JPS61124622A - ナイロン46系モノフイラメント - Google Patents
ナイロン46系モノフイラメントInfo
- Publication number
- JPS61124622A JPS61124622A JP24763184A JP24763184A JPS61124622A JP S61124622 A JPS61124622 A JP S61124622A JP 24763184 A JP24763184 A JP 24763184A JP 24763184 A JP24763184 A JP 24763184A JP S61124622 A JPS61124622 A JP S61124622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monofilament
- nylon
- strength
- tensile strength
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は寸法安定性に優れ、かつ耐熱性にも優れたポリ
アミドモノフィラメントに関するものである。
アミドモノフィラメントに関するものである。
更に詳しくは、用途として、一般ロープ、漁網。
釣糸等に用いられるモノフィラメントに関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
ポリアミドモノフィラメントは1強靭性、透明性及び柔
軟性等の特長が活かされて、釣糸や漁網等の用途に利用
されている。これらの用途に用いられるとき、モノフィ
ラメントが岩石等との擦過によシ発熱し、フィブリy化
し、溶断するといったトフグ〜がしばしば発生している
。又1日光等にさらされる場合が多々あるが、放置する
と雰囲気温度上昇によるモノフィラメントの伸縮が起こ
シ、使用に耐えないケースも発生している。
軟性等の特長が活かされて、釣糸や漁網等の用途に利用
されている。これらの用途に用いられるとき、モノフィ
ラメントが岩石等との擦過によシ発熱し、フィブリy化
し、溶断するといったトフグ〜がしばしば発生している
。又1日光等にさらされる場合が多々あるが、放置する
と雰囲気温度上昇によるモノフィラメントの伸縮が起こ
シ、使用に耐えないケースも発生している。
又、湿潤時のモノフィラメント強度としては。
ポリアミドは他素材に比較して優れているが、現在のナ
イロン6あるいはナイロン66を主体とするポリアミド
よシも更に湿潤強力保持率の向上したものが望まれてい
る。
イロン6あるいはナイロン66を主体とするポリアミド
よシも更に湿潤強力保持率の向上したものが望まれてい
る。
ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)は30
年以上前から(例えばJ、 Polymer Scf、
+ 3?609C1948)知られているポリアミド
であシ、高温乾燥窒素下あるいは真空下あるいはスチー
ム下で固相重合(より高分子量ポリマーになることにつ
いてもナイロン66等の例からみて公知であると考えら
れる。
年以上前から(例えばJ、 Polymer Scf、
+ 3?609C1948)知られているポリアミド
であシ、高温乾燥窒素下あるいは真空下あるいはスチー
ム下で固相重合(より高分子量ポリマーになることにつ
いてもナイロン66等の例からみて公知であると考えら
れる。
特開昭56−149431号において、高分子量ナイロ
ン46の製造法が提案されている。このように早くから
知られていたにもかかわらず、ナイロン46の融点が約
290℃と高く、溶融時の劣化(主として分子量の低下
)が予想され、成形が困難であることがナイロン46の
工業製品として実用化されていない要因の一つであろう
。唯一の提案は特開昭56−.149429号に与られ
るプラスチックとしての可能性にとどまっている。
ン46の製造法が提案されている。このように早くから
知られていたにもかかわらず、ナイロン46の融点が約
290℃と高く、溶融時の劣化(主として分子量の低下
)が予想され、成形が困難であることがナイロン46の
工業製品として実用化されていない要因の一つであろう
。唯一の提案は特開昭56−.149429号に与られ
るプラスチックとしての可能性にとどまっている。
ナイロン46の溶融成形の困難さは繊維化に際して最も
顕著にあられれる。
顕著にあられれる。
溶融押出し機中の溶融時での滞留時間を短かくすること
により分子量の低下を最小限にすることができるが1通
常の方法により紡糸された未延伸糸では鳥度に延伸する
ことが困難であシ、より高い強度を有する繊維を得るこ
とができないのである。
により分子量の低下を最小限にすることができるが1通
常の方法により紡糸された未延伸糸では鳥度に延伸する
ことが困難であシ、より高い強度を有する繊維を得るこ
とができないのである。
(発明が解決しようとする問題点〕
従来のモノフィラメントとして実用化されている1例え
ばナイロン6、ナイロン66等のポリアミドモノフィラ
メントやポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリフッ化ビニリデン、高密度ポリエチ
Vン、ポリプロピレン等よりなるモノフィラメントでは
1本発明で意図する耐熱性と寸法安定性及び湿潤強力保
持率ニ優れたモノフィラメントを実用化することが出来
なかった。
ばナイロン6、ナイロン66等のポリアミドモノフィラ
メントやポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリフッ化ビニリデン、高密度ポリエチ
Vン、ポリプロピレン等よりなるモノフィラメントでは
1本発明で意図する耐熱性と寸法安定性及び湿潤強力保
持率ニ優れたモノフィラメントを実用化することが出来
なかった。
(問題点を解決するための手段)
前記問題点を解決するための手段、即ち1本発明の構成
は、下記(イ)〜(へ)の特性を同時に有することを特
徴とするナイロン46系モノフイフメントである。
は、下記(イ)〜(へ)の特性を同時に有することを特
徴とするナイロン46系モノフイフメントである。
(イ) 引張強度(乾時)7.5〜15.0 (g/d
)(ロ) 結節強度 4.0 以上(g/
d )(ハ) 破断伸度 1060〜30.0
(%)(ニ) 乾熱収縮率 10.0 以
下(慢)(ホ) 融 点 280
〜310 (℃)(へ) モノフィラメントデニーI
v 50以上(d)本発明は以下に示す方法で達成さ
れる。即ち。
)(ロ) 結節強度 4.0 以上(g/
d )(ハ) 破断伸度 1060〜30.0
(%)(ニ) 乾熱収縮率 10.0 以
下(慢)(ホ) 融 点 280
〜310 (℃)(へ) モノフィラメントデニーI
v 50以上(d)本発明は以下に示す方法で達成さ
れる。即ち。
(1)M!7返し単位としてデトラメチレンアジパミド
を90モIv%以上有し、且つ、相対粘度2.7以上の
高重合度を有する実質的にポリテトラメチレンアジパミ
ドからなるポリアミドポリマーを、水分率0.4 %以
下に乾燥した後、270℃以上、320℃以下の温度範
囲で溶融し、口金ノズルよシ紡出すること、 (2) 溶融紡出糸条を口金直下に設けた長さ20〜
5QQ[、内気温度200〜350℃を有する加熱筒内
に不活性ガス(例えばN2.Ar)を充満させた状咀で
通過せしめた後、冷水槽で急冷すること。
を90モIv%以上有し、且つ、相対粘度2.7以上の
高重合度を有する実質的にポリテトラメチレンアジパミ
ドからなるポリアミドポリマーを、水分率0.4 %以
下に乾燥した後、270℃以上、320℃以下の温度範
囲で溶融し、口金ノズルよシ紡出すること、 (2) 溶融紡出糸条を口金直下に設けた長さ20〜
5QQ[、内気温度200〜350℃を有する加熱筒内
に不活性ガス(例えばN2.Ar)を充満させた状咀で
通過せしめた後、冷水槽で急冷すること。
(3) 引き続き、引き取った糸条を70〜120℃
の温水浴中で全延伸倍率の70%以上の倍率で延伸し1
次いで120〜200℃の非接触ヒーター、好tL<は
スチームヒーター中で15%以内のりラックス処理を行
うこと、更に好ましくは引き続いて150〜250℃の
非接触ヒーター、好ましくは熱風ヒーター中で延伸した
後。
の温水浴中で全延伸倍率の70%以上の倍率で延伸し1
次いで120〜200℃の非接触ヒーター、好tL<は
スチームヒーター中で15%以内のりラックス処理を行
うこと、更に好ましくは引き続いて150〜250℃の
非接触ヒーター、好ましくは熱風ヒーター中で延伸した
後。
温水中で10%以内のリラックス処理を行うこと。
によシ1本発明のモノフィラメントが得られる。
かくすることによシ得られる本発明のモノフィラメント
は下記(イ)〜(へ)の特性を有している。
は下記(イ)〜(へ)の特性を有している。
(イ) 引張強度(乾時)7.5〜15.0 (g/d
)(ロ) 結節強度 4.0 以上(g/
d )(ハ) 破断伸度 10.0〜30.0(
%)(ニ) 乾熱収縮率 10.0 以
下(チ)(ホ) 融 点 280〜
310 (℃)(へ) モノフィラメントデニー/I
/ 50以上、好ましくは100以上(d) 更に、本発明のモノフィラメントは、湿潤時の引張強度
が6.0〜15.Of/dを有するといった特徴を有す
ることも判明している。
)(ロ) 結節強度 4.0 以上(g/
d )(ハ) 破断伸度 10.0〜30.0(
%)(ニ) 乾熱収縮率 10.0 以
下(チ)(ホ) 融 点 280〜
310 (℃)(へ) モノフィラメントデニー/I
/ 50以上、好ましくは100以上(d) 更に、本発明のモノフィラメントは、湿潤時の引張強度
が6.0〜15.Of/dを有するといった特徴を有す
ることも判明している。
本発明のモノフィラメントの引張強度が7.5f/d未
満であると、撚糸等を行ない、例えばロープ等に加工し
た後の強力が、従来のポリアミドモノフィラメントを用
いた場合よりも劣るために本発明で目的とするモノフィ
ラメントの特徴を活かすことが困難になる。また、モノ
フィラメントの引張強度が15 f/dt−越えると分
子鎖の配向性が著しく高くなりモノフィラメントが剛直
になシ。
満であると、撚糸等を行ない、例えばロープ等に加工し
た後の強力が、従来のポリアミドモノフィラメントを用
いた場合よりも劣るために本発明で目的とするモノフィ
ラメントの特徴を活かすことが困難になる。また、モノ
フィラメントの引張強度が15 f/dt−越えると分
子鎖の配向性が著しく高くなりモノフィラメントが剛直
になシ。
後加工工程通過性が低下する。さらに結節強度が4、O
f / d未満であると釣糸等に用いられる際の実耐久
性が著しく低下する。
f / d未満であると釣糸等に用いられる際の実耐久
性が著しく低下する。
一方、破断伸度が10−未満であると撚糸時あるいはル
ープ形成時の強力保持率が着しく低下する。破断伸度が
30%を越えるとクリープ特性が著しく低下するため産
資用途への適合性が低下する。1+、乾熱収縮率が10
%を越えると1例えば日光照射時の自動車室内放置等の
雰囲気下において、モノフィラメントの寸法安定性が低
下し。
ープ形成時の強力保持率が着しく低下する。破断伸度が
30%を越えるとクリープ特性が著しく低下するため産
資用途への適合性が低下する。1+、乾熱収縮率が10
%を越えると1例えば日光照射時の自動車室内放置等の
雰囲気下において、モノフィラメントの寸法安定性が低
下し。
釣糸等の用途に適用でき難くなる。
本発明におけるナイロン46系モノフィラメントは、繰
シ返し単位としてテトラメチレンアジバリテトラメチV
ンアジバミドとは、#−カプラミド成分、ヘキサメチレ
ンアジパミド成分のような第3成分t−10七ルー未満
の割合で共重合したもの&あるいはこれらからなるポリ
!−1すなわち。
シ返し単位としてテトラメチレンアジバリテトラメチV
ンアジバミドとは、#−カプラミド成分、ヘキサメチレ
ンアジパミド成分のような第3成分t−10七ルー未満
の割合で共重合したもの&あるいはこれらからなるポリ
!−1すなわち。
ポリーξ−カプフミド、ポリヘキサメチレンアジパミド
を10%未満の割合でブレンドしたものを含むことを言
う。
を10%未満の割合でブレンドしたものを含むことを言
う。
ここで第3成分の共重合、あるいはこれらからなるポリ
マーをブレンドすることは製糸安定性向上の面で好まし
い。
マーをブレンドすることは製糸安定性向上の面で好まし
い。
高融点を有し、かつ、結晶化速度の最大温度が275℃
寸近くあるナイロン46を溶融紡糸するに際し紡出糸の
細化パターンをコントロールするために必然的にナイロ
ン46の熱分解温度付近に加熱筒の温度を保持し、かつ
熱分解を抑制することが、ナイロン46高強力糸の繊維
化に最大のネックであったが1本発明者等は特定の加熱
筒長内に不活性気体を充満させることKよシ安定的に繊
維化できることを見い出した。
寸近くあるナイロン46を溶融紡糸するに際し紡出糸の
細化パターンをコントロールするために必然的にナイロ
ン46の熱分解温度付近に加熱筒の温度を保持し、かつ
熱分解を抑制することが、ナイロン46高強力糸の繊維
化に最大のネックであったが1本発明者等は特定の加熱
筒長内に不活性気体を充満させることKよシ安定的に繊
維化できることを見い出した。
口金直下の加熱筒長は500.wを越えるとレゾナンス
が起シやすくなシ、急冷水槽との距離、エアーギャップ
長を非常に長くする必要が起シ、実用性かうすい。
が起シやすくなシ、急冷水槽との距離、エアーギャップ
長を非常に長くする必要が起シ、実用性かうすい。
一方、加熱筒長が20111以下の場合、紡出状部を安
定化するに必要な紡出糸条の細化パターンをコントロー
ルする効果がほとんど出なくなる。
定化するに必要な紡出糸条の細化パターンをコントロー
ルする効果がほとんど出なくなる。
内気温度が350’Ct−越えると、たとえ加熱筒内に
不活性気体を充満させても糸切れが多発する。
不活性気体を充満させても糸切れが多発する。
一方、内気温度が200℃未満であると、糸条細化遅延
効果がうすれる。
効果がうすれる。
硫酸相対粘度が2.7未満であると、延伸糸条の引張シ
強度を7.59 / d以上とすることが困難である。
強度を7.59 / d以上とすることが困難である。
本発明のポリアミドモノフィラメントのデニ−pは50
デニ一ル以上とすることが好ましく、特に二次加工する
場合の省力を考えると100デニール以上の太デニール
が好ましい。
デニ一ル以上とすることが好ましく、特に二次加工する
場合の省力を考えると100デニール以上の太デニール
が好ましい。
本発明のポリアミドモノフィラメントは、高強力であシ
、透明で光沢がちシ、ロープ等の二次加工製品にした時
の柔軟性が非常に良い。
、透明で光沢がちシ、ロープ等の二次加工製品にした時
の柔軟性が非常に良い。
(実施例)
以下実施例によって本発明を詳述するが、本発明の評価
に用いた測定方法は次の通シである。
に用いた測定方法は次の通シである。
JIS−L1013による。但し、チャック距離は30
cfIM、引張速度30備/分、20℃、60%RHの
温湿度条件とした。
cfIM、引張速度30備/分、20℃、60%RHの
温湿度条件とした。
96.3±0.1重量%試薬特級濃硫酸中に重合体濃度
が10キ/ yxlになるように試料を溶解させてサン
プル溶液を調整し、20℃±0.05℃の温度で氷落下
秒数6〜7秒のオストワルド粘度計を用い、溶液相対粘
度を測定する。測定に際し、同一の粘度計を用い、サン
プル溶液を調整した時と同じ硫酸20111tの落下時
間To(秒)と、サンプμ溶液20xtlO落下時間T
t @) (D 比ヨリ、相対粘度Rvを下記の式を用
いて算出する。
が10キ/ yxlになるように試料を溶解させてサン
プル溶液を調整し、20℃±0.05℃の温度で氷落下
秒数6〜7秒のオストワルド粘度計を用い、溶液相対粘
度を測定する。測定に際し、同一の粘度計を用い、サン
プル溶液を調整した時と同じ硫酸20111tの落下時
間To(秒)と、サンプμ溶液20xtlO落下時間T
t @) (D 比ヨリ、相対粘度Rvを下記の式を用
いて算出する。
RV=T+/T。
試料をカセ伏にとり、20℃、65%RHの温湿度調節
室で24時間以上放置したのち、試料の0、if/dに
相当する荷重金かけて測定された長さJoの試料金、無
張力状粗で150℃のオープン中に30分放置したのち
、オープンから取シ出して上記@湿度調節室で4時間放
置し、再び上記荷重をかけて測定した長さ!1から次式
により算出した。
室で24時間以上放置したのち、試料の0、if/dに
相当する荷重金かけて測定された長さJoの試料金、無
張力状粗で150℃のオープン中に30分放置したのち
、オープンから取シ出して上記@湿度調節室で4時間放
置し、再び上記荷重をかけて測定した長さ!1から次式
により算出した。
G
〔融 点〕
融点はDSC測定方法による融解吸熱曲線の頂点の温度
をいう。なおりSC測定法はShimazuDiffe
rential Scanning Calorime
ter 5C−20を用い、昇温速度20℃/iで行な
った。
をいう。なおりSC測定法はShimazuDiffe
rential Scanning Calorime
ter 5C−20を用い、昇温速度20℃/iで行な
った。
第1図に示す沈降速度測定装置を用いて、試料フィラメ
ントの沈降性t−評価した。
ントの沈降性t−評価した。
第1図1に示すガラス製円筒槽に水t−満たし。
20℃に調整する。
試料フィラメントは長さ2画に切断し、20℃士5℃の
水中に12時間以上浸漬し、十分脱胞したものを用いる
。浸漬処理後の試料を、水面2から、初速度Oで沈降さ
せ、基準線A−Bt−始点とし基準線C−Dt−終点と
する水中間を通過する通過時間の)を測定し、see
/ mで表わした。
水中に12時間以上浸漬し、十分脱胞したものを用いる
。浸漬処理後の試料を、水面2から、初速度Oで沈降さ
せ、基準線A−Bt−始点とし基準線C−Dt−終点と
する水中間を通過する通過時間の)を測定し、see
/ mで表わした。
実施例1゜
相対粘度3.4のナイロン46ポリマーt−25jmφ
押出機により溶融押出しし、口金孔径0.8j111φ
のノズ〃よシ押出した。
押出機により溶融押出しし、口金孔径0.8j111φ
のノズ〃よシ押出した。
次いでノズル直下に設けた300301.300℃。
N2バージを行った加熱筒から5cmのエアーギャップ
を経て、5℃の水中で急冷し、連続して110℃の熱風
ヒーター中で4.3倍延伸した。この後。
を経て、5℃の水中で急冷し、連続して110℃の熱風
ヒーター中で4.3倍延伸した。この後。
180℃のスチーム中で9チの弛緩処理を行い。
更に200℃の熱風中で1.2倍に延伸し、90℃の温
水中で7%の緩和処理を行った。得られたモノフィラメ
ントの特性を第1表に示す。
水中で7%の緩和処理を行った。得られたモノフィラメ
ントの特性を第1表に示す。
尚、比較のために市販のナイロン6テグスの特性を第1
表に併記した。
表に併記した。
第1表から明らかなように1本発明のモノフイマ
フメントは、市販のナイロン6テグスに比較しLはるか
に寸法安定性及び耐熱性に優れ、釣糸等に非常に重要な
要因である水中沈降速度も市販ナイロン6糸の2倍以上
の速度を有し、かつ、海洋資材として重要な湿潤時の強
度保持率が高いことが明らかである。
に寸法安定性及び耐熱性に優れ、釣糸等に非常に重要な
要因である水中沈降速度も市販ナイロン6糸の2倍以上
の速度を有し、かつ、海洋資材として重要な湿潤時の強
度保持率が高いことが明らかである。
以下余白
第1表
比較例1゜
ノズル直下の加熱筒内にN2バージを行なわないこと以
外は実施例1と同一紡糸延伸条件で製糸を試みたが、糸
切れが多発し、繊維化することができなかった。
外は実施例1と同一紡糸延伸条件で製糸を試みたが、糸
切れが多発し、繊維化することができなかった。
(発明の効果)
本発明のポリアミドモノフィラメントは、現在モノフィ
ラメントとして実用化されている溶融紡糸法による有機
素材モノフィラメントの中で最高の耐熱性を有すること
から、安価で寸法安定性と耐久性に優れたモノフィラメ
ントを提供できる。
ラメントとして実用化されている溶融紡糸法による有機
素材モノフィラメントの中で最高の耐熱性を有すること
から、安価で寸法安定性と耐久性に優れたモノフィラメ
ントを提供できる。
又、湿潤時の強力保持率が従来のポリアミドモノフィラ
メントに比較して高いことから特に海洋資材用繊維、た
とえば釣糸、魚網、大型船舶用ロープ(ホーサー、タグ
ロープetc)K好適である。
メントに比較して高いことから特に海洋資材用繊維、た
とえば釣糸、魚網、大型船舶用ロープ(ホーサー、タグ
ロープetc)K好適である。
更に1本発明のモノフィラメントの比重が1.17と従
来のポリアミドモノフィラメントの1.13 K比較し
て菫いことから、沈降速度が早く釣糸として非常に適し
ている。
来のポリアミドモノフィラメントの1.13 K比較し
て菫いことから、沈降速度が早く釣糸として非常に適し
ている。
本発明のモノフィラメントは前記する用途以外には、耐
熱性1寸法安定性、湿潤時強力呆持率の高い等の性能を
要求されるあらゆる分野の用途に適することは言うまで
もない。
熱性1寸法安定性、湿潤時強力呆持率の高い等の性能を
要求されるあらゆる分野の用途に適することは言うまで
もない。
第1図は沈降速度測定装置のモデル図である。
1・・・・・・ガラス製同筒槽
2・・・・・・水 面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記(イ)〜(ヘ)の特性を同時に有することを特
徴とするナイロン46系モノフイラメント。 (イ)引張強度(乾時)7.5〜15.0(g/d)(
ロ)結節強度4.0以上(g/d) (ハ)破断伸度10.0〜30.0(%) (ニ)乾熱収縮率10.0以下(%) (ホ)融点280〜310(℃) (ヘ)モノフイラメントデニール50以上(d)2、モ
ノフイラメントデニールが100デニール以上である特
許請求の範囲第1項記載のナイロン46系モノフイラメ
ント。 3、引張強度(湿潤時)が6.0〜15.0g/dであ
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載のナイロン46
系モノフイラメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24763184A JPS61124622A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | ナイロン46系モノフイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24763184A JPS61124622A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | ナイロン46系モノフイラメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124622A true JPS61124622A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17166375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24763184A Pending JPS61124622A (ja) | 1984-11-22 | 1984-11-22 | ナイロン46系モノフイラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124622A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391029A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-21 | 東レ株式会社 | 漁網用原糸 |
EP0267646A1 (en) * | 1986-11-04 | 1988-05-18 | Stamicarbon B.V. | Process for the production of polyamide shapes with improved properties |
EP0281691A2 (en) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | Stamicarbon B.V. | Polyamide monofilaments used for papermaking apparatus |
JPS646140A (en) * | 1987-06-25 | 1989-01-10 | Unitika Ltd | Textile for rubber belt |
EP0335014A1 (en) * | 1988-03-28 | 1989-10-04 | Dsm N.V. | Moulded polyamide article |
JPH02127507A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-05-16 | E I Du Pont De Nemours & Co | 高い強力および高い引張り均一性をもつモノフイラメントおよびそれを紡糸および延伸する方法および装置 |
WO2018021011A1 (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 東レ株式会社 | ポリアミドマルチフィラメントおよびそれを用いたレース編物、ストッキング |
-
1984
- 1984-11-22 JP JP24763184A patent/JPS61124622A/ja active Pending
Cited By (9)
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