENルールが
格納されているルール・テーブル92上の各ルール群の
先頭位置を指定するルール群先頭位置エリア、および最
終位置を指定するルール群最終位置エリアから構成され
る。ルールは、各ルール群ごとに、この先頭位置から最
終位置までの間に格納される。各ルール群の番号は、ル
ール群ディレクトリ91の行の番号と対応する。
ルール・テーブル92において、各ルールは。
IF部、THEN部を区別してその内部コードをそれぞ
れIF部エリア、THEN部エリアに格納する。各エリ
アには、内部コードを複数組、格納することができる。
IF部エリアは、さらに内部コードの数値コードを格納
する数値コード・エリア、およびパラメータ部分を格納
するパラメータ部分エリアからなる。また、THEN部
エリアは。
内部コードの数値コードを格納する数値コード・エリア
、およびパラメータ部分を格納するパラメータ部分エリ
アに加えて、さらに、IF−THENルールに指定され
た手続基を格納する手続名工リアからなる。ここで、ル
ールT ypeは、最終的に制御指令を決定するルール
は1.その他のルールは0をそれぞれ指定する。これら
の情報は、制御部602が制御指令の決定処理を行うに
際して、THEN部の結論(内部コード)を逐次下して
いくとき、どの結論が最終的に得られた制御指令を表わ
すのかを示すために用いられる。
なお、第6図(b)に示すようなルールの処理順序は、
条件満足時の次処理ルール位置と1条件不満足時の次処
理ルール位置の各エリアに格納する。
条件満足時1次処理ルール位置エリアには、そのルール
のIF部の条件が満足された場合に、次に処理を行うべ
きルールがルール・テーブル92上のどの位置に格納さ
れているかを示す値を格納する。条件不満足時5次処理
ルール位置エリアには、そのルールのIF部の条件が満
足されなかった場合に1次に処理を行うべきルールがル
ール・テーブル92上にどの位置に格納されているかを
示す値を格納する。なお、それぞれのエリアに値ゼロが
格納されている場合には、次に処理すべきルールが無い
ことを示している。また、最初に処理を行うべきルール
は、ルール群の先頭に格納されるものとする。
つまり、ルール群先頭位置エリアの値がこのルールの位
置を示すことになり、第11図ではNo。
1のルール群の位置は1番目からであり、No、 2の
ルール群の位置は5番目からである。
第12図は、第1図の内部コード情報記憶部609の詳
細説明図であって、(a)は先頭ポインタ・テーブルと
パラメータ部分格納テーブルと継続ボインク・テーブル
を、(b)は制御指令格納テーブルを、(e)は変数値
一時格納テーブルを、それぞれ示している。
この記憶部609は、取り込んだ設備群の状態を表す内
部コードとI P−THENルールに基づいて制御指令
を決定する際に、逐次下されるTHEN部の結論(内部
コード)および最終的に決定された制御指令(内部コー
ド)、さらに変数を含む■F−THENルールを処理す
る際に取り込む変数の値1等の情報を記憶しておく部分
である。パラメータ部分格納テーブル101、先頭ポイ
ンタ・テーブル102.および継続ポインタ・テーブル
103は、外から取り込んだ設備群の状態を表わす内部
コードおよびI F−THENルールの処理において、
逐次下される結論(THEN部に指定されている内部コ
ードのうち最終的に決定された制御指令を除いたもの)
を、格納するためのワーク・テーブル群である。パラメ
ータ部分格納テーブル101は、それぞれの内部コード
のパラメータ部分を格納するテーブルである。継続ポイ
ンタ・テーブル103は、同一数値コードを持つ内部コ
ードの各パラメータ部分を結合する継続ポインタを格納
するテーブルである。パラメータ部分格納テーブル10
1の各行に対応する継続ポインタ・テーブル103の各
行には、継続する次の内部コードのパラメータ部分が格
納されているパラメータ部分格納テーブル101の行の
位置が格納されている。継続するパラメータ部分の最後
であることは、継続ポインタ・テーブル103にゼロを
格納しておくことによって示される。
また、先頭ポインタ・テーブル102は、先頭ポインタ
を格納するテーブルである。先頭ポインタは、継続ポイ
ンタによって結合された同一数値コードを持つ内部コー
ドのパラメータ部分の先頭を示す、先頭ポインタ・テー
ブル102の各行が。
各数値コードに対応する。すなわち、数値コード1が1
行目、2が2行目、3が3行目である。
パラメータ部分格納テーブル101に格納されている同
一数値コードを持つ一連のパラメータ部分の先頭行の位
置を、先頭ポインタ・テーブル1O2に格納する。なお
、パラメータ部分格納テーブル101の空エリアの先頭
行を空エリア先頭ポインタ・エリア104に格納し、空
エリアのすべてをポインタで結合し、そのポインタ情報
を継続ポインタ・テーブル103に格納し、空エリア位
置を管理する。
第12図(b)に示す制御指令格納テーブル105は、
制御部602によって最終的に決定された制御指令を表
わす内部コードを格納するテーブルである。このテーブ
ル105は、決定された制御指令の内部コードの数値コ
ードを格納する数値コード・エリア、パラメータ部分を
格納するパラメータ部分エリアからなる。また、第12
図(C)。
(d)の変数値一時格納テーブルios、AND条件満
足変数値格納テーブル107は、変数を持つIP−TH
ENルールの処理を行うためのものである。置数値一時
格納テーブル106は、ルールのIF部に指定しである
任意の1つの内部コードと、ワーク・テーブル群(先頭
ポインタ・テーブル102、パラメータ部分格納テーブ
ル101、継続ポインタ・テーブル103)に格納され
ている内部コードの一致判定を行った際に、ワーク・テ
ーブル群に格納されている内部コードで、ルールのIF
部に指定されている内部コードと一致する内部コードの
パラメータ部分のパラメータ値を。
ルールのIF部の内部コードのパラメータ部分の対応す
る変数の値として取り込んだものを格納しておくテーブ
ルである。ワーク・テーブル群に格納されている内部コ
ードで、ルールのIF部に指定しである内部コードと一
致するか否かは、内部コードの数値コードおよび変数指
定のあるパラメータを除いたパラメータ部分で判定する
。AND条件満足変数値格納テーブル107は、取り込
んだ変数値のうちIF部のAND条件を満足する変数値
を格納するテーブルである。
第13図は、第1図の手続情報記憶部610の詳細説明
図である。
この記憶部610は、IF−THENルールに指定した
手続きの本体およびそのエントリ・アドレスを格納して
おく部分である0手続エントリ・テーブル111は、各
手続基を格納する手続名工リア、その手続のエントリ・
アドレスを格納する手続エントリ・エリアからなる1手
続エントリ・テーブル111に指定したエントリ・アド
レス位置に各々の手続き112を格納する。
第14図は、第1図の制御部602の機能ブロック図で
ある。
制御部602は、ルール群起動条件判定部121、設備
状態内部フード発生部122.制御指令決定部123.
および制御指令発信部124がら構成される。情報の流
れでは、1201が状態信号、1202がルール群番号
、1203が設備介層内部コード、1204が制御指令
内部コード。
1205が指令信号である。
第15図は、第1図の制御部602の動作フローチャー
トである。
以下、第15図のフローに従って、第9図から第14図
までの各記憶部の構成を参照しながら。
制御部602の動作を説明する。
制御部602が動作を開始すると、先ずルール群起動条
件判定部121により状態信号線604のポーリングが
開始される。すなわち、ルール群起動条件判定部121
は、ルール群起動i件テーブル814:格納されている
状態信号線エントリの信号線を順次アクセスし、信号が
発生しているが否かを調べる(ボックス131)。信号
が発生していなければ、サイクリックに順次信号線60
4のアクセスを続ける。信号が発生していれば、ルール
群番号1202を使用ルール群番号格納エリア82にセ
ットし、設備状態内部コード発生部122を起動する(
ボックス132)、設備状態内部コード発生部122は
、先ず先頭ポインタ・テーブル102をゼロクリアし、
空エリア・先頭ポインタ・エリア104の値を111 
Itにセットする。。すなわち、ポインタを、パラメー
タ部分格納テーブル101の先頭にセットする。さらに
、パラメータ部分格納テーブル101のすべての行を第
1行目からポインタで結合するように、継続ポインタ・
テーブル103をセットする。す勉ゎち、ワーク・テー
ブル群(先頭ポインタ・テーブル1o2.パ。
ラメータ部分格納テーブル1o1.継続ポインタ・テー
ブル103)に、内部コード情報が何も格納されていな
い状態にする0次に、入力信号−内部コード対応テーブ
ル71に格納されている状態信号線エントリの信号線を
順にアクセスし、信号の発生している信号線に対して六
方信号−内部コード対応テーブル71において、その信
号線に対応し指定されている内部コード(数値コードと
パラメータ部分)を発生させ(第9図参照)、ワーク・
テーブル群内に格納し、制御指令決定部123を起動す
る(ボックス133)、ここで、発生させた内部コード
のワーク・テーブル群内への格納は、次のようにして行
う。
先ず9発生させた内部コードの数値コード31に対応す
る先頭ポインタ・テーブル102の行のポインタからた
どり始め1発生させた内部フードのパラメータ部分32
と一致するものがパラメータ部分格納テーブル101に
格納されているかを。
継続ポインタ・テーブル103のポインタをたどって調
べる。一致するものが既に存在すれば、何もしない、存
在しなければ、たどってきたポインタの最後が指す(継
続ポインタがゼロになる前の継続ポインタが指す)パラ
メータ部分格納テーブル101の行を、空エリアの先頭
の行に結合す、る。
すなわち、空エリア先頭ポインタ・エリア104の値を
、その行に対応する継続ポインタ・テーブル103の行
にセットする0次に、空エリアの先頭の行に発生させた
内部コードのパラメータ部分を格納し、その行を最後の
行とする。つまり、その行に対応する継続ポインタ・テ
ーブル103の行にゼロをセットする。また、空エリア
先頭ポインタ・エリア104を、次の空エリアの行にセ
ットする。制御指令決定部123は、後述する手順で制
御指令を表わす内部コードを決定し、制御指令格納テー
ブル105に格納し、制御指令発信部124を起動する
(ボックス134)、なお、設備群の状態が、IF−T
HENルールで記述された制御論理の条件を満していな
ければ、制御指令格納テーブル105に制御指令内部コ
ードが格納されているか否かを調べる。何も格納されて
いなければ、何もせずに、ルール群起動条件判定部12
1を起動し、再びポーリングを再開する(ボックス13
1)。制御指令内部コードが格納されていれば、その内
部コードと内部コード−出力信号対応テーブル72に格
納されている内部コードを比較し、一致する行の対応す
る指令信号線エントリの信号線に対し、信号を発信する
(第9図参照)。
制御指令格納テーブル105に格納されているすべての
内部コードに対し、上記信号発信処理を行った後に、ル
ール群起動条件判定部121を起動しくボックス135
)、再びポーリングを開始する(ボックス131)。
第16図は、第14図の制御指令決定部123内部の機
能ブロックと、テーブルの関係を示す図である。
第16図において、実線は制御の流れ、太線は情報の流
れを示す。制御指令決定部123は、制御指令決定制御
部1411条件判定部142、AND条件組合せ発生部
143.中間結論書込み部145、および制御指令書込
み部146からなる。
第17図は、第16図の制御指令決定部123の動作フ
ローチャートである。
制御指令決定部123が起動されると、先ず制御指令決
定制御部141に制御が渡される。制御指令決定制御部
141は、その他の機能ブロックを用いて次のようにし
て制御指令を決定する。
制御指令決定制御部141は、先ず制御指令格納テーブ
ル105をクリアしくボックス151)、使用ルール群
番号にもとづいてルール群ディレクトリ91から使用す
るルールのルール・テーブル92内先頭位置を求め、最
初の処理ルールとしてその位置のルールを選定する(ボ
ックス152)。
制御指令決定制御部141は、@定したルールのIF部
に指定しである内部コードの1つ1つについて処理を行
う、先ず1条件判定部142をコールし、あるルールの
IF部の内部コードの1つと、ワーク・テーブル群内に
格納されている内部コードとの一致判定を行う(ボック
スi 53)、条件判定部142は、IF部の内部コー
ドの数値コードに対応する先頭ポインタ・テーブル10
2の行のポインタからたどり始め、順次継続ポインタ・
テーブル103のポインタをたどり、継続ポインタ値が
ゼロになるまで、IF部の内部コードのパラメータ部と
一致するものがパラメータ部分格納テーブル101に格
納に格納されているか否かを調べる。一致判定は、IF
部の内部コードのパラメータ部分の変数指定のパラメー
タ部を除いた部分で行い、一致した場合、変数指定のあ
るパラメータ部に対応するパラメータ部分格納テーブル
101内パラメータ部分のパラメータ部の値を、IF部
に指定しである変数の値として変数値一時格納テーブル
106に格納する。この場合、パラメータ部分格納テー
ブル101内に、IF部の内部コードのパラメータ部分
と一致するものが検知される度ごとに変数値を取込み、
変数値一時格納テーブル106の各行に順に格納してい
く。なお、IF部の内部コードのパラメータ部分のパラ
メータ部に変数指定がない場合は、特に変数値は取込ま
ない1以上の結果、一致するものが1つもなかった場合
には、制御指令決定制御部141は、選定したルールの
条件不満足時、次処理ルール位置エリアの値を調べ、ゼ
ロであれば処理を終了し、制御指令発信部124を起動
する(ボックス1516)、ゼロでなければその値の指
すルールを次の処理ルールとして選定しくボックス15
17)、ボックス153から再び繰り返す、一致するも
のが1つでもあった場合には、さらにいま一致判定を行
ったIF部の内部コードのパラメータ部分に変数指定の
あるパラメータ部があれば、AND条件組合せ発生部1
43をコールし、後述の手順によりIF部のAND条件
を満足する変数値の組合せを生成する(ボックス156
)、組合せ結果は、AND条件満足変数値格納テーブル
107に格納される。この場合、AND条件を満足する
変数値の組合せが存在しないときには、制御指令決定制
御部141は、ワークテーブル群内に一致するコードが
無かった場合(ボックス154)と同じ処理(ボックス
1516.1517)を行う、なお、いま一致判定を行
ったIF部の内部コードのパラメータ部分に変数指定の
あるパラメータ部がなげれば1以上の処理は行わない(
ボックス155)、制御指令決定制御部141は、ここ
までの処理を選定したルールのIF部に指定しであるす
べての内部コードに対して行った後、次の処理に移る(
ボックス158)。
先ず、制御指令決定制御部141は、いま処理している
ルールのTHEN部の1つの内部コードを取り出す。ル
ール・テーブル92において、その内容コードに対し手
続基が指定しである場合、制御指令決定制御部141は
、手続起動部144をコールして指定手続を起動する(
ボックス1510)0手続名が指定されていない場合に
は、手続起動部144はコールされない(ボックス15
9)。手続起動部144は、内部コードに対し指定して
あった手続基の手続きのエントリ・アドレスを手続エン
トリ・テーブル111から探し出し。
そのアドレスの手続きをAND条件満足変数値格納テー
ブル107を引数としてコールする0手続き内では、A
ND条件満足変数値格納テーブル107の値を任意に変
更することができる0次に、制御指令決定制御部141
は、いま処理しているルールのType(ルール・テー
ブル92内ルールType)を調べ、 Typeが0の
場合、中間結論書込み部145をコールし、いま処理し
ているルールのTHEN部の取り出した1つの内部コー
ドをワーク・テーブル群内に格納する(ボックス151
1)。
Typeが1の場合、制御指令書込み部146をコール
し、いま処理しているルールのTHEN部の取り出した
1つの内部コードを制御指令格納テーブル105に格納
する(ボックス1512)。制御指令決定制御部141
は、ここまでの処理をTHEN部に指定しであるすべて
の内部コードについて繰り返す(ボックス1513)、
中間結論書込み部145は、先ず格納しようとする内部
コードにおいて、パラメータ部分に変数指定のあるパラ
メータ部があった場合、そのパラメータ部の内容をAN
D条件満足変数値格納テーブル107に格納されている
行の対応する変数値と置換えた内部コードを生成する。
変数指定のあるパラメータ部がない場合には、格納しよ
うとする内部コードをそのまま用いる。次に、中間結論
書込み部145は、生成した内部コードをワーク・テー
ブル群に格納する。この格納の方法は、前述の設備状態
内部コード発生部122が、発生させた内部コードをワ
ーク・テーブル群内に格納する場合と同じ方法で行う。
この場合、前述の方法と同じように、格納しようとする
内部コードがすでにワーク・テーブル群内に格納されて
いるときには、その内部コードを新たに格納することは
しない。
なお、以上の処理は、AND条件満足変数値格納テーブ
ル107の変数値が格納されているすべての行について
繰り返す、制御指令書込み部146は、中間結論書込み
部145と同じように、先ず書込むべき内部コードを生
成する1次に、その内部コードを制御指令格納テーブル
105の先頭から順に格納していく、この場合、格納し
ようとする内部コードがすでに制御指令格納テーブル1
05内に存在すれば、その内部コードは新たに書込まな
い、また、中間結論書込み部145と同じように、AN
D条件満足変数値格納テーブル107の変数値が格納さ
れているすべての行について、以上の処理を繰り返す6
次K、制御指令決定制御部141は、いま処理している
ルールの条件満足時次処理ルール位置エリアの値を調べ
、ゼロでなければ、その値の指すルールを次の処理ルー
ルとして選定しくボックス1515)、ボックス153
から再び繰り返す。
第18図は、第16図のAND条件組合せ発生部143
の動作フローチャートである。
AND条件組合せ発生部143は、IP部のある1つの
内部コードとワーク・テーブル群に格納されている内部
コードとの一致判定を新たに行った際に取込んだ変数の
値の組合せ(変数値一時格納テーブル106に格納され
ている)と、それまでに一致判定をすませたIP部の内
部コードにおいて、AND条件を満足している変数の値
の組合せ(AND条件満足変数値格納テーブル107に
格納されている)とを組合せ、新たに一致判定を行った
内部コードも含めてAND条件を満足する変数の値の組
合せを作成する(再び、AND条件満足変数値格納テー
ブル107に格納される)。
すなわち、第18図に示すように、AND条件組合せ発
生部143は、変数値一時格納テーブル106の各行と
AND条件満足変数値格納テーブル107の各行のすべ
ての組合せに対し、AND条件を満足するか否かを判定
しくボックス162)、満足すれば新たにAND条件を
満足する変数値の組合せを再びAND条件満足変数値格
納テーブル107に格納する(ボックス163)、ここ
で、AND条件を満足する場合というのは、変数値一時
格納テーブル106側とAND条件満足変数値格納テー
ブル107側で、同じ変数名の変数において値が一致す
るか、または、一方の変数が値を持たない(つまり、ブ
ランクが人、っている)場合である。また、新たなAN
D条件も満足する変数値の組合せは、変数値一時格納テ
ーブル106の行と、AND条件満足変数値格納テーブ
ル107の行とで、AND条件を満足する変数は値を持
つ方の変数に直すことによって生成する。
第19図は、AND条件満足変数組合せの生成例を示す
図であって、(a)は変数値一時格納テーブル、(b)
、(C)はAND条件満足変数値格納テーブルである。
この例では、変数値一時格納テーブルの1行目の変数値
(W = a 、 X =ブランク、Y=b、Z=ニブ
ランクと、AND条件満足変数値格納テーブル107の
1行目の変数値(W−ブランク、X=e、Y=b、Z=
ニブランクは、AND条件を満足し、新たにAND条件
を満足する変数値の組合せW=a、X=e、Y=b、Z
=ニブランク、AND条件満足変数値格納テーブル10
7の1行目に生成されている。
このようにして1本実施例では、IP−THENルール
を用いて簡単に各種情報を記憶部601の各テーブルに
格納するだけで、簡単に各種制御論理の条件判別制御を
実施することができる。さらに、制御対象の変化、制御
方式の変化等に伴う条件判別制御の内容変更にもI F
−THENルールを変更することにより、簡単に対処す
ることができる。さらに1本実施例では、状態の無駄な
条件判定に要する処理時間を削減することができる。
本実施例は、先願の方式と比較して1/2の条件判定回
数となるため、制御応答速度が向上し、高速な応答を要
求する制御対象に制御や、多量の状態数を取扱う対象に
対しても、ルール型システムを適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、IF−THEN
ルールの1つの結論が別のどのルールの条件で使用され
ているか等のルールの関係、および条件部のパラメータ
の共通性に基づいて、処理順序および無駄な状態の条件
判定を避けるための限定条件を追加したルールをあらか
じめ記憶しておき、これに従ってルールの処理を適切に
行うので、対象の状態に応じ制御指令を決定するための
必要なルールの処理、および状態の判定により従来に比
べて処理速度を大幅に向上できるので、多量の状態数を
取扱う必要のある生産計画や、制御の対象に適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す処理装置のブロック図
、第2図は第1図の解析部の動作フローチャート、第3
図は先願の設備群制御方式の機能構成図、第4図は第3
図のルール運用部の処理フローチャート、第5図は本発
明の動作原理を説明するためのI F−THENルール
例とルール間の関係を示す図、第6図は第5図のIF−
THENルールに本発明による限定条件を追加したルー
ル、およびそのルールの処理順序を示す図、第7@。 第8図は第5図、第6図のルールに対応する状態の組合
せを示す図、第9図は第1図の入出力信号−内部コード
対応情報記憶部の詳細図、第10図は第1図のI P−
THENルール起動情報記憶部の詳細図、第11図は第
1図のIP−THENルール情報記憶部の詳細部、第1
2図は第1図の内部コード情報記憶部の詳細図、第13
図は第1図の手続情報記憶部の詳細図、第14図は第1
図の制御部の機能ブロック図、第151!lは制御部の
動作フローチャート、第16図は第14図の制御指令決
定制御部の機能ブロックおよび各テーブルの関係を示す
図、第17図は制御指令決定制御部の動作フローチャー
ト、第18図は第16図のAND条件組合せ発生部の動
作フローチャート、第19図はAND条件組合せ発生部
で生成されるAND条件を満足する変数値の組合せ生成
例を示す図である。 11:ルール記憶部、12:ルール運用部、13:状態
記憶部、71:入力信号−内部コード対応テーブル、7
2:内部コード−出力信号対応テーブル、81:ルール
群起動条件テーブル、82:使用ルール群番号格納エリ
ア、91:ルール群ディクトリ、92:ルール・テーブ
ル、101:パラメータ部分格納テーブル、102:先
頭ポインタ・テーブル、103:継続ポインタ・テーブ
ル。 104:空エリア先頭ポインタ・エリア、105:制御
指令格納テーブル、1()6:変数値一時格納テーブル
、107:AND条件満足変数値格納テーブル、111
:手続エントリ・テーブル、121:ルール起動条件判
定部、122:設備状態内部コード発生部、123:制
御指令決定部、124:制御指令発信部、141:制御
指令決定制御部、142:条件判定部、143:AND
条件組合せ発生部、144:手続起動部、145:中間
結論書込み部、146:制御指令書込み部、600:解
析部、601:記憶部、602:制御部。 603:設備、604:状態信号線、605:指令信号
線、606:入出カー内部コード対応情報記憶部、60
7 : I F−THENルール起動情報記憶部、60
8 : I P−THENルール情報記憶部、609:
内部コード情報記憶部、610:手続情報記憶部。 特許出願人 株式会社日立製作所 第1図 第2図 第    5 (a) 5図 (kl) 第    7    図 (a)  (b)  (C,) (d)  (e) 第9図 (&) 第   10    図 (a)    (b) 第   8 (a)   (b) (e)   (r) (C)           (cl)(g)    
       (h) 第    12    図 第   13   図 第   14   図 1、gZ                  i<:
優第15図 第   16   図 第    18    図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象に対する条件と結論からなるルールを格納す
    るルール記憶手段、対象の状態とルールで推論された状
    態を格納する状態記憶手段、および上記ルール記憶手段
    と状態記憶手段から読出された条件を比較照合し、条件
    が満足されたルールの結論を上記状態記憶手段に格納す
    るルール運用手段を有し、対象に対する制御指令を決定
    するルール処理方式において、複数のルールの結論が他
    のルールの条件として使用されているルールに対し、先
    に判定したルールの結論にもとづき他のルールの条件で
    比較照合すべき状態を限定して、条件判定を行うことを
    特徴とするルール処理方式。
  2. (2)上記複数の他のルールの結論を条件に有するルー
    ルでは、条件となる結論が1つでも不成立になつた時点
    で、既ルールを実行しないように決定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のルール処理方式。
  3. (3)上記複数の他のルールの結論を条件に有するルー
    ルが存在する場合、後者のルールの条件の1つに相当す
    る仮想的な条件を、前者の中間結論を出すルールの少な
    くとも1つに付加することにより、条件判定を行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のルール処理方
    式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9873124B2 (en) 2013-08-13 2018-01-23 Bühler AG Crossflow impact device
US11207694B2 (en) 2012-05-04 2021-12-28 Tpresso Ag Packaging dry leaves in sealed capsules

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