JPS61141347A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPS61141347A JPS61141347A JP59263199A JP26319984A JPS61141347A JP S61141347 A JPS61141347 A JP S61141347A JP 59263199 A JP59263199 A JP 59263199A JP 26319984 A JP26319984 A JP 26319984A JP S61141347 A JPS61141347 A JP S61141347A
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- dispersion
- signal
- speed
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/88—Sonar systems specially adapted for specific applications
- G01S15/89—Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
- G01S15/8906—Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
- G01S15/8979—Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/06—Measuring blood flow
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/52017—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
- G01S7/52053—Display arrangements
- G01S7/52057—Cathode ray tube displays
- G01S7/52071—Multicolour displays; using colour coding; Optimising colour or information content in displays, e.g. parametric imaging
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- Hematology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、生体内の運動部分の状態を検知して表示する
技術に係り、特に、生体内の運動部分の運動速度(以下
、単に速度という)、運動速度分散(以下、単に速度分
散という)、生体内の運動部分で反射された超音波の強
度等を測定して表示する超音波診断装置に適用して有効
な技術に関するものである。
技術に係り、特に、生体内の運動部分の運動速度(以下
、単に速度という)、運動速度分散(以下、単に速度分
散という)、生体内の運動部分で反射された超音波の強
度等を測定して表示する超音波診断装置に適用して有効
な技術に関するものである。
従来、生体内の心臓等の臓器、血液や体液の循環器など
の運動部位の速度を測定するために、超音波パルスドツ
プラ法が実用化されている。
の運動部位の速度を測定するために、超音波パルスドツ
プラ法が実用化されている。
この超音波パルスドツプラ法を利用した従来の超音波診
断装置では、生体内運動部分の速さ、方向、速度分散の
3つの種類の情報を映像情報として表示している。その
表示の際、運動部分の速さは輝度で表示し、運動部分の
運動方向は、その方向に応じて色をふりわけて表示して
いる。
断装置では、生体内運動部分の速さ、方向、速度分散の
3つの種類の情報を映像情報として表示している。その
表示の際、運動部分の速さは輝度で表示し、運動部分の
運動方向は、その方向に応じて色をふりわけて表示して
いる。
また、速度分散の表示は、速さを示す一定の色に分散を
表示するための色を分散量に応じて混ぜることにより色
を変化させている。
表示するための色を分散量に応じて混ぜることにより色
を変化させている。
しかし、この従来の表示手段では、速さを輝度で表示し
た画像を記録する場合、その記録は記録装置の記録特性
に依存するため、画像信号の輝度の再現性が悪く表示さ
れた画像や写真上から速度を読み取ることは不可能に近
かった。
た画像を記録する場合、その記録は記録装置の記録特性
に依存するため、画像信号の輝度の再現性が悪く表示さ
れた画像や写真上から速度を読み取ることは不可能に近
かった。
また、前記従来の表示手段には、生体運動部分の超音波
反射強度(反射パワースペクトル)の情報表示が行われ
ていなかった。ここで、超音波反射強度とは、例えば、
生体内運動部分が血流であるとすると、その流量に対応
するものであり、運動部分の移動量を表わすパラメータ
である。
反射強度(反射パワースペクトル)の情報表示が行われ
ていなかった。ここで、超音波反射強度とは、例えば、
生体内運動部分が血流であるとすると、その流量に対応
するものであり、運動部分の移動量を表わすパラメータ
である。
さらに、現在広く普及している高速フーリエ変換法によ
る生体内運動表示装置(パルスドツプラ血流計など)は
超音波反射強度を輝度として表示しており、もし速度と
輝度により表示した場合にはこれら一般°化している方
式と対応がつかなくなり、診断基準が変ってしまうとい
う問題があった。
る生体内運動表示装置(パルスドツプラ血流計など)は
超音波反射強度を輝度として表示しており、もし速度と
輝度により表示した場合にはこれら一般°化している方
式と対応がつかなくなり、診断基準が変ってしまうとい
う問題があった。
本発明の目的は、超音波診断装置において、速度、速度
分散、超音波反射強度と速度との相関。
分散、超音波反射強度と速度との相関。
速度と速度分散との相関、超音波反射強度と速度と速度
分散との相関のうち少なくとも一つを色の6イ6、□6
f7り、Wf 1lIlt M□□オう工、 1に
ある。
分散との相関のうち少なくとも一つを色の6イ6、□6
f7り、Wf 1lIlt M□□オう工、 1に
ある。
本発明の他の目的は、超音波診断装置において、超音波
反射強度を輝度で表示し、速度、速度分散。
反射強度を輝度で表示し、速度、速度分散。
超音波反射強度と速度との相関、速度と速度分散との相
関、超音波反射強度と速度と速度分散との相関のうち少
なくとも一つを色の変化で表示することが可能な技術を
提供することにある。
関、超音波反射強度と速度と速度分散との相関のうち少
なくとも一つを色の変化で表示することが可能な技術を
提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、超音波パルスビームを一定の繰返し周波数で
生体内に送信し1反射波を受信増幅して表示する超音波
診断装置において、送信繰返し周波数の整数倍の周波数
を有し、互いに複素関係にある一組の複素基準信号と受
信高周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信号
に変換し、該複素信号から生体内運動部分の速度を演算
し、この速度の分散を演算する。このようにして求めた
速度、速度及び速度分散、速度と速度分散との相関のう
ち少なくとも一つを色の変化で表示することにより、診
断に必要な充分な情報量を提供するものである。
生体内に送信し1反射波を受信増幅して表示する超音波
診断装置において、送信繰返し周波数の整数倍の周波数
を有し、互いに複素関係にある一組の複素基準信号と受
信高周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信号
に変換し、該複素信号から生体内運動部分の速度を演算
し、この速度の分散を演算する。このようにして求めた
速度、速度及び速度分散、速度と速度分散との相関のう
ち少なくとも一つを色の変化で表示することにより、診
断に必要な充分な情報量を提供するものである。
また、さらに、超音波反射強度を複素信号から演算して
これを輝度で表示し、超音波反射強度と速度の相関、超
音波反射強度と速度と速度分散との相関のうち少くとも
一つを色の変化で表示することにより、さらに、多くの
診断用情報を提供するようにしたものである。
これを輝度で表示し、超音波反射強度と速度の相関、超
音波反射強度と速度と速度分散との相関のうち少くとも
一つを色の変化で表示することにより、さらに、多くの
診断用情報を提供するようにしたものである。
〔発明の構成〕
以下1本発明の構成について、本発明を生体内の運動部
分の情報を高速フーリエ変換法により表示するようにし
た超音波診断装置に適用した一実施例とともに図面を用
いて説明する。
分の情報を高速フーリエ変換法により表示するようにし
た超音波診断装置に適用した一実施例とともに図面を用
いて説明する。
なお、実施例を説明するための全図において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
の説明は省略する。
まず1本実施例の表示技術の原理を説明する。
この表示技術の原理の概要は、従来の高速フーリエ変換
シこよる生体内運動部分の表示方法との互換性を持たせ
るために、超音波反射強度に応じて輝度を変化させて表
示するものである。
シこよる生体内運動部分の表示方法との互換性を持たせ
るために、超音波反射強度に応じて輝度を変化させて表
示するものである。
従来の超音波ドツプラ法を用いて生体内の運動を検出し
、これを高速フーリエ変換を行ってその速度の時間変化
を表示する方法では、測定点での生体内運動部分の方向
及び速さは、第11図に示したように縦軸には近ずく運
動と遠ざかる運動の向き及び速度fd(測定点で生じた
ドツプラ偏移量)をアナログ的に表わしている。また、
横軸はその時間変化(1)を表し、その動きを表すパタ
ーンの濃度は、その運動している物体からの超音波の反
射強度に比例している。しかし、2次元カラー表示方法
は、測定点でのドツプラ偏移、すなわち、運動部分の方
向と速さは、前記のように時間軸上にその値を定めるこ
とC;よる表示はできないので、断層像上のその測定点
上に色の変化及び輝度の変化を用いて表わすことになる
。
、これを高速フーリエ変換を行ってその速度の時間変化
を表示する方法では、測定点での生体内運動部分の方向
及び速さは、第11図に示したように縦軸には近ずく運
動と遠ざかる運動の向き及び速度fd(測定点で生じた
ドツプラ偏移量)をアナログ的に表わしている。また、
横軸はその時間変化(1)を表し、その動きを表すパタ
ーンの濃度は、その運動している物体からの超音波の反
射強度に比例している。しかし、2次元カラー表示方法
は、測定点でのドツプラ偏移、すなわち、運動部分の方
向と速さは、前記のように時間軸上にその値を定めるこ
とC;よる表示はできないので、断層像上のその測定点
上に色の変化及び輝度の変化を用いて表わすことになる
。
また、従来の高速フーリエ変換法による表示は。
第12図に示すように、測定点において速さの分散が見
られる場合にも、同じ理由で色の変化を用いて表わさな
ければならない。
られる場合にも、同じ理由で色の変化を用いて表わさな
ければならない。
なお、第11図及び第12図において、fdはドツプラ
偏移量を示し、tは時間を示す。また、「+」は近ずく
方向を示し、「−」は遠ざかる方向を示す。
偏移量を示し、tは時間を示す。また、「+」は近ずく
方向を示し、「−」は遠ざかる方向を示す。
そこで、本発明の実施例では、分散σを表示するための
色を分散量に応じて前記の速さと方向により求めた色に
混ぜることにより、各測定点における速さと方向と分散
及びそれらの相関を表わすことができるようにしたもの
である。
色を分散量に応じて前記の速さと方向により求めた色に
混ぜることにより、各測定点における速さと方向と分散
及びそれらの相関を表わすことができるようにしたもの
である。
次に、この表示原理の詳細を第1図を用いて説明する。
第1図において、又は速度分散軸であり、速度分散σを
、例えば、緑色成分で表わす。yは速度軸であり、「+
」は近ずく方向を示し、その近ずく速さviを、例えば
、赤色成分で表わす。r−J)は遠ざかる方向を示し、
その遠ざかる速さviを、例えば、青色成分で表わす。
、例えば、緑色成分で表わす。yは速度軸であり、「+
」は近ずく方向を示し、その近ずく速さviを、例えば
、赤色成分で表わす。r−J)は遠ざかる方向を示し、
その遠ざかる速さviを、例えば、青色成分で表わす。
2は超音波反射強度軸であり、超音波反射強度Pを輝度
成分で表わす。
成分で表わす。
Y x rは暗い黄色、BGX2は晴い濃い青緑色。
Ry+は暗い濃い赤色、By2は暗い濃い青色、0は淡
い赤色と淡い青色の境界線である。
い赤色と淡い青色の境界線である。
また、Rzlは明るい濃い赤色、BZIは明るい濃い青
色、Yzsは明るい黄色、BGZ4は明るい濃い青緑色
である。
色、Yzsは明るい黄色、BGZ4は明るい濃い青緑色
である。
送信繰返し周波数の整数倍の周波数を有し、互いに複素
関係にある一組の複素基準信号と受信高周波信号とを混
合した複素信号から、生体内運動部分の速度、速度分散
、超音波反射強度を演算器を用いて求める。これらの求
められた各情報量に応じて、第1図に示すような色の組
合せと輝度によって表示される。
関係にある一組の複素基準信号と受信高周波信号とを混
合した複素信号から、生体内運動部分の速度、速度分散
、超音波反射強度を演算器を用いて求める。これらの求
められた各情報量に応じて、第1図に示すような色の組
合せと輝度によって表示される。
すなわち、y軸上の原点からの距離は速さに対応させて
あり、原点から遠い所は、例えば血流の速さが速く、原
点から近い所は、血流の速さが遅いという場合に、例え
ば、近ずく方向を赤色成分とし、この近ずく速い動きを
濃い赤色Ryl又はRzt(例えば、エンジ)、近ずく
遅い動きを淡い赤色(例えば、ピンク)とし、その動き
の速さに応じて赤色成分を変化させて表示する。
あり、原点から遠い所は、例えば血流の速さが速く、原
点から近い所は、血流の速さが遅いという場合に、例え
ば、近ずく方向を赤色成分とし、この近ずく速い動きを
濃い赤色Ryl又はRzt(例えば、エンジ)、近ずく
遅い動きを淡い赤色(例えば、ピンク)とし、その動き
の速さに応じて赤色成分を変化させて表示する。
また、遠ざかる方向を青色成分とし、その遠ざかる速い
動きを濃い青色By2又はBz2 (例えば、グンジ
ョウ)、遠ざかる遅い動きを淡い青色(例えば、空色)
とし、その動きの速さに応じて青色成分を変化させて表
示する。
動きを濃い青色By2又はBz2 (例えば、グンジ
ョウ)、遠ざかる遅い動きを淡い青色(例えば、空色)
とし、その動きの速さに応じて青色成分を変化させて表
示する。
さらに、速度分散は、赤色及び青色系統の色から速度分
散値に応じて緑色成分を変化させて表示する。
散値に応じて緑色成分を変化させて表示する。
前述のように1本実施例の表示方法では、速度又は速度
及び速度分散に対応して表示色を決めるものであり、速
度や速度分散に応じて輝度は変化させない。
及び速度分散に対応して表示色を決めるものであり、速
度や速度分散に応じて輝度は変化させない。
次に、前記速度又は速度及び速度分散によって決められ
た色信号を動いている運動部分からの超音波反射強度に
応じて輝度を変化させて表示する。
た色信号を動いている運動部分からの超音波反射強度に
応じて輝度を変化させて表示する。
この表示方法は、例えば1次のように行う。
超音波反射強度の表示は、前記運動部分の動く方向とそ
の速さと速度分散により決められた色の輝度を、超音波
反射強度に応じて変化させることによって行われる。例
えば、赤色成分(以下、Rという)、緑色成分(以下、
Gという)、青色成分(以下、Bという)を各々64階
調の表示が可能なディスプレイを用いた場合、R,G、
B各8階調を用いて速度による色のR,G、Hの分配比
を決め、これに速度分散がある場合は、さらにGを混ぜ
、運動方向と速さと速度分散によりR,G。
の速さと速度分散により決められた色の輝度を、超音波
反射強度に応じて変化させることによって行われる。例
えば、赤色成分(以下、Rという)、緑色成分(以下、
Gという)、青色成分(以下、Bという)を各々64階
調の表示が可能なディスプレイを用いた場合、R,G、
B各8階調を用いて速度による色のR,G、Hの分配比
を決め、これに速度分散がある場合は、さらにGを混ぜ
、運動方向と速さと速度分散によりR,G。
Bの分配比が決められ、色が決められる。このR2O,
Bの分配比の組み合せに、超音波反射強度を8階調とし
て入力し、例えば、この8階調と先に決められたRの階
調、Gの階調、Bの階調を掛は算してこの色の分配比を
変えずに超音波反射強度に応じた輝度調整を行う。
Bの分配比の組み合せに、超音波反射強度を8階調とし
て入力し、例えば、この8階調と先に決められたRの階
調、Gの階調、Bの階調を掛は算してこの色の分配比を
変えずに超音波反射強度に応じた輝度調整を行う。
第2図乃至第10図は、前記表示技術の原理に基づいて
なされた本実施例の超音波診断装置を説明するための図
であり、第2図は、その超音波診断装置の全体概略構成
を示すブロック図、第3図及び第6図は、本実施例の速
度及び速度分散の演算式を説明するための図、第7図は
、第2図に示す超音波反射強度演算器及び速度演算器の
一実施例の詳細な構成を示すブロック図、第8図は、超
音波反射強度演算器及び速度演算器の他の実施例の構成
を示す図、第9図は、第2図に示す速度分散演算器の一
実施例の詳細な構成を示すブロック図、第10図は、第
2図に示すカラーエンコーダの一実施例の詳細な構成を
示すブロック図である。
なされた本実施例の超音波診断装置を説明するための図
であり、第2図は、その超音波診断装置の全体概略構成
を示すブロック図、第3図及び第6図は、本実施例の速
度及び速度分散の演算式を説明するための図、第7図は
、第2図に示す超音波反射強度演算器及び速度演算器の
一実施例の詳細な構成を示すブロック図、第8図は、超
音波反射強度演算器及び速度演算器の他の実施例の構成
を示す図、第9図は、第2図に示す速度分散演算器の一
実施例の詳細な構成を示すブロック図、第10図は、第
2図に示すカラーエンコーダの一実施例の詳細な構成を
示すブロック図である。
第2図において、lは超音波探触子であり、この超音波
探触子1から打ち出される超音波パルスビームは、打ち
出し回路2により生成される。打ち出された超音波パル
スは、生体内で反射され。
探触子1から打ち出される超音波パルスビームは、打ち
出し回路2により生成される。打ち出された超音波パル
スは、生体内で反射され。
超音波探触子1で受信されるようになっている。
この生体内情報を含む受信信号は、高周波増幅回路3に
より増幅される。4は水晶発振器であり、安定した高周
波同期信号を発生する。5は同期回路であり、前記高周
波信号を超音波探触子1から打ち出される超音波パルス
の繰り返し周波数に応 1じた参照波に変換す
るためのものである。7及び8は混合器であり、混合器
7は、運動部分(例えば、血流)の運動方向を指示する
ために、前記参照波を移相器6を用いて90°位相をず
らした参照波と、前記増幅された受信信号とを混合する
ものである。また、混合器8は、前記増幅された信号と
同期回路5からの参照波とを混合するものである。
より増幅される。4は水晶発振器であり、安定した高周
波同期信号を発生する。5は同期回路であり、前記高周
波信号を超音波探触子1から打ち出される超音波パルス
の繰り返し周波数に応 1じた参照波に変換す
るためのものである。7及び8は混合器であり、混合器
7は、運動部分(例えば、血流)の運動方向を指示する
ために、前記参照波を移相器6を用いて90°位相をず
らした参照波と、前記増幅された受信信号とを混合する
ものである。また、混合器8は、前記増幅された信号と
同期回路5からの参照波とを混合するものである。
14.15はキャンセラであり、それぞれ、前記混合さ
れた各々の信号から生体内の運動部分の情報を持つドツ
プラ成分のみを抽出するためのものであるaN5は超音
波反射強度演算器であり。
れた各々の信号から生体内の運動部分の情報を持つドツ
プラ成分のみを抽出するためのものであるaN5は超音
波反射強度演算器であり。
生体内の運動部分で反射された超音波の強度(抽出され
たドツプラ成分を持つ各々の信号の強度)を求めるため
のものである。17は速度演算器であり、抽出されたド
ツプラ成分を持つ各々の信号から演算して、生体内の運
動部分の速度を求めるためのものである。1Bは速度分
散演算器であり。
たドツプラ成分を持つ各々の信号の強度)を求めるため
のものである。17は速度演算器であり、抽出されたド
ツプラ成分を持つ各々の信号から演算して、生体内の運
動部分の速度を求めるためのものである。1Bは速度分
散演算器であり。
前記速度演算器17により求められた速度の値から演算
して、速度分散の値を求めるためのものである。この速
度演算器17と速度分散演算器18によって速度及び速
度分散を示す信号に変えられる。19は演算選択スイッ
チであり、速度演算のみを行うか、あるいは速度及び速
度分散演算を行うかを切換えるためのものである。この
演算選択スイッチ19の切換えは、演算選択設定器20
によって制御されるようになっている。21はカラーエ
ンコーダであり、速度(方向と速さ)、速度分散、超音
波反射強度の各情報に応じてR,G。
して、速度分散の値を求めるためのものである。この速
度演算器17と速度分散演算器18によって速度及び速
度分散を示す信号に変えられる。19は演算選択スイッ
チであり、速度演算のみを行うか、あるいは速度及び速
度分散演算を行うかを切換えるためのものである。この
演算選択スイッチ19の切換えは、演算選択設定器20
によって制御されるようになっている。21はカラーエ
ンコーダであり、速度(方向と速さ)、速度分散、超音
波反射強度の各情報に応じてR,G。
Bの三色の組み合せ度合を決める信号を発生するための
ものである。22は検波器であり、前記高周波増幅回路
3で増幅された生体内情報を含んだ受信信号を検波して
生体内断層像信号を抽出するためのものである。この抽
出された生体内断層像信号は、ディジタル・スキャン・
コンバータ(digit、al 5can conve
rt、er ;以下、DSCという)23に書き込ま
れるようになっている。
ものである。22は検波器であり、前記高周波増幅回路
3で増幅された生体内情報を含んだ受信信号を検波して
生体内断層像信号を抽出するためのものである。この抽
出された生体内断層像信号は、ディジタル・スキャン・
コンバータ(digit、al 5can conve
rt、er ;以下、DSCという)23に書き込ま
れるようになっている。
また、前記混合器7で得られる信号の高周波成分は、低
域通過フィルタ10により取り除かれる。
域通過フィルタ10により取り除かれる。
この信号から従来の1次元のドツプラ偏移成分を抽出す
るために、サンプルパルス回路9で生成されたゲートパ
ルスにより、サンプル・ホールド回路11で生体内の運
動部分のドツプラ偏移を示す信号を抽出し、これを帯域
通過フィルタ12によりスムージングし、高速フーリエ
変換などによる周波数分析回路13により一次元のドツ
プラ偏移信号が抽出されるようになっている。この−次
元のドツプラ偏移信号もDSC23に書き込まれるよう
になっている。
るために、サンプルパルス回路9で生成されたゲートパ
ルスにより、サンプル・ホールド回路11で生体内の運
動部分のドツプラ偏移を示す信号を抽出し、これを帯域
通過フィルタ12によりスムージングし、高速フーリエ
変換などによる周波数分析回路13により一次元のドツ
プラ偏移信号が抽出されるようになっている。この−次
元のドツプラ偏移信号もDSC23に書き込まれるよう
になっている。
DSC23に書き込まれた生体内情報の信号は、DSC
23内部でビデオ信号に変換され、テレビ信号として読
み出され表示コントローラ24を介して陰極線管(CR
T)モニタ、テレビモニタ等の表示装置25に表示され
るようになっている。
23内部でビデオ信号に変換され、テレビ信号として読
み出され表示コントローラ24を介して陰極線管(CR
T)モニタ、テレビモニタ等の表示装置25に表示され
るようになっている。
前記生体内情報の信号のうち、速度及び速度分散は次に
述べる演算式により求められる。
述べる演算式により求められる。
速度及び速度分散を求めるためには、数個の反射波にお
ける任意の一定深度から生じるドプラ偏移量が必要であ
る。ここでは、便宜上、2個の信号による例について説
明する。
ける任意の一定深度から生じるドプラ偏移量が必要であ
る。ここでは、便宜上、2個の信号による例について説
明する。
超音波探触子1から超音波ビームがΔtの間隔をおいて
打ち出され、生体内で反射された反射波が受信される。
打ち出され、生体内で反射された反射波が受信される。
この受信された信号から抽出されたドプラ信号の各反射
点での強度は、各反射点の時間的変化を考えた場合、任
意の強度を有し、かつ、ドプラ偏移分の周期を有する周
期関数の任意の時間における値である。これにより、こ
のドツプラ偏移を受けることにより生じた周期関数の強
度(すなわち、生体内運動部分の運動量)を求めるため
に、移相器6と混合器7,8を用いて位相差90°の信
号を各々生成する。これらの計4個の信号の任意の深さ
におけるドプラ偏移の強度a。
点での強度は、各反射点の時間的変化を考えた場合、任
意の強度を有し、かつ、ドプラ偏移分の周期を有する周
期関数の任意の時間における値である。これにより、こ
のドツプラ偏移を受けることにより生じた周期関数の強
度(すなわち、生体内運動部分の運動量)を求めるため
に、移相器6と混合器7,8を用いて位相差90°の信
号を各々生成する。これらの計4個の信号の任意の深さ
におけるドプラ偏移の強度a。
b、c、dは、第3図に示すように、時該を及びt+Δ
tにおける位相により与えられる。
tにおける位相により与えられる。
すなわち、受信信号の強度の絶対値をQとすると1時刻
1におけるドプラ偏移成分の周期(周波数)fdを有す
る関数の強度a、Cは、a = Qsin2πfdt
”・”(1)c=Qcos2nfdt ”・”
(2)の90°の位相差を有する2つの関数で表わせる
。 1同様に時刻t+Δtでは。
1におけるドプラ偏移成分の周期(周波数)fdを有す
る関数の強度a、Cは、a = Qsin2πfdt
”・”(1)c=Qcos2nfdt ”・”
(2)の90°の位相差を有する2つの関数で表わせる
。 1同様に時刻t+Δtでは。
b = Q 5in2sfd (t、+Δt、)
−−−−・<3)d = Qcos2πfd
(j+ Δ七) ・−・・−−(4)で表わ
される。:れらの式(1)乃至(4)により。
−−−−・<3)d = Qcos2πfd
(j+ Δ七) ・−・・−−(4)で表わ
される。:れらの式(1)乃至(4)により。
時刻t、時刻t+Δtでの各関数の絶対強度”t、Q
(Lfb。は、次の式(5)、(6)で表わされる。
(Lfb。は、次の式(5)、(6)で表わされる。
k = (a2+c” )’/” ”・・・・・(5)
2代、t、 : (b” +d2)ψ・・・・・・(6
)このQ< + Q CtfAt>は、生体内流体の流
量に比例する。
2代、t、 : (b” +d2)ψ・・・・・・(6
)このQ< + Q CtfAt>は、生体内流体の流
量に比例する。
次に、生体内流体の移動速度の演算について説明する。
第4図に示すように9時刻を及び時刻t+Δしb;おけ
るドプラ波の変位をθ及びδとすると、0=sin−’
()・・・・・・・・・・・・・・(7)Qも に で表わされる。ただし1式(7)及び式(8)により求
まるOとδは各々−90’ <O<90’ 、−90″
くδ<90’の範囲にある。このため0とδを。
るドプラ波の変位をθ及びδとすると、0=sin−’
()・・・・・・・・・・・・・・(7)Qも に で表わされる。ただし1式(7)及び式(8)により求
まるOとδは各々−90’ <O<90’ 、−90″
くδ<90’の範囲にある。このため0とδを。
0〈θ<360’ 、0<δく360°・・・(9)の
範囲で決めるために、第5図及び第6図に示すように、
a (= m sin:’cfd t )とc (=
Q cos2 πfdt)、aとc’ (=Q、cos
(z−2xfdt) )の値からθを求める。同様に
して、b [= Q 5in2πfd(し−ΔI、)〕
と d (== Q cosニアcfd (し−
Δ七)〕 のイ直からδを式(9)の範囲で求めている
。
範囲で決めるために、第5図及び第6図に示すように、
a (= m sin:’cfd t )とc (=
Q cos2 πfdt)、aとc’ (=Q、cos
(z−2xfdt) )の値からθを求める。同様に
して、b [= Q 5in2πfd(し−ΔI、)〕
と d (== Q cosニアcfd (し−
Δ七)〕 のイ直からδを式(9)の範囲で求めている
。
すなわち、90°移相差のある信号の正弦波成分、余弦
波成分の正負により、5in−’ xのXの取りうる値
の範囲は1表■のようになり、これにより式(7)9式
(8)のθとδの値を求めている。
波成分の正負により、5in−’ xのXの取りうる値
の範囲は1表■のようになり、これにより式(7)9式
(8)のθとδの値を求めている。
表■
そして、変化した微小時間Δtの変位角Δθは、前記式
(7)、(8)から次の式(lO)のように求められる
。
(7)、(8)から次の式(lO)のように求められる
。
Δθ=θ−δ ・・・・・・・・・・・・・・(1
0)また、この角速度をωとすると、次の式(11)で
表わされる。
0)また、この角速度をωとすると、次の式(11)で
表わされる。
ω=Δθ/Δt
=(δ−θ)/Δt ・・・・・・・・(11)この
式(11)により、ドプラの偏移周波数fdは。
式(11)により、ドプラの偏移周波数fdは。
fd=2π・ω
=2π・(δ−θ)/Δt
で表わされる。この偏移周波数fdは生体内流体の速度
に比例する値であるから、偏移周波数fdにより生体内
流体の移動方向及びその速度がわかる。
に比例する値であるから、偏移周波数fdにより生体内
流体の移動方向及びその速度がわかる。
第2図に示す超音波反射強度演算器16及び速度演算器
17は、前記超音波反射強度及び速度を求める演算式に
よる演算を行うためのものであり。
17は、前記超音波反射強度及び速度を求める演算式に
よる演算を行うためのものであり。
第7図にその超音波反射強度演算器16及び速度演算器
17の一実施例の構成を示す。
17の一実施例の構成を示す。
第7図において、101及び102はラッチ回路であり
、ラッチ回路101には、ある時刻t、t+Δtに受波
された受信信号の正弦波成分[式(1)の82式(3)
のb]の値が順次入力され、ラッチ回路102には、時
刻1.1+Δtに受波された受信信号の余弦波成分〔式
(2)のC2式(4)のd〕の値が順次入力されて順次
一時保持されるようになっている。
、ラッチ回路101には、ある時刻t、t+Δtに受波
された受信信号の正弦波成分[式(1)の82式(3)
のb]の値が順次入力され、ラッチ回路102には、時
刻1.1+Δtに受波された受信信号の余弦波成分〔式
(2)のC2式(4)のd〕の値が順次入力されて順次
一時保持されるようになっている。
103Aは遅延回路であり、受波される超音波ビームの
1本前の同じ深さの部位の受信信号の正弦波成分の値、
すなわち、式(1)のaの値を得るためのものである。
1本前の同じ深さの部位の受信信号の正弦波成分の値、
すなわち、式(1)のaの値を得るためのものである。
103Bは遅延回路であり、受波される超音波ビームの
1本前の同じ深さの部位の受信信号の余弦波成分の値、
すなわち、表1にしたsin”−’の演算の値の範囲を
得るためのものである。104はROM (rcad
only memory )で構成された演算器であり
、前記正弦波成分〔式(1)のa〕の値と余弦波成分〔
式(2)のC〕の値から受信信号の強度の絶対値〔式(
5)のQ−t、の値〕を求めるテーブルを有している。
1本前の同じ深さの部位の受信信号の余弦波成分の値、
すなわち、表1にしたsin”−’の演算の値の範囲を
得るためのものである。104はROM (rcad
only memory )で構成された演算器であり
、前記正弦波成分〔式(1)のa〕の値と余弦波成分〔
式(2)のC〕の値から受信信号の強度の絶対値〔式(
5)のQ−t、の値〕を求めるテーブルを有している。
105は遅延回路であり、1本前の同じ深さの受波強度
の絶対値〔式(6)のQ(、^t)の値〕を得るための
ものである。
の絶対値〔式(6)のQ(、^t)の値〕を得るための
ものである。
1o6,1o7,1o8はROMであり、Ro
1M106は、ラッチ回路101の出力値とラッチ回
路102の出力とROM14の出力値とから式(8)と
表Iの関係から角度δの値を求めるテーブルを有してい
る。ROM107は、遅延回路103A及び103Bの
出力データと105の出力データから式(7)と表Iの
関係から角度θの値を求めるテーブルを有している。R
OM 108は、前記ROM106の出力値と107の
出力値から式(10)の変位角Δθを求めるテーブルを
有している。
1M106は、ラッチ回路101の出力値とラッチ回
路102の出力とROM14の出力値とから式(8)と
表Iの関係から角度δの値を求めるテーブルを有してい
る。ROM107は、遅延回路103A及び103Bの
出力データと105の出力データから式(7)と表Iの
関係から角度θの値を求めるテーブルを有している。R
OM 108は、前記ROM106の出力値と107の
出力値から式(10)の変位角Δθを求めるテーブルを
有している。
109は超音波打出し間隔時間Δtを設定する超音波打
出し間隔時間設定器である。110はROMであり、前
記ROM108の出力値と設定された超音波打出し間隔
時間Δtの値から式(11)のωの値を求めるテーブル
からなっている。
出し間隔時間設定器である。110はROMであり、前
記ROM108の出力値と設定された超音波打出し間隔
時間Δtの値から式(11)のωの値を求めるテーブル
からなっている。
この実施例の速度演算器16の動作を、第7図を用いて
説明する6 いま、第2図に示すキャンセラ14からある時刻t+Δ
tの受波の正弦波成分の値すがラッチ回路101に入力
され、キャンセラ15からの受波余弦波成分の値dがラ
ッチ回路102に入力されると、信号の正弦波成分の値
す及び余弦波成分の値dがそれぞれROM 104に入
力され、ROM104から受波される超音波ビームの強
度の絶対値Q(t+Δt)が出力されて、ROM106
に入力されると、ROM106にはラッチ回路101か
ら受信信号の正弦波成分の値すとラッチ回路102から
余弦波成分dが入力されているため、ROMl06から
時刻t+Δしにおける式(8)の角度δの値が出力され
ると共に、遅延回路105に入力されて超音波ビーム打
ち出し間隔の時間だけ遅延される。この角度δの出力値
はROM 108に入力される。また、この時に1本前
の受信信号の強度の絶対値UtがROM107に入力さ
れると、ROM107には遅延回路103Aから受波さ
れる超音波ビームの1本前の受信信号の正弦波成分の値
aと遅延回路103Bから受波される超音波ビームの受
信信号の余弦波成分の値Cが入力されているため、RO
M107がら時刻tにおける式(7)の角度θの値が出
力される。この角度θの出力値は、ROMll0に入力
される。
説明する6 いま、第2図に示すキャンセラ14からある時刻t+Δ
tの受波の正弦波成分の値すがラッチ回路101に入力
され、キャンセラ15からの受波余弦波成分の値dがラ
ッチ回路102に入力されると、信号の正弦波成分の値
す及び余弦波成分の値dがそれぞれROM 104に入
力され、ROM104から受波される超音波ビームの強
度の絶対値Q(t+Δt)が出力されて、ROM106
に入力されると、ROM106にはラッチ回路101か
ら受信信号の正弦波成分の値すとラッチ回路102から
余弦波成分dが入力されているため、ROMl06から
時刻t+Δしにおける式(8)の角度δの値が出力され
ると共に、遅延回路105に入力されて超音波ビーム打
ち出し間隔の時間だけ遅延される。この角度δの出力値
はROM 108に入力される。また、この時に1本前
の受信信号の強度の絶対値UtがROM107に入力さ
れると、ROM107には遅延回路103Aから受波さ
れる超音波ビームの1本前の受信信号の正弦波成分の値
aと遅延回路103Bから受波される超音波ビームの受
信信号の余弦波成分の値Cが入力されているため、RO
M107がら時刻tにおける式(7)の角度θの値が出
力される。この角度θの出力値は、ROMll0に入力
される。
これらの入力によりROM108から式(10)に示す
変位角へ〇が出力され、ROMll0に入力される。こ
の時、ROM110には、Δを設定回路109によりΔ
tが入力されるため、ROMl1Oからg(11)に示
した角速度ωが出力される。
変位角へ〇が出力され、ROMll0に入力される。こ
の時、ROM110には、Δを設定回路109によりΔ
tが入力されるため、ROMl1Oからg(11)に示
した角速度ωが出力される。
また、前記速度演算器17の他の実施例は、第8図に示
すように、マイクロプロセッサ(n+icr。
すように、マイクロプロセッサ(n+icr。
processor)201. ROM202. RA
M (random access meIIlory
) 203、インタフェース(interface ;
I / O) 204をパスライン(bulline
)で連結した速度演算器17Aを用いたものである。
M (random access meIIlory
) 203、インタフェース(interface ;
I / O) 204をパスライン(bulline
)で連結した速度演算器17Aを用いたものである。
この実施例の演算器17Aの動作は、前記式(1)乃至
(11)の演算をソフトウェアによって行う。
(11)の演算をソフトウェアによって行う。
次に、前記第2図に示す速度分散演算器18の一実施例
の構成を第9図に示す。
の構成を第9図に示す。
この速度分散演算器18の演算式は、前記速度演算器1
7で求められた運動速度vi(iは1〜nの整数)とし
、平均速度を&とすると6次の式%式% :1 第9図において、300A乃至300Hはバッファであ
り、前記運動速度viのデータを格納するためのもので
ある。バッファ300A乃至300Hは、例えば、それ
ぞれ超音波ビーム1本当りの反射波のデータが格納でき
る容量のものを用いる。
7で求められた運動速度vi(iは1〜nの整数)とし
、平均速度を&とすると6次の式%式% :1 第9図において、300A乃至300Hはバッファであ
り、前記運動速度viのデータを格納するためのもので
ある。バッファ300A乃至300Hは、例えば、それ
ぞれ超音波ビーム1本当りの反射波のデータが格納でき
る容量のものを用いる。
301はバッファ300A乃至300Hのアドレスを発
生するためのアドレス発生器である。302は前記バッ
ファ300A乃至300Hを選択するための制御部であ
り、システム全体の制御装置に設けられている。303
は一般の演算器であり、前記式(12)の演算を行って
速度分散σを求めるためのものである。304も一般の
演算器であり、前記式(13)の演算を行って平均速度
付をもとぬるだめのものである。1゜ 次に、第2図に示すカラーエンコーダ21の一実施例の
構成を第10図に示す。
生するためのアドレス発生器である。302は前記バッ
ファ300A乃至300Hを選択するための制御部であ
り、システム全体の制御装置に設けられている。303
は一般の演算器であり、前記式(12)の演算を行って
速度分散σを求めるためのものである。304も一般の
演算器であり、前記式(13)の演算を行って平均速度
付をもとぬるだめのものである。1゜ 次に、第2図に示すカラーエンコーダ21の一実施例の
構成を第10図に示す。
第1θ図において、401,402,403はそれぞれ
R,G、Bの表示量演算器であり、表示される速度v1
と速度分散σに応じて光の三原色R,G、Bの混合配分
値を求めるためのものである。これらの求められた各々
R,G、Bの値を混合することにより表示色が形成され
る。R表示量演算器401は、表示色中のR成分の値を
求めるもの、G表示量演算器402ば、G成分の値を求
めるもの、B表示量演算器403は、B成分の値を求め
るものである。
R,G、Bの表示量演算器であり、表示される速度v1
と速度分散σに応じて光の三原色R,G、Bの混合配分
値を求めるためのものである。これらの求められた各々
R,G、Bの値を混合することにより表示色が形成され
る。R表示量演算器401は、表示色中のR成分の値を
求めるもの、G表示量演算器402ば、G成分の値を求
めるもの、B表示量演算器403は、B成分の値を求め
るものである。
404.405,406はそれぞれR,G、Bの輝度調
整器であり、前記R,G、Bの混合配分値で混合された
表示色の輝度を超音波反射強度Pに比例させるようにす
るためのものである。
整器であり、前記R,G、Bの混合配分値で混合された
表示色の輝度を超音波反射強度Pに比例させるようにす
るためのものである。
前記R,G、B表示量演算器401,402゜403は
、例えば、前述した原理に基づいてあらかじめ演算して
、表■9表■2表■に示すように、テーブル化したRO
Mで構成されたものを用いる。
、例えば、前述した原理に基づいてあらかじめ演算して
、表■9表■2表■に示すように、テーブル化したRO
Mで構成されたものを用いる。
また、前記R,G、B輝度調整器404,405.40
6は、例えば、表示される輝度を64段階に分け、それ
ぞれの値を1表■2表■1表■に示すように、あらかじ
め実験的に決定したテーブルから構成されたものを用い
る。ここで、前8d表■乃至表■は1便宜1速度及び速
度分散を5ビツトと3ビツトのディジタル値で各々を量
子化した値で表わしている。
6は、例えば、表示される輝度を64段階に分け、それ
ぞれの値を1表■2表■1表■に示すように、あらかじ
め実験的に決定したテーブルから構成されたものを用い
る。ここで、前8d表■乃至表■は1便宜1速度及び速
度分散を5ビツトと3ビツトのディジタル値で各々を量
子化した値で表わしている。
次に、この例のカラーエンコーダ21の動作を第1O図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
速度v1と速度分散σがそれぞれR,G、B表示量演算
器401,402,403に入力されると、R表示量演
算器401により2表示される速度viと速度分散σに
応じた三原色R,G、BのうちのR成分の値の信号を出
力し、G表示量演算器402により、G成分の値の信号
を出力し、B表示量演算器403により、B成分の値の
信号を出力する。これらの出力信号は、R,G、Bji
l1度調整器404,405,406に入力され、表示
される速度v上と速度分散σに応じた表示色に。
器401,402,403に入力されると、R表示量演
算器401により2表示される速度viと速度分散σに
応じた三原色R,G、BのうちのR成分の値の信号を出
力し、G表示量演算器402により、G成分の値の信号
を出力し、B表示量演算器403により、B成分の値の
信号を出力する。これらの出力信号は、R,G、Bji
l1度調整器404,405,406に入力され、表示
される速度v上と速度分散σに応じた表示色に。
超音波反射強度Pに応じた輝度が加えられる。
なお、本実施例では、表■乃至表■の各R,G。
B表示表及び表■乃至表■の各R,G、B111度調整
表の入力は、速度vi、速度分散σ、超音波反強度Pを
5ビツトと3ビツトと3ビツトにしているが、前記表の
容量を大きくすることにより、任意の大きさのにビット
とQビットとmビットに容易に変更できる。
表の入力は、速度vi、速度分散σ、超音波反強度Pを
5ビツトと3ビツトと3ビツトにしているが、前記表の
容量を大きくすることにより、任意の大きさのにビット
とQビットとmビットに容易に変更できる。
次に7本実施例の超音波診断装置全体の動作を第1図を
用いて説明する。
用いて説明する。
超音波探触子1から打ち出される超音波パルスビームは
、打ち出し回路2により生成される。打ち出された超音
波パルスは、生体内で反射され、超音波探触子1により
受信される。この生体内情報を含んだ受信信号は、高周
波増幅回路3により増幅される。水晶発振器4で発生さ
れた安定な高周波信号は、同期回路5により超音波ビー
ムの打ち出し繰り返し周波数に応じた参照波に変換され
、混合器8に入力される。前記増幅された信号は、
j混合器8に入力され、前記参照波と混合される。
、打ち出し回路2により生成される。打ち出された超音
波パルスは、生体内で反射され、超音波探触子1により
受信される。この生体内情報を含んだ受信信号は、高周
波増幅回路3により増幅される。水晶発振器4で発生さ
れた安定な高周波信号は、同期回路5により超音波ビー
ムの打ち出し繰り返し周波数に応じた参照波に変換され
、混合器8に入力される。前記増幅された信号は、
j混合器8に入力され、前記参照波と混合される。
また、生体内の運動部分の運動方向を指示するため、前
記参照波を移相器6により90’位相をずらし、超音波
探触子lで受信され増幅された信号と、混合器7により
混合される6混合された各々の信号は、生体内の運動部
分の運動情報を有するドツプラ成分のみを抽出するため
に、各々の信号はキャンセラ14.15に入力される。
記参照波を移相器6により90’位相をずらし、超音波
探触子lで受信され増幅された信号と、混合器7により
混合される6混合された各々の信号は、生体内の運動部
分の運動情報を有するドツプラ成分のみを抽出するため
に、各々の信号はキャンセラ14.15に入力される。
キャンセラ14.15で抽出されたドツプラ成分を含む
各々の信号は、超音波反射強度演算器16に入力され、
超音波反射強度演算器16により、前記ドツプラ成分を
含む各々の信号から前述した手順で演算して超音波反射
強度Pの値を求める。この超音波反射強度Pの値は、カ
ラーエンコーダ21に入力されると共に速度演算器17
に入力される。また、速度演算器17にはキャンセラ1
4がらドツプラ成分を含む各々の信号が入力され、この
ドツプラ成分を含む各々の信号と超音波反射強度Pの値
から速度演算器17より前述した手順で演算し、速度v
iの値を求める。また、速度分散演算器18により前述
した手順で演算し、速度分散σの値を求める。この求め
られた速度v1の値と運動速度分散σの値は、カラーエ
ンコーダ21に入力される。カラーエンコーダ21では
前記求められた速度viの値と運動速度分散σの値に応
じた表示色の各R,G、Bの成分のデータに超音波反射
強度Pの値に応じた輝度のデータが加わったR、G。
各々の信号は、超音波反射強度演算器16に入力され、
超音波反射強度演算器16により、前記ドツプラ成分を
含む各々の信号から前述した手順で演算して超音波反射
強度Pの値を求める。この超音波反射強度Pの値は、カ
ラーエンコーダ21に入力されると共に速度演算器17
に入力される。また、速度演算器17にはキャンセラ1
4がらドツプラ成分を含む各々の信号が入力され、この
ドツプラ成分を含む各々の信号と超音波反射強度Pの値
から速度演算器17より前述した手順で演算し、速度v
iの値を求める。また、速度分散演算器18により前述
した手順で演算し、速度分散σの値を求める。この求め
られた速度v1の値と運動速度分散σの値は、カラーエ
ンコーダ21に入力される。カラーエンコーダ21では
前記求められた速度viの値と運動速度分散σの値に応
じた表示色の各R,G、Bの成分のデータに超音波反射
強度Pの値に応じた輝度のデータが加わったR、G。
Bの表示データが出力され、DSC23に記憶される。
また、前記速度viを求める演算のみを行うか。
又は速度vi及び速度分散σを求る演算を行うかを演算
選択設定器20によって設定し、演算選択スイッチ19
を閉又は開にする。
選択設定器20によって設定し、演算選択スイッチ19
を閉又は開にする。
また、超音波探触子1で受信され高周波増幅回路3で増
幅された生体内信号から、検波器20により生体内断層
像の信号を検波して、DSC23に記憶される。
幅された生体内信号から、検波器20により生体内断層
像の信号を検波して、DSC23に記憶される。
また、混合器7の出力信号は、低域通過フィルタ10に
より高周波成分が取り除かれる。この信号から従来の1
次元のドツプラ偏移成分を抽出するために、サンプルパ
ルス回路9で成牛されたゲートパルスにより、サンプル
・ホールド回路11で生体内の各運動部分のドツプラ偏
移を示す信号を抽出し、これを帯域通過フィルタ12に
よりスムージングし、周波数分析回路13を通して二次
元のドツプラ偏移信号を抽出する。この抽出されたドツ
プラ偏移信号もDSC23に記憶される。
より高周波成分が取り除かれる。この信号から従来の1
次元のドツプラ偏移成分を抽出するために、サンプルパ
ルス回路9で成牛されたゲートパルスにより、サンプル
・ホールド回路11で生体内の各運動部分のドツプラ偏
移を示す信号を抽出し、これを帯域通過フィルタ12に
よりスムージングし、周波数分析回路13を通して二次
元のドツプラ偏移信号を抽出する。この抽出されたドツ
プラ偏移信号もDSC23に記憶される。
DSC23に記憶された信号は、表示コントローラ24
を介して表示装@25に送られて、速度viの値と運動
速度分散σの値と超音波反射強度Pの値に応じた色と明
るさのカラー表示がなされる。また、この表示装置25
には、断層像又ドツプラ波も表示することができる。
を介して表示装@25に送られて、速度viの値と運動
速度分散σの値と超音波反射強度Pの値に応じた色と明
るさのカラー表示がなされる。また、この表示装置25
には、断層像又ドツプラ波も表示することができる。
なお、前記超音波反射強度演算器16及び速度演算器1
7は、演算速度をより高速化するために。
7は、演算速度をより高速化するために。
すべての演算結果をROMに書き込んでテーブル化して
おくことも可能である6また、速度分散演算器17の平
均速度演算においても、バッファに格納した速度情報か
ら、高速にするために、すべての演算結果をROMに書
き込んでテーブル化し 、1ておくことも可
能である。
おくことも可能である6また、速度分散演算器17の平
均速度演算においても、バッファに格納した速度情報か
ら、高速にするために、すべての演算結果をROMに書
き込んでテーブル化し 、1ておくことも可
能である。
以上の説明かられかるように、第1図乃至第10図に示
す本発明の一実施例によれば、以下に述べる効果を得る
ことができる。
す本発明の一実施例によれば、以下に述べる効果を得る
ことができる。
(1)超音波反射強度を輝度を用いて表示することによ
り、ゲインコントロール等の調整により生ずる生体内運
動部分のドツプラシフト信号に含まれるノイズをカット
して表示することができる。
り、ゲインコントロール等の調整により生ずる生体内運
動部分のドツプラシフト信号に含まれるノイズをカット
して表示することができる。
すなわち、観測したい範囲のドツプラシフト信号の下限
を設定できる。これにより1例えば、血流量の大きなド
ツプラシフト信号のみを表示すること等が可能となる。
を設定できる。これにより1例えば、血流量の大きなド
ツプラシフト信号のみを表示すること等が可能となる。
(2)生体内運動部分の各サンプル点の速度の変化を色
の変化で表示することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差を観測することができる。
の変化で表示することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差を観測することができる。
(3)生体内運動部分の速度と速度分散を2次元の色の
変化でカラー表示することにより、生体内運動部分の速
度と速度分散の相関を観測することができる。
変化でカラー表示することにより、生体内運動部分の速
度と速度分散の相関を観測することができる。
(4)生体内運動部分の速度と速度分散を2次元の色の
変化に、超音波反射強度に応じた輝度変化を加えてカラ
ー表示することによ゛す、生体内運動部分の速度と速度
分散と超音波反射強度との相関を観測することができる
。
変化に、超音波反射強度に応じた輝度変化を加えてカラ
ー表示することによ゛す、生体内運動部分の速度と速度
分散と超音波反射強度との相関を観測することができる
。
(5)前記(1)乃至(4)による2次元カラー表示画
面を写真撮影することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差、速度と速度分散との相関等を記録する
ことができる。これにより。
面を写真撮影することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差、速度と速度分散との相関等を記録する
ことができる。これにより。
後日生体内部分運動の各サンプル点の速度差、速度と速
度分散との相関等を観測することができる。
度分散との相関等を観測することができる。
(6)生体内部分運動の各サンプル点の速度差をカラー
表示することにより、従来の輝度表示よりも記録装置の
特性に依存しないので、再現性が良くなる。
表示することにより、従来の輝度表示よりも記録装置の
特性に依存しないので、再現性が良くなる。
(7)前記(1)乃至(6)により、有効な診断資料を
提供することができる。
提供することができる。
(8)速度及び速度分散の各々のROMで構成された演
算器17及び18のみを用い、自己相関器を用いないの
で、装置の小型化がはかれ、かつ、価格の低減化がはか
れる。
算器17及び18のみを用い、自己相関器を用いないの
で、装置の小型化がはかれ、かつ、価格の低減化がはか
れる。
(9)速度及び速度分散をROMで構成された演算器1
7及び18で求めるようにしたので、演算の高速化をは
かることができる。
7及び18で求めるようにしたので、演算の高速化をは
かることができる。
(10)演算選択設定器20を設けることにより。
速度又は速度及び速度分散のみを演算して表示すること
ができるので1診断に必要な資料だけを迅速に提供する
ことができる。
ができるので1診断に必要な資料だけを迅速に提供する
ことができる。
(11)前記(1)乃至(4)により、簡単な構成で、
超音波ビーム上の生体内の超音波反射強度。
超音波ビーム上の生体内の超音波反射強度。
速度、速度及び速度分散を、各深度ごとに高速に測定演
算することができるので、生体内臓器等を診断するため
のより多くの情報を提供することができ、診断精度を向
上させることができる。
算することができるので、生体内臓器等を診断するため
のより多くの情報を提供することができ、診断精度を向
上させることができる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
言うまでもない。
本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば5次のような効果
を得ることができる。
を得ることができる。
(1)超音波反射強度を輝度を用いて表示することによ
り生ずる生体内運動部分のドツプラシフト信号に含まれ
るノイズをカットして表示することができる。すなわち
、観測したい範囲のドツプラシフト信号の下限を設定で
きる。これにより1例えば、血流量の大きなドツプラシ
フト信号のみを表示すること等が可能となる。
り生ずる生体内運動部分のドツプラシフト信号に含まれ
るノイズをカットして表示することができる。すなわち
、観測したい範囲のドツプラシフト信号の下限を設定で
きる。これにより1例えば、血流量の大きなドツプラシ
フト信号のみを表示すること等が可能となる。
(2)生体内運動部分の各サンプル点の速度の変化を色
の変化で表示することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差を観測することかできる。
の変化で表示することにより、生体内運動部分の各サン
プル点の速度差を観測することかできる。
(3)生体内運動部分の速度と速度分散を2次元の色変
化でカラー表示することにより、生体内運動部分の速度
と速度分散の相関を観測することができる。
化でカラー表示することにより、生体内運動部分の速度
と速度分散の相関を観測することができる。
(4)生体内運動部分の速度と速度分散を2次元の色の
変化に超音波反射強度に応じた輝度変化を加えてカラー
表示することにより、生体内運動部+o*a″:*Jl
)MIIIFm、U”1°11′1観測することができ
る。
変化に超音波反射強度に応じた輝度変化を加えてカラー
表示することにより、生体内運動部+o*a″:*Jl
)MIIIFm、U”1°11′1観測することができ
る。
第1図は1本発明の一実施例の超音波診断装置の生体内
運動部分の速度、速度分散、超音波反射強度及びこれら
の相関をカラー表示する技術の原理を説明するための図
、 第2図乃至第10図は1本実施例の超音波診断装置を説
明するための図であり、 第2図は、その超音波診断装置の全体概略構成を示すブ
ロック図、 第3図乃至第6図は、本実施例の速度及び速分散の演算
式を説明するための図、 第7図は、第2図に示す超音波反射強度演算器及び速度
演算器の一実施例の詳細な構成を示すブロック図、 第8図は、超音波反射強度演算器及び速度演算器の他の
実施例の構成を示すブロック図、第9図は、第2図に示
す速度分散演算器の一実施例の詳細な構成を示すブロッ
ク図、 第10図は、第2図に示すカラーエンコーダの一実施例
の詳細な構成を示すブロック図、第11図及び第12図
は、従来の超音波診断装置の問題点を説明するための特
性曲線図である。 図中、l・・・超音波探触子、2・・・打ち出し回路、
3・・・高周波増幅回路、4・・・水晶発振器、5・・
・同期回路、6・・・移相器、7,8・・・混合器、9
・・・サンプルパルス回路、10・・・低域通過フィル
タ、11・・・サンプル・ホールド回路、12・・・帯
域通過フィルタ、・13・・・周波数分析回路、14.
15・・・キャンセラ、16・・・超音波反射強度演算
器、17・・・速度演算器、18・・・速度分散演算器
、19・・・演算選択スイッチ、20・・・演算選択設
定器、21・・・カラーエンコーダ、22・・・検波器
、23・・・DSC,24・・・表示コントローラ、2
5・・・表示装置である。
運動部分の速度、速度分散、超音波反射強度及びこれら
の相関をカラー表示する技術の原理を説明するための図
、 第2図乃至第10図は1本実施例の超音波診断装置を説
明するための図であり、 第2図は、その超音波診断装置の全体概略構成を示すブ
ロック図、 第3図乃至第6図は、本実施例の速度及び速分散の演算
式を説明するための図、 第7図は、第2図に示す超音波反射強度演算器及び速度
演算器の一実施例の詳細な構成を示すブロック図、 第8図は、超音波反射強度演算器及び速度演算器の他の
実施例の構成を示すブロック図、第9図は、第2図に示
す速度分散演算器の一実施例の詳細な構成を示すブロッ
ク図、 第10図は、第2図に示すカラーエンコーダの一実施例
の詳細な構成を示すブロック図、第11図及び第12図
は、従来の超音波診断装置の問題点を説明するための特
性曲線図である。 図中、l・・・超音波探触子、2・・・打ち出し回路、
3・・・高周波増幅回路、4・・・水晶発振器、5・・
・同期回路、6・・・移相器、7,8・・・混合器、9
・・・サンプルパルス回路、10・・・低域通過フィル
タ、11・・・サンプル・ホールド回路、12・・・帯
域通過フィルタ、・13・・・周波数分析回路、14.
15・・・キャンセラ、16・・・超音波反射強度演算
器、17・・・速度演算器、18・・・速度分散演算器
、19・・・演算選択スイッチ、20・・・演算選択設
定器、21・・・カラーエンコーダ、22・・・検波器
、23・・・DSC,24・・・表示コントローラ、2
5・・・表示装置である。
Claims (2)
- (1)超音波パルスビームを一定の繰返し周波数で生体
内に送信し、反射波を受信増幅して表示する超音波診断
装置において、送信繰返し周波数の整数倍の周波数を有
し、互いに複素関係にある一組の複素基準信号と受信高
周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信号に変
換する複素信号変換手段と、該複素信号から生体内運動
部分の運動速度を演算する第1演算手段と、該第1演算
手段で求めた運動速度の分散を演算する第2演算手段と
、前記第1及び第2演算手段で得られた運動速度、運動
速度及び運動速度分散、運動速度と運動速度分散との相
関のうち少なくとも一つを色の変化で表示する表示手段
を具備したことを特徴とする超音波診断装置。 - (2)超音波パルスビームを一定の繰返し周波数で生体
内に送信し、反射波を受信増幅して表示する超音波診断
装置において、送信繰返し周波数の整数倍の周波数を有
し、互いに複素関係にある一組の複素基準信号と受信高
周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信号に変
換する複素信号変換手段と、該複素信号から生体内運動
部分の超音波反射強度を演算する第1演算手段と、前記
複素信号から生体内運動部分の運動速度を演算する第2
演算手段と、該第2演算手段で求めた運動速度の分散を
演算する第3演算手段と、前記第1、第2及び第3演算
手段で得られた運動速度、運動速度分散、運動速度と運
動速度分散との相関のうち少くとも一つを色の変化で表
示し、超音波反射強度を輝度で表示する表示手段を具備
したことを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263199A JPS61141347A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 超音波診断装置 |
DE3543604A DE3543604C2 (de) | 1984-12-12 | 1985-12-10 | Ultraschall-Diagnosevorrichtung |
US07/165,406 US4850366A (en) | 1984-12-12 | 1988-02-26 | Ultrasonic diagnosis apparatus for displaying speed or correlation between speed and speed dispersion by color change |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263199A JPS61141347A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 超音波診断装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20676492A Division JPH0789B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141347A true JPS61141347A (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=17386150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59263199A Pending JPS61141347A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 超音波診断装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4850366A (ja) |
JP (1) | JPS61141347A (ja) |
DE (1) | DE3543604C2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS62240034A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-20 | 株式会社東芝 | 超音波血流観測装置 |
JPH02246952A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-02 | Fujitsu Ltd | 超音波診断装置 |
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---|---|---|---|---|
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JPS63317137A (ja) * | 1987-06-20 | 1988-12-26 | Toshiba Corp | 超音波血流イメ−ジング装置 |
US4867167A (en) * | 1988-06-30 | 1989-09-19 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for determining and displaying the absolute value of quantitative backscatter |
EP0379139B1 (en) * | 1989-01-17 | 1994-07-27 | Fujitsu Limited | Ultrasonic diagnostic apparatus |
FR2662348A1 (fr) * | 1990-05-22 | 1991-11-29 | Philips Electronique Lab | Dispositif de mesure et de visualisation par echographie ultrasonore de debit d'un ecoulement sanguin et de dilatation du vaisseau associe. |
US5215094A (en) * | 1990-11-14 | 1993-06-01 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Ultrasonic flow velocity imaging systems with velocity image presistence |
EP1460555A1 (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-22 | Alcatel | Multiprocessor Architecture for DSL applications |
JP3964364B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2007-08-22 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 超音波診断装置 |
JP5683213B2 (ja) | 2009-11-17 | 2015-03-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Family Cites Families (6)
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---|---|---|---|---|
US3909771A (en) * | 1973-08-06 | 1975-09-30 | Norman C Pickering | Ophthalmic B-scan apparatus |
US3986160A (en) * | 1975-04-10 | 1976-10-12 | Automation Industries, Inc. | Visualization by ultrasonic detection |
US4387597A (en) * | 1980-12-08 | 1983-06-14 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Beamforming apparatus and method for ultrasonic imaging systems |
JPS58188433A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-02 | アロカ株式会社 | 超音波診断装置 |
US4562540A (en) * | 1982-11-12 | 1985-12-31 | Schlumberger Technology Corporation | Diffraction tomography system and methods |
JPS61135639A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-23 | 株式会社日立メデイコ | 超音波診断装置 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP59263199A patent/JPS61141347A/ja active Pending
-
1985
- 1985-12-10 DE DE3543604A patent/DE3543604C2/de not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-02-26 US US07/165,406 patent/US4850366A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6244230A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-26 | フィリップス エレクトロニクス ノース アメリカ コーポレイション | 診断用超音波画像表示方法および超音波撮像装置 |
JPS62240034A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-20 | 株式会社東芝 | 超音波血流観測装置 |
JPH02246952A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-02 | Fujitsu Ltd | 超音波診断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3543604C2 (de) | 1995-10-26 |
US4850366A (en) | 1989-07-25 |
DE3543604A1 (de) | 1986-06-19 |
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