JPS61171622A - 自動車のクラツチ制御装置 - Google Patents
自動車のクラツチ制御装置Info
- Publication number
- JPS61171622A JPS61171622A JP60010738A JP1073885A JPS61171622A JP S61171622 A JPS61171622 A JP S61171622A JP 60010738 A JP60010738 A JP 60010738A JP 1073885 A JP1073885 A JP 1073885A JP S61171622 A JPS61171622 A JP S61171622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- flag
- negative pressure
- engine
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
(従来技術)
従来より、運転者が高度なりラッチ操作技術を要求され
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく自動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの自動制御における制御態様の一つとして、
本出願人により先に提案された、特開昭57−1825
30号公報に示されたようなものがある。
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく自動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの自動制御における制御態様の一つとして、
本出願人により先に提案された、特開昭57−1825
30号公報に示されたようなものがある。
上記公報記載のものにおいては、所定の7クチユエータ
によってクラッチレバ−等のクラッチの断続操作部材を
作動させるようにし、このアクチュエータを制御して1
例えば自動車の発進に際して、クラッチの接続動作開始
時からエンジン回転数が下降し始めるまで、すなわちエ
ンジン回転数がピーク値を越えるまでは、断続操作部材
を徐々にクラッチ接続方向(クラッチの接続状態が強固
になる方向)に作動させ、エンジン回転数がピーク値を
越えて下降し始めると、すなわちエンジン回転数が所定
の負の変化率を示し始めると、断続操作部材のクラッチ
接続方向への作動を一時的に停止させていわゆる半クラ
ツチ状態で保持し、その後、再びエンジン回転数力(上
昇し始めると断続操作部材をさらにクラッチ接続方向に
作動させて、クラッチを完全な接続状態にするものとな
っている。このように、クラッチの接続動作をエンジン
の作動状態に応じて自動的に制御することにより、自動
車の発進時等において、エンジン回転数が過度に低下し
てエンストを生じ、ることを回避することができると共
に、クラッチの焼付き←===≠主が生じるg態をも確
実に防止でき、クラッチの接続動作を円滑に行なわせる
ことができる。
によってクラッチレバ−等のクラッチの断続操作部材を
作動させるようにし、このアクチュエータを制御して1
例えば自動車の発進に際して、クラッチの接続動作開始
時からエンジン回転数が下降し始めるまで、すなわちエ
ンジン回転数がピーク値を越えるまでは、断続操作部材
を徐々にクラッチ接続方向(クラッチの接続状態が強固
になる方向)に作動させ、エンジン回転数がピーク値を
越えて下降し始めると、すなわちエンジン回転数が所定
の負の変化率を示し始めると、断続操作部材のクラッチ
接続方向への作動を一時的に停止させていわゆる半クラ
ツチ状態で保持し、その後、再びエンジン回転数力(上
昇し始めると断続操作部材をさらにクラッチ接続方向に
作動させて、クラッチを完全な接続状態にするものとな
っている。このように、クラッチの接続動作をエンジン
の作動状態に応じて自動的に制御することにより、自動
車の発進時等において、エンジン回転数が過度に低下し
てエンストを生じ、ることを回避することができると共
に、クラッチの焼付き←===≠主が生じるg態をも確
実に防止でき、クラッチの接続動作を円滑に行なわせる
ことができる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上述のように、エンジンの作動状態に応じた
所定の制御特性にしたがって、クラッチを自動開−する
ようにしたものにおいては、自動車の急発進を行えない
場合を生じるおそれがあり、この点についての何等かの
対策が望まれるものである。この点を詳述すると、この
種のクラッチを例えばトラックに用いた場合、積載重量
が大きい状態で急登板路で発進しようとする場合が考え
られる。しかしながら、このような場合エンジン回転数
が負の所定値になると半クラッチが形成されてしまうた
め、積載重量に比してパワーが小5°゛と急登板路t’
o発進”不可能21・す“5 イち、このような場
合、一般的には、エンジン回転数を極めて高くした状態
で、クラッチを一気につなげることに伴うエンジンのイ
ナーシャ放出による大きな駆動力を利用して、急登板路
からの発進を可能にしているが、前述したように途中で
半クラッチが形成されてしまうと、エンジンのイナーシ
ャを利用できないことになる。勿論、このような急登板
路からの発進に限らず、平担路においての急発進も、同
様な理由により行えないことになる(Ia発進は可能)
。
所定の制御特性にしたがって、クラッチを自動開−する
ようにしたものにおいては、自動車の急発進を行えない
場合を生じるおそれがあり、この点についての何等かの
対策が望まれるものである。この点を詳述すると、この
種のクラッチを例えばトラックに用いた場合、積載重量
が大きい状態で急登板路で発進しようとする場合が考え
られる。しかしながら、このような場合エンジン回転数
が負の所定値になると半クラッチが形成されてしまうた
め、積載重量に比してパワーが小5°゛と急登板路t’
o発進”不可能21・す“5 イち、このような場
合、一般的には、エンジン回転数を極めて高くした状態
で、クラッチを一気につなげることに伴うエンジンのイ
ナーシャ放出による大きな駆動力を利用して、急登板路
からの発進を可能にしているが、前述したように途中で
半クラッチが形成されてしまうと、エンジンのイナーシ
ャを利用できないことになる。勿論、このような急登板
路からの発進に限らず、平担路においての急発進も、同
様な理由により行えないことになる(Ia発進は可能)
。
したがって、本発明の目的は、急発進を行えるようにし
た自動車のクラッチ制御装置を提供することにある。
た自動車のクラッチ制御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、急発進時には、途中で
半クラッチを形成することなく、−気にクラッチを完全
接続するようにしである。具体的には、第1図に示すよ
うに、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 エンジン回転数の負の変化率を検出する変化率検出手段
と、 前記変化率検出手段からの出力を受け、エンジン回転数
の変化率が負の所定値になったとき、前記断続操作部材
のクラッチ接続方向への作動を停止させてその停止位置
に保持する制御手段と、自動車の急発進を検出する急発
進検出手段と、前記急発進検出手段からの出力を受け、
急発進時には、前記エンジン回転数の変化率にかかわり
なくクラッチが完全接続されるまで前記アクチュエータ
をクラッチ接続方向に作動させる接続条件変更手段と、 を備えた構成としである。
成するため、本発明にあっては、急発進時には、途中で
半クラッチを形成することなく、−気にクラッチを完全
接続するようにしである。具体的には、第1図に示すよ
うに、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 エンジン回転数の負の変化率を検出する変化率検出手段
と、 前記変化率検出手段からの出力を受け、エンジン回転数
の変化率が負の所定値になったとき、前記断続操作部材
のクラッチ接続方向への作動を停止させてその停止位置
に保持する制御手段と、自動車の急発進を検出する急発
進検出手段と、前記急発進検出手段からの出力を受け、
急発進時には、前記エンジン回転数の変化率にかかわり
なくクラッチが完全接続されるまで前記アクチュエータ
をクラッチ接続方向に作動させる接続条件変更手段と、 を備えた構成としである。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
全体の概要を示す第2図において、lはエンジンで、こ
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転)は、摩擦式の
クラッチ2、前進5段とされた歯車式の変速Ia3、デ
ファレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達される
ように、なっており、エンジンlから駆動輪5までの動
力伝達機構がエンジン駆動系を構成している。
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転)は、摩擦式の
クラッチ2、前進5段とされた歯車式の変速Ia3、デ
ファレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達される
ように、なっており、エンジンlから駆動輪5までの動
力伝達機構がエンジン駆動系を構成している。
前記クラッチ2は、第3図に示すように、エンジン出力
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから入力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりラッチレバ
ー6は、連結機構7を介して、ダイヤフラム式の7クチ
ユエータ8に連結され、このアクチュエータ8の負圧室
8aに負圧が導入されたときに前述した切断状態とされ
、また負圧室8aに大気が導入されたときに前述した接
続状態とされる。
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから入力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりラッチレバ
ー6は、連結機構7を介して、ダイヤフラム式の7クチ
ユエータ8に連結され、このアクチュエータ8の負圧室
8aに負圧が導入されたときに前述した切断状態とされ
、また負圧室8aに大気が導入されたときに前述した接
続状態とされる。
上記アクチュエータ8の負圧室8aに対する負圧あるい
は大気の導入を制御するため、それぞれ2つづつのエア
コントロールバルブACV・1、ACV・2とバキュー
ムコントロールパルプvCV@1.VCV・2が接続さ
れている。また、実施例では、負圧源として負圧ポンプ
9で発生させた負圧を利用するようにしてあり、このた
め、モータlOにより負圧ポンプ9を駆動して、これに
より発生した負圧をチェック弁12を介してバキューム
タンクllに供給して、このバキュームタンクll内に
常に所定以上の大きさの負圧が存在するようにしである
。上記各バルブはそれぞれ電磁式とされているが、AC
V−1,ACV・2、vCv・2はそれぞれ2ポ一ト式
の開閉弁とされる一方、残るvCv・1は、3ポ一ト式
の切換弁とされている。そして、vcv@1.VCV・
2は互いに並列に負圧室aaとバキュームタンク11と
の間に接続され、ACV・1はvCv・lを介して負圧
室8aに接続され、ACVφ2はvcv−t、VCV@
2と並列に負圧室8aに接続されている。
は大気の導入を制御するため、それぞれ2つづつのエア
コントロールバルブACV・1、ACV・2とバキュー
ムコントロールパルプvCV@1.VCV・2が接続さ
れている。また、実施例では、負圧源として負圧ポンプ
9で発生させた負圧を利用するようにしてあり、このた
め、モータlOにより負圧ポンプ9を駆動して、これに
より発生した負圧をチェック弁12を介してバキューム
タンクllに供給して、このバキュームタンクll内に
常に所定以上の大きさの負圧が存在するようにしである
。上記各バルブはそれぞれ電磁式とされているが、AC
V−1,ACV・2、vCv・2はそれぞれ2ポ一ト式
の開閉弁とされる一方、残るvCv・1は、3ポ一ト式
の切換弁とされている。そして、vcv@1.VCV・
2は互いに並列に負圧室aaとバキュームタンク11と
の間に接続され、ACV・1はvCv・lを介して負圧
室8aに接続され、ACVφ2はvcv−t、VCV@
2と並列に負圧室8aに接続されている。
1;28z<′u7’AcV * l、 ACV −2
,VCV 。
,VCV 。
、1.VCV−2(t、そのON(励磁)、0FF(消
磁)の切換態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室
8aへの大気導入速度)および切断速度(負圧室8aへ
の負圧導入速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「
遅い」の3段階に切換える他、「ホールド」状態と、を
切換えるものとなっている。この点を分脱すると、次の
とおりである。
磁)の切換態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室
8aへの大気導入速度)および切断速度(負圧室8aへ
の負圧導入速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「
遅い」の3段階に切換える他、「ホールド」状態と、を
切換えるものとなっている。この点を分脱すると、次の
とおりである。
■クラッチ接続(遅い)
全テノハルブACV@1.ACV−2、VCV・1、V
CV・2、がOFFされた第3図の状態である。このと
きは、大気がACV@1.VCV・1を介して負圧室8
aに導入されるが、vCV・1の通路抵抗が大きいため
、その大気導入がゆっくりと行われることになる。
CV・2、がOFFされた第3図の状態である。このと
きは、大気がACV@1.VCV・1を介して負圧室8
aに導入されるが、vCV・1の通路抵抗が大きいため
、その大気導入がゆっくりと行われることになる。
(リフラッチ接続(標準)
ACV@l、ACV−2をONI、、他の2つの/<
、IL/ブVCV−1、VCV−2をOFFした状態で
ある。このときは、大気がACV・2より負圧室8aに
導入されるが、このときの通路抵抗はVCV@1を通る
上記■のときよりも小さいものである。
、IL/ブVCV−1、VCV−2をOFFした状態で
ある。このときは、大気がACV・2より負圧室8aに
導入されるが、このときの通路抵抗はVCV@1を通る
上記■のときよりも小さいものである。
■クラッチ接続(早い)
ACV・2のみをONした状態である。このときは、負
圧変8aへの大気の導入が、ACV・2を介1.テ、!
?、ACV@IとVCV−1とを介しての両方から行わ
れ、大気導入速度が最も早くされる。
圧変8aへの大気の導入が、ACV・2を介1.テ、!
?、ACV@IとVCV−1とを介しての両方から行わ
れ、大気導入速度が最も早くされる。
■クラッチ切断(遅い)
VCV・1のみをONL、た状態である。このときは、
負圧室8aへの負圧導入が、vCv・1のみを介して行
われるが、このvCv・1の通路抵抗が大きいため、負
圧導入はゆっくりと行われる。
負圧室8aへの負圧導入が、vCv・1のみを介して行
われるが、このvCv・1の通路抵抗が大きいため、負
圧導入はゆっくりと行われる。
■クラッチ切断(標準)
ACV−1とVCV −2とをONL、残りの2ツノバ
ルブACV−2とVCV−1とをOFFした状態である
。このときは、負圧室8aへの負圧の導入がvCV・2
を介してのみ行われるが、このときの通路抵抗は、vc
v−iを通る上記■の場合よりも小さいものである。
ルブACV−2とVCV−1とをOFFした状態である
。このときは、負圧室8aへの負圧の導入がvCV・2
を介してのみ行われるが、このときの通路抵抗は、vc
v−iを通る上記■の場合よりも小さいものである。
■クラツチ切断(早い)
VCV−1、VCV−2をONL、残りの2つのバルブ
ACV・lとACV・2とをOFFした状態である。こ
のときは、負圧室8aへの負圧の導入が、vCv・1と
VCV−2との両方から行われ、この負圧導入が最も早
くされる。
ACV・lとACV・2とをOFFした状態である。こ
のときは、負圧室8aへの負圧の導入が、vCv・1と
VCV−2との両方から行われ、この負圧導入が最も早
くされる。
■クラッチホールド
ACV@lのみをONL、た状態である。このときは、
負圧室8aが、大気ともまたバキュームタンク11とも
遮断された密閉状態とされる。
負圧室8aが、大気ともまたバキュームタンク11とも
遮断された密閉状態とされる。
第2図、第3図中13は制御ユニットで、この制御ユニ
ット13には、各センサあるいはスイッチ14〜20か
らの信号が入力され、またこの制御ユニット13からは
、前記4つのバルブACV・1、ACV−2,VCV@
1.VCV−2に対して田方されるようになpている。
ット13には、各センサあるいはスイッチ14〜20か
らの信号が入力され、またこの制御ユニット13からは
、前記4つのバルブACV・1、ACV−2,VCV@
1.VCV−2に対して田方されるようになpている。
上記センサあるいはスイッチ14〜20のうち、スイッ
チ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車速が所
定値以上となったときにONする車速スイッチである。
チ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車速が所
定値以上となったときにONする車速スイッチである。
センサ15は、エンジン出力軸1aの回転数すなわちエ
ンジン回転数を検出するものである。センサ16は、ク
ラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3aの回転数を
検出するものである。スイッチ17は、クラッチ2が切
断されているか否かを検出するもので、クラッチ2が実
際に切断されているときにONとされるものである。
ンジン回転数を検出するものである。センサ16は、ク
ラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3aの回転数を
検出するものである。スイッチ17は、クラッチ2が切
断されているか否かを検出するもので、クラッチ2が実
際に切断されているときにONとされるものである。
センサー8は、変速機3の変速信号すなわち、ニュート
ラル、1速、2速、3速、4速、5速、リバースのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うシフトレバ−21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スイッチである。スイッチ20は、アクセルペダル22
が所定以上(例えば105以上)の開度となったときに
ONとされるもの、すなわち発進の意志があるとみなせ
るようなアクセル開度以上となったことを検出するもの
である。
ラル、1速、2速、3速、4速、5速、リバースのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うシフトレバ−21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スイッチである。スイッチ20は、アクセルペダル22
が所定以上(例えば105以上)の開度となったときに
ONとされるもの、すなわち発進の意志があるとみなせ
るようなアクセル開度以上となったことを検出するもの
である。
制御ユニット13は、例えばマイクロコンピュータによ
って構成され、以下その制御内容について第4図〜第1
0図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第4
図に示すように、ステップSlにおいてシステム全体の
イニシャライズがなされた後、ステップS2において、
センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(データ
)が入力、処理された後、ステップS3においてクラッ
チ2の自動制御がなされる。
って構成され、以下その制御内容について第4図〜第1
0図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第4
図に示すように、ステップSlにおいてシステム全体の
イニシャライズがなされた後、ステップS2において、
センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(データ
)が入力、処理された後、ステップS3においてクラッ
チ2の自動制御がなされる。
上記ステップS3におけるクラッチ2の制御全体を第5
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)、フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり。
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)、フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり。
一種のタイマ機能を有する(第7図、第8図)。
フラグDは、クラッチ2の接続速さを切換えるたまのも
のである(第1θ図)、フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成〕とを切換えるためのもの
である。
のである(第1θ図)、フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成〕とを切換えるためのもの
である。
上記各フラグE、JOBについては後に詳述することと
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
先ず、ステップSllにおいて、変速機3の変速位置が
読込まれた後、ステップ312においてこの変速位置が
ニュートラルであるか否か判別される。そして、変速位
置がニュートラルでないと判別されたときは、ステップ
S13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれた後、
ステップ514においてこのノブスイッチ19がONか
否かが判別され、ノブスイッチ19がONでないときす
なわち変速が行なわれようとしていないときは、ステッ
プ524へ移行する。
読込まれた後、ステップ312においてこの変速位置が
ニュートラルであるか否か判別される。そして、変速位
置がニュートラルでないと判別されたときは、ステップ
S13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれた後、
ステップ514においてこのノブスイッチ19がONか
否かが判別され、ノブスイッチ19がONでないときす
なわち変速が行なわれようとしていないときは、ステッ
プ524へ移行する。
前記ステップ512で変速位置がニュートラルであると
判別された場合およびステップ514でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップS15へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2を実際に切断すべく、ステップS17
へ移行する。このステップ517では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
,1または2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ518で判別されて、フラグEが0のときは「遅く
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらに7ラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プS19,520あるいは521)、そして、実際にク
ラッチ2が切断された後は、再び前記ステップ31Bを
経た後、ステップS22で後述するフラグJの設定を行
なった後、ステップS23でクラッチ2がホールド(ス
テップS16.522を経るルートの場合は切断状態で
のホールドとなる)。
判別された場合およびステップ514でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップS15へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2を実際に切断すべく、ステップS17
へ移行する。このステップ517では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
,1または2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ518で判別されて、フラグEが0のときは「遅く
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらに7ラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プS19,520あるいは521)、そして、実際にク
ラッチ2が切断された後は、再び前記ステップ31Bを
経た後、ステップS22で後述するフラグJの設定を行
なった後、ステップS23でクラッチ2がホールド(ス
テップS16.522を経るルートの場合は切断状態で
のホールドとなる)。
一方、前記ステップ324では、クラッチ出力軸2aの
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる0次いで、ステップS26において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(d N c / d tの代りにエンジン回転
数の変化率d N e / d tでも同じ)を1つの
パラメータとしてみるためのものである。このステップ
526において、Ni <k@dNc /dt+Ncで
ないと判別されたときは、ステップS28″移”す6.
c″(7) X 7” y j S 28 M it
、 7 、Jクセルスイッチ20の作動状態
が読込まれ、この後ステップ529でこのアクセルスイ
ッチ20がONであるか否かすなわちアクセルが自動車
の走行を要求しているような開度状態であるか否かが判
別される。そして、アクセルスイッチ20がONでない
と判別されたときは、車速が小さくかつ低下していく過
程であるので、ステップ515へ移行して、前述したク
ラッチ2の切断のための制御へと移行される。
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる0次いで、ステップS26において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(d N c / d tの代りにエンジン回転
数の変化率d N e / d tでも同じ)を1つの
パラメータとしてみるためのものである。このステップ
526において、Ni <k@dNc /dt+Ncで
ないと判別されたときは、ステップS28″移”す6.
c″(7) X 7” y j S 28 M it
、 7 、Jクセルスイッチ20の作動状態
が読込まれ、この後ステップ529でこのアクセルスイ
ッチ20がONであるか否かすなわちアクセルが自動車
の走行を要求しているような開度状態であるか否かが判
別される。そして、アクセルスイッチ20がONでない
と判別されたときは、車速が小さくかつ低下していく過
程であるので、ステップ515へ移行して、前述したク
ラッチ2の切断のための制御へと移行される。
また、前記ステップS26でNi <k拳dNc/dt
+Ncであると判別された場合、およびNi<k・dN
c/dt+NcではないがステップS29でアクセルス
イッチ20がONされていると判別されたときは、それ
ぞれ、ステップS27へ移行する。このステップS27
では、後述するフラグJが0であるか否か判別され、フ
ラグJがOでないときは、ステップ332へ移行して、
後述するフラグDの設定(0,1または2以上)がなさ
れる、そして、フラグDが0のときは「遅く」、またフ
ラグDが1のときは「標準」で、さらにフラグDが2以
上のときは「早く」クラッチ2が接続される。
+Ncであると判別された場合、およびNi<k・dN
c/dt+NcではないがステップS29でアクセルス
イッチ20がONされていると判別されたときは、それ
ぞれ、ステップS27へ移行する。このステップS27
では、後述するフラグJが0であるか否か判別され、フ
ラグJがOでないときは、ステップ332へ移行して、
後述するフラグDの設定(0,1または2以上)がなさ
れる、そして、フラグDが0のときは「遅く」、またフ
ラグDが1のときは「標準」で、さらにフラグDが2以
上のときは「早く」クラッチ2が接続される。
一方、前記ステップS27でフラグJがOであると判別
されたときは、ステップ530で後述するようにフラグ
Bの設定(0かFF)がなされた後、ステップS31に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
BがOであればステップS32以降の処理がなされ、ま
たフラグBがOでないとS (F Fであると!りは、
ステップ323へ移行してクラッチ2をホールドする(
ステップS31からS23のルートは、半クラツチ状態
でのホールドとなる)。
されたときは、ステップ530で後述するようにフラグ
Bの設定(0かFF)がなされた後、ステップS31に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
BがOであればステップS32以降の処理がなされ、ま
たフラグBがOでないとS (F Fであると!りは、
ステップ323へ移行してクラッチ2をホールドする(
ステップS31からS23のルートは、半クラツチ状態
でのホールドとなる)。
さて次に、前記フラグE、J、D、Bについて1個々に
分脱していくこととする。
分脱していくこととする。
■フラグEについて(第6図)
先ず、ステップS41で変速機3の変速位置が読込まれ
、次のステップ342での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップ542で4速または5速ではないと
判別されたときは、ステップS44において中速位置で
ある2速または3速であるか否か判別され、2速または
3速であると判別されたときはステップS45において
フラグEが1にセットされる。そして、ステップS44
で2速または3速ではないと判別されたとき、すなわち
l速、ニュートラルまたはリバースであるときは、ステ
ップ346においてフラグEが0にセットされる。この
ようにして、変速位置が高速変速位置になるほど、クラ
ッチ2の切断が早くされる(第5図ステップS18、S
19.520.521参照)。
、次のステップ342での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップ542で4速または5速ではないと
判別されたときは、ステップS44において中速位置で
ある2速または3速であるか否か判別され、2速または
3速であると判別されたときはステップS45において
フラグEが1にセットされる。そして、ステップS44
で2速または3速ではないと判別されたとき、すなわち
l速、ニュートラルまたはリバースであるときは、ステ
ップ346においてフラグEが0にセットされる。この
ようにして、変速位置が高速変速位置になるほど、クラ
ッチ2の切断が早くされる(第5図ステップS18、S
19.520.521参照)。
■フラグJについて(第7図、第8図)フラグJは、ク
ラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際に
、急発進に対処するため、また応答遅れを見込んで接続
応答性確保等のため設定されるもの、換言すれば、クラ
ッチ2の接続方向への作動をあらかじめ所定量だけ早く
おこなおうとするもので、この接続方向への作動を時間
のパラメータとして設定するようにしである。このため
、クラッチ2を接続方向へ作動させておいた方が好まし
い運転条件を満たすほどJの大きさくタイマ時間)を大
きくするようにしである。そして、急発進時には、この
フラグJの設定を最大として、途中で半クラッチが形成
されることなくクラッチ2が完全に接続されるようにし
である。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステ
ップ353,353)、アクセル開度が所定以上のとき
(ステップS55.556)、変速位置が中速あるいは
高速位置であるとき(ステップ358.559)、急発
進時をみるパラメータとしてエンジン回転数Neが極め
て大きいとき(ステップ361.562)、の4つの条
件をみるようにしである。すなわち、ステップ351で
基本のJをα3として設定した後、車速スイッチ14が
ONのときはα4を加算しくステップ554)、またア
クセルスイッチ20がONであればαSを加算しくステ
ップ557)、さらに変速位置が高速位置であればα6
を加算(ステップ560)し、エンジン回転数Neが設
定値Nem (例えif 4000 r p。、よ、J
*5゜、よ3.、tよ、よい (に最大値を設定するよ
うにしである。勿論、この最大値は、クラッチ2の接続
開始から・完全接続されるまでの時間を見込んで設定さ
れ、特に、フラグJが0でないときのクラッチ2の接続
速度を「早い」状態でなされるので(後のフラグDの説
明参照)、この「早い」接続を見込んで上記最大値が設
定される。そして、このフラグJ(タイマ値)は、第8
図の例えば1m5ec毎の割込処理により、第7図で設
定されたJの値を、ステップS71と72の処理によっ
て、順次カウントダウンしていくようにしである。
ラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際に
、急発進に対処するため、また応答遅れを見込んで接続
応答性確保等のため設定されるもの、換言すれば、クラ
ッチ2の接続方向への作動をあらかじめ所定量だけ早く
おこなおうとするもので、この接続方向への作動を時間
のパラメータとして設定するようにしである。このため
、クラッチ2を接続方向へ作動させておいた方が好まし
い運転条件を満たすほどJの大きさくタイマ時間)を大
きくするようにしである。そして、急発進時には、この
フラグJの設定を最大として、途中で半クラッチが形成
されることなくクラッチ2が完全に接続されるようにし
である。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステ
ップ353,353)、アクセル開度が所定以上のとき
(ステップS55.556)、変速位置が中速あるいは
高速位置であるとき(ステップ358.559)、急発
進時をみるパラメータとしてエンジン回転数Neが極め
て大きいとき(ステップ361.562)、の4つの条
件をみるようにしである。すなわち、ステップ351で
基本のJをα3として設定した後、車速スイッチ14が
ONのときはα4を加算しくステップ554)、またア
クセルスイッチ20がONであればαSを加算しくステ
ップ557)、さらに変速位置が高速位置であればα6
を加算(ステップ560)し、エンジン回転数Neが設
定値Nem (例えif 4000 r p。、よ、J
*5゜、よ3.、tよ、よい (に最大値を設定するよ
うにしである。勿論、この最大値は、クラッチ2の接続
開始から・完全接続されるまでの時間を見込んで設定さ
れ、特に、フラグJが0でないときのクラッチ2の接続
速度を「早い」状態でなされるので(後のフラグDの説
明参照)、この「早い」接続を見込んで上記最大値が設
定される。そして、このフラグJ(タイマ値)は、第8
図の例えば1m5ec毎の割込処理により、第7図で設
定されたJの値を、ステップS71と72の処理によっ
て、順次カウントダウンしていくようにしである。
したがって、第5図の全体制御において、ステップ32
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない)ときは、このJで設定された時間だけ優先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになる。
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない)ときは、このJで設定された時間だけ優先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになる。
勿論、第7図に示すフラグJの設定条件からして、発進
時のようなときは、このフラグJの設定時間が短い(ク
ラッチ2の遊びをつめる程度)ため、比較的短時間の間
に、ステップS27からステップS30へのルートを経
るよう、になる、また、フラグJが最大値に設定された
ときは、このフラグJがカウントダウンされきる時間が
長いので、半クラッチは全く形成されないで完全接続と
される。
時のようなときは、このフラグJの設定時間が短い(ク
ラッチ2の遊びをつめる程度)ため、比較的短時間の間
に、ステップS27からステップS30へのルートを経
るよう、になる、また、フラグJが最大値に設定された
ときは、このフラグJがカウントダウンされきる時間が
長いので、半クラッチは全く形成されないで完全接続と
される。
■フラグ口について(第10図)
クラッチ2の接続早さを決定するもので、Dが0のとき
は「遅く」、Dが1のときは「標準」で、Dが2以上の
ときは「早く」クラッチ2を接続することを意味する。
は「遅く」、Dが1のときは「標準」で、Dが2以上の
ときは「早く」クラッチ2を接続することを意味する。
先ず、ステップ5lotにおいて、フラグJが0である
か否かが判別され、フラグJが0でなも1とさすなわち
ステップSにおいてフラグDが2にセットされる。また
、このフラグ口の設定条件としては、エンジン回転数N
eの変化率dNe/dtが所定値β以上のとき(ステッ
プ5103.5104)、車速が所定以上のとき(ステ
ップ5106.3107)、変速位置が中、高速位置に
あるとき(ステップ5109.5110)を設定しであ
る。す生わち、フラグJが0で/)3ときは、ステップ
3102においてフラグDを0にセットした後、エンジ
ン回転数変化率dNe/dtが所定値β以上のとき、車
速スイッチ14がONのとき、3速、4速または5速の
ときは、それぞれDにrlJが加算される(ステップ3
105.5108.5ill)、このようにして、dN
e/dt>β、車速スイッチ14がON、中、高速変速
位置のいずれか1つであればフラグDが1に、またいず
れか2つ以上を満たせばフラグDが2以上にセットされ
ることになり、いずれの条′件をも満たさない場合にフ
ラグDがOのままにセットされることになる。
か否かが判別され、フラグJが0でなも1とさすなわち
ステップSにおいてフラグDが2にセットされる。また
、このフラグ口の設定条件としては、エンジン回転数N
eの変化率dNe/dtが所定値β以上のとき(ステッ
プ5103.5104)、車速が所定以上のとき(ステ
ップ5106.3107)、変速位置が中、高速位置に
あるとき(ステップ5109.5110)を設定しであ
る。す生わち、フラグJが0で/)3ときは、ステップ
3102においてフラグDを0にセットした後、エンジ
ン回転数変化率dNe/dtが所定値β以上のとき、車
速スイッチ14がONのとき、3速、4速または5速の
ときは、それぞれDにrlJが加算される(ステップ3
105.5108.5ill)、このようにして、dN
e/dt>β、車速スイッチ14がON、中、高速変速
位置のいずれか1つであればフラグDが1に、またいず
れか2つ以上を満たせばフラグDが2以上にセットされ
ることになり、いずれの条′件をも満たさない場合にフ
ラグDがOのままにセットされることになる。
■フラグBについて(第9図〕
先ず、ステップS81.82で順次エンジン回転数Ne
とクラッチ出力軸回転数Ncとが読込まれ、ステップS
83において、Ne )Ncであるか否かが判別される
。そして、Ne>Ncであれば、ステップ584で7ラ
グGがFFにセットされ、またNe>Ncでなければフ
ラグGが0にセットされる。
とクラッチ出力軸回転数Ncとが読込まれ、ステップS
83において、Ne )Ncであるか否かが判別される
。そして、Ne>Ncであれば、ステップ584で7ラ
グGがFFにセットされ、またNe>Ncでなければフ
ラグGが0にセットされる。
次いで、ステップ586において、変数Hが0にリセッ
トされた後、ステップ587〜S92において、この変
数Hが適宜加算されていく、すなわち、車速が所定以上
であればαlが加算され(ステップS87.588.5
89)、変速位置が3速、4速または5速であればα2
が加算される(ステップS90.591.592)。
トされた後、ステップ587〜S92において、この変
数Hが適宜加算されていく、すなわち、車速が所定以上
であればαlが加算され(ステップS87.588.5
89)、変速位置が3速、4速または5速であればα2
が加算される(ステップS90.591.592)。
この後は、ステップS93において、エンジン回転数の
変化率dNe/dtが演算された後、ステップ394で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップS9
5において、H>0であるか否かが判別され、H>Oで
あればステップS96でフラグIが0にセットされ、ま
たH〉0でなければこのフラグIがFFにセットされる
。この後は、ステップ39Bにおいて、上記両
ボッラグGと工との排他的論理和(エクスクル−シブオ
ア)が演算されて、この演算結果がフラグBとされる。
変化率dNe/dtが演算された後、ステップ394で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップS9
5において、H>0であるか否かが判別され、H>Oで
あればステップS96でフラグIが0にセットされ、ま
たH〉0でなければこのフラグIがFFにセットされる
。この後は、ステップ39Bにおいて、上記両
ボッラグGと工との排他的論理和(エクスクル−シブオ
ア)が演算されて、この演算結果がフラグBとされる。
すなわち、フ”ラグGとIとが共にOあるいはFFであ
ればフラグBが0とされ、この両フラグGとIとのいず
れか一方がOで他方がFFのときは、フラグBがFFと
される。
ればフラグBが0とされ、この両フラグGとIとのいず
れか一方がOで他方がFFのときは、フラグBがFFと
される。
(L)はエンジン回転数とクラッチ出力軸回転数との関
係を示してあり、また(b)はクラッチ係含量の変化を
、さらに(e)はアクセル開度の変化を示している。
係を示してあり、また(b)はクラッチ係含量の変化を
、さらに(e)はアクセル開度の変化を示している。
なお、シフトダウン時には、シフトアップ時とは逆に、
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態とされる。したがって、この場合は、
第9図のフラグBの設定の際、ステップS94で設定さ
れるH+dNe/dtのHが負の値となるべく、ステッ
プ589あるいは92でのα1.α2 (共に正)の設
定を、−α1、−α2となるようにすればよい、具体的
には、例えばフラグYを新たに設定して、ステップS8
5の直後にフラグYを1とする一方、ステップS84の
直後に7ラグYを−lとして設定して、ステップ589
あるいはS92でのHの設定の際に、YXα1あるいは
Y×α2とするようにしてα1、α2の正負を切換える
すればよい。
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態とされる。したがって、この場合は、
第9図のフラグBの設定の際、ステップS94で設定さ
れるH+dNe/dtのHが負の値となるべく、ステッ
プ589あるいは92でのα1.α2 (共に正)の設
定を、−α1、−α2となるようにすればよい、具体的
には、例えばフラグYを新たに設定して、ステップS8
5の直後にフラグYを1とする一方、ステップS84の
直後に7ラグYを−lとして設定して、ステップ589
あるいはS92でのHの設定の際に、YXα1あるいは
Y×α2とするようにしてα1、α2の正負を切換える
すればよい。
ここで、クラッチ2の接続を、急発進時とそうでない場
合とに分けて、図式的に説明したのが、第11図(急発
進時ではない場合)、第12図(急発進時)であり、こ
の両図共に、(a)がエンジン回転数Neとクラッチ出
力軸回転数Ncとの関係を示してあり、また(b)はク
ラッチ係含量の変化を、さらに(C)がアクセル開度の
変化を示している。る、すなわち、急発進時ではない通
常の発進時にあっては、第11図に示すようにエンジン
回転数が下降し始めるすなわちエンジン回転数の変化率
が負の所定値となる11時点より−Hクラッチの接続が
中断され(半クラツチ形成)、この後エンジン回転数が
上昇するt2時点より再びクラッチ2が接続されること
になる。これに対して急発進時を示す第12図において
は、クラッチの接続が開始されるt3時点よりクラッチ
2が完全に接続された14時点までの間に半クラッチが
形成されることがなく、この14時点より若干遅れた時
点で、エンジン回、転数Neとりラッチ出力軸回転数N
cとが一致されることになる。この第12図からも明ら
かなように、エンジン回転数Neが極めて大きい状態か
らクラッチ2が半クラッチを経ることなく一気に完全な
接続状態とされるため、エンジンlからのイナーシャ放
出による大きな駆動力を効果的に利用して、急発進を行
うことが可能となる。
合とに分けて、図式的に説明したのが、第11図(急発
進時ではない場合)、第12図(急発進時)であり、こ
の両図共に、(a)がエンジン回転数Neとクラッチ出
力軸回転数Ncとの関係を示してあり、また(b)はク
ラッチ係含量の変化を、さらに(C)がアクセル開度の
変化を示している。る、すなわち、急発進時ではない通
常の発進時にあっては、第11図に示すようにエンジン
回転数が下降し始めるすなわちエンジン回転数の変化率
が負の所定値となる11時点より−Hクラッチの接続が
中断され(半クラツチ形成)、この後エンジン回転数が
上昇するt2時点より再びクラッチ2が接続されること
になる。これに対して急発進時を示す第12図において
は、クラッチの接続が開始されるt3時点よりクラッチ
2が完全に接続された14時点までの間に半クラッチが
形成されることがなく、この14時点より若干遅れた時
点で、エンジン回、転数Neとりラッチ出力軸回転数N
cとが一致されることになる。この第12図からも明ら
かなように、エンジン回転数Neが極めて大きい状態か
らクラッチ2が半クラッチを経ることなく一気に完全な
接続状態とされるため、エンジンlからのイナーシャ放
出による大きな駆動力を効果的に利用して、急発進を行
うことが可能となる。
以上実施例について説明してか、制御ユニット13をマ
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい、また、急発進時
を検出するには、例えば運転者によりマニュアル操作さ
れる急発進要求スイッチを設けて、このスイッチが作動
されたときを急発進時とみるようにしてもよく、あるい
はアクセルペダル22が大きく踏込まれた状態を急発進
(要求)時とみるようにする等、適宜の手段で構成し得
る。
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい、また、急発進時
を検出するには、例えば運転者によりマニュアル操作さ
れる急発進要求スイッチを設けて、このスイッチが作動
されたときを急発進時とみるようにしてもよく、あるい
はアクセルペダル22が大きく踏込まれた状態を急発進
(要求)時とみるようにする等、適宜の手段で構成し得
る。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、通常の発
進をエンジン回転数の変化率を利用して円滑に行うこと
ができる一方、必要に応じて急発進を行うことも可能と
なり、この種のクラッチの実用化を行う上で極めて効果
的なものが得られる。
進をエンジン回転数の変化率を利用して円滑に行うこと
ができる一方、必要に応じて急発進を行うことも可能と
なり、この種のクラッチの実用化を行う上で極めて効果
的なものが得られる。
第1図は本発明の全体ブロック図。
第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第3図はクラッチ部分を示す構成図。
第4図〜第1θ図は本発明に制御例を示すフローチャー
ト。 第11図は通常の発進時におけるクラッチの接続状態を
、エンジン回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開
度との関係で示すグラフ。 第12図は急発進時におけるクラッチの接続状 ”態を
、エンジン回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開
度との関係を示すグラフ。 イ l:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:7クチユエータ 13:制御ユニット 15:センサ(エンジン回転数) 第2図
ト。 第11図は通常の発進時におけるクラッチの接続状態を
、エンジン回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開
度との関係で示すグラフ。 第12図は急発進時におけるクラッチの接続状 ”態を
、エンジン回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開
度との関係を示すグラフ。 イ l:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:7クチユエータ 13:制御ユニット 15:センサ(エンジン回転数) 第2図
Claims (1)
- (1)エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 エンジン回転数の負の変化率を検出する変化率検出手段
と、 前記変化率検出手段からの出力を受け、エンジン回転数
の変化率が負の所定値になったとき、前記断続操作部材
のクラッチ接続方向への作動を停止させてその停止位置
に保持する制御手段と、自動車の急発進を検出する急発
進検出手段と、前記急発進検出手段からの出力を受け、
急発進時には、前記エンジン回転数の変化率にかかわり
なくクラッチが完全接続されるまで前記アクチュエータ
をクラッチ接続方向に作動させる接続条件変更手段と、 を備えていることを特徴とする自動車のクラッチ制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010738A JPS61171622A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010738A JPS61171622A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171622A true JPS61171622A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11758635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010738A Pending JPS61171622A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032231A (ja) * | 1995-03-18 | 2008-02-14 | Luk Getriebe Syst Gmbh | トルク伝達システムを制御するための方法および装置 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60010738A patent/JPS61171622A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032231A (ja) * | 1995-03-18 | 2008-02-14 | Luk Getriebe Syst Gmbh | トルク伝達システムを制御するための方法および装置 |
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