JPS61148499A - 音声信号帯域圧縮方式 - Google Patents
音声信号帯域圧縮方式Info
- Publication number
- JPS61148499A JPS61148499A JP59269918A JP26991884A JPS61148499A JP S61148499 A JPS61148499 A JP S61148499A JP 59269918 A JP59269918 A JP 59269918A JP 26991884 A JP26991884 A JP 26991884A JP S61148499 A JPS61148499 A JP S61148499A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- audio signal
- band
- samples
- band compression
- audio
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- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、音声メール・サービス等を提供する音声蓄積
装置あるいは音声通信装置等において、音声信号の占有
する帯域すなわち情報量を圧縮して、装置あるいは伝送
路の効率向上を図るための音声信号帯域圧縮方式に関す
るものである。
装置あるいは音声通信装置等において、音声信号の占有
する帯域すなわち情報量を圧縮して、装置あるいは伝送
路の効率向上を図るための音声信号帯域圧縮方式に関す
るものである。
音声蓄積装置あるいは音声通信装置において、音声の情
報量を減らす有効な方法の一つとして、Time Do
main Harmonic Scaling方式(I
EEE Transactions Vol、ASSP
−31+ No、1+ P、258〜272+1983
年2月)がある。この方法は、音声信号の性質、すなわ
ち音声の大部分を占める母音が一定の周期(これをピン
チという)の繰返し波形となっていることを利用し、帯
域圧縮時はピッチ周期およびピッチ波形をほぼ保ちなが
らピッチ繰返し数を減少させて帯域圧縮を行い、帯域伸
長時は逆にピッチ繰返し数を増加させてもとに戻すもの
である。具体的には、例えばピッチ繰返し数を半減させ
て1/2に帯域圧縮する場合、第4図<a>に示すよう
に、音声のピッチを検出して音声波形(原波形)をピッ
チ周期のブロックの集合とみなし、隣接するブロックの
対応する時間位置の音声信号に図示のような重み係数(
ウィンドウ)を各々掛けて相互に加算することにより、
2つのピンチ波形から1つのピッチ波形を生成して帯域
圧縮波形を得る。一方、帯域圧縮された波形をもとに戻
す場合には、第4図(b)に示すような2ピッチ周期の
ブロックおよび重み係数を用いて対応する時間位置の音
声信号を加算することにより、割合として1つのピンチ
波形から2つのピッチ波形を生成して再生波形を得る。
報量を減らす有効な方法の一つとして、Time Do
main Harmonic Scaling方式(I
EEE Transactions Vol、ASSP
−31+ No、1+ P、258〜272+1983
年2月)がある。この方法は、音声信号の性質、すなわ
ち音声の大部分を占める母音が一定の周期(これをピン
チという)の繰返し波形となっていることを利用し、帯
域圧縮時はピッチ周期およびピッチ波形をほぼ保ちなが
らピッチ繰返し数を減少させて帯域圧縮を行い、帯域伸
長時は逆にピッチ繰返し数を増加させてもとに戻すもの
である。具体的には、例えばピッチ繰返し数を半減させ
て1/2に帯域圧縮する場合、第4図<a>に示すよう
に、音声のピッチを検出して音声波形(原波形)をピッ
チ周期のブロックの集合とみなし、隣接するブロックの
対応する時間位置の音声信号に図示のような重み係数(
ウィンドウ)を各々掛けて相互に加算することにより、
2つのピンチ波形から1つのピッチ波形を生成して帯域
圧縮波形を得る。一方、帯域圧縮された波形をもとに戻
す場合には、第4図(b)に示すような2ピッチ周期の
ブロックおよび重み係数を用いて対応する時間位置の音
声信号を加算することにより、割合として1つのピンチ
波形から2つのピッチ波形を生成して再生波形を得る。
この方式を、例えば音声蓄積装置に通用した場合の帯域
圧縮/伸長回路は第5図に示すような構成となる。すな
わち帯域圧縮回路31の入力端子32に加えられたパル
ス変調された音声信号は、ピッチ検出回路33によって
ピッチ検出が行われるとともに、検出結果が出力される
までの間バッファ・メモリ回路34に格納される。演算
回路35は、ピッチ検出結果に基づき、バッファ・メモ
リ回路34から音声信号を取出し、第4図(a)におい
て説明した演算処理を行って、その結果得られる帯域圧
縮された音声信号を磁気ディスク装置36に出力し、磁
気ディスク装置36はその音声信号を蓄積する。一方再
生時も、磁気ディスク装置36から取出され帯域伸長回
路37に入力される音声信号に対し、ピンチ検出回路3
8.バッファ・メモリ回路39は帯域圧縮回路31にお
けると同様な動作を行い、演算回路40はピッチ検出結
果に基づいてバッファ・メモリ回路39から音声信号を
取出し、第4図(b)において説明した演算処理を行っ
て、その結果得られる帯域伸長された音声信号を出力端
子41に出力する。
圧縮/伸長回路は第5図に示すような構成となる。すな
わち帯域圧縮回路31の入力端子32に加えられたパル
ス変調された音声信号は、ピッチ検出回路33によって
ピッチ検出が行われるとともに、検出結果が出力される
までの間バッファ・メモリ回路34に格納される。演算
回路35は、ピッチ検出結果に基づき、バッファ・メモ
リ回路34から音声信号を取出し、第4図(a)におい
て説明した演算処理を行って、その結果得られる帯域圧
縮された音声信号を磁気ディスク装置36に出力し、磁
気ディスク装置36はその音声信号を蓄積する。一方再
生時も、磁気ディスク装置36から取出され帯域伸長回
路37に入力される音声信号に対し、ピンチ検出回路3
8.バッファ・メモリ回路39は帯域圧縮回路31にお
けると同様な動作を行い、演算回路40はピッチ検出結
果に基づいてバッファ・メモリ回路39から音声信号を
取出し、第4図(b)において説明した演算処理を行っ
て、その結果得られる帯域伸長された音声信号を出力端
子41に出力する。
このように従来方式を実施する帯域圧縮/伸長回路にお
いては、第5図に示したようにピッチ検出回路33.3
8が必須の構成要素となる。ピッチ検出回路としては、
音声信号の自己相関を計算する等、種々の方式を用いた
ものが考えられるが、いずれもかなり複雑な回路となる
。また、ピッチ検出回路33.38において、音声信号
が入力されてからピンチ検出結果が出力されるまでには
音声信号の数ピッチ分に相当する時間が必要であり、l
Qmsec〜30m5ec程度の遅延が避けられない。
いては、第5図に示したようにピッチ検出回路33.3
8が必須の構成要素となる。ピッチ検出回路としては、
音声信号の自己相関を計算する等、種々の方式を用いた
ものが考えられるが、いずれもかなり複雑な回路となる
。また、ピッチ検出回路33.38において、音声信号
が入力されてからピンチ検出結果が出力されるまでには
音声信号の数ピッチ分に相当する時間が必要であり、l
Qmsec〜30m5ec程度の遅延が避けられない。
音声通信装置の場合には、この遅延は大きな問題となる
・また、バッファ・メモリ回路34.39は、この遅延
に相当する容量を持たなければならず、したがって規模
が増大せざるを得ない。演算回路35.40も、第4図
(a)、 (b)において説明した複雑な演算処理を
実施しなければならない。さらに、第4図(a)、
(b)において説明した処理は、母音部については有効
であるが、子音部については波形に周期性がなく、音質
劣化を生じることとなる。また、雑音等によりピッチ検
出を誤った場合には、音の高さが上がる等、人間にとっ
て知覚しやすい歪を生じることになる。
・また、バッファ・メモリ回路34.39は、この遅延
に相当する容量を持たなければならず、したがって規模
が増大せざるを得ない。演算回路35.40も、第4図
(a)、 (b)において説明した複雑な演算処理を
実施しなければならない。さらに、第4図(a)、
(b)において説明した処理は、母音部については有効
であるが、子音部については波形に周期性がなく、音質
劣化を生じることとなる。また、雑音等によりピッチ検
出を誤った場合には、音の高さが上がる等、人間にとっ
て知覚しやすい歪を生じることになる。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除去し、極めて
簡単な回路構成により、音質劣化および遅延が少なく効
率の良い音声信号帯域圧縮方式を提供することにある。
簡単な回路構成により、音質劣化および遅延が少なく効
率の良い音声信号帯域圧縮方式を提供することにある。
本発明の音声信号帯域圧縮方式は、パルス変調された音
声信号の隣接する2サンプルずつを1組にして各組のサ
ンプルの値の平均値を順次計算し、これら平均値をサン
プルとして相連続して出力することにより音声信号の帯
域を1/2に圧縮し、前記帯域圧縮された音声信号の相
連続する2サンプルごとに両サンプルの値を3:1およ
び1:3の重みづけを行って平均した2つの加重平均値
を順次計算し、これら加重平均値をサンプルとして相連
続して出力することにより音声信号の帯域を2倍に伸長
してもとの音声信号に戻すことを特徴としている。
声信号の隣接する2サンプルずつを1組にして各組のサ
ンプルの値の平均値を順次計算し、これら平均値をサン
プルとして相連続して出力することにより音声信号の帯
域を1/2に圧縮し、前記帯域圧縮された音声信号の相
連続する2サンプルごとに両サンプルの値を3:1およ
び1:3の重みづけを行って平均した2つの加重平均値
を順次計算し、これら加重平均値をサンプルとして相連
続して出力することにより音声信号の帯域を2倍に伸長
してもとの音声信号に戻すことを特徴としている。
本発明は、従来方式におけるピッチ検出を省略し、言わ
ばピッチ周期を1サンプル区間として同様の演算処理を
行うものである。すわち帯域圧縮時は、パルス変調され
た音声信号の連続する2サンプルずつを1組として、両
サンプルの値に各々第2図(a)に示すような重み係数
(ウィンドウ関数)1/2を掛けて加算し出力する。な
お、第2図(a)にはサンプル点の時間位置と重み係数
とを0印で示している。重み係数はともに1/2である
から、これはすなわち両サンプルの値の平均値の音声信
号を出力することに相当する。このようにして帯域を1
/2に圧縮した音声信号を得る。
ばピッチ周期を1サンプル区間として同様の演算処理を
行うものである。すわち帯域圧縮時は、パルス変調され
た音声信号の連続する2サンプルずつを1組として、両
サンプルの値に各々第2図(a)に示すような重み係数
(ウィンドウ関数)1/2を掛けて加算し出力する。な
お、第2図(a)にはサンプル点の時間位置と重み係数
とを0印で示している。重み係数はともに1/2である
から、これはすなわち両サンプルの値の平均値の音声信
号を出力することに相当する。このようにして帯域を1
/2に圧縮した音声信号を得る。
一方、上記のようにして帯域圧縮された音声信号をもと
に戻すときは、2サンプル区間の長さを有するブロック
を第2図(b)に示すように設定し、隣接するブロック
中の2つのサンプルの値に各々同図に示す重み係数1/
4.3/4を掛けて、対応する時間位置の音声信号を加
算する。なお、第2図(b)においては第2図(a)と
同様にサンプル点の時間位置と重み係数とをΦ印で示し
ている。第2図(b)において■、■、■で示したサン
プル点の時間位置の音声信号のレベルを各々χ1.χ2
.χ3とすると なる関係を満たす音声信号v、 、 y2を出力する
。
に戻すときは、2サンプル区間の長さを有するブロック
を第2図(b)に示すように設定し、隣接するブロック
中の2つのサンプルの値に各々同図に示す重み係数1/
4.3/4を掛けて、対応する時間位置の音声信号を加
算する。なお、第2図(b)においては第2図(a)と
同様にサンプル点の時間位置と重み係数とをΦ印で示し
ている。第2図(b)において■、■、■で示したサン
プル点の時間位置の音声信号のレベルを各々χ1.χ2
.χ3とすると なる関係を満たす音声信号v、 、 y2を出力する
。
■で示したサンプル点の時間位置の次の時間位置にある
音声信号をχ4とすると、上記vl、y2に続いて出力
すべき音声信号は なる関係を満たす音声信号となる。
音声信号をχ4とすると、上記vl、y2に続いて出力
すべき音声信号は なる関係を満たす音声信号となる。
(2)、 (3)式によれば、音声信号ソ2.v3は音
声信号χ2.χ3を各々3:1および1:3の重みづけ
を行って平均化したものである。すなわち帯域伸長時は
、相連続する2サンプルごとに、両サンプルの値に上述
の加重平均を行った値を相連続して出力する。帯域圧縮
の場合と異なり、連続する2サンプルとしては1サンプ
ルずつずらしたすべての組合せを対象としており、した
がって割合として1サンプルから2サンプルの音声信号
が生成され2倍の帯域伸長が実現できる。
声信号χ2.χ3を各々3:1および1:3の重みづけ
を行って平均化したものである。すなわち帯域伸長時は
、相連続する2サンプルごとに、両サンプルの値に上述
の加重平均を行った値を相連続して出力する。帯域圧縮
の場合と異なり、連続する2サンプルとしては1サンプ
ルずつずらしたすべての組合せを対象としており、した
がって割合として1サンプルから2サンプルの音声信号
が生成され2倍の帯域伸長が実現できる。
第3図は、本方式の原理を音声波形を用いて示したもの
である。第3図(a)は帯域圧縮時の処理を示しており
パルス変調された音声信号のサンプルの値(0印で示す
)に対し、それらサンプルの値を2つずつ平均した平均
値(・印で示す)をサンプルとする帯域圧縮された音声
信号が形成される状態を示している。第3図(b)は、
帯域伸長時の処理を示しており、帯域圧縮された音声信
号の2サンプルごとに3:1.1:3の加重平均を行っ
た加重平均値(0印で示す)をサンプルとする帯域伸長
された音声信号が形成される状態を示している。明らか
なようにO印のサンプルは、音声波形上で・印のサンプ
ルを1:3.3=1に内分する点に他ならない。
である。第3図(a)は帯域圧縮時の処理を示しており
パルス変調された音声信号のサンプルの値(0印で示す
)に対し、それらサンプルの値を2つずつ平均した平均
値(・印で示す)をサンプルとする帯域圧縮された音声
信号が形成される状態を示している。第3図(b)は、
帯域伸長時の処理を示しており、帯域圧縮された音声信
号の2サンプルごとに3:1.1:3の加重平均を行っ
た加重平均値(0印で示す)をサンプルとする帯域伸長
された音声信号が形成される状態を示している。明らか
なようにO印のサンプルは、音声波形上で・印のサンプ
ルを1:3.3=1に内分する点に他ならない。
第3図(a)、(b)かられかるように、本方式は音声
波形に対し一種の間引きと内挿を行う方式とみなすこと
もできる。ただし、第3図(c)に示すように、サンプ
ルを1つおきに間引き、サンプルを1:1に内分すると
いうような単純な間引きと内挿を行う方式(0印は間引
かれた音声信号を、0印は内挿された音声信号を示す)
に比べて、滑らかな波形を再生することができるので、
高い周波数領域に属する雑音成分が少なくなり、聴感上
劣化の少ない再生音声を得ることが可能である。
波形に対し一種の間引きと内挿を行う方式とみなすこと
もできる。ただし、第3図(c)に示すように、サンプ
ルを1つおきに間引き、サンプルを1:1に内分すると
いうような単純な間引きと内挿を行う方式(0印は間引
かれた音声信号を、0印は内挿された音声信号を示す)
に比べて、滑らかな波形を再生することができるので、
高い周波数領域に属する雑音成分が少なくなり、聴感上
劣化の少ない再生音声を得ることが可能である。
合の音声帯域圧縮/伸長回路の構成を示す図である。こ
の音声帯域圧縮/伸長回路に基づいて本発明の一実施例
を説明する。
の音声帯域圧縮/伸長回路に基づいて本発明の一実施例
を説明する。
第1図において、帯域圧縮回路10の入力端子11に、
例えばPCM符号化された音声信号が入力されるものと
する。PCM符号化音声信号の連続するサンプルは、電
子的な切換スイッチ12によりレジスタ13.14に交
互に入力され、保持される。演算回路15は、レジスタ
13.14の双方に新しいサンプルが入力されるごとに
、これらサンプルの値の平均値を計算し、その平均値を
サンプルとして有する帯域圧縮された音声信号を磁気デ
ィスク装置16に相連続して出力し、磁気ディスク装置
16は帯域圧縮された音声信号を蓄積する。
例えばPCM符号化された音声信号が入力されるものと
する。PCM符号化音声信号の連続するサンプルは、電
子的な切換スイッチ12によりレジスタ13.14に交
互に入力され、保持される。演算回路15は、レジスタ
13.14の双方に新しいサンプルが入力されるごとに
、これらサンプルの値の平均値を計算し、その平均値を
サンプルとして有する帯域圧縮された音声信号を磁気デ
ィスク装置16に相連続して出力し、磁気ディスク装置
16は帯域圧縮された音声信号を蓄積する。
一方、再生時は、磁気ディスク装置16から帯域伸長回
路17に取出された音声信号の連続するサンプルはレジ
スタ18に順次入力される。レジスタ19には、レジス
タ18に新しいサンプルが入力されるごとにその前にレ
ジスタ18に記憶されていたサンプルが移される。演算
回路20は、レジスタ18に新しいサンプルが入力され
るごとにレジスタ18.19の値に1:3,3:1の重
みづけを行った平均値を順次計算し、その加重平均値を
サンプルとして有する帯域伸長された音声信号を相連続
して出力端子21に出力する。
路17に取出された音声信号の連続するサンプルはレジ
スタ18に順次入力される。レジスタ19には、レジス
タ18に新しいサンプルが入力されるごとにその前にレ
ジスタ18に記憶されていたサンプルが移される。演算
回路20は、レジスタ18に新しいサンプルが入力され
るごとにレジスタ18.19の値に1:3,3:1の重
みづけを行った平均値を順次計算し、その加重平均値を
サンプルとして有する帯域伸長された音声信号を相連続
して出力端子21に出力する。
以上の説明から明らかなように、音声信号の帯域圧縮/
伸長を容易に実現することができる。なお、以上の実施
例では音声蓄積装置を例としているため、音声信号はP
CM符号化されることを前提としていたが、本発明はP
AM方式等、パルス変調方式一般についても適用可能で
あることは勿論である。
伸長を容易に実現することができる。なお、以上の実施
例では音声蓄積装置を例としているため、音声信号はP
CM符号化されることを前提としていたが、本発明はP
AM方式等、パルス変調方式一般についても適用可能で
あることは勿論である。
本発明によれば、ピッチ検出は行われないのでピッチ検
出までの待合せが不要となる結果、これによる遅延を避
けることができる。また、演算のため記憶する音声信号
の量は2サンプル分だけでよく、従来方式に比べて極め
て少ないので、その分だけ帯域圧縮/伸長による遅延が
著しく短縮される。さらに、演算回路における演算内容
も従来方式に比べて簡単化されている。また、本発明に
おいては、ピッチ周期に関わる処理を行っていないため
、子音部での特性劣化は比較的少なく、ピッチ検出誤り
による人間にとって知覚しやすい歪の発生も少ない。さ
らに、第3図において説明したように、高い周波数領域
の雑音成分が少ないため、聴感上劣化の少ない再生音声
が得られる。
出までの待合せが不要となる結果、これによる遅延を避
けることができる。また、演算のため記憶する音声信号
の量は2サンプル分だけでよく、従来方式に比べて極め
て少ないので、その分だけ帯域圧縮/伸長による遅延が
著しく短縮される。さらに、演算回路における演算内容
も従来方式に比べて簡単化されている。また、本発明に
おいては、ピッチ周期に関わる処理を行っていないため
、子音部での特性劣化は比較的少なく、ピッチ検出誤り
による人間にとって知覚しやすい歪の発生も少ない。さ
らに、第3図において説明したように、高い周波数領域
の雑音成分が少ないため、聴感上劣化の少ない再生音声
が得られる。
したがって本発明によれば、極めて単純な回路構成によ
り、効率よくかつ音質劣化の少ない音声信号の帯域圧縮
を行うことがき、その結果は著しいものである。
り、効率よくかつ音質劣化の少ない音声信号の帯域圧縮
を行うことがき、その結果は著しいものである。
第1図1よ、本発明の詳細な説明するための音声帯域圧
縮/伸長回路のブロック図、 第2図および第3図は、本発明の原理を示す説明図、 第4図は、従来方式の原理を示す説明図、第5図は、従
来方式を音声蓄積装置に適用した場合の音声帯域圧縮/
伸長回路のブロック図である。 10・・・・・帯域圧縮回路 13.14,18.19・・レジスタ 15.20・・演算回路 16・・・・・磁気ディスク 第2図 (久) j龜ナイ眉、老((クインドり) (′b) 第3図
縮/伸長回路のブロック図、 第2図および第3図は、本発明の原理を示す説明図、 第4図は、従来方式の原理を示す説明図、第5図は、従
来方式を音声蓄積装置に適用した場合の音声帯域圧縮/
伸長回路のブロック図である。 10・・・・・帯域圧縮回路 13.14,18.19・・レジスタ 15.20・・演算回路 16・・・・・磁気ディスク 第2図 (久) j龜ナイ眉、老((クインドり) (′b) 第3図
Claims (1)
- (1)パルス変調された音声信号の隣接する2サンプル
ずつを1組にして各組のサンプルの値の平均値を順次計
算し、これら平均値をサンプルとして相連続して出力す
ることにより音声信号の帯域を1/2に圧縮し、前記帯
域圧縮された音声信号の相連続する2サンプルごとに両
サンプルの値を3:1および1:3の重みづけを行って
平均した2つの加重平均値を順次計算し、これら加重平
均値をサンプルとして相連続して出力することにより音
声信号の帯域を2倍に伸長してもとの音声信号に戻すこ
とを特徴とする音声信号帯域圧縮方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269918A JPS61148499A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 音声信号帯域圧縮方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59269918A JPS61148499A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 音声信号帯域圧縮方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148499A true JPS61148499A (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=17479026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59269918A Pending JPS61148499A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 音声信号帯域圧縮方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148499A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102832148A (zh) * | 2011-06-13 | 2012-12-19 | 株式会社村田制作所 | 接合装置及接合方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59201099A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | シャープ株式会社 | 音程変換方式 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP59269918A patent/JPS61148499A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59201099A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | シャープ株式会社 | 音程変換方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102832148A (zh) * | 2011-06-13 | 2012-12-19 | 株式会社村田制作所 | 接合装置及接合方法 |
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