JPS61139719A - 半導体回転センサ - Google Patents
半導体回転センサInfo
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- JPS61139719A JPS61139719A JP59260782A JP26078284A JPS61139719A JP S61139719 A JPS61139719 A JP S61139719A JP 59260782 A JP59260782 A JP 59260782A JP 26078284 A JP26078284 A JP 26078284A JP S61139719 A JPS61139719 A JP S61139719A
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- Japan
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- slit
- cantilevered beam
- cantilever
- stress
- cantilever beam
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000866 electrolytic etching Methods 0.000 description 4
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は半導体単結晶の片持梁を所定の周波数で振動さ
せ1片持梁の回転速度に応じて片持梁に生ずる変形を検
出することによって回転速度を検出する振動型半導体回
転センサに関するものである。
せ1片持梁の回転速度に応じて片持梁に生ずる変形を検
出することによって回転速度を検出する振動型半導体回
転センサに関するものである。
半導体回転センサとしては、例えば第2図に示すごとき
ものがある。
ものがある。
第2図において、(A)は平面図、(B)は(A)のA
−A’断面図、(C)は動作説明図である。
−A’断面図、(C)は動作説明図である。
第2図において、Si基板25にSL単結晶の片持梁2
0が形成されている。
0が形成されている。
そして、片持梁20に設けた電極24とSi基板25と
の間に、発振器23から片持梁20の共振周波数の周波
数を持った信号を印加すると、片持梁20の自由端21
が共振周波数で振動する。
の間に、発振器23から片持梁20の共振周波数の周波
数を持った信号を印加すると、片持梁20の自由端21
が共振周波数で振動する。
そして、この半導体回転センサを矢印に示す回転方向に
回転させると、片持梁20には矢印26で示すように回
転方向と逆向きのコリオリの力が印加され、片持梁20
によじれの歪を生ずる。
回転させると、片持梁20には矢印26で示すように回
転方向と逆向きのコリオリの力が印加され、片持梁20
によじれの歪を生ずる。
この歪を片持梁20の支持部付近に形成したピエゾ抵抗
素子22の抵抗変化として検出することにより、回転速
度を検出することが出来る。
素子22の抵抗変化として検出することにより、回転速
度を検出することが出来る。
上記のごとき従来の半導体回転センサにおいては、回転
速度に対応した力後片持梁上に回転軸と垂直方向に形成
したピエゾ抵抗素子によって検出するような構造(この
構造によれば片持梁の振動による変形は検出せず、片持
梁のよじれによる変形のみを検出することが出来る)と
なっていたため、ピエゾ抵抗素子を片持梁の中心線(回
転軸)を横切って形成させざるを得ないが、この中心線
付近は回転に対応する力による変形量が最小の部分であ
り、したがって感度が低くなるという問題があった。
速度に対応した力後片持梁上に回転軸と垂直方向に形成
したピエゾ抵抗素子によって検出するような構造(この
構造によれば片持梁の振動による変形は検出せず、片持
梁のよじれによる変形のみを検出することが出来る)と
なっていたため、ピエゾ抵抗素子を片持梁の中心線(回
転軸)を横切って形成させざるを得ないが、この中心線
付近は回転に対応する力による変形量が最小の部分であ
り、したがって感度が低くなるという問題があった。
本発明は上記のごとき従来技術の問題点を解決すること
を目的とするものである。
を目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本発明においては、片持梁
の支持部付近の梁の中央部分にスリットを設け、該スリ
ットの側方に片持梁の長手方向と平行にピエゾ抵抗素子
を形成することにより、片持梁に加わるねじれ変形応力
が上記スリットの両側に集中するのを利用して感度を向
上させるように構成している。
の支持部付近の梁の中央部分にスリットを設け、該スリ
ットの側方に片持梁の長手方向と平行にピエゾ抵抗素子
を形成することにより、片持梁に加わるねじれ変形応力
が上記スリットの両側に集中するのを利用して感度を向
上させるように構成している。
第1図は本発明の一実施例図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)のA−A’断面図、(C)は動作説明図
である。
(B)は(A)のA−A’断面図、(C)は動作説明図
である。
第1図において、Si基板8にはSi単結晶からなる片
持梁1が形成されている。
持梁1が形成されている。
又、片持梁1の支持部3付近の梁の中央部分には、スリ
ット6が設けられている。
ット6が設けられている。
そして、このスリット6の側方の両側に片持梁1の長手
方向と平行に2本のピエゾ抵抗素子5が形成されている
。
方向と平行に2本のピエゾ抵抗素子5が形成されている
。
この半導体回転センサに電極4を介して、発振器7から
片持梁1の共振周波数の信号を印加すると、片持梁1の
自由端2が共振周波数で振動する。
片持梁1の共振周波数の信号を印加すると、片持梁1の
自由端2が共振周波数で振動する。
その状態でこの半導体回転センサを回転軸9の回りに矢
印方向に回転させると、矢印1oで示すようなコリオリ
の力が印加される。
印方向に回転させると、矢印1oで示すようなコリオリ
の力が印加される。
この力は矢印11及び12に示すように、スリット6の
一方の側方では圧縮応力として加わり、他方の側方では
引張応力として加わる。
一方の側方では圧縮応力として加わり、他方の側方では
引張応力として加わる。
この応力をピエゾ抵抗素子5で検出することによって1
回転速度を検出することが出来る。
回転速度を検出することが出来る。
上記の構成においては、片持梁1の中央部分にスリット
6を設けており、かつピエゾ抵抗素子5を片持梁1の長
手方向と平行に形成しているので、回転に対応して片持
梁に発生する変形応力をピエゾ抵抗素子に集中させるこ
とが出来、又、片持梁の変形が生じない中心線付近から
離れた変形の大きい部分の引張応力、圧縮応力を検出す
ることが出来るので、感度を向上させることが出来る。
6を設けており、かつピエゾ抵抗素子5を片持梁1の長
手方向と平行に形成しているので、回転に対応して片持
梁に発生する変形応力をピエゾ抵抗素子に集中させるこ
とが出来、又、片持梁の変形が生じない中心線付近から
離れた変形の大きい部分の引張応力、圧縮応力を検出す
ることが出来るので、感度を向上させることが出来る。
なお上記の構成においては、ピエゾ抵抗素子は片持梁の
振動による応力も検出する。しかしその応力は、二つの
ピエゾ抵抗素子に同量だけ加えられるのに対し、回転に
応じた応力は、一方の素子には引張応力、他方の素子に
は圧縮応力となるから、二つのピエゾ抵抗素子の出力の
差を検出するように接続すれば、回転に応じた応力のみ
を検出することが出来る。
振動による応力も検出する。しかしその応力は、二つの
ピエゾ抵抗素子に同量だけ加えられるのに対し、回転に
応じた応力は、一方の素子には引張応力、他方の素子に
は圧縮応力となるから、二つのピエゾ抵抗素子の出力の
差を検出するように接続すれば、回転に応じた応力のみ
を検出することが出来る。
また振動による応力は、印加電圧に対応した一定の波形
となるから、ピエゾ抵抗素子の出力からその値を減算す
るように構成してもよい。
となるから、ピエゾ抵抗素子の出力からその値を減算す
るように構成してもよい。
次に、第3図は上記のごとき本発明の半導体回転センサ
の製造工程図である。
の製造工程図である。
第3図において、まず(A)では、<100>面を主面
とするp型のSiウェハ30の上に片持梁の厚さに相当
するn型エピタキシャル層31を成長させる。
とするp型のSiウェハ30の上に片持梁の厚さに相当
するn型エピタキシャル層31を成長させる。
例えば、300Hz前後の共振周波数で片持梁を振動さ
せる場合には、n型エピタキシャル層31の厚さは片持
梁の長さを500−程度とした場合に、 30虜程度に
する。
せる場合には、n型エピタキシャル層31の厚さは片持
梁の長さを500−程度とした場合に、 30虜程度に
する。
次に、(B)においては、n型エピタキシャル層31上
に形成したSiO□膜32をマスクとして、(B′)に
示すごときパターンでp型不純物(例えばホウ素)をS
iウェハ30に達するまでn型エピタキシャル層31に
拡散する。
に形成したSiO□膜32をマスクとして、(B′)に
示すごときパターンでp型不純物(例えばホウ素)をS
iウェハ30に達するまでn型エピタキシャル層31に
拡散する。
なお(B)は(B′)のA−A’断面を示すものである
。
。
次に、(C)において、上記と同様の方法にょリ(C′
)に示すごときパターンでp型のピエゾ抵抗35を拡散
して形成する。
)に示すごときパターンでp型のピエゾ抵抗35を拡散
して形成する。
なお、(C)は(C′)のB−B’断面を示す。
次に、(D)において、エツチングによって電極4とな
る部分のSiO□膜32に窓開けを行なう。
る部分のSiO□膜32に窓開けを行なう。
次に、(E)において、後記電解エツチングの際のマス
クとなるCr−Au膜36を蒸着あるいはスパッタ法で
付着させ、さらにその上にAu層37を蒸着し、必要な
部分を残してエツチングで除去する。
クとなるCr−Au膜36を蒸着あるいはスパッタ法で
付着させ、さらにその上にAu層37を蒸着し、必要な
部分を残してエツチングで除去する。
次に(F)において、反対側の主面に513N4膜38
をCVD等によって付着させ、必要な部分を残してエツ
チングする。
をCVD等によって付着させ、必要な部分を残してエツ
チングする。
次に、エチレンジアミン+ピロカテコールあるいはKO
H等の電解エツチング液に浸し、同じエツチング液中に
浸したpt電極に対して、Au層37が正の電位となる
ように接続して電圧を印加し、電解エツチングを行なう
。
H等の電解エツチング液に浸し、同じエツチング液中に
浸したpt電極に対して、Au層37が正の電位となる
ように接続して電圧を印加し、電解エツチングを行なう
。
それによってp型の部分がエツチングされ、(G)に示
すごとく、片持梁39が形成される。
すごとく、片持梁39が形成される。
なお上記の電解エツチングの際に、前記(B)及び(B
′)のp+層33の部分もエツチングされるので、(I
)に示すごとく、スリット6も同時に形成されている。
′)のp+層33の部分もエツチングされるので、(I
)に示すごとく、スリット6も同時に形成されている。
次に、(H)において、Au層37をマスクとしてCr
−Au層36をエツチングすることにより、電vi4が
形成される。
−Au層36をエツチングすることにより、電vi4が
形成される。
上記の工程によって前記第1図のごとき半導体回転セン
サを製造することが出来る。
サを製造することが出来る。
以上説明したごとく本発明においては、片持梁の支持部
付近の梁の中央部分にスリットを設け、該スリットの側
方に片持梁の長手方向と平行にピエゾ抵抗素子を形成し
ているので5回転に対応して片持梁に発生する変形応力
をピエゾ抵抗素子に集中させることが出来、かつ梁の変
形がない中心線付近から離れた変形の大きい部分の圧縮
応力と引張応力との両方を検知することが出来るので、
感度を向上させることが出来るという効果がある。
付近の梁の中央部分にスリットを設け、該スリットの側
方に片持梁の長手方向と平行にピエゾ抵抗素子を形成し
ているので5回転に対応して片持梁に発生する変形応力
をピエゾ抵抗素子に集中させることが出来、かつ梁の変
形がない中心線付近から離れた変形の大きい部分の圧縮
応力と引張応力との両方を検知することが出来るので、
感度を向上させることが出来るという効果がある。
第1図は本発明の一実施例図、第2図は従来装置の一例
図、第3図は本発明の製造工程図である。 符号の説明
図、第3図は本発明の製造工程図である。 符号の説明
Claims (1)
- 回転軸に平行に支持される半導体単結晶の片持梁と、該
片持梁の自由端を所定周波数で振動させる手段と、回転
に応じて上記片持梁に生じる変形量を検出する手段とを
備えた振動型半導体回転センサにおいて、上記片持梁の
支持部付近の梁の中央部分にスリットを設け、該スリッ
トの側方の片持梁の支持部近傍に片持梁の長手方向と平
行にピエゾ抵抗素子を形成したことを特徴とする半導体
回転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59260782A JPS61139719A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 半導体回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59260782A JPS61139719A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 半導体回転センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61139719A true JPS61139719A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0374926B2 JPH0374926B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=17352650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59260782A Granted JPS61139719A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 半導体回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61139719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0778458A1 (en) | 1995-12-05 | 1997-06-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Angular velocity sensor |
US5889208A (en) * | 1991-12-06 | 1999-03-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Angular velocity sensor having cantilever beams |
USRE42359E1 (en) | 1992-10-13 | 2011-05-17 | Denso Corporation | Dynamical quantity sensor |
JP2011237390A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Gunma Univ | 加速度センサ |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP59260782A patent/JPS61139719A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5889208A (en) * | 1991-12-06 | 1999-03-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Angular velocity sensor having cantilever beams |
USRE42359E1 (en) | 1992-10-13 | 2011-05-17 | Denso Corporation | Dynamical quantity sensor |
EP0778458A1 (en) | 1995-12-05 | 1997-06-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Angular velocity sensor |
JP2011237390A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Gunma Univ | 加速度センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374926B2 (ja) | 1991-11-28 |
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