JPS61157741A - 吸入空気量検出装置 - Google Patents
吸入空気量検出装置Info
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- JPS61157741A JPS61157741A JP27553084A JP27553084A JPS61157741A JP S61157741 A JPS61157741 A JP S61157741A JP 27553084 A JP27553084 A JP 27553084A JP 27553084 A JP27553084 A JP 27553084A JP S61157741 A JPS61157741 A JP S61157741A
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- JP
- Japan
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- intake air
- intake
- air amount
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検
出装置に関し、特に前記内燃機関が気筒毎の吸気管にス
ロットル弁を備える、いわゆる独立吸気型内燃機関の吸
入空気量を検出する吸入空気量検出装置に関するもので
ある。
出装置に関し、特に前記内燃機関が気筒毎の吸気管にス
ロットル弁を備える、いわゆる独立吸気型内燃機関の吸
入空気量を検出する吸入空気量検出装置に関するもので
ある。
[従来の技術]
従来より内燃機関に最適量の燃料を供給して所望の空燃
比で内燃機関を運転したり、最適点火時期にて燃焼タイ
ミングを制御しているが、通常は多気筒の内燃機関の吸
入空気量は金気筒の平均値として圧力センサを用いて吸
気管負圧を検出した後に算出し、又はエア70メータに
より検出されている。
比で内燃機関を運転したり、最適点火時期にて燃焼タイ
ミングを制御しているが、通常は多気筒の内燃機関の吸
入空気量は金気筒の平均値として圧力センサを用いて吸
気管負圧を検出した後に算出し、又はエア70メータに
より検出されている。
しかし、近年では内燃機関の運転性能をより向上させ、
加速応答性等のレスポンスをより良好とするために内燃
機関の各気筒毎にスロットル弁を設ける、いわゆる独立
気筒型内燃機関が提案されるに至っており、その内燃*
関の制御技術が研究、開発されている。
加速応答性等のレスポンスをより良好とするために内燃
機関の各気筒毎にスロットル弁を設ける、いわゆる独立
気筒型内燃機関が提案されるに至っており、その内燃*
関の制御技術が研究、開発されている。
即ち、独立吸気型内燃l!I関は各気筒毎にスロットル
弁を有するために応答性が良好となることはもちろん、
気筒間の圧力干渉がなくなり一層効率良く内燃機関を運
転することが可能となるのである。その反面、各気筒の
吸入空気量を検出するためには気筒毎にエア70メータ
や圧力センサ等を備える必要があり、構造が1!雑とな
っていた。
弁を有するために応答性が良好となることはもちろん、
気筒間の圧力干渉がなくなり一層効率良く内燃機関を運
転することが可能となるのである。その反面、各気筒の
吸入空気量を検出するためには気筒毎にエア70メータ
や圧力センサ等を備える必要があり、構造が1!雑とな
っていた。
そこで、独立気筒型内燃機関の制御のために吸入空気量
を検出する装置としてはスロットルバルブの上流で各吸
気筒が集合したところにエア70メータを備えるように
した構造の簡単なエア70メータ方式が主流であり、ま
た吸気管圧力を検出する方式のものとしては各気筒に通
じる連通管を新たに設け、平均化された圧力を検出する
ものが提案されている。
を検出する装置としてはスロットルバルブの上流で各吸
気筒が集合したところにエア70メータを備えるように
した構造の簡単なエア70メータ方式が主流であり、ま
た吸気管圧力を検出する方式のものとしては各気筒に通
じる連通管を新たに設け、平均化された圧力を検出する
ものが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点1
しかしながら上記技術も以下のごとき問題点を有してお
り未だに充分なものではなかった。
り未だに充分なものではなかった。
即ち、独立気筒型内燃Ill関の最大の利点として、レ
スポンスの向上が挙げられるのであるが、各吸気管の集
合部にエア70メータを設けるものは該エア70メータ
が吸入空気の抵抗として作用するために上記利点を滅却
するように働くのである。
スポンスの向上が挙げられるのであるが、各吸気管の集
合部にエア70メータを設けるものは該エア70メータ
が吸入空気の抵抗として作用するために上記利点を滅却
するように働くのである。
従って、独立気筒型内燃機関の制御のためにはその吸気
管負圧から吸入空気量を正確に検出することがより好ま
しい技術となるのである。しかし、従来の技術である吸
入空気圧を検出するために各気筒に連通管を設けるもの
は、該連通管を介して気筒間の圧力干渉が新たな問題点
として発生することになり、しかも構造が複雑となるた
めコスト的にも問題があった。
管負圧から吸入空気量を正確に検出することがより好ま
しい技術となるのである。しかし、従来の技術である吸
入空気圧を検出するために各気筒に連通管を設けるもの
は、該連通管を介して気筒間の圧力干渉が新たな問題点
として発生することになり、しかも構造が複雑となるた
めコスト的にも問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
独立気筒型内燃機関においても、その独立気筒型の有す
る特徴を生かしつつ、構造が簡単で、しかも大気圧の影
響までをも加味して正確に内燃機関の吸入空気量を検出
することのできる優れた吸入空気量検出装置を提供する
ことを目的としている。
独立気筒型内燃機関においても、その独立気筒型の有す
る特徴を生かしつつ、構造が簡単で、しかも大気圧の影
響までをも加味して正確に内燃機関の吸入空気量を検出
することのできる優れた吸入空気量検出装置を提供する
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
各気筒の吸気管iごとにスロットル弁Tを有する内燃機
関EGの吸入空気量を検出する吸入空気■検出装置にお
いて、 前記内燃機関EGの気筒数よりも少ない数の気筒につい
ての各スロットル弁T下流側に設けられ、該吸気管■が
吸気を実行しているとき及び吸気を実行していない仁き
のそれぞれに同期して吸気管内圧力を検出する吸気管圧
力検出手段M1と、前記内燃機関EGの回転数を検出す
る回転数検出手段M2と、 前記スロットル弁Tの開度を検出するスロットル同度検
出手段M3と、 −2吸気管圧力検出手段M1の検出結果と前記回転数検
出手段M2の検出結果及び前記スロットル同度検出手段
M3の検出結果から前記内燃機関EGの大気圧補正後の
吸入空気量を算出する吸入空気量算出手段M4と、 を備えることを特徴とする吸入空気量検出装置をその要
旨としている。
関EGの吸入空気量を検出する吸入空気■検出装置にお
いて、 前記内燃機関EGの気筒数よりも少ない数の気筒につい
ての各スロットル弁T下流側に設けられ、該吸気管■が
吸気を実行しているとき及び吸気を実行していない仁き
のそれぞれに同期して吸気管内圧力を検出する吸気管圧
力検出手段M1と、前記内燃機関EGの回転数を検出す
る回転数検出手段M2と、 前記スロットル弁Tの開度を検出するスロットル同度検
出手段M3と、 −2吸気管圧力検出手段M1の検出結果と前記回転数検
出手段M2の検出結果及び前記スロットル同度検出手段
M3の検出結果から前記内燃機関EGの大気圧補正後の
吸入空気量を算出する吸入空気量算出手段M4と、 を備えることを特徴とする吸入空気量検出装置をその要
旨としている。
本発明における吸気管圧力検出手段M1とは、該検出手
段の備えられる気筒が吸入行程にあるとき及び吸入行程
以外のときの少なくとも2回吸気管■の圧力を検出する
。例えば内燃機関EGのりランク角に同期して通常の内
燃機関に備えられる吸気圧センサの出力を検出するよう
に構成すればよい。内燃機関EGが常に一定回転数等の
特殊な条件下では所定時闇毎に吸気圧センサの出力を取
り込む構成としても充分である。
段の備えられる気筒が吸入行程にあるとき及び吸入行程
以外のときの少なくとも2回吸気管■の圧力を検出する
。例えば内燃機関EGのりランク角に同期して通常の内
燃機関に備えられる吸気圧センサの出力を検出するよう
に構成すればよい。内燃機関EGが常に一定回転数等の
特殊な条件下では所定時闇毎に吸気圧センサの出力を取
り込む構成としても充分である。
また、回転数検出手段M2とは前記内燃機関EGの回転
数を検出するものである。これは例えば、従来より内燃
機関EGに備えられるクランク角度検出手段の単位時間
当たりの出力数を算出することにより簡単に構成される
。更に、上記吸気管圧力検出手段M1の検出同期を取る
ための一例で示した所定クランク角もこの回転数検出手
段M2と従来より内燃機111EGに備えられる気筒判
別センサにより簡単に検出されることになる。
数を検出するものである。これは例えば、従来より内燃
機関EGに備えられるクランク角度検出手段の単位時間
当たりの出力数を算出することにより簡単に構成される
。更に、上記吸気管圧力検出手段M1の検出同期を取る
ための一例で示した所定クランク角もこの回転数検出手
段M2と従来より内燃機111EGに備えられる気筒判
別センサにより簡単に検出されることになる。
スロットル同度検出手段M3は、各気筒の吸気管■に備
えられるスロットル弁Tの開度を検出するものである。
えられるスロットル弁Tの開度を検出するものである。
スロットル弁Tが全て独立に制御され、その開度が独立
であれば各スロットル弁T毎の開度を検出し、全スロッ
トル弁Tが連動するものであればその中の1つのスロッ
トル開度のみを検出するものでよい。
であれば各スロットル弁T毎の開度を検出し、全スロッ
トル弁Tが連動するものであればその中の1つのスロッ
トル開度のみを検出するものでよい。
吸入空気量算出手段M4は、上記吸気管圧力検出手段M
1、回転数検出手段M2及びスロットル同度検出手段M
3の検出結果から大気圧補正をした内燃機gIEGの吸
入空気量を算出する。従って例えば上記3つの手段の検
出結果を入力するハード的な演算回路を構成するもの、
あるいは該ハード的な演算回路をマイクロコンピュータ
等の演算装置によってソフト的に構成するもの若しくは
演算速度を高めるためにマツプを予め用意しておき該マ
ツプを検索する構成とする等積々の構成が可能である。
1、回転数検出手段M2及びスロットル同度検出手段M
3の検出結果から大気圧補正をした内燃機gIEGの吸
入空気量を算出する。従って例えば上記3つの手段の検
出結果を入力するハード的な演算回路を構成するもの、
あるいは該ハード的な演算回路をマイクロコンピュータ
等の演算装置によってソフト的に構成するもの若しくは
演算速度を高めるためにマツプを予め用意しておき該マ
ツプを検索する構成とする等積々の構成が可能である。
[作用]
即ち、上記構成の本発明の吸入空気量検出装置とは、独
立吸気型の内燃機関EGに設けられた吸気管圧力検出手
段M1、回転数検出手段M2及びスロットル同度検出手
段M3との検出結果から吸入空気量算出手段M4が大気
圧補正を行った吸入空気量を算出するのである。
立吸気型の内燃機関EGに設けられた吸気管圧力検出手
段M1、回転数検出手段M2及びスロットル同度検出手
段M3との検出結果から吸入空気量算出手段M4が大気
圧補正を行った吸入空気量を算出するのである。
従来より、吸気行程中の吸気管圧力と回転数とから吸入
空気量を算出しており、また吸気行程以外のと、きの吸
気管圧力が大気圧と等しくなることから、そのときの吸
気管圧力を検出して前記算出した吸入空気量を大気圧補
正することが知られている。また、本発明の内燃機関E
Gは独立吸気型の内燃機関であり、吸気管圧力検出手段
M1は一つの気筒のみに設けられているものである。従
って、上記従来の技術によって一つの気筒が吸入行程時
である瞬時の大気圧補正を施した吸入空気量を算出する
ことは可能となる。
空気量を算出しており、また吸気行程以外のと、きの吸
気管圧力が大気圧と等しくなることから、そのときの吸
気管圧力を検出して前記算出した吸入空気量を大気圧補
正することが知られている。また、本発明の内燃機関E
Gは独立吸気型の内燃機関であり、吸気管圧力検出手段
M1は一つの気筒のみに設けられているものである。従
って、上記従来の技術によって一つの気筒が吸入行程時
である瞬時の大気圧補正を施した吸入空気量を算出する
ことは可能となる。
しかし、内燃機関EGの吸入空気量を知ることは内燃機
関EGの燃料噴射員や点火時期等を制御する上で必要で
あり、単に1サイクル内の11間だけ知るのみでは不充
分である。
関EGの燃料噴射員や点火時期等を制御する上で必要で
あり、単に1サイクル内の11間だけ知るのみでは不充
分である。
そこで、本発明の吸入空気量算出手段M4は更にスロッ
トル同度検出手段M3の検出結果をも考慮しているので
ある。スロットルR度及び回転数の変動が既知であれば
、この2つの変動値から内燃機関EGの吸入空気量の変
動値を算出することが可能である。よって、吸入空気量
算出手段M4は瞬時の実測される吸入空気量を基準とし
、該瞬時以外の時点にかかる吸入空気量は、スロットル
同度検出手段M3の検出結果を用いて吸入空気量の増減
を算出することで常時吸入空気量の算出を可能とするの
である。
トル同度検出手段M3の検出結果をも考慮しているので
ある。スロットルR度及び回転数の変動が既知であれば
、この2つの変動値から内燃機関EGの吸入空気量の変
動値を算出することが可能である。よって、吸入空気量
算出手段M4は瞬時の実測される吸入空気量を基準とし
、該瞬時以外の時点にかかる吸入空気量は、スロットル
同度検出手段M3の検出結果を用いて吸入空気量の増減
を算出することで常時吸入空気量の算出を可能とするの
である。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
げて詳述する。
〔実施例1
第2図は、実施例の吸入空気量検出装置がm戟される4
気筒独立吸気型内燃機関の制御システムの概略図である
。
気筒独立吸気型内燃機関の制御システムの概略図である
。
図において、10は4気筒エンジンを示しており、各気
筒の吸気管11には図示しないア”クセルペダルに連動
するスロットル弁12及び図示しないフューエルタンク
に連通し、吸気管に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁1
3が設けられている。
筒の吸気管11には図示しないア”クセルペダルに連動
するスロットル弁12及び図示しないフューエルタンク
に連通し、吸気管に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁1
3が設けられている。
気筒は図面上部より第1気筒、第2気筒、第3気筒、第
4気筒の順に配置されている。また、各気筒毎に備えら
れる点火プラグ14はディストリビュータ15により適
宜高電圧を供給され、点火時期を決定している。16は
スロットル弁12の開度を検出するスロットル開度セン
ナでスロットル弁12の開度に比例したアナログ出力を
出力する。
4気筒の順に配置されている。また、各気筒毎に備えら
れる点火プラグ14はディストリビュータ15により適
宜高電圧を供給され、点火時期を決定している。16は
スロットル弁12の開度を検出するスロットル開度セン
ナでスロットル弁12の開度に比例したアナログ出力を
出力する。
本実施例においては第1気筒の吸気管11のスロットル
弁12下流側に、吸気管負圧を検出する圧力センサから
なる吸気圧センサ17が設けられている。また、18は
内燃機関10の冷却水温を検出する水温センサ、19は
内燃機関10の排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ
、20は吸入空気温を検出する吸気温センサを表わして
いる。
弁12下流側に、吸気管負圧を検出する圧力センサから
なる吸気圧センサ17が設けられている。また、18は
内燃機関10の冷却水温を検出する水温センサ、19は
内燃機関10の排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ
、20は吸入空気温を検出する吸気温センサを表わして
いる。
これらの各種センサ出力や各種機器の作動状態は電子制
御装@30で集中的に処理されている。
御装@30で集中的に処理されている。
電子11JtlO4![30は図示のごとくマイクロコ
ンピュータを中心とする論理演算回路によって構成され
るもので、車載用のバッテリ21からキースイッチ22
を介して電力供給を受けて作動する。31はコンピュー
タの中心部で、各種演算を実行するCPUであり、RO
M32内に格納されている後述する制−プログラムやマ
ツプに応じて処理を行う、、33はデータの一時的記憶
を行うRAMである。34は前記した各種センサ、スロ
ットル開度センサ16、吸気圧センサ17、水温センサ
18、酸素センサ19及び吸気温センサ20からの出力
、及びディストリビュータ15からの気筒判別信号、ク
ランク角の回転角に応じた回転角信号を入力する入力ボ
ートで、A/D変換器や波形整形器等を含み、CPU3
1に必要な情報を適宜出力する。35は出力ボートであ
り、各気筒の燃料噴射弁13に開弁の時期や時間をCP
U31の演算結果に応じて出力し、また点火プラグ14
の点火時期を決する信号をディストリビュータ15に出
力している。これら電子制御装置30の各構成素子間は
データ及びアドレスバス36により接続されている。
ンピュータを中心とする論理演算回路によって構成され
るもので、車載用のバッテリ21からキースイッチ22
を介して電力供給を受けて作動する。31はコンピュー
タの中心部で、各種演算を実行するCPUであり、RO
M32内に格納されている後述する制−プログラムやマ
ツプに応じて処理を行う、、33はデータの一時的記憶
を行うRAMである。34は前記した各種センサ、スロ
ットル開度センサ16、吸気圧センサ17、水温センサ
18、酸素センサ19及び吸気温センサ20からの出力
、及びディストリビュータ15からの気筒判別信号、ク
ランク角の回転角に応じた回転角信号を入力する入力ボ
ートで、A/D変換器や波形整形器等を含み、CPU3
1に必要な情報を適宜出力する。35は出力ボートであ
り、各気筒の燃料噴射弁13に開弁の時期や時間をCP
U31の演算結果に応じて出力し、また点火プラグ14
の点火時期を決する信号をディストリビュータ15に出
力している。これら電子制御装置30の各構成素子間は
データ及びアドレスバス36により接続されている。
第3図(A>、(B)及び第4図はROM32内に格納
されている吸入空気量検出プログラムのフローチャート
を表わしている。
されている吸入空気量検出プログラムのフローチャート
を表わしている。
第3図(A)及び(8)はセンサの出力を取り込むタイ
ミングを決するためのルーチンのフローチャートを表わ
している。
ミングを決するためのルーチンのフローチャートを表わ
している。
(A)図は、内燃機関10のクランク角に同期してCP
U31にて繰り返し実行されるルーチンで吸気圧センサ
17の出力を取込む1サイクル(クランク軸2回転)に
2回のタイミングを管理している。まず、所定のクラン
ク角となり、CPU31が本ルーチンの処理に入るとス
テップ100にて吸気管圧力PSを取込むタイミングで
あるか否かが判断される。PSの取込みタイミングとは
、第5図のタイミングチャート(A)図に示すごとく第
1気筒のTDCを基準としたクランク角度を横軸にとっ
たとき、吸気圧センサ17が第1気筒の吸気工程中の負
圧状況を示す出力を生じているタイミング及び吸気行程
以下で吸気管圧力が大気圧と等しくなっているタイミン
グのことである。従って、第5図(A)のタイミングチ
ャートからも明らかなごとく実線で示している第1気筒
の吸気管負圧が大きく窪む変化を生じている期間(約0
’ GA〜360’ OA)及び一定値を出力し続ける
期l!!(約360°CA〜720eCA)の任意の時
点、本実施例では約160’ OA及び680°OAで
センサの出力PSの取込みが開始されるのである。本ス
テップ100にて内燃機関10のクランク角が約160
’ OA又は680゜OAであると判断されれば次のス
テップ110にて吸気圧センサ17の出力のA/D変換
処理が開始され、吸気圧センサ17の出力を入力ボート
34においてA/D変換し、その値PSAD1 (16
0°OA時のps値−)、PSAD2 (680@OA
時のPS値) (第5図(B)、(C))を一時的にバ
ッファに記憶する等の一連の処理が開始される。また、
クランク角度が約160°OA又は680°CA以外で
あれば上記の如きステップ110の処理が開始されるこ
となく本ルー゛チンを終了して他のルーチンが実行され
る。
U31にて繰り返し実行されるルーチンで吸気圧センサ
17の出力を取込む1サイクル(クランク軸2回転)に
2回のタイミングを管理している。まず、所定のクラン
ク角となり、CPU31が本ルーチンの処理に入るとス
テップ100にて吸気管圧力PSを取込むタイミングで
あるか否かが判断される。PSの取込みタイミングとは
、第5図のタイミングチャート(A)図に示すごとく第
1気筒のTDCを基準としたクランク角度を横軸にとっ
たとき、吸気圧センサ17が第1気筒の吸気工程中の負
圧状況を示す出力を生じているタイミング及び吸気行程
以下で吸気管圧力が大気圧と等しくなっているタイミン
グのことである。従って、第5図(A)のタイミングチ
ャートからも明らかなごとく実線で示している第1気筒
の吸気管負圧が大きく窪む変化を生じている期間(約0
’ GA〜360’ OA)及び一定値を出力し続ける
期l!!(約360°CA〜720eCA)の任意の時
点、本実施例では約160’ OA及び680°OAで
センサの出力PSの取込みが開始されるのである。本ス
テップ100にて内燃機関10のクランク角が約160
’ OA又は680゜OAであると判断されれば次のス
テップ110にて吸気圧センサ17の出力のA/D変換
処理が開始され、吸気圧センサ17の出力を入力ボート
34においてA/D変換し、その値PSAD1 (16
0°OA時のps値−)、PSAD2 (680@OA
時のPS値) (第5図(B)、(C))を一時的にバ
ッファに記憶する等の一連の処理が開始される。また、
クランク角度が約160°OA又は680°CA以外で
あれば上記の如きステップ110の処理が開始されるこ
となく本ルー゛チンを終了して他のルーチンが実行され
る。
第3図(B)は、CPU31にて所定時間を経過する毎
に繰り返し処理されるスロットル開度センサ16の出力
(TA)の取り込み処理のルーチンを表わしている。ま
ず本ルーチンへCPU31の処理が移るとステップ20
0にて前回本ルーチンを処理した後に所定時間(T [
msl )を経過したか否かが判断される。そして、T
[mslを経過していると判断されたときのみステップ
210が処理され、それ以外であれば本ルーチンを終了
する。このステップ210がスロットル開度センサ16
の出力TAをADI!換し、そのtli (TAAD)
を所定アドレスへ格納する一連の処理の開始を制御して
いるのであり、TAADの取り込みが開始される。第5
図(E)がこのスロットル開度センサTAの出力取り込
みのタイミングチャートである。図示のごとく、所定周
期T[msl毎にTAをAD変換した値TAADの取り
込みを実行している。この所定周期T[mslは前記吸
気管負圧のAD変換値PSADが取り込まれる期間より
は小さな値であり、PSADの取り込み頻度よりは高い
頻度でTAADの取り込みがなされている。
に繰り返し処理されるスロットル開度センサ16の出力
(TA)の取り込み処理のルーチンを表わしている。ま
ず本ルーチンへCPU31の処理が移るとステップ20
0にて前回本ルーチンを処理した後に所定時間(T [
msl )を経過したか否かが判断される。そして、T
[mslを経過していると判断されたときのみステップ
210が処理され、それ以外であれば本ルーチンを終了
する。このステップ210がスロットル開度センサ16
の出力TAをADI!換し、そのtli (TAAD)
を所定アドレスへ格納する一連の処理の開始を制御して
いるのであり、TAADの取り込みが開始される。第5
図(E)がこのスロットル開度センサTAの出力取り込
みのタイミングチャートである。図示のごとく、所定周
期T[msl毎にTAをAD変換した値TAADの取り
込みを実行している。この所定周期T[mslは前記吸
気管負圧のAD変換値PSADが取り込まれる期間より
は小さな値であり、PSADの取り込み頻度よりは高い
頻度でTAADの取り込みがなされている。
第4図は本実施例のメインルーチンを表わしており、内
燃機mioの吸入空気量Qを算出する。
燃機mioの吸入空気量Qを算出する。
本ルーチンはCPU31にて所定時間毎に繰り返し実行
されているものである。本ルーチンの処理にCPU31
が入るとまずステップ300にて吸気圧センサ17の出
力PSのA/D変換(前述のステップ110で開始され
た一連の処理)が終了しており、最新のPS値の取込み
がなされているか否かの判断がなされる。本ステップに
て最新のPSのA/D変換が終了していないと判断すれ
ば後述するステップ380へと処理は進み、A/D変換
が終了6でいれば次のステップ310が処理される。ス
テップ310では吸気圧センサ17の出力psのA/D
変換値PSADがCPL131内で算出される。そして
、このA/D変換値PSAD値がクランク角の160°
OA又は680°OAのいずれかに同期して検出したも
のかの判断がなされ(ステップ320)、160’ O
A時ノテータであればステップ330〜ステツプ350
の処理により基準となる吸入空気IQPMCが算出され
、6801CA時のデータであればステップ360、ス
テップ370の処理により後述するQPM、QTAの大
気圧補正係数KPM、KTAの算出がなされる。まずQ
PMCの算出について説明する。ステップ310で算出
されたPSADI[は吸入空気の負圧状況を示す値であ
るとし変数PSADIに設定され(ステップ330)
、その値PSAD1と内燃機関10の回転数NEとから
吸入空気IQPMが算出される(ステップ340)。
されているものである。本ルーチンの処理にCPU31
が入るとまずステップ300にて吸気圧センサ17の出
力PSのA/D変換(前述のステップ110で開始され
た一連の処理)が終了しており、最新のPS値の取込み
がなされているか否かの判断がなされる。本ステップに
て最新のPSのA/D変換が終了していないと判断すれ
ば後述するステップ380へと処理は進み、A/D変換
が終了6でいれば次のステップ310が処理される。ス
テップ310では吸気圧センサ17の出力psのA/D
変換値PSADがCPL131内で算出される。そして
、このA/D変換値PSAD値がクランク角の160°
OA又は680°OAのいずれかに同期して検出したも
のかの判断がなされ(ステップ320)、160’ O
A時ノテータであればステップ330〜ステツプ350
の処理により基準となる吸入空気IQPMCが算出され
、6801CA時のデータであればステップ360、ス
テップ370の処理により後述するQPM、QTAの大
気圧補正係数KPM、KTAの算出がなされる。まずQ
PMCの算出について説明する。ステップ310で算出
されたPSADI[は吸入空気の負圧状況を示す値であ
るとし変数PSADIに設定され(ステップ330)
、その値PSAD1と内燃機関10の回転数NEとから
吸入空気IQPMが算出される(ステップ340)。
この算出は従来の吸入空気量Qの算出と何ら変わるもの
ではなく、CPU31による演算により、又は予めRO
M32内に用意されるマツプの検索により得られる。こ
のようにして得られた吸入空気量QPMは続くステップ
350で大気圧補正係数KPMが乗算され、基準吸入空
気量QPMCが算出されるのである。一方、この基準吸
入空気量QPMCを算出する際に使用された大気圧補正
係数KPM及び後述するスロットル開度TAに基づき算
出される吸入空気増減IQTAの大気圧補正係数KTA
の算出を実行するのがステップ360、ステップ370
である。まずステップ360ではステップ310にて算
出されたPSAD値が変数PSAD2に設定され、続く
ステップ370にて2つの大気圧補正係数KPM、KT
Aが算出されるのである。この2つの大気圧補正係数K
PM。
ではなく、CPU31による演算により、又は予めRO
M32内に用意されるマツプの検索により得られる。こ
のようにして得られた吸入空気量QPMは続くステップ
350で大気圧補正係数KPMが乗算され、基準吸入空
気量QPMCが算出されるのである。一方、この基準吸
入空気量QPMCを算出する際に使用された大気圧補正
係数KPM及び後述するスロットル開度TAに基づき算
出される吸入空気増減IQTAの大気圧補正係数KTA
の算出を実行するのがステップ360、ステップ370
である。まずステップ360ではステップ310にて算
出されたPSAD値が変数PSAD2に設定され、続く
ステップ370にて2つの大気圧補正係数KPM、KT
Aが算出されるのである。この2つの大気圧補正係数K
PM。
KTAもCPU31の演算により、又はROM32内に
用意されるそれぞれのマツプの検索により求められる。
用意されるそれぞれのマツプの検索により求められる。
大気圧力が変化すると同一の吸気管圧力又はスロットル
開度の下でも吸入空気量は変化する。従って、この変化
の程度を予め数に化することによりCPU31の演算に
て、あるいはマツプとして用意することによりその検索
を実行することでこの変化を補正するのである。
開度の下でも吸入空気量は変化する。従って、この変化
の程度を予め数に化することによりCPU31の演算に
て、あるいはマツプとして用意することによりその検索
を実行することでこの変化を補正するのである。
このようにしてQPMC又はKPM、KTAが求められ
ると次いでステップ380が実行される。
ると次いでステップ380が実行される。
ここでは前述のステップ300と同様な処理が実行され
、第3図(B)のステップ210に6けるスロットル開
度TAの取込み処理が終了し、最新のTA値が得られて
いるか否かを判断し、終了していなければ後述するステ
ップ450が実行され、終了しているときのみステップ
390〜ステツプ440の一連の処理が実行される。こ
のステップ390〜ステツプ440の処理が前述のステ
ップ350で算出された基準吸入空気111QPMcの
増域値ΔQTAを算出するための処理を示している。
、第3図(B)のステップ210に6けるスロットル開
度TAの取込み処理が終了し、最新のTA値が得られて
いるか否かを判断し、終了していなければ後述するステ
ップ450が実行され、終了しているときのみステップ
390〜ステツプ440の一連の処理が実行される。こ
のステップ390〜ステツプ440の処理が前述のステ
ップ350で算出された基準吸入空気111QPMcの
増域値ΔQTAを算出するための処理を示している。
まず、ステップ390ではスロットル開度TAのAD変
換値TAADが算出され、CPtJ31の処理に供され
る。そして、この値TAADと内燃機関10の回転数N
Eとからスロットル開度TAから算出される吸入空気量
QTAが算出される(ステップ400)、このQTAの
算出も前述のQPM同様に直接演算する処理にて、又は
マツプの検索にて行われる。続くステップ410では前
記ステップ370で算出された最新の大気圧検出結果(
PSAD2)より得られた補正係数KTAとこのQTA
とが乗痺され、大気圧補正をしたスロットル開度TAよ
り求められる吸入空気量QTACが算出される。次のス
テップ420ではステップ390で算出したTAADが
PSADlのA/D変換を実行する直前のタイミング、
即ちクランク角[160’ OA直前のタイミングのも
のであるか否かを判断する。第5図(B)及び(E)に
示すようにPSADlはクランク角度で720’OA毎
に、TAADは所定の時間T[m’sl毎に算出されて
いるものであり、かつ常にTAADの算出頻度はPSA
Dの算出頻度よりも高く設定されるものである。従って
、PSADlの算出タイミングの極めて逅傍(小さな時
間差内)において必ずTAADの算出が実行されている
のである。そこで本ステップではそのPSADlのタイ
ミングの直前タイミングのTAADによりQTACが算
出されたか否かを判断するのである。そしてこのQTA
CがPSADlの直前タイミングのものであるときのみ
ステップ430が実行され、QTACの値が変数QTA
Bに設定され、それ以外であればステップ440へと進
む。このQTACとQTABとの関係を示したものが第
5図(E)である。
換値TAADが算出され、CPtJ31の処理に供され
る。そして、この値TAADと内燃機関10の回転数N
Eとからスロットル開度TAから算出される吸入空気量
QTAが算出される(ステップ400)、このQTAの
算出も前述のQPM同様に直接演算する処理にて、又は
マツプの検索にて行われる。続くステップ410では前
記ステップ370で算出された最新の大気圧検出結果(
PSAD2)より得られた補正係数KTAとこのQTA
とが乗痺され、大気圧補正をしたスロットル開度TAよ
り求められる吸入空気量QTACが算出される。次のス
テップ420ではステップ390で算出したTAADが
PSADlのA/D変換を実行する直前のタイミング、
即ちクランク角[160’ OA直前のタイミングのも
のであるか否かを判断する。第5図(B)及び(E)に
示すようにPSADlはクランク角度で720’OA毎
に、TAADは所定の時間T[m’sl毎に算出されて
いるものであり、かつ常にTAADの算出頻度はPSA
Dの算出頻度よりも高く設定されるものである。従って
、PSADlの算出タイミングの極めて逅傍(小さな時
間差内)において必ずTAADの算出が実行されている
のである。そこで本ステップではそのPSADlのタイ
ミングの直前タイミングのTAADによりQTACが算
出されたか否かを判断するのである。そしてこのQTA
CがPSADlの直前タイミングのものであるときのみ
ステップ430が実行され、QTACの値が変数QTA
Bに設定され、それ以外であればステップ440へと進
む。このQTACとQTABとの関係を示したものが第
5図(E)である。
ステップ440は、吸入空気量の増減値ΔQTAを算出
するためのステップであり、最も新しいQTACD値及
びQTABの値から次式によってΔQTAを算出する。
するためのステップであり、最も新しいQTACD値及
びQTABの値から次式によってΔQTAを算出する。
ΔQTA−QTAC−QTA8
QTABは前述のようにQPMC算出時の直前に算出さ
れたものであり、このスロットル開度TAの吸入空気量
に及ぼす影響(QTAB)は既にQPMCの値に反映さ
れている。しかし、このQPMC算出時点よりスロット
ル弁12が開閉制御されると当然に吸入空気量や回転数
NEも変化するが、このときの吸入空気量の変化は次の
所定クラ>9角(160’ OA)までは算出すること
ができない。そこで、この吸入空気量の検出不可能な時
間内に内燃機関1oの吸入空気量の情報が必要になると
、その時のスロットル開度TA及び回転数NEから算出
されたQTACとQTABとの差、即ち、QPMC算出
時点から比べてどれだけスロットル開度TAや回転数N
Eの変化に基づく吸入空気量の変化があるかを算出する
のである。
れたものであり、このスロットル開度TAの吸入空気量
に及ぼす影響(QTAB)は既にQPMCの値に反映さ
れている。しかし、このQPMC算出時点よりスロット
ル弁12が開閉制御されると当然に吸入空気量や回転数
NEも変化するが、このときの吸入空気量の変化は次の
所定クラ>9角(160’ OA)までは算出すること
ができない。そこで、この吸入空気量の検出不可能な時
間内に内燃機関1oの吸入空気量の情報が必要になると
、その時のスロットル開度TA及び回転数NEから算出
されたQTACとQTABとの差、即ち、QPMC算出
時点から比べてどれだけスロットル開度TAや回転数N
Eの変化に基づく吸入空気量の変化があるかを算出する
のである。
そしてこの1ll(ΔQTA)をQPMCと加算する(
・ステップ450)ことで内燃機関1oの吸入空気IQ
(第5図(F))を常時算出するのである。
・ステップ450)ことで内燃機関1oの吸入空気IQ
(第5図(F))を常時算出するのである。
第5図(E)の斜線部分がこのスロットル開度TA及び
回転数NEに基づく吸入空気量の補正幅(ΔQTA)を
表わしている。このようにして算出された吸入空気IQ
は次に各種の既存の制御に用いられるのである。例えば
内燃機関10の空燃比を所望の値に保つための燃料噴射
量の算出や、内燃機関10の串カトルクやエミッション
の制御のための点火時期算出等に幅広く用いることがで
きる。
回転数NEに基づく吸入空気量の補正幅(ΔQTA)を
表わしている。このようにして算出された吸入空気IQ
は次に各種の既存の制御に用いられるのである。例えば
内燃機関10の空燃比を所望の値に保つための燃料噴射
量の算出や、内燃機関10の串カトルクやエミッション
の制御のための点火時期算出等に幅広く用いることがで
きる。
第6図は本実施例の吸入空気量検出装置で検出された吸
入空気IQを用いて、内燃機関10の点火時期を決定す
る応用例を示したものである。第6図はその点火時期決
定のためのフローチャートである。
入空気IQを用いて、内燃機関10の点火時期を決定す
る応用例を示したものである。第6図はその点火時期決
定のためのフローチャートである。
第6図の点火進角演算ルーチンとは内燃機関10の制御
を実行するメインルーチンの一部°として又は独立した
ルーチンとして繰り返し実行されるもので、各気筒の点
火時期をどれほどにしたとき、最良の内燃機関作動が確
保できるものかを演算する。
を実行するメインルーチンの一部°として又は独立した
ルーチンとして繰り返し実行されるもので、各気筒の点
火時期をどれほどにしたとき、最良の内燃機関作動が確
保できるものかを演算する。
まずステップ500にて現在点火時期を演算すべき時期
であるか否かを判断する。内燃機関1゜のいずれかの気
筒が点火を必要とする時期に近づいているか否かをクラ
ンク角度等から判断するのである。そして、点火時期演
算時期であると判断されたときのみステップ510〜ス
テツプ530の処理を実行し、それ以外であれば本ルー
チンを終了する。ステップ510では内燃機関10の現
在の回転数NE、吸入空気量Qの検出が実行される。点
火時期を演算するために必要な内燃機T!A10の作動
状況を検出するのである。ここで回転数NEはディスト
リビュータ15からの回転角信号により常時検出可能で
あり、吸入空気IQは前述した実施例の演算結果が用い
られる。従って、本ルーチンの実行の直前に実施例の第
4図に示したルーチンが実行されており、内燃機関10
の吸入空気量Qが求められているのである。次いでステ
ップ520では上記NE、Qの2つの値から公知の図示
しない点火時期算出のためのマツプが検索されて点火時
期が算出される。その後ステップ530でそのマツプ検
索結果がRAM33内に格納され、図示しない点火実行
ルーチンによってそのRAM33内の情報に応じて点火
が行われるのである。
であるか否かを判断する。内燃機関1゜のいずれかの気
筒が点火を必要とする時期に近づいているか否かをクラ
ンク角度等から判断するのである。そして、点火時期演
算時期であると判断されたときのみステップ510〜ス
テツプ530の処理を実行し、それ以外であれば本ルー
チンを終了する。ステップ510では内燃機関10の現
在の回転数NE、吸入空気量Qの検出が実行される。点
火時期を演算するために必要な内燃機T!A10の作動
状況を検出するのである。ここで回転数NEはディスト
リビュータ15からの回転角信号により常時検出可能で
あり、吸入空気IQは前述した実施例の演算結果が用い
られる。従って、本ルーチンの実行の直前に実施例の第
4図に示したルーチンが実行されており、内燃機関10
の吸入空気量Qが求められているのである。次いでステ
ップ520では上記NE、Qの2つの値から公知の図示
しない点火時期算出のためのマツプが検索されて点火時
期が算出される。その後ステップ530でそのマツプ検
索結果がRAM33内に格納され、図示しない点火実行
ルーチンによってそのRAM33内の情報に応じて点火
が行われるのである。
このように、前述の実施例において算出された吸入空気
mQは従来より内燃機関10の制御のパラメータとして
の吸入空気量と何ら変わるものではなく、既存の全ての
制御のパラメータとして広く利用できるのである。
mQは従来より内燃機関10の制御のパラメータとして
の吸入空気量と何ら変わるものではなく、既存の全ての
制御のパラメータとして広く利用できるのである。
[発明の効果]
以上実施例及び応用例を挙げて詳述したように、本発明
の吸入空気量検出装置は、 各気筒の吸気管ごとにスロットル弁を有する内燃機関の
吸入空気量を検出する吸入空気量検出装置において、 前記内燃機関の気筒数よりも少ない数の気筒についての
各スロワ1〜ル弁下流側に設けられ、該吸気管が吸気を
実行しているとき及び吸気を実行していないときのそれ
ぞれに同期して吸気管内圧力を検出する吸気管圧力検出
手段と、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記スロットル弁の開度を検出するスロットル同度検出
手段と、 前記吸気管圧力検出手段の検出結果と前記回転数検出手
段の検出結果及び前記スロットル同度検出手段の検出結
果から前記内燃機関の大気圧補正後の吸入空気量を算出
する吸入空気量算出手段と、を備えることを特徴とする
ものである。
の吸入空気量検出装置は、 各気筒の吸気管ごとにスロットル弁を有する内燃機関の
吸入空気量を検出する吸入空気量検出装置において、 前記内燃機関の気筒数よりも少ない数の気筒についての
各スロワ1〜ル弁下流側に設けられ、該吸気管が吸気を
実行しているとき及び吸気を実行していないときのそれ
ぞれに同期して吸気管内圧力を検出する吸気管圧力検出
手段と、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記スロットル弁の開度を検出するスロットル同度検出
手段と、 前記吸気管圧力検出手段の検出結果と前記回転数検出手
段の検出結果及び前記スロットル同度検出手段の検出結
果から前記内燃機関の大気圧補正後の吸入空気量を算出
する吸入空気量算出手段と、を備えることを特徴とする
ものである。
従って、独立気筒型内燃機関の吸入空気量を簡単な構造
で、低コストの装置であるにも拘らず、大気圧補正まで
も行って常に正確に検出することが可能となるのである
。しかも、その検出にはエア70メータ等の吸入空気の
抵抗となるような装置を一切利用していないため独立気
筒型内燃機関の特性を充分に発揮させることができ、各
気筒間の圧力干渉等もなく極めて優れて吸入空気量検出
装置となるのである。
で、低コストの装置であるにも拘らず、大気圧補正まで
も行って常に正確に検出することが可能となるのである
。しかも、その検出にはエア70メータ等の吸入空気の
抵抗となるような装置を一切利用していないため独立気
筒型内燃機関の特性を充分に発揮させることができ、各
気筒間の圧力干渉等もなく極めて優れて吸入空気量検出
装置となるのである。
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は実施例の概略
構成図、第3図(A)、(B)及び第4図はその制御フ
ローチャート、第5図はそのタイミングチャート、第6
図は実施例で求められた吸入空気量の応用例を示す。 Ml・・・吸気管圧力検出手段 M2・・・回転数検出手段 M3・・・スロットル同度検出手段 M4・・・吸入空気!算出手段 12・・・スロットル弁 16・・・スロットル開度センサ 17・・・吸気圧センサ 14・・・点火プラグ
構成図、第3図(A)、(B)及び第4図はその制御フ
ローチャート、第5図はそのタイミングチャート、第6
図は実施例で求められた吸入空気量の応用例を示す。 Ml・・・吸気管圧力検出手段 M2・・・回転数検出手段 M3・・・スロットル同度検出手段 M4・・・吸入空気!算出手段 12・・・スロットル弁 16・・・スロットル開度センサ 17・・・吸気圧センサ 14・・・点火プラグ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各気筒の吸気管ごとにスロットル弁を有する内燃機
関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出装置において
、 前記内燃機関の気筒数よりも少ない数の気筒についての
各スロットル弁下流側に設けられ、該吸気管が吸気を実
行しているとき及び吸気を実行していないときのそれぞ
れに同期して吸気管内圧力を検出する吸気管圧力検出手
段と、 前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、 前記スロットル弁の開度を検出するスロットル開度検出
手段と、 前記吸気管圧力検出手段の検出結果と前記回転数検出手
段の検出結果及び前記スロットル同度検出手段の検出結
果から前記内燃機関の大気圧補正後の吸入空気量を算出
する吸入空気量算出手段と、を備えることを特徴とする
吸入空気量検出装置。 2 前記吸入空気量算出手段が前記吸気管圧力検出手段
の吸気を実行しているときに同期した検出の結果と前記
回転数検出手段の検出結果とから基準となる吸入空気量
を算出する基準吸入空気量算出部と、 前記スロットル同度検出手段の検出結果と前記回転数検
出手段の検出結果とから吸入空気量の増減値を算出する
吸入空気量増減算出部と、 前記基準吸入空気量算出部の算出結果及び前記吸入空気
量増減算出部の算出結果を前記吸気管圧力検出手段の吸
気を実行していないときに同期した検出の結果に基づい
て補正する大気圧補正部と、該大気圧補正部により補正
された基準吸入空気量と吸入空気量の増減値より前記内
燃機関の吸入空気量を算出する吸入空気量算出部とから
なる特許請求の範囲第1項記載の吸入空気量検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59275530A JPH0742892B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 吸入空気量検出装置 |
US06/802,459 US4644784A (en) | 1984-11-29 | 1985-11-27 | Suction pipe pressure detection apparatus |
DE8585115101T DE3581601D1 (de) | 1984-11-29 | 1985-11-28 | Saugleitungsdruckmessvorrichtung. |
EP85115101A EP0183265B1 (en) | 1984-11-29 | 1985-11-28 | Suction pipe pressure detection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59275530A JPH0742892B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 吸入空気量検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61157741A true JPS61157741A (ja) | 1986-07-17 |
JPH0742892B2 JPH0742892B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17556732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59275530A Expired - Lifetime JPH0742892B2 (ja) | 1984-11-29 | 1984-12-28 | 吸入空気量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742892B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219626A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-23 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
WO2004094798A1 (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-04 | Keihin Corporation | 内燃機関の吸気装置及び制御装置 |
JP2008095642A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Denso Corp | 内燃機関の吸入空気量検出装置 |
CN113027617A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-06-25 | 日立汽车系统(苏州)有限公司 | 发动机扫气控制装置、系统、方法及计算机可读取介质 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5696132A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-04 | Honda Motor Co Ltd | Engine controller |
JPS5934451A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-24 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の負荷判別方法 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59275530A patent/JPH0742892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5696132A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-04 | Honda Motor Co Ltd | Engine controller |
JPS5934451A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-24 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関の負荷判別方法 |
Cited By (6)
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JPH0219626A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-23 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
WO2004094798A1 (ja) * | 2003-04-21 | 2004-11-04 | Keihin Corporation | 内燃機関の吸気装置及び制御装置 |
US7231909B2 (en) | 2003-04-21 | 2007-06-19 | Keihin Corporation | Air intake apparatus and control apparatus for an internal combustion engine |
JP2008095642A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Denso Corp | 内燃機関の吸入空気量検出装置 |
JP4614104B2 (ja) * | 2006-10-16 | 2011-01-19 | 株式会社デンソー | 内燃機関の吸入空気量検出装置 |
CN113027617A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-06-25 | 日立汽车系统(苏州)有限公司 | 发动机扫气控制装置、系统、方法及计算机可读取介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742892B2 (ja) | 1995-05-15 |
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