JPS61118370A - キノロンカルボン酸とその製造方法 - Google Patents
キノロンカルボン酸とその製造方法Info
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- JPS61118370A JPS61118370A JP24355385A JP24355385A JPS61118370A JP S61118370 A JPS61118370 A JP S61118370A JP 24355385 A JP24355385 A JP 24355385A JP 24355385 A JP24355385 A JP 24355385A JP S61118370 A JPS61118370 A JP S61118370A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、医薬品の中間体として有用な一般式(式中、
Rは水素または低級アルキル基、Xはハロゲンを示す)
で表わされるキノロンカルボン酸化合物およびその製造
方法に関する。
Rは水素または低級アルキル基、Xはハロゲンを示す)
で表わされるキノロンカルボン酸化合物およびその製造
方法に関する。
(発明が解決しようとする問題点)
容1本発明化合物は、本発明者らによって初めて合
〜成された新規化合物であって、本発明者らによっ
〔て開発された極めて有用な新規抗菌剤8−ブ
ロモ−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(置換アミン)−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸等の製造中間体として使用される。
容1本発明化合物は、本発明者らによって初めて合
〜成された新規化合物であって、本発明者らによっ
〔て開発された極めて有用な新規抗菌剤8−ブ
ロモ−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(置換アミン)−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸等の製造中間体として使用される。
かかる一般式(I)で表わされる化合物は以下 ′(式
中゛に記載の如く製造される。
ですなわち、一般式〔■〕
:で・ ン・ r で表わされるベンゾイル酢酸エステルと少なくとも当モ
ル量以上のオルトギ酸エステルを1〜20倍 でθ
無水酢酸中で空温〜200℃、好ましくは100150
℃に数時間加熱することによって一般式R2は低級アル
キル基を示し、R1,XおよびYは前記と同じ)長ねさ
れる化合物を製造することができる。
中゛に記載の如く製造される。
ですなわち、一般式〔■〕
:で・ ン・ r で表わされるベンゾイル酢酸エステルと少なくとも当モ
ル量以上のオルトギ酸エステルを1〜20倍 でθ
無水酢酸中で空温〜200℃、好ましくは100150
℃に数時間加熱することによって一般式R2は低級アル
キル基を示し、R1,XおよびYは前記と同じ)長ねさ
れる化合物を製造することができる。
欠いで、(III)はエタノール等の不活性溶媒中pな
くとも当モル量以上のシクロプロピルアミ8作用させる
ことにより一般式(IV)(式中、R’、XおよびYは
前記と同じ)長わされる化合物に誘導される。
くとも当モル量以上のシクロプロピルアミ8作用させる
ことにより一般式(IV)(式中、R’、XおよびYは
前記と同じ)長わされる化合物に誘導される。
更に、この(IV)を適当な溶媒、例えばジオキサン、
アルコール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン等の極性溶媒中で適当な塩基触媒の存
在下、0〜200℃好ましくは、50〜150℃に1〜
数時間加熱することによって一般式(1′ 〕 (式中、R1およびXは前記と同じ) で表わされる化合物を製造することができる。
アルコール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン等の極性溶媒中で適当な塩基触媒の存
在下、0〜200℃好ましくは、50〜150℃に1〜
数時間加熱することによって一般式(1′ 〕 (式中、R1およびXは前記と同じ) で表わされる化合物を製造することができる。
また、一般式〔工′〕で表わされる化合物は、酸または
アルカリによる通常よく知られた方法により、一般式〔
工“〕 (式中、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物に誘導できる。
アルカリによる通常よく知られた方法により、一般式〔
工“〕 (式中、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物に誘導できる。
なあ、本発明の出発物質である一般式(II)で表わさ
れる化合物もまた、新規化合物であり、例えば次のルー
トにより合成することができる。
れる化合物もまた、新規化合物であり、例えば次のルー
トにより合成することができる。
(実施例)
次に本発明化合物およびその製法を、実施例をもって詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例1
N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アセタミド
の合成 3−クロロ−4−フルオロアニリン1009 (0,6
87IlIo、2)に無水酢酸200戒を加えると発熱
が起こる。
の合成 3−クロロ−4−フルオロアニリン1009 (0,6
87IlIo、2)に無水酢酸200戒を加えると発熱
が起こる。
30分間放置後、反応液を1.eの水に注ぎ、析出物を
濾取してエタノール400mに溶かし、熱水600m1
を加えて時々撹拌しながら放冷し、析出晶を濾取して目
的物119.49を得た。融点118〜119℃実施例
2 N−(3−クロロ−4−フルオロ−6−二トロフエニル
)アセタミドの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アセタミド
55g(0,293mo、9 )を濃硫酸165mに溶
かし、氷−食塩浴中で撹拌しながら、濃硝酸(dl、4
2>154dを5〜10℃、1時間で滴下した。同温で
1時間撹拌後、反応液を氷水中に注ぎ、析出物を濾取し
て十分に水洗し、アセトニトリルから再結晶して、黄色
針状晶の目的物48.9gを得た。
濾取してエタノール400mに溶かし、熱水600m1
を加えて時々撹拌しながら放冷し、析出晶を濾取して目
的物119.49を得た。融点118〜119℃実施例
2 N−(3−クロロ−4−フルオロ−6−二トロフエニル
)アセタミドの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アセタミド
55g(0,293mo、9 )を濃硫酸165mに溶
かし、氷−食塩浴中で撹拌しながら、濃硝酸(dl、4
2>154dを5〜10℃、1時間で滴下した。同温で
1時間撹拌後、反応液を氷水中に注ぎ、析出物を濾取し
て十分に水洗し、アセトニトリルから再結晶して、黄色
針状晶の目的物48.9gを得た。
融点114〜115℃
実施例3
3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリンの合成
N−(3−クロロ−4−フルオロ−6−二トロフエニル
)アセタミド30g(0,129mo、e )−fl塩
酸50d及びエタノール200rIJlの混合溶液に加
え、2.5時間還流した。反応液に氷水300dを加え
、析出晶を濾取、水洗し、乾燥して黄色針状晶の目的物
24.99を得た。 融点149.5〜150℃実施例
4 2−ブロモー3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロア
ニリンの合成 3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロアニリン200
.3gを酢酸1.5アに溶かして50℃で撹拌しながら
、これに臭素339gを80分間で滴下した。更に、同
温で2時間撹搭後氷水3.eに注ぎ析出物を濾取して水
洗した。次いでこの析出物を濃塩酸300rIIi及び
エタノール1.2.pの混液に加えて8.5時間還流し
た。冷接、析出物を濾取し水洗して黄色針状晶の目的物
235.69を得た。
)アセタミド30g(0,129mo、e )−fl塩
酸50d及びエタノール200rIJlの混合溶液に加
え、2.5時間還流した。反応液に氷水300dを加え
、析出晶を濾取、水洗し、乾燥して黄色針状晶の目的物
24.99を得た。 融点149.5〜150℃実施例
4 2−ブロモー3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロア
ニリンの合成 3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロアニリン200
.3gを酢酸1.5アに溶かして50℃で撹拌しながら
、これに臭素339gを80分間で滴下した。更に、同
温で2時間撹搭後氷水3.eに注ぎ析出物を濾取して水
洗した。次いでこの析出物を濃塩酸300rIIi及び
エタノール1.2.pの混液に加えて8.5時間還流し
た。冷接、析出物を濾取し水洗して黄色針状晶の目的物
235.69を得た。
融点146〜147℃
実施例5
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロニトロベ
ンゼンの合成 2−ブロモ−3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロア
ニリン235.69の無水アセトニトリル1.5(溶液
に無水塩化第二銅147gを加え60℃で撹拌しながら
、これに亜硝酸ターシャリイブチル135.2gを70
分間で滴下した。反応液を氷冷希塩l 1.5.eに注
ぎベンゼンで抽出し、有機層を水冷希塩酸及び飽和食塩
水で順次洗浄した。無水芒硝乾燥後、濃縮して残渣を蒸
留して沸点78〜117℃/2sHgで留出する赤橙色
油状の目的物218.89を得た。
ンゼンの合成 2−ブロモ−3−クロル−4−フルオロ−6−ニトロア
ニリン235.69の無水アセトニトリル1.5(溶液
に無水塩化第二銅147gを加え60℃で撹拌しながら
、これに亜硝酸ターシャリイブチル135.2gを70
分間で滴下した。反応液を氷冷希塩l 1.5.eに注
ぎベンゼンで抽出し、有機層を水冷希塩酸及び飽和食塩
水で順次洗浄した。無水芒硝乾燥後、濃縮して残渣を蒸
留して沸点78〜117℃/2sHgで留出する赤橙色
油状の目的物218.89を得た。
これをメタノールから再結晶すると、融点65.5〜6
7.5°Cの黄色プリズム品となる。
7.5°Cの黄色プリズム品となる。
実施例6
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロアニリン
の合成 鉄粉135.47を水140dに加えて、50〜60℃
で激しく撹拌しながら′a塩酸18rdを滴下した。発
泡が収まつな後、熱エタノール350m1を加えてから
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロニトロベ
ンゼン218.8gを52〜76°Cで1時間かけて滴
下した。
の合成 鉄粉135.47を水140dに加えて、50〜60℃
で激しく撹拌しながら′a塩酸18rdを滴下した。発
泡が収まつな後、熱エタノール350m1を加えてから
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロニトロベ
ンゼン218.8gを52〜76°Cで1時間かけて滴
下した。
更に同温で75分間撹拌後、熱時反応液にベンゼン50
0dを加えて不溶物を濾去し、この不溶物をエタノール
100d及びベンゼン200dで順次洗浄した。濾液並
びに洗液を合し、飽和食塩水で洗い無水芒硝で乾燥して
濃縮後、残渣を含水エタノールから再結晶して淡褐色針
状晶の目的物141.6gを得た。 融点126〜12
9.5℃ 実施例7 3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロベンゾニ
トリルの合成 3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロアニリン
141.6gを濃塩酸900威に溶解させ、−2〜O′
Cで撹拌しながら、これに亜硝酸ナトリウム56.69
の120m水溶液を40分間で滴下した。更に同温で3
0分間撹拌後、反応液をホウフッ化ナトリウム180g
の700d氷水溶液中に注いで、0℃で20分間激しく
撹拌した。同温で15分間放置後、析出晶を濾取し氷水
法し、これを風乾して湿重1270.83のジアゾテト
ラフルオロボレートを得た。
0dを加えて不溶物を濾去し、この不溶物をエタノール
100d及びベンゼン200dで順次洗浄した。濾液並
びに洗液を合し、飽和食塩水で洗い無水芒硝で乾燥して
濃縮後、残渣を含水エタノールから再結晶して淡褐色針
状晶の目的物141.6gを得た。 融点126〜12
9.5℃ 実施例7 3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロベンゾニ
トリルの合成 3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロアニリン
141.6gを濃塩酸900威に溶解させ、−2〜O′
Cで撹拌しながら、これに亜硝酸ナトリウム56.69
の120m水溶液を40分間で滴下した。更に同温で3
0分間撹拌後、反応液をホウフッ化ナトリウム180g
の700d氷水溶液中に注いで、0℃で20分間激しく
撹拌した。同温で15分間放置後、析出晶を濾取し氷水
法し、これを風乾して湿重1270.83のジアゾテト
ラフルオロボレートを得た。
シアン化銅989、シアン化カリウム142.49及び
炭酸ソーダ29SJの800m1水溶液に9〜10℃で
撹拌しながら、先のジアゾテトラフルオロボレートを少
量ずつ45分間で加えた。次いで空温で2時間撹拌後、
シアン化カリウム719及びベンゼン700dを加えて
更に30分間撹拌し、反応液を濾過して不溶物をベンゼ
ン300dで2回洗浄した。有機層を分取し、飽和食塩
水300Ir11で5回洗浄俊無水芒硝で乾燥して濃縮
した。この残渣をエタノールから再結晶して赤褐色プリ
ズム晶の目的物75.59を得た。 融点110.5〜
112.5℃実施例8 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾニトリル
の合成 フッ化カリウム123cjの無水ジメチルスルホキシド
(DMSO)400d懸濁液を133℃で撹拌しこれに
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロベンゾニ
トリル68.4!iFを一度に加えた。同温で5時間2
0分間撹拌後氷水1.eに注いでベンゼンで抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄して濃縮し、得られた残漬を蒸
留して沸点82.5℃/ 13Ml4Hg〜80.0℃
/1sH9で留出する無色油状の目的物15.79を得
た。
炭酸ソーダ29SJの800m1水溶液に9〜10℃で
撹拌しながら、先のジアゾテトラフルオロボレートを少
量ずつ45分間で加えた。次いで空温で2時間撹拌後、
シアン化カリウム719及びベンゼン700dを加えて
更に30分間撹拌し、反応液を濾過して不溶物をベンゼ
ン300dで2回洗浄した。有機層を分取し、飽和食塩
水300Ir11で5回洗浄俊無水芒硝で乾燥して濃縮
した。この残渣をエタノールから再結晶して赤褐色プリ
ズム晶の目的物75.59を得た。 融点110.5〜
112.5℃実施例8 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾニトリル
の合成 フッ化カリウム123cjの無水ジメチルスルホキシド
(DMSO)400d懸濁液を133℃で撹拌しこれに
3−ブロモ−2,4−ジクロル−5−フルオロベンゾニ
トリル68.4!iFを一度に加えた。同温で5時間2
0分間撹拌後氷水1.eに注いでベンゼンで抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄して濃縮し、得られた残漬を蒸
留して沸点82.5℃/ 13Ml4Hg〜80.0℃
/1sH9で留出する無色油状の目的物15.79を得
た。
実施例9
3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸の合成
3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾニトリル
13.9gに濃硫酸8mを加え外温ioo℃で20分間
撹拌後、氷水100dに注ぎ析出物を濾取して水洗した
。更に水層を塩化メチレン100dで3回抽出し、飽和
食塩水で洗い無水芒硝で乾燥して濃縮し、残渣を先の析
出物と合してシリカゲルカラム(展開溶媒:塩化メチレ
ン→塩化メチレン:メタノール=10:1)で分離精製
し3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンズアミド
8.7gを得た。次いでこれを18N−硫酸50dに加
え外温100℃で4時間撹拌後氷水200dに注いで析
出物を濾取し、塩化メチレン/n−ヘキサンから再結晶
して無色プリズム晶の目的物6.9gを得た。 融点1
25〜127℃実施例10 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルクロ
ライドの合成 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸2.5
gに塩化チオニル10dを加えて2.5時間還流後、ウ
ィドマー精貿塔を付して過剰の塩化チオニルを留去し残
渣を蒸留して沸点98〜102℃/ 1BInInHg
で留出する無色油状の目的物2.3gを得た。
3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾニトリル
13.9gに濃硫酸8mを加え外温ioo℃で20分間
撹拌後、氷水100dに注ぎ析出物を濾取して水洗した
。更に水層を塩化メチレン100dで3回抽出し、飽和
食塩水で洗い無水芒硝で乾燥して濃縮し、残渣を先の析
出物と合してシリカゲルカラム(展開溶媒:塩化メチレ
ン→塩化メチレン:メタノール=10:1)で分離精製
し3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンズアミド
8.7gを得た。次いでこれを18N−硫酸50dに加
え外温100℃で4時間撹拌後氷水200dに注いで析
出物を濾取し、塩化メチレン/n−ヘキサンから再結晶
して無色プリズム晶の目的物6.9gを得た。 融点1
25〜127℃実施例10 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルクロ
ライドの合成 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロ安息香酸2.5
gに塩化チオニル10dを加えて2.5時間還流後、ウ
ィドマー精貿塔を付して過剰の塩化チオニルを留去し残
渣を蒸留して沸点98〜102℃/ 1BInInHg
で留出する無色油状の目的物2.3gを得た。
実施例11
3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルマロ
ン酸ジエチルの合成 削り状のマグネシウム0.22 gに無水エタノール1
.5d及び四塩化炭素o、imlを加え、反応開始後、
これにマロン酸ジエチル1.4g、無水エタノール2m
l1及び無水トルエン6Iniの混合液を50〜60°
C25分間で滴下した。
ン酸ジエチルの合成 削り状のマグネシウム0.22 gに無水エタノール1
.5d及び四塩化炭素o、imlを加え、反応開始後、
これにマロン酸ジエチル1.4g、無水エタノール2m
l1及び無水トルエン6Iniの混合液を50〜60°
C25分間で滴下した。
同温で40分間撹拌後、−8〜−4,5℃に冷却した反
応液に3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ルクロライド2.279の無水トルエン3d溶液を28
分間で滴下し、次いで2時間撹拌した。これに水冷希硫
酸水溶液を加え内容物を溶かして層を分離し、トルエン
6dで4回抽出した。有機層を水洗し無水芒硝で乾燥後
濃縮して、淡黄色油状の目的物3.259を得た。
応液に3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ルクロライド2.279の無水トルエン3d溶液を28
分間で滴下し、次いで2時間撹拌した。これに水冷希硫
酸水溶液を加え内容物を溶かして層を分離し、トルエン
6dで4回抽出した。有機層を水洗し無水芒硝で乾燥後
濃縮して、淡黄色油状の目的物3.259を得た。
実施例12
3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイル酢酸
エチルの合成 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルマロ
ン酸ジエチル3.25 gに水4rrIlを加えて乳化
させ、これにパラトルエンスルホン酸4mgを加えて激
しく撹拌しながら3時間還流した。冷接、塩化メチレン
8dで4回抽出し、飽和食塩水で洗い無水芒硝で乾燥し
て濃縮後、塩化メチレン/n−ヘキサンから再結晶して
目的物1.51 gを得た。
エチルの合成 3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイルマロ
ン酸ジエチル3.25 gに水4rrIlを加えて乳化
させ、これにパラトルエンスルホン酸4mgを加えて激
しく撹拌しながら3時間還流した。冷接、塩化メチレン
8dで4回抽出し、飽和食塩水で洗い無水芒硝で乾燥し
て濃縮後、塩化メチレン/n−ヘキサンから再結晶して
目的物1.51 gを得た。
融点 85〜88℃
実施例13
2−(3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−エトキシアクリル酸エチルの合成3−ブロモ
ー2.4.5−トリフルオロベンゾイル酢酸エチル1.
5g、オルトギ酸エチルi、og及び無水酢酸1,2g
の混合物を外温130℃で4.5時間撹拌後、濃縮して
黄色油状の目的物1.759を得た。
ル)−3−エトキシアクリル酸エチルの合成3−ブロモ
ー2.4.5−トリフルオロベンゾイル酢酸エチル1.
5g、オルトギ酸エチルi、og及び無水酢酸1,2g
の混合物を外温130℃で4.5時間撹拌後、濃縮して
黄色油状の目的物1.759を得た。
実施例14
2−(3−ブロモー2.4.5− トリフルオロベンゾ
イル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチルの
合成 氷冷した2−(3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロ
ベンゾイル)−3−エトキシアクリル酸エチル1.75
9の無水エタノール5ml溶液に、シクロプロピルアミ
ン0.32 !9の無水エタノール2III!溶液を3
0分間で滴下した。更に、5〜20℃で2.5時間撹拌
後、濃縮し、残渣を石油エーテルから再結晶して無色プ
リズム晶の目的物1.389を得た。
イル)−3−シクロプロピルアミノアクリル酸エチルの
合成 氷冷した2−(3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロ
ベンゾイル)−3−エトキシアクリル酸エチル1.75
9の無水エタノール5ml溶液に、シクロプロピルアミ
ン0.32 !9の無水エタノール2III!溶液を3
0分間で滴下した。更に、5〜20℃で2.5時間撹拌
後、濃縮し、残渣を石油エーテルから再結晶して無色プ
リズム晶の目的物1.389を得た。
融点 74〜76℃
実施例15
8−ブロモー1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチルの合成 2−(3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−シクロプロピルアミンアクリル酸エチル1.
359を5dの無水ジメチルホルムアミドに溶かし、フ
ッ化ナトリウム0.23 gを加えて97〜108℃で
1.5時間撹拌した。熱反応混合物を氷水50dに注ぎ
沈澱物を濾取して水洗後、塩化メチレン/n−ヘキサン
から再結晶して無色プリズム晶の目的物1.05 gを
得た。 融点163.5〜168℃4.39(2H,Q
、 J= 7.2Hz、−CH2CH:l) 。
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチルの合成 2−(3−ブロモ−2,4,5−トリフルオロベンゾイ
ル)−3−シクロプロピルアミンアクリル酸エチル1.
359を5dの無水ジメチルホルムアミドに溶かし、フ
ッ化ナトリウム0.23 gを加えて97〜108℃で
1.5時間撹拌した。熱反応混合物を氷水50dに注ぎ
沈澱物を濾取して水洗後、塩化メチレン/n−ヘキサン
から再結晶して無色プリズム晶の目的物1.05 gを
得た。 融点163.5〜168℃4.39(2H,Q
、 J= 7.2Hz、−CH2CH:l) 。
8.26(IH,dd、 J−9,7,8,4H2,5
−H> 。
−H> 。
8.68 (1H,S 、 2−1−1> 。
I R(K B r、 an−” ) 、 1730(
COO)、 1600(CO)、 1450、1310
.1270.1230.1200.11γ0,10γ0
.1030.860.800゜実施例16 8−ブロモ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸の合成 8−ブロモ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチル1.09、酢酸4/Id!、水3d及び濃硫
酸0.5mの混合物を外温90〜100℃で1時間撹拌
し、次いで空温で1時間撹拌した。反応液を氷水20威
にあけ沈澱物を濾取し水洗して無色プリズム晶の目的物
0.82 gを得た。 融点224〜225.5℃8.
30(1H,dd、 J= 9.2. 8.4Hz、5
−H> 。
COO)、 1600(CO)、 1450、1310
.1270.1230.1200.11γ0,10γ0
.1030.860.800゜実施例16 8−ブロモ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸の合成 8−ブロモ−1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチル1.09、酢酸4/Id!、水3d及び濃硫
酸0.5mの混合物を外温90〜100℃で1時間撹拌
し、次いで空温で1時間撹拌した。反応液を氷水20威
にあけ沈澱物を濾取し水洗して無色プリズム晶の目的物
0.82 gを得た。 融点224〜225.5℃8.
30(1H,dd、 J= 9.2. 8.4Hz、5
−H> 。
8.96 (11−1,S 、 2−H> 、 13.
97(1H,5−br。
97(1H,5−br。
−COOH)。
I R(K B r、 cm’ ) 、 2700(C
OOH)、 1720(COO)。
OOH)、 1720(COO)。
Claims (3)
- (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは水素または低級アルキル基、Xはハロゲン
を示す)で表わされるキノロンカルボン酸化合物。 - (2)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は低級アルキル基、XおよびYはそれぞ
れ独立してハロゲンを示す) で表わされる化合物とオルトギ酸アルキルとを反応させ
一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、R^2は低級アルキル基を示し、R^1、Xおよ
びYは前記と同じ)で表わされる化合物とし、これにシ
クロプロピルアミンを反応させ一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、R^1、XおよびYは前記に同じ)で表わされ
る化合物とし、次いで環化することを特徴とする一般式
〔 I ′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) (式中、R^^1およびXは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物の製造方法。 - (3)一般式〔 I ′〕で表わされるキノロンカルボン
酸化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ′〕 (式中、R^1は低級アルキル基、Xはハロゲンを示す
)を加水分解することを特徴とする一般式〔 I ″〕▲
数式、化学式、表等があります▼( I ″) (式中、Xは前記と同じ) で表わされるキノロンカルボン酸化合物の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24355385A JPS61118370A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | キノロンカルボン酸とその製造方法 |
AU49462/85A AU576272B2 (en) | 1984-11-13 | 1985-11-07 | Quinolone carboxylic acid derivates |
EP85114373A EP0184035B1 (en) | 1984-11-13 | 1985-11-12 | Quinolonecarboxylic acid derivatives and process for their preparation |
DE8585114373T DE3578884D1 (de) | 1984-11-13 | 1985-11-12 | Chinoloncarbonsaeure derivate und verfahren zu ihrer herstellung. |
HU854333A HU194833B (en) | 1984-11-13 | 1985-11-13 | Process for producing quinolon-carboxylic acid derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24355385A JPS61118370A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | キノロンカルボン酸とその製造方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59239124 Division | 1984-11-13 | 1984-11-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61118370A true JPS61118370A (ja) | 1986-06-05 |
Family
ID=17105572
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24355385A Pending JPS61118370A (ja) | 1984-11-13 | 1985-10-30 | キノロンカルボン酸とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61118370A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01224363A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-07 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | (2−アミノベンゾイル)酢酸エステル誘導体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132582A (en) * | 1978-02-24 | 1979-10-15 | Bayer Ag | Manufacture of 44pyridonee33carboxylic acid and*or its derivative |
JPS5630964A (en) * | 1979-08-22 | 1981-03-28 | Kyorin Pharmaceut Co Ltd | Novel substituted quinolinecarboxylic acid and its preparation |
JPS5777683A (en) * | 1980-09-03 | 1982-05-15 | Bayer Ag | 7-amino-1-cyclopropyl-4-oxo-1,4-dihydro- naphthyridine-3-carboxylic acids or salts thereof, manufacture and antibacterial thereof as active ingredient |
JPS6136265A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-20 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ハロゲン化キノロンカルボン酸の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP24355385A patent/JPS61118370A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132582A (en) * | 1978-02-24 | 1979-10-15 | Bayer Ag | Manufacture of 44pyridonee33carboxylic acid and*or its derivative |
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JPS6136265A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-20 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | ハロゲン化キノロンカルボン酸の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01224363A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-07 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | (2−アミノベンゾイル)酢酸エステル誘導体 |
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