JPS61134601A - 磁気形変位センサ - Google Patents
磁気形変位センサInfo
- Publication number
- JPS61134601A JPS61134601A JP25649784A JP25649784A JPS61134601A JP S61134601 A JPS61134601 A JP S61134601A JP 25649784 A JP25649784 A JP 25649784A JP 25649784 A JP25649784 A JP 25649784A JP S61134601 A JPS61134601 A JP S61134601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- hall element
- holding member
- generation source
- magnetic pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は変位量に比例した電気信号を得る磁気形変位セ
ンサに関するものである。
ンサに関するものである。
[従来の技術]
直線変位をリニアに検出する変位センサとして、差動変
圧器やポテンショメータが使用されている。
圧器やポテンショメータが使用されている。
差動変圧器は、励磁電源に接続される1−次コイルと、
該1次コイルの両端にそれぞれ同軸的に配置された第1
及び第2の2次コイルと、これらのコイルの内側を軸線
方向に変位し得るように設けられた可動鉄心とを備え、
可動鉄心の変位に伴って第1及び第2の2次コイルに誘
起する電圧の差が可動鉄心の変位に比例していることを
利用して変位量を検出する。またポテンショメータは、
固定抵抗体と該固定抵抗体上を摺動する開動子とからな
り、固定抵抗体の一端と摺動子との間の抵抗値が摺動子
の変位に伴って変化することを利用して変位量を検出す
る。
該1次コイルの両端にそれぞれ同軸的に配置された第1
及び第2の2次コイルと、これらのコイルの内側を軸線
方向に変位し得るように設けられた可動鉄心とを備え、
可動鉄心の変位に伴って第1及び第2の2次コイルに誘
起する電圧の差が可動鉄心の変位に比例していることを
利用して変位量を検出する。またポテンショメータは、
固定抵抗体と該固定抵抗体上を摺動する開動子とからな
り、固定抵抗体の一端と摺動子との間の抵抗値が摺動子
の変位に伴って変化することを利用して変位量を検出す
る。
[発明が解決しようとする問題点]
直線変位を検出するセンサとして多く用いられている差
動変圧器やポテンショメータは構成部品が精巧で構造が
複雑であるため、高価になるのを避けられず、機械の各
可動部の変位量を検出するために多量に使用するのには
適していなかった。
動変圧器やポテンショメータは構成部品が精巧で構造が
複雑であるため、高価になるのを避けられず、機械の各
可動部の変位量を検出するために多量に使用するのには
適していなかった。
またこれらのセンサは大形になるのを避けられないため
、機械の可動部にコンパクトに取付けることが困難であ
った。
、機械の可動部にコンパクトに取付けることが困難であ
った。
本発明の目的は、ホール素子を検出素子として用いて簡
単な構造で変位をリニアに検出し得るようにした磁気形
変位センサを提供することにある。
単な構造で変位をリニアに検出し得るようにした磁気形
変位センサを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、その実施例を示す第1図乃至第4図に見られ
るように、相対的に変位し得るように設けられた磁気発
生源保持部材1及びホール素子保持部材2と、磁気発生
源保持部材1に保持された磁気発生源3と、ホール素子
保持部材2に保持されて磁気発生源3の磁極面3aから
生じる磁束を検出するホール素子4とを備えており、磁
気発生源3のホール素子側磁極面3aはfitig発生
源保持部材1とホール素子保持部材2との相対的な変位
(に伴ってホール素子4との間の距離が変化す
るように設けられている。
るように、相対的に変位し得るように設けられた磁気発
生源保持部材1及びホール素子保持部材2と、磁気発生
源保持部材1に保持された磁気発生源3と、ホール素子
保持部材2に保持されて磁気発生源3の磁極面3aから
生じる磁束を検出するホール素子4とを備えており、磁
気発生源3のホール素子側磁極面3aはfitig発生
源保持部材1とホール素子保持部材2との相対的な変位
(に伴ってホール素子4との間の距離が変化す
るように設けられている。
磁気発生源保持部材とホール素子保持部材との間の相対
的変位に伴って磁極面3aとホール素子4との間の距離
を変化させるようにするための構造は種々考えられるが
、幾つかの例を挙げると、第1図に示した例では、磁気
発生源3が磁石30と磁極片31とにより構成され、磁
極片31の厚みを磁気発生源保持部材1とホール素子保
持部材2との間の相対的変位の方向(AIまたはA2方
向)に沿って徐々に変化させることにより磁極面3aが
変位方向に対して傾斜させられている。
的変位に伴って磁極面3aとホール素子4との間の距離
を変化させるようにするための構造は種々考えられるが
、幾つかの例を挙げると、第1図に示した例では、磁気
発生源3が磁石30と磁極片31とにより構成され、磁
極片31の厚みを磁気発生源保持部材1とホール素子保
持部材2との間の相対的変位の方向(AIまたはA2方
向)に沿って徐々に変化させることにより磁極面3aが
変位方向に対して傾斜させられている。
また第2図に示した例では、磁気発生源3が磁石30と
磁極片31とにより構成され、磁極片310ホ一ル素子
側磁極面3aが階段状に形成されている。
磁極片31とにより構成され、磁極片310ホ一ル素子
側磁極面3aが階段状に形成されている。
更に第3図に示した例では、磁気発生源3が磁石30か
うなり、該磁石30は、そのボール素子側磁極面が変位
方向に対して傾斜するように配置されている。
うなり、該磁石30は、そのボール素子側磁極面が変位
方向に対して傾斜するように配置されている。
[発明の作用]
上記の構成において、磁気発生源保持部材1及びホール
素子保持部材2がA1方向またはA2方向に相対的に変
位すると、磁極面3aとホール素子との間の距離が変化
するため、ホール素子4の出力電圧が変化する。このホ
ール素子の出力電圧の変化量は、磁気発生源保持部材1
とホール素子保持部材2との間の変位量に比例している
ため、磁気発生源保持部材1及びホール素子保持部材2
の内の一方を固定し、他方を可動として可動側の保持部
材を機械の可動部分等の被検出部に結合することにより
、被検出部の変位量を検出することができる。またホー
ル素子の各瞬時の出力電圧の大きさは該ホール素子の磁
気発生源に対する位置に対応しているので、該ホール素
子の出力電圧の大きさから被検出部の位置を検出するこ
とができる。
素子保持部材2がA1方向またはA2方向に相対的に変
位すると、磁極面3aとホール素子との間の距離が変化
するため、ホール素子4の出力電圧が変化する。このホ
ール素子の出力電圧の変化量は、磁気発生源保持部材1
とホール素子保持部材2との間の変位量に比例している
ため、磁気発生源保持部材1及びホール素子保持部材2
の内の一方を固定し、他方を可動として可動側の保持部
材を機械の可動部分等の被検出部に結合することにより
、被検出部の変位量を検出することができる。またホー
ル素子の各瞬時の出力電圧の大きさは該ホール素子の磁
気発生源に対する位置に対応しているので、該ホール素
子の出力電圧の大きさから被検出部の位置を検出するこ
とができる。
[実施例]
以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
− 第1図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て1は磁気発生源保持部材、2はホール素子保持部材で
ある。この例では、磁気発生源保持部材1及びホール素
子保持部材2が合成樹脂により形成され、磁気発生源保
持部材1及びホール素子保持部材2内にそれぞれ磁気発
生源3及びホ−ル素子4が埋設されている。ホール素子
保持部材2の内部を貫通させて孔21が設けられ、該孔
21内に該孔21と相似な断面形状を有する磁気発生源
保持部材1が摺動自在に嵌合されている。
− 第1図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て1は磁気発生源保持部材、2はホール素子保持部材で
ある。この例では、磁気発生源保持部材1及びホール素
子保持部材2が合成樹脂により形成され、磁気発生源保
持部材1及びホール素子保持部材2内にそれぞれ磁気発
生源3及びホ−ル素子4が埋設されている。ホール素子
保持部材2の内部を貫通させて孔21が設けられ、該孔
21内に該孔21と相似な断面形状を有する磁気発生源
保持部材1が摺動自在に嵌合されている。
磁気発生源保持部材1を孔21内で回転させることなく
、該孔21の軸線方向(AI力方向びA2方向)にのみ
変位させるようにするため、磁気発生源1及び孔21は
共に非円形な断面形状を有するように形成されている。
、該孔21の軸線方向(AI力方向びA2方向)にのみ
変位させるようにするため、磁気発生源1及び孔21は
共に非円形な断面形状を有するように形成されている。
ホール素子4はその磁束検出面4aを孔2111111
に向けて該孔21の軸線と平行させた状態で孔21の長
手方・向の中央部に対応する位置に配置され、ホール素
子4から引出された4本のリード線W1乃至W4が保持
部材2の側面から外部に導出されている。
に向けて該孔21の軸線と平行させた状態で孔21の長
手方・向の中央部に対応する位置に配置され、ホール素
子4から引出された4本のリード線W1乃至W4が保持
部材2の側面から外部に導出されている。
磁気発生源保持部材1の内部に埋設された磁気発生源3
は、帯板状の磁石30と、磁石30と同一の輪郭形状を
有して該磁石30のホール素子側の磁極面30aに一面
が密接された状態で接合された帯板状の磁極片31とか
らなっている。磁石30はその長さ方向に沿って表面の
磁束密度が均一になるように厚み方向に着磁され、磁極
片31のホール素子4側の面が磁気発生源の磁極面3a
としてホール素子4に対向せしめられている。この磁気
発生源3は、磁石30及び11橿片31の長手方向を孔
21の軸線方向に一致させて、且つ磁極片31をホール
素子4側に向けて磁気発生源保持部材1内に埋設されて
いる。そして磁極片31は磁気発生源保持部材1の変位
の方向に沿って厚みが直線的に変化する形状に形成され
、これにより磁極面3aが変位方向に対して傾斜させら
れている。磁気発生源保持部材1の軸線方向の両端には
孔21の軸線方向に伸びる可動軸5A及び5Bが取付け
られ、これらの可動軸のいずれかが、図示しない被検出
部に結合されるようになっている。
は、帯板状の磁石30と、磁石30と同一の輪郭形状を
有して該磁石30のホール素子側の磁極面30aに一面
が密接された状態で接合された帯板状の磁極片31とか
らなっている。磁石30はその長さ方向に沿って表面の
磁束密度が均一になるように厚み方向に着磁され、磁極
片31のホール素子4側の面が磁気発生源の磁極面3a
としてホール素子4に対向せしめられている。この磁気
発生源3は、磁石30及び11橿片31の長手方向を孔
21の軸線方向に一致させて、且つ磁極片31をホール
素子4側に向けて磁気発生源保持部材1内に埋設されて
いる。そして磁極片31は磁気発生源保持部材1の変位
の方向に沿って厚みが直線的に変化する形状に形成され
、これにより磁極面3aが変位方向に対して傾斜させら
れている。磁気発生源保持部材1の軸線方向の両端には
孔21の軸線方向に伸びる可動軸5A及び5Bが取付け
られ、これらの可動軸のいずれかが、図示しない被検出
部に結合されるようになっている。
ホール素子4から引出された4本のリード線のうち、電
源端子から引出された2本のリード1IW1及びW2は
電源6の出力端子に接続され、該電源6からホール素子
4に電流Iが与えられる。ホール素子4の出力端子から
引出された2本のり一ド線W3及びW4は増幅器7の入
力端子に接続されている。増幅器7の出力電圧は電圧−
変位変換回路8に入力されて磁気発生源3の変位を示す
信号に変換され、該変換回路の出力が表示器9に入力さ
れている。
源端子から引出された2本のリード1IW1及びW2は
電源6の出力端子に接続され、該電源6からホール素子
4に電流Iが与えられる。ホール素子4の出力端子から
引出された2本のり一ド線W3及びW4は増幅器7の入
力端子に接続されている。増幅器7の出力電圧は電圧−
変位変換回路8に入力されて磁気発生源3の変位を示す
信号に変換され、該変換回路の出力が表示器9に入力さ
れている。
上記の実施例において、ホール素子4に与える電流Iを
一定とした場合のホール素子の出力電圧■0の磁束密度
Bに対する特性は第5図に示す通りで、ホール素子の出
力電圧は磁束密度Bに比例して直線的に変化する。一方
、磁気発生源3の磁極面3aは磁気発生源保持部材1の
変位の方向に対して傾斜しているため、磁極面3aとホ
ール素子4の磁束検出面4aとの間の距離が磁気発生源
保持部材1の変位に伴って直線的に変化する。また磁気
発生源3の磁極面3aは傾斜しているが、磁極片31が
磁石30に密接して面接合されているため、磁極面3a
での磁束密度は略一定である。
一定とした場合のホール素子の出力電圧■0の磁束密度
Bに対する特性は第5図に示す通りで、ホール素子の出
力電圧は磁束密度Bに比例して直線的に変化する。一方
、磁気発生源3の磁極面3aは磁気発生源保持部材1の
変位の方向に対して傾斜しているため、磁極面3aとホ
ール素子4の磁束検出面4aとの間の距離が磁気発生源
保持部材1の変位に伴って直線的に変化する。また磁気
発生源3の磁極面3aは傾斜しているが、磁極片31が
磁石30に密接して面接合されているため、磁極面3a
での磁束密度は略一定である。
そこでIat面3aがホール素子4の磁束検出面4aに
最も近接する状態になる磁気発生源保持部材1の位置を
始点Oとして、該磁気発生源保持部材1を第1図のA1
方向に変位させた場合の磁束密度(磁束検出面4aにお
ける磁束密度)Bの変化を示すと第6図のようになる。
最も近接する状態になる磁気発生源保持部材1の位置を
始点Oとして、該磁気発生源保持部材1を第1図のA1
方向に変位させた場合の磁束密度(磁束検出面4aにお
ける磁束密度)Bの変化を示すと第6図のようになる。
従って磁気発生源保持部材1の変位に対するホール素子
4の出力電圧VOの特性は第7図のようになり、ホール
素子4の出力電圧vOは変位量の増大に伴って低下して
いく。なお、磁極面3aがホール素子4の磁束検出面4
aから最も離れた状態になる磁気発生源保持部材1の位
置を始点0として、磁気発生源保持部材1をA2方向に
変位させた場合には、第7図とは逆に変位量の増大に伴
ってホール素子の出力電圧■0が増大することになる。
4の出力電圧VOの特性は第7図のようになり、ホール
素子4の出力電圧vOは変位量の増大に伴って低下して
いく。なお、磁極面3aがホール素子4の磁束検出面4
aから最も離れた状態になる磁気発生源保持部材1の位
置を始点0として、磁気発生源保持部材1をA2方向に
変位させた場合には、第7図とは逆に変位量の増大に伴
ってホール素子の出力電圧■0が増大することになる。
上記のように、ホール素子4の出力電圧VOは変位量に
応じて直線的に変化するため、該出力電圧により被検出
部の変位を直線的に検出することができる。またホール
素子4の出力電圧VOの大きさは磁気発生源の位置に対
応している為、出力電圧Voの大きざにより被検出部の
位置を知ることができる。変位量は、ホール素子4の出
力電圧Voと、磁極面3aの磁束密度及び磁極面3aの
傾斜角度により決まるホール素子4の磁束検出面4aの
磁束密度Bと、ホール素子4に流す電流の、 大きざと
、ホール定数とから求めることができる。
応じて直線的に変化するため、該出力電圧により被検出
部の変位を直線的に検出することができる。またホール
素子4の出力電圧VOの大きさは磁気発生源の位置に対
応している為、出力電圧Voの大きざにより被検出部の
位置を知ることができる。変位量は、ホール素子4の出
力電圧Voと、磁極面3aの磁束密度及び磁極面3aの
傾斜角度により決まるホール素子4の磁束検出面4aの
磁束密度Bと、ホール素子4に流す電流の、 大きざと
、ホール定数とから求めることができる。
磁極面3aの傾斜角を適宜に設定することにより、単位
変位量当たりの出力電圧Voの変化量を調整して分解能
を調整することができる。
変位量当たりの出力電圧Voの変化量を調整して分解能
を調整することができる。
第1図に示した例では、ホール素子4の出力電圧が増幅
器7により増幅された後電圧−変位変換回路8に入力さ
れる。この変換回路は、ホール素子の出力電圧Voを変
位量検出信号に変換し1、表示器9を動作させる。表示
器9はアナログまたはデジタル的に変位量を表示する。
器7により増幅された後電圧−変位変換回路8に入力さ
れる。この変換回路は、ホール素子の出力電圧Voを変
位量検出信号に変換し1、表示器9を動作させる。表示
器9はアナログまたはデジタル的に変位量を表示する。
尚、ホール素子4の出力を増幅した後、被検出部の変位
を制御する適宜の制御装置に与える変位検出信号として
用いることができるのは勿論である。
を制御する適宜の制御装置に与える変位検出信号として
用いることができるのは勿論である。
上記の実施例では、磁気発生源3のホール素子f18@
楊面3aを変位方向に対して直線的に傾斜させたが、第
2図に示すように、磁極面3aを変位方向に沿って階段
状に変化する形状に形成することもできる。磁気発生源
3をこのように構成すると、変位に対するホール素子の
出力電圧vOの特性は第8図のようになり、ホール素子
の出力電圧は変位に対して階段状に変化する。
楊面3aを変位方向に対して直線的に傾斜させたが、第
2図に示すように、磁極面3aを変位方向に沿って階段
状に変化する形状に形成することもできる。磁気発生源
3をこのように構成すると、変位に対するホール素子の
出力電圧vOの特性は第8図のようになり、ホール素子
の出力電圧は変位に対して階段状に変化する。
また上記の各実施例では、磁気発生源3を磁石と磁極片
とにより構成したが、第3図に示すように磁気発生源3
を磁石3のみにより構成して、該磁石3を変位方向に対
して傾斜ざばて配置してもよい。
とにより構成したが、第3図に示すように磁気発生源3
を磁石3のみにより構成して、該磁石3を変位方向に対
して傾斜ざばて配置してもよい。
更に、上記の各実施例では、磁気発生源を可動側に配置
したが、第4図に示すように、孔11を有する磁気発生
源保持部材1内に磁気発生源3を埋設し、孔11内に摺
動自在に嵌合されたホール素子保持部材2内に1−′し
素子4を埋xi L/ i:・1 ニール素子保
持部材2を可動としてもよい。この場合、ホール素子保
持部材2に可動軸5A、5Bを取付け、これらの可動軸
のいずれかを被検出部に結合する。第4図に示す例にお
いて、磁気発生源3は第1図の実施例と同様に磁石30
と磁極片31とにより構成され、該磁気発生源3はその
長手方向が孔11の軸線方向に一致するように配置され
ている。またホール素子4はその磁束検出面4aを磁気
発生源3側に向けた状態でホール素子保持部材2内に埋
設され、ホール素子4から引出されたリード線W1〜W
4は可動軸5Bに沿って外部に導出されている。
したが、第4図に示すように、孔11を有する磁気発生
源保持部材1内に磁気発生源3を埋設し、孔11内に摺
動自在に嵌合されたホール素子保持部材2内に1−′し
素子4を埋xi L/ i:・1 ニール素子保
持部材2を可動としてもよい。この場合、ホール素子保
持部材2に可動軸5A、5Bを取付け、これらの可動軸
のいずれかを被検出部に結合する。第4図に示す例にお
いて、磁気発生源3は第1図の実施例と同様に磁石30
と磁極片31とにより構成され、該磁気発生源3はその
長手方向が孔11の軸線方向に一致するように配置され
ている。またホール素子4はその磁束検出面4aを磁気
発生源3側に向けた状態でホール素子保持部材2内に埋
設され、ホール素子4から引出されたリード線W1〜W
4は可動軸5Bに沿って外部に導出されている。
上記の各実施例においては、可動側の保持部材に可動軸
5A及び5Bを取付けて、該可動軸を利用して被検出部
に結合するようにしたが、可動側の保持部材を被検出部
に直接固定したり、被検出部に埋設したりすることもで
きる。また被検出部そのもの及び該被検出部近傍の固定
部材をそれぞれ可動側及び固定側の保持部材として用い
て、該被検出部に磁気発生源またはホール素子を保持さ
せ、該被検出部近傍の固定部材にホール素子または磁気
発生源を保持させるようにしてもよい。
5A及び5Bを取付けて、該可動軸を利用して被検出部
に結合するようにしたが、可動側の保持部材を被検出部
に直接固定したり、被検出部に埋設したりすることもで
きる。また被検出部そのもの及び該被検出部近傍の固定
部材をそれぞれ可動側及び固定側の保持部材として用い
て、該被検出部に磁気発生源またはホール素子を保持さ
せ、該被検出部近傍の固定部材にホール素子または磁気
発生源を保持させるようにしてもよい。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、磁気発生源とホール素
子とを相対的に変位可能に設け、該相対的変位に伴って
磁気発生源の磁極面とホール素子との間の距離を変化さ
せるように該磁極面を設けたので、被検出部の変位を直
線的に検出することができる変位センサを簡単な構造で
得ることができ、変位センサの小形化を図ることができ
る利点がある。
子とを相対的に変位可能に設け、該相対的変位に伴って
磁気発生源の磁極面とホール素子との間の距離を変化さ
せるように該磁極面を設けたので、被検出部の変位を直
線的に検出することができる変位センサを簡単な構造で
得ることができ、変位センサの小形化を図ることができ
る利点がある。
第1図は本発明の実施例のセンサを断面図で示し該セン
サと共に用いられる電気回路の一例をブロック図で示し
た構Tit図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図の実
施例で用いる磁気発生源の異なる変形例を示した断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す断面図、第5図は
ホール素子の出力電圧と磁束密度との関係を示す線図、
第6図は第1図の実施例におけるホール素子の磁束検出
面の磁束密度と変位との関係を示す線図、第7図はホー
ル素子の出力電圧と変位との関係を示す線図、第8図は
第2図の磁気発生源を用いた場合のホール素子の出力電
圧と変位との関係を示す線図である。 1・・・磁気発生源保持部材、2・・・ホール素子保持
部材、3・・・磁気発生源、3o・・・磁石、31・・
・磁極片、3a・・・磁気発生源の磁極面、4・・・ホ
ール素子、4a・・・磁束検出面。 第1図
サと共に用いられる電気回路の一例をブロック図で示し
た構Tit図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図の実
施例で用いる磁気発生源の異なる変形例を示した断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す断面図、第5図は
ホール素子の出力電圧と磁束密度との関係を示す線図、
第6図は第1図の実施例におけるホール素子の磁束検出
面の磁束密度と変位との関係を示す線図、第7図はホー
ル素子の出力電圧と変位との関係を示す線図、第8図は
第2図の磁気発生源を用いた場合のホール素子の出力電
圧と変位との関係を示す線図である。 1・・・磁気発生源保持部材、2・・・ホール素子保持
部材、3・・・磁気発生源、3o・・・磁石、31・・
・磁極片、3a・・・磁気発生源の磁極面、4・・・ホ
ール素子、4a・・・磁束検出面。 第1図
Claims (4)
- (1)相対的に変位し得るように設けられた磁気発生源
保持部材及びホール素子保持部材と、前記磁気発生源保
持部材に保持された磁気発生源と、前記ホール素子保持
部材に保持されて前記磁気発生源の磁極面から生じる磁
束を検出するホール素子とを具備し、前記磁気発生源の
ホール素子側磁極面は前記磁気発生源保持部材とホール
素子保持部材との相対的な変位に伴って前記ホール素子
との間の距離が変化するように設けられていることを特
徴とする磁気形変位センサ。 - (2)前記磁気発生源は、厚み方向に着磁された板状の
磁石と、前記磁石のホール素子側の磁極表面に一面が密
接された状態で該磁石に接合された磁極片とからなり、
前記磁極片は前記磁気発生源保持部材及びホール素子保
持部材の相対的な変位の方向に沿って徐々に厚みが変化
する形状に形成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の磁気形変位センサ。 - (3)前記磁気発生源は、磁石と、前記磁石のホール素
子側の磁極面に一面が密接された状態で該磁石に接合さ
れた磁極片とからなり、前記磁極片のホール素子側磁極
面は階段状に形成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の磁気形変位センサ。 - (4)前記磁気発生源は磁石からなり、前記磁石はその
ホール素子側磁極面が前記磁気発生源保持部材とホール
素子保持部材の相対的変位の方向に対して傾斜するよう
に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の磁気形変位センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25649784A JPS61134601A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 磁気形変位センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25649784A JPS61134601A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 磁気形変位センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61134601A true JPS61134601A (ja) | 1986-06-21 |
Family
ID=17293457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25649784A Pending JPS61134601A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 磁気形変位センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61134601A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341706U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-18 | ||
JPS63111401A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-16 | Midori Sokki:Kk | バルブ位置センサ並びにバルブ位置検出方法 |
JPH0242372A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-13 | Yuichi Moriki | 磁気センサーの検出片 |
DE3940894A1 (de) * | 1989-12-11 | 1991-06-13 | Pepperl & Fuchs | Positionssensor |
US5859531A (en) * | 1996-07-25 | 1999-01-12 | Maurice; Lisa Brackenbury | Displacement apparatus using a magnetic optic sensor and position dependent magnetic field |
WO2000063640A1 (de) * | 1999-04-17 | 2000-10-26 | Robert Bosch Gmbh | Wegmessvorrichtung |
US6496003B1 (en) * | 1999-08-09 | 2002-12-17 | Hirofumi Okumura | Magnetic displacement detecting device having linear changing magnetic field over the length of the service |
US6552532B1 (en) * | 1998-07-24 | 2003-04-22 | Next Corporation | Displacement detector with relatively movable magnet and sensor |
US6653830B2 (en) * | 2001-12-14 | 2003-11-25 | Wabash Technologies, Inc. | Magnetic position sensor having shaped pole pieces to provide a magnetic field having a varying magnetic flux density field strength |
JP2007326212A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Snu Precision Co Ltd | 基板のリペア装置及びその方法 |
JP2008286588A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Alps Electric Co Ltd | 位置検知装置 |
JP2011080907A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Tokai Rika Co Ltd | 回転角度検出装置 |
JP2013037042A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Canon Inc | 光学素子駆動装置および光学機器 |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP25649784A patent/JPS61134601A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6341706U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-18 | ||
JPS63111401A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-16 | Midori Sokki:Kk | バルブ位置センサ並びにバルブ位置検出方法 |
JPH0242372A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-13 | Yuichi Moriki | 磁気センサーの検出片 |
DE3940894A1 (de) * | 1989-12-11 | 1991-06-13 | Pepperl & Fuchs | Positionssensor |
DE3940894C2 (ja) * | 1989-12-11 | 1993-04-22 | British Technology Group Ltd., London, Gb | |
US5859531A (en) * | 1996-07-25 | 1999-01-12 | Maurice; Lisa Brackenbury | Displacement apparatus using a magnetic optic sensor and position dependent magnetic field |
US6552532B1 (en) * | 1998-07-24 | 2003-04-22 | Next Corporation | Displacement detector with relatively movable magnet and sensor |
AU758009B2 (en) * | 1999-04-17 | 2003-03-13 | Robert Bosch Gmbh | Distance measuring device |
WO2000063640A1 (de) * | 1999-04-17 | 2000-10-26 | Robert Bosch Gmbh | Wegmessvorrichtung |
US6586928B1 (en) | 1999-04-17 | 2003-07-01 | Robert Bosch Gmbh | Distance measuring device |
US6496003B1 (en) * | 1999-08-09 | 2002-12-17 | Hirofumi Okumura | Magnetic displacement detecting device having linear changing magnetic field over the length of the service |
US6653830B2 (en) * | 2001-12-14 | 2003-11-25 | Wabash Technologies, Inc. | Magnetic position sensor having shaped pole pieces to provide a magnetic field having a varying magnetic flux density field strength |
JP2007326212A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Snu Precision Co Ltd | 基板のリペア装置及びその方法 |
JP2008286588A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Alps Electric Co Ltd | 位置検知装置 |
JP2011080907A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Tokai Rika Co Ltd | 回転角度検出装置 |
JP2013037042A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Canon Inc | 光学素子駆動装置および光学機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5204621A (en) | Position sensor employing a soft magnetic core | |
JPS61134601A (ja) | 磁気形変位センサ | |
JPS6070071U (ja) | 電流測定用プロ−ブ | |
JPS5772008A (en) | Position sensor | |
JP2000516716A (ja) | 回転角度もしくは直線運動を無接触式に検出するための測定装置 | |
US4532810A (en) | Device for the pick-up of measured values | |
GB2089514A (en) | Magnetic sensor switch device | |
JP2006153879A (ja) | リニアポジションセンサ | |
EP0651258A3 (en) | DC current sensor | |
JP2002048506A (ja) | 電磁アクチュエータ用位置センサ | |
US6222360B1 (en) | Arrangement for determining the position of an object of measurement without contacting the object | |
US4774458A (en) | Magnetic device | |
JP3972116B2 (ja) | 磁石体の磁気吸引力測定装置 | |
US3122927A (en) | Chass | |
WO2000070361A1 (en) | Low power fluxgate circuit with current balance | |
DE50213062D1 (en) | Ferraris-sensor | |
JPS6344730Y2 (ja) | ||
JPS60183960A (ja) | 電磁アクチユエ−タ | |
JPH074617Y2 (ja) | 磁気ヒステリシス特性測定装置 | |
JP2965557B1 (ja) | 変位量検出器及び変位量計測装置 | |
JP2668356B2 (ja) | 振動センサ | |
JPH11325808A (ja) | 変位センサー | |
JP3451829B2 (ja) | 加速度センサ | |
SU1624377A1 (ru) | Устройство дл измерени индукции магнитного пол | |
JP2562321Y2 (ja) | てこ式ダイヤルゲージ |