JPS6113819Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113819Y2 JPS6113819Y2 JP14414178U JP14414178U JPS6113819Y2 JP S6113819 Y2 JPS6113819 Y2 JP S6113819Y2 JP 14414178 U JP14414178 U JP 14414178U JP 14414178 U JP14414178 U JP 14414178U JP S6113819 Y2 JPS6113819 Y2 JP S6113819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- fluid inflow
- diameter
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はソレノイドに生起、消滅する電磁力に
て弁体を移動させ、もつて弁座を開閉制御する電
磁弁に関する。
て弁体を移動させ、もつて弁座を開閉制御する電
磁弁に関する。
従来、ソレノイドに生起、消滅する電磁力にて
直接弁体を開閉する直接型の電磁弁に於いて、流
体圧力が高くなつたり、弁座口径が大きくなると
それに打勝つて開くだけのより大きい電磁コイル
を必要とし、製作上、製品コスト、の面で限界が
あつた。
直接弁体を開閉する直接型の電磁弁に於いて、流
体圧力が高くなつたり、弁座口径が大きくなると
それに打勝つて開くだけのより大きい電磁コイル
を必要とし、製作上、製品コスト、の面で限界が
あつた。
この為、流体流路を流れる流体圧力を利用して
弁体を開閉制御するパイロツト式があるが、かか
る構造による小さなコイルで大きな流路をとれ、
コンパクトであるがその反面、低い圧力での作動
や洩れ性能が十分でなかつた。また流体流路を流
れる流体の圧力を弁体操作時に影響を与えないよ
うにしてコイルをコンパクトにまとめる技術は、
例えば実公昭45−2638号公報等に示されるもので
あるが、これらのものは弁体の他方に、流体圧力
相殺用のバルブを各別に設けることが必要なこと
よりコンパクトにまとめ得ないものである。
弁体を開閉制御するパイロツト式があるが、かか
る構造による小さなコイルで大きな流路をとれ、
コンパクトであるがその反面、低い圧力での作動
や洩れ性能が十分でなかつた。また流体流路を流
れる流体の圧力を弁体操作時に影響を与えないよ
うにしてコイルをコンパクトにまとめる技術は、
例えば実公昭45−2638号公報等に示されるもので
あるが、これらのものは弁体の他方に、流体圧力
相殺用のバルブを各別に設けることが必要なこと
よりコンパクトにまとめ得ないものである。
以下、本考案の一実施例を図により説明する
と、弁本体1は内部に設けた弾性部材よりなる弁
座2により流体流入路3と流体流出路4とに区分
され、弁座2の一部から弁支持体5を突設し、そ
の上端に外周にOリング6を配した環体7を設け
る。弁座2に対応して弁体8を配置し、該弁体
は、内部に穿設した弁支持孔9にて弁支持体5の
環体7に摺動自在に摺接される。環体7の上部と
弁支持孔9にて圧力室10が形成され、この圧力
室10は流体流入路3と圧力導入路11にて連絡
され、該圧力導入路11にはストレーナ12が配
される。そして弁体8の弁支持孔9の口径Dと弁
体8の弁径dを均等に形成する。13は弁体8の
上部プランジヤー部14を囲繞するソレノイドで
あり、15は弁体8を弁座2に押圧するスプリン
グである。
と、弁本体1は内部に設けた弾性部材よりなる弁
座2により流体流入路3と流体流出路4とに区分
され、弁座2の一部から弁支持体5を突設し、そ
の上端に外周にOリング6を配した環体7を設け
る。弁座2に対応して弁体8を配置し、該弁体
は、内部に穿設した弁支持孔9にて弁支持体5の
環体7に摺動自在に摺接される。環体7の上部と
弁支持孔9にて圧力室10が形成され、この圧力
室10は流体流入路3と圧力導入路11にて連絡
され、該圧力導入路11にはストレーナ12が配
される。そして弁体8の弁支持孔9の口径Dと弁
体8の弁径dを均等に形成する。13は弁体8の
上部プランジヤー部14を囲繞するソレノイドで
あり、15は弁体8を弁座2に押圧するスプリン
グである。
以上の構造によると、ソレノイド13へ非通電
時においてソレノイド13に磁力が発生していな
い状態では、弁体8はスプリング15の力にて弁
座2に押圧されて閉塞保持されるものであり、か
かる弁閉塞状態において流体流入路3内の1次圧
力は弁体8の全外周と圧力室10内に作用するも
のであり、弁体8は弁体8の外径A相当の下方向
押圧を受けると共に圧力室10の弁支持孔9の径
Dと弁体8の外径A−弁径dとの和に相当する上
方向押圧力を受けるものであり、この下方向押圧
力と上方向押圧力は特に弁支持孔9の径Dと弁径
dとを均等にしたので同一押圧力となるものであ
る。
時においてソレノイド13に磁力が発生していな
い状態では、弁体8はスプリング15の力にて弁
座2に押圧されて閉塞保持されるものであり、か
かる弁閉塞状態において流体流入路3内の1次圧
力は弁体8の全外周と圧力室10内に作用するも
のであり、弁体8は弁体8の外径A相当の下方向
押圧を受けると共に圧力室10の弁支持孔9の径
Dと弁体8の外径A−弁径dとの和に相当する上
方向押圧力を受けるものであり、この下方向押圧
力と上方向押圧力は特に弁支持孔9の径Dと弁径
dとを均等にしたので同一押圧力となるものであ
る。
従つて流体流入路3内の一次圧力がどの様に変
化しても弁体8は一次圧力の影響を全く受けるこ
とがないので弁体8を確実に操作することができ
るとともに弁体8を開放するソレノイド13の磁
力は単にスプリング15に打勝つだけの極めて小
さい力でよく、ソレノイド13は安価にして且つ
極めてコンパクトで容易に製造できるものであ
る。また環体の上部と弁支持孔とによつて流体流
入路に連らなる圧力室を形成したので弁体に反対
方向の付勢力を付力するため圧力室をコンパクト
にまとめることができたので弁自体を小型化にす
ることができ、さらには弁体の弁座に極めて近い
部分を摺動保持できたので弁体が流体圧力を受け
たときにも弁体の倒れを抑止でき弁閉塞性能を良
好に維持できるものである。
化しても弁体8は一次圧力の影響を全く受けるこ
とがないので弁体8を確実に操作することができ
るとともに弁体8を開放するソレノイド13の磁
力は単にスプリング15に打勝つだけの極めて小
さい力でよく、ソレノイド13は安価にして且つ
極めてコンパクトで容易に製造できるものであ
る。また環体の上部と弁支持孔とによつて流体流
入路に連らなる圧力室を形成したので弁体に反対
方向の付勢力を付力するため圧力室をコンパクト
にまとめることができたので弁自体を小型化にす
ることができ、さらには弁体の弁座に極めて近い
部分を摺動保持できたので弁体が流体圧力を受け
たときにも弁体の倒れを抑止でき弁閉塞性能を良
好に維持できるものである。
また圧力室10と流体流入路3とを連結する圧
力導入路11にストレーナ12を配置したので流
体流入路3中を流れる異物が圧力室10内に流入
しないので弁体8の作動特性が阻害されることな
く常に安定した作動状態を得られるものである。
更にまた、弁体8の弁座2への対向端部を斜せに
切欠いたことにより、弁体8の開放時における弁
座2の流れは層流状態となつて流れ、流れの状態
が乱されることがなく、安定した流量特性を得ら
れるものである。
力導入路11にストレーナ12を配置したので流
体流入路3中を流れる異物が圧力室10内に流入
しないので弁体8の作動特性が阻害されることな
く常に安定した作動状態を得られるものである。
更にまた、弁体8の弁座2への対向端部を斜せに
切欠いたことにより、弁体8の開放時における弁
座2の流れは層流状態となつて流れ、流れの状態
が乱されることがなく、安定した流量特性を得ら
れるものである。
図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。
1……弁本体、2……弁座、3……流体流入
路、4……流体流出路、5……弁支持体、8……
弁体、9……弁支持孔。
路、4……流体流出路、5……弁支持体、8……
弁体、9……弁支持孔。
Claims (1)
- 弁座2にて流体流入路3と流体流出路4とに区
分された弁本体1と;弁本体1と一体的に形成さ
れ、且つ弁座2の弁座径の内方より流体流入路3
側に突起し、その先端部に環体7を設けた弁支持
体5と;円筒形状よりなりその内筒部の弁支持孔
9が弁支持体5の環体7に摺動自在に嵌合配置さ
れ、環体7の上部と弁支持孔9とによつて流体流
入路3に連らなる圧力室10を形成するととも
に、その弁座対向端部に弁部を設けた弁体8と、
弁体8を磁力によつて動作させるソレノイド13
と、圧力室10と流体流入路3とを連絡する圧力
導入路11と;よりなり弁支持孔9の口径Dと弁
体8の弁径dとを均等にしてなる電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14414178U JPS6113819Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14414178U JPS6113819Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5559878U JPS5559878U (ja) | 1980-04-23 |
JPS6113819Y2 true JPS6113819Y2 (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=29122485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14414178U Expired JPS6113819Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113819Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4477056A (en) * | 1983-02-28 | 1984-10-16 | Martin Marietta Corporation | High force-gain valve |
JPS59226783A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 流路開閉弁 |
JP5913561B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2016-04-27 | 三菱重工業株式会社 | ポペットバルブ |
DE102014008651A1 (de) * | 2014-06-13 | 2015-12-17 | Rsg Electronic Gmbh | Ventilvorrichtung zum Ansteuern von Medienströmen jedweder Art |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP14414178U patent/JPS6113819Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5559878U (ja) | 1980-04-23 |
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