JPS6112385A

JPS6112385A - カ−トリツジ型インキリボン

Info

Publication number: JPS6112385A
Application number: JP13335884A
Authority: JP
Inventors: Eiichi Nagatsuka; 永塚　栄一
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1984-06-29
Filing date: 1984-06-29
Publication date: 1986-01-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、カートリッジ型インキリボンに関するもので
あり、特に、転写型感熱プリンタに用いるに好適なカセ
ットタイプおよびオープンリールタイプのカートリッジ
型インキリボンに関するものである。

（従来の技術）転写型感熱プリンタには、周知のように、インキリボン
を巻装した供給用スプール、および該インキリボンの先
端が固着された巻取用スプールを、同一のケース内に配
置したカセットを用いる形式のものくカセット式）と、
インキリボンを巻装した供給用スプール、および巻取用
スプールを当該プリンタ内に別々に配置する形式のもの
（オープンリール式）とがある。

前記カセットのケース本体およびスプールは、はとんど
の場合、プラスチック等の樹脂により成型されている。

前記ケース本体は、通常は、磁気記録におけるコンパク
トカセットと同様に、２枚の薄型箱体を互いに固着する
ことにより構成される。

前記固着は、接着剤やねじを用いたり、あるいは、一方
が他方に嵌合するような一対のジョイン１へを前記２枚
の薄型箱体に複数個設けたりすることにより行なわれる
。

さて、カセット式転写型感熱プリンタにおける、インキ
リボンの交換は、単に前述したカセットを交換するだけ
でよい。

これに対してオープンリール式転写型感熱プリンタにお
ける、インキリボンの交換は、巻取用スプールに巻装さ
れた使用済みのインキリボンを、該巻取用スプールと共
に当該プリンタ内から取り出し、その後、別な供給用ス
プールに巻装された新しいインキリボンを該供給用スプ
ールと共に、当該プリンタ内に配置することにより行わ
れる。

（発明が解決しようとする問題点）上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
。

（１）カセット式の転写型感熱プリンタにおいて使用さ
れるカセットのケースは、前述したように樹脂により成
型されている。

したがって、カセット内をインキリボンが走行するどき
に、カセットケースおよびインキリボンに摩擦電気が発
生してしまう。インキリボンは、その厚みが非常に薄い
ものであるから、前記摩擦電気の発生により、前記ケー
ス内壁に吸着され、インキリボンの安定な走行かで基゛
なくなる。

また、前記摩擦電気の除去手段として、カセット内にイ
ンキリボンと当接するような状態に除電ブラシ等を配置
することも考えられるが、この場合は、前記除電ブラシ
の当接により、インキリボンの走行負荷が高くなり、ま
たカセット自体の製作費も高くなってしまう。

（２）カセット式の転写型感熱プリンタにおいては、イ
ンキリボンの交換は、前述したように、カセットを交換
することにより行なわれる。不要となったカセットは、
ユーザにより廃棄されるが、この場合、焼却されること
が多い。

ところが、カセットケースを構成する樹脂の燃焼により
有毒ガスが発生し、これにより大気が汚染されるという
問題点がある。また、樹脂は、その燃焼の際に高熱を発
生するが、該高熱のために焼却炉内壁に傷みが生じたり
して、焼却炉の寿命が短かくなる。

（３）オープンリール式の転写型感熱プリンタにおいて
は、インキリボンの交換は、前述したように、該インキ
リボンが巻装されたスプールを交換づ゛ることにより行
なわれている。

ところが、前記スプールは、単に円筒状であるために、
インキリボンの巻き径が大きい場合−すなわち、前記巻
き径が約１００ｍ１ｌＩあるいはそれ駆トになった場合
、インキリボンがスプールから竹の子状に扱は出てしま
うことがあり、これにより、当該プリンタ内への装着が
不可能になってしまうことがある。

換言すれば、インキリボンのむだが多く、記録用紙単位
枚数当りの印刷コストが増大する。

本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。

（問題点を解決するための手段および作用）前記の問題
点を解決するために、本発明は、カセット式の転写型感
熱プリンタに使用されるインキリボンカセットにおいて
は、そのケースを樹脂により骨組構造に成型し、また、
オープンリール式の転写型感熱プリンタに使用されるイ
ンキリボンにおいては、前記カセットと同様に、樹脂に
より骨組構造にケースを形成し、該ケースの中にスプー
ルおよびインキリボンを配置したものである。

つまり、本発明は、当該プリンタのカセット式あるいは
オープンリール式の形式のいがんにががわらず、そのス
プールおよびインキリボンを内蔵するケースを樹脂によ
り骨組構造に形成する手段を講じ、これにより、カセッ
トタイプのインキリボンにおいては、インキリボンの走
行により生じる摩擦電気を減少させるとともに、焼却時
における有毒ガスおよび高温の発生を極カ抑え、さらに
、カセットケースを安価に製作することができ、また、
オープンリールタイプのインキリボンにおいては、イン
キリボンがスプールから竹の子状に抜は出ることを防止
する作用を生じさせた点に特徴がある。

（実施例）以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の第一の実施例を示す概略的斜視図であ
る。

図において、カートリッジ型インキリボン３１は、オー
プンリールタイプである。

ケース１は、塩化ビニール、ポリエチレン等の樹脂によ
り骨組構造に成型された板状体であり、その側面から見
た形状がコ字形状となるように屈曲されている。

前記ケース１の主面板１Ａ間の距離は、インキリボン３
の幅よりも若干大きく設定されている。

スプール２は、円筒状であり、インキリボン３が巻装さ
れている。前記スプール２の両端部は、前記ケース１に
形成された２つの穴に挿入され、固着されている。

前記固着は、スプール２がケース１に対して回動自在と
なるようになされているが、その詳細な説明は、第２図
、第３図、および第４図を参照して後述する。

第２図は第１図におけるスプール２の正面図、第３図は
第１図に示したカートリッジ型インキリボン３１の組立
前における分解図、第４図はケース１に形成されたスプ
ール挿入穴１１およびその周辺部の詳細平面図、第５図
は第１図におけるケース１の組立説明図であり、第３図
と同様の図である。これらの図において、第１図と同一
の符号は、同一または同等部分をあられしている。

第２図において、スプール２の両端部には、フランジ２
２が形成されるように、満２１がその全周にわたって穿
設されている。

つぎに、第３図において、符号４は、インキリボン３の
開放端止めテープである。また、ケース１には、該ケー
ス１を３つの領域−すなわち、２つの主面板１Ａの領域
および前記主面板１Ａを各々連結する接続板１Ｂの領域
に分割するように、折り目１５が形成されている。前記
折り目１５は、当然のことながら、主面板１Ａと接続板
１Ｂとの境界に設けられた溝あるいはミシン目である。

ケース１は、前記折り目１５を折り曲げることにより、
側面から見た形状がコ字形状になるように屈曲される。

また、前記２つの主面板１Ａには、それぞれの中央部に
、スプール挿入穴１１が形成されている。

なお、第１図および第３図においては、ケース１の骨組
構造は、つぎのような構造に描かれている。すなわち、
主面板１Ａにおいては、該主面板ＩＡの輪郭を形成する
外枠と、前記スプール挿入穴１１が形成された円環部と
、前記円環部を前記外枠の中央に配置するための４本の
骨とにより構成され、また、２つの主面板１Ａを連結す
る接続板１Ｂは、２枚である。

しかし、本発明は、上記したような骨組構造だけに限定
されることはない。つまり、ケース１を構成する樹脂の
昂を極力抑えることができ、また該ケース１を用いてカ
ートリッジ型インキリボンを組立てた後においても、カ
ートリッジ型インキリボンが、その最小限必要とされる
強度を得ることかできるものであれば、どのような骨組
構造であっても良い。上記した条件を満足させることの
できる骨組構造は、当業者にとっては容易に具象化でき
るものである。

第４図に前記スプール挿入穴１１の詳細を示す。

前記スプール挿入穴１１の外側には、複数のスリット１
２が放射状に形成されている。図においては、前記スリ
ット１２は８個形成されているが、特にこの数に限定さ
れることはなく、その個数は、主面板１Ａの厚さ、強度
、およびスプール挿入穴１１の直径等により決定される
。

前記スリット１２の形成により、スプール挿入穴１１の
外側にはスリット１２と同数の小片１３が形成されるこ
とになる。したがって、前記小片１３は、図において破
線で示したように、各々のスリット１２の外端部を含む
円、あるいは正多角形を折線として屈曲可能である。

さて、スプール２の両端部に形成されたフランジ２２を
、ケース１のスプール挿入穴１１形成部に強く当接させ
れば、ケース１の各々の小片１３は屈曲−すなわち、弾
性変形され、同時にスプール２のフランジ２２がスプー
ル挿入穴１１内に挿入される。

そしてその後、スプール２の満２１に前記小片１３の先
端が進入するーすなわち、前記変形が、元の状態に回復
することにより、スプール２の溝２１にスプール挿入穴
１１が嵌合される。前記嵌合により、スプール２は、ケ
ース１に回動自在に支持されることになることは、明白
である。

再び第３図に戻り、インキリボン３は、前述したように
、スプール２に巻装されている。そしてまた、前記イン
キリボン３の両側端面からは、スプール２の溝２１およ
びフランジ２２が突出している。

したがって、前記スプール２の一方の端部を、ケース１
の一方のスプール挿入穴１１部に当接して、挿入（矢印
六方向）することにより、スプール２はケース１に対し
て回動自在に支持されることになる。

その後、第５図に示すように、スプール２が嵌合されて
いない側の主面板１△を、矢印Ｂ方向に折り曲げれば、
前記主面板１Ａおよび接続板１Ｂは折り目１５を折線と
して屈曲される。

そして、前記スプール２の他方の端部を、ケース１の他
方のスプール挿入穴１１部に当接、挿入させれば、該ス
プール２の他方の端部も、ケース１に回動自在に支持さ
れ、第１図に示したように、カートリッジ型インキリボ
ン３１の組立が終了する。

つぎに、前記スプール２の変形例を示す。

第６図は、スプール２の変形例を示す正面図である。

図より明らかなように、スプール２５の両端には、前述
したスプール２と同様なフランジ２２が形成されている
が、該７ランジ２２間に段差はなく、同一の外形寸法を
有する円筒管が配置されている。

すなわち、スプールとして２５を使用する場合には、イ
ンキリボン３（図示せず）の側端面と前記７ランジ２２
との間に、前記スプール２に形成された溝２１と同様な
隙間が残されるように、該インキリボン３を巻装すれば
良い。

以上の説明により明らかなように、本発明の第１の実施
例においては、極めて簡単に組立を行なうことができる
。

また、インキリボン３の両側端面には、ケース１の主面
板１Ａが隣接して配置されることになるので、カートリ
ッジ型インキリボン３１を運搬、あるいは当該転写型感
熱プリンタ内へ装填する際に、インキリボン３がスプー
ル２から竹の千秋に扱【プ出ることがなくなる。

さらにまた、従来のオープンリールタイプにおいては、
該インキリボン３を工場から出荷する際に、前述のイン
キリボン３の抜出を防止する意味で、スプール２に巻装
されたインキリボン３の各々を包装ケース内に入れ、そ
れから、所定の個数を、運搬用ケースに入れていたが、
本発明の一実施例においては、前記抜出しを防止するこ
とができるので、カートリッジ型インキリボン３１の各
々を包装ケース内に入れることなく、直接、運搬用ケー
スに入れて出荷することができる。

第７図は、本発明の第２の実施例を示す概略的斜視図で
ある。図において、第１図と同一の符号は、同一または
同等部分をあられしている。

図において、カートリッジ型インキリボン３２は、カセ
ットタイプである。

ケース３５は、前記第１図に６３けるケース１と同様に
、樹脂により骨組構造に成型された板状体である。前記
ケース３５は、主面板３５Ａおよびガイド兼接続板３５
Ｂにより構成されている。

なお、前記ケース３５も、前記第１の実施例において説
明したように、その骨組構造は、どのようなものであっ
ても良いことは明らかである。

インキリボン３は、供給用スプール２Ａに巻装され、そ
の開放端は、巻取用スプール２Ｂに接続されている。前
記接続は、インキリボン３が、ガイド兼接続板３５Ｂの
外側を通るようになされていて、その結果、該インキリ
ボン３はケース３５の外側に露出している。

したがって、カートリッジ型インキリボン３２を当該プ
リンタ内に装填しても、インキリボン３は当該プリンタ
内の印字機構にＪ：す、容易に引き出され、所定の位置
に配置されることができる。

この第２の実施例においても、ケース３５は、主面板３
５Ａとガイド兼接続板３５Ｂとの間に形成される折り目
（図示せず）により、コ字形状に屈曲されることができ
る。

また、主面板３５Ａと供給用スプール２Ａおよび巻取用
スプール２Ｂとの組立を、主面板３５Ａに形成される小
片１３と、供給用スプール２Ａおよび巻取用スプール２
Ｂに形成されるフランジ２２および溝（図示せず）とに
より行なうことができる。したがって、その組立を非常
に容易に行なうことができる。

また、ケース３５を骨組構造に成型するので、該ケース
３５に使用される樹脂の量が少なくなり、この結果、カ
ートリッジ型インキリボン３２を安価に製作することが
できる。

また、インキリボン３が走行する際に、該インキリボン
３とケース３５との間の接触面積が減少するので、発生
する摩擦電気が少なくなり、インキリボン３の走行を安
定して行なうことができる。

さらに、焼却する際においても、最少限の樹脂しか用い
られていないので、有毒ガスの発生を極力抑えることが
できる。

第８図は、本発明の第３の実施例を示す概略的斜視図で
ある。図において、第７図と同一の符号は、同一または
同等部分をあられしている。

図において、カートリッジ型インキリボン３３は、前記
Ｍ２の実施例ど同様に、カセットタイプである。

カートリッジ型インキリボン３３のケース３６は、同様
に樹脂製の接続板３６Ｂと一対の主面板３６Ａとにより
構成されている。前記ケース３６は、第７図に示したよ
うなインキリボン３を露出させるためのガイドを有して
いない。

しかし、供給用スプール２Ｃおよび巻取用スプール２Ｄ
を取付けるためのスプール挿入穴および小片１３が形成
された円環部を、前記一対の主面板３６Ａの一外縁部に
寄せて形成したので、特にガイドを設けなくても、イン
キリボン３はケース３６から露出することになる。

なお、図においては、巻取用スプール２Ｄへのインキリ
ボン３の巻き始め時においても、インキリボン３がケー
ス３６から完全に露出することができるように、前記巻
取用スプール２Ｄ（および供給用スプール２Ｇ）の中間
部（すなわち、インキリボン３の巻軸）が太く形成され
ているが、カートリッジ型インキリボン３３を当該プリ
ンタ内に装填した際に、プリンタ内の印字機構が、イン
キリボン３を良好に引き出すことができれば、前記のよ
うにスプール中間部を太く形成する必要はない。

第９図は、本発明の第４の実施例を示す概略的斜視図で
ある。図において、第８図と同一の符号は、同一または
同等部分をあられしている。

図において、カートリッジ型インキリボン３４は、前記
第８図における本発明の第３の実施例の変形例である。

すなわち、カートリッジ型インキリボン３４には前記カ
ートリッジ型インキリボン３３と同様に、ガイドが設け
られていないが、接続板３７Ｂにより連結された一対の
主面板３７Ａに切欠部３８が設けられているので、イン
キリボン３はケース３７から露出している。

第１０図は、本発明の第５の実施例を示す概略的斜視図
、第１１図は第１０図に示したスプールの正面図である
。各々の図において、第７図と同一の符号は、同一また
は同等部分をあられしている。

図において、カートリッジ型インキリボン４０は、前記
第７図にお（プる本発明の第２の実施例の変形例である
。

ケース４１は、一対の主面板４１Ａ、前記一対の主面板
４１Ａを互いに平行に配置する複数の接続片４１Ｂ１お
よびガイド兼接続板４１Ｇにより構成されている。

前記一対の主面板４１Ａは、前記ガイド兼接続板４１Ｃ
により連結されている。また、前記接続片４１　Ｂは、
前記一対の主面板４１Ａの一方から突出した柱状体であ
る。

ケース４１は、一対の主面板４１Ａが平行になるように
、該主面板４１Ａとガイド兼接続板４１Ｇとの境界線（
図示せず）を折り目として屈曲される。そして、前記接
続片４１Ｂの開放端が、前記一対の主面板４１Δの他方
に当接し、固着され、これにより、ケース４１は、それ
自体で箱形に保持されることができる。

したがって、スプールの先端にフランジ、および溝ある
いは隙間を形成し、またスプール挿入穴にスリットを形
成しなくても、スプールはケース４１に回動自在に保持
されることができる。

すなわち、供給用スプール２６Ａおよび巻取用スプール
２６Ｂに、第１１図に詳細を示すように、その両端部に
、インキリボンの巻軸よりも直径が小さくなるような段
状部２７を設け、ケース４１の組立の際に、前記段状部
２７をスリットが形成されない主面板４１Ａのスプール
挿入穴６０に、単に挿入するだけで、前記スプールは回
動自在に支持されることができる。

前記接続片４１Ｂの開放端を前記一対の主面板４１Ａの
他方に固着する手段は、接着材であっても良いし、また
、前記開放端、および主面板４１Ａの他方に形成された
ジヨイント−すなわち、一方が他方に嵌合することがで
きるようなジヨイントであっても良い。

また、前述の説明においては、一対の主面板４１Ａは、
ガイド兼接続板４１Ｃにとの境界線を折り目として屈曲
されるものとしたが、特にこれに限定されない。

つまり、一対の主面板４１Ａを１枚の板状体として形成
するのでなく、２枚に分割して形成し、ガイド兼接続板
４１Ｃを、前記接続片４１Ｂと同様に、前記一対の主面
板４１Ａの一方から突出させても良い。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。すなわち、インキリボンの
幅よりも若干大きい間隔に配置される一対の主面板を有
するケースを、樹脂により骨組構造に成型し、そして、
前記インキリボンを巻装し、あるいは巻装するためのス
プールの両端部を、前記一対の主面板に、回動自在とな
るように支持したので、（１）カセットタイプにおいては、ケースが骨組構造と
なり、樹脂の使用量が減少するので、当該カートリッジ
型インキリボンを安価に製作することができ、また、ケースとインキリボンとの間の接触面積を減らし
て、両者間に生じる摩擦電気の発生を極力抑えることが
できるので、インキリボンの走行を安定に保つことがで
きる。

さらに、樹脂の使用量を最少に抑えたので、当該カート
リッジ型インキリボンの焼却時において、高熱を発生す
ることが少なく、焼却炉の寿命を短かくすることがない
。また、有毒ガスの発生も少ないので、大気汚染を防止
することができる。

（２）オープンリールタイプにおいては、インキリボン
の幅方向への移動が一対の主面板により規制されるので
、インキリボンの運搬あるいはプリンタへの数例の際、
インキリボンがスプールから竹の千秋に抜（プ出ること
がなく、インキリボンのむだをなくすことができる。

これにより、記録用紙単位枚数の印字コストを低減させ
ることができ、また、省エネルギにも貢献することがで
きる。またさらに、（３）スプールの両端部に溝または隙間を設けるととも
に、ケースに前記溝または隙間が嵌合できるスプール挿
入穴およびスリットを形成すれば、当該カートリッジ型
インキリボンを非常に簡単に組立てることができ、生産
コストの低減を計ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す概略的斜視図、第
２図は第１図におけるスプールの正面図、第３図は第１
図におけるカートリッジ型インキリボンの組立前におけ
る分解図、第４図はケースに形成されたスプール挿入穴
およびその周辺部の詳細平面図、第５図は第１図に示し
たケースの組立説明図、第６図は第１図におけるスプー
ルの変形例を示す正面図、第７図は本発明の第２の実施
例を示す概略的斜視図、第８図は本発明の第３の実施例
を示す概略的斜視図、第９図は本発明の第４の実施例を
示す概略的斜視図、第１０図は本発明の第５の実施例を
示す概略的斜視図、第１１図は第１０図に示したスプー
ルの正面図である。１．３５．３６，３７．４１・・・ケース、１Ａ。３５Ａ、３６Ａ、３７△、４１Ａ・・・主面板、ＩＢ、
３６Ｂ、３７Ｂ・・・接続板、２．２５・・・スプール
、２Ａ、２Ｇ、２６Ａ・・・供給用スプール、２Ｂ、２
Ｄ、２６Ｂ・・・巻取用スプール、３・・・インキリボ
ン、１１．６０・・・スプール挿入穴、１２・・・スリ
ット、１３・・・小片、１５・・・折り目、２１・・・
渦、２２・・・７ランジ、２７・・・段状部、３１．３
２，３３，３４．．４０・・・カートリッジ型インキリ
ボン、３５Ｂ、４１Ｃ・・・ガイド兼接続板、３８・・
・切欠部、４１Ｂ・・・接続片代理人弁理士　　平木通
人　外１名第１図第４図第５図１ハ第６図第７ｖＡ第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）転写型感熱プリンタに用いられるカートリッジ型
インキリボンであって、円筒状に形成された１本もしく
は２本のスプールと、前記スプールの中央部に巻装され
たインキリボンと、前記インキリボンの幅よりも若干広
い間隔で平行に配置された一対の主面板および前記一対
の主面板を接続する少なくとも一つの接続部材により構
成されるケースと、前記一対の主面板の間にインキリボ
ンが配置されるように、前記スプールの両端部を前記一
対の主面板に回動自在に支持する手段とを具備し、前記
ケースは、樹脂により骨組構造に成型されたことを特徴
とするカートリッジ型インキリボン。
（２）前記スプールは、１本であり、前記インキリボン
の一端は、開放していることを特徴とする前記特許請求
の範囲第１項記載のカートリッジ型インキリボン。
（３）前記スプールは、２本であり、前記インキリボン
の両端は、前記２本のスプールの各々に固着されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載のカー
トリッジ型インキリボン。
（４）前記回動自在に支持する手段は、前記一対の主面
板に形成されたスプール挿入穴、および前記スプール挿
入穴から放射状に形成された複数のスリット、ならびに
前記スプールの両端部に形成されたフランジ、および前
記フランジとインキリボンとの間に形成された溝または
隙間であることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項
、第２項、あるいは第３項記載のカートリッジ型インキ
リボン。