JPS61124568A - イオンビ−ムスパツタ装置 - Google Patents
イオンビ−ムスパツタ装置Info
- Publication number
- JPS61124568A JPS61124568A JP59242848A JP24284884A JPS61124568A JP S61124568 A JPS61124568 A JP S61124568A JP 59242848 A JP59242848 A JP 59242848A JP 24284884 A JP24284884 A JP 24284884A JP S61124568 A JPS61124568 A JP S61124568A
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- JP
- Japan
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- ion beam
- target
- ion
- deflector
- electrostatic lens
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電子部品等の膜形成を行なうイオンビームスパ
ッタ装置に関する。
ッタ装置に関する。
従来の技術
近年、イオンビームスパッタ装置は低温で、高純度の緻
密な膜の形成に利用されている。
密な膜の形成に利用されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のイオンビーム
スパッタ装置の一例について説明する。
スパッタ装置の一例について説明する。
第3図は従来のイオンビームスパッタ装置の構成図を示
すものである。第3図において、1は真空槽、2は真空
槽1に取り付けらnたイオン源、3は真空槽1円に設け
らnたタープ7)、4はターゲット3の上に置かnた基
板である。
すものである。第3図において、1は真空槽、2は真空
槽1に取り付けらnたイオン源、3は真空槽1円に設け
らnたタープ7)、4はターゲット3の上に置かnた基
板である。
以上のように構成されたイオンビームスパッタ装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
マス、イオン源2はシャワー状のイオンビーム6を発生
させ、46度に傾けたターゲット3にイオンビーム5を
照射する。イオンビーム6の照射により、タープy)3
からスパッタリングされた物質を基板4に付着させる。
させ、46度に傾けたターゲット3にイオンビーム5を
照射する。イオンビーム6の照射により、タープy)3
からスパッタリングされた物質を基板4に付着させる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、イオンビ−ムの均
一性がスハシタ膜の均一性になるので、直径80朋の円
内でスパッタ膜厚分布の均一性を±8%以下にすること
は難しい。また、イオンビームの大きさが決まっている
ので、ターゲットから漏nたイオンビーンが、チャンバ
ー内を汚染するという問題点を有していた。
一性がスハシタ膜の均一性になるので、直径80朋の円
内でスパッタ膜厚分布の均一性を±8%以下にすること
は難しい。また、イオンビームの大きさが決まっている
ので、ターゲットから漏nたイオンビーンが、チャンバ
ー内を汚染するという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、スパッタ膜厚分布の均一性
がコントロールでき、チャンバー内を汚染しないイオン
ビームスパ、り装置を提供するも上記問題点を解決する
ために本発明のイオンビームスバyり装置は、イオンビ
ームが静電レンズと偏向器により、ターゲット上を自由
に走査できるという構成を備えたものである。
がコントロールでき、チャンバー内を汚染しないイオン
ビームスパ、り装置を提供するも上記問題点を解決する
ために本発明のイオンビームスバyり装置は、イオンビ
ームが静電レンズと偏向器により、ターゲット上を自由
に走査できるという構成を備えたものである。
作 用
本発明は上記した構成によって、高輝度イオン源から発
生したイオンビームを静電レンズで一度集束させて、偏
向器に導き、ターゲット上で1〜10ntmのスポット
径にして面上を左右上下に走査させる。イオンビームの
走査速度や回数を変えることにニジ、膜厚分布をコント
ロールできる。また、ターゲットの大きさに合わせて走
査する領域を変えることができ、ターゲット以外の部分
へのスパッタリングが防げる。
生したイオンビームを静電レンズで一度集束させて、偏
向器に導き、ターゲット上で1〜10ntmのスポット
径にして面上を左右上下に走査させる。イオンビームの
走査速度や回数を変えることにニジ、膜厚分布をコント
ロールできる。また、ターゲットの大きさに合わせて走
査する領域を変えることができ、ターゲット以外の部分
へのスパッタリングが防げる。
実施例
以下本発明の一実施例のイオンビームスパッタ装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるイオンビームス
パッタ装置の構成図を示すものである。
パッタ装置の構成図を示すものである。
第1図において、6は真空槽、7は真空槽6に取9付け
らnたイオン源、8は真空槽θ内に設けられたターゲッ
ト、9はターゲット8の上に置かれた基板、10はイオ
ン原子とターゲット8の間に置かまた偏向器、11はイ
オン源7と偏向器10の間に置かれた静電レンズ、12
はイオン源7と静電レンズ11の間に置かれた引出電極
である。
らnたイオン源、8は真空槽θ内に設けられたターゲッ
ト、9はターゲット8の上に置かれた基板、10はイオ
ン原子とターゲット8の間に置かまた偏向器、11はイ
オン源7と偏向器10の間に置かれた静電レンズ、12
はイオン源7と静電レンズ11の間に置かれた引出電極
である。
以上のように構成されたイオンビームスパッタ装置につ
いて、以下第1図及び第2図を用いてその動作を説明す
る。
いて、以下第1図及び第2図を用いてその動作を説明す
る。
まず第2図は集束イオンビームの発生原理を示すもので
あって、イオン源7は例えば、ガス電界電離型イオン源
のキャピラリトロンであり、加速電源9(4〜35KV
)にエリ接地に対して、例えば35 KVの電圧がかけ
られている。イオン源7の先端は径10μm程のノズル
になっており、X方向に、例えばアルゴンガスを流すと
、高電界により、ノズル先端でイオン化される。
あって、イオン源7は例えば、ガス電界電離型イオン源
のキャピラリトロンであり、加速電源9(4〜35KV
)にエリ接地に対して、例えば35 KVの電圧がかけ
られている。イオン源7の先端は径10μm程のノズル
になっており、X方向に、例えばアルゴンガスを流すと
、高電界により、ノズル先端でイオン化される。
マタ、引出’を源10 (0,5〜1 oKV )ニヨ
p、引出電極7には接地に対して、例えば30 KVが
かけら九ており、ノズル先端で発生したイオンは引出電
極12にJ:す、イオンビーム13として放出さnる。
p、引出電極7には接地に対して、例えば30 KVが
かけら九ており、ノズル先端で発生したイオンは引出電
極12にJ:す、イオンビーム13として放出さnる。
イオンが放出される真空槽6は約1O−5Pa であ
る。
る。
静電レンズ11はコントロール電極11aと接地電極1
1bとで構成さ几ており、コントロール電源16 (0
,5〜10KV)により、コントロール電極11aには
接地に対して、例えば31 KV 、また接地電極11
bは接地さ几ている。
1bとで構成さ几ており、コントロール電源16 (0
,5〜10KV)により、コントロール電極11aには
接地に対して、例えば31 KV 、また接地電極11
bは接地さ几ている。
イオンビーム13は、静電レンズ11 VC,1nり集
束し、コントロール電極11aと接地電極1ibとの距
離2の約4倍の所に焦点を結ぶ。
束し、コントロール電極11aと接地電極1ibとの距
離2の約4倍の所に焦点を結ぶ。
接地電極11bから約1oc!r1の所に四極の偏向器
10が置いてあり、各々の電極には0〜1KVの電圧が
かけられている。イオンビーム13は偏向器1oにより
、左右上下に走査できる。偏向器10から例えば10備
の所に、イオン源7に対して46度に傾けたターゲ・ノ
ド8が置いてあり、例えばS輔径のイオンビーム13を
走査してスパッタリングする。ターゲット8の上に基板
9が置いてあり、ターゲy)8からスパフタリングさn
た物質が基板9の上に膜として形成さ几る。
10が置いてあり、各々の電極には0〜1KVの電圧が
かけられている。イオンビーム13は偏向器1oにより
、左右上下に走査できる。偏向器10から例えば10備
の所に、イオン源7に対して46度に傾けたターゲ・ノ
ド8が置いてあり、例えばS輔径のイオンビーム13を
走査してスパッタリングする。ターゲット8の上に基板
9が置いてあり、ターゲy)8からスパフタリングさn
た物質が基板9の上に膜として形成さ几る。
以上のように本実施例によれば、イオンビーム13が静
電レンズ11と偏向器10により、ターゲット8上を自
由に走査でき、膜厚分布の均一性をコントロールできる
。また、ターゲット8の大きさが変わっても、イオンビ
ーム13の走ft[を変えることができ、ターゲット8
から漏れたイオンビーム13が、真空槽6内を汚染する
ことがない。
電レンズ11と偏向器10により、ターゲット8上を自
由に走査でき、膜厚分布の均一性をコントロールできる
。また、ターゲット8の大きさが変わっても、イオンビ
ーム13の走ft[を変えることができ、ターゲット8
から漏れたイオンビーム13が、真空槽6内を汚染する
ことがない。
なお、第1の実施例において、イオン源7はキャピラリ
トロンとしたが、イオン源7は液体金属イオン源、ま几
はデュオフ゛ラズマトロンとしてもよい。
トロンとしたが、イオン源7は液体金属イオン源、ま几
はデュオフ゛ラズマトロンとしてもよい。
また、第1の実施例において、静電レンズ11は二極レ
ンズとしたが、静電レンズ11は三極レンズとしてもよ
い。
ンズとしたが、静電レンズ11は三極レンズとしてもよ
い。
また、第1の実施例において、偏向器10は四種とした
が、偏向器10はノ・極としてもよい。
が、偏向器10はノ・極としてもよい。
発明の効果
以上の工うに本発明は、イオンビームが静電レンズと偏
向器によジ、ターゲット上を自由に走査させることにエ
リ、スパッタ膜厚分布の均一性を±5チ以下にすること
ができ、またイオンビームによる汚染をなくすことがで
きる。
向器によジ、ターゲット上を自由に走査させることにエ
リ、スパッタ膜厚分布の均一性を±5チ以下にすること
ができ、またイオンビームによる汚染をなくすことがで
きる。
第1図は本発明の第1の実施例におけるイオンビームス
パッタ装置の構成図、第2図は第1図の部分肉、第9図
は従来のイオンビームスパッタ装置の構成図である。 7・・・−・・イオン源、8・・−・・ターゲット、9
・・・・基板、10・・・・・・偏向器、11・・・・
・・静電レンズ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図
パッタ装置の構成図、第2図は第1図の部分肉、第9図
は従来のイオンビームスパッタ装置の構成図である。 7・・・−・・イオン源、8・・−・・ターゲット、9
・・・・基板、10・・・・・・偏向器、11・・・・
・・静電レンズ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図
Claims (3)
- (1)イオン源と、このイオン源から発生するイオンビ
ームを照射するターゲットと、このターゲットからスパ
ッタリングされる物質を付着させる基板からなるイオン
ビームスパッタ装置において、イオンビームが静電レン
ズと偏向器により、ターゲット上を自由に走査できるこ
とを特徴とするイオンビームスパッタ装置。 - (2)イオン源は高輝度イオン源であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のイオンビームスパッタ装
置。 - (3)イオンビームはターゲット上でのスポット径が3
〜10nmであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のイオンビームスパッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59242848A JPS61124568A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | イオンビ−ムスパツタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59242848A JPS61124568A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | イオンビ−ムスパツタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124568A true JPS61124568A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17095186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59242848A Pending JPS61124568A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | イオンビ−ムスパツタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124568A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6086727A (en) * | 1998-06-05 | 2000-07-11 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to improve the properties of ion beam deposited films in an ion beam sputtering system |
US6197164B1 (en) | 1997-10-10 | 2001-03-06 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to improve the uniformity of ion beam deposited films in an ion beam sputtering system |
US6783635B2 (en) | 1999-12-09 | 2004-08-31 | International Business Machines Corporation | Spin valve sensor free layer structure with a cobalt based layer that promotes magnetic stability and high magnetoresistance |
US9943278B2 (en) | 2004-06-01 | 2018-04-17 | Spectrum Dynamics Medical Limited | Radioactive-emission-measurement optimization to specific body structures |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50140798A (ja) * | 1974-04-16 | 1975-11-12 | ||
JPS5249774A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-21 | Hitachi Ltd | Ion implanting device |
JPS53102677A (en) * | 1977-02-18 | 1978-09-07 | Hitachi Ltd | Ion beam radiating unit |
JPS57106114A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-01 | Fujitsu Ltd | Ion beam sputtering apparatus |
JPS58117872A (ja) * | 1982-12-20 | 1983-07-13 | Toshiba Corp | イオン注入方法 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP59242848A patent/JPS61124568A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS50140798A (ja) * | 1974-04-16 | 1975-11-12 | ||
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JPS57106114A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-01 | Fujitsu Ltd | Ion beam sputtering apparatus |
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US6086727A (en) * | 1998-06-05 | 2000-07-11 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to improve the properties of ion beam deposited films in an ion beam sputtering system |
US6238531B1 (en) | 1998-06-05 | 2001-05-29 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus to improve the properties of ion beam deposited films in an ion beam sputtering system |
US6783635B2 (en) | 1999-12-09 | 2004-08-31 | International Business Machines Corporation | Spin valve sensor free layer structure with a cobalt based layer that promotes magnetic stability and high magnetoresistance |
US9943278B2 (en) | 2004-06-01 | 2018-04-17 | Spectrum Dynamics Medical Limited | Radioactive-emission-measurement optimization to specific body structures |
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