JPS61121793A - ブラシレス直流モ−タ - Google Patents
ブラシレス直流モ−タInfo
- Publication number
- JPS61121793A JPS61121793A JP59241168A JP24116884A JPS61121793A JP S61121793 A JPS61121793 A JP S61121793A JP 59241168 A JP59241168 A JP 59241168A JP 24116884 A JP24116884 A JP 24116884A JP S61121793 A JPS61121793 A JP S61121793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output signal
- signal
- filter means
- filter
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 56
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 25
- 210000004899 c-terminal region Anatomy 0.000 claims description 16
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 15
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 15
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 241000252233 Cyprinus carpio Species 0.000 description 3
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 208000023514 Barrett esophagus Diseases 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000009699 differential effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- RNNBHZYEKNHLKT-UHFFFAOYSA-N isopropylmethylpyrazolyl dimethylcarbamate Chemical compound CC(C)N1N=C(C)C=C1OC(=O)N(C)C RNNBHZYEKNHLKT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
- H02P6/18—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、3相のコイルへの電流路全トランジスタによ
っ、て切り換えるブラシレス直流モータに関するもので
ある。
っ、て切り換えるブラシレス直流モータに関するもので
ある。
従来の技術
従来のブラシレス直流モータでは、3相のコイルへの電
流路を切り換えるために3個以上の位置検出素子を必要
としていた(たとえば、本出願人が提示した特公昭55
−6938号または特願昭56−191392号を参照
)。
流路を切り換えるために3個以上の位置検出素子を必要
としていた(たとえば、本出願人が提示した特公昭55
−6938号または特願昭56−191392号を参照
)。
第8図に従来のブラシレス直流モータの構成例を示す。
永久磁石によって構成されたロータ2の回転位置をホー
ル素子301.302.303によって検出し、その検
出信号に応じて処理回路304によって第一の駆動トラ
ンジスタ4a。
ル素子301.302.303によって検出し、その検
出信号に応じて処理回路304によって第一の駆動トラ
ンジスタ4a。
4b、4Cと第二の駆動トランジスタ5Δ、5b。
5Cの通電状態を切換制御し、3相のコイ/L’3&。
3b 、3Cへの電゛流路を切換えていた。
発明が解決しようとしている問題点
このように、位置検出素子としてホール素子を使用する
場合には、モータの部品点数が多くなり、配線が繁雑に
なるという欠点があった。さらに、エアコンのロータリ
ー形コンプレッサ用モータとしてこのようなブラシレス
直流モータを使用する場合には、ホール素子を高温かつ
高圧状態にて使用することになり、信頼性や寿命が著し
く低下していた。
場合には、モータの部品点数が多くなり、配線が繁雑に
なるという欠点があった。さらに、エアコンのロータリ
ー形コンプレッサ用モータとしてこのようなブラシレス
直流モータを使用する場合には、ホール素子を高温かつ
高圧状態にて使用することになり、信頼性や寿命が著し
く低下していた。
本発明は、このような点を考慮し、3相のコイルへの電
流の入出力端子にあられれる端子電圧を利用して位置検
出を行なわせることにより、特別な位置検出素子を1個
も使用しないブラシレス直流モータを提供するものであ
る。
流の入出力端子にあられれる端子電圧を利用して位置検
出を行なわせることにより、特別な位置検出素子を1個
も使用しないブラシレス直流モータを提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段
上記の問題点を解決するために本発明のブラシレス直流
モータでは、3相のコイルへの電流の入ン′ する位置検出手段と、前記位置検出手段の制御信号にも
とずいて第一の駆動トランジスタおよび第二の駆動トラ
ンジスタの切換信号を出力し、前記コイルへの電流をム
端子、B端子、C端子の順番に切り換えて通電させる切
換駆動手段と、前記コイルへの供給電流を検出する電流
検出手段とを具備し、 前記位置検出手段は、前記入端子の端子電圧を平滑する
実質的に1次の積分特性を有する第一のフィルタ手段と
、前記B端子の端子電圧を平滑する実質的に1次の積分
特性を有する第二のフィルタ手段と、前記C端子の端子
電圧を平滑する実質的に1次の積分特性を有する第三の
フィルタ手段と、前記第一のフィルタ手段の出力信号と
前記第二のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィル
タ手段の出力信号から前記3相の制御信号を作り出す制
御信号作成手段とを含んで構成され、さらに、 前記制御信号作成手段は、前記電流検出手段の出力信号
に応じて前記第一のフィルタ手段の出力信号と前記第二
のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィルタ手段の
出力信号から前記3相のディジタル的な制御信号を作り
出す変換位相を変化させる手段を有し、前記コイルへの
供給電流が多い時には供給電流が少ない時に較べて前記
変換位相を遅らせるようにしたものである。
モータでは、3相のコイルへの電流の入ン′ する位置検出手段と、前記位置検出手段の制御信号にも
とずいて第一の駆動トランジスタおよび第二の駆動トラ
ンジスタの切換信号を出力し、前記コイルへの電流をム
端子、B端子、C端子の順番に切り換えて通電させる切
換駆動手段と、前記コイルへの供給電流を検出する電流
検出手段とを具備し、 前記位置検出手段は、前記入端子の端子電圧を平滑する
実質的に1次の積分特性を有する第一のフィルタ手段と
、前記B端子の端子電圧を平滑する実質的に1次の積分
特性を有する第二のフィルタ手段と、前記C端子の端子
電圧を平滑する実質的に1次の積分特性を有する第三の
フィルタ手段と、前記第一のフィルタ手段の出力信号と
前記第二のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィル
タ手段の出力信号から前記3相の制御信号を作り出す制
御信号作成手段とを含んで構成され、さらに、 前記制御信号作成手段は、前記電流検出手段の出力信号
に応じて前記第一のフィルタ手段の出力信号と前記第二
のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィルタ手段の
出力信号から前記3相のディジタル的な制御信号を作り
出す変換位相を変化させる手段を有し、前記コイルへの
供給電流が多い時には供給電流が少ない時に較べて前記
変換位相を遅らせるようにしたものである。
作用
本発明は上記の構成にすることによって、3相のコイル
への電流の入出力端子に現われる端子電圧を利用して安
定な位置検出動作をおこなわせることができるので、特
別な位置検出素子(ホール素子)が必要でなくなる。ま
た、スパイク電圧を含む端子電圧の検出に付随して生じ
る不安定現象も回避するようにされている。
への電流の入出力端子に現われる端子電圧を利用して安
定な位置検出動作をおこなわせることができるので、特
別な位置検出素子(ホール素子)が必要でなくなる。ま
た、スパイク電圧を含む端子電圧の検出に付随して生じ
る不安定現象も回避するようにされている。
実施例
第2図に本発明の実施例を示す。第2図に於いて、1は
直流電源、2はロータ、3a 、 3b 。
直流電源、2はロータ、3a 、 3b 。
3Cは3相のコイル、44 、4b 、 4cは第一の
駆動トランジスタ、sa、sb、scは第二の駆動トラ
ンジスタ、6a 、6b 、6cは第一のダイオード、
7a、7b、7cは第二のダイオード、10は電流検出
部、11は位置検出部、12は切換駆動部、13は起動
加速器、14は選択切換器である。
駆動トランジスタ、sa、sb、scは第二の駆動トラ
ンジスタ、6a 、6b 、6cは第一のダイオード、
7a、7b、7cは第二のダイオード、10は電流検出
部、11は位置検出部、12は切換駆動部、13は起動
加速器、14は選択切換器である。
永久磁石によって構成された1磁極対のN極とS極を有
するロータ2は、界磁磁束を3相のコイル31,3b、
30に鎖交させている。Nチャンネルの縦形パワーbi
o S 電界効果トランジスタ(FKT)からなる第
一の駆動トランジスタ4&。
するロータ2は、界磁磁束を3相のコイル31,3b、
30に鎖交させている。Nチャンネルの縦形パワーbi
o S 電界効果トランジスタ(FKT)からなる第
一の駆動トランジスタ4&。
4b 、 4cの通電状態を切換制御することによって
、直流電源1から3相のコイル3L 、 sb 。
、直流電源1から3相のコイル3L 、 sb 。
3Cへの電流路が切り換えられている。同様に、Nチャ
ンネルの縦形パワーMOS電界効果トランジスタ(FE
T)からなる第二の駆動トランジスタ5a 、sb 、
60の通電状態を切換制御することによって、3相のコ
イJv3h、3b、3aから直流電源1への電流帰路が
切り換えられている。
ンネルの縦形パワーMOS電界効果トランジスタ(FE
T)からなる第二の駆動トランジスタ5a 、sb 、
60の通電状態を切換制御することによって、3相のコ
イJv3h、3b、3aから直流電源1への電流帰路が
切り換えられている。
第一の駆動トランジスタ41L 、 4b 、4Cの電
流の入力端子と出力端子に実質的に並列に第一のダイオ
ード6& 、8b 、 6Cが逆方向接続されているd
また、第二の駆動トランジスタ5a 、 5b 。
流の入力端子と出力端子に実質的に並列に第一のダイオ
ード6& 、8b 、 6Cが逆方向接続されているd
また、第二の駆動トランジスタ5a 、 5b 。
6Cの電流の入力端子と出力端子に実質的に並列に第二
のダイオード7N 、7b 、Toが逆方向接続されて
いる。第一の駆動トランジスタ41゜4b、4Cおよび
第二の駆動トランジスタ58L。
のダイオード7N 、7b 、Toが逆方向接続されて
いる。第一の駆動トランジスタ41゜4b、4Cおよび
第二の駆動トランジスタ58L。
sb 、scの制御端子への信号を切換制御することに
よって、3相のコイル3a 、3b 、3aへの電流を
所定の順番に供給している。ロータ2の界磁磁束と3相
のコイル31L 、3b 、30への電流によって電磁
力が発生し、ロータ2を所定方向に回転駆動している。
よって、3相のコイル3a 、3b 、3aへの電流を
所定の順番に供給している。ロータ2の界磁磁束と3相
のコイル31L 、3b 、30への電流によって電磁
力が発生し、ロータ2を所定方向に回転駆動している。
コイ/L’31Lへの電流の入出力端子ム(入端子)は
第一の駆動トランジスタ4&と第二の駆動トランジスタ
5aの接続点に結線され、第一のダイオード6aは第一
の駆動トランジスタ4aに並列になるように入端子と直
流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオード7
1Lは第二の駆動トランジスタ6aに並列になるように
直流電源1の負極側とA端子の間に接続されている。同
様に、コイ/l/3bへの電流′の入出力端子B(B端
子)は第一の駆動トランジスタ4bと第二の駆動トラン
ジスタ6bの接続点に結線され、第一のダイオード8b
は第一の駆動トランジスタ4bに並列になるようにB端
子と直流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオ
ード7bは第二の駆動トランジスタ5bに並列になるよ
うに直流電源1の負極側とB端子の間に接続されている
。同様に、コイル3Cへの電流の入出力端子C(C端子
)は第一の駆動トランジスタ4Cと第二の駆動トランジ
スタ6Cの接続点に結線され、第一のダイオード6Cは
第一の駆動トランジスタ4Cに並列になるようにC端子
と直流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオー
ド7Cは第二の駆動トランジスタ6cに並列になるよう
に直流電源1の負極側とC端子の間に接続されている。
第一の駆動トランジスタ4&と第二の駆動トランジスタ
5aの接続点に結線され、第一のダイオード6aは第一
の駆動トランジスタ4aに並列になるように入端子と直
流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオード7
1Lは第二の駆動トランジスタ6aに並列になるように
直流電源1の負極側とA端子の間に接続されている。同
様に、コイ/l/3bへの電流′の入出力端子B(B端
子)は第一の駆動トランジスタ4bと第二の駆動トラン
ジスタ6bの接続点に結線され、第一のダイオード8b
は第一の駆動トランジスタ4bに並列になるようにB端
子と直流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオ
ード7bは第二の駆動トランジスタ5bに並列になるよ
うに直流電源1の負極側とB端子の間に接続されている
。同様に、コイル3Cへの電流の入出力端子C(C端子
)は第一の駆動トランジスタ4Cと第二の駆動トランジ
スタ6Cの接続点に結線され、第一のダイオード6Cは
第一の駆動トランジスタ4Cに並列になるようにC端子
と直流電源1の正極側の間に接続され、第二のダイオー
ド7Cは第二の駆動トランジスタ6cに並列になるよう
に直流電源1の負極側とC端子の間に接続されている。
3相のコイ/L/3L、3b、30への供給電流は電流
検出部10によって検出される。電流検出部1oは、抵
抗値の非常に小さな電流検出用の抵抗2o(o、oso
hm程度)からなる電流検!11 ”1ii16とその
検出信号vdを増幅する検出信号増幅器16によって構
成されている。電流検出器16の抵抗20は第二の駆動
トランジスタ5a、51)。
検出部10によって検出される。電流検出部1oは、抵
抗値の非常に小さな電流検出用の抵抗2o(o、oso
hm程度)からなる電流検!11 ”1ii16とその
検出信号vdを増幅する検出信号増幅器16によって構
成されている。電流検出器16の抵抗20は第二の駆動
トランジスタ5a、51)。
6Cの共通接続端子と直流電源10間に挿入され、コイ
1v3a、3b、3cへの供給電流に応じた電圧降下の
検出信号Vaを得ている。検出信号vdは検出信号増幅
器16に入力される。第3図に検出信号増幅器16の具
体的な構成例を示す。検出信号vdは抵抗21とコンデ
ンサ22のローパスフィルタによって高周波のリップρ
分を平滑・除去され、演算増幅器25と抵抗23.24
によって非反転増幅される。その結果、検出信号Vdの
増幅信号Xを出力する。
1v3a、3b、3cへの供給電流に応じた電圧降下の
検出信号Vaを得ている。検出信号vdは検出信号増幅
器16に入力される。第3図に検出信号増幅器16の具
体的な構成例を示す。検出信号vdは抵抗21とコンデ
ンサ22のローパスフィルタによって高周波のリップρ
分を平滑・除去され、演算増幅器25と抵抗23.24
によって非反転増幅される。その結果、検出信号Vdの
増幅信号Xを出力する。
A端子、B端子およびC端子の端子電圧Va。
Wb 、Vcは位置検出部11に入力されている。
ロータ2が所定速度以上にて回転しているときに端子電
圧Va、Wb、Vcに現われる逆起電圧により、位置検
出部11はロータ2の回転位置を検出して、その回転位
置に応じた制御信号DI。
圧Va、Wb、Vcに現われる逆起電圧により、位置検
出部11はロータ2の回転位置を検出して、その回転位
置に応じた制御信号DI。
D2 、D3を出力する。第1図に位置検出部11の具
体的な構成例を示す。端子電圧Vaは第一のフィルタ器
32&に入力されている。第一のフィルタ器32&は積
分回路39&とバッファ回路46の直列接続によって構
成され、実質的に1次の積分特性を有するようにされて
いる。その結果、端子電圧Vtを積分した滑らかな出力
信号F1を得ている。同様に、端子電圧vbは第二のフ
ィルタ器32bに入力されている。第二のフィルタ器3
2bは積分回路39bとバッファ回路48の直列接続に
よって構成され、実質的に1次の積分特性を有するよう
にされている。その結果、端子電圧vbを積分した滑ら
かな出力信号F2を得ている。同様に、端子電圧Vcは
第三のフィルタ器320に入力されている。第三のフィ
ルタ器320は積分回路39Cとバッファ回路51の直
列接続によって構成され、実質的に1次の積分特性を有
するようにされている。その結果、端子電圧Vcを積分
した滑らかな出力信号F3を得ている。
体的な構成例を示す。端子電圧Vaは第一のフィルタ器
32&に入力されている。第一のフィルタ器32&は積
分回路39&とバッファ回路46の直列接続によって構
成され、実質的に1次の積分特性を有するようにされて
いる。その結果、端子電圧Vtを積分した滑らかな出力
信号F1を得ている。同様に、端子電圧vbは第二のフ
ィルタ器32bに入力されている。第二のフィルタ器3
2bは積分回路39bとバッファ回路48の直列接続に
よって構成され、実質的に1次の積分特性を有するよう
にされている。その結果、端子電圧vbを積分した滑ら
かな出力信号F2を得ている。同様に、端子電圧Vcは
第三のフィルタ器320に入力されている。第三のフィ
ルタ器320は積分回路39Cとバッファ回路51の直
列接続によって構成され、実質的に1次の積分特性を有
するようにされている。その結果、端子電圧Vcを積分
した滑らかな出力信号F3を得ている。
第一のフィルタ器33&の出力信号F1と第二のフィル
タ器33bの出力信号F2と第三のフィルタ器330の
出力信号F3は制御信号作成器31に入力され、3相の
ディジタル的な制御信号Dl、D2.D3を得ている。
タ器33bの出力信号F2と第三のフィルタ器330の
出力信号F3は制御信号作成器31に入力され、3相の
ディジタル的な制御信号Dl、D2.D3を得ている。
制御信号作成器31は、合成器33と第一の比較器34
2Lと第二の比較器34bと第三の比較器340と合成
比可変器36によって構成されている。
2Lと第二の比較器34bと第三の比較器340と合成
比可変器36によって構成されている。
電流検出部10の出力信号Kが基準電圧源81の所定の
電圧値よりも小さい時には杏成比可変器35の比較器8
2の出力信号Mは“L“(低電位)であり、電流検出部
1oの出力信号Kが基準電圧源81の所定の電圧値より
も大きくなると合成比可変器36の比較器82の出力信
号Mは“H″(高電位)になる。
電圧値よりも小さい時には杏成比可変器35の比較器8
2の出力信号Mは“L“(低電位)であり、電流検出部
1oの出力信号Kが基準電圧源81の所定の電圧値より
も大きくなると合成比可変器36の比較器82の出力信
号Mは“H″(高電位)になる。
合成器33において、第一のフィルタ器32&の出力信
号F1と第二のフィlレタ器32bの出力信号F2と第
三のフィルタ器320の出力信号F3を抵抗61,62
.63によって合成して、バッファ回路64の出力に共
通信号Frを得ている。抵抗61,62.63の抵抗値
は等しくされているので、 Fr=(F1+F2+r3)/3 ・・・・・・山
(1)となる。共通信号Frと第三のフィルタ器32C
グスイッチ72によって合成して、第一の合成信号G1
を得ている。合成比可変器35の出力信号Mが“L“の
時には、アナログスイッチ72は開いている。このとき
、合成信号G1は抵抗66と66によって決まる。抵抗
66.66の抵抗値をそれぞれR1=To(kohm
)、R2=30(kohm)とすると、 G1=(R2・F3+R1、Fr)/(R1+R2)=
(s・F3+y−Fr)/1゜ = (7−F1+7・F2Ll−16・F3)/30・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)となる
。また、合成比可変器35の出力信号Mが“H“の時に
は、アナログスイッチ72は閉じる。
号F1と第二のフィlレタ器32bの出力信号F2と第
三のフィルタ器320の出力信号F3を抵抗61,62
.63によって合成して、バッファ回路64の出力に共
通信号Frを得ている。抵抗61,62.63の抵抗値
は等しくされているので、 Fr=(F1+F2+r3)/3 ・・・・・・山
(1)となる。共通信号Frと第三のフィルタ器32C
グスイッチ72によって合成して、第一の合成信号G1
を得ている。合成比可変器35の出力信号Mが“L“の
時には、アナログスイッチ72は開いている。このとき
、合成信号G1は抵抗66と66によって決まる。抵抗
66.66の抵抗値をそれぞれR1=To(kohm
)、R2=30(kohm)とすると、 G1=(R2・F3+R1、Fr)/(R1+R2)=
(s・F3+y−Fr)/1゜ = (7−F1+7・F2Ll−16・F3)/30・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)となる
。また、合成比可変器35の出力信号Mが“H“の時に
は、アナログスイッチ72は閉じる。
このときの合成信号をG1’とすると、G1’は抵抗6
6と66と71によって決ま−る。抵抗71の抵抗値を
R3=1s、s(kohm)とすると、R1’=R1・
R3/(R1+R3) =12.89(kohm ) ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(3)となり、 e1’= (R2−F3+R1’・Fr)/(R1’+
R2)= 0.1 ・Fl −1−0,1・F2+0.
8 ・F3 −=−(4)となる。
6と66と71によって決ま−る。抵抗71の抵抗値を
R3=1s、s(kohm)とすると、R1’=R1・
R3/(R1+R3) =12.89(kohm ) ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(3)となり、 e1’= (R2−F3+R1’・Fr)/(R1’+
R2)= 0.1 ・Fl −1−0,1・F2+0.
8 ・F3 −=−(4)となる。
同様に、共通信号Frと第一のフィルタ器32&の出力
信号F1を抵抗67.68.73とアナログスイッチ7
4によって合成して、第°二の合成信号G2を得ている
。合成比可変器35の出力信号Mが′L“の時には、ア
ナログスイッチ74は開いている。このとき、合成信号
G2は抵抗67と68によって決まる。抵抗67.68
の抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、 G2=(R2・F1+R1−Fr)/(R1+R2)=
(s−71+7−Fr)/1゜ =(7・F2+7・F3+16・Fl)/30・・・(
6)となる。また、合成比可変器36の出力信号Mが“
H“の時には、アナログスイッチT4は閉じる。
信号F1を抵抗67.68.73とアナログスイッチ7
4によって合成して、第°二の合成信号G2を得ている
。合成比可変器35の出力信号Mが′L“の時には、ア
ナログスイッチ74は開いている。このとき、合成信号
G2は抵抗67と68によって決まる。抵抗67.68
の抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、 G2=(R2・F1+R1−Fr)/(R1+R2)=
(s−71+7−Fr)/1゜ =(7・F2+7・F3+16・Fl)/30・・・(
6)となる。また、合成比可変器36の出力信号Mが“
H“の時には、アナログスイッチT4は閉じる。
このときの合成信号をG2’ とすると、抵抗67゛
と68と73によって決まる。抵抗73の抵抗値をR3
とすると、 G2’= (R2−Fl−1−R1’−Fr)/(R1
’+R2)=0.1・F2+0.1 ・F3+0.8・
Fl ・・・・・・(6)となる。
と68と73によって決まる。抵抗73の抵抗値をR3
とすると、 G2’= (R2−Fl−1−R1’−Fr)/(R1
’+R2)=0.1・F2+0.1 ・F3+0.8・
Fl ・・・・・・(6)となる。
同様に、共通信号Frと第二のフィルタ器32bの出力
信号F2を抵抗69.70.75とアナログスイッチ7
6によって合成して、第三の合成信号G3を得ている。
信号F2を抵抗69.70.75とアナログスイッチ7
6によって合成して、第三の合成信号G3を得ている。
合成比可変器35の出力信号MがL°の時には、アナロ
グスイッチ76は開いている。このとき、合成信号G3
は抵抗69と7oによって決まる。抵抗69.アQの抵
抗値をそれぞれR1,R2とすると、 G 3 = (R2・F2+R1・Fr )/(R1+
R2)=(3・F2+7−Fr)/10 =(7・F3+7・F1+16・F 2 )/30・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(力となる。ま
た、合成比可変器35の出力信号Mが“H”の時には、
アナログスイッチアロは閉じる。
グスイッチ76は開いている。このとき、合成信号G3
は抵抗69と7oによって決まる。抵抗69.アQの抵
抗値をそれぞれR1,R2とすると、 G 3 = (R2・F2+R1・Fr )/(R1+
R2)=(3・F2+7−Fr)/10 =(7・F3+7・F1+16・F 2 )/30・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(力となる。ま
た、合成比可変器35の出力信号Mが“H”の時には、
アナログスイッチアロは閉じる。
このときの合成信号をG3’とすると、抵抗69と7o
と75によって決まる。抵抗76の抵抗値をR3とする
と、 G3’= (R2・F2+R1’ −Fr )/(R1
’+R2)= 0.1 ・F3+0.1 ・Fl +0
.8 ・F2 ・川・川−(8)となる。
と75によって決まる。抵抗76の抵抗値をR3とする
と、 G3’= (R2・F2+R1’ −Fr )/(R1
’+R2)= 0.1 ・F3+0.1 ・Fl +0
.8 ・F2 ・川・川−(8)となる。
第一の比較器342Lは第一のフィルタ器32aの出力
信号F1と合成器33の第一の出力信号G1を比較して
、その大小関係に応じたディジタル信号D1を得ている
。すなわち、Fl〉G1のときにはD1=“L“(低電
位)であり、Fl〈G1のときにはDI=“H“(高電
位)となる。
信号F1と合成器33の第一の出力信号G1を比較して
、その大小関係に応じたディジタル信号D1を得ている
。すなわち、Fl〉G1のときにはD1=“L“(低電
位)であり、Fl〈G1のときにはDI=“H“(高電
位)となる。
同様に、第二の比較器34bは第二のフィルタ器32b
の出力信号F2と合成器33の第二の出力信号G2を比
較して、その大小関係に応じたディジタル信号D2を得
ている。すなわち、F2)G2のときにはD2=“L”
(低電位)であシ、F 2(G 2のときにはD2=“
H“(高電位)となる。同様に、第三の比較器340は
第三のフィルタ器320の出力信号F3と合成器33の
第三の出力信号G3を比較して、その大小関係に応じた
ディジタル信号D3を得ている。すなわち、F 3>G
3のときにはD3=“L”(低電位)であり、F3(
G3のときにはD3=“H”(高電位)となる。比較器
34a 、34b 、34Cの出力信号DI、D2.D
3は位置検出部11の制御信号として切換駆動部12に
入力される。
の出力信号F2と合成器33の第二の出力信号G2を比
較して、その大小関係に応じたディジタル信号D2を得
ている。すなわち、F2)G2のときにはD2=“L”
(低電位)であシ、F 2(G 2のときにはD2=“
H“(高電位)となる。同様に、第三の比較器340は
第三のフィルタ器320の出力信号F3と合成器33の
第三の出力信号G3を比較して、その大小関係に応じた
ディジタル信号D3を得ている。すなわち、F 3>G
3のときにはD3=“L”(低電位)であり、F3(
G3のときにはD3=“H”(高電位)となる。比較器
34a 、34b 、34Cの出力信号DI、D2.D
3は位置検出部11の制御信号として切換駆動部12に
入力される。
切換駆動部12は、起動加速器13と選択切換器14に
よって構成されている。起動加速器13は、ロータ2が
停止している状態から所定速度まで起動・加速するため
のパルス信号L1.L+2゜L3と起動指令信号Hを出
力する。また、選択切換器14は起動指令信号Hにもと
ずいて位置検出部11の制御信号DI、D2.D3と起
動加速器13のパルス信号L1.L2.L3のいずれか
一方を選択し、その選択された信号により第一の駆動ト
ランジスタと第二の駆動トランジスタの切換信号J1
、J2.J3.J4.Je、Jeを作り出している。
よって構成されている。起動加速器13は、ロータ2が
停止している状態から所定速度まで起動・加速するため
のパルス信号L1.L+2゜L3と起動指令信号Hを出
力する。また、選択切換器14は起動指令信号Hにもと
ずいて位置検出部11の制御信号DI、D2.D3と起
動加速器13のパルス信号L1.L2.L3のいずれか
一方を選択し、その選択された信号により第一の駆動ト
ランジスタと第二の駆動トランジスタの切換信号J1
、J2.J3.J4.Je、Jeを作り出している。
第4図に選択切換器14の具体的な構成例を示す。起動
指令信号HがL“の時には、アンド回路102 、10
3 、104は位置検出部11の信号DI、D2.D3
を出力し、アンド回路105゜106.107の出力は
′L′となり、オア回路111.112,113の出力
は信号DI、D2゜D3となる。インバータ回路114
,115゜116とアンド回路121.122,123
゜124 、125 、126と増幅器131,132
゜133 、134 、135 、136は、オア回路
111.112,113の出力DI、D2.D3にもと
ずいて6相のパルス信号J1.J2.J3゜J4.Je
、Jeを出力する。その論理式は、J1=D2・NOT
(D3 )・・・・・・・・・・・(9人)J2=D
3−NOT(DI )・=−・・・−・−(9B )J
3=DI・N0T(D2)・・・・・・・・・・・・(
9C)J4=NOT(D2)・D3・・・・・・・・・
・・・(9D)J5=NOT(D3)・Dl・・・・・
・・・・・・・(9TL)Je=NOT(Dl)・D2
・・・・・・・川・・(9F)である。ここに、N0T
(Q)はQの否定を表わしている。パルス信号J1
、J2.J3.J4゜Je、Jeは、それぞれ第一の駆
動トランジスタ4a、4b、4cと第二の駆動トランジ
スタ5fL。
指令信号HがL“の時には、アンド回路102 、10
3 、104は位置検出部11の信号DI、D2.D3
を出力し、アンド回路105゜106.107の出力は
′L′となり、オア回路111.112,113の出力
は信号DI、D2゜D3となる。インバータ回路114
,115゜116とアンド回路121.122,123
゜124 、125 、126と増幅器131,132
゜133 、134 、135 、136は、オア回路
111.112,113の出力DI、D2.D3にもと
ずいて6相のパルス信号J1.J2.J3゜J4.Je
、Jeを出力する。その論理式は、J1=D2・NOT
(D3 )・・・・・・・・・・・(9人)J2=D
3−NOT(DI )・=−・・・−・−(9B )J
3=DI・N0T(D2)・・・・・・・・・・・・(
9C)J4=NOT(D2)・D3・・・・・・・・・
・・・(9D)J5=NOT(D3)・Dl・・・・・
・・・・・・・(9TL)Je=NOT(Dl)・D2
・・・・・・・川・・(9F)である。ここに、N0T
(Q)はQの否定を表わしている。パルス信号J1
、J2.J3.J4゜Je、Jeは、それぞれ第一の駆
動トランジスタ4a、4b、4cと第二の駆動トランジ
スタ5fL。
6b 、6Cの切換信号として供給される(なお、増幅
器131.132,133,134,135゜136は
アイソレーン3フ機能や電位変換機能を有していてもよ
い)。
器131.132,133,134,135゜136は
アイソレーン3フ機能や電位変換機能を有していてもよ
い)。
同様に、起動指令信号Hが“H”の時には、アンド回路
10f5 、106 、107は起動加速器°13のパ
ルス信号L1.L2.L3を出力し、アント回路102
、103 、1040出力は′L”となり、オア回路
111.112,113の出力は信号L1.L2.L3
となる。インバータ回路114.115,116とアン
ド回路121゜122 、123 、124 、125
、126と増幅器131.132,133,134,
135゜136は、オア回路111.112,113の
出力L1.L2.L3にもとずいて6相のパルス信号J
1 、J2.J3.J4.Je、Jeを出力する。その
論理式は、 J 1 =L2 ・NOT (L3 )−−−−−=−
(1oA )J2=L3・N0T(Ll)・・・・・°
・・・・(10B)J3=L1・NOT (L2 )・
・・・・・・・・(10C)J4=NOT(L2)・L
3・・・・・・・・・(10D )J5=NOT (L
3 ) ・Ll−・−・=−(1oE )J6=NOT
(Ll ) ・ L2・・・・・・・・・(10F
)となる。
10f5 、106 、107は起動加速器°13のパ
ルス信号L1.L2.L3を出力し、アント回路102
、103 、1040出力は′L”となり、オア回路
111.112,113の出力は信号L1.L2.L3
となる。インバータ回路114.115,116とアン
ド回路121゜122 、123 、124 、125
、126と増幅器131.132,133,134,
135゜136は、オア回路111.112,113の
出力L1.L2.L3にもとずいて6相のパルス信号J
1 、J2.J3.J4.Je、Jeを出力する。その
論理式は、 J 1 =L2 ・NOT (L3 )−−−−−=−
(1oA )J2=L3・N0T(Ll)・・・・・°
・・・・(10B)J3=L1・NOT (L2 )・
・・・・・・・・(10C)J4=NOT(L2)・L
3・・・・・・・・・(10D )J5=NOT (L
3 ) ・Ll−・−・=−(1oE )J6=NOT
(Ll ) ・ L2・・・・・・・・・(10F
)となる。
次に、全体の回転駆動動作について説明する。
まず、ロータ2が所定速度以上にて回]伝している場合
について、第5図の動作説明用の波形図を5照して説明
する。第5図(a) 、 (b) 、 (C)は入端子
、B端子、C端子の端子電圧波形であシ、第一の駆動ト
ランジスタと第二の駆動トランジスタの通電状態に応じ
て所定相のコイ/V (2相分)に電流が供給されてい
る。第5図において、 ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4aと6bのみが
通電状態とな9、コイ/L/3a、3bに電流が供給さ
れる(入端子からB端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Nと6Cのみが
通電状態となり、コイル31.30に 電流が供給される(入端子からC端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4bと6Cのみが
通電状態となり、コイル3b 、30に電流が供給され
る(B端子からC端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4bと5aのみが
通電状態となり、コイ/し3b 、32Lに電流が供給
される(B端子から入端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Gと5aのみが
通電状態となり、コイlし3C,3ILに電流が供給さ
れる(C端子から入端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Cと5bのみが
通電状態となり、コイル30,3bに 電流が供給される(C端子からB端子 に電流が流れる) であり、ロータ2の1磁極対の回転に伴って電流路は■
状態から■状態に順次切り換えられる。その結果、3相
のコイ)L/3+a、3b、3Cへは入端子、B端子、
C端子の順番に3相の電流が供給されている。なお、状
態が移るときに各端子にはスパイク電圧が発生し、コイ
ルに蓄えられていた磁気エネルギーが第一のダイオード
6aL 、 6b 。
について、第5図の動作説明用の波形図を5照して説明
する。第5図(a) 、 (b) 、 (C)は入端子
、B端子、C端子の端子電圧波形であシ、第一の駆動ト
ランジスタと第二の駆動トランジスタの通電状態に応じ
て所定相のコイ/V (2相分)に電流が供給されてい
る。第5図において、 ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4aと6bのみが
通電状態とな9、コイ/L/3a、3bに電流が供給さ
れる(入端子からB端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Nと6Cのみが
通電状態となり、コイル31.30に 電流が供給される(入端子からC端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4bと6Cのみが
通電状態となり、コイル3b 、30に電流が供給され
る(B端子からC端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4bと5aのみが
通電状態となり、コイ/し3b 、32Lに電流が供給
される(B端子から入端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Gと5aのみが
通電状態となり、コイlし3C,3ILに電流が供給さ
れる(C端子から入端子 に電流が流れる) ■状態・・・・・・駆動トランジスタ4Cと5bのみが
通電状態となり、コイル30,3bに 電流が供給される(C端子からB端子 に電流が流れる) であり、ロータ2の1磁極対の回転に伴って電流路は■
状態から■状態に順次切り換えられる。その結果、3相
のコイ)L/3+a、3b、3Cへは入端子、B端子、
C端子の順番に3相の電流が供給されている。なお、状
態が移るときに各端子にはスパイク電圧が発生し、コイ
ルに蓄えられていた磁気エネルギーが第一のダイオード
6aL 、 6b 。
6Cまたは第二のダイオード7z 、7b 、7cを通
じて直流電源1に回生される。
じて直流電源1に回生される。
端子電圧Va 、Wb 、Vcは位置検出部11の第一
のフィルタ器32a、第二のフィルタ器32b。
のフィルタ器32a、第二のフィルタ器32b。
第三のフィルタ器32Cによって平滑され、第5図(d
) 、 (e) 、 (f)に示すような滑らかな3相
信号F1゜F2.F3が得られる。第一のフィルタ器3
2&の出力信号F1と第二のフィルタ器32bの出力信
号F2と第三のフィルタ器32(iの出力信号F3は合
成器33にて合成され、第一の合成信号G1と第二の合
成信号σ2と第三の合成信号G3((2) 、 (5)
、 C内式または(4) 、 (6) 、 (8)式
)を作り出し、第一の合成信号G1と第一のフィルタ器
322Lの出力信号F1が第一の比較器34aにて比較
される。第5図(g)に信号G1・実線)とFl(長い
目の破線)とFr(短い目の破線)の波形を示し、第5
図(′h)に第一の比較器32aの出力1言号D1を示
す。同様に、合成器33の第二の出力信号G2と第二の
フィルタ器32bの出力信号F2は第二の比較器34b
にて比較され、第6図(i)に示す出力信号D2を得て
いる。同様に、合成器33の第三の出力信号G3と第三
のフィルタ器32Ctの出力信号F3は第三の比較器3
4Cにて比較され、第6図(:l)に示す出力信号D3
を得ている。第一。
) 、 (e) 、 (f)に示すような滑らかな3相
信号F1゜F2.F3が得られる。第一のフィルタ器3
2&の出力信号F1と第二のフィルタ器32bの出力信
号F2と第三のフィルタ器32(iの出力信号F3は合
成器33にて合成され、第一の合成信号G1と第二の合
成信号σ2と第三の合成信号G3((2) 、 (5)
、 C内式または(4) 、 (6) 、 (8)式
)を作り出し、第一の合成信号G1と第一のフィルタ器
322Lの出力信号F1が第一の比較器34aにて比較
される。第5図(g)に信号G1・実線)とFl(長い
目の破線)とFr(短い目の破線)の波形を示し、第5
図(′h)に第一の比較器32aの出力1言号D1を示
す。同様に、合成器33の第二の出力信号G2と第二の
フィルタ器32bの出力信号F2は第二の比較器34b
にて比較され、第6図(i)に示す出力信号D2を得て
いる。同様に、合成器33の第三の出力信号G3と第三
のフィルタ器32Ctの出力信号F3は第三の比較器3
4Cにて比較され、第6図(:l)に示す出力信号D3
を得ている。第一。
第二、第三の比較器34a 、34b 、34Cの出力
信号DI、D2.D3は3相のディジタル信号となり、
制御信号として切換駆動部12に入力される。
信号DI、D2.D3は3相のディジタル信号となり、
制御信号として切換駆動部12に入力される。
ロータ2が所定速度以上にて回転しているので、切換駆
動部12の起動加速器13の起動指令信号Hは“Loに
なっている。従って、選択切換器14は位置検出部11
の制御信号DI、D2゜D3にもとずいて、(9A)弐
〜(9F)式の信号J1 、J2.J3.J4.J5.
J6を発生する。第6図(k) 、 (1) 、 (m
) 、 (n) 、 (o) 、 (pKその波形を示
すように、J1〜J6は6相のパルス信号になっている
。切換駆動部12の信号J1.J2.J3はそれぞれ第
一の駆動トランジスタ41L 、 4b 。
動部12の起動加速器13の起動指令信号Hは“Loに
なっている。従って、選択切換器14は位置検出部11
の制御信号DI、D2゜D3にもとずいて、(9A)弐
〜(9F)式の信号J1 、J2.J3.J4.J5.
J6を発生する。第6図(k) 、 (1) 、 (m
) 、 (n) 、 (o) 、 (pKその波形を示
すように、J1〜J6は6相のパルス信号になっている
。切換駆動部12の信号J1.J2.J3はそれぞれ第
一の駆動トランジスタ41L 、 4b 。
4Cの切換信号として供給され、信号J a 、 J
6゜J6はそれぞれ第二の駆動トランジスタ6?L。
6゜J6はそれぞれ第二の駆動トランジスタ6?L。
sb 、scの切換信号として供給される。従って、■
状態・・・・・・・・・JlとJ6のみが“H”■状態
・・・・・・・・・JlとJ6のみが“H”■状態・・
・・・・・・・J2とJ6のみが“H”■状態・・・・
・・・・・J2とJ4のみがH”■状態・・・・・・・
・・J3とJ4のみが“R。
状態・・・・・・・・・JlとJ6のみが“H”■状態
・・・・・・・・・JlとJ6のみが“H”■状態・・
・・・・・・・J2とJ6のみが“H”■状態・・・・
・・・・・J2とJ4のみがH”■状態・・・・・・・
・・J3とJ4のみが“R。
■状態・・・・・・・・・J3とJ5のみが“H“とな
す、第一の駆動トランジスタ4a 、 4b 。
す、第一の駆動トランジスタ4a 、 4b 。
4Gと第二の駆動トランジスタsa、sb、scは前述
の■状態から■状態(第5図の上部参照)の電流路の切
換動作を行なう。その結果、ロータ2は所定方向に持続
的に回転駆動される。
の■状態から■状態(第5図の上部参照)の電流路の切
換動作を行なう。その結果、ロータ2は所定方向に持続
的に回転駆動される。
次に、ロータ2が停止状態から起動・加速される動作に
ついて説明する。切換駆動部12の起動加速器13は、
起動指令信号Hを“Hoにし、かつ、低周波の3相のパ
ルス信号L1.L2.L3を出力する。選択切換器14
はパルス信号L1゜L2 、L3にもとずいて、(10
A )式〜(10F)式による6相のパルス信号51〜
J6を出力し、第一の駆動トランジスタ4a、4b、4
Cと第二の駆動トランジスタ5a 、5b 、5cを前
述の■状態〜■状態に順次切り換えていく。その結果、
ロータ2はステッピングモータもしくは低周波の同期モ
ータのように起動・加速される。また、起動加速器13
のパルス信号L1.L2.L3の周波数を徐々に高くす
ることによって、ロータ2は所定の回転速度まで加速さ
れる。ロータ2が所定の回転速度まで加速されると、起
動加速器13の起動指令信号Hは“Loに変わり、位置
検出部11の制御信号D1.D2.D3によって第一の
駆動トランジスタおよび第二の駆動しランンスタの切換
信号J1〜J6が作り出される(起動加速器13がロー
タ2の回転速度を検出し、所定速度以上になると起動指
令信号H’i’L“にするように構成し、起動加速動作
を安定確実にするようにしてもよい)。
ついて説明する。切換駆動部12の起動加速器13は、
起動指令信号Hを“Hoにし、かつ、低周波の3相のパ
ルス信号L1.L2.L3を出力する。選択切換器14
はパルス信号L1゜L2 、L3にもとずいて、(10
A )式〜(10F)式による6相のパルス信号51〜
J6を出力し、第一の駆動トランジスタ4a、4b、4
Cと第二の駆動トランジスタ5a 、5b 、5cを前
述の■状態〜■状態に順次切り換えていく。その結果、
ロータ2はステッピングモータもしくは低周波の同期モ
ータのように起動・加速される。また、起動加速器13
のパルス信号L1.L2.L3の周波数を徐々に高くす
ることによって、ロータ2は所定の回転速度まで加速さ
れる。ロータ2が所定の回転速度まで加速されると、起
動加速器13の起動指令信号Hは“Loに変わり、位置
検出部11の制御信号D1.D2.D3によって第一の
駆動トランジスタおよび第二の駆動しランンスタの切換
信号J1〜J6が作り出される(起動加速器13がロー
タ2の回転速度を検出し、所定速度以上になると起動指
令信号H’i’L“にするように構成し、起動加速動作
を安定確実にするようにしてもよい)。
このように、コイル3a 、3b 、3cに生じる逆起
電圧を入端子、B端子、C端子の端子電圧Va 、Wb
、Vcによって検出し、その検出電圧に応じて第一の
駆動トランジスタと第二の駆動トランジスタの通電状態
を切り換えれば、特別な位置検出素子をもちいることな
く、良好な電流路の切換動作を実現できる。特に、A端
子の端子電圧を平滑する実質的に1次の積分特性を有す
る第一のコイルり器32&と、B端子の端子電圧を平滑
する実質的に1次の積分特性を有する第二のフィルタ器
32bと、C端子の端子電圧を平滑する実質的に1次の
積分特性を有する第三のフィルタ器32Cと、第一のフ
ィルタ器321Lの出力信号F1と第二のフィルタ器3
2bの出力信号F2と第三のフィルタ器320の出力信
号F3を合成して第一の合成信号G1と第二の合成信号
G2と第三の合成信号G3を作り出す合成器33と、第
一のフィルタ器32&の出力信号F1と合成器33の第
一の出力信号G1を実質的に比1ttt、て第一のディ
ジタル信号D1を作り出す第一の比較器34fLと、第
二のフィルタ器32bの出力信号F2と合成器33の第
二の出力信号G2を実質的に比較して第二のディジタル
信号D2を作り出す第二〇比較器34bと、第三のフィ
ルタ器32Cの出力信号F3と合成器33の第三の出力
信号G3を実質的に比較して第三のディジタル信号D3
を作り出す第三の比較器34Cによって、位置検出部1
1を構成するならば、簡単な構成にて正確な位置検出動
作を行なうことができる。
電圧を入端子、B端子、C端子の端子電圧Va 、Wb
、Vcによって検出し、その検出電圧に応じて第一の
駆動トランジスタと第二の駆動トランジスタの通電状態
を切り換えれば、特別な位置検出素子をもちいることな
く、良好な電流路の切換動作を実現できる。特に、A端
子の端子電圧を平滑する実質的に1次の積分特性を有す
る第一のコイルり器32&と、B端子の端子電圧を平滑
する実質的に1次の積分特性を有する第二のフィルタ器
32bと、C端子の端子電圧を平滑する実質的に1次の
積分特性を有する第三のフィルタ器32Cと、第一のフ
ィルタ器321Lの出力信号F1と第二のフィルタ器3
2bの出力信号F2と第三のフィルタ器320の出力信
号F3を合成して第一の合成信号G1と第二の合成信号
G2と第三の合成信号G3を作り出す合成器33と、第
一のフィルタ器32&の出力信号F1と合成器33の第
一の出力信号G1を実質的に比1ttt、て第一のディ
ジタル信号D1を作り出す第一の比較器34fLと、第
二のフィルタ器32bの出力信号F2と合成器33の第
二の出力信号G2を実質的に比較して第二のディジタル
信号D2を作り出す第二〇比較器34bと、第三のフィ
ルタ器32Cの出力信号F3と合成器33の第三の出力
信号G3を実質的に比較して第三のディジタル信号D3
を作り出す第三の比較器34Cによって、位置検出部1
1を構成するならば、簡単な構成にて正確な位置検出動
作を行なうことができる。
これについて、更に詳しく説明する。直流電源1の電圧
値を変えることによって、本実施例のブラシレス直流モ
ータの回転速度を可変速制御することができる。この様
な場合には、モータの回転速度を変えた時に端子電圧V
a 、Vb 、VCの最大値が変化するようになり、フ
ィルタ器の出力信号F1.F2.F3に直流電位の変化
が生じる。
値を変えることによって、本実施例のブラシレス直流モ
ータの回転速度を可変速制御することができる。この様
な場合には、モータの回転速度を変えた時に端子電圧V
a 、Vb 、VCの最大値が変化するようになり、フ
ィルタ器の出力信号F1.F2.F3に直流電位の変化
が生じる。
従って、たとえば、信号F1 、F2.F3と基準の直
流電圧を比較して電流路を切り換えるようにすると、比
較器の出力信号DI、’D2.D3の変化点が理想的な
電流路の切換位置(最大のプル速トルクが得られる切換
位置)より大幅にずれてしまう。その結果、モータの回
転駆動動作が乱きれ、正常な回転ができなくなる。
流電圧を比較して電流路を切り換えるようにすると、比
較器の出力信号DI、’D2.D3の変化点が理想的な
電流路の切換位置(最大のプル速トルクが得られる切換
位置)より大幅にずれてしまう。その結果、モータの回
転駆動動作が乱きれ、正常な回転ができなくなる。
このような問題に対して本実施例の構成では、直流電源
1の電圧値を変えた場合でもフィルタ器32a 、32
b 、320の出力信号F1.F2゜F3の直流電位が
すべて同じように変化する。また、合成器33の出力信
号c1.c2.crsの直流電位も同じように変化する
。従って、比較器34L 、34b 、34Cの出力信
号D1.D2゜D3は直流電源1の電圧値の変化に無関
係になり、正確な制御信号DI、D2.D3を得ること
ができる。
1の電圧値を変えた場合でもフィルタ器32a 、32
b 、320の出力信号F1.F2゜F3の直流電位が
すべて同じように変化する。また、合成器33の出力信
号c1.c2.crsの直流電位も同じように変化する
。従って、比較器34L 、34b 、34Cの出力信
号D1.D2゜D3は直流電源1の電圧値の変化に無関
係になり、正確な制御信号DI、D2.D3を得ること
ができる。
さらに、本実施例のブラシレス直流モータには次のよう
な利点もある。第5図e) 、 (b) 、 Co)に
示しだように、電流路の切り換え時点において端子電圧
Va、Wb、Vcにはするどいスパイク電圧が発生する
。このスパイク電圧により、フィルタ器32a 、32
b 、32cの出力信号F1.F2゜F3の位相は進み
方向(逆起電圧に対して)に移動する。従って、たとえ
ば、信号F1.F2゜F3のゼロクロス点(基準の直流
電圧値となる点)において電流路を切り換えるようにす
ると、切り換えのタイミングがすべて進んでしまう。特
に、負荷トルりが大きくなったときに位置検出の進みが
大きくなり、モータが脱調して停止するという致命的な
問題をひきおこしていた。これは、次のような動作メカ
ニズムによって引き起こされていることがわかった。す
なわち、負荷トルりが大きくなると、それに伴って電流
が大きくなシ、コイルに蓄えられる磁気エネルギーも大
きくなり、電流路の切換時点におけるスパイク電圧の幅
が太くなる。スパイク電圧の幅が太くなるとフィルタ器
の出力信号F1.F2.F3の位相が進み、信号F1.
F2.F3のセロクロス点の位相も進んでいく。信44
F1.F2 、F3のゼロクロス点において電流路を切
り換えているので、電流路の切換時点も進むようになり
、端子電圧V&、Wb 。
な利点もある。第5図e) 、 (b) 、 Co)に
示しだように、電流路の切り換え時点において端子電圧
Va、Wb、Vcにはするどいスパイク電圧が発生する
。このスパイク電圧により、フィルタ器32a 、32
b 、32cの出力信号F1.F2゜F3の位相は進み
方向(逆起電圧に対して)に移動する。従って、たとえ
ば、信号F1.F2゜F3のゼロクロス点(基準の直流
電圧値となる点)において電流路を切り換えるようにす
ると、切り換えのタイミングがすべて進んでしまう。特
に、負荷トルりが大きくなったときに位置検出の進みが
大きくなり、モータが脱調して停止するという致命的な
問題をひきおこしていた。これは、次のような動作メカ
ニズムによって引き起こされていることがわかった。す
なわち、負荷トルりが大きくなると、それに伴って電流
が大きくなシ、コイルに蓄えられる磁気エネルギーも大
きくなり、電流路の切換時点におけるスパイク電圧の幅
が太くなる。スパイク電圧の幅が太くなるとフィルタ器
の出力信号F1.F2.F3の位相が進み、信号F1.
F2.F3のセロクロス点の位相も進んでいく。信44
F1.F2 、F3のゼロクロス点において電流路を切
り換えているので、電流路の切換時点も進むようになり
、端子電圧V&、Wb 。
Vcに現われる電流による電圧降下やスパイク電圧が進
むようになる。すなわち、コイルの端子電圧Vz、Wb
、Vc(電流による電圧降下とスパイク電圧)の進み・
・・・・・フィルタ器の出力信号F1゜F2 、F3の
進み・・・・・・位置検出部11の制御信号DI、D2
.D3の進み・・・・・・切換駆動器12の切換信号J
1〜J6の進み・・・・・・電流路の切り換えの進み・
・・・・・Va、Wb、Vcの進み、という正帰還ルー
プが形成されており、負荷トルクの大きいときには上記
の正帰還ループの影響が大きくなり、位置検出動作や回
転駆動動作が不安定になり、税調することがわかった。
むようになる。すなわち、コイルの端子電圧Vz、Wb
、Vc(電流による電圧降下とスパイク電圧)の進み・
・・・・・フィルタ器の出力信号F1゜F2 、F3の
進み・・・・・・位置検出部11の制御信号DI、D2
.D3の進み・・・・・・切換駆動器12の切換信号J
1〜J6の進み・・・・・・電流路の切り換えの進み・
・・・・・Va、Wb、Vcの進み、という正帰還ルー
プが形成されており、負荷トルクの大きいときには上記
の正帰還ループの影響が大きくなり、位置検出動作や回
転駆動動作が不安定になり、税調することがわかった。
本実施例では、電流検出部10の出力信号Kによシ位置
検出部11の制御信号作成器31の動作を切9換えるこ
とによって、上記の不安定現象を生じないようにしてい
る。次に、これについて第6図の動作説明用の波形図を
参照して史に詳しく説明する。コイ/I/3L、3b、
30への供給電流が小さいときには電流検出部10の出
力信号にも小さく、制御信号作成器31の合成比可変器
35の出力信号Mは“Loになっている。従って、アナ
ログスイッチ72.74.76は開いておシ、合成器3
3は(2) 、 C5) 、 (7)式によって表わせ
る合成信号G1.G2.G3を出力する。比’li’2
器34 a 。
検出部11の制御信号作成器31の動作を切9換えるこ
とによって、上記の不安定現象を生じないようにしてい
る。次に、これについて第6図の動作説明用の波形図を
参照して史に詳しく説明する。コイ/I/3L、3b、
30への供給電流が小さいときには電流検出部10の出
力信号にも小さく、制御信号作成器31の合成比可変器
35の出力信号Mは“Loになっている。従って、アナ
ログスイッチ72.74.76は開いておシ、合成器3
3は(2) 、 C5) 、 (7)式によって表わせ
る合成信号G1.G2.G3を出力する。比’li’2
器34 a 。
34b 、34Cはそれぞれ合成信号Gl、G2゜G3
とフィルタ器32a 、32b 、32cの出力信号F
1 、F2.F3を比較して、3相の制御信号DI 、
D2.D3を出力する。一方、コイル3tL、3b、3
0への供給電流が大きくなると電流検出部10の出力信
号にも大きくなり、制御信号作成器31の合成比可変器
36の出力信号Mは“H″に変わる。従って、アナログ
スイッチ72゜74.76が閉じて、合成器33は(4
) 、 (e) l (8)式によって表わせる合成信
号G1’、G2’、G3’ を出力する。比較器34&
、34b 、340はそれぞれ合成信号G 1’、
e 2’、 G 3’ とフィルタ器32& 、32
b 、32Cの出力信号F1.F2゜F3を比較して、
3相の制御信号DI、D2゜D3を出力する。
とフィルタ器32a 、32b 、32cの出力信号F
1 、F2.F3を比較して、3相の制御信号DI 、
D2.D3を出力する。一方、コイル3tL、3b、3
0への供給電流が大きくなると電流検出部10の出力信
号にも大きくなり、制御信号作成器31の合成比可変器
36の出力信号Mは“H″に変わる。従って、アナログ
スイッチ72゜74.76が閉じて、合成器33は(4
) 、 (e) l (8)式によって表わせる合成信
号G1’、G2’、G3’ を出力する。比較器34&
、34b 、340はそれぞれ合成信号G 1’、
e 2’、 G 3’ とフィルタ器32& 、32
b 、32Cの出力信号F1.F2゜F3を比較して、
3相の制御信号DI、D2゜D3を出力する。
第6図(2L)に第一のフィルタ器321aの出力信号
F1と合成器33の第一の出力信号G1.G1’の波形
を示し、第6図(b)に第一の比較器34&の出力信号
D1の波形を示す。第6図(b)の実線はFlと01を
比較して得られる信号D1であり、破線はFlと01’
を比較して得られる信号D1である。第6図より、
コイルへの供給電流が多い時の制御信号D1は供給電流
の少ない時よりも遅れた位相でディジタル的に変化する
ことがわかる。
F1と合成器33の第一の出力信号G1.G1’の波形
を示し、第6図(b)に第一の比較器34&の出力信号
D1の波形を示す。第6図(b)の実線はFlと01を
比較して得られる信号D1であり、破線はFlと01’
を比較して得られる信号D1である。第6図より、
コイルへの供給電流が多い時の制御信号D1は供給電流
の少ない時よりも遅れた位相でディジタル的に変化する
ことがわかる。
他の制御信号D2 、D3についても同様に位相がおく
れる。すなわち、コイルへの供給電流が所定の値よりも
大きくなると、電流検出部10の出力信号Kに応動して
制御信号作成器31の動作が変わシ、フィルタの出力信
号F1.F2.F3から制御信号D1.D2.D3への
変換位相が遅らされている(コイルへの供給電流が所定
値よりも少ない時に比較して)。その結果、上述のスパ
イク電圧による位相の進み分がかなり補償され、本実施
例のブラシレス直流モータの位置検出動作および回転駆
動動作は負荷トルクが大きくなっても不安定にならない
。
れる。すなわち、コイルへの供給電流が所定の値よりも
大きくなると、電流検出部10の出力信号Kに応動して
制御信号作成器31の動作が変わシ、フィルタの出力信
号F1.F2.F3から制御信号D1.D2.D3への
変換位相が遅らされている(コイルへの供給電流が所定
値よりも少ない時に比較して)。その結果、上述のスパ
イク電圧による位相の進み分がかなり補償され、本実施
例のブラシレス直流モータの位置検出動作および回転駆
動動作は負荷トルクが大きくなっても不安定にならない
。
このような制御信号作成器31の変換位相を遅らせる動
作は、電流検出部10の出力信号Kに応動して合成器3
3の合成比を変化させる合成比可変器36によって、コ
イルへの供給電流が多いときには供給電流が少ない時に
較べて、合成器33の第一の出力信号G1における第三
のフィルタ器33Cの出力信号F3の合成比率を多くし
、かつ、合成器33の第二の出力信号G2における第一
のフィルタ器331Lの出力信号F1の合成比率を多く
し、かつ、合成器33の第三の出力信号G3における第
二のフィルタ器33bの出力信号F2の合成比率を多く
することによって、容易に実現できる。
作は、電流検出部10の出力信号Kに応動して合成器3
3の合成比を変化させる合成比可変器36によって、コ
イルへの供給電流が多いときには供給電流が少ない時に
較べて、合成器33の第一の出力信号G1における第三
のフィルタ器33Cの出力信号F3の合成比率を多くし
、かつ、合成器33の第二の出力信号G2における第一
のフィルタ器331Lの出力信号F1の合成比率を多く
し、かつ、合成器33の第三の出力信号G3における第
二のフィルタ器33bの出力信号F2の合成比率を多く
することによって、容易に実現できる。
さらに、本実施例では、合成器の合成比率を適当に選ぶ
ことによってスパイク電圧による位相の進み分をあらか
じめ補償している。たとえば、合成語33の第一の出力
信号G1は第三のフィルタ器320の出力信号F3をそ
の他のフ、(/レタ器32iL 、32bの出力信号!
M、F2よりも多く含むようにしている。その結果、第
5図(g) 、 (h)に示すように、第一のディジタ
ル信号D1の変化点はあらかじめ遅れるようになってい
る。同様に、合成器33の第二の出力信号G2は第一の
フィルタ器32&の出力信号F1をその他のコイルり器
32b 、32Cの出力信号F2 、F3よりも多く含
むようにしているので、第二のディンタル信号D2の変
化点も遅れるようになる。同様に、合成器33の第三の
出力信号G3は第二のフィルタ器32bの出力信号F2
をその他のフィルタ器32C932′a−の出力信号F
3、Flよシも多く含むようにしているので、第三のデ
ィジタル信号D3の変化点も遅れるようになる。信号D
1.D2.D3が遅れると切換信号J1〜J6も遅れる
ので、スパイク電圧による位相の進み分がある程度補償
され、コイルへの供給電流が小さい時にも電流路の切換
位相は理想的な切換位相にほぼ等しくなる。
ことによってスパイク電圧による位相の進み分をあらか
じめ補償している。たとえば、合成語33の第一の出力
信号G1は第三のフィルタ器320の出力信号F3をそ
の他のフ、(/レタ器32iL 、32bの出力信号!
M、F2よりも多く含むようにしている。その結果、第
5図(g) 、 (h)に示すように、第一のディジタ
ル信号D1の変化点はあらかじめ遅れるようになってい
る。同様に、合成器33の第二の出力信号G2は第一の
フィルタ器32&の出力信号F1をその他のコイルり器
32b 、32Cの出力信号F2 、F3よりも多く含
むようにしているので、第二のディンタル信号D2の変
化点も遅れるようになる。同様に、合成器33の第三の
出力信号G3は第二のフィルタ器32bの出力信号F2
をその他のフィルタ器32C932′a−の出力信号F
3、Flよシも多く含むようにしているので、第三のデ
ィジタル信号D3の変化点も遅れるようになる。信号D
1.D2.D3が遅れると切換信号J1〜J6も遅れる
ので、スパイク電圧による位相の進み分がある程度補償
され、コイルへの供給電流が小さい時にも電流路の切換
位相は理想的な切換位相にほぼ等しくなる。
特に、合成器33の第一の出力信号G1における第一の
フィルタ器32′a−の出力信号F1と第二のフィルタ
器32bの出力信号F2と第三のフィルタ器320の出
力信号F3の合成比率をPl:Ql :Wlとするとき
にPl<Wl、Ql<Wl。
フィルタ器32′a−の出力信号F1と第二のフィルタ
器32bの出力信号F2と第三のフィルタ器320の出
力信号F3の合成比率をPl:Ql :Wlとするとき
にPl<Wl、Ql<Wl。
P1=Q1となし、合成器33の第二の出力信号G2に
おける第二のフィルタ器32bの出力信号F2と第三の
フィルタ器32Cの出力信号F3と第一のフィルタ器3
2fLの出力信号F1の合成比率をP2:Q2:W2と
するときにP2<W2゜Q2<W2 、P2=Q2とな
し、合成器33の第三の出力信号G3における第三のフ
ィルタ1132cの出力信号F3と第一のフィルタ器3
2aの出力信号F1と第二のフィルタ器32bの出力信
号F2の合成比率をP3:Q3:W3とするときにP3
<W3 、Q3<W3 、P3=Q3となすことによっ
て、容易に電流路の切換タイミングの位相を遅らせるこ
とができる。本実施例では、Pl:Ql :Wl、=7
:7:16、P2:Q2:W2=7:7:16、P3
: Q3 : W3=7 : 7 : 16にした。
おける第二のフィルタ器32bの出力信号F2と第三の
フィルタ器32Cの出力信号F3と第一のフィルタ器3
2fLの出力信号F1の合成比率をP2:Q2:W2と
するときにP2<W2゜Q2<W2 、P2=Q2とな
し、合成器33の第三の出力信号G3における第三のフ
ィルタ1132cの出力信号F3と第一のフィルタ器3
2aの出力信号F1と第二のフィルタ器32bの出力信
号F2の合成比率をP3:Q3:W3とするときにP3
<W3 、Q3<W3 、P3=Q3となすことによっ
て、容易に電流路の切換タイミングの位相を遅らせるこ
とができる。本実施例では、Pl:Ql :Wl、=7
:7:16、P2:Q2:W2=7:7:16、P3
: Q3 : W3=7 : 7 : 16にした。
なお、第1図の合成器33& 、33b 、330の抵
抗γ1,73.75の抵抗値をR3−0にしてもよい。
抗γ1,73.75の抵抗値をR3−0にしてもよい。
また、前述の位置検出部11の構成は第1図の構成に限
定されるものではなく、たとえば、第7図に示す構成の
位置検出部11を使用してもよい。
定されるものではなく、たとえば、第7図に示す構成の
位置検出部11を使用してもよい。
第7図では、第一のフィルタ器32a、第二のフィルタ
器32b、第三のフィルタ器32Cをそれぞし微分回路
2oOa、2oOb、20ocと積分回路39a 、3
9b 、39Cとバッファ回路46.48.51の直列
接続によって構成している。微分回路200a 、20
0b 、200Cは単に直流分を除去するものであり、
十分に低い周波数にて微分作用を行なうようになされて
いる。すなわち、位置検出部11の信号D1.D2.D
3によって電流路の切り換え動作を行なう場合にA端子
、B端子、C端子に生じる端子電圧Va。
器32b、第三のフィルタ器32Cをそれぞし微分回路
2oOa、2oOb、20ocと積分回路39a 、3
9b 、39Cとバッファ回路46.48.51の直列
接続によって構成している。微分回路200a 、20
0b 、200Cは単に直流分を除去するものであり、
十分に低い周波数にて微分作用を行なうようになされて
いる。すなわち、位置検出部11の信号D1.D2.D
3によって電流路の切り換え動作を行なう場合にA端子
、B端子、C端子に生じる端子電圧Va。
Wb、Vcの周波数範囲において、コンデンサ201.
203.205は実質的に短絡状態になっている。従っ
て、位置検出部11の信号D1゜D2.D3を利用する
ような周波数範囲において、フィルタ器32a 、32
b 、32cは実質的に1次の積分特性を有するフィル
タになっている。
203.205は実質的に短絡状態になっている。従っ
て、位置検出部11の信号D1゜D2.D3を利用する
ような周波数範囲において、フィルタ器32a 、32
b 、32cは実質的に1次の積分特性を有するフィル
タになっている。
また、制御信号作成器31の合成語33は固定抵抗66
.68.70と可変抵抗225& 。
.68.70と可変抵抗225& 。
226b 、225Cによって構成され、合成比可変器
36は回転角制御器223と制WtUモータ224と基
準の電圧源221と抵抗222と可変抵抗225dKよ
って構成されている。合成比可変器35の可変抵抗22
5dを口伝駆動する制御モータ224は電流検出部1o
の出力信号Kに比例した回転角になるように制御されて
いる。すなわち、信号Kが大きくなると、制御モータ2
24の回転角も大きくなり、可変抵抗225dの抵抗値
を大きくして、回転角制御器223の反転入力端子の電
圧が信号にと等しくなる位置で制御モータ224は停止
する。制御モータ224は、合成器33の可変抵抗22
5&と225bと2250の回転軸にも直結されており
、信号Kが大きくなると可変抵抗225a 、22sb
、225Cの抵抗値は小さくなるようにされている。
36は回転角制御器223と制WtUモータ224と基
準の電圧源221と抵抗222と可変抵抗225dKよ
って構成されている。合成比可変器35の可変抵抗22
5dを口伝駆動する制御モータ224は電流検出部1o
の出力信号Kに比例した回転角になるように制御されて
いる。すなわち、信号Kが大きくなると、制御モータ2
24の回転角も大きくなり、可変抵抗225dの抵抗値
を大きくして、回転角制御器223の反転入力端子の電
圧が信号にと等しくなる位置で制御モータ224は停止
する。制御モータ224は、合成器33の可変抵抗22
5&と225bと2250の回転軸にも直結されており
、信号Kが大きくなると可変抵抗225a 、22sb
、225Cの抵抗値は小さくなるようにされている。
これにより、電流検出部10の出力信号Kに応じて合成
器33の合成比が変化し、コイルへの供給電流が多くな
ると供給電流の少ないときに較べて、合成器33の第一
の出力信号G1に第三のフィルタ器32Cの出力信号F
3を多く含むようになし、合成器33の第二の出力信号
G2に第一のフィルタ器328Lの出力信号F1を多く
含むようになし、合成器33の第三の出力信号G3に第
二のフィルタ器32bの出力信号F2を多く含むように
なしている。その結果、コイルへの供給電流に応じた最
適の制御信号DI、D2.D3を比較器34& 、34
b 、340の出力として得ることができる。
器33の合成比が変化し、コイルへの供給電流が多くな
ると供給電流の少ないときに較べて、合成器33の第一
の出力信号G1に第三のフィルタ器32Cの出力信号F
3を多く含むようになし、合成器33の第二の出力信号
G2に第一のフィルタ器328Lの出力信号F1を多く
含むようになし、合成器33の第三の出力信号G3に第
二のフィルタ器32bの出力信号F2を多く含むように
なしている。その結果、コイルへの供給電流に応じた最
適の制御信号DI、D2.D3を比較器34& 、34
b 、340の出力として得ることができる。
前述の実施例では、第一の駆動トランジスタ4N 、4
b 、4Cに並列に第一のダイオード6a。
b 、4Cに並列に第一のダイオード6a。
eb 、60を接続し、第二の駆動トランジスタ5L
、5b 、6Cに並列に第二のダイオード7J7b 、
7Cを接続しているが、これらの第一の夕′イオードや
第二のダイオードをNチャンネルの縦形ハワーMO3電
界効果トランジスタのドレインとソース間に存在する寄
生ダイオードによって代用してもよい。この様な場合に
於いても本発明に含まれることは言うまでもない。
、5b 、6Cに並列に第二のダイオード7J7b 、
7Cを接続しているが、これらの第一の夕′イオードや
第二のダイオードをNチャンネルの縦形ハワーMO3電
界効果トランジスタのドレインとソース間に存在する寄
生ダイオードによって代用してもよい。この様な場合に
於いても本発明に含まれることは言うまでもない。
まだ、第一の駆動トランジスタまたは第二の駆動トラン
ジスタのいずれか一方もしくは両方をバイポーラ形のト
ランジスタに置き換え一〇もよい。
ジスタのいずれか一方もしくは両方をバイポーラ形のト
ランジスタに置き換え一〇もよい。
また、位置検出部11の制御信号作成器31の構成は前
述の実施例に限定されるものではなく、第一のフィルタ
器32aの出力信号F1と第二のフィ/L/夕u 32
bの出力信号F2と第三のフィルタ器32Cの出力信
号F3から制御信号D1゜D2 、D3を作シ出す変換
位相が電流検出器10の出力信号に応動して変化し、コ
イルへの供給電流が多い時に供給電流の少ない時に較べ
て変換位相を遅らせるように構成しているならば、上述
のごとき良好な位置検出動作が可能である。
述の実施例に限定されるものではなく、第一のフィルタ
器32aの出力信号F1と第二のフィ/L/夕u 32
bの出力信号F2と第三のフィルタ器32Cの出力信
号F3から制御信号D1゜D2 、D3を作シ出す変換
位相が電流検出器10の出力信号に応動して変化し、コ
イルへの供給電流が多い時に供給電流の少ない時に較べ
て変換位相を遅らせるように構成しているならば、上述
のごとき良好な位置検出動作が可能である。
また、前述の実施例の切換駆動部12の起動加速器13
や選択切換器14の論理をマイクロコンピュータによっ
て実現してもよく、本発明に含まれる事は言うまでもな
い。また、iT述の実施例では3相のコイルを星形に結
線したが、デルタに結線してもよい。
や選択切換器14の論理をマイクロコンピュータによっ
て実現してもよく、本発明に含まれる事は言うまでもな
い。また、iT述の実施例では3相のコイルを星形に結
線したが、デルタに結線してもよい。
さらに、第一の駆動トランジスタまたは第二の駆動トラ
ンジスタのいずれか一方もしくは両方をパルス幅変調信
号によって高周波スイッチング動作させることによって
モータの回転速度を可変速制御するようにしてもよい。
ンジスタのいずれか一方もしくは両方をパルス幅変調信
号によって高周波スイッチング動作させることによって
モータの回転速度を可変速制御するようにしてもよい。
その池、本発明の主旨を変えずして種々の変更が可能で
ある。
ある。
発明の効果
本発明は、3相のコイルへの電流の入出力端子にあられ
れる端子電圧を利用して位「−′?検出を行なわせるこ
とにより、特別な位置検出素子を1個も使用しないで、
ブラシレス直流モータの安定な回転駆動動作を実現した
ものである。従って、本発明にもとずいてコンプレッサ
用のブラシレス直流モータを構成するならば、構造の簡
単な長寿命・高信頼性のモータを得ることができる。
れる端子電圧を利用して位「−′?検出を行なわせるこ
とにより、特別な位置検出素子を1個も使用しないで、
ブラシレス直流モータの安定な回転駆動動作を実現した
ものである。従って、本発明にもとずいてコンプレッサ
用のブラシレス直流モータを構成するならば、構造の簡
単な長寿命・高信頼性のモータを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例によるブラシレス直流モータ
に用いる位置検出部の結線図、第2図はその実施例のブ
ロック図、第3図は検出信号増幅器の具体的な構成を表
わす結線図、第4図は選択切換器の具体的な構成を表わ
すブロック図、第5図(a)〜(1))および第6図e
) 、 (b)は第2図の実施例の動作を説明するだめ
の波形図、第7図は位置検出1・・・・・直流電源、2
・・・・・ロータ、3a 、 3b 。 3C・・・・・コイル、4& 、4b 、ac・・・・
・・第一の駆動トラン7スタ、sa、etb、sc・・
・・・第二ノ駆動トランジスタ、6a、eb、sc・山
・・第一のダイオード、7a、7b、7c・・・・・・
第二のダイオード、1o・・・・・電流検出部、11・
・・・・・位置検出部、12・・・・・・切換駆動部、
13・・・・・・起動加速器、14・・・・・・選択切
換器、31・・・・・・制御信号作成器、32&・・・
・・・第一のフィルタ器、32b・・・・・・第二のフ
ィルタ器、32C・・・・・・第三のフィルタ器、33
・・・・・・合成器、34a・・・・・・第一の比較器
、34b・・・・・第二の比較器、340・・・・・・
第三の比較器、35・・・・・合成比可変器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名6
云95 日515もさ
に用いる位置検出部の結線図、第2図はその実施例のブ
ロック図、第3図は検出信号増幅器の具体的な構成を表
わす結線図、第4図は選択切換器の具体的な構成を表わ
すブロック図、第5図(a)〜(1))および第6図e
) 、 (b)は第2図の実施例の動作を説明するだめ
の波形図、第7図は位置検出1・・・・・直流電源、2
・・・・・ロータ、3a 、 3b 。 3C・・・・・コイル、4& 、4b 、ac・・・・
・・第一の駆動トラン7スタ、sa、etb、sc・・
・・・第二ノ駆動トランジスタ、6a、eb、sc・山
・・第一のダイオード、7a、7b、7c・・・・・・
第二のダイオード、1o・・・・・電流検出部、11・
・・・・・位置検出部、12・・・・・・切換駆動部、
13・・・・・・起動加速器、14・・・・・・選択切
換器、31・・・・・・制御信号作成器、32&・・・
・・・第一のフィルタ器、32b・・・・・・第二のフ
ィルタ器、32C・・・・・・第三のフィルタ器、33
・・・・・・合成器、34a・・・・・・第一の比較器
、34b・・・・・第二の比較器、340・・・・・・
第三の比較器、35・・・・・合成比可変器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名6
云95 日515もさ
Claims (4)
- (1)永久磁石により構成されたN組(Nは整数)の磁
極対を有するロータと、前記ロータの界磁磁束と鎖交す
る3相のコイル群と、直流電源から前記3相のコイルへ
の電流路を形成する第一の駆動トランジスタ群と、前記
3相のコイルから前記直流電源への電流帰路を形成する
第二の駆動トランジスタ群と、前記第一の駆動トランジ
スタの入力端子と出力端子の間に実質的に並列に存在す
る第一のダイオード群と、前記第二の駆動トランジスタ
の入力端子と出力端子の間に実質的に並列に存在する第
二のダイオード群と、前記3相のコイルへの電流の入出
力端子(A端子、B端子、C端子)の端子電圧を検出し
て3相のディジタル的な制御信号を発生する位置検出手
段と、前記位置検出手段の制御信号にもとずいて前記第
一の駆動トランジスタおよび第二の駆動トランジスタの
切換信号を出力し、前記コイルへの電流をA端子、B端
子、C端子の順番に切り換えて通電させる切換駆動手段
と、前記コイルへの供給電流を検出する電流検出手段と
を具備し、前記位置検出手段は、前記A端子の端子電圧
を平滑する実質的に1次の積分特性を有する第一のフィ
ルタ手段と、前記B端子の端子電圧を平滑する実質的に
1次の積分特性を有する第二のフィルタ手段と、前記C
端子の端子電圧を平滑する実質的に1次の積分特性を有
する第三のフィルタ手段と、前記第一のフィルタ手段の
出力信号と前記第二のフィルタ手段の出力信号と前記第
三のフィルタ手段の出力信号から前記3相の制御信号を
作り出す制御信号作成手段とを含んで構成され、さらに
、前記制御信号作成手段は、前記電流検出手段の出力信
号に応じて前記第一のフィルタ手段の出力信号と前記第
二のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィルタ手段
の出力信号から前記3相のディジタル的な制御信号を作
り出す変換位相を変化させる手段を有し、前記コイルへ
の供給電流が多い時には供給電流が少ない時に較べて前
記変換位相を遅らせるようにしたことを特徴とするブラ
シレス直流モータ。 - (2)制御信号作成手段は、第一のフィルタ手段の出力
信号と第二のフィルタ手段の出力信号と第三のフィルタ
手段の出力信号を合成して第一の合成信号と第二の合成
信号と第三の合成信号を作り出す合成手段と、前記第一
のフィルタ手段の出力信号と前記合成手段の第一の出力
信号を実質的に比較して第一のディジタル信号を作り出
す第一の比較手段と、前記第二のフィルタ手段の出力信
号と前記合成手段の第二の出力信号を実質的に比較して
第二のディジタル信号を作り出す第二の比較手段と、前
記第三のフィルタ手段の出力信号と前記合成手段の第三
の出力信号を実質的に比較して第三のディジタル信号を
作り出す第三の比較手段と、電流検出手段の出力信号に
応動して前記合成手段の合成比を変化させる合成比可変
手段とを含んで構成され、前記コイルへの供給電流が多
いときには供給電流が少ない時に較べて、前記合成手段
の第一の出力信号における前記第三のフィルタ手段の出
力信号の合成比率を多くし、かつ、前記合成手段の第二
の出力信号における前記第一のフィルタ手段の出力信号
の合成比率を多くし、かつ、前記合成手段の第三の出力
信号における前記第二のフィルタ手段の出力信号の合成
比率を多くし、さらに、第一の比較手段と第二の比較手
段と第三の比較手段の出力ディジタル信号を位置検出手
段の制御信号として出力し、第一の駆動トランジスタと
第二の駆動トランジスタの通電状態を切換制御すること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のブラシ
レス直流モータ。 - (3)合成手段の第一の出力信号は第三のフィルタ手段
の出力信号をその他のフィルタ手段の出力信号よりも多
く含むようにし、かつ、前記合成手段の第二の出力信号
は第一のフィルタ手段の出力信号をその他のフィルタ手
段の出力信号よりも多く含むようにし、かつ、前記合成
手段の第三の出力信号は第二のフィルタ手段の出力信号
をその他のフィルタ手段の出力信号よりも多く含むよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項に記
載のブラシレス直流モータ。 - (4)合成手段の第一の出力信号における第一のフィル
タ手段の出力信号と第二のフィルタ手段の出力信号と第
三のフィルタ手段の出力信号の合成比率をP1:Q1:
W1とするときにP1<W1、Q1<W1、P1=Q1
となし、前記合成手段の第二の出力信号における前記第
二のフィルタ手段の出力信号と前記第三のフィルタ手段
の出力信号と第一のフィルタ手段の出力信号の合成比率
をP2:Q2:W2とするときにP2<W2、Q2<W
2、P2=Q2となし、前記合成手段の第三の出力信号
における前記第三のフィルタ手段の出力信号と前記第一
のフィルタ手段の出力信号と前記第二のフィルタ手段の
出力信号の合成比率をP3:Q3:W3とするときにP
3<W3、Q3<W3、P3=Q3となしたことを特徴
とする特許請求の範囲第(3)項に記載のブラシレス直
流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59241168A JPS61121793A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | ブラシレス直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59241168A JPS61121793A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | ブラシレス直流モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61121793A true JPS61121793A (ja) | 1986-06-09 |
Family
ID=17070257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59241168A Pending JPS61121793A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | ブラシレス直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61121793A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2660126A1 (fr) * | 1990-03-26 | 1991-09-27 | Peugeot | Procede de commande d'un moteur synchrone autopilote et dispositif pour sa mise en óoeuvre. |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59241168A patent/JPS61121793A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2660126A1 (fr) * | 1990-03-26 | 1991-09-27 | Peugeot | Procede de commande d'un moteur synchrone autopilote et dispositif pour sa mise en óoeuvre. |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4888533A (en) | Brushless DC motor | |
JP3432226B2 (ja) | パルス幅変調モータ制御装置 | |
JP3121830B2 (ja) | デジタルフィルタリングシステムを使用してロータ用位置センサなしに多相ブラシュレスモータを制御する方法 | |
JPH0534917B2 (ja) | ||
JPS61121793A (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
EP0422226A1 (en) | Reluctance motor | |
Peter et al. | Sensorless BLDC motor sliding mode controller design for interference recovery | |
JPH0534916B2 (ja) | ||
EP3730247B1 (en) | Electric power tool | |
JP3167131B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動方法および駆動装置 | |
JPH0534918B2 (ja) | ||
JPH0614795B2 (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
JPH0614794B2 (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
JP2000253691A (ja) | ブラシレスモータの制御装置及び制御方法 | |
TWI886789B (zh) | 馬達單元及其馬達控制器 | |
JP3300637B2 (ja) | ブラシレス直流モータ | |
JPS61112591A (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
JPS61121792A (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
JPH1094286A (ja) | 動力発生装置 | |
JPS61191289A (ja) | ブラシレス直流モ−タ | |
JP2000175484A (ja) | ブラシレスモータのセンサレス駆動制御装置 | |
JP2004222366A (ja) | モータ制御装置 | |
EP0848488A1 (en) | Method of driving a multiphase brushless DC motor and output stage | |
JP2560489B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JP2001339983A (ja) | ブラシレス直流モータ駆動装置 |