JPS6115844Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115844Y2 JPS6115844Y2 JP4456981U JP4456981U JPS6115844Y2 JP S6115844 Y2 JPS6115844 Y2 JP S6115844Y2 JP 4456981 U JP4456981 U JP 4456981U JP 4456981 U JP4456981 U JP 4456981U JP S6115844 Y2 JPS6115844 Y2 JP S6115844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cuff
- blood pressure
- air chamber
- measuring device
- air bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 claims description 23
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 14
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 claims description 4
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は血圧測定時に腕帯内の圧力を自動的に
序々に減圧する装置を有する非観血式血圧測定装
置に係り、特に小児等の血圧測定に好適な非観血
式血圧測定装置に関する。
序々に減圧する装置を有する非観血式血圧測定装
置に係り、特に小児等の血圧測定に好適な非観血
式血圧測定装置に関する。
従来小児は腕も短かく細いため、血圧測定の際
腕帯は大人用のものより小形のものを使用してい
るが、自動減圧装置付の血圧測定装置に前記の小
児用腕帯を接続して測定を行なうと、加圧した際
の腕帯内の容積が、大人用の腕帯に比べ小さいた
め第１図に示すように減圧速度が速過ぎるため血
圧測定が行なえない場合がある欠点を有してい
る。従つて自動減圧装置に減圧速度調節機構を付
加し、減圧速度を調節可能にする方式があるが、
専門的な知識を有さない限り最適な減圧速度に調
整することは難しくまた逆に誤測定の危険もあ
り、装置も高価なものになる欠点がある。
腕帯は大人用のものより小形のものを使用してい
るが、自動減圧装置付の血圧測定装置に前記の小
児用腕帯を接続して測定を行なうと、加圧した際
の腕帯内の容積が、大人用の腕帯に比べ小さいた
め第１図に示すように減圧速度が速過ぎるため血
圧測定が行なえない場合がある欠点を有してい
る。従つて自動減圧装置に減圧速度調節機構を付
加し、減圧速度を調節可能にする方式があるが、
専門的な知識を有さない限り最適な減圧速度に調
整することは難しくまた逆に誤測定の危険もあ
り、装置も高価なものになる欠点がある。
本考案の目的は、小児用腕帯と加圧装置あるい
は自動減圧装置との中間に別途空気室を設けるこ
とにより、全体としての容積を大人用の腕帯に近
づけ常に減圧速度が一定になるようにし、大人も
小児も血圧測定が可能な自動減圧装置付の非観血
式血圧測定装置を提供するにある。
は自動減圧装置との中間に別途空気室を設けるこ
とにより、全体としての容積を大人用の腕帯に近
づけ常に減圧速度が一定になるようにし、大人も
小児も血圧測定が可能な自動減圧装置付の非観血
式血圧測定装置を提供するにある。
本考案は、小児用の腕帯を接続した際、大人用
の腕帯との容積の差により減圧速度が相異するこ
とに着目し、使用者が調節する必要がなく、血圧
測定装置本体は大人を測定する場合と変更なしに
共用できることを前提に、小児用腕帯には腕帯内
の血流停止用空気袋とは別に空気室を設け、全体
としての容積を大人用腕帯に近づけ減圧速度を一
定に保つようにしたものである。
の腕帯との容積の差により減圧速度が相異するこ
とに着目し、使用者が調節する必要がなく、血圧
測定装置本体は大人を測定する場合と変更なしに
共用できることを前提に、小児用腕帯には腕帯内
の血流停止用空気袋とは別に空気室を設け、全体
としての容積を大人用腕帯に近づけ減圧速度を一
定に保つようにしたものである。
以下本考案を一実施例に従い説明する。第２図
は本考案の全体構成を示す。本実施例においては
加圧も血圧測定装置本体１１に内蔵されたポンプ
（図示せず）により自動加圧し、加圧，減圧を同
一ゴム管にて行なう場合を示してある。小児用腕
帯５の内部には血流停止用の腕帯内空気袋６とコ
ロトコフ音検出用のマイクロホン７が配設されて
いる。腕帯内空気袋６に接続された加減圧用ゴム
管９およびマイクロホンコード１０は減圧速度調
整用の空気室８を介して血圧測定装置本体１１に
接続されている。空気室８は第３図に示すように
内部に空気室内ゴム袋１２とそれに接続された空
気室内ゴム管１３を有し、空気室内ゴム管１３は
各々ゴム管接続部１４と連通している。空気室８
の内部寸法は空気室内ゴム袋１２が一定の大きさ
まで膨張可能なように余裕をとつてある。空気室
内ゴム袋１２の大きさは、大人用腕帯内部の空気
袋（図示せず）と小児用腕帯内空気袋６との大き
さの差と同程度の寸法としてある。このように構
成された実施例において小児用腕帯５を被測定者
の腕に巻き加圧を開始すると、腕帯内空気袋６と
同時に空気室内ゴム袋１２も同時に膨張し始め
る。各々の袋内の圧力が血圧を測定するために最
適な値になつた時、加圧を停止し減圧動作を開始
する。この時、腕帯内空気袋６と空気室内ゴム袋
１２の内部の容積は大人用腕帯内空気袋（図示せ
ず）を同圧力まで加圧した場合にほぼ近くなるた
め、自動減圧装置（血圧測定装置本体１１内部に
配設、図示せず）による減圧速度は、第１図に示
す大人用腕帯の減圧特性とほぼ同一となり、血圧
測定が可能になるものである。本考案の一実施例
によれば、空気室８と小児用腕帯５を常に接続し
ておくことにより、血圧測定装置本体１１に接続
する腕帯を交換するだけで、自動減圧装置付の血
圧測定装置でも減圧装置の調節の必要なしに小児
から大人までの血圧測定が正確に行なえる効果を
有する。また空気室８の内部に空気室内ゴム袋１
２を備えているため、外側ケースは単なるケース
でよく、気密性，耐圧性等を考慮する必要がなく
生産性もよい。さらに空気室内ゴム袋１２は一定
の容積まで膨張するようにしておけばよく、折り
曲げたり丸めたりしてもよく空気室８の形状を操
作性のよいものにすることができる。以上述べた
一実施例においは、自動加圧式の血圧測定装置を
使用した場合を述べたが、これに限るものではな
く、ゴム球等により手動で加圧する場合でも同様
な効果が得られる。また空気室８は両端に加減圧
用ゴム管９を接続する構成となつているが、Ｙ字
管等を使用して一ケ所のみ加減圧用ゴム管９を接
続しても同様である。さらに空気室８の位置は加
圧装置または減圧装置と腕帯内空気袋６を連通す
る空気系統の中間ならどこへ接続しても同様な効
果を有する。腕帯からのゴム管が２本出ている場
合でも同様である。また、大人用と小児用の腕帯
の大きさの差が余り大きくなければ、空気室８内
にゴム袋を設けず外形ケースを気密構造とし同様
の構成としても同じ効果を得ることができる。
は本考案の全体構成を示す。本実施例においては
加圧も血圧測定装置本体１１に内蔵されたポンプ
（図示せず）により自動加圧し、加圧，減圧を同
一ゴム管にて行なう場合を示してある。小児用腕
帯５の内部には血流停止用の腕帯内空気袋６とコ
ロトコフ音検出用のマイクロホン７が配設されて
いる。腕帯内空気袋６に接続された加減圧用ゴム
管９およびマイクロホンコード１０は減圧速度調
整用の空気室８を介して血圧測定装置本体１１に
接続されている。空気室８は第３図に示すように
内部に空気室内ゴム袋１２とそれに接続された空
気室内ゴム管１３を有し、空気室内ゴム管１３は
各々ゴム管接続部１４と連通している。空気室８
の内部寸法は空気室内ゴム袋１２が一定の大きさ
まで膨張可能なように余裕をとつてある。空気室
内ゴム袋１２の大きさは、大人用腕帯内部の空気
袋（図示せず）と小児用腕帯内空気袋６との大き
さの差と同程度の寸法としてある。このように構
成された実施例において小児用腕帯５を被測定者
の腕に巻き加圧を開始すると、腕帯内空気袋６と
同時に空気室内ゴム袋１２も同時に膨張し始め
る。各々の袋内の圧力が血圧を測定するために最
適な値になつた時、加圧を停止し減圧動作を開始
する。この時、腕帯内空気袋６と空気室内ゴム袋
１２の内部の容積は大人用腕帯内空気袋（図示せ
ず）を同圧力まで加圧した場合にほぼ近くなるた
め、自動減圧装置（血圧測定装置本体１１内部に
配設、図示せず）による減圧速度は、第１図に示
す大人用腕帯の減圧特性とほぼ同一となり、血圧
測定が可能になるものである。本考案の一実施例
によれば、空気室８と小児用腕帯５を常に接続し
ておくことにより、血圧測定装置本体１１に接続
する腕帯を交換するだけで、自動減圧装置付の血
圧測定装置でも減圧装置の調節の必要なしに小児
から大人までの血圧測定が正確に行なえる効果を
有する。また空気室８の内部に空気室内ゴム袋１
２を備えているため、外側ケースは単なるケース
でよく、気密性，耐圧性等を考慮する必要がなく
生産性もよい。さらに空気室内ゴム袋１２は一定
の容積まで膨張するようにしておけばよく、折り
曲げたり丸めたりしてもよく空気室８の形状を操
作性のよいものにすることができる。以上述べた
一実施例においは、自動加圧式の血圧測定装置を
使用した場合を述べたが、これに限るものではな
く、ゴム球等により手動で加圧する場合でも同様
な効果が得られる。また空気室８は両端に加減圧
用ゴム管９を接続する構成となつているが、Ｙ字
管等を使用して一ケ所のみ加減圧用ゴム管９を接
続しても同様である。さらに空気室８の位置は加
圧装置または減圧装置と腕帯内空気袋６を連通す
る空気系統の中間ならどこへ接続しても同様な効
果を有する。腕帯からのゴム管が２本出ている場
合でも同様である。また、大人用と小児用の腕帯
の大きさの差が余り大きくなければ、空気室８内
にゴム袋を設けず外形ケースを気密構造とし同様
の構成としても同じ効果を得ることができる。
本考案によれば、腕帯の大小にかかわらず減圧
速度を一定に保てるため、自動減圧装置付の非観
血式血圧測定装置でも小児から大人まで正確な血
圧測定を行なえる効果がある。
速度を一定に保てるため、自動減圧装置付の非観
血式血圧測定装置でも小児から大人まで正確な血
圧測定を行なえる効果がある。
第１図は自動減圧装置付の血圧測定装置に大人
用及び小児用腕帯を接続した時の減圧特性図、第
２図は本考案の一実施例の全体構成図、第３図は
空気室の部分断面図である。 １……大人用腕帯の減圧特性、２……小児用腕
帯の減圧特性、５……小児用腕帯、８……空気
室、１２……空気室内ゴム袋。
用及び小児用腕帯を接続した時の減圧特性図、第
２図は本考案の一実施例の全体構成図、第３図は
空気室の部分断面図である。 １……大人用腕帯の減圧特性、２……小児用腕
帯の減圧特性、５……小児用腕帯、８……空気
室、１２……空気室内ゴム袋。
Claims (1)
- 血圧測定時に腕帯内の圧力を自動的に除々に減
圧する装置を有する非観血式血圧測定装置におい
て、血流停止用空気袋の他に腕帯と加圧装置また
は自動減圧装置との中間に、加圧時の大人用腕帯
内空気袋の容積と上記血流停止用空気袋の容積と
の差と同程度の容積を有する空気室を設けた小児
用腕帯を具備したことを特徴とする非観血式血圧
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4456981U JPS6115844Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4456981U JPS6115844Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57157305U JPS57157305U (ja) | 1982-10-02 |
| JPS6115844Y2 true JPS6115844Y2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=29841494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4456981U Expired JPS6115844Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115844Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP4456981U patent/JPS6115844Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57157305U (ja) | 1982-10-02 |
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