JPS61124459A - 紙葉の傾斜補正装置 - Google Patents
紙葉の傾斜補正装置Info
- Publication number
- JPS61124459A JPS61124459A JP24537484A JP24537484A JPS61124459A JP S61124459 A JPS61124459 A JP S61124459A JP 24537484 A JP24537484 A JP 24537484A JP 24537484 A JP24537484 A JP 24537484A JP S61124459 A JPS61124459 A JP S61124459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveying
- banknote
- inclination
- conveyance
- paper money
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H9/00—Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
- B65H9/20—Assisting by photoelectric, sonic, or pneumatic indicators
Landscapes
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)技術分野
この発明はATM、CD等の取引処理装置の紙幣搬送部
等に適用される紙葉の傾斜補正装置に関する。。
等に適用される紙葉の傾斜補正装置に関する。。
(b)発明の概要
本発明に係る傾斜補正装置は、例えばATMに内臓した
紙幣放出機より放出した紙幣が搬送路上で斜めになって
いるとき、搬送路に設けた搬送ベルトなどの左右の搬送
速度を調整することにより、紙幣が搬送方向に正しく向
くように紙幣の傾斜を補正するものである。
紙幣放出機より放出した紙幣が搬送路上で斜めになって
いるとき、搬送路に設けた搬送ベルトなどの左右の搬送
速度を調整することにより、紙幣が搬送方向に正しく向
くように紙幣の傾斜を補正するものである。
(C1発明の背景
ATM等の取引処理装置においては、搬送へルトローラ
等で構成された紙幣搬送装置を使用している。上記構成
の紙幣搬送装置では、搬送機械系の誤差1紙幣の腰の強
さの影響1紙幣挿入口から紙幣を取り込む際のバラツキ
等によって、紙幣が搬送路上で斜めになって搬送される
搬送異常をしばしば生じている。しかしながら、紙幣が
斜めになると、搬送途中で紙幣のジャムを生じたり、紙
幣鑑別部で正常紙幣を異常と判別してしまったりして、
紙幣の運用効率およびATM等の稼動効率を低下させる
といった不都合を生じた。
等で構成された紙幣搬送装置を使用している。上記構成
の紙幣搬送装置では、搬送機械系の誤差1紙幣の腰の強
さの影響1紙幣挿入口から紙幣を取り込む際のバラツキ
等によって、紙幣が搬送路上で斜めになって搬送される
搬送異常をしばしば生じている。しかしながら、紙幣が
斜めになると、搬送途中で紙幣のジャムを生じたり、紙
幣鑑別部で正常紙幣を異常と判別してしまったりして、
紙幣の運用効率およびATM等の稼動効率を低下させる
といった不都合を生じた。
(d)発明の目的
この発明の目的は上述の点に鑑み、紙幣の搬送方向に対
する傾きを検知して正常方向に紙幣の向きを補正するこ
とのできる、紙葉の傾斜補正装置を提供することにある
。
する傾きを検知して正常方向に紙幣の向きを補正するこ
とのできる、紙葉の傾斜補正装置を提供することにある
。
+e)発明の構成および効果
この発明は、紙葉の搬送方向に対する傾きを検知する検
知手段と、 前記検知手段で検知した傾きに基づき、紙葉の向きが搬
送方向に一致するように、前記1対の搬送手段の各搬送
速度を増減する増減手段とを有することを特徴とする。
知手段と、 前記検知手段で検知した傾きに基づき、紙葉の向きが搬
送方向に一致するように、前記1対の搬送手段の各搬送
速度を増減する増減手段とを有することを特徴とする。
上記構成によりこの発明によれば、紙幣の傾きを検知し
、搬送手段の搬送速度を増減することにより紙幣の向き
を正常方向に補正することができる。これにより、紙幣
が搬送路上で斜めになっても自動的に正常方向に向けて
搬送するため、搬送途中での紙幣ジャムや紙幣鑑別部で
の鑑別エラーをなくし、紙幣の運用効率およびATM等
の稼動効率を向上させることができる。
、搬送手段の搬送速度を増減することにより紙幣の向き
を正常方向に補正することができる。これにより、紙幣
が搬送路上で斜めになっても自動的に正常方向に向けて
搬送するため、搬送途中での紙幣ジャムや紙幣鑑別部で
の鑑別エラーをなくし、紙幣の運用効率およびATM等
の稼動効率を向上させることができる。
(f)実施例
第2図はこの発明に係る傾斜補正装置を適用したATM
の紙幣1般送部の平面図、第3図は傾斜補正装置のブロ
ック図、第4図は傾斜角を検知するためのセンサの配置
図である。
の紙幣1般送部の平面図、第3図は傾斜補正装置のブロ
ック図、第4図は傾斜角を検知するためのセンサの配置
図である。
第4図に示すように、紙幣1は矢印Tの搬送方向に搬送
される。AC,BDは搬送方向に直交する方向に間隔1
1をあけて設けた測定線である。
される。AC,BDは搬送方向に直交する方向に間隔1
1をあけて設けた測定線である。
SA、SCは測定線ACに沿って搬送路に配置したホト
センサアレーである。SB、SDは測定線BDに沿って
搬送路に配置したホトセンサアレーである。各ホトセン
サアレーはホトセンサを一定のピッチP、で1列に配列
したものである。紙幣は搬送路を通過する際、ホトセン
サアレーSA。
センサアレーである。SB、SDは測定線BDに沿って
搬送路に配置したホトセンサアレーである。各ホトセン
サアレーはホトセンサを一定のピッチP、で1列に配列
したものである。紙幣は搬送路を通過する際、ホトセン
サアレーSA。
SB、SC,SDを遮光する。ホトセンサアレーによる
傾斜角の検知を行った後、第2図に示すように紙幣は一
対の搬送ベルト53.54からなる補正用搬送路に導か
れる。この補正用搬送路にて紙幣の傾斜が補正された後
、紙幣は紙幣のパターン検知装置52に搬送される。5
1は傾斜した紙幣を、51′は傾斜を補正した後の紙幣
を示している。Sll、S12は補正用搬送路に配置し
た紙幣搬送検知センサである。
傾斜角の検知を行った後、第2図に示すように紙幣は一
対の搬送ベルト53.54からなる補正用搬送路に導か
れる。この補正用搬送路にて紙幣の傾斜が補正された後
、紙幣は紙幣のパターン検知装置52に搬送される。5
1は傾斜した紙幣を、51′は傾斜を補正した後の紙幣
を示している。Sll、S12は補正用搬送路に配置し
た紙幣搬送検知センサである。
第3図に示すように、制御部はCPU2.ROM3.R
AM4からなるマイクロコンピータシステムで構成され
ている。5はカートリッジ(図示せず)から繰り出した
紙幣をパターン検知装置52への搬送路に送り出す紙幣
搬送装置である。紙幣搬送装置5および紙幣搬送検知セ
ンサS11゜312はインターフェイス(1/F)7を
介してCPU2と接続する。ホトセンサアレーSA、S
B、SC,SDのホトセンサ群の出力はインターフェイ
ス(T/F)8を介してCPU2に与えられる。Ml、
M2は搬送ベル)53,54を駆動するモータである。
AM4からなるマイクロコンピータシステムで構成され
ている。5はカートリッジ(図示せず)から繰り出した
紙幣をパターン検知装置52への搬送路に送り出す紙幣
搬送装置である。紙幣搬送装置5および紙幣搬送検知セ
ンサS11゜312はインターフェイス(1/F)7を
介してCPU2と接続する。ホトセンサアレーSA、S
B、SC,SDのホトセンサ群の出力はインターフェイ
ス(T/F)8を介してCPU2に与えられる。Ml、
M2は搬送ベル)53,54を駆動するモータである。
13.14はモータMl、M2の回転速度、即ち搬送ベ
ル)53.54の搬送速度を設定するための加減算器で
ある。各モータの回転速度を加減算器53.54で設定
された速度に調整する制御回路はパルスジェネレータP
G1、PO2と増幅器15.16で構成されている。各
搬送ベルトの11送速度の初期値v0はインターフェイ
ス(I/F)12およびD/A変換器9を通じて加減算
器13に与えられる。搬送ベルト53の搬送速度に対す
る補正値■、はインターフェイス(I/F)12および
D/A変換器10を通じて加減算器13に与えられる。
ル)53.54の搬送速度を設定するための加減算器で
ある。各モータの回転速度を加減算器53.54で設定
された速度に調整する制御回路はパルスジェネレータP
G1、PO2と増幅器15.16で構成されている。各
搬送ベルトの11送速度の初期値v0はインターフェイ
ス(I/F)12およびD/A変換器9を通じて加減算
器13に与えられる。搬送ベルト53の搬送速度に対す
る補正値■、はインターフェイス(I/F)12および
D/A変換器10を通じて加減算器13に与えられる。
搬送ベルト54の搬送速度に対する補正値v2はインタ
ーフェイス(I/F)12およびD/A変換器11を通
じて加減算器13に与えられる。
ーフェイス(I/F)12およびD/A変換器11を通
じて加減算器13に与えられる。
第5図はROM3およびRAM4のメモリエリアを示し
ている。mlは傾斜角の検知および紙幣の傾斜補正を処
理するプログラムを記憶するエリアである。m2〜m7
は傾斜角の検知処理用のエリアである。j21は前述の
ように測定線A C−80間の間隔であり、エリアm2
に記憶される。ホトセンサの配列ピッチP1はエリアm
3に記憶される。SA1111 3CIIIは、紙幣に
より遮光されたホトセンサアレーSA、SCのホトセン
サの数であり、エリアm5に記憶される。S B nl
+ S D 、、lは、紙幣により遮光されたホトセ
ンサアレ−3B、SDのホトセンサの数であり、エリア
m4に記憶される。12は第4図に示すように、紙幣l
の搬送方向に向いた1辺DEが測定線AC,BDと交わ
った2点A、B間の搬送方向と直交する方向、即ち測定
線の方向における位置のズレであり、エリアm6に記憶
される。本実施例において検知した紙幣の傾斜角θはエ
リアm7に記憶される。
ている。mlは傾斜角の検知および紙幣の傾斜補正を処
理するプログラムを記憶するエリアである。m2〜m7
は傾斜角の検知処理用のエリアである。j21は前述の
ように測定線A C−80間の間隔であり、エリアm2
に記憶される。ホトセンサの配列ピッチP1はエリアm
3に記憶される。SA1111 3CIIIは、紙幣に
より遮光されたホトセンサアレーSA、SCのホトセン
サの数であり、エリアm5に記憶される。S B nl
+ S D 、、lは、紙幣により遮光されたホトセ
ンサアレ−3B、SDのホトセンサの数であり、エリア
m4に記憶される。12は第4図に示すように、紙幣l
の搬送方向に向いた1辺DEが測定線AC,BDと交わ
った2点A、B間の搬送方向と直交する方向、即ち測定
線の方向における位置のズレであり、エリアm6に記憶
される。本実施例において検知した紙幣の傾斜角θはエ
リアm7に記憶される。
m8〜m13は傾斜補正処理用のエリアである。11は
第7図に示すように、平行に配置した搬送ベルト53と
54の中心間距離であり、エリアm8に記憶される。!
、は補正用搬送路の中心方向に配置した紙幣搬送センサ
SllとS12間の距離であり、エリアm9に記憶され
る。tは紙幣が搬送速度v0で紙幣搬送センサSllと
312間を移動するのに要する時間であり、エリアm1
0に記憶される。上記搬送速度の初期値v0はエリアm
llに予め設定される。搬送速度の補正値vl +
■2はそれぞれエリアm12.m13に記憶される。
第7図に示すように、平行に配置した搬送ベルト53と
54の中心間距離であり、エリアm8に記憶される。!
、は補正用搬送路の中心方向に配置した紙幣搬送センサ
SllとS12間の距離であり、エリアm9に記憶され
る。tは紙幣が搬送速度v0で紙幣搬送センサSllと
312間を移動するのに要する時間であり、エリアm1
0に記憶される。上記搬送速度の初期値v0はエリアm
llに予め設定される。搬送速度の補正値vl +
■2はそれぞれエリアm12.m13に記憶される。
次に本実施例における傾斜角検知の動作を第4図および
第6図によって説明する。
第6図によって説明する。
まずステップnl(以下ステップniを単にniという
。)、n2にて、紙幣1がホトセンサアレーのところま
で搬送されてきたかどうかを判断する。ホトセンサアレ
ーSB、SDのホトセンサ群5Bfi、SD、%がそれ
ぞれオンしたときセンサ上に紙幣が到達したと判断する
。続いて、検知開始タイミングを得るために、紙幣によ
って遮光されオンした各ホトセンサアレーのホトセンサ
の数SA、、、SB、1..SC□、SD、+より、S
A a I+ S Cn + = S B 、lr
+S D n +・・・・・・(11を満足するかどう
かを判断する(n3)。(11式の関係を満足するとき
は、第4図に示したように搬送方向に向いた2辺DE、
FGが測定線AC,BDに交わっている状態に相当する
。
。)、n2にて、紙幣1がホトセンサアレーのところま
で搬送されてきたかどうかを判断する。ホトセンサアレ
ーSB、SDのホトセンサ群5Bfi、SD、%がそれ
ぞれオンしたときセンサ上に紙幣が到達したと判断する
。続いて、検知開始タイミングを得るために、紙幣によ
って遮光されオンした各ホトセンサアレーのホトセンサ
の数SA、、、SB、1..SC□、SD、+より、S
A a I+ S Cn + = S B 、lr
+S D n +・・・・・・(11を満足するかどう
かを判断する(n3)。(11式の関係を満足するとき
は、第4図に示したように搬送方向に向いた2辺DE、
FGが測定線AC,BDに交わっている状態に相当する
。
上記(1)式を満足し紙幣が各ホトセンサアレー上に位
置していると判断したとき、まずホトセンサgsA、l
、SBI、のオンしているホトセンサの数の差の絶対値
、即ちl5A−+ 5B11にピッチ2区を乗算して
点A、Bにおける測定線方向の位置ズレ22を算出する
(n4)。上記の演算により求めた位置ズレ2□はエリ
アm6にストアする。続いて、(測定線の方向)と(搬
送方向)の直交関係から、 θ= tan −’ (1z / l + ) −−−
・・−・・−(2)により(頃斜角θを求め、エリアm
7にストアする(n5)。
置していると判断したとき、まずホトセンサgsA、l
、SBI、のオンしているホトセンサの数の差の絶対値
、即ちl5A−+ 5B11にピッチ2区を乗算して
点A、Bにおける測定線方向の位置ズレ22を算出する
(n4)。上記の演算により求めた位置ズレ2□はエリ
アm6にストアする。続いて、(測定線の方向)と(搬
送方向)の直交関係から、 θ= tan −’ (1z / l + ) −−−
・・−・・−(2)により(頃斜角θを求め、エリアm
7にストアする(n5)。
次に前記(2)式で求めた傾斜角θに基づき、紙幣の傾
きを補正する。この補正動作を第1図および第7図によ
って説明する。
きを補正する。この補正動作を第1図および第7図によ
って説明する。
紙幣51が第7図に示すように、搬送方向に対し傾斜角
θ′傾いているとする。前述の傾斜角検知の終了後、ま
ず搬送ベルト53.54の各搬送速度V1.V2を初期
値v0に設定して各モータM1.M2をオンする(n2
0.n21)、続いて、エリアmloから紙幣のセンサ
間所要時間tを読み出しくn22)、さらに搬送速度の
補正値vI + vZを0にセントする(n23)。
θ′傾いているとする。前述の傾斜角検知の終了後、ま
ず搬送ベルト53.54の各搬送速度V1.V2を初期
値v0に設定して各モータM1.M2をオンする(n2
0.n21)、続いて、エリアmloから紙幣のセンサ
間所要時間tを読み出しくn22)、さらに搬送速度の
補正値vI + vZを0にセントする(n23)。
次にn24にて、紙幣が左右のどちらに傾いているかを
判定する。ホトセンサアレーSA、SBのオンしたホト
センサの数SA、1..SB、lを比較して、S A
nl > S B nlのときは第4図に示すように、
矢印Tの搬送方向に対し右上りに傾いている状態と判断
する。SA、、I<SH□のときは第7図に示すように
、矢印Tの搬送方向に対し左上りに傾いている状態と判
断する。S A nl > S B□と判断したときは
搬送ベルト53を搬送ベルト54の速度より早めるため
に、D/A変換器10より出力するvlを正に、D/A
変換器11より出力するv2を負にセットする(n 2
5)。一方、SA+sl <S B nlと判断したと
きは搬送ベルト54を搬送ベルト53の速度より早める
ために、vlを負に、v2を正にセットする(n 26
)。
判定する。ホトセンサアレーSA、SBのオンしたホト
センサの数SA、1..SB、lを比較して、S A
nl > S B nlのときは第4図に示すように、
矢印Tの搬送方向に対し右上りに傾いている状態と判断
する。SA、、I<SH□のときは第7図に示すように
、矢印Tの搬送方向に対し左上りに傾いている状態と判
断する。S A nl > S B□と判断したときは
搬送ベルト53を搬送ベルト54の速度より早めるため
に、D/A変換器10より出力するvlを正に、D/A
変換器11より出力するv2を負にセットする(n 2
5)。一方、SA+sl <S B nlと判断したと
きは搬送ベルト54を搬送ベルト53の速度より早める
ために、vlを負に、v2を正にセットする(n 26
)。
D/A変換器10.11の出力の正負をセットし終えた
後、紙幣51が紙幣搬送検知センサS11をオンする位
置まで搬送されたとき、補正値V1、v2を求める(n
27〜n29)。第7図に示す紙幣51の場合左端部が
右端部より先行しているので、紙幣搬送検知センサ31
1とS12間における紙幣の搬送速度は次のように表さ
れる。
後、紙幣51が紙幣搬送検知センサS11をオンする位
置まで搬送されたとき、補正値V1、v2を求める(n
27〜n29)。第7図に示す紙幣51の場合左端部が
右端部より先行しているので、紙幣搬送検知センサ31
1とS12間における紙幣の搬送速度は次のように表さ
れる。
まず、搬送ベルト53の搬送速度■1は、vl = (
lb+j!、 tan θ’ ) / t−・・−・−
(3)となる。ここで、■。=1./lであるので、(
3)式は、 V 1 =V o +βatan θ’/l・・・・・
・・・・・・・・・・(4)と表せる。一方、搬送ベル
ト54の搬送速度■2は、 V2= (l、−1ajan θ′)/1=vo−It
、tan θ’/l・・・・・・・・・・・・・・・(
5)となる。以上の(41,(5)式より、搬送ベルト
53の搬送速度■1をj!、tan θ’/l (=V
l )遅らせ、かつ搬送ベルト54の搬送速度v2を1
.tanθ′/l (=v2)早めれば、紙幣51の向
きは搬送路を移動する間に正常方向に向く。第7図と逆
に右端部が左端部より先行して傾いている場合(第4図
参照)は、上記と反対に搬送速度■1をV+早め、かつ
搬送ベルト54の搬送速度■2をv2遅らせばよい。
lb+j!、 tan θ’ ) / t−・・−・−
(3)となる。ここで、■。=1./lであるので、(
3)式は、 V 1 =V o +βatan θ’/l・・・・・
・・・・・・・・・・(4)と表せる。一方、搬送ベル
ト54の搬送速度■2は、 V2= (l、−1ajan θ′)/1=vo−It
、tan θ’/l・・・・・・・・・・・・・・・(
5)となる。以上の(41,(5)式より、搬送ベルト
53の搬送速度■1をj!、tan θ’/l (=V
l )遅らせ、かつ搬送ベルト54の搬送速度v2を1
.tanθ′/l (=v2)早めれば、紙幣51の向
きは搬送路を移動する間に正常方向に向く。第7図と逆
に右端部が左端部より先行して傾いている場合(第4図
参照)は、上記と反対に搬送速度■1をV+早め、かつ
搬送ベルト54の搬送速度■2をv2遅らせばよい。
傾斜角θ′より搬送速度の補正値vI、v2を決めたと
き(n28.n29) 、各補正値をエリアm12,1
3にストアするとともにD/A変換器10.11を通じ
て加減算器13.14にセットする(n30)。第7図
の紙幣51の場合、搬送ベルト53の搬送速度■1をV
o−V、に、搬送ベルト54の搬送速度■2をVo +
v、にそれぞれ設定する(n31)。これにより各設定
速度になるようにモータの回転速度を調整して左右の搬
送ベルトの搬送速度を増減する。この搬送速度の調整に
よって、紙幣51は紙幣搬送検知センサS12をオンす
るところに達したとき、51′のようにその前端の1辺
が搬送方向と垂直になる正常方向に向<(n32)。紙
幣が紙幣搬送検知センサS12まで移動すると、再び搬
送速度Vl。
き(n28.n29) 、各補正値をエリアm12,1
3にストアするとともにD/A変換器10.11を通じ
て加減算器13.14にセットする(n30)。第7図
の紙幣51の場合、搬送ベルト53の搬送速度■1をV
o−V、に、搬送ベルト54の搬送速度■2をVo +
v、にそれぞれ設定する(n31)。これにより各設定
速度になるようにモータの回転速度を調整して左右の搬
送ベルトの搬送速度を増減する。この搬送速度の調整に
よって、紙幣51は紙幣搬送検知センサS12をオンす
るところに達したとき、51′のようにその前端の1辺
が搬送方向と垂直になる正常方向に向<(n32)。紙
幣が紙幣搬送検知センサS12まで移動すると、再び搬
送速度Vl。
v2の設定値を初期値v0にしておく(n33)。勿論
、+41. (5)式からθ′−〇のときは初期値V。
、+41. (5)式からθ′−〇のときは初期値V。
のままでよい。尚、第4図のように、第7図と逆に傾斜
している場合には、n31にて搬送ベルト53の搬送速
度v1をV0+v、に、搬送ベルト54の搬送速度■2
をvo−v2にそれぞれ設定すればよい。
している場合には、n31にて搬送ベルト53の搬送速
度v1をV0+v、に、搬送ベルト54の搬送速度■2
をvo−v2にそれぞれ設定すればよい。
n31は本発明の増減手段に対応する。
尚、本発明は紙幣以外のレシート等の紙葉にも適用する
ことができる。
ことができる。
第1図はこの発明の実施例である傾斜補正装置の傾斜補
正動作を示すフローチャート、第2図は同傾斜補正装置
を適用したATMの紙幣搬送部の平面図、第3図は傾斜
補正装置のブロック図、第4図は傾斜角を検知するため
のセンサの配置図、第5図は同傾斜補正装置のメモリ構
成図、第6図は同傾斜補正装置の傾斜角検知の動作を示
すフローチャート、第7図は同傾斜補正装置において搬
送速度の補正値を決める方法を説明するための搬送路の
平面図である。 1.51.51’−紙幣、 53.54−搬送ベルト(搬送手段)、SA、SB、S
C,SD−ホトセンサアレー(傾斜角の検知手段)。
正動作を示すフローチャート、第2図は同傾斜補正装置
を適用したATMの紙幣搬送部の平面図、第3図は傾斜
補正装置のブロック図、第4図は傾斜角を検知するため
のセンサの配置図、第5図は同傾斜補正装置のメモリ構
成図、第6図は同傾斜補正装置の傾斜角検知の動作を示
すフローチャート、第7図は同傾斜補正装置において搬
送速度の補正値を決める方法を説明するための搬送路の
平面図である。 1.51.51’−紙幣、 53.54−搬送ベルト(搬送手段)、SA、SB、S
C,SD−ホトセンサアレー(傾斜角の検知手段)。
Claims (1)
- (1)1対の搬送手段の上に載せて紙葉を搬送する搬送
路において、 紙葉の搬送方向に対する傾きを検知する検知手段と、 前記検知手段で検知した傾きに基づき、紙葉の向きが搬
送方向に一致するように、前記1対の搬送手段の各搬送
速度を増減する増減手段とを有してなる、紙葉の傾斜補
正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24537484A JPS61124459A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 紙葉の傾斜補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24537484A JPS61124459A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 紙葉の傾斜補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124459A true JPS61124459A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17132707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24537484A Pending JPS61124459A (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 紙葉の傾斜補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124459A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-11-19 JP JP24537484A patent/JPS61124459A/ja active Pending
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CN102855695B (zh) * | 2012-09-21 | 2016-03-23 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 一种能够校正纸币倾斜的带伸缩调整杆的传动带 |
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