JPS6112661Y2 - - Google Patents
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- JPS6112661Y2 JPS6112661Y2 JP14111679U JP14111679U JPS6112661Y2 JP S6112661 Y2 JPS6112661 Y2 JP S6112661Y2 JP 14111679 U JP14111679 U JP 14111679U JP 14111679 U JP14111679 U JP 14111679U JP S6112661 Y2 JPS6112661 Y2 JP S6112661Y2
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- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気飽和特性のない変流器に関し、特
に、高圧線断線事故区間自動区分装置に使用され
て高い信頼性を提供し、短絡電流に直線的に比例
した出力電圧を提供して前記区分装置の正確な動
作を保証する変流器に関する。
に、高圧線断線事故区間自動区分装置に使用され
て高い信頼性を提供し、短絡電流に直線的に比例
した出力電圧を提供して前記区分装置の正確な動
作を保証する変流器に関する。
送配電線路における雷等による断線事故は、断
線リレーの適用によつて検出することが可能であ
るが、事故区間の捜査に時間を要するため、その
間長い時間にわたつて停電事故が継続することに
なる。それを解決するため、事故区間を迅速、か
つ自動的に局限する高圧線断線事故区間自動区分
装置が使用され、健全区間へ送電を可能にしてい
る。この装置には、高圧配電線を数区間に分割
し、各区間に短絡電流を検出する変流器を内蔵し
た開閉器と、前記変流器の出力信号に基づいて、
1つの状態を取りながら、送配電線路の無電圧を
感知して制御信号を提供する断線検出機構と、前
記制御信号に基づいてリレーを操作することによ
り開閉器を開放状態にロツクする時限式事故捜査
機構とが含まれている。
線リレーの適用によつて検出することが可能であ
るが、事故区間の捜査に時間を要するため、その
間長い時間にわたつて停電事故が継続することに
なる。それを解決するため、事故区間を迅速、か
つ自動的に局限する高圧線断線事故区間自動区分
装置が使用され、健全区間へ送電を可能にしてい
る。この装置には、高圧配電線を数区間に分割
し、各区間に短絡電流を検出する変流器を内蔵し
た開閉器と、前記変流器の出力信号に基づいて、
1つの状態を取りながら、送配電線路の無電圧を
感知して制御信号を提供する断線検出機構と、前
記制御信号に基づいてリレーを操作することによ
り開閉器を開放状態にロツクする時限式事故捜査
機構とが含まれている。
この開閉器に内蔵される従来の変流器は、ある
値以上の短絡電流によつて磁気飽和を起こし、短
絡電流に1次的に正比例する正確な出力を得るこ
とが困難であつた。従つて、装置全体の信頼性が
乏しく、誤動作を伴う場合があつた。
値以上の短絡電流によつて磁気飽和を起こし、短
絡電流に1次的に正比例する正確な出力を得るこ
とが困難であつた。従つて、装置全体の信頼性が
乏しく、誤動作を伴う場合があつた。
従つて、本考案の目的は、磁気飽和特性がな
く、短絡電流に直線的に比例した出力電圧を提供
し、それによつて高圧線断線事故区間自動区分装
置に信頼性の高い動作を保証する変流器を提供す
ることである。
く、短絡電流に直線的に比例した出力電圧を提供
し、それによつて高圧線断線事故区間自動区分装
置に信頼性の高い動作を保証する変流器を提供す
ることである。
本考案による変流器は、所定の変流比を有した
コイルと、前記コイルに接続された引出線と、前
記コイルが巻回される磁気コアとより成り、前記
磁気コアは動作領域において磁気飽和現象を防止
するように非磁性体と鉄芯とが磁気的に直列に配
置される構成を有し、3相電路への適用について
は、3個の前記変流器がエポキシ樹脂によつて一
体モールドされている。前記コイルは環状を呈
し、その中心部に開閉器用電線が通る貫通孔が形
成されている。
コイルと、前記コイルに接続された引出線と、前
記コイルが巻回される磁気コアとより成り、前記
磁気コアは動作領域において磁気飽和現象を防止
するように非磁性体と鉄芯とが磁気的に直列に配
置される構成を有し、3相電路への適用について
は、3個の前記変流器がエポキシ樹脂によつて一
体モールドされている。前記コイルは環状を呈
し、その中心部に開閉器用電線が通る貫通孔が形
成されている。
前記非磁性体は空隙部であつても良く、ゴムあ
るいはプラスチツク等の絶縁体であつても良い。
るいはプラスチツク等の絶縁体であつても良い。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図イを参照すると、本考案による3相変流
器が示されている。変流器全体がエポキシ樹脂1
60によつて一体モールドされており、開閉器用
電線が通る3つの貫通孔161が設けられてい
る。エポキシ樹脂モールド体160から3本の引
き出し線162が出されており、その導体が環状
のコイル164に接続されている。環状コイル1
64が巻回される磁気コアは2個の鉄芯163と
空隙部166とより構成されており、鉄芯163
の間には非磁性スペーサ165が介在している。
同じ構成を有する3個のコイル164が配置され
ており、その間にコイル間の相互誘導に伴う干渉
を防止する、例えば、鉄テープ等の磁気シールド
167が設けられている。しかし、相互誘導作用
が特に認められれない場合は、これを省略するこ
とも可能であり、また、それを設けるとしても、
図示される形状に限定されるものではなく、半円
形でも良く、あるいは円形にしてコイル164全
体を包囲するように配置しても良い。
器が示されている。変流器全体がエポキシ樹脂1
60によつて一体モールドされており、開閉器用
電線が通る3つの貫通孔161が設けられてい
る。エポキシ樹脂モールド体160から3本の引
き出し線162が出されており、その導体が環状
のコイル164に接続されている。環状コイル1
64が巻回される磁気コアは2個の鉄芯163と
空隙部166とより構成されており、鉄芯163
の間には非磁性スペーサ165が介在している。
同じ構成を有する3個のコイル164が配置され
ており、その間にコイル間の相互誘導に伴う干渉
を防止する、例えば、鉄テープ等の磁気シールド
167が設けられている。しかし、相互誘導作用
が特に認められれない場合は、これを省略するこ
とも可能であり、また、それを設けるとしても、
図示される形状に限定されるものではなく、半円
形でも良く、あるいは円形にしてコイル164全
体を包囲するように配置しても良い。
第1図ロを参照すると、本考案による他の構成
の3相変流器(右半分だけが図示されている)が
示されている。第1図イと同じように、エポキシ
樹脂モールド体160は開閉器用電線が通る貫通
孔161を有しており、引出線162が環状コイ
ル164に接続されている。環状コイル164は
3個の鉄芯163と3個のゴム絶縁体165より
成る磁気コア上に巻回されており、コイル164
の間には、磁気シールド167が設けられてい
る。
の3相変流器(右半分だけが図示されている)が
示されている。第1図イと同じように、エポキシ
樹脂モールド体160は開閉器用電線が通る貫通
孔161を有しており、引出線162が環状コイ
ル164に接続されている。環状コイル164は
3個の鉄芯163と3個のゴム絶縁体165より
成る磁気コア上に巻回されており、コイル164
の間には、磁気シールド167が設けられてい
る。
第1図イの構成によれば、磁気コアとしてその
約半分の量を占める空隙部166が存在すること
と、鉄芯163がスペーサ165によつて分割さ
れているため、磁気飽和現象が実質的になく、ま
た、第1図ロにおいても、十分な長さのゴム絶縁
体165が存在するため、磁気飽和を実質的に抑
制することができる。従つて、第2図に示される
ように、開閉器用電線に流れる一次電流、即ち、
短絡電流に直線的に比例した出力を得ることが可
能であり、1つの結果によれば、図示されるよう
に、7KAまでの短絡電流においても磁気飽和が
生じないことを確認している。
約半分の量を占める空隙部166が存在すること
と、鉄芯163がスペーサ165によつて分割さ
れているため、磁気飽和現象が実質的になく、ま
た、第1図ロにおいても、十分な長さのゴム絶縁
体165が存在するため、磁気飽和を実質的に抑
制することができる。従つて、第2図に示される
ように、開閉器用電線に流れる一次電流、即ち、
短絡電流に直線的に比例した出力を得ることが可
能であり、1つの結果によれば、図示されるよう
に、7KAまでの短絡電流においても磁気飽和が
生じないことを確認している。
第3図および第4図を参照すると、以上説明さ
れた3相変流器が開閉器に内蔵されている状態が
示されている。開閉器本体に固定されたブツシン
グ11に3相変流器16が設置されており、その
中を貫通する電線路に流れる短絡電流に直線的に
比例した出力電圧を変流器の引出線に提供する構
成を有している。ここで、12は固定碍子、13
は消弧室、14は可動導体、15は回転碍子、1
7はハンガーフツクをそれぞれ示している。
れた3相変流器が開閉器に内蔵されている状態が
示されている。開閉器本体に固定されたブツシン
グ11に3相変流器16が設置されており、その
中を貫通する電線路に流れる短絡電流に直線的に
比例した出力電圧を変流器の引出線に提供する構
成を有している。ここで、12は固定碍子、13
は消弧室、14は可動導体、15は回転碍子、1
7はハンガーフツクをそれぞれ示している。
第5図を参照すると、本考案の変流器を適用し
た断線事故区間自動区分装置が配置された配電系
統が示されている。
た断線事故区間自動区分装置が配置された配電系
統が示されている。
変電所SSから順次分岐されている配電系統
を、短絡電流Isの大きさに基づいて区間分けを行
い(図の鎖線イ、ロ、ハ、ニおよびホで示される
ように)、A,B,CおよびD点にそれぞれ断線
事故区間自動区分装置が設置される。そして、各
断線事故区間自動区分装置の断線検出部の短絡電
流検出レベルは段階的に、例えば、A点の装置が
5KAIso2KA(但し、Isoは整定値、以下同
じ)、BおよびC点の装置は2KAIso1KA、D
点の装置は1KAIso0.3KAとなるように整定
される。いま、ハーニの区間で断線事故が発生し
たと仮定すると、B点の装置2KAIs1KAの電
流が流れ、B点の装置のみが事故を検出し、これ
を記憶する。そして時限式事故捜査部の無電圧感
知により、断線リレーによる変電所SSの遮断器
の遮断動作後、B点の開閉器を開放状態にロツク
し、変電所SSの再閉路動作によつてB点の装置
以降を区分するよう制御される。
を、短絡電流Isの大きさに基づいて区間分けを行
い(図の鎖線イ、ロ、ハ、ニおよびホで示される
ように)、A,B,CおよびD点にそれぞれ断線
事故区間自動区分装置が設置される。そして、各
断線事故区間自動区分装置の断線検出部の短絡電
流検出レベルは段階的に、例えば、A点の装置が
5KAIso2KA(但し、Isoは整定値、以下同
じ)、BおよびC点の装置は2KAIso1KA、D
点の装置は1KAIso0.3KAとなるように整定
される。いま、ハーニの区間で断線事故が発生し
たと仮定すると、B点の装置2KAIs1KAの電
流が流れ、B点の装置のみが事故を検出し、これ
を記憶する。そして時限式事故捜査部の無電圧感
知により、断線リレーによる変電所SSの遮断器
の遮断動作後、B点の開閉器を開放状態にロツク
し、変電所SSの再閉路動作によつてB点の装置
以降を区分するよう制御される。
次に、断線事故区間自動区分装置について説明
する。第6図にその概略説明図を示す。三相の配
電系統が主変圧器に近い領域とそれ以外の領域
とに分けられている。領域は発電機の保護手
段であつて本考案の変流器を有する事故区間自動
区分装置と直接関係しないため、その説明を省略
する。図において、1は開閉器、2は断線検出機
構付時限式事故捜査器、3は変圧器である。断線
検出機構付時限式事故捜査器2には、開閉器1に
内蔵された短絡電流検出用の変流器の信号と、配
電線路電圧信号とが与えられ、論理回路を介し
て、開閉器1の動作を制御する構成を有してい
る。なお、説明を簡単にするために、第6図にお
いて、断線検出機構付時限式事故捜査器2に与え
られる入力が単相配電線路から得るように示され
ているが、実際には三相の各線から同じ構成で各
信号が同時に断線検出機構付時限式事故捜査器2
に与えられるように構成される。
する。第6図にその概略説明図を示す。三相の配
電系統が主変圧器に近い領域とそれ以外の領域
とに分けられている。領域は発電機の保護手
段であつて本考案の変流器を有する事故区間自動
区分装置と直接関係しないため、その説明を省略
する。図において、1は開閉器、2は断線検出機
構付時限式事故捜査器、3は変圧器である。断線
検出機構付時限式事故捜査器2には、開閉器1に
内蔵された短絡電流検出用の変流器の信号と、配
電線路電圧信号とが与えられ、論理回路を介し
て、開閉器1の動作を制御する構成を有してい
る。なお、説明を簡単にするために、第6図にお
いて、断線検出機構付時限式事故捜査器2に与え
られる入力が単相配電線路から得るように示され
ているが、実際には三相の各線から同じ構成で各
信号が同時に断線検出機構付時限式事故捜査器2
に与えられるように構成される。
上記開閉器1、断線検出機構付時限式事故捜査
器2および変圧器3より構成される自動区分装置
が第7図においてさらに詳しく説明される。
器2および変圧器3より構成される自動区分装置
が第7図においてさらに詳しく説明される。
装置の上半分は断線検出機構であり、下半分の
枠内の部分は時限式事故捜査器である。
枠内の部分は時限式事故捜査器である。
配電線に設けられた開閉器1は本考案による三
相変流器BCT(各相用の変流器BCT1,BCT2お
よびBCT3からなる)と開閉接点CCから構成され
ている。三相変流器BCTで検出された電流は、
補助変流器Tr1,Tr2およびTr3を介して零相電流
整流回路RE1、各相電流整流回路RE2,RE3およ
びRE4に与えられている。整流回路RE1の出力e10
は整定回路SE1を介し、レベル検出回路DE1およ
びDE2に同時に与えられ、レベル検出回路DE1の
出力e26はAND回路AND4の出力e27と共にOR回路
OR2に与えられている。一方、レベル検出回路
DE2の出力e25は、後述されるOR回路OR1の出力
e23と共にAND回路AND4に与えられている。OR
回路OR1には、各相の電流が整流(整流回路
RE2,RE3およびRE4)された後、整定回路SE2,
SE3およびSE4を介してレベル検出回路DE3,DE4
およびDE5に与えられ、得られた出力e14,e15お
よびe16の論理演算より得られる出力e20,e21およ
びe22が与えられている。上記出力e14,e15および
e16の論理演算は3個のインバータと3個のAND
回路AND1,AND2およびAND3より成る論理回路
で行われる。すなわち、AND回路AND1の入力に
は、出力e14および反転した出力e15およびe16が、
またAND回路AND2には出力e15および反転した
出力e14およびe16が、さらにAND回路AND3に
は、出力e16、および反転した出力e14およびe15が
それぞれ与えられる構成を有している。OR回路
OR2の出力e28は単安定形マルチバイブレータSS
の入力となり、その出力e29は後述される断線事
故区間自動区分装置の電源の不足電圧検出回路の
出力e31と共にAND回路AND7に与えられてい
る。AND回路AND7の出力e32によりキープリレ
ーK2,K3および機械的表示手段INDが駆動され
る構成を有している。そして、キープリレーK3
のa接点で表示ランプL2の回路の開閉が行われ
る。
相変流器BCT(各相用の変流器BCT1,BCT2お
よびBCT3からなる)と開閉接点CCから構成され
ている。三相変流器BCTで検出された電流は、
補助変流器Tr1,Tr2およびTr3を介して零相電流
整流回路RE1、各相電流整流回路RE2,RE3およ
びRE4に与えられている。整流回路RE1の出力e10
は整定回路SE1を介し、レベル検出回路DE1およ
びDE2に同時に与えられ、レベル検出回路DE1の
出力e26はAND回路AND4の出力e27と共にOR回路
OR2に与えられている。一方、レベル検出回路
DE2の出力e25は、後述されるOR回路OR1の出力
e23と共にAND回路AND4に与えられている。OR
回路OR1には、各相の電流が整流(整流回路
RE2,RE3およびRE4)された後、整定回路SE2,
SE3およびSE4を介してレベル検出回路DE3,DE4
およびDE5に与えられ、得られた出力e14,e15お
よびe16の論理演算より得られる出力e20,e21およ
びe22が与えられている。上記出力e14,e15および
e16の論理演算は3個のインバータと3個のAND
回路AND1,AND2およびAND3より成る論理回路
で行われる。すなわち、AND回路AND1の入力に
は、出力e14および反転した出力e15およびe16が、
またAND回路AND2には出力e15および反転した
出力e14およびe16が、さらにAND回路AND3に
は、出力e16、および反転した出力e14およびe15が
それぞれ与えられる構成を有している。OR回路
OR2の出力e28は単安定形マルチバイブレータSS
の入力となり、その出力e29は後述される断線事
故区間自動区分装置の電源の不足電圧検出回路の
出力e31と共にAND回路AND7に与えられてい
る。AND回路AND7の出力e32によりキープリレ
ーK2,K3および機械的表示手段INDが駆動され
る構成を有している。そして、キープリレーK3
のa接点で表示ランプL2の回路の開閉が行われ
る。
一方、変圧器3あるいは3′の出力e1あるいは
e1′はスイッチSW1を枠内の時限式事故捜査器に
それぞれ供給される構成を有している。この捜査
器を構成する回路には、キープリレーK2のb接
点および後述するキープリレーK1のb接点の並
列回路を介して出力e1(あるいはe1′)がAND回
路AND6の入力となり、その出力e4はタイマーX
の駆動信号となりタイマーXの出力e5はOR回路
OR3の入力となる。OR回路OR3の出力e6はリレ
ーR1の駆動信号となると共にタイマーZを介し
てOR回路OR3に帰還されている。また、タイマ
ーXの出力e5はキープリレーK1の駆動信号とな
ると共に、キープリレーK1のa接点を介してて
タイマーYの駆動信号となつている。そして、タ
イマーYの出力e8はキープリレーK1,K2,K3お
よび機械的表示手段INDのリセツト信号となつて
いる。なお上記リセツトラインはスイッチSW2に
より手動によつても操作し得る構成をとつてい
る。スイッチSW1を介して得る出力e1(あるいは
e1′)は整流回路RE5、平滑回路RE6を経て、無電
圧検出回路DE6および定電圧回路STにも与えら
れている。無電圧検出回路DE6の出力e30でタイ
マーTAを駆動し、その出力e31は前記したAND回
路AND7の入力をなつている。定電圧回路STの出
力で本装置の各回路が駆動される。構成の説明と
して、最後になつたが、開閉器の接点CCの励磁
コイルへの電力の供給は、スイッチSW1が選択し
た出力e1(あるいはe1′)がリレーR1のa接点を
介することによつて与えられるように構成されて
いる。
e1′はスイッチSW1を枠内の時限式事故捜査器に
それぞれ供給される構成を有している。この捜査
器を構成する回路には、キープリレーK2のb接
点および後述するキープリレーK1のb接点の並
列回路を介して出力e1(あるいはe1′)がAND回
路AND6の入力となり、その出力e4はタイマーX
の駆動信号となりタイマーXの出力e5はOR回路
OR3の入力となる。OR回路OR3の出力e6はリレ
ーR1の駆動信号となると共にタイマーZを介し
てOR回路OR3に帰還されている。また、タイマ
ーXの出力e5はキープリレーK1の駆動信号とな
ると共に、キープリレーK1のa接点を介してて
タイマーYの駆動信号となつている。そして、タ
イマーYの出力e8はキープリレーK1,K2,K3お
よび機械的表示手段INDのリセツト信号となつて
いる。なお上記リセツトラインはスイッチSW2に
より手動によつても操作し得る構成をとつてい
る。スイッチSW1を介して得る出力e1(あるいは
e1′)は整流回路RE5、平滑回路RE6を経て、無電
圧検出回路DE6および定電圧回路STにも与えら
れている。無電圧検出回路DE6の出力e30でタイ
マーTAを駆動し、その出力e31は前記したAND回
路AND7の入力をなつている。定電圧回路STの出
力で本装置の各回路が駆動される。構成の説明と
して、最後になつたが、開閉器の接点CCの励磁
コイルへの電力の供給は、スイッチSW1が選択し
た出力e1(あるいはe1′)がリレーR1のa接点を
介することによつて与えられるように構成されて
いる。
次に、第8図より第11図を参照しながら、以
上説明された構成を有する装置について、その動
作の説明を行う。第8図より第10図はタイムチ
ヤートで、その時間軸は時刻t0を基準として描か
れたものであり、同一符号は同一時刻を示すもの
である。
上説明された構成を有する装置について、その動
作の説明を行う。第8図より第10図はタイムチ
ヤートで、その時間軸は時刻t0を基準として描か
れたものであり、同一符号は同一時刻を示すもの
である。
いま時刻t0(以下、時刻については単に符号の
みで示すものとする)において、開閉接点CCは
開状態、キープリレーK1,K2,K3は非セツト状
態、三相電線路は非活線状態にあるものとし、t1
において、三相電線は活線状態になり、配電線路
は正常状態にあるものとする。スイツチSW1を介
して与えられる電圧e1によつて、AND回路AND6
以下の論理回路がt1〜t3にかけて、第8図の矢印
に示すシーケンス動作を行い、事故捜査器が動作
状態に入る。この間開閉接点CCが投入され(t2
後)、開閉器1以降も活線状態になつている。一
方、三相変流器BCTを介して入力される整流回
路RE1〜RE4以降の回路にあつては、配電線が正
常状態であるので、単安定マルチバイブレータ
SSにはトリガがかゝわらず、従つて、出力e29は
「0」でキープリレーK2,K3および機械的表示手
段INDも初期状態を維持する。そして、t4に三相
短絡事故が発生し(第9図のe14,e15,e16参
照)、t5に変電所の遮断器がトリツプ(第8図の
e1参照)したと仮定すれば、これらの状況変化に
よつて、スイッチSW1以降の回路において、リレ
ーR1の励磁が解かれ、よつて開閉接点CCが開状
態になり、同時に無電圧検出回路DE6で無電圧検
出信号e30を得て、タイマーTAを駆動し、t6で信
号e31に「1」状態を得る(第11図のe31参照)。
一方、これより先t4で短絡事故電流レベル検出回
路DE1〜DE5で検出され(第9図参照)、OR回路
OR2の出力e28が「1」状態をとる。そして、
「1」状態の出力e28をトリガとして、単安定マル
チバイブレータSSは準安定状態に移行している
(第9図のe29参照)。従つて、信号e31およびe29を
入力とするAND回路AND7の出力e32は「1」状
態となつて(第10図のe32参照)キープリレー
K2,K3および機械的表示手段IND1をセツトする
(第10図のK2,K3参照)。これによつて、t6で
三相配電線路に短絡事故電流が流れたことを知る
ことができる。t7で変電所からの再送電が開始さ
れる。再送電が行われて、キープリレーK2およ
びK3はまだリセツトされていないので、AND回
路AND6の出力e4は「0」状態であり、したがつ
て、タイマーXの駆動はなく、リレーR1は非励
磁状態で、開閉接点CCの投入はなく、ランプL2
が点灯するだけである。すなわち、事故捜査器の
回路で開閉器1の開閉接点CCの投入を停止(ロ
ツク)させたことになる。
みで示すものとする)において、開閉接点CCは
開状態、キープリレーK1,K2,K3は非セツト状
態、三相電線路は非活線状態にあるものとし、t1
において、三相電線は活線状態になり、配電線路
は正常状態にあるものとする。スイツチSW1を介
して与えられる電圧e1によつて、AND回路AND6
以下の論理回路がt1〜t3にかけて、第8図の矢印
に示すシーケンス動作を行い、事故捜査器が動作
状態に入る。この間開閉接点CCが投入され(t2
後)、開閉器1以降も活線状態になつている。一
方、三相変流器BCTを介して入力される整流回
路RE1〜RE4以降の回路にあつては、配電線が正
常状態であるので、単安定マルチバイブレータ
SSにはトリガがかゝわらず、従つて、出力e29は
「0」でキープリレーK2,K3および機械的表示手
段INDも初期状態を維持する。そして、t4に三相
短絡事故が発生し(第9図のe14,e15,e16参
照)、t5に変電所の遮断器がトリツプ(第8図の
e1参照)したと仮定すれば、これらの状況変化に
よつて、スイッチSW1以降の回路において、リレ
ーR1の励磁が解かれ、よつて開閉接点CCが開状
態になり、同時に無電圧検出回路DE6で無電圧検
出信号e30を得て、タイマーTAを駆動し、t6で信
号e31に「1」状態を得る(第11図のe31参照)。
一方、これより先t4で短絡事故電流レベル検出回
路DE1〜DE5で検出され(第9図参照)、OR回路
OR2の出力e28が「1」状態をとる。そして、
「1」状態の出力e28をトリガとして、単安定マル
チバイブレータSSは準安定状態に移行している
(第9図のe29参照)。従つて、信号e31およびe29を
入力とするAND回路AND7の出力e32は「1」状
態となつて(第10図のe32参照)キープリレー
K2,K3および機械的表示手段IND1をセツトする
(第10図のK2,K3参照)。これによつて、t6で
三相配電線路に短絡事故電流が流れたことを知る
ことができる。t7で変電所からの再送電が開始さ
れる。再送電が行われて、キープリレーK2およ
びK3はまだリセツトされていないので、AND回
路AND6の出力e4は「0」状態であり、したがつ
て、タイマーXの駆動はなく、リレーR1は非励
磁状態で、開閉接点CCの投入はなく、ランプL2
が点灯するだけである。すなわち、事故捜査器の
回路で開閉器1の開閉接点CCの投入を停止(ロ
ツク)させたことになる。
上記動作から以下のことが言える。いま、第1
1図のイのようにA点およびB点に設置した断線
事故区間自動区分装置に第8図〜第10図のt0〜
t7(t8以前)の動作があつて、A点およびB点の
断線事故区間自動区分装置の表示手段に第11図
ロのような2種の異なる表示形態をみることがで
き、その表示形態から短絡事故点を判断すること
ができる。したがつて、いま事故点がイの×印点
であるとすれば、その短絡事故点の修復が行われ
た後t8にて、手動リセツトスイッチSW2でキープ
リレーK1,K2,K3のセツトを解くと共に機械的
表示手段INDの表示も非事故表示に切替えること
ができる。この操作によつて開閉接点CCの投入
がなされる。
1図のイのようにA点およびB点に設置した断線
事故区間自動区分装置に第8図〜第10図のt0〜
t7(t8以前)の動作があつて、A点およびB点の
断線事故区間自動区分装置の表示手段に第11図
ロのような2種の異なる表示形態をみることがで
き、その表示形態から短絡事故点を判断すること
ができる。したがつて、いま事故点がイの×印点
であるとすれば、その短絡事故点の修復が行われ
た後t8にて、手動リセツトスイッチSW2でキープ
リレーK1,K2,K3のセツトを解くと共に機械的
表示手段INDの表示も非事故表示に切替えること
ができる。この操作によつて開閉接点CCの投入
がなされる。
次に、二相短絡事項電流の発生について説明す
る。t12で二相短絡事故があつて、信号e24および
e14に「1」状態を得たとする(第9図のe24,e14
参照)。AND回路AND1の出力e20のみ「1」状態
となり、OR回路OR1を介してAND回路AND4の
入力となる。一方、出力e24はレベル検出回路
DE2にひつかゝつて、その出力e25が「1」状態
となつて、AND回路AND4の入力となる。よつ
て、その出力e27は「1」状態となり、OR回路
OR2を介して単安定マルチバイブレータSSのト
リガとなる。
る。t12で二相短絡事故があつて、信号e24および
e14に「1」状態を得たとする(第9図のe24,e14
参照)。AND回路AND1の出力e20のみ「1」状態
となり、OR回路OR1を介してAND回路AND4の
入力となる。一方、出力e24はレベル検出回路
DE2にひつかゝつて、その出力e25が「1」状態
となつて、AND回路AND4の入力となる。よつ
て、その出力e27は「1」状態となり、OR回路
OR2を介して単安定マルチバイブレータSSのト
リガとなる。
以下、前記三相短絡事故発生と同様にその動作
を理解することができる。
を理解することができる。
上記実施例において、各レベル検出回路のレベ
ルを以下のようにすることによつて、第12図に
示されるように保護できる範囲を決定することが
できる。
ルを以下のようにすることによつて、第12図に
示されるように保護できる範囲を決定することが
できる。
レベル検出回路DE1…整定値×√3
レベル検出回路DE2…整定値×〓3/2
レベル検出回路DE3,DE4,DE5
…整定値×〓3/2×0.8
以上の説明により、本考案による変流器、およ
びその変流器を適用した断線事故区間自動区分装
置の構成が明らかになつた。本考案の変流器によ
れば、磁気通路を形成する磁気コアに所定の長さ
を有した空隙部あるいは絶縁体等の非磁性体部分
が設けられていることと、更に、鉄芯がスペーサ
によつて分割されているため、想定される短絡電
流では磁気飽和が生じなく、従つて、それに直線
的に比例した出力を提供することができる。
びその変流器を適用した断線事故区間自動区分装
置の構成が明らかになつた。本考案の変流器によ
れば、磁気通路を形成する磁気コアに所定の長さ
を有した空隙部あるいは絶縁体等の非磁性体部分
が設けられていることと、更に、鉄芯がスペーサ
によつて分割されているため、想定される短絡電
流では磁気飽和が生じなく、従つて、それに直線
的に比例した出力を提供することができる。
そのため、その出力を入力とする断線検出機構
も磁気飽和に基づく誤動作もなく、安定した動作
の実現が可能になる。
も磁気飽和に基づく誤動作もなく、安定した動作
の実現が可能になる。
第1図イ、ロは本考案の2つの実施例をそれぞ
れ示す一部破断説明図である。第2図は本考案の
変流器の動作特性説明図である。第3図は本考案
の変流器を内蔵する開閉器の内部説明図である。
第4図は第3図の開閉器の電気的説明図である。
第5図は高圧断線事故区間自動区分装置の設備を
示す説明図である。第6図は高圧線断線事故区間
自動区分装置の概略図である。第7図は高圧線断
線事故区間自動区分装置の構成を示す説明図であ
る。第8図より第12図は高圧線断線事故区間自
動区分装置の動作を示す説明図である。 符号の説明、1……開閉器、11……ブツシン
グ、12……固定碍子、13……消弧室、14…
…可動導体、15……回転碍子、16……三相変
流器、17……ハンガーフツク、160……モー
ルド体、161……貫通孔、162……引出し
線、163……鉄芯、164……コイル、165
……スペーサ非磁性体、166……空隙部、16
7……磁気シールド、2……断線検出機構付時限
式事故捜査器、3……変圧器、BCT……三相変
流器、CC……開閉接点、Tr1,Tr2,Tr3……補
助変流器、RE1,RE2,RE3,RE4,RE5……整
流回路、RE6……平滑回路、SE1,SE2,SE3,
SE4……整定回路、DE1,DE2,DE3,DE4,DE5
……レベル検出回路、DE6……無電圧検出回路、
AND1,AND2,AND3,AND4,AND5,AND6,
AND7……AND回路、OR1,OR2,OR3……OR回
路、SS……単安定マルチバイブレータ、K1,
K2,K3……キープリレー、R1……リレー、L1…
…機械的表示手段、X,Y,Z,TA……タイマ
ー、L2……表示ランプ、ST……定電圧回路。
れ示す一部破断説明図である。第2図は本考案の
変流器の動作特性説明図である。第3図は本考案
の変流器を内蔵する開閉器の内部説明図である。
第4図は第3図の開閉器の電気的説明図である。
第5図は高圧断線事故区間自動区分装置の設備を
示す説明図である。第6図は高圧線断線事故区間
自動区分装置の概略図である。第7図は高圧線断
線事故区間自動区分装置の構成を示す説明図であ
る。第8図より第12図は高圧線断線事故区間自
動区分装置の動作を示す説明図である。 符号の説明、1……開閉器、11……ブツシン
グ、12……固定碍子、13……消弧室、14…
…可動導体、15……回転碍子、16……三相変
流器、17……ハンガーフツク、160……モー
ルド体、161……貫通孔、162……引出し
線、163……鉄芯、164……コイル、165
……スペーサ非磁性体、166……空隙部、16
7……磁気シールド、2……断線検出機構付時限
式事故捜査器、3……変圧器、BCT……三相変
流器、CC……開閉接点、Tr1,Tr2,Tr3……補
助変流器、RE1,RE2,RE3,RE4,RE5……整
流回路、RE6……平滑回路、SE1,SE2,SE3,
SE4……整定回路、DE1,DE2,DE3,DE4,DE5
……レベル検出回路、DE6……無電圧検出回路、
AND1,AND2,AND3,AND4,AND5,AND6,
AND7……AND回路、OR1,OR2,OR3……OR回
路、SS……単安定マルチバイブレータ、K1,
K2,K3……キープリレー、R1……リレー、L1…
…機械的表示手段、X,Y,Z,TA……タイマ
ー、L2……表示ランプ、ST……定電圧回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定の変流比を有したコイルと、前記コイルに
接続された引出線と、前記コイルが巻回される磁
気コアとより構成される変流器において、 前記磁気コアが所定の磁気飽和特性を有する鉄
芯と、該鉄芯と直列に位置して磁気抵抗の増加に
よつて磁気力に応じた磁束のレベルを低くし、そ
れによつて動作領域において磁気飽和現象を防ぐ
非磁性体を設けたことを特徴とする変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14111679U JPS6112661Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14111679U JPS6112661Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658843U JPS5658843U (ja) | 1981-05-20 |
JPS6112661Y2 true JPS6112661Y2 (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=29372447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14111679U Expired JPS6112661Y2 (ja) | 1979-10-12 | 1979-10-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112661Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-12 JP JP14111679U patent/JPS6112661Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5658843U (ja) | 1981-05-20 |
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