JPS6117712B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6117712B2 JPS6117712B2 JP53058689A JP5868978A JPS6117712B2 JP S6117712 B2 JPS6117712 B2 JP S6117712B2 JP 53058689 A JP53058689 A JP 53058689A JP 5868978 A JP5868978 A JP 5868978A JP S6117712 B2 JPS6117712 B2 JP S6117712B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- frame
- axle
- cap
- suspension system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/084—Endless-track units or carriages mounted separably, adjustably or extensibly on vehicles, e.g. portable track units
- B62D55/0842—Tracked vehicle with track carriages suspended on three points, e.g. by an equaliser bar
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本発明は車両懸架装置に、かつ特に、車軸に装
架された軌道フレームを有する懸架装置に係る。
架された軌道フレームを有する懸架装置に係る。
ロ 従来の技術
車両の軸上に同軸の軸線を支点として揺動可能
であるように軌道フレームを装架する場合には、
軌道フレーム内に潤滑油を収容する室を設けられ
ている。一般に軸の端部にはキヤツプが嵌められ
ており、かつ保持部材が軌道フレームにボルト止
めされていて、同保持部材は軌道フレーム内で軸
の周囲にある油がそこに保持されるように同軌道
フレームに堅く装着されている。
であるように軌道フレームを装架する場合には、
軌道フレーム内に潤滑油を収容する室を設けられ
ている。一般に軸の端部にはキヤツプが嵌められ
ており、かつ保持部材が軌道フレームにボルト止
めされていて、同保持部材は軌道フレーム内で軸
の周囲にある油がそこに保持されるように同軌道
フレームに堅く装着されている。
ハ 発明が解決しようとする問題点
上記の如き車両を大量に輸送する際には、保持
部材を軌道フレームから取外すのが有利である。
しかし、保持部材を取外せば軸の端部に装着され
たキヤツプは剥出しにされる。こうした状態に於
いては、同軌道フレームの室を満たしている油が
同室から端キヤツプを越えて流れかつ失なわれて
しまう。
部材を軌道フレームから取外すのが有利である。
しかし、保持部材を取外せば軸の端部に装着され
たキヤツプは剥出しにされる。こうした状態に於
いては、同軌道フレームの室を満たしている油が
同室から端キヤツプを越えて流れかつ失なわれて
しまう。
本発明は以上の問題点を解決することを主な目
的としている。
的としている。
ニ 問題点を解決するための手段
本発明による車両懸架装置は、車軸と、前記車
軸の長手方向軸線の廻りを回転可能なように該車
軸に装架されたフレームであつて、該車軸の近く
に油を収容することができる室を該車軸の廻りに
画定するものと、前記車軸の一端部に取外し可能
なように取付けられたキヤツプと、前記フレーム
に取外し可能なように取付けられた保持部材と、
前記キヤツプと前記保持部材との間に取付けられ
て該キヤツプおよび前記保持部材と共に前記フレ
ームを前記車軸上に保持する板と、前記板と前記
フレーム間を密封して前記室内に収容された油を
保持するために前記板と作動可能に組込まれた密
封部材と、を有することを特徴とする。
軸の長手方向軸線の廻りを回転可能なように該車
軸に装架されたフレームであつて、該車軸の近く
に油を収容することができる室を該車軸の廻りに
画定するものと、前記車軸の一端部に取外し可能
なように取付けられたキヤツプと、前記フレーム
に取外し可能なように取付けられた保持部材と、
前記キヤツプと前記保持部材との間に取付けられ
て該キヤツプおよび前記保持部材と共に前記フレ
ームを前記車軸上に保持する板と、前記板と前記
フレーム間を密封して前記室内に収容された油を
保持するために前記板と作動可能に組込まれた密
封部材と、を有することを特徴とする。
ホ 実施例
次に本発明の好適実施例が添付図面を参照して
説明される。
説明される。
添付図面には車両の主フレーム10が示されて
いる。車軸12が主フレーム10にある孔14を
貫通して配置され、かつフレーム即ち軌道フレー
ム16が車軸12の長手方向軸線を支点として揺
動可能であるように軸線12上に装架され、この
ような揺動を可能ならしめるのに適当な軸受18
が設けられている。軌道フレーム16は油の収容
される室20を車軸12の近くに画定しており、
室20は油抜きプラグ24を有する油抜き通路2
2と連通している。
いる。車軸12が主フレーム10にある孔14を
貫通して配置され、かつフレーム即ち軌道フレー
ム16が車軸12の長手方向軸線を支点として揺
動可能であるように軸線12上に装架され、この
ような揺動を可能ならしめるのに適当な軸受18
が設けられている。軌道フレーム16は油の収容
される室20を車軸12の近くに画定しており、
室20は油抜きプラグ24を有する油抜き通路2
2と連通している。
キヤツプ26が取外し可能に軸12の端にボル
ト28によつて装着されており、キヤツプ26は
フレーム16によつて画定された端ぐり30の中
に配置されている。端ぐり30の中に板32が配
置されてキヤツプ26に隣接しており、同板は環
状みぞを同板の外周周囲に画定して、同みぞの中
に環状のエラストマ製密封部材34が配置されて
いる。環状の密封部材34はフレーム16の端ぐ
り30に対して密封関係にある。キヤツプ26及
び板32は双方とも端ぐり30の中から自由に取
外されることができる。板32を図示位置に保持
するためにフレーム16の端ぐり30の中に止め
輪36を設けることができる。
ト28によつて装着されており、キヤツプ26は
フレーム16によつて画定された端ぐり30の中
に配置されている。端ぐり30の中に板32が配
置されてキヤツプ26に隣接しており、同板は環
状みぞを同板の外周周囲に画定して、同みぞの中
に環状のエラストマ製密封部材34が配置されて
いる。環状の密封部材34はフレーム16の端ぐ
り30に対して密封関係にある。キヤツプ26及
び板32は双方とも端ぐり30の中から自由に取
外されることができる。板32を図示位置に保持
するためにフレーム16の端ぐり30の中に止め
輪36を設けることができる。
保持部材38がボルト40によつてフレーム1
6に取外し可能に装着されている。保持部材38
はトラニオン取付け部分42を同部材上に有し、
かつ同部材は張出されて板32に近接した表面4
6を有して端ぐり30に嵌入する大きさにされた
環状突出部分44を有している。従つて板32は
キヤツプ26と保持部材38との間に配置されて
おり、かつ保持板38、板32及びキヤツプ26
はフレーム16を車軸12上に保持するように作
用する。
6に取外し可能に装着されている。保持部材38
はトラニオン取付け部分42を同部材上に有し、
かつ同部材は張出されて板32に近接した表面4
6を有して端ぐり30に嵌入する大きさにされた
環状突出部分44を有している。従つて板32は
キヤツプ26と保持部材38との間に配置されて
おり、かつ保持板38、板32及びキヤツプ26
はフレーム16を車軸12上に保持するように作
用する。
板32は同板に貫通するねじ孔48を画定し、
同孔には取外し可能なねじボルト50が配置され
ている。
同孔には取外し可能なねじボルト50が配置され
ている。
本発明による車両懸架装置の諸部品は以上によ
うに配置されているので、車軸12へ図上右向き
即ち保持部材38の方に向く横荷重(側方荷重)
がかかるとき、キヤツプ26が板32に接触し、
次いで同板32が保持部材38に接触する。従つ
て車軸12にかけられた大きい横荷重は車両の平
常運転中に保持部材38によつて受けられる。
うに配置されているので、車軸12へ図上右向き
即ち保持部材38の方に向く横荷重(側方荷重)
がかかるとき、キヤツプ26が板32に接触し、
次いで同板32が保持部材38に接触する。従つ
て車軸12にかけられた大きい横荷重は車両の平
常運転中に保持部材38によつて受けられる。
なお、平常運転中、室20内には油が満たされ
ている。
ている。
本発明による車両懸架装置は以上のように構成
したので、保持部材38を取外しても密封部材3
4が板32とフレーム16との間の密封関係を付
与し続け、従つて油は室20の中に保持される。
このとき板32は止め輪36により適所に保持さ
れる。
したので、保持部材38を取外しても密封部材3
4が板32とフレーム16との間の密封関係を付
与し続け、従つて油は室20の中に保持される。
このとき板32は止め輪36により適所に保持さ
れる。
なお、保持部材38を取外すのに加えて更に板
32を取出す場合は、まず油抜きプラグ24を取
外して室20から油を抜取る。そしてボルト50
を板32から取外して板32のねじ孔48を露出
させる。これらねじ孔48、ボルト50を設けて
あるのは、もしこれらが設けられていないと仮定
すると、板32が取出されたときに空気が環状密
封部材34を通つて流れなければならず、板32
を取出すことがかなり困難だからである。ねじ孔
48を露出させると板32の外側からキヤツプ2
6の方向へ空気が流入するので容易に板32を取
出すことができる。板32を更に容易に取出すた
めに、長いねじボルト(図示せず)がねじ孔48
にねじ込まれて配置されかつキヤツプ26と接触
させられても構わず、こうすれば長いボルトが更
に回転されたら、板32はキヤツプ26から、か
つフレーム16によつて画定された端ぐり30か
ら遠ざけられる。
32を取出す場合は、まず油抜きプラグ24を取
外して室20から油を抜取る。そしてボルト50
を板32から取外して板32のねじ孔48を露出
させる。これらねじ孔48、ボルト50を設けて
あるのは、もしこれらが設けられていないと仮定
すると、板32が取出されたときに空気が環状密
封部材34を通つて流れなければならず、板32
を取出すことがかなり困難だからである。ねじ孔
48を露出させると板32の外側からキヤツプ2
6の方向へ空気が流入するので容易に板32を取
出すことができる。板32を更に容易に取出すた
めに、長いねじボルト(図示せず)がねじ孔48
にねじ込まれて配置されかつキヤツプ26と接触
させられても構わず、こうすれば長いボルトが更
に回転されたら、板32はキヤツプ26から、か
つフレーム16によつて画定された端ぐり30か
ら遠ざけられる。
ヘ 効果
本発明による車両懸架装置は、以上のように板
32と密封部材34とを備えているので、保持部
材38を取外しても油が流出せず、従つて保持部
材を取外した状態で車両を輸送することができ
る。
32と密封部材34とを備えているので、保持部
材38を取外しても油が流出せず、従つて保持部
材を取外した状態で車両を輸送することができ
る。
添付図面は車両の本発明を組入れた部分の断面
図である。 12……車軸、16……フレーム即ち軌道フレ
ーム、20……室、26……キヤツプ、32……
板、34……環状のエラストマ製密封部材、38
……保持部材。
図である。 12……車軸、16……フレーム即ち軌道フレ
ーム、20……室、26……キヤツプ、32……
板、34……環状のエラストマ製密封部材、38
……保持部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車軸と、 前記車軸の長手方向軸線の廻りを回転可能なよ
うに該車軸に装架されたフレームであつて、該車
軸の近くに油を収容することができる室を該車軸
の廻りに画定するものと、 前記車軸の一端部に取外し可能なように取付け
られたキヤツプと、 前記フレームに取外し可能なように取付けられ
た保持部材と、 前記キヤツプと前記保持部材との間に取付けら
れて該キヤツプおよび前記保持部材と共に前記フ
レームを前記車軸上に保持する板と、 前記板と前記フレーム間を密封して前記室内に
収容された油を保持するために前記板と作動可能
に組込まれた密封部材と、を有することを特徴と
する車両懸架装置。 2 特許請求の範囲第1項の車両懸架装置に於い
て、前記板が前記フレームから取出し可能である
ことを特徴とする車両懸架装置。 3 特許請求の範囲第1項の車両懸架装置に於い
て、前記保持部材の方に向く側方荷重が前記車軸
にかかるとき、前記キヤツプが前記板に接触し、
かつ前記板が前記保持部材に接触することを特徴
とする車両懸架装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/814,235 US4141423A (en) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | Vehicle suspension apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5418540A JPS5418540A (en) | 1979-02-10 |
JPS6117712B2 true JPS6117712B2 (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=25214503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5868978A Granted JPS5418540A (en) | 1977-07-08 | 1978-05-17 | Car suspension system |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4141423A (ja) |
JP (1) | JPS5418540A (ja) |
CA (1) | CA1071272A (ja) |
GB (1) | GB1578693A (ja) |
HK (1) | HK72983A (ja) |
MY (1) | MY8300143A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4772151A (en) * | 1987-12-21 | 1988-09-20 | Caterpillar Inc. | Pivot assembly |
US4844195A (en) * | 1988-06-17 | 1989-07-04 | Komatsu Dresser Company | Resilient mounting of crawler tractor frame |
GB2522478B (en) * | 2014-01-28 | 2017-06-21 | Caterpillar Inc | Lock assembly for a track roller frame |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE793096A (fr) * | 1971-12-23 | 1973-06-20 | Caterpillar Tractor Co | Agencement de frein de parcage avec decouplage du dispositif d'entrainement hydrostatique final pour un chargeur |
US3907054A (en) * | 1974-06-13 | 1975-09-23 | Caterpillar Tractor Co | Diagonal brace bearing for crawler-type tractors |
-
1977
- 1977-07-08 US US05/814,235 patent/US4141423A/en not_active Expired - Lifetime
-
1978
- 1978-03-21 GB GB11099/78A patent/GB1578693A/en not_active Expired
- 1978-04-25 CA CA301,914A patent/CA1071272A/en not_active Expired
- 1978-05-17 JP JP5868978A patent/JPS5418540A/ja active Granted
-
1983
- 1983-12-29 HK HK729/83A patent/HK72983A/xx unknown
- 1983-12-30 MY MY143/83A patent/MY8300143A/xx unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1071272A (en) | 1980-02-05 |
GB1578693A (en) | 1980-11-05 |
US4141423A (en) | 1979-02-27 |
JPS5418540A (en) | 1979-02-10 |
MY8300143A (en) | 1983-12-31 |
HK72983A (en) | 1984-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2761663B2 (ja) | 回転ホイールエンド組立体 | |
US8979219B2 (en) | Roller unit | |
US4466629A (en) | Bicycle headset including a stem seal | |
US3169809A (en) | Wheel bearing seal | |
US3441288A (en) | Steering knuckle sealing means | |
JP4187365B2 (ja) | 駆動輪支持装置 | |
JPS6117712B2 (ja) | ||
JPWO2012147201A1 (ja) | 建設機械の回転装置 | |
US3305281A (en) | Idler arm repair kit | |
US3999815A (en) | Multi-purpose retainer for drive mechanisms | |
US2801117A (en) | Rotary seal with radially contacting sealing faces | |
US4336970A (en) | Bearings | |
JPS6232136Y2 (ja) | ||
DE830903C (de) | Rad- und Bremstrommelanordnung fuer Fahrzeuge, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge | |
JP2539557Y2 (ja) | 鉄道車輌用軸受のシール装置 | |
CA1085900A (en) | Bearing assemblies | |
JPS6233664Y2 (ja) | ||
EP0016876A1 (de) | Vollbelagscheibenbremse, insbesondere für Kraftfahrzeuge | |
JP3877867B2 (ja) | 車両の車輪支持構造 | |
JPH0735774Y2 (ja) | 車輌用アクスルおよびアクスル部のシール構造 | |
JPH0544161Y2 (ja) | ||
JPS6141467Y2 (ja) | ||
JPS6233663Y2 (ja) | ||
JPH0744805U (ja) | 自動車の車軸用ハブユニット | |
RU2221704C2 (ru) | Уплотнение подшипникового узла ступиц ведущих колес грузовых автомобилей |