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JPS61148260A - ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物

Info

Publication number
JPS61148260A
JPS61148260A JP26851584A JP26851584A JPS61148260A JP S61148260 A JPS61148260 A JP S61148260A JP 26851584 A JP26851584 A JP 26851584A JP 26851584 A JP26851584 A JP 26851584A JP S61148260 A JPS61148260 A JP S61148260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
carbon atoms
parts
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26851584A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Yoneya
米屋 起一
Kenjiro Horiuchi
堀内 健次郎
Shunei Inoue
井上 俊英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP26851584A priority Critical patent/JPS61148260A/ja
Publication of JPS61148260A publication Critical patent/JPS61148260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は耐衝撃性を始めとする機械特性が優れ、かつ成
形品外観の良好なポリエステル樹脂組成物に関するもの
である。
〈従来の技術〉 ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ートなどに代表される芳香族ポリエステルは、その優れ
た緒特性を利用して機械機構部品、電気部品、自動車部
品などに用いられている。しかしながら、芳香族ポリエ
ステルは耐衝撃性が低いため従来、各種の改良方法が提
業されてきた。なかでも特開昭55−21430号公報
などに示されるエチレンと炭素数3以−1−のα−オレ
フィンからなる共重合体に対してα、β−不飽和カルボ
ン酸誘導体をグラフトさせて得た変性エチレン系共重合
体をブレンドする方法は比較的優れてはいる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしこれらの方法においては、耐衝撃性はいくぶん改
良されるものの依然として自動車バンパーなど耐衝撃性
の要求が厳しい用途に用いるには不十分であり、しかも
成形品外観が不良となるため外装材料として使用するに
は問題があった。
〈問題点を解決するだめの手段および作用〉そこで本発
明者らは、芳香族ポリエステルの上記問題を解決すべく
鋭意検it Lだ結果、芳香族ポリエステルに対して特
定の変性エチレン系共重合体と共にさらに特定のアミド
化合物を含有せしめることにより、耐衝撃性が相乗的に
向−1ニし、しかも成形品外観をも著しく改善できるこ
とを見い出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は、芳香族ポリエステル100重置部
に対して、■結晶化度60%以下、メルトインデックス
が0.05〜100の範囲にあるエチレンと炭素数3以
−にのα−オレフィンからなる未変性エチレン系共重合
体に対し、0.01〜10重里%の不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体をグラフト反応させて得た変性エチレン
系共重合体1−100重皿部および(ハ)下記一般式(
1)〜■で表わされるアミド化合物の少なくとも1. 
iffを0.001〜10重量部含有せしめたことを特
徴とするポリエステル樹脂組成物を提供するものである
i<2−C−N−Rl−N−C−R3(1)11 1 
  1  II Of(N  O R7−C−N−R8(HD Of( (ただし式中のR1およびR4は炭素数1〜3゜の2価
の炭化水素基をR2、R3、R5およびR6は炭素数1
〜30の1価の炭化水素基を、R7は炭素数10〜4o
の1価の炭化水素を、R8は水素原子または炭素数1〜
2oの炭化水素を各々、示す。) 本発明で用いる芳香族ポリエステルとは芳香環を重合体
の連鎖単位に有するポリエステル’tl’、通常芳香族
ジカルボン酸(あるいは、そのエステル形成性誘導体)
とジオール(あるいはそのエステル形成性誘導体)とを
主成分とする縮合反応により得られる重合体ないしは共
重合体である。
ここでいう芳香族ジカルボン酸としては通常テレフタル
ぽ、イソフタル酸、オルトフタ/14e、115−ナフ
タレンジカルボン酸、2.5−ナフタレンジカルボン酸
、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4.4’−ビフェ
ニルジヵルボン酸、3.3’−ビフェニルジカルボン酸
、4、4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4.4
′−ジフェニルメタンジカルボン酸、4,4′−ジフエ
ニルスルホンジカルボン酸、4.4’−ジフェニルイソ
プロピリデンジカルボン酸、1、2−ビス(フェノキシ
)エタン−4,4′−ジカルボン酸、2.5−アントラ
センジカルボン酸、2.6−アントラセンジカルボン酸
、4.4’−p−ターフェニレンジカルボン酸、2.5
−ピリジンジカルボン酸などであり、テレフタール酸が
好ましく使用できる。
これらの芳香族ジカルボン酸は二種以上を混合して使用
してもよい。なお少量であれば、これらの芳香族ジカル
ボン酸とともにアジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸
、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シクロ
ヘキサンジカルボン酸なとの脂環族ジカルボン酸を一種
以上混合使用することができる。
また、ジオール成分としては、通常エチレングリコール
、グロピレングリコール、フチレンゲリコール、ヘキシ
レンクリコール、ネオペンチルグリコール、2−メチル
−1,3−プロパンジオール、ジエチレンクリコール、
トリエチレングリコールなどの脂肪族ジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族ジオールな
ど、およびそれらの混合物などが好ましく挙げられる。
なお、少里であれば、分子N 40 o〜6,000の
長鎖ジオール、すなわちポリエチレングリコール、ポリ
ーi、3−プロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコールなどを一種以−ヒ共重合せしめてもよい。
具体的な好ましい芳香族ポリエステルとしてはポリエチ
レンテレフタレート、ボリプ11ピレンテレフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキンレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナ
フタレート、ポリエチレン−1,2−ビス(フェノキシ
)エタン−4,4′−ジカルボキシレートなとのほか、
ポリエチレンイソフタレート/テレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート/イソフタレート、ポリブチレン
テレフタレート/デカンジカルボキシレートなどのよう
な共重合ポリエステルが挙げられる。これらのうち機械
的性質、成形性などのバランスのとれたポリブチレンテ
レフタレートが特に好ましく使用できる。
本発明において便用する芳香族ポリエステ# 14 o
、 5%の0−クロルフェノール溶液ヲ25℃で測定し
た相対粘度が1.15〜20、特に1.3〜1.85の
ものが好ましい。
次に本発明において使用する変性エチレン系共重合体と
は結晶化度60%以下、メルトインデックスが0,05
〜■OOの範囲にあるエチレンと炭素数3以上のα−オ
レフィンからなる未変性エチレン系共重合体に対し、0
.01〜10重量%の不飽和カルボン酸またはその誘導
体をグラフト反応させて得たものである。
未変性エチレン系共重合体における炭素数3以上のα−
オレフィンとは、好ましくはブロビレン、ブテン−1,
ぺ/テンー113−メチルペンテン−11オクタセン−
1などでアリ、プロピレンおよびブテン−1がさらに好
ましく、これらは2種以上併用して使用できる。また、
未変性エチレン系共重合体においては、さらに非共役ジ
エンが共重合されていてもよい。
これらの非共役ジエンとは、好ましくは5−メチリテン
−2−ノルボーネン、5−エチリデン−2−ノルボーネ
ン、5−ビニル−2−ノルボーネン、5−プロペニル−
2−7にボーネン、5−イソプロイニル−2−ノルポー
ネ7.5−クロチル−2−ノルボーネン、5−(A−メ
チル−2−ブテニル)−2−ノルボーネン、5−(A−
エチル−2−ブテニル)−2−ノルボーネン、5−メタ
クリルノルボーネン、5−メチル−5−ビニルノルボー
ネンなどのノルボーネン化合物、ジシクロペンタジェン
、メチルテトラヒドロインデン、4、7.8.9−テト
ラヒドロインデン、l、5−シクロオクタジエン、■、
4−へキザジエン、イソプレン、6−メチル−1,5−
ヘプタジエン、II−エチル−1,11−1リゾカシエ
ンなどであり、好ましくは5−メチリデン−2−ノルボ
ーネン、5−エチリデン−2−ノルボーネン、ジシクロ
ペンタジェン、■、4−ヘキサジエンなどが使用できる
非共役ジエンを含有しない場合、エチル/と炭素数3以
上のα−オレフィンの共重合比は40/60〜99/l
(モル比)、好ましくは70/30〜9515(モル比
)である。
非共役ジエンな含有するエチレン系共重合体における炭
素数3以上のa−オレフィンの共■含量は5〜80モル
%、好tしくハ20〜60モル%であり、非共役ジエン
の共重合量は0.1〜20モル%、好ましくは0.5〜
10モル%である。
また、未変性エチレン系共重合体の結晶化度は60%以
下、より好ましくは35%以下の範囲であることが重要
である。60%よりも結晶止置が高いと芳香族ポリエス
テルの耐衝撃性の改良効果が小さい。さらに未変性エチ
レン系共重合体のメルトインデックスは0.05〜10
0、より好ましくは05〜30の範囲であり、この範囲
外の場合にはやはり芳香族ポリエステルの耐衝撃性の改
良効果が小さい。ここにおいて結晶化度はジャー−1−
ル・オブ・ポリマー・サイエンス第18巻(1955年
)17〜26頁の記載に従いX線法で測定した値である
。また、メルトインデックスはAST+可 D−123
8−65T (測定温度190℃)に従って測定した値
である。
未変性エチレン系共重合体の具体例としては、エチレン
/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン−1共重合体
、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジェン共重合
体、エチレン/プロピレン15−エチリデン−2−ノル
ボーネン共重合体などが好ましく挙げられ、中でも非共
役ジエンな含有しないエチレン/プロピレン共重合体お
よびエチレン/ブテン−1共重合体が耐熱性がよく、よ
り好ましく使用できる。
前記の未変性エチレン系共■合体にグラフト反応させて
変性エチレン系共重合体を得る不飽和カルボン酸として
は、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル
酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタ:+ン酸
、シトラコン酸、ブテンジカルボン酸などである。また
、それらの誘導体としてはアルキルエステル、グリ7ジ
ルエステル、酸無水物またはイミドなどが挙げられ、こ
れらの中で、グリ7ジルエステル、酸無水物、イミドが
好ましい。
不飽和カルボン酸またはその誘導体の好ましい具体例と
しては、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸グリシジル
、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリンジル、
イタコン酸ジグリシジルエステル、シトラコン酸ジグリ
ンジルエステル、プテンジ力ルポノ酸ジグリ   1ン
ジルエステル、ブテンジカルボン酸モノグリンジルエス
テル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコ
ン酸、マレイン酸イミド、イタコン酸イミド、シトラコ
ン酸イミドなとであり、特に、メタクリル酸グリシジル
、無水マレイン酸、無水イタコン酸、マレイン酸イミド
が好ましく使用できる。これらの不飽和エポキシ単量体
は2種以上を併用してもよい。
不飽和エポキシ単量体のグラフト反応量は、0.01−
10重量%、好ましくは0.05〜5重量%であること
が必要である。不飽和エポキシ単量体のグラフト反応量
が0,01重量%未満の場合には耐衝撃性の改善が十分
でなく、10重屋形を越えた場合には、芳香族ポリエス
テルの耐熱性が損なわれるなどいずれの場合も好ましく
ない。なおここでいうグラフト反応とは、不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体が未変性エチレン系共重合体と化
学的に結合することを意味する。
変性エチレン系共重合体の製造は、通常の 12一 方法、例えば、結晶化度60%以下、メルトインデック
ス0.05〜100の未変性エチレン系共重合体に不飽
和カルボン酸またはその誘導体を添加して、150〜3
00℃で溶融混練することによって容易に製造すること
ができる。溶融混合する場合の装置としては、スクリュ
ー押出機、バンバリーミキサ−などを用いることができ
る。さらに溶融混合する際に、有機過酸化物を未変性エ
チレン系共重合体に対して0.001〜O,1重量%使
用すれば、より効率的にグラフト反応を生じさせること
ができる。このような有機過酸化物としては分子量20
0以上のものが好ましい。具体的には、tert−ブチ
ルクミルパーオキサイド、 ジーtert−ブチルパー
オキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチル
パーオキ7)ヘキシン−3、α、α′−ジ(tert−
ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼンナトである
変性エチレン系共重合体の添加量は、芳香族ポリエステ
ル100市道部に対して1−1o。
重量部、好ましくは3〜50重里部である。
添加量が1重里部米満の場合は耐衝撃性の改良効果が小
さく、100重量部を越えた場合は芳香族ポリエステル
の機械的性質をかえって損なう傾向がある。
次に本発明において使用する前記一般式(1)〜(Il
l)で示される  アミド化合物0においてR2、R3
、R5およびR6としては同種もしくは異種の炭素数1
〜30の炭化水素基が挙げられ、特にドデ/ル基、テト
ラデシル基、ヘキサデシル基(バルミチル基)、ヘプタ
デシル基(マルガリル基)、ステアリル基、エチルパル
ミテル基、オレイル基、エルフル基すどの炭素数12〜
24のアルキル基またはアルケニル基が好マしく、ヒン
ダードフェノール基を有する置換基も好ましい。また、
R8としては水素または炭素数l〜20の炭化水素基で
あり、特に水素が好ましい。さらに、R1およびR4と
しては炭素数1〜:30の炭化水素基であり R1とし
ては持にフチIツノ、エチレン、フチレノ、ヘキサメチ
レノ基などの炭素数1〜6のアルキレフ基が好ましく、
R4としては特にフェニレン基、ナフチレン基、シクロ
ヘキロニレノ基、ンクロペノチレン基、シクロプロベニ
レノ基ナトの芳香族残基、脂環族残基、芳香脂肪族残基
が好ましく挙げられる。R7としては炭素数10〜40
の1価の炭化水素基であり、特にステアリン酸残基、パ
ルミチン酸残基、エルカ酸残基が好ましい。
前記一般式(1)の代表的な化合物としては例えばエチ
レンヒス(ステアリン酸アミド)、メチレノヒス(ステ
アリン酸アミド)、エチレンヒス〔3(3,5−シ第三
ブチルー4−ヒドロキシフェノール)プロパンアミド〕
、エチレンヒス(オレイン酸アミド)、エチレンヒス(
エルカ酸アミド)すどが挙げられる。
また前記一般式(■)の代表的な化合物としては、例え
ばイソフタル酸ヒス(ステアリルアjF)、   □テ
レフタル酸ヒス(ステアリルアミ = 15− ド)、インフタル酸ビス(パルミチン酸残基)などが挙
げられる。
さらに前記一般式(IIDの代表的な化合物としては、
例えばステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、オレ
イン酸アミド、エルカ酸アミドなどが挙げられる。
これらのなかでも特にエチレンビス(ステアリン酸アミ
ド)、メチレンビス(ステア 1Jン酸アミド)、エチ
レンビス(パルミチン酸アミド)およびエチレンビス(
オレイン酸アミド)が好ましく使用される。
前記のアミド化合物の1種または2種以上を変性エチレ
ン系共亜合体と組合せて添加することにより、芳香族ポ
リエステルの耐衝撃性を相乗的に向上せしめ、かつ成形
品外観の改良が特異的に可能となる。すなわち上記アミ
ド化合物はプラスチックに対する滑剤や離形剤として慣
用的eこ使用されているが、同様の目的に使用されてい
る他の化合物、たとえば金属せっけんを芳香族ポリエス
テルと変性エチレン系共重合体からなる組成物に添加し
ても、耐衝撃性および成形品外観を改善することができ
ないばかりか、逆にこれらの特性を低下させてしまう。
上記  アミド化合物の添加量は芳香族ポリエステル1
00重量部に対し0.001〜IO重量部であり、好ま
しくは0.01〜5重量部、より好ましくは0.05〜
1重量部である。添加量が01001重量部未満では耐
衝撃性および成形品外観の改良が十分でなく、10重量
部を越えた場合には芳香族ポリエステルに対して良好に
分散させることが困難であり好ましくない。
本発明組成物1こ対してさらに無機充填剤を添加するこ
とによってMl性を高めることができる。一般に無機充
填剤を添加した際には耐衝撃性の低下が大きいが、本発
明組成物においてはこの低下が小さいという特徴がある
本発明において使用することかてぎる無機充填剤として
は繊維状、粒状および両者の混合物が挙げられる。繊維
状の強化剤としてはガラス繊維、ンラスガラス繊維、ア
ルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、セラミック繊維、アスベ
スト繊維、石こう繊維、金属繊維(例えばステンレスt
a >mなと)などの無機質繊維および炭素繊維などが
挙げられる。また粒状の強化剤としてはワラステナイト
、セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナイ
ト、アスベスト、メルク、アルミナソリケートなとのケ
イ酸塩、アルミナ、酸化ケイ素、酸化マグイノラム、酸
化ジルコニウム、酸化チタ/なとの金属酸化物、炭酸カ
ル/ラム、炭酸マグ坏ンウム、ドロマイトなとの炭酸塩
、硫酸カル/ラム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、ガラス
ピーズ、窒化ホウ素、炭化ケイ素、サロヤンなとが挙げ
られ、これらは中空であってもよい(例えば、中空ガラ
ス繊維、ガラスマイクロバルーン、ンラスバルーン、カ
ーボッバルー/なと)。これらのうち好ましいものはガ
ラス繊細であり、通常の強化樹脂用の直径5〜15μ径
のチョツプドストランド、ロービングタイプのガラス繊
維が用いられるが、取扱い性、成形品の表面光沢圧イ」
勾なとの点から3〜611M長のチョツプドストランド
が好ましく用いられる。無機充填剤はもちろんンラン系
、チタン系なと通常のカップリング剤処理を施しである
ものが好ましく用いられ、さらにガラス繊維なとはエボ
キ7樹脂、酢酸ビニルなどの通常の収束剤により処理さ
れていても良い。
」二記の無機充填剤の添加量は芳香族ポリエステル10
0重i部に対して1〜150重箪部であり、好ましくは
3〜80重量部である。
また、本発明組成物に対して、本発明の目的を損なわな
い範囲で、酸化防止剤及び熱安定剤、紫外線吸収剤、滑
剤および離型剤、核剤、着色剤、難燃剤および帷燃助剤
なとの公知の能力11刊を雄刃[1することができる。
本発明組成物の製造方法は特に1沢定される   Iも
のではないが、好ましくは芳香族ポリニス= 19− チル、変性エチレン系共重合体、アミド化合物およびそ
の他必要な添加剤をトライブレンド後、スクIJ、−押
出機を使用して溶融混練する方法が挙げられる。
本発明により製造したポリエステル樹脂組成物は射出成
形、押出成形などの通常の方法で容易に成形することが
可能であり、得られた成形品は優れた性能を発揮する。
〈実施例〉 以下に実施例を挙げて本発明の効果をさらに詳述する。
なお、以下の実施例においてメルトインテックスをIV
I Iと略す。
参考例] (変性エチレン系共重合体の製造)結晶化度
25%、IViI4.0のエチレン/ブテン−1共重合
体(ブテン−1の共重合量10モル%)100重量部に
対してメタクリル酸グリシジル4亜量部および2,5−
ジメチル−2゜5− (tert−ブチルパーオキシ)
ヘキノンー30、O15重電部とを窒素を流通したヘン
ンエルミキサーに仕込み6分間攪拌して均一な混合物を
作った。この混合物をL1028で先端ダルメージタイ
プのスクリューを装備した40酊φ押出様を使用して、
スクリュー回転数80 rpm 、シリンダ一温度20
0℃の条件で押し出し変性エチレン系共重合体のペレッ
ト(ハ)を得た。
このペレットを粉砕後、アセトンを添加し未反応のメタ
クリル酸グリシジルをソックスレー押出器にて20時間
抽出処理した。さらにペレットを乾燥後、赤外吸収スペ
クトルを測定し、メタクリル酸グリシジルのグラフト反
応量の定量を行った。その結果メタクリル酸グリシジル
が1.1重量%グラフト反応していることが判った。
参考例2(変性エチレン系共重合体の製造)参考例1と
同様にして表1に示した各種の未変性エチレン系共重合
体に対して各種の不飽和カルボン酸誘導体のグラフト反
応を行い変性エチレン系共重合体(B−D)を得た。
結果を表1に示す。
実施例1〜8、比較例1〜8 相対粘度1.53のポリブチレンテレフタレート100
重量部に対して、第1表に示した4重類および量の父性
エチレン系共重合体およびアミド化合物をトライブレン
ドし、250℃に設定したスフIJ z−押出機により
溶融混合−ペレタイズした。
次に得られたペレットを250℃に設定した5オンスの
射出能力を有するスクリューイノライン型射出成形機を
使用して、801111X80 +n X 3 wgの
角板およびしインチ幅のアイゾツト試験片を得た。As
TIViD−638に従って23℃および一30℃にお
けるアイゾツト衝撃値を、角板をやこりいて外観観察を
行った。これらの結果を表2に示す。
表2の結果から明らかなように、不飽和カルボン咽誘導
体をグラフトした変性エチレン系共重合体および特定の
アミド化合物からなる本発明のポリエステル樹脂組成物
は、耐衝撃性が相乗的に向上し、かつ成形品外観が良好
なことがわかる。
実施例9〜lO1比較例9〜II 相対粘度1.46のポリブチレンチレフタレ−ト100
重箪部に対してガラス繊維(3aIw長チョップトスト
ランド)50重量部、例1で製造した変性エチレン系共
重合体Aまたは13いずれか1種15重量部および実施
例3で使用したアミド化合物ドを0,3市鼠部加えた組
成物について実施例1と同様にして試験を行い、23℃
および一30℃でのノツチ付アイゾツト衝撃値および成
形品外観を求めた。
結果を表3に示す。
表;3の結果から明らかなように不陸[]1カルボン岐
読導体をグラフトした変性エチレン系共重合体および特
定のアミド化合物からなる本丸間のポリエステル樹脂組
成物は、ガラス繊維を併用した場合においても耐衝撃性
が相乗的に向トし、成形品外観も良好であることがわか
る。
〈 発明の効果〉 本発明のポリエステル樹脂組成′1ノは、耐衝撃性が相
乗的に向」ニし、かつ外観の良好な成形品を与えること
ができる。
特許出願大東し株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 芳香族ポリエステル100重量部に対して、(A)結晶
    化度60%以下、メルトインデックスが0.05〜10
    0の範囲にあるエチレンと炭素数3以上のα−オレフィ
    ンからなる未変性エチレン系共重合体に対し、0.01
    −10重量%の不飽和カルボン酸またはその誘導体をグ
    ラフト反応させて得た変性エチレン系共重合体1−10
    0重量部および(B)下記一般式( I )〜(III)で表
    わされるアミド化合物の少なくとも1種を0.001〜
    10重量部含有せしめたことを特徴とするポリエステル
    樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし式中のR^1およびR^4は炭素数1〜30の
    2価の炭化水素基を、R^2、R^3、R^5およびR
    ^6は炭素数1〜30の1価の炭化水素基を、R^7は
    炭素数10〜40の1価の炭化水素基を、R^8は水素
    原子または炭素数1〜20の炭化水素基を各々示す。)
JP26851584A 1984-12-21 1984-12-21 ポリエステル樹脂組成物 Pending JPS61148260A (ja)

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JPS61148260A true JPS61148260A (ja) 1986-07-05

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JP26851584A Pending JPS61148260A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 ポリエステル樹脂組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63215710A (ja) * 1987-01-16 1988-09-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 熱可塑性樹脂用のエポキシ基含有耐衝撃性向上剤
JPH0335050A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Polyplastics Co ポリエステル樹脂組成物
CN104177684A (zh) * 2014-08-18 2014-12-03 沈太英 用于电力领域的聚乙烯改性电缆料及其制备方法

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JPH0335050A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Polyplastics Co ポリエステル樹脂組成物
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