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JPS61117132A - 透明ほうろうフリツト - Google Patents

透明ほうろうフリツト

Info

Publication number
JPS61117132A
JPS61117132A JP23699384A JP23699384A JPS61117132A JP S61117132 A JPS61117132 A JP S61117132A JP 23699384 A JP23699384 A JP 23699384A JP 23699384 A JP23699384 A JP 23699384A JP S61117132 A JPS61117132 A JP S61117132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frit
resistance
porcelain enamel
li2o
na2o
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23699384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH042532B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Osumi
大澄 克好
Kazuji Kotani
和司 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Original Assignee
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FURITSUTO KK, NGK Insulators Ltd, NGK Frit Co Ltd filed Critical NIPPON FURITSUTO KK
Priority to JP23699384A priority Critical patent/JPS61117132A/ja
Publication of JPS61117132A publication Critical patent/JPS61117132A/ja
Publication of JPH042532B2 publication Critical patent/JPH042532B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鉛成分を含有しない低温焼成可能な透明はうろ
うフリットに関するものである。
(従来の技術) 従来一般に鉄板へのほうろう掛けに用いられている透明
はうろうフリットは焼成温度が800〜850℃と高い
ために鉄基板が熱変形を生じて寸法精度を低下させ易い
欠点があり、このような欠点を解決するために開発され
た低温焼成用のものは鉛成分を含有しているために環境
設備や廃棄物処理上の問題があった。また、一部には鉛
成分を含有せずに低温焼成ができるようにしたものも知
られているが、一般に長時間の焼成を必要として一般の
ほうろうフリットと同程度の時間では焼成できない欠点
があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような問題点を解決し、650〜750
℃程度の温度域で低温焼成が可能であり、鉛成分を含有
せずしかも一般のほうろうフリットと同一時間で十分に
焼成できる透明はうろうフリットを目的として完成され
たものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は重量比でSiO230〜50%、B2O33〜
25%、Na、O+ KzO+ Lizo 10〜30
%、NatO5〜25%、K、OO〜10%、Li2O
1〜5%、TiO25〜15%、pzos  1〜t。
%、F2〜7%、Ba0O,5〜10%、ZrO,+S
b、03+SnO,+ZnO+MgO+SrO+CaO
+AIZO:l O〜7%、Mo O:+  0〜3%
からなることを特徴とするものである。
これらの組成中Sin、は主要なガラス形成酸化物とし
て熱膨張係数、軟化点、耐水性に大きな影響を与える成
分であるが、本発明においては低融点化を図るためにS
iO□を一般のほうろうフリトよりも少ない50%以下
とした。SiO□の減少はこのように低融点化を図るた
めには有効であるが、本発明におけるその他の成分との
関係上30%未満になると耐候性の劣化が防止できなく
なるので30〜50%の範囲が適当である。B t O
3もS i Ozと同様にガラス形成酸化物であり、失
透を防止するとともに低融点化を図るために必要な成分
である。しかし、B z O3が25%を越えると耐熱
水性及び耐酸性が悪化する傾向を示し、逆に5%未満で
は低融点化を図ることが十分にできず目的とする低温焼
成が不可能となるので5〜25%が適当である。N a
 2O 、 K 2O 、、 L i 2O ノアルカ
リ酸化物も低融点化のために重要な成分であり、少なく
とも10%を含有させることが必要である。しかしアル
カリ酸化物はその総量が30%を越えると耐候性の劣化
を生ずるので10〜30%が適当である。これらのアル
カリ酸化物中Nagoは5%を越えると低融点化に寄与
するが25%を越えると耐酸性及び耐熱水性の劣化を招
くので5〜25%が適当である。K2Oは10%を越え
ると耐酸性及び耐熱水性の劣化を生ずるので10%以下
が適当である。Li、Oは低融点化に非常に有効に働く
が1%未満になるとその効果が少なく、5%を越えると
耐候性の劣化を招くので1〜5%が適当である。TiO
2は耐熱水性および耐酸性を向上させるものであり、5
%未満ではその効果が生ぜず、15%を越えると乳白化
して透明性が得られなくなるので5〜15%が適当であ
る。p、osは易溶性で低融点化に効果があり、しかも
、高温における粘性低下が少ないため低温焼成が可能で
焼き切れしにくいフリットを得るための成分である。こ
れらの効果は1%以上で生じ、     “10%を越
えると耐薬品性および耐熱水性の悪化が生ずるので1〜
10%が適当である。Fは溶融剤であり、2%以下では
低融点化が不十分となり、7%を越え条と耐候性が劣化
するので2〜7%が適当である。BaOは光沢を増加さ
せる成分であり、0.5%以下ではその効果が生ぜず、
10%を越えると耐候性が劣化するので0.5〜10%
が適当である。Zr0t 、5bzOs 、5nOz 
、ZnO1Mg01SrO,、CaO1AI、O,のこ
れらの成分は主に化学的耐抗性を向上させるもので必要
に応じ1種もしくは数種を添加するものであるが、これ
らの成分の総和が7%を越えると耐候性が劣化するので
0〜7%が適当である。MOO3は耐酸性を向上させる
成分である。しかし、3%を越えると表面に異物結晶が
発生するので0〜3%が適当である。このほか顔料とし
てCoo、NiOlNlol 、CubSFezO:+
 、Cr0zの1種もしくは数種を5%までであれば基
本組成を損なうことなく添加することができる。
(実施例) 次に本発明の実施例を比較例とともに示す。
第1表の組成の透明はうろうフリットを、フリット10
0部(重量部、以下同じ)、粘土5部、塩化カリウム0
.2部、顔料5部、水45部の割合でミル配合を行い、
得られたスリ・ノブを100×100X0.8mの下釉
を焼成した鋼板に100μm前後の厚さとなるよう施釉
した。乾燥後に72O℃に2分間保持して焼成し、得ら
れた各試験片について耐薬品性、耐酸性、耐アルカリ性
、耐熱水性を測定した。その結果は第2表に示されると
おりである。
なお、測定方法は次のとおりである。
(1)クエン酸スポットテスト JIS R−4301の規定に従い、30X30flの
濾紙を試験片上に3枚重ねて置き、10%クエン酸を滴
下して15分間放直後水洗して光沢の変化を調べる。
(2)耐熱水性 100 X100 wの試験片を純水
に接触させて48時間煮沸し、その重 量減を測定する。
(3)耐酸性  100 X100 tmの試験片を1
0%りエン酸に接触させて6時間煮沸し、 その重量減を測定する。
(4)耐アルカリ性 100■貢φの試験片を5%ビロ
リン酸ソーダ液に接触させ6時間90 ℃に保持後、その重量減を測定す る。
(発明の効果) 本発明は以上の実施例による説明からも明らかなように
、鉛成分を含有することなく650〜750″Cの低温
度域での焼成が可能であり、また、従来の800〜85
0℃で焼成されたものと同等以上の耐熱水性、耐酸性、
耐アルカリ性を有するうえ、従来の低温焼成用の透明は
うろうフリットに比較して短時間焼成が可能である。従
って、比較的肉薄の基板に対しても熱変形を与えること
なくほうろう掛けを行うことができ、−鍛鋼板、アルミ
ナイズド鋼板等のほかにアルミニウム板、ガラス板等に
対しても適用できるものであるから、従来の透明はうろ
うフリットの問題点を解消したものとして産業の発展に
寄与するところは極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重量比でSiO_230〜50%、B_2O_35〜2
    5%、Na_2O+K_2O+Li_2O10〜30%
    、Na_2O5〜25%、K_2O0〜10%、Li_
    2O1〜5%、TiO_25〜15%、P_2O_51
    〜10%、F2〜7%、BaO0.5〜10%、ZrO
    _2+Sb_2O_3+SnO_2+ZnO+MgO+
    SrO+CaO+Al_2O_30〜7%、MoO_3
    0〜3%からなることを特徴とする低温焼成用の透明ほ
    うろうフリット。
JP23699384A 1984-11-09 1984-11-09 透明ほうろうフリツト Granted JPS61117132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23699384A JPS61117132A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 透明ほうろうフリツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23699384A JPS61117132A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 透明ほうろうフリツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61117132A true JPS61117132A (ja) 1986-06-04
JPH042532B2 JPH042532B2 (ja) 1992-01-20

Family

ID=17008796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23699384A Granted JPS61117132A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 透明ほうろうフリツト

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JP (1) JPS61117132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0728710A1 (de) * 1995-02-22 1996-08-28 Cerdec Aktiengesellschaft Keramische Farben Bleifreie Glaszusammensetzung und deren Verwendung
JP2014148465A (ja) * 2008-07-10 2014-08-21 Ferro Corp 亜鉛金属ガラス及びエナメル
RU2630518C2 (ru) * 2015-12-02 2017-09-11 Людмила Васильевна Климова Белое стеклоэмалевое покрытие для стали

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0728710A1 (de) * 1995-02-22 1996-08-28 Cerdec Aktiengesellschaft Keramische Farben Bleifreie Glaszusammensetzung und deren Verwendung
JP2014148465A (ja) * 2008-07-10 2014-08-21 Ferro Corp 亜鉛金属ガラス及びエナメル
RU2630518C2 (ru) * 2015-12-02 2017-09-11 Людмила Васильевна Климова Белое стеклоэмалевое покрытие для стали

Also Published As

Publication number Publication date
JPH042532B2 (ja) 1992-01-20

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