JPS61121877A

JPS61121877A - 電動ドライバ−

Info

Publication number: JPS61121877A
Application number: JP59242836A
Authority: JP
Inventors: 良和西田; 勇橋本
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-11-16
Filing date: 1984-11-16
Publication date: 1986-06-09
Also published as: DE3540652A1; GB2168635A; CN85108242A; GB2168635B; DE3540652C2; GB8527951D0; US4617843A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はねじ又はナツトを締付ける手作業電動工具のプ
ッシュスタート式電動ドライバーに関するものである。

従来の技術近年、電動ドライバーはねじにビットを押し付ける動作
のみでモータが回転し、ねじが一定トルクで締付けられ
るとクラッチが働き電源が切れてモータが停止するプッ
シュスタート式が広く使われている〇以下図面を参照しながら、上述した従来のプッシュスタ
ート式電動ドライバーの一例について説明する。

第６図は従来のプッシュスタート式電動ドライバーの全
体図を示すものである。（詳しくは特公昭５０−２０３
６号公報参照）第６図において、１はモータ、２は遊星
歯車減速機、３はクラッチで、カバー４で被われている
。５はクラッチ３から遊星歯車減速機２、モータ１の中
心を通シ、ピン６を介してスイッチ了に通じるスイッチ
ロッドで、このスイッチ７によりモータ１が回転・停止
する。８はビットで、ねじを締める際このビットをねじ
（図示せず）に押し付けるとクラッチ３のメカニズムに
よりスイッチロッド５は矢印′面方向へ移動し、スイッ
チ７が入る。次にねじが一定トルクに達すると、やはり
クラッチ３のメカニズムによりスイッチロッド５は矢印
す方向に移動し、スイッチ７が切れてモータ１が停止す
る〇発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような構成では、スイッチＯ，ド５
を通す為にモータ１のモータシャフトは中空にしなけれ
ばならず、スパンの長いモータの場合は加工コスト、剛
性の面で極めて不利である。

また、スイッチロッド５も長くなればなるほどそシも大
きく、モータシャフト内遊星歯車減速機２内を摺動する
際にスムーズさがなくなりスイッチングの安定性を欠く
場合もある。さらに、モータ１、遊星歯車減速機２、ク
ラッチ３の３つのユニットを通るスイッチロッド６は、
例えそれ自身の長手方向寸法公差の精度が良くても、前
記３ユニツトの部品寸法公差から生じる累積誤差によっ
て、スイッチ７を押し過ぎ、または押し足りない状態に
なりかねないのが現状である。

本発明は上記問題点に鑑み、スイッチロッドを極力短く
し、スイッチをクラッチ部に近い減速機とモータ間に設
置し、上述のような累積誤差によるスイッチ作動ストロ
ークのばらつきを解消、さらにモータシャフトを中実と
しその剛性、加工コストを低減した電動ドライバーを提
供するものである。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の電動ドライバーは
、従来の遊星歯車減速機を内歯車のない遊星配列の２段
歯中間ギヤーで構成した減速構造にし、ビットの軸方向
移動を受けて前記スイッチを動作する操作機構をモータ
と減速機間に備えたものである。

作　　用本発明は上記構成によって、クラッチ部に通じるスイッ
チロッドとスイッチとの距離を短くし、上述の構成部品
の軸方向累積誤差によって生じるスイッチ作動ストロー
クのばらつきをなくシ、短いスイッチロッドでスイッチ
の入シ切シが出来るよう、減速機部にスイッチロッドの
移動を受けてその移動量を確実にスイッチに伝えるスイ
ッチ操作部を備え、かつスイッチをモータと減速機の間
に置くことでモータシャフトは中実となる。

実施例以下本発明の第１の実施例の電動ドライバーについて、
図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における電動ドライバー
の全体構成を示すものである。第１図において、９は電
動モータ、１０は減速機、１１はクラッチ、１２は電源
入力コード、１３はビット８の回転方向切換えスイッチ
、１４はクラッチのトルク調節ナツトで、これら全体が
外装カバー１５ａ　、　１ｅｓｂで被われている。

第２図は本発明の第１の実施例の減速機１ｏのスイッチ
操作機構を示すもので、１６はモータギャー、１７はこ
れとかみ合う複数個の中間ギヤーで、１段目歯部１７ａ
と２段目歯部１７ｂが一体に切られている。中間ギヤー
１７の２段目歯部１７ｂとかみ合う出力ギヤ−１８はそ
の中心にクラッチ１１に通じるスイッチロッド１９が摺
動自在に嵌挿し、その胴部はベアリング２０で軸支され
ている。さらにその先端部はクラッチ１１内のベアリン
グ２１に軸支されたカップリング２２によってクラッチ
１１と回転結合されている。中間ギヤー１７はその両端
を上プレート２３、下プレート２４中に圧入されたブッ
ンユ２５ａ　、２５ｂで軸支され、スラストワッシャ２
６で軸方向ガタが補正されている。上プレート２３下プ
レ一ト２４間には段付きの複数個のガイドポール２７が
絞め固定され、これに、モータギヤー１６と出力ギヤー
１８間に介在するスライドプレート２８にはめ込まれた
複数個のブンシュ２９が摺動する構造になっている。ス
ライドプレート２８にはスイッチロッド１９の端面を受
けるセンターフ、フシュ３゜が圧入されている。又その
一部にスイッチ３１を押す口、ド３２が圧入固定されて
いる。３３はガε イドボールはまった圧縮ばね、３４はばね座である。３
５は上プレート２３に一体成形されたノ・ウジングで、
中にベアリング３６が嵌合している。

３７は下プレートに溶接固定されたベアリング２Ｑのハ
ウジングである。

第３図は第２図のＡ−Ａ断面で、ブッ７ユ２９はガイド
ポール２７に対し回転はせず、スライドプレート２８の
中心方向に対し幾分移動できるようになっている。

以上のように構成された電動ドライバーについて、以下
第１図、第２図及び第３図を用いてその動作を説明する
。

まず第１図において、ビット８がねじ（図示せず）に押
付けられると、クラッチ１１を通してスイッチロッド１
９が矢印Ｃ方向に移動し、センターブツシュ３ｏを押し
てスライドプレート２８がし動く。この時スライドプレート固定されたロッド３２も
同じ距離移動してスイッチ３１を働かせる。

スイッチ３１が働くとモータ９が回転しモータギヤー１
６から中間ギヤー１７を介して減速増力されたモータ９
のトルクが出力ギヤ−１８に伝わシ、クラッチ１１にト
ルク伝達される。ねじが一定トルクに達するとクラッチ
１１の作用でスイッチロッド１９は矢印ｄ方向に戻るが
、この時スライドプレートは圧縮ばね３３の押圧力で移
動しスイッチ３１が切れモータ９が停止する。

以上のように本実施例によれば、減速機の上プレート２
３％下プレート２４間の複数個のガイドポール２アを摺
動するスライドプレート２８に固定されたロッド３２を
設け、スライドプレート２８に圧入のセンターブツシュ
３Ｑをスイッチロッドに当接することにより、スイッチ
ロッド１９の移動量を正確にスイッチ３１に伝えること
ができる。

以下本発明の第２の実施例について図面を参照しながら
説明する。

第４図、第５図は本発明の第２の実施例を示す電動ドラ
イバーの減速機１ｏのスイッチ操作機構を示すもので、
第２図と異なるのはスイッチロッド１９の移動をレバー
３８で受け、上プレート２３、下プレート２４間の支柱
３９にねじ４０で固定されたブロック４１に取付けられ
、リング４２で固定されたシャフト４３を中心に回動す
るレバー３８が、ピン４４を圧縮ばね４６に抗してブロ
ック４１中を摺動するよう構成し、ピン４４がスイッチ
３１を入り切りするようにした点である。

上記のように構成された電動ドライバーについて、以下
その動作を説明する。

スイッチロッド１９が矢印０方向に押されると、シャフ
ト４３を中心にレバー３８が矢印ｅ方向に回動する。こ
の時レバーの一端Ｕ字状切欠き部にはまったピン４４は
そのつば４４ａで矢印ｑ方向に圧縮ばね４５．の圧力に
抗して移動する。この時ピン４４の先端部のスイッチが
入り（ｂ接点使用のスイッチ）モータ９が回転する。ス
イッチロッド１９が矢印ｄ方向に戻ると、レバー３８は
矢印ｆ方向へ、ピン４４は矢印り方向に移動してスイッ
チ３１が切れモータ９が停止する。

以上のように中間ギヤー１７と出力ギヤ−１８間にレバ
ー３８を設け、レバー３８でスイッチ３１を作動するピ
ン４４を操作することにより、スイッチロッド１９の移
動量を正確にスイッチ３１に伝えることが出来る。

発明の効果以上のように本発明はプッシュスタート式電動ドライバ
ーのモータとクラッチ間の減速機にビットの軸方向移動
を受けて、スイッチを動作する操作機構を取付けること
により、従来モータシャフト内を貫通していた長いスイ
ッチロッドを使う必要がないため、スイッチロッドの長
手方向そりによる動きの不安定さ、中空モータシャフト
の為に生じるコスト高及び剛性、直線性（そ））の悪さ
がなくなる。さらにクラッチ部分より大きく離れた位置
でスイッチを操作するため、両者間に介在する部品の軸
方向寸法誤差の累積値がスイッチングストロークに影響
することが極めて少くなり、安定したモータの起動停止
を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す全体図、第２図は第１図
の減速機部を表わす第１の実施例を示す全断面図、第３
図は第２図のＡ−Ａ部横断面図、第４図は第２の実施例
を示す減速機部の全断面図、第５図は第４図のＢ矢視図
、第６図は従来の電動ドライバーの全体図である。８・・・・・・ビット、９・・・・・・モータ、１ｏ・
・・・・・減速機、１１・・・・・・クラッチ、１６・
・・・・・外装カバー、１６・・・・・・モータギヤー
、１７・・・・・・中間ギヤー、１８・・・・・・出力
ギヤー、１９・・・・・・スイッチロッド、２３・・・
・・・上プレート、２４・・・・・・下プレート、２７
・・・・・・ガイドポール、２８・・・・・・スライド
プレート、３１・・・・・・スイッｆ、３２・・・・・
・ロッド、３８・・・・・・レバー、３９・・・・・・
支柱、４１・・・・・・ブロック、４３・・・・・・シ
ャフト。４４・・・・・・ピン。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２社
お鍔なｊ８−−−レバー− ３９−ｆヰ４４−ｍ−ピン第　５Ｃｇｌ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）モータと、このモータの減速機と、上記モータの
回転力を断続するクラッチと、ねじ、ナット等に係合し
てトルクを伝えるビットと、モータを入り切りするスイ
ッチと、全体を被う外装カバーとからなり、ビットを押
すとモータが起動するプッシュスタート式の電動ドライ
バーにおいて、前記減速機に前記ビットの軸方向移動を
受けて、前記スイッチを動作する操作機構を取付けたこ
とを特徴とする電動ドライバー。
（２）前記減速機がモータギヤーと、モータギヤーにか
み合う複数個の２段歯を持つ中間ギヤーと、中間ギヤー
の２段目歯面とかみ合う出力ギヤーと、前記モータギヤ
ーと出力ギヤー間に位置するスライドプレートと、スラ
イドプレートの一部に固定されたロッドと、スライドプ
レートのガイドポールと、ガイドポール及び前記中間ギ
ヤーを軸支する上プレート及び下プレートと、出力ギヤ
ー中心を通り前記クラッチに通じるスイッチロッドとか
らなり、ビットに加わる推力によりスイッチロッド及び
スライドプレートが移動し、ロッドが前記スイッチを作
動することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電
動ドライバー。
（３）前記減速機がモータギヤーと、モータギヤーにか
み合う複数個の２段歯を持つ中間ギヤーと、中間ギヤー
の２段目歯面とかみ合う出力ギヤーと、中間ギヤーを軸
支する上プレート及び下プレートと、これらを支える複
数個の支柱と、前記モータギヤーと中間ギヤー間に位置
し、前記支柱に取付けられたブロックに軸支されたシャ
フトを中心に回動するレバーと、レバーにより前記ブロ
ック中を摺動するピンと、前記出力ギヤー中心を通り前
記クラッチに通じるスイッチロッドとからなり、ビット
に加わる推力によりスイッチロッドが移動し、レバーに
よりピンが移動して前記スイッチを作動することを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の電動ドライバー。